たんぽぽ舎です。【TMM:No5173】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5173】

2025年3月29日(土)地震原発事故情報−

             4つの情報をお知らせします

                   転載・転送歓迎

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★1.2011年の東電福島原発事故から、今年の3月で丸14年です

  東電は責任をとれ!東京電力の無責任体質は、現在も継続中です

  4月2日(水)第139回 東電本店合同抗議のご案内

                     東電本店合同抗議 

★2.電力資本・原子力産業が息を吹き返している負けてたまるか!

  本気モードで原発を止めよう! (中)(3回の連載)

  「衆議院選挙結果を見すえて原子力産業が跳梁」

  −政治で決められたものは政治で覆せる−

                  木村 悟(茨城県鉾田市

★3.日本の「報道の自由度」70位(180カ国・地域のうち)

  (GDPトップ20か国の中で日本は13位、

  G7諸国の中では最下位=2023年度データ)

  3月17日放送の「報道インサイドOUT」

  アカデミー受賞映画等パレスチナの現状語る

  ≪村田町の“かわら版”第605号≫ 

       高橋典久(宮城県柴田郡村田町)

★4.新聞・配信より2つ

 ◆柏崎刈羽原発再稼働「県民投票で決める会」が花角英世知事と面会、

  条例案賛成の意見を付記するよう要望

  知事「私なりの考えまとめたい」

(3月29日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

 ◆原発事故で屋内退避 機序うっ計画 不安置き去り

  規制委が報告書決定 自治体の声届かず

(3月29日 「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

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※2024年11月23日(土)、たんぽぽ舎は新事務所に引っ越し致しました。

 学習会スペース(暫定)(イスのみで約30名可能)を確保しました。

 新住所は、以下の通りです。電話番号・FAX番号も変更ありません。

 お近くにおいでの時は、ぜひお立ち寄り下さい。

 JR水道橋駅西口より約4分、神保町駅A2出口から9分くらいです。

 一般社団法人 たんぽぽ舎

  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、日曜・休日はお休みです。

  

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-3-1 TKiビル3F

             TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

               HP http://www.tanpoposya.com/

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※4月2日(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

               2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第81回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ

  欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず

  小手先の補修工事でなんとかなるものではない

  日本原電は再稼働をあきらめ、いますぐ廃炉を決めよ!

 日 時:4月2日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

             ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

     ☆第82回は、5月7日(水)17:00より18:00です。

2.「第139回東電本店合同抗議行動」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:4月2日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」 070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 主 催:東電本店合同抗議行動実行委員会

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

  ☆第140回は、5月7日(水)18:45より19:45です。

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※4月5日(土)《山崎久隆ゼミ》「柏崎刈羽原発に迫る危険!」

   −地震津波に襲われれば再び東電による原発震災が起きる

お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 日 時:4月5日(土)14時より17時 開場13時30分

 会 場:たんぽぽ舎セミナー室 予約の必要はありません

 参加費:900円(資料代含む)

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※4月12日(土)《浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」講座》

 伊勢崎賢治東京外語大学名誉教授・緊急講演会

 「今日のウクライナは、明日の東アジアか?」

お 話:伊勢崎賢治東京外語大学名誉教授)

 日 時:4月12日(土)14時より16時30分 開場13時30分

 会 場:たんぽぽ舎セミナー室(定員30名)

     予約方法:たんぽぽ舎あて電話 03-3238-9035 か

     「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> で、

     ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。

     受付番号をお伝えいたします。

 参加費:1000円(資料代含む) 学生・障がい者は無料。

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※4月17日(木)《シリーズ戦後改革 7回連続講座》山田 朗さん

第5回「ドッジラインとシャウプ勧告

お 話:山田 朗さん(明治大学文学部教授、

           明治大学平和教育登戸研究所資料館館長)

 日 時:4月17日(木)18時より20時30分 開場17時30分

           最初の30分は、主催者のプレゼンがあります

 会 場:たんぽぽ舎セミナー室

     ★定員のため予約の受付を終了いたします。

 参加費:900円(資料代含む)

  次回以降のご案内

  第6回 5月15日(木)「G2と『逆コース』、朝鮮戦争再軍備

  第7回 6月26日(木)「サンフランシスコ講和条約日米安保

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※4月18日(金)第47回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月18日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 定 例:毎月第3金曜日

   次回の第48回は、5月16日(金)18時30分より19時45分です。

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※4月19日(土)たんぽぽ舎公開3回講座

 東電福島第一原発事故から14年目、私たちは3.11を忘れない!!

「新たな舞台(公害等調整委員会)」で健康被害の立証を!

  福島原発事故健康被害の因果関係論を世に問う!

☆藤原寿和&山田國廣対談(講師二人の対談)

 講 師:山田國廣さん(京都精華大学名誉教授、環境学

藤原寿和さん(福島原発事故被害放射能毒・

      化学毒原因裁定を求める会共同代表&事務局長)

 日 時:4月19日(土)14時〜16時30分(開場13時30分)

 会 場:たんぽぽ舎セミナー室   予約受付中(定員30名)

予約方法は4/12と同じです。

 参加費:1000円(学生500円) (資料代含む)

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┗■1.2011年の東電福島原発事故から、今年の3月で丸14年です

 | 東電は責任をとれ!東京電力の無責任体質は、現在も継続中です

 | 4月2日(水)第139回 東電本店合同抗議のご案内

 └──── 東電本店合同抗議 

 東電福島原発事故を完全に忘れてしまったかのような「新エネルギー

基本計画」について、2万人が今も避難を余儀なくされている状況下で、

国民から怒りの声が巻き起こっています。

 2011年の東電福島原発事故から、今年の3月で丸14年です。

 東京電力の傲慢、独善、隠蔽、無責任体質は、現在も継続中です。

 国内のみならず海外からも反対の声があがる中、トリチウム汚染水の

海洋放出が開始された。

 東電への抗議の声を挙げましょう。

※体調のすぐれない方や持病の有る方は、無理をしないでください。

◎「経産省前テントひろば・たんぽぽ舎」呼びかけの、

“東電は責任をとれ!東電本店合同抗議”を、以下の通り開催致します。

 日 時:4月2日(水)、午後6時45分より7時45分まで

 場 所:東京電力本店前

*当日の天気予報は、「曇り」です。

・東電への「申し入れ行動」を行いますので、希望される方は「申し入

れ書」を、ご持参願います。

・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。

◎なお、当日は前段で、「とめよう!東海第二原発 20年運転延長・

 再稼働ゆるすな!日本原電本店抗議行動」が行われます。

 日 時:4月2日(水)午後5時より6時まで

 場 所:日本原電本店(地下鉄銀座線:末広町駅徒歩4分、

            JR秋葉原駅徒歩7分

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

※参考に、東電関連の新聞記事などをまとめます。

(1)福島原発の高線量土のう、回収着手延期。バッテリー不調:

 3/24 日本経済新聞

(2)〈社説〉原発廃炉、放射性のごみ問題直視を:3/21 信濃毎日新聞

(3)原発再稼働に賛成41%、反対29%。男女で賛否逆転、世論調査

 3/16 毎日新聞

(4)非常用発電機の煙、配線接続ミスとの見方。柏崎刈羽原発:3/13

  日本経済新聞

(5)柏崎刈羽原発再稼働の必要性、資源エネルギー庁村瀬長官が強調

 も批判相次ぐ。新潟県議会:3/14 産経新聞

(6)東京電力本社前で市民グループが集会。再稼働反対など訴える:3/11 NHK

(7)福島第一事故で東電旧経営陣2人の無罪確定へ。「3・11迎える

 タイミングでの判断あり得ない」:3/7 読売新聞

(8)原発事故時「屋内退避できぬ場合も」。東大教授が国に議論継続

 求める:3/6 朝日新聞デジタル

(9)世界最悪レベルの原発事故なのに、その責任は一切問わず。東京電力

 の旧経営陣、無罪確定へ。最高裁が上告棄却:3/6 東京新聞

(10)柏崎刈羽原発の再稼働。地元の同意はないが、東京電力「6号機は

 今夏にも」。テロ対策施設の工事遅れめぐり:2/28 東京新聞

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┗■2.電力資本・原子力産業が息を吹き返している

 | 負けてたまるか!

 | 本気モードで原発を止めよう! (中)(3回の連載)

 | 「衆議院選挙結果を見すえて原子力産業が跳梁」

 | −政治で決められたものは政治で覆せる−

 └──── 木村 悟(茨城県鉾田市

☆「島根原発再稼働準備」

10月28日 島根原発が燃料棒装荷作業を開始した。12月再稼働への実質

的な着手である。福島第一原発と同型軽水炉だ。

11月10日 島根県の大規模病院で原発事故を想定した訓練が実施された。

11月11日 中国電力が島根原発再稼働を12月7日に決定したと発表。12年

11か月ぶりの稼働となる。

☆「志賀原発建屋で隙間発見」

11月8日 北陸電力が、志賀原発2号機の建屋の壁(パネル)に5セン

チの隙間が発見された、と発表。1月1日の地震から11か月も過ぎて

からの「発見」とは一体どういう点検をしてきたのか。

☆「敦賀原発、再稼働不適合」

 11月13日 敦賀原発2号機の再稼働不適合が決定した。日本原電の

収入は東日本大震災原発が停止して以降大手電力会社からの補助金

賄われてきた。その額は13年間で1兆4500億円に上る。

 国民が支払う電気料金の「基本料金」部分がその費用に充当されて

いる。敦賀が不適合になり、東海も裁判で再稼働にストップがかかって

いる状態では、いよいよ企業としての存続が危ぶまれている。

☆「電気料金値上げ」

 11月1日、大手電力会社は一斉に電力料金を値上げした。

 季節は冬に向かっている。暖房に使う電気の消費が増える。

 実質賃金は2か月連続で下がっている。連動して個人消費も下がり続

けている。10月の1か月の全国企業倒産は船井電気を含め909件に上り、

前年同月比で14.6%増加した(東京商工リサーチ)。生き残った中小

企業も原材料費の高騰、消費者の買え控えで四苦八苦している。

庶民は主食のコメを筆頭に諸物価の高騰で喘いでいる。

そのさなかの電気料金の値上げである。

☆「愚 弄」

 9月16日、代々木公園の「さよなら原発全国集会」に5000人の人々

が集まった。

 11月2日、女川原発再稼働直後、現地で集会が開かれた。

 この人々の真剣な訴えを、大手電力資本は平気で踏みにじった。私

たち国民はずいぶんと電力資本に見くびられたものだ、とつくづく思う。

 誤解を恐れずに言う。電力資本が勢いづいた大きな要因の1つに立憲

民主党の再稼働への対応があると思う。野党第一党が再稼働容認に舵を

切れば、反対の世論は封じ込められると読んだに違いないのだ。

☆「選挙結果を見すえて原子力産業が跳梁」

 お気づきの方がいると思う。

 島根原発を含め、原子力海岸の蠢動は、第50回衆議院選挙の投開票

翌日から始まった。与党・自公が過半数割れだ、立憲民主党が大幅躍

進だ、政権交代はあるのか、と騒がれていることをしり目に着々と

電力資本=原子力産業は失地回復を進めてきた。

 実際、自公の過半数割れが報じられた10月28日の東京市場の株価は、

700円近く値上がりした。市場関係者は「選挙結果は織り込み済みだ」

と胸を張った。

☆「裏金選挙」

 振り返ってみよう。準備が進む原発の再稼働は、選挙の争点になった

のだろうか?否!である。

 野党第一党は裏金隠し選挙だ!と息巻いた。「政権交代こそ政治改革」

などと中身のない票集めに走った。 逆に言えば、政権交代ができなけ

れば存在感が失われるということだ。(躍進だ、政権交代だとはしゃぐ

党首脳部に、小沢一郎は「こっちがヒットを打って勝ったのではない。

相手のファボールとエラーで得点しただけだ」と冷静に分析していた。)

 裏金を暴いた「しんぶん赤旗」はスクープ第2弾「裏金事務所に2000

万円交付」をすっぱ抜き、自慢げにこぶしを振り上げた。(結果、議席

が減った。)

 こうして今回の選挙は裏金一色に染まった。

 選挙を裏金一色にした立役者の一方は、野党第一党と「しんぶん赤旗

だ。

    (下)に続く

   (2024.12.15発行、原発井戸端会議・神奈川ネットワーキング・

    ニュースNo441より了承を得て転載)

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┗■3.日本の「報道の自由度」70位(180カ国・地域のうち)

 | (GDPトップ20か国の中で日本は13位、G7諸国の中では

 | 最下位=2023年度データ)

 | 3月17日放送の「報道インサイドOUT」

 | アカデミー受賞映画等パレスチナの現状語る

 | ≪村田町の“かわら版”第605号≫

 └──── 高橋典久(宮城県柴田郡村田町)

◎ 3月17日、「アカデミー受賞映画とパレスチナの現状語る」を

見ました。

 まさに、「映画」についての話と「パレスチナの現状」について語る

内容でした。

 どっちもどっち、泥沼にはまったような状態で、どうやって抜け出し

たらよいのか分からない。半分諦めムードが漂う内容でした。

◎ しかしながら、他の番組とは違う点が2つありました。

 ジャーナリストの柳沢秀夫氏が指摘したものです。

 解決への道筋は見えないけれど、確かなことは「2国家共存」、これ

以外中東に和平はあり得ない。

 もう一つ。日本にできることは?日本の外交は?

 アメリカのダブルスタンダードはもはや否定のしようもない。これま

でのようにアメリカと一体となって追随外交を続けていてはいけない。

 日本への信頼が無くなってしまう。

 アメリカとは一線を画し、日本外交の軸足を定めなければならない。

◎ 「2国家共存」とか「アメリカとは一線を画す」とか、ここまで明

言する番組を見た記憶がありません。その点では評価すべきものと考えます。

 しかしながら、ガザのこどもたちがこの番組を見たらどう思うだろう?

と想像してみると、「ありがとう、日本!」と喜びの笑顔は浮かんできま

せん。

◎ 日本の「報道の自由度」70位の限界が見えたような思いです。

 「2国家共存」というなら、「日本はパレスチナを国家承認せよ!」

と、なぜ言えないのでしょうか?

 「パレスチナは国家」世界の4分の3、140カ国以上が承認、日本は

未承認。

 イスラエルには「即刻停戦!」、アメリカには「武器供与を止めよ!

拒否権行使は止めよ!」と、なぜ言えないのでしょうか?

 世界中で、たくさんの市民が声高に叫んでいることです。

 ジャーナリストが、テレビ・メディアが、なぜ、言えないのでしょう

か?

 やはり、日本の「報道の自由度」は70位、もはや先進国とは言えず

「危うい」国家になってしまったのか?と危惧しています。

◎ 最後に確認しておきます。

 柳沢氏は「ハマスファタハに分裂、それではイスラエルと交渉し

ようがない」趣旨の発言をしていますが、ほぼ「事実誤認」です。

1.米国の中東民主化が破綻するのは、2006年1月のパレスチナ自治

議会選挙でオスロ合意に反対するイスラム組織のハマスが勝利したとき

だった。

 イスラエルハマスの参加に反対したにもかかわらず、米国はアラ

ファト議長の後を継いだアッバス議長にハマス参加による選挙を実施

させた。

 その結果、ハマス過半数議席を抑えて、勝利し、単独で内閣を

発足させた。

 米国は一転して、イスラエルの存在を認めないハマス政権は認めら

れないという立場を取った。その後、米国は「中東民主化」をぱった

りといわなくなった。

        (川上泰徳著『中東の現場を歩く』合同出版 188頁)

2.そういう中で、ハマースとファタハは2007年、2011年、2014年と

連立内閣を成立させました。

 イスラエルとの交渉を国際社会に認められているのはファタハだけ

れども、選挙的正当性はハマースにしかない。だから、その両者が連立

するというのは、とてもよく分かる発想です。

 しかし、連立が成立しても、ハマースが連立内閣のメンバーに入って

いる限り、イスラエル、欧米は政権として認めません。連立の度にイス

ラエルはガザを爆撃しました。

 2008年12月から2009年1月にかけての大規模な空爆と陸上侵攻で、

およそ1500人が殺害されました。

 2012年は8日間の攻撃があり、2014年は非常に大きな攻撃で、およそ

2200人が殺されています。

 2014年は6月2日に連立の合意がされ、その1カ月後の7月8日に

ガザ攻撃がおこなわれたので、連立政権に帯する軍事的応答であるこ

とが明確です。

 連立政権は「政治交渉しましょう」というアピールです。

 これがパレスチナの政治的なスタンスであるとメッセージを発して

いるのに対して、イスラエルの回答はガザへの空爆だということです。

 連立は西岸とガザ両方に関わるのに、ガザだけを空爆するのです。…

 2007年から連立内閣を何度つくろうと、イスラエルによる大規模な

攻撃が繰り返されて潰されてきました。こういうことが、2023年の

【10.7】を生む要因になっていると思います。

    (早尾貴紀著『イスラエルについて知っておきたい 30 のこと』

     平凡社 162-164頁)

3.ガザでは2007年から国際法違反の完全封鎖が続き、経済基盤が破壊

されたガザに、16年以上にわたって閉じ込められ、6割以上の者たちが

満足に食事も摂れない状況に置かれ、8割の世帯が国連をはじめとする

支援団体の配給で辛うじて食いつないでいるという状況です。

 ガザの人道危機は、10月7日のハマース主導の奇襲攻撃によって突然

生まれたわけではないのです。…

 2012年、国連は、ガザの封鎖がこのまま続けば、2020年にはガザは

人間が生きることのできない状態になると警告していました。

 世界は、それをずっと関心の埒外に捨て置いてきました。

      (岡真理著『ガザとは何か』大和書房 157-158頁)

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┗■4.新聞・配信より2つ

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 ◆柏崎刈羽原発再稼働「県民投票で決める会」が花角英世知事と面会、

  条例案賛成の意見を付記するよう要望

  知事「私なりの考えまとめたい」

 市民団体「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」(請求

代表者・水内基成弁護士ら)のメンバーが28日、新潟県庁で花角英世

知事と面会し、県民投票条例案に賛成する意見を付記するよう要望した。

 この日は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を推進する柏崎刈羽地域の

経済5団体の関係者も花角知事と面会し、再稼働の是非は県議会で判断

するよう求めた。

 花角知事はいずれの団体にも「法令に従って知事の意見を付すこと

になっている。思いをしっかり受け止め、私なりの考えをまとめて

いきたい」などと応じた。(後略)

(3月29日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

    https://www.47news.jp/12374512.html

 ◆原発事故で屋内退避 機序うっ計画 不安置き去り

  規制委が報告書決定 自治体の声届かず

原発事故時に住民の被ばくを低減させる目的の屋内退避のあり方を

巡り、原子力規制委員会の検討チームは28日、最終報告書案に対し寄せ

られた原発30キロ圏自治体からの意見を公表した。地震津波が同時に

発生する複合災害時の対応や、住民が屋内退避を続けるための物資調達

やサービス提供で民間事業者頼みになっている点に、多くの疑問や不安

が届いた。だが、チームはこの日、案を一部修正しただけで了承し、

実効性に問題を残したまま規制委の会合に近く報告することを決めた。

(山下葉月、荒井六貴)

 チームが2月5日に示した案について、30キロ圏の43自治体から計約

250件の意見が寄せられた。

 自治体の意見を踏まえて、この日まとめた最終報告書によると、「屋

内退避の目安は3日間」としていたのを「退避開始から3日後に継続で

きるか判断する」と変更。3日経過後に避難に切り替わると誤解されな

いようにした。インフラや物資供給が整っていれば、屋内退避は継続さ

れるとした。

 その上で「必要な支援がなければ住民の負担が増え、生命・身体への

リスクが発生する恐れがある。物資の供給や備蓄、人的な支援が重要」

と強調した。

 ただ、自治体による物資供給には「屋内退避中の全住民への食料配布

は不可能」(水戸市)「国として、いかに住民に物資を供給するか考え

て」(松江市)と限界が指摘された。地震で自宅が倒壊し、とどまれ

ない場合の避難先への物資供給についても、「備蓄確保が大きな課題」

青森県むつ市)「自治体の備蓄を前提としているが、国が支援を」

東通村)などの声があったが、報告書で解決策は示されなかった。

(後略)

  (3月29日 「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

 ※Webの題は◇原発事故で屋内退避「全住民に物資供給ムリ」

 「誰が民間に要請?」 自治体の不安に応えないまま最終報告書

 「全住民に物資供給ムリ」「誰が民間に要請?」 自治体の不安に

 応えないまま最終報告書

https://www.tokyo-np.co.jp/article/394926

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※【動画アップの紹介】

☆maruo yukifumiさんのツイキャス

・20250205第79回日本原電本店抗議1

  https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810486327

・20250205第79回日本原電本店抗議2

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810488553

・20250205第137回東電本店合同抗議1

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810491322

・20250205第137回東電本店合同抗議2

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810493209

 20250108第136回東電本店合同抗議行動

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/808835379

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

  https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20250315 UPLAN 山田國廣「福島原発事故健康被害の5段階因果関係論」

 https://www.youtube.com/watch?v=8OcxT2HUm5M

・20250311 UPLAN 第80回日本原電本店抗議行動/

         第138回東電本店合同抗議行動

 https://www.youtube.com/watch?v=I_caac4rz6Y

・20250308 UPLAN さようなら原発3.8全国集会

 「3.11福島原発事故を忘れない」

 https://www.youtube.com/watch?v=gyxf_2uTE_A

・20250220 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第3回】

 「GHQの経済民主化政策」

 https://www.youtube.com/watch?v=rj48_g2KFkY

・20250215 UPLAN 福島原発事故健康被害放射能毒と化学毒の

複合的影響が原因!    講師:藤原寿和

 https://www.youtube.com/watch?v=hd62QHzp9ak

☆広瀬 隆…私のYouTube「ロックフェラー財閥シリーズ第26話」で

 5月5日、「チェルノブイリ原発事故と放射能の基礎知識」を掲載。

 https://youtu.be/rRg2bq8B-Dk

ソ連の“ウラルの核惨事”と“キューバ・ミサイル危機”大事件に

 ついては「ロックフェラー財閥シリーズ第25話」

 https://youtu.be/6g2-jh1J9JU

・“スリーマイル島原発事故”の被害とイギリスの“ウィンズケール

 再処理工場”による海の汚染は「ロックフェラー財閥シリーズ第24話」

 https://youtu.be/4XFzySIQi10  ぜひ、ご覧下さい。

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

5.【読者からのつぶやき】(仮)

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

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