たんぽぽ舎です。【TMM:No5174】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5174】

2025年3月31日(月)地震原発事故情報−

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

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★1.東海第二原発の重大事故で首都圏はどうなるか…

  −時間を追ってアニメーションを作成−

  東京を超え神奈川県まで避難が必要に

                 上岡直見(環境経済研究所代表)

★2.電力資本・原子力産業が息を吹き返している

  負けてたまるか!

  本気モードで原発を止めよう! (下)(了)

  「野田総理の悪夢」

  −政治で決められたものは政治で覆せる−

                   木村 悟(茨城県鉾田市

★3.≪沖縄辺野古新基地の建設を認めない≫

  辺野古裁判(国に損害賠償を求めた訴訟)判決…

  「原告の請求を棄却する」−現在、控訴中

  カヌーで海上抗議中、海上保安庁高速艇に激突され大怪我

              千葉和夫(辺野古ぶるーカヌーチーム)

★4.新聞より4つ

  ◆南海トラフ地震の死者29.8万人

   新たな被害想定公表 国の有識者会議

                 (3月31日「毎日新聞」より抜粋)

  ◆柏崎刈羽原発の使用済み核燃料、2025年10〜12月に青森に輸送

   東京電力が計画発表

          (3月29日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

  ◆柏崎刈羽原発巡る県民投票条例…制定を審議する

   新潟県議会臨時会、4月16日から3日間と正式決定

          (3月31日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

  ◆誰のための安全か…「台湾有事沖縄12万人避難」

   「対馬丸」事件⇒戦闘の足手まといになる「非戦闘員」を

   事前に排除するための移住

             大矢英代カリフォルニア州立大助教授)

    (3月31日「東京新聞」朝刊17面「本音のコラム」より)

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※2024年11月23日(土)、たんぽぽ舎は新事務所に引っ越し致しました。

 学習会スペース(暫定)(イスのみで約30名可能)を確保しました。

 新住所は、以下の通りです。電話番号・FAX番号も変更ありません。

 お近くにおいでの時は、ぜひお立ち寄り下さい。

 JR水道橋駅西口より約4分、神保町駅A2出口から9分くらいです。

 一般社団法人 たんぽぽ舎

   月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-3-1 TKiビル3F

             TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

               HP http://www.tanpoposya.com/

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※4月2日(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

               2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第81回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ

  欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず

  小手先の補修工事でなんとかなるものではない

  日本原電は再稼働をあきらめ、いますぐ廃炉を決めよ!

 日 時:4月2日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

              ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

     ☆第82回は、5月7日(水)17:00より18:00です。

2.「第139回東電本店合同抗議行動」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:4月2日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」 070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 主 催:東電本店合同抗議行動実行委員会

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

  ☆第140回は、5月7日(水)18:45より19:45です。

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※4月5日(土)《山崎久隆ゼミ》「柏崎刈羽原発に迫る危険!」

   −地震津波に襲われれば再び東電による原発震災が起きる

お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 日 時:4月5日(土)14時より17時 開場13時30分

 会 場:たんぽぽ舎セミナー室 予約の必要はありません

 参加費:900円(資料代含む)

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※4月12日(土)《浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」講座》

 伊勢崎賢治東京外語大学名誉教授・緊急講演会

 「今日のウクライナは、明日の東アジアか?」

お 話:伊勢崎賢治東京外語大学名誉教授)

 日 時:4月12日(土)14時より16時30分 開場13時30分

 会 場:たんぽぽ舎セミナー室(定員30名)

     予約方法:たんぽぽ舎あて電話 03-3238-9035 か

     「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> で、

     ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。

     受付番号をお伝えいたします。

 参加費:1000円(資料代含む) 学生・障がい者は無料。

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※4月17日(木)《シリーズ戦後改革 7回連続講座》山田 朗さん

第5回「ドッジラインとシャウプ勧告

お 話:山田 朗さん(明治大学文学部教授、

           明治大学平和教育登戸研究所資料館館長)

 日 時:4月17日(木)18時より20時30分 開場17時30分

           最初の30分は、主催者のプレゼンがあります

 会 場:たんぽぽ舎セミナー室

     ★定員のため予約の受付を終了いたします。

 参加費:900円(資料代含む)

  次回以降のご案内

  第6回 5月15日(木)「G2と『逆コース』、朝鮮戦争再軍備

  第7回 6月26日(木)「サンフランシスコ講和条約日米安保

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※4月18日(金)第47回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月18日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 定 例:毎月第3金曜日

   次回の第48回は、5月16日(金)18時30分より19時45分です。

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※4月19日(土)たんぽぽ舎公開3回講座

 東電福島第一原発事故から14年目、私たちは3.11を忘れない!!

「新たな舞台(公害等調整委員会)」で健康被害の立証を!

  福島原発事故健康被害の因果関係論を世に問う!

☆藤原寿和&山田國廣対談(講師二人の対談)

 講 師:山田國廣さん(京都精華大学名誉教授、環境学

藤原寿和さん(福島原発事故被害放射能毒・

      化学毒原因裁定を求める会共同代表&事務局長)

 日 時:4月19日(土)14時〜16時30分(開場13時30分)

 会 場:たんぽぽ舎セミナー室   予約受付中(定員30名)

予約方法は4/12と同じです。

 参加費:1000円(学生500円)(資料代含む)

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※訂正1つあります。

 3/29発信【TMM:No5173】★4.新聞・配信より2つにおいて

正:◆原発事故で屋内退避 机上計画 不安置き去り

誤:◆原発事故で屋内退避 機序うっ計画 不安置き去り

 おわびして訂正致します。

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┗■1.東海第二原発の重大事故で首都圏はどうなるか…

 | −時間を追ってアニメーションを作成−

 | 東京を超え神奈川県まで避難が必要に

 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

◎ 東電福島第一原発事故の際に、避難や被ばく防止対策を支援するはずだった

SPEEDIが機能せず、そのため無用な被ばくを強いられた人がいたとして裁

判の争点にもなった。

 その一方で、海外の研究機関によるシミュレーションとして、汚染大気の拡散

がアニメーションで示された動画を見た人も多いと思う。

◎ こうしたシミュレーションにはいくつかの計算法があり、それぞれに機能の

制約や一長一短があるので、目的に応じて使い分ける必要がある。

 大きく分けて、

1.事前の計画、

2.緊急時の防護対策支援、

3.事故後の被ばく量推定などの目的がある。

 今回の記事では、茨城県の東海第二原発から放射性物質が放出された場合に、

首都圏にどのような影響があるか、アニメーションを作成してみた。

◎ どのような放射性物質が、いつ、どれだけ放出されるかの事故シナリオと、

その時の気象条件によって結果は大きく変わってくる。

 解説は今回の記事では省略するが(※)、東海第二原発で起こりうる事故を想

定して、首都圏に放射性物質が飛来する気象条件でのシミュレーションを次の動

画で示す。赤と黄は避難が必要となる範囲である。

 最初は海上に出るが、途中で風向が逆転して首都圏に向かってくる。

https://youtu.be/0oE2bgZJIS0

◎ 防護対策を行う範囲として、しばしば「5km圏」「30km圏」と言われ

るが、それは事故の規模を過小に設定したためであり、東海第二原発で想定され

る事故ではそのような範囲では済まない。

 また気象条件によっては雨などの影響を受けて、発生源から離れた場所でスポ

ット的に高濃度のエリアが出現することもある。

※シミュレーションに関する詳しい解説は、たんぽぽ舎でパンフレットを作成中

です。完成したらお知らせします。

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┗■2.電力資本・原子力産業が息を吹き返している

 | 負けてたまるか!

 | 本気モードで原発を止めよう! (下)(了)

 | 「野田総理の悪夢」

 | −政治で決められたものは政治で覆せる−

 └──── 木村 悟(茨城県鉾田市

☆「選挙結果は周知のとおり」

 電力資本から見ると、再稼働にお墨付きを貰ったようなものだ。原発積極推進

を掲げている国民民主党が大躍進した。

 躍進した野党第一党原発ゼロと掲げつつ、再稼働は容認している。

 選挙の争点にも持ち出さない。

 「しんぶん赤旗」はスクープ一辺倒で裏金に集中した。

 責任は政党にだけあるわけではない。投票する私たちにもある。

 選挙を前に友人たちと話した。私と同じ考えの人もいる。

 しかし多くの友人は立憲民主党だ、と言っていた。

 「自公を下ろし、政権交代を実現するためには、野党第一党に頑張ってもらわ

なきゃ」という。

 「でも立憲は再稼働賛成だよ…」というと「要は数よ、少数では何もできない

でしょ」「政権交代すれば何とかなるよ」ともいう。

☆「野田総理の悪夢」

 果たしてそうだろうか?福島第一原発メルトダウンを起こしたその年の内に

(2011年12月16日)「原発事故終息宣言」を出し、被災者を見捨てたのは、当時

野田首相ではなかったのか。

 「終息宣言」は安倍政権に引き継がれ「アンダーコントロール」「おもてなし」

のフレーズとともに汚職まみれの東京オリンピックを誘致した。

 日本農業を苦しめるTPP条約に道を開いたのも野田政権だった(2011年11月

11日交渉参加方針発表)。

 石原慎太郎にそそのかされて尖閣諸島を国有化し(2012年12月16日、20億強で

私有地を買収)アジアの緊張を高めたのも、野田首相だった。

 国民は忘れてはいない。民進党になり、党首に蓮舫氏を選んだとしても幹事長

に野田が座り、名前だけ変わった組織は低迷をつづけた。立憲民主党に名前を変

えても、反省に踏まえた変革を伴わない限りその大罪は消えることはない。

 にもかかわらず、またしても野田が党首に返り咲いた。国民を愚弄する何物で

もない。二度と裏切りはごめんだ。野田その人だけではない、敢えてその人を党

首に選んだ組織そのものの根幹が問われていると思う。

☆「昔取った杵柄 昔の名前で出ています

 次の衆議院選挙は4年後だ(順当にいけばだが)。

 私たちにとって4年の歳月はかなり重たい。年齢的、肉体的、精神的に次の4

年が絶対的に保障されているわけではない。だからチャンスを大事にしたい。

 もちろん誰に、どこに投票するかは個人の自由であり崇高な行為だと思う。

 民主主義の根幹である権利を行使することは、すなわち社会に責任を持つ行為

だとも思う。

 自らが「この投票は社会を動かす責任ある行動なのだ」と強烈に自覚し、熟考

を重ねて成すべき行為ではないのか。

 社会党から、民主党、その流れで何となく立憲民主党にという漫然とした価値

観で投票するのは、なんとも、もったいない行為ではないか。

 昔を引きずってはいけない。

 前を開かなければ変革は生み出されない。

☆「電力資本・原子力産業に負けてたまるか!」

 原発を再稼働しようとする電力資本は必死なのだ。

 原発100年事業という。建設→稼働→廃炉まで、この事業を続けている限り

100年利益を得られる。

 国のベース電源事業だから巨額の税金が流れ込む。何があろうと必死に原発

動かそうとしている。

 相手の本気度に私たちが漫然としていれば、勝てるわけがない。

☆「まずは自分が変わろう。そして飛躍しよう」

 まずは本気度で負けてはいけない。

 投票に先立ち、どうしたら原発を無くすことができるのか必死で、本気で考え

抜く。知恵を出し合う。討議を重ねる。

 必ず活路はある。

 問題を単純化してみよう。

 選挙に限ってみれば、原発再稼働反対の人々の投票行動はただ1つ。

 「原発推進、賛成、許容、どちらつかずの候補者・政党には絶対!に投票しな

い。

 ブレずに、本気で原発再稼働に反対している候補者・政党に投票する」

 これだけだ。できれば再稼働反対の候補者や政党を応援する、拡大する、その

ために行動する、ことではないだろうか。

 政党のマニフェストや候補者の訴えをよく見聞きしてしっかりと現状を把握し

よう。本気で原発を廃止するために真剣に政策を生み出し行動している若い力が

あるはずだ。

 来年、参議院選挙と都議会議員選挙を含む自治体選挙がある。

 自分が一歩も二歩も飛躍して新たな力を作り育てるために今から準備しよう。

  (2024.12.15発行、原発井戸端会議・神奈川ネットワーキング・

   ニュースNo441より了承を得て転載)

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┗■3.≪沖縄辺野古新基地の建設を認めない≫

 | 辺野古裁判(国に損害賠償を求めた訴訟)判決…

 | 「原告の請求を棄却する」−現在、控訴中

 | カヌーで海上抗議中、海上保安庁高速艇に激突され大怪我

 └──── 千葉和夫(辺野古ぶるーカヌーチーム)

◎ 2021年4月15日、沖縄県辺野古の海にて、新基地工事反対でカヌーに乗り抗

議している時、海上保安庁高速艇GB(ゴムボート)に横から激突され大怪我をし

ました。私たちの抗議船の船長がその現場を動画で撮っていました。

 これを証拠として、2021年10月に裁判に踏み切りました。

 それから長い時間3年5ヶ月を稼がれ、2025年3月11日の裁判で「原告の請求

を棄却する」という判決が出ました。つまり事故/事件はなかったことにされて

しまいました。

◎ 海上保安庁高速艇硬式GBに激突された事故から4年近く経って、まだ後遺

症が残っています。

 首の痛み/日常生活/車の運転などの不自由さは残っています。国との裁判は

このような判決は覚悟しています。

 しかし、これで「はいそうですね」と言って引き下がるわけにはいきません。

 弁護士、私を支える会の皆さんと相談して控訴することにしました。

 辺野古新基地の建設を認めないと言う姿勢で、国と闘うのも私の1つの役目だ

と思っています。

◎ 私を支援する会ニュースと1部ダブりますが、下記を明確にしておきます。

 国(海上保安庁)は、「軽微な接触」と主張しているが、衝突したGBは船体の

大半は強化プラスチックでできた堅牢な高速艇である(硬式GBとカヌーの重量比

は40倍、馬力比は700から800倍あります)

 また、海上保安庁は、GB28が私に当たってすぐ止まったと主張しているが、

私の記憶、ビデオを見ても、私の身体に乗り上げて数m押し込んでから止まって

いることは間違いありません。

 GB28の船底から這いだした私はGB28に猛烈に抗議しました。

 この時、猛烈な吐き気が何回かありました。(しかし、この事実を近くにいたG

B28の艇長は裁判所に出した陳述書の中にどこにも書いていない)

◎ 数分後、海上保安官の統括官(海上保安庁が海で行動する時の最高責任者)が

私の所に来て話をしました。(記憶はあるが何を話したかは覚えていない)海上

で明確に覚えているのはここまでです。私は話をしてる途中しどろもどろになり

しゃべれなくなりました。それ以後の記憶は有りません。

 つまり、救助のプロ中のプロである統括官が、私から2m位の距離で話をして

いる途中に、私は“気を失った”のだから、彼は100%私の状態を把握しています。

 決して「軽微な接触」でないことを知っているはずである。

 しかし裁判ではこの事実を一度も取り上げられていない。この一番重大な事実

を裁判の中心にすべきであったと思います。

 統括官が我々の責任者O船長の船に行き「急にしゃべらなくなったのでそちら

で見てくれ」との趣旨の申し入れをしている。

 さらに、海上保安庁は救急車を呼ばず、現場の私の仲間が救急車を呼んだとの

ことです。

 裁判ではこのような国(海上保安庁)に不利な事は一度も話されていません。

◎ その後、私は救急車で北部病院に搬送されました。

 私が北部病院で診察を受けている時、海上保安庁11管区から保安官3名が病院

を訪れています。

 私は直接会っていないが、私を治療した医師の話では「診察の内容を聞きたい、

私と話をしたい」との申し入れだったが、「(私が)会える状態でなかったので帰

ってもらった」との説明を受けています。

 医師は私の体調は非常に悪かったと認めています。

 海上保安庁11管区の彼らにとっても、極めて深刻な事故と認識していたと思い

ます。

 しかし、このことも裁判で一度も話が出なかった。

◎ 彼らの主張する“軽微な接触”で海上保安官3名がわざわざ11管区から来る

とは考えられない。

 今まで辺野古ぶるーカヌーチームの人たちとGBとの接触/衝突事故は数十回

あるがこんな事は後にも先にも初めてである。

 海上保安庁11管区でもかなり重要な事故と認識していたことは間違いは無いと

思います。

このことも裁判で一言も問題にしていない。

◎ 判決は全て海上保安庁の提出の資料、陳述書に基づいての内容であり、私た

ちの証拠動画、及び私の陳述書も採用されていない。

 本日(2025年3月25日)が控訴の期限2週間なので、弁護士を通じ3月21日に控

訴状を裁判所に提出致しました。

 引き続き御支援をお願いします。

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┗■4.新聞より4つ

 └──── 

 ◆南海トラフ地震の死者29.8万人

  新たな被害想定公表 国の有識者会議

 東海沖から九州沖を震源域とする「南海トラフ巨大地震」について、国の有識

者会議は31日、最悪の場合は直接死が29万8000人、全壊・焼失建物が235万棟に上

るとする新たな被害想定を公表した。

 2012年の前回想定では、それぞれ32万3000人、238万6000棟とされていた。

 政府は2023年度末までに死者を8割、全壊・焼失建物を5割減少させる目標を

立てていたが、いずれも1割にも満たない減少にとどまり、遠く及んでいない。

 経済被害は、間接的な影響も含めると292兆円に及ぶ。物価の高騰も反映して前

回想定(2013年)より72兆円増え、国家予算の2.5倍に達する。(後略)

                 (3月31日「毎日新聞」より抜粋)

https://mainichi.jp/articles/20250329/k00/00m/040/179000c

 ◆柏崎刈羽原発の使用済み核燃料、2025年10〜12月に青森に輸送

  東京電力が計画発表

 東京電力は3月28日、2025年度の核燃料などの輸送計画を発表した。10から

12月に当初計画通り、新潟県柏崎刈羽原発4号機にある専門容器2基分の使用

済み核燃料138体を、青森県むつ市のリサイクル燃料貯蔵(RFS)が運営する中

間貯蔵施設に送る。

 同原発で出た低レベル放射性廃棄物のドラム缶1800本は、青森県六ケ所村の日

本原燃に輸送する。(後略)

         (3月29日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

 ◆柏崎刈羽原発巡る県民投票条例…制定を審議する

  新潟県議会臨時会、4月16日から3日間と正式決定

 新潟県議会は3月31日午前、議会運営委員会を開き、市民団体が花角英世知事

に直接請求した東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例の制定

を審議するため、臨時会を4月16日から3日間開くことを正式に決めた。

 条例案を審議するため正副議長を除く全県議51人を委員とする特別委員会を設

置。市民団体が意見を陳述した後、地方自治に関する学識経験者を招き、意見を

聞く。

 その後、各会派が花角知事や関係部局長に質疑を行う。

 質疑は17日まで続き、18日に採決、閉会する。(後略)

         (3月31日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

https://www.47news.jp/12384138.html

 ◆誰のための安全か…「台湾有事沖縄12万人避難」

  「対馬丸」事件⇒戦闘の足手まといになる「非戦闘員」を

  事前に排除するための移住

             大矢英代カリフォルニア州立大助教授)

 28日付の本紙記事「台湾有事沖縄12万人避難」を読んで、愕然とした。

 政府は、台湾有事を想定して沖縄県先島諸島から住民や観光客ら12万人を九

州・山口へ避難させる計画概要を発表。2026年度には沖縄で実動対応を含めた避

難訓練を行う。記事を読みながら「ありったけの地獄を集めた」戦場と呼ばれた

沖縄戦のことが脳裏をよぎった。悪夢の再来である。

 同記事では、沖縄戦の前年、米軍の攻撃で沈没し学童など1484人が死亡した疎

開船「対馬丸」事件を取り上げ、沖縄では避難への反発があると書く。

 しかし、問題は「なぜ学童が疎開させられたのか」である。

 当時、サイパン陥落を受け、大本営は泉守紀沖縄県知事に対し、子どもや女性、

高齢者などを本土や台湾へ疎開させるよう命令した。

 重要なのは、これは住民を危険から守るための避難ではなく、戦闘の足手まと

いになる「非戦闘員」を事前に排除するための移住だったということである。

 また、戦闘に向けた食料確保のための「口減らし」目的があったことも忘れて

はならない。

 地元を離れることへの反発は強く、疎開は半ば強制的に行われた。対馬丸事件

は軍の作戦上の移住計画によって起きた悲劇だった。

 「国民保護」の化けの皮を被った(かぶった)戦争準備が着々と進む今、国民は

再び騙されてはならない。

  (3月31日「東京新聞」朝刊17面「本音のコラム」より)

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※【動画アップの紹介】

☆maruo yukifumiさんのツイキャス

・20250205第79回日本原電本店抗議1

  https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810486327

・20250205第79回日本原電本店抗議2

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810488553

・20250205第137回東電本店合同抗議1

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810491322

・20250205第137回東電本店合同抗議2

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810493209

 20250108第136回東電本店合同抗議行動

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/808835379

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

  https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20250315 UPLAN 山田國廣「福島原発事故健康被害の5段階因果関係論」

 https://www.youtube.com/watch?v=8OcxT2HUm5M

・20250311 UPLAN 第80回日本原電本店抗議行動/

         第138回東電本店合同抗議行動

 https://www.youtube.com/watch?v=I_caac4rz6Y

・20250308 UPLAN さようなら原発3.8全国集会

 「3.11福島原発事故を忘れない」

 https://www.youtube.com/watch?v=gyxf_2uTE_A

・20250220 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第3回】

 「GHQの経済民主化政策」

 https://www.youtube.com/watch?v=rj48_g2KFkY

・20250215 UPLAN 福島原発事故健康被害放射能毒と化学毒の

複合的影響が原因!    講師:藤原寿和

 https://www.youtube.com/watch?v=hd62QHzp9ak

☆広瀬 隆…私のYouTube「ロックフェラー財閥シリーズ第26話」で

 5月5日、「チェルノブイリ原発事故と放射能の基礎知識」を掲載。

 https://youtu.be/rRg2bq8B-Dk

ソ連の“ウラルの核惨事”と“キューバ・ミサイル危機”大事件に

 ついては「ロックフェラー財閥シリーズ第25話」

 https://youtu.be/6g2-jh1J9JU

・“スリーマイル島原発事故”の被害とイギリスの“ウィンズケール

 再処理工場”による海の汚染は「ロックフェラー財閥シリーズ第24話」

 https://youtu.be/4XFzySIQi10  ぜひ、ご覧下さい。

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☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

5.【読者からのつぶやき】(仮)

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

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一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

              日曜・休日はお休みです。

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