たんぽぽ舎です。【TMM:No4439】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4439】

2022年3月24日(木)地震原発事故情報−

             6つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.電力逼迫警報は「今後も」、「またも」起きる

  起こりうる(残念だが…)

  寒い夜が続く時「家庭室温20度の要請」はつらい、キツイ要請だ

  電力会社の使命の安定供給が揺らいだことは深刻な問題

  国民の生命・安全にかかわる

  電力会社も政府も自らの「備え不足」を猛反省せよ

                   柳田 真(たんぽぽ舎)

★2.5、6人の大学生がビラを一人一人が立ち止まって

  皆、食い入るように見てくれました

  3/5「東海第二原発いらない一斉行動」第三波を東海村で実施

                  荒木福則(神奈川県在住)

★3.反原発川柳6句

  季刊脱原発雑誌『季節』(ノーニュークスボイス改め)31号より

  投句を募集しています          乱 鬼龍

★4.東電福島第一原発 1号機格納容器の水位約40センチ低下…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆4/9講演会 ウイグルからの告発:

   いま新疆ウイグル自治区で何が起きているのか

   講師:ムカイダイスさん(千葉大学非常勤講師)

★6.新聞より2つ

  ◆廃液20%漏出なら…死者40万人

   関東一円に大きな被害 リスクに警鐘

   「東海再処理施設に武力攻撃」試算 環境経済研 上岡所長

             (3月24日東京新聞朝刊6面より抜粋)

  ◆【素粒子】より3つ

  ・いくら何でも遅すぎる。前夜や当日の節電要請。ほか

            (3月23日朝日新聞夕刊1面より)

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※反原発川柳 【原発が原爆になる恐ろしさ】 乱 鬼龍 転載歓迎

 3/18(金)第10回「原発いらない金曜行動」首相官邸前にて

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※3/26(土)後藤政志さんの講座「福島第一原発事故の技術的教訓」

お 話:後藤政志さん(元東芝原子炉格納容器設計者)

 日 時:3月26日(土)13時30分より16時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」 講師のお話は14時30分より

 参加費:800円 (学生400円)定員25名。  予約必要です。

    たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035か

    メール tanpopo3238@gmail.com で、ご氏名と電話番号を

    お知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

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※3/27(日)脱原発青空川柳句会にご参加を!

 日時:3月27日(日)12時より15時

 場所:経済産業省どまん前

  選 乱 鬼龍  呈賞あり

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※3/29(火)孫崎享さんの「ウクライナ情勢」については、

 定員に達したため予約受付を終了しました。

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※3/31(木)青柳純一さん講座にご参加を!

 韓国大統領選挙後の日韓関係−ウクライナ抗戦の時代に

お 話:青柳純一さん(金起林記念会共同代表)

 日 時:3月31日(木)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 定員25名。 予約必要です。

     上記3/26と同じ予約方法です

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※動画アップの紹介 三輪祐児さんのユープランより

・20220311 UPLAN 第102回東京電力本店合同抗議行動

https://www.youtube.com/watch?v=vumbrlyOLmI

・安田節子さん6回連続講座の第2回 20220307 UPLAN

 安田節子「子どもの健康と農薬汚染 その1」

https://www.youtube.com/watch?v=DighQUjH_IM

・20220228 UPLAN 外村大「日本の植民地支配は何をもたらしたか?

 「反日種族主義」を読む

https://www.youtube.com/watch?v=AU391A7phyk

・20220226 UPLAN たんぽぽ舎33周年記念講演

 木原壯林「老朽原発このまま廃炉!関西、若狭での闘いと今後」

 横関彩子「東海第二原発の再稼働はいやだ」

https://www.youtube.com/watch?v=gHoDIBoFkXg

・20220222 UPLAN 長沼宗昭「いま日本大学で何が起きているのか:

 日本の私立大学が抱える諸問題」

https://www.youtube.com/watch?v=NV7oJsHnIV0

広瀬隆二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は

 科学的にまったく根拠がないデマである」

 20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】

https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck

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┗■1.電力逼迫警報は「今後も」、「またも」起きる

 | 起こりうる(残念だが…)

 | 寒い夜が続く時「家庭室温20度の要請」はつらい、キツイ要請だ

 | 電力会社の使命の安定供給が揺らいだことは深刻な問題

 | 国民の生命・安全にかかわる

 | 電力会社も政府も自らの「備え不足」を猛反省せよ

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

・電力瀬戸際の警報劇、前夜の節電要請「ありえない」−新聞に3段

抜きの大きな活字(上記の文字)が載った。

 朝日新聞3月24日の見出しだ。

 庶民の感覚としても「当然だ」の感じである。

 同紙の同日の9面の見出しは3つで、大きい活字だ。

「電力地域間融通に不全」「送電設備が容量不足、教訓生かせず」

「予備の『蓄電池』揚水発電」とある。

・電力逼迫警報は、急(突然)であった。

3月22日の朝日新聞朝刊1面の見出し

  突然の節電要請 街は東北電力管内にも警報

  東電管内、初の警報戸惑いも 空調20度「高齢者は厳しい」

3月23日の朝日新聞朝刊1面の見出し

  節電綱渡り、停電回避 東電管内きょうも警報継続

  政府、東北電力管内は解除

  電力の安定供給が揺らぐ異常の事態

同日の同新聞の9面では

 節電対応企業ドタバタ 自家発電や空調・照明調整

 急な要請で混乱 国が検証へ

・こうした事態に電力会社と政府(経産省)はどう備えていたか?

 大きな疑問だ、はっきり説明してほしい。気温低下(地球寒冷化?)

は先週から予測されていた。

 その前の地震で火力発電所がいくつも不具合をおこしていた。

 東日本(50ヘルツ)と西日本(60ヘルツ)をつなぐ線(東西

連系線)が細い(細すぎる)ことは11年前の東日本大震災のとき痛感

したはず。

 それなのにこの11年、ロクな対策もせずにきた東電や経産省の責任

はどうなのか、問いたい。はっきりと「経過報告」をしてもらいたい。

 それをぬきにしていると、「今後も」「またも」電力逼迫警報は

必ず起きる。

・電力安定供給が揺らいだ原因と対策をそのままにして、電気が

足りないから「原発再稼働」「老朽原発再稼働」の短絡、悪い方策は

やめてもらいたい。

 こういう人々が日本の安全保障(国民の生命の安全保障)を危うく

している。

◎追記:電力危機を救ったのは太陽光発電だった。

 経産省や大手電力会社が嫌う自然エネルギー太陽光発電)が

危機を救った。

 「3月23日に電力供給力が増えたのは、太陽光発電が一時、約1,300

万キロワットと前日の約7.5倍になったことが大きい」

    (朝日新聞朝刊3月24日3面長崎潤一郎記者の記事から)

 日頃の日本のエネルギー政策で冷遇しているその太陽光発電

救われたのだ。太陽に感謝とお礼を述べてもバチは当たらない。

 また、大新聞、テレビはこの事実をもっとキチンと大きく、継続的

に報道してほしい。

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┗■2.5、6人の大学生がビラを一人一人が立ち止まって

 | 皆、食い入るように見てくれました

 | 3/5「東海第二原発いらない一斉行動」第三波を東海村で実施

 └──── 荒木福則(神奈川県在住)

◎ 私は、時々ですが、メッセージを書いた看板を掲げて原発反対の

アピールをしています。

 「東海第二原発いらない一斉行動」には同じスタイルで一人で参加

させてもらっています。

 第一波、第二波は神奈川県の地元でやりましたが、3月5日(土)、

今回は、東海村でやろうと思い立ち、「青春18切符」を買って、普通

列車で行って来ました。

 出遅れたこともあり、午後三時半頃着いて、東海駅東口の東海村

産業・情報センターの入り口脇に、2時間ほど、看板を掲げ、「女の子

ビラ(愛称)」と「水戸地裁判決」のビラのセットを「自由にお取り

下さい」と書いた台に置いて、横に座りました。

◎ 今年の一月中旬頃、同じ場所でやった時のことです。

 たまたま、東海村議会の議員の方から、「横浜から来たんですか。

ご苦労さん」と声を掛けられ、お話を聞けました。

 「村民の反対の率は7割ぐらいで関東と変わりませんよ。村民同士で

話題にしにくい。ビラの受け取りは関東よりも、はるかに良い

でしょ。」と言われました。

 ビラの受け取りは、その通りでした。

 私が、「そうなら、村議会は、何故、賛成議員が過半数なん

ですか。」と聞くと、「原発の方針を明らかにせず、当選している。」

と言われました。

◎ 3月5日の今回の話に戻ります。

 座っていると、5、6人の大学生ぐらいの一団が、看板を振り返って

いるので、全員にビラを手渡しました。

 そのビラを一人一人が立ち止まって、皆、食い入るように見て

くれました。

 私は、その様子を見て思いました。

 家庭でも仲間ともあまり話題に出ない、自分達の村にある原発を、

今、消費地の関東の人々が、どう見て、どう思って、反対運動をどう

しているか、を強く知りたいのではないかなと。

◎ 東海村議会は、日本原電も理事に入る商工会が出した請願を、通す

ところまで来ています。

 請願の内容は、ありていに言えば、村内の経済のために、稼働する時

に必要になる避難計画を、いい加減な中身でいいから、とにかく早く

作ってくれというものです。

 村民に説明どころか、知らせないで進めています。

 東海村は距離と同じく住民の思いも、構成的に消費地の人に一番近い

原発立地自治体ではないでしょうか。

 次回は、配るビラは今回と同じで良い。看板のメッセージは、何を

どう訴えるか、車中で考えながら横浜に帰って来ました。

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┗■3.反原発川柳6句

 | 季刊脱原発雑誌『季節』(ノーニュークスボイス改め)31号より

 | 投句を募集しています

 └──── 乱 鬼龍

 友偲び津波の跡の献花台      円蜩

 交付金おまけに危険ついてくる   乾草

 脱原発一条の光座り込み     柚つ子

 避難して政治非情のものと知り   葉子

 再稼働そんなネゴトはもう聞かぬ 健太郎

                    乱鬼龍選

 選者吟  原爆の野望原発あきらめず  乱鬼龍

 季刊『季節』に、投句をお願い致します。

 送り先:鹿砦社原発川柳係

     メール kisetsu311@gmail.com

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┗■4.東電福島第一原発 1号機格納容器の水位約40センチ低下…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.東京電力福島第一原発 1号機格納容器の水位約40センチ低下

  3/23(水)18:36配信「KFB福島放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/2eebbaa1c85dc1929d4264369125892307f3dae7

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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆4/9講演会 ウイグルからの告発:いま新疆ウイグル自治区

  何が起きているのか

講 師:ムカイダイスさん(千葉大学非常勤講師)

日 時:4月9日(土)13:45より オンライン参加可

会 場:ココネリ3階ホール

    西武池袋線有楽町線大江戸線練馬駅下車3分

主 催:第79回東アジア近現代史セミナー実行委員会

連絡先:渡辺 Email watanabeyosuke@hotmail.com

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┗■6.新聞より2つ

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 ◆廃液20%漏出なら…死者40万人

  関東一円に大きな被害 リスクに警鐘

  「東海再処理施設に武力攻撃」試算 環境経済研 上岡所長

 日本原子力研究開発機構の東海再処理施設(茨城県東海村、廃止

措置中)が武力攻撃を受け、保管されている高レベル放射性廃液の一部

が外部に放出された場合、首都圏を中心に最悪で40万人の死者が出ると

試算したリポートを、環境経済研究所(東京都千代田区)所長の上岡

直見・法政大非常勤講師が公表した。

 広い範囲が立ち入り禁止や強制移住の対象になる恐れも指摘し、原子

力施設が潜在的に抱える安全保障上のリスクに警鐘を鳴らしている。

  (後略)   (3月24日東京新聞朝刊6面より抜粋)

 ◆【素粒子】より3つ

・いくら何でも遅すぎる。前夜や当日の節電要請。

 もっと計画的に警報を出せたはず。

・当然ながら、北方領土交渉が断絶した。

 先は見えない。

・「ウラジーミル、君と僕は同じ未来を見ている」と言った

 元首相もいたのだけれど。

(3月23日朝日新聞夕刊1面より)