たんぽぽ舎です。【TMM:No4364】地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4364】

2021年12月10日(金)地震原発事故情報-

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.日本原電は「原発をやる資格があるのか」…

  規制委員会が疑っている、

  東海第二原発は耐震性がまったくダメ…山崎久隆さん

  12/1(水)第41回日本原電本店抗議行動 (その1)(4回の連載)

  「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

★2.報告とお礼

  12.5「 老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」に1600人

   木原壯林(老朽原発うごかすな!実行委員会)

★3.未点検の杭が約1800本 損傷が地震の影響か調査

  東電柏崎刈羽原発…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆12/18(土)ヒロシマ講座・第124回「帝銀事件と日本の秘密戦」

   講師:山田 朗さん(明治大学平和教育登戸研究所資料館館長)

   会場:新宿区・男女共同参画推進センター

★5.新聞より1つ

  ◆ 『素粒子』より3つ

   ・給付を担う自治体に相談なしの上意下達に無理がある。ほか

(12月9日朝日新聞夕刊1面『素粒子』より抜粋)

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※明日です!

 12/11(土)JR御茶ノ水駅前でアピールします。

東海第二原発いらない !…12/11(土)第2波一斉行動に

ご参加下さい!

 第2波一斉行動日 2021年12月11日(土)

  行動場所:東海第二原発の周辺(茨城)と各地(千葉、埼玉、

  神奈川、栃木、青森、長崎、東京等)

◎たんぽぽ舎の取り組みは、12月11日(土)14時から15時15分

  JR御茶の水駅「お茶の水橋口」と「聖橋口」にて、

  アピール・ビラ配布などを行います。

◎12月11日(土)15時30分から16時30分

 水道橋駅東口でアピールを行います。

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※12/13(月)学習会にご参加を!

 岩垂弘さん「8回連続講座」

 第8回「総括」日本の社会運動の特徴、成果と問題

    なぜ衰退?・・・展望

 お 話:岩垂 弘さん(ジャーナリスト)

 日 時:12月13日(月)14時より16時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 予約の必要はありません

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※12/14(火)学習会にご参加を!

 「国家と企業から個人情報を守るために」

 お 話:小倉利丸さん(JCA-NET理事)

 日 時:12月14日(火)18時30分より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(学生400円)

 予約必要です。たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か

   メール nonukes@tanpoposya.net で、ご氏名と電話番号を

   お知らせ下さい。受付番号をお知らせいたします

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※12/5(日)「老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」の

 動画はこちらから

https://www.youtube.com/watch?v=sxYy50FIGiU

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※12/1(水)第99回東電本店合同抗議の動画を立花健夫さんが

 アップしてくれています。

2021:12:1東京電力福島原発事故の責任をとれ!

 第99回東電本店合同抗議

https://www.youtube.com/watch?v=BtTtUo6Pt_c

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※11/26(金)第6回「首相官邸」前「原発いらない金曜行動」を

 三輪祐児さんがアップしてくれました。

20211126 UPLAN 第6回「首相官邸」前「原発いらない金曜行動」

https://www.youtube.com/watch?v=WytZJLu_6rs

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┗■1.日本原電は「原発をやる資格があるのか」…

 | 規制委員会が疑っている、

 | 東海第二原発は耐震性がまったくダメ…山崎久隆さん

 | 12/1(水)第41回日本原電本店抗議行動 (その1)(4回の連載)

 └──── 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

△ 司会:久保清隆さん(首都圏連絡会)

 「日本原電は多くの問題を抱えながらも我々の問いかけにいっさい

答えようとしない。本日も申入書の受け取りを対面ではできない、と

言ってきた。

 さすがにコロナを理由にできないから今、どういう風に取り扱ったら

いいか検討中だと、調子のいいことを言っている。

 この受け取り拒否、対面の拒否が、1年以上も続いています。

 こんなことで今まで社内でどんなことをやってたのか、ぜひ答えを

聞きたいもんだ。いつになったら我々と直接話ができるんでしょうか。

 この1年、このひどい対応を経験すると同時に、まさに再稼働が

直前に迫っている我々は、ますます声をあげていかなくてはいけない

と、対面での書面受け取りをしない原電の態度のひどさを訴えると

同時に、11.27廃炉デー集会で得たものを活かし、闘っていく」と、

こんな力強い司会のアピールで始まった。

△ 脱原発スピーチ …1 山崎久隆さん(たんぽぽ舎・共同代表)

スピーチの要旨

◎ この国には、原発をもっている会社の中で2つ検査の対象となって

いる会社があります。東京電力と、ここにある日本原子力発電です。

 この2社は、通常の原発の再稼働に向けた新規制基準適合審査では

なく、“その会社がそもそも原子力をやってもいいのかどうか”を

検査する対象として規制委員会が指定した会社です。つまり、そもそも

原発をやる資格があるのかを規制委員会が疑っている会社です。

そういう会社が東京電力と日本原電なんです。

◎ この2つの会社はいずれも沸騰水型原子炉、福島第一原発と同じ型

原発の再稼働を申請し、いずれも許可を受けたことになっています

が、その許可の前後に異常な経営を行い、そもそも許可してよかったの

かと規制委員会自らが頭をひねる、そんな会社だったということが

明らかになりました。

 しかし、そんなことは私たち10年以上も前から言ってるじゃない

ですか!だからこの2つの会社に原子力をやらせるな!と。

◎ え~、ちょっと感情が入りましたが、その日本原子力発電で起きて

いる問題は何かというと、敦賀原発2号機、これは福井県敦賀市にある

原子力発電所ですが、この敦賀原発2号機の耐震評価をめぐって、

審査に出した書類を後追いで偽造するというあるまじきことを行った

ことが大きな理由です。

 つまり、本来原発活断層の上には建ててはならない、これが基準

です。この法律に基づく規制を敦賀原発2号機はすでに過去において

一度、規制委員会の専門家会議により、活断層が真下にあると判定

され、事実上廃炉にすること、と、そういう指示を受けた原発です。

 しかしながら、なぜだか規制委員会はこの敦賀原発2号機の規制基準

適合審査の資料が出てくると、審査をやらざるを得ないと言って、

活断層認定したのは2012年ですからすでにもうそろそろ10年経ちます

が、その活断層認定してからも審査会合を何度も重ねてしまいました。

◎ そのうち審査会合で提出した書類のうち、断層が活動したという、

そういう可能性が強い断層の、断層というのは岩が割れてるわけです

けど、割れてる岩が“未固結”、つまり固まっていない、近い過去に

おいて動いたという形跡が如実に示されているボーリング調査の観察

結果を、あろうことか80か所以上にわたって改ざんし、そのうちの

多くで“固結”すなわち固まっていると真反対の結果に書き換えて

しまいました。

◎ それを規制委員会がさすがに見つけまして、これをこのままにする

ことはできない、いったいどういうことなのか、解明せよ、そういう

指示を出しました。

 そこで出てきた日本原電の副社長は何て言ったかというと、こういう

変更、すなわち後から行った観察結果で古い観察記録を上書きしても

よいという、そういう判断を会社としてしていた、とはっきりと

答えたのです。

◎ これは科学的な調査データを後追いで改ざんしてもいいと言って

いるに等しく、これが横行すれば自分の都合の悪い科学データをいくら

でも改ざんできてしまうことになり、いわゆる安全性審査、新規制 基準

適合性審査そのものに意味がなくなってしまう、そういうレベルのもの

です。

 担当の副社長がこういうことをやっても構わないと言っている会社に

その後も審査を続けるなどということは本来あってはなりません。

◎ この時点で審査を打ち切り、不許可とするべきものなんです。

 それが日本原子力発電敦賀2号機で起きている現象ですが、では、

東海第二原発には何ら問題はないのでしょうか。

◎ そんなことはありません、私たちは規制委員会にも申し立てました

けど、東海第二原発は耐震性がまったくダメである。

 そもそも基準地震動クラスの地震に襲われただけで、原発の内部

構造物、外部電源、そして津波に襲われれば防潮堤も破壊されるという

ことを主張しました。

 この議論は残念ながら採用されず、東海第二原発は今、再稼働の

準備が進められていますけども、実は大きな問題が1つ発覚したのは、

同じく柏崎・刈羽原発で起きた現象が明らかになったことです。

                      (その2へ続く)

      (「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」MLより)

※次回、第42回日本原電本店抗議行動は、

 2022年1月12日(水)17時より、日本原電本店前です。

 ご参加のほどよろしくお願い致します。

 その後の「東電本店合同抗議行動」は、18時30分からです。

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┗■2.報告とお礼

 | 12.5「 老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」に1600人

 └──── 木原壯林(老朽原発うごかすな!実行委員会)

◎ 「12.5老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」に全国から

1600名が結集し、昨年の9.6(1600人結集)、本年の6.6(1300人

結集)「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」に引き続く大集会と

なりました。

 集会後は、圧巻の御堂筋デモ行進を行いました。コロナ禍で、市民

団体や労働団体の組織参加は自粛されたものの、脱原発を目指す市民

団体、労働団体、政党の多くの代表が参加されました。

◎ 12月5日のうつぼ公園大阪市西区)では、赤く染められた「老朽

原発うごかすな!」の大横断幕が参加者を待っていました。

 1時間前から始まった川口真由美さん等のミニライブで盛り上がった

後、中嶌哲演さんの主催者あいさつで集会が開始されました。

 中嶌さんは、「目に見え、耳に聞こえる運動で世論を作ろう」と

訴え、さらに大きな運動の構築を目指す次回実行委員会(12月14日)

への結集を呼びかけました。

◎ 井戸謙一弁護士は、大阪地裁に申し立てた「美浜3号機運転差し

止め仮処分」の経緯と現状を報告しました。また、「裁判官も一人の

人間。老朽原発の稼働は誤りと思わせるように、大衆運動の力で背中

を押そう」と呼びかけられました。

 名古屋地裁の老朽原発廃炉訴訟、老朽原発の地元(若狭町小浜市

東海)からの発言が続き、全員でのポスタ―掲示行動の後、原発賠償

関西訴訟原告の発言、全国から駆けつけた闘うみなさん(青森、福島、

首都圏、石川、四国)20数名および参加政党の代表の紹介、関西の市民

団体からからのアピール、「キャンペーン期間」の行動報告、労働団体

からのあいさつと続き、最後に、「原発のない、人の命と尊厳が大切に

される社会を実現しよう!」という集会アピールが提案され、拍手で

採択されました。

◎ 集会後の御堂筋デモは、にぎやかに貫徹され、道行く人から熱い

応援を得ました。

 集会には、全国で脱原発、核施設建設反対を闘う立地の団体、住民

からのメッセージが寄せられ、冊子として配布されました。

 また、集会に先立つライブ、集会、デモの様子は、IWJにより

全国に中継されました。

 ご参加、ご支援くださいました皆さん、ありがとうございました。

老朽原発をこのまま廃炉に追い込み、原発全廃の突破口にしよう!

来る年には、さらなる大行動を!

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┗■3.未点検の杭が約1800本 損傷が地震の影響か調査

 | 東電柏崎刈羽原発…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.未点検の杭が約1800本 損傷が地震の影響か調査 柏崎刈羽原発

  12/9(木)19:10配信「BSN新潟放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/c8ae3b2d8e8734b668ccd9232f48965d42664138

2.東電福島第一、セシウム吸着塔宙づり 高さ4mで停止

  12/9(木)20:15配信「共同通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/d5881aa4a554154aff93fd3901f40145f68facc3

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆12/18(土)ヒロシマ講座・第124回「帝銀事件と日本の秘密戦」

 講 師:山田 朗さん(明治大学平和教育登戸研究所資料館館長)

 日 時:12月18日(土)13:00~16:00

 会 場:新宿区・男女共同参画推進センター

     (都営地下鉄曙橋下車徒歩3分or地下鉄

      丸ノ内線四谷三丁目下車徒歩10分

 主 催:ヒロシマ連続講座

 申し込み・問い合わせ先:(竹内)

       <qq2g2vdd@vanilla.ocn.ne.jp>

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┗■5.新聞より1つ

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 ◆ 『素粒子』より3つ

  ・給付を担う自治体に相談なしの上意下達に無理がある。

   クーポンへの反旗が相次ぐ。

  ・目的も効果もあいまいな10万円だが、無条件で全額現金配布を

   認めるしかあるまい。

(12月9日朝日新聞夕刊1面『素粒子』より抜粋)

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