たんぽぽ舎です。【TMM:No4405】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4405】

2022年2月10日(木)地震原発事故情報−

             4つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.3月5日(土)東海第二原発いらない第3波一斉行動

  3月11日(金)日本原電本店と東電本店前で集会

  新型コロナウイルス下でも『原発再稼働阻止の

  大事な行動』へぜひご参加を

             柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

★2.東電強制起訴控訴審 証人申請、

  現場検証を却下 次回結審へ…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                黒木和也 (宮崎県在住)

★3.「日の丸・君が代」強制と処分に対する是正勧告

  不起立の行為は市民的自由の権利−ILOとユネスコから公表

             渡辺厚子(元都立特別支援学校教員)

★4.新聞より1つ

  ◆子ども小児甲状腺がん裁判 「むげのうて」の心込め

   佐藤直子論説委員

    (2月9日東京新聞朝刊6面「視点」私はこう見る−より)

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※2/19(土)『ペテン学 基礎講座!2022』

 これは「報道」か「プロパガンダ」か?はたまた「ウソ八百」か?!

 −戦時下の新聞と今のぼくら−

 アーサー・ビナード浅野健一による「ペテン学」レッスン!

 日 時:2月19日(土)13時30分より16時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」

     予約必要です。定員40名。

     たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か

 メール tanpopo3238@gmail.com 、 nonukes@tanpoposya.net で

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお知らせ致します。

 参加費:800円

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※2/22(火)学習会にご参加を!

 「いま日本大学で何が起きているのか」−

  日本の私立大学が抱える諸問題

 お 話:長沼宗昭さん(日本大学大学院非常勤講師)

 日 時:2月22日(火)18時より21時 開場 17時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」 講師のお話は19時より

 参加費:800円 予約必要です。 2/19と同じ予約方法です。

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※動画アップの紹介 三輪祐児さんのユープランより

・20220208 UPLAN 安田節子「子どもの健康と食品添加物

https://www.youtube.com/watch?v=JgGYH_76Oh0

・2/2実施「2つの抗議行動」

20220202 UPLAN 第43回とめよう!東海第二原発原電本店抗議、

「第101回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

https://www.youtube.com/watch?v=1KXFSksDBhQ

広瀬隆二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は

 科学的にまったく根拠がないデマである」

20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】

https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck

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┗■1.3月5日(土)東海第二原発いらない第3波一斉行動

 | 3月11日(金)日本原電本店と東電本店前で集会

 | 新型コロナウイルス下でも『原発再稼働阻止の

 | 大事な行動』へぜひご参加を

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

◎ 3月5日(土)と3月11日(金)の2つの大衆行動の日が

迫っています。

 メールマガジンを読まれている皆さんも、ぜひ、原発再稼働(放射能

事故の心配あり)阻止の大事な行動にできる限り参加を

お願いいたします。

◎ 新型コロナウイルス下でも、東海第二原発の再稼働工事は1.000人

以上の労働者を働かせています。

 私たちは、【不急・不要の工事】だと言っています。=電気は充分

足りていますから。

東京電力が2200億円以上のお金を出して、そのお金で工事費の多くを

まかなっています。

 私たちは、毎月定例の東電本店合同抗議行動(のべ101回実施)で、

「2200億円以上の資金」提供にずっと反対を続けてきました。

 「東京電力本体の運営も危うくなる心配あるよ…」を

提言しています。

◎ さいきん地震が多い(火山噴火も)。心配です。

 3月5日(土)14時より15時(目安)は、東海第二原発いらない一斉

行動の第3波です。(第1波は昨年9月11日土曜、第2波は12月11日

土曜実施。多くの団体−人々が参加した)

今秋予定の再稼働をとめるためぜひ多くの人が3月5日(土)

立ち上がろう。

呼びかけ:「東海第二原発いらない!首都圏ネットワーク

たんぽぽ舎は、いつものように、JR御茶ノ水駅3ヶ所で、14時より

15時15分までおこないます。

 ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

◎ 3月11日(金)は、東電福島第一原発事故から11年目の日です。

 東京電力本店前にあつまろう。18時45分から20時まで。

 当日の発言予定者は、鎌田慧落合恵子、菅井益郎、鴨下裕也、鴨下

全生、野口修、ほかです。(敬称略)

この日は、17時より18時まで、日本原電本店抗議行動をおこないます。

◎ どちらの行動も、案内ビラができています。(5000枚)

ぜひ、多くの人々へ配布しよう。

  3月5日(土)と3月11日(金)…2つの抗議行動を成功させよう!

◎ 『東海第二原発の再稼働工事反対』署名は、3月11日(金)、

 日本原電本店へ提出します。

 当日、署名用紙をご持参いただければ幸いです。

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┗■2. 東電強制起訴控訴審 証人申請、

 | 現場検証を却下 次回結審へ…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.東電強制起訴控訴審 証人申請、現場検証を却下 次回結審へ

  2/9(水)20:25配信「毎日新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/70ce72406ec2a29dbf1eb99a426d5b776f0195e0

2.島根原発再稼働 市民団体が議会で意見陳述

  住民投票条例案の必要性訴える

  2/9(水)19:17配信「日本海テレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/15d2a6fa938e06464b4ab16a7e9fbc7f8e0b790d

3.放射能低減には数万年 高レベル放射性廃棄物

  最終地層処分で国が説明会

  2/9(水)11:46配信「佐賀新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/890ff76c0f9c959d9cd0007b2949898b8a3b4fc4

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┗■3.「日の丸・君が代」強制と処分に対する是正勧告

 | 不起立の行為は市民的自由の権利−ILOとユネスコから公表

 └──── 渡辺厚子(元都立特別支援学校教員)

1.初めての是正勧告

 2019年春、「日の丸・君が代」強制と処分に対する是正勧告が、

ILOとユネスコから公表された。

 2014年、アイム’89東京教育労働者組合が「ILO/ユネスコ教職員

勧告適用合同専門家委員会」(CEART・セアート)へ申し立てた

成果である。

 国際機関から「日の丸・君が代」強制への是正勧告が出されたのは、

初めてのことである。

2.10・23通達下の教職員・子どもの権利侵害

 石原・横山体制によって2003年10月23日都立学校に出された通達は、

卒・入学式を一変させた。

 教職員は起立斉唱命令に従わなければ累積加重処分された。

 例外なく再雇用を拒否された。子ども達は、教員の起立を範として

起立斉唱を強いられ、拒否すれば管理職から恫喝された。

 障がい児学校における権利侵害は目に余った。

3.勧告内容

 セアートでは4年を費やし検討、2018年最終報告書を出した。

 要点は2つ。

 ◎不起立の行為は市民的自由の権利として認められる、

 ◎懲戒処分システムには同僚教員を関与させる、また障害を持った

子どもや教員らのニーズに合わせて式典要件を再検討するよう

勧告した。

 画期的内容であった。

 この最終報告書を受け、ILOとユネスコは、日本政府に勧告を

発した。

4.「日の丸・君が代」ILO/ユネスコ勧告実施市民会議結成

 私達は勧告を実現するために「市民会議」を立ち上げ地道に活動して

いる。文科省や都教委は責任逃れをしてらちが開かない。

 ブラックな教育現場において、天皇ファシズム教育の先駆け「

日の丸・君が代」問題は古くて新しい。

 誰もが希望の持てる教育現場を目指して、7月24日午後、日比谷図書

文化館で集会を開く。ご参集を!

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┗■4.新聞より1つ

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 ◆子ども小児甲状腺がん裁判 「むげのうて」の心込め

   佐藤直子論説委員

 〈むげのうて(かわいそうで)たまらん〉。

 あの人がこの裁判のことを知ったら、こう言って涙ぐんだのでは

ないか。

 先月、小児甲状腺がんの患者である若者たちが福島原一発事故の

加害責任を問い、東京電力を訴える裁判に立ち上がった。

 そのニュースに、2004年に他界した作家の松下竜一さんを思いだした。

 松下さんは生涯を大分県中津市で送り、町の小さな豆腐屋から「記録

文学者」に転じた人だ。

 1970年代、地元で起きた火力発電所建設計画に反対して住民運動

始め、漸新な環境権裁判も提起した。

 火力発電がもたらす公害の記録映画を上映しで回り、幼子がぜんそく

に苦しむ場面になるとわが子の姿を重ね、「むげのうて」と大分弁で

嘆き、涙をこぼす人でもあった。

 そこには抵抗する術のない子らの命や健療を、大人が作りだした環境

汚染で脅かしてしまったことへの怒りとか申し訳なさとかが込められて

いたと思う。

 そんな痛みを知る想像力が、これから東京地裁で始まる甲状腺がん

裁判の審理には必要だろう。

 原告は17から27歳の6人。2021年3月の原発事故の時は福島県

住んでいた。事故後のどの甲状腺にがんが見つかり進学や就職といった

人生の大切な時期に過酷な治療や手術を経験した。

 原発事故に詳しい井戸謙一さんや海渡雄一さん、河合弘之さんら17人

弁護団が総力を挙げる裁判は事故による放射線被ばくと発病との因果

関係が焦点となる。

 なぜ原告たちは年間100万人に1から2人程度とされる希少な小児

甲状腺がんになったのか。「命」を問う、原発事故の核心に迫る裁判

である。

 甲状腺がんは、1986年のチェルノブイリ原発事故後、若者の間で急増

した。だから福島の事故後も、増えることが予想されていた。

 福島県は県内すべての18歳以下約40万人を対象に甲状腺がんの検査を

行った。その結果、約300人が甲状腺がんまたはその疑いと診断された。

 にもかかわらず被ばくとの因果関係を否定する見解がある。「国連の

放射線影響科学委員会は昨年、福島原発事故放射線によって住民の

健康に影響が出る可能性は低い、との報告書を公表した。

 専門家や国会議員には、県が無症状の人まで検査してがんを見つけ

すぎているという過剰診断論を唱える入もいる。

 被告の東電も国連の報告書や過剰診断論に乗って主張することが予想

される。

 井戸弁護士は「甲状腺がんの一番の原因は放射線被ばくだが、福島で

の発見率は本来の数十倍も高い。原発事故の被ばくが原因だという

蓋然性は十分立証できる」と強調する。

 「風評被害を招く」と沈黙を強いる空気もある中で、原告らが奮い

立つのは被害をなきものにしようとする力への抵抗でもある。

 若者を提訴にまで追い込んでしまった大人のひとりとして、この裁判

を見届けたい。

     (2月9日東京新聞朝刊6面「視点」私はこう見る−より)

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