たんぽぽ舎です。【TMM:No4143】地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4143】

2021年3月5日(金)地震原発事故情報-

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.不当判決・子どもの未来を閉ざす

  3/1(月)子ども脱被ばく裁判判決の報告

         片岡輝美(子ども脱被ばく裁判の会共同代表)

★2.日本原電は「机」が署名を受け取ります

  社員は出てきません 「机」にまかせていますので

  東海第二原発(110万kw)再稼働反対署名に原電の無礼な対応

  3月11日(木)日本原電本店前へあつまろう

  来年の東海第二原発再稼働をとめよう

   柳田 真(たんぽぽ舎、

            とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)

★3.東京電力東通村に資金拠出を検討 5年間で30億円規模…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆3/17(水)「福島はオリンピックどごでねぇ」アクション

   会場:Jビレッジ周辺

   共催:「ひだんれん」(原発事故被害者団体連絡会)、

      脱原発福島ネットワーク

★5.新聞より1つ

  ◆原発の恐怖 余震で再び

   10年たった今なお、人災と天災の「余り」の恐怖

                 吉田文平(東京都江戸川区

           (3月4日東京新聞朝刊5面「発言」-

                  東日本大震災10年-より)

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※3/11(木)2つの抗議行動にご参加を!

1.日本原電本店への抗議行動「とめよう!東海第二原発

  日本原電本店抗議」

 発 言:大石 光伸さん(常総生協)、

     中井はるみさん(忘れまい3・11反戦・反原発の会/千葉)、

     柳田 真さん(たんぽぽ舎共同代表)、ほか

 日 時:3月11日(木)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(東京都台東区上野5-2-1)

            (JR秋葉原駅昭和通り口より7分)

 主 催:「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

2.東京電力本店への抗議行動 事故から10年

  東京電力福島第一原発事故の責任をとれ!

  第90回東京電力本店合同抗議

 発 言:落合恵子さん(作家、クレヨンハウス主宰)、

     大石光伸さん(常総生協)、鎌田 慧さん(ルポライター)、

     菅井益郎さん(柏崎・巻原発に反対する在京者の会)、

     鴨下祐也さん(福島原発被害東京訴訟)、

     山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)、ほか

 日 時:3月11日(木)18:45から20:00

 場 所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町1-1-3)

             JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、

             地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分

 ※東京電力への「申し入れ」を提出する方は事前に

  「東電本店合同抗議行動実行委」あてにご連絡をお願い致します。

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」(070-6473-1947) 、

      たんぽぽ舎(03-3238-9035)

 賛 同:東電株主代表訴訟ピースボートなど139団体

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※3/18(木)『ありえない!今日このごろ』

     アーサー・ビナードさん講演会

 お 話:アーサー・ビナード(詩人・俳人、随筆家、翻訳家)

 日 時:3月18日(木)13:00開場 お話13:30より16:30

 会 場:東京学院3階(貸会場・貸教室内海)

     101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-6-15

        アクセス:JR水道橋駅西口から1分

        https://www.kaigishitsu.co.jp/access/

 ※ご注意ください。会場は、たんぽぽ舎ではありません。

  当日は会場の前に、たんぽぽ舎の黄色の旗をたてます。

 参 加:《予約申込制》 参加費:800円

  (会場の通常定員は120名。今回は70名で締め切り)

    ※残りのお席は10名ほどです。

 主 催:たんぽぽ舎 https://www.tanpoposya.com/

 予約申込:ご氏名、電話番号をお知らせ下さい。

      受付番号をお知らせいたします。

      たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035

            Email: nonukes@tanpoposya.net

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┗■1.不当判決・子どもの未来を閉ざす

 | 3/1(月)子ども脱被ばく裁判判決の報告

 └──── 片岡輝美(子ども脱被ばく裁判の会共同代表)

 みなさま 片岡輝美です。多くのみなさまからもご支援いただいた

子ども脱被ばく裁判に、3月1日不当な判決が言い渡されました。

 全ての訴えを却下、棄却するものです。

 判決要旨(下記URL)もご覧ください。

 遠藤東路裁判長は早口で主文を読み上げ、判決理由も述べないままに

閉廷としました。わずか数分の出来事だったようです。

 敗訴するにしても、なぜその判決に至ったのか、裁判長にはその責任

があるわけで、その責任を放り出した態度に、弁護団からも「これほど

最悪になるとは思わなかった」との声が出ました。

 原告として入廷した方は「あんな言い方があるのか」とその衝撃を

伝えています。

 今、弁護団は主文を読み込んでいますので、弁護団見解の発表には、

あと2,3日かかるとのことです。

 法廷には入らず外で待っていた私の印象を申し上げます。

 不当判決・子どもの未来を閉ざすの旗を見た瞬間、私は裁判長は

逃げたと思いました。

 またある支援者は「この裁判の目指していることの大きさを、裁判官

は受け止めつつも判断しきれなかったように思う」と感想を述べて

おられます。

 つまり、子ども脱被ばく裁判の訴えを認めた場合、国策の過ち、

事故後の国や県の不作為を認め、内部被ばくの危険性に近づくことと

なり、今後の原子力行政や原発訴訟に大きな影響を与えることに

なりかねない…。

 遠藤裁判長はそこから逃げた、それを避けたのでは…と想像します。

 翻って、子ども脱被ばく裁判の訴えは、それほどこの国の本質的な

ところに食い込んでいくものだったと感じています。

 今後、仙台高裁への控訴については協議を重ねているところですが、

この裁判で弁護団が弁論、立証した内部被ばくやセシウム含有不溶性

放射性微粒子の危険性を伝えること、子どもが安全に生活・学習する

権利、健康を守る権利の確立を目指すことを、どのように広めていく

かが、今後の課題になっていきます。

 本当に残念な報告となってしまいました。弁護団の見解が公表され

ましたら、お知らせします。

☆2021/03/02 脱被ばく実現ネットブログ

https://fukusima-sokai.blogspot.com

☆子ども脱被ばく裁判判決の要旨

http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear3/210301JudgeAbstract.pdf

☆2021/03/02民の声新聞【子ども脱被ばく裁判】

 「不当判決!」「ふざけるな!」

 原発事故10年目に福島地裁が下した“忖度判決”

 被曝リスクも行政の不作為も全否定

http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-523.html

☆2021/03/01 NHK福島 原発事故後の行政の過失認めず

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210301/6050013639.html?fbclid=IwAR2fgLAU5WfcOh2EhDk2O8dy_DUhw-EG9m725wjv3zMzFqw-S0sfmh_N6kQ

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┗■2.日本原電は「机」が署名を受け取ります

 | 社員は出てきません 「机」にまかせていますので

 | 東海第二原発(110万kw)再稼働反対署名に原電の無礼な対応

 | 3月11日(木)日本原電本店前へあつまろう

 | 来年の東海第二原発再稼働をとめよう

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、

            とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)

◎43年目の老朽・被災原発の東海第二原発。その日本原電本店で「

奇妙な」光景がつづいている。

 日本原電は「机」が署名を受け取ります。社員はコロナ禍を理由に

出てきません。「机」にまかせていますという光景。

◎以下、「原発やめよう 反原発自治体議員・市民連盟」ニュース37号

(2021年2月号=4頁)の3頁から一部引用しています。

原電と東電に要請行動

『原電』は机が受け取り?『東電』からは回答

       武笠紀子(反原発自治体議員・市民連盟共同代表)

 毎月恒例の『東京電力本店前抗議行動』が、10年目の今年3月11日に

90回目を迎えます。

 そして「止めよう!東海第二原発首都圏連絡会」主催の『日本原子力

発電(原電)本店前抗議行動』が17時から、18時半からの『東電本店前

抗議行動』の前に実施されています。

 連盟は毎回、原電と東電に要望書を提出しています。

 1月13日も東電は、約束の19時に担当者が2人出て、読み上げた

要望書を受けとりました。Faxとメール、今は返信用封筒で

回答がきます。

 一方、原電は、コロナ禍を理由に受け取りに出てきません。

 玄関の脇に机が出ていて文鎮が置かれています。

 仕方がないので、そこで申し入れ書を読み上げて置いてきました。

 後で回収したらしいのですが、回答はなし。

 こちらにも返信用封筒をつけましたが無視?。

 申し入れ書および回答は連盟HPに掲載。

 http://nonukesjapan.org/

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┗■3.東京電力東通村に資金拠出を検討 5年間で30億円規模…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.東京電力東通村に資金拠出を検討 5年間で30億円規模

  3/4(木)11:05配信「共同通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/bd1a8115505cbd0f09034da69b30a42d5eb58881

2.核ごみ巡り、対立続く寿都町

  第2段階の概要調査の前と

  第3段階の精密調査の前に住民投票実施へ

  3/4(木)9:02配信「朝日新聞デジタル

https://news.yahoo.co.jp/articles/54eb397bc01bcb7901f4b0a5f9b311e4c25f4746

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆3/17(水)「福島はオリンピックどごでねぇ」アクションのお知らせ

 日 時:3月17日(水)13:30~14:30

 会 場:Jビレッジ周辺

 内 容:横断幕、多言語プラカードを掲げて、周辺ウォーク

 共 催:「ひだんれん」(原発事故被害者団体連絡会)、

     脱原発福島ネットワーク

 問い合わせ:「ひだんれん」 hidanren@gmail.com

        *詳細はチラシをご覧ください

      →https://xfs.jp/wwn1M7 (PDFのダウンロードです)

        ひだんれん (hidanren.blogspot.com)

 東電福島第一原発事故から10年経っても、「原子力非常事態宣言」は

未だ発令中で、事故収束作業が危険と隣り合わせで進んでいる中、2月

13日の宮城・福島沖地震によって1号機・3号機は格納容器の破損が

拡大して水位低下、圧力低下が続いて、コントロールできていない

状態です。

汚染水は流す、除染土は使う、除染なしで解除する、放射能は安全?!

避難者切り捨て、甲状腺検査縮小、放射線教育は後退。

原発震災、何にも解決してねぇ!

 新型コロナウィルスの感染は拡大し、福島県の即応病床使用率が90%

近くにひっ迫する事態となっており、昨年のこの時期に比べれば

はるかに危機的状況です。

それでも聖火リレーを決行するのでしょうか?

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┗■5.新聞より1つ

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 ◆原発の恐怖 余震で再び

  10年たった今なお、人災と天災の「余り」の恐怖

           吉田文平(東京都江戸川区

 この世には、算数の割り算のように、割り切れない「余り」という

ものがある。それがある日突然、言いようのない感情を蘇らせることが

ある。言いようのない感情。それは「恐怖」。

 今年2月13日の夜11時すぎ、宮城県福島県を10年前の東日本大震災

の「余り」が襲った。あの日の感情。それが不意に蘇り、心まで激しく

揺さぶる。

 かつての地震の「余り」がいまだ海底に居座り、大きな余波となって

地上を脅かす。その自然の脅威におののきながら、「原発は大丈夫

だろうか」とハッとしてテレビをつけた。今のところ異常はないとの

報道に、胸をなでおろす。

 思えばこの間、いつも地震が起きるたびに、10年前の原発事故の

「余り」に恐怖を覚えてしまう。

 人間の暮らしを豊かにするはずの道具が、むしろその真逆の結果を

もたらすという、この矛盾。

 10年たった今なお、人災と天災の「余り」の恐怖に怯えながら、

今年もまた、3・11を迎える。

 (3月4日東京新聞朝刊5面「発言」-東日本大震災10年-より)

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