たんぽぽ舎です。【TMM:No4404】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4404】

2022年2月9日(水)地震原発事故情報−

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.あらかぶさん+なすびさん講演会

  「原発と被ばく労働を考える」2/6報告

  被ばくの嘘を暴き賠償を求めよう!

  中村泰子(あらかぶさんを支える会)

★2.元首相ら5人が大臣、知事に“逆抗議・質問状”

  「脱原発」市民団体が意見集約

  福島第一原発事故EU書簡問題…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★3.地球上のデータのやりとりの95%「海底電線」の弱点とは

地震津波・ハリケーンや台風なども大敵

「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その431

   島村英紀(地球物理学者)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆2/14(月)佐々木寛さん「新潟からかけつけての講演」

   「原発再稼働を止めるには?!」 会場:「東京学院」

   主催:“新潟とつなぐ首都圏”実行委員

★5.新聞より1つ

  ◆中央アジア3カ国(ウズベキスタンキルギスカザフスタン)、

   原発導入へ ロシアの影響が強まる

             (2月8日「日本経済新聞」より抜粋)

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※明日です! 2/10(木)『パスワードが危ない?!』

            個人情報を守るチャレンジ講座

※2月10日、降雪でも開催します。

 帰路がご不安な方はキャンセルのご一報ください。

 気象情報を確認して足元にご注意しておいでください。

講 師:小倉利丸さん(JCA−NET理事。

           盗聴法に反対する市民連絡会メンバー)

日 時:2月10日(木)「復習・自由学習タイム」 17時より18時30分

          講座受付開始18時30分 講座 19時より21時

会 場:「スペースたんぽぽ」(コロナ対策をして定員の約半分)

    予約必要です。定員25名。残席8名様です。

参加費:800円  予約は、たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か

  メール tanpopo3238@gmail.com 、 nonukes@tanpoposya.net で

  ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。

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※2/19(土)『ペテン学 基礎講座!2022』

 これは「報道」か「プロパガンダ」か?はたまた「ウソ八百」か?!

 −戦時下の新聞と今のぼくら−

 アーサー・ビナード浅野健一による「ペテン学」レッスン!

日 時:2月19日(土)13時30分より16時30分

会 場:「スペースたんぽぽ」

    予約必要です。定員40名。2/10と同じ予約方法です。

参加費:800円

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※動画アップの紹介 三輪祐児さんのユープランより

・20220208 UPLAN 安田節子「子どもの健康と食品添加物

https://www.youtube.com/watch?v=JgGYH_76Oh0

・2/2実施「2つの抗議行動」

20220202 UPLAN 第43回とめよう!東海第二原発原電本店抗議、

「第101回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

https://www.youtube.com/watch?v=1KXFSksDBhQ

広瀬隆二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は

 科学的にまったく根拠がないデマである」

20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】

https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck

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┗■1.あらかぶさん+なすびさん講演会

 | 「原発と被ばく労働を考える」2/6報告

 | 被ばくの嘘を暴き賠償を求めよう!

 └──── 中村泰子(あらかぶさんを支える会)

◎ 2月6日、西東京市公民館市民企画事業として、柳沢公民館で

あらかぶさんとなすびさんの講演会が行われました。

 参加者は32名でした。

 講師のお二人は、息の合った掛け合いも交えながら、みっちり1時間

30分の枠を使い切りました。

 質疑応答も活発に行われ、大変中身の濃い集会だったと思います。

◎ あらかぶさんは、なぜ福島に行ったのか、福島第一原発での仕事、

危険手当問題、白血病の発病と経緯、労災申請から認定、提訴から

5年の今についてなすびさんによるパワーポイントの映像を使いながら

熱く語りました。

 自分だけではなく、被ばくして働いている人たちみんなの問題だから

声をあげなければならないという思いに貫かれていました。

 あらかぶさんが今一番イラッときたことは、労災認定の判断をした

厚労省検討会の座長だった明石眞言氏が、平気で東電側に立って意見書

を出してきたことだと話しました。

◎ なすびさんは、福島第一原発事故収束作業の現場状況、危険手当、

安全管理、労災認定(被ばく労災の場合)、原賠法の事業者への責任

集中、総合保険の適用除外、福島第一原発死亡事故、東電の事故事例や

死亡事例の情報公開の極端な後退、など広範にわたる問題について

解説しました。

◎ また、あらかぶ裁判について、現在弁護団と支える会が取り組んで

いる争点について話しました。

 一つは、あらかぶさんの被ばく量は記録線量より多いこと、ガラス

バッジの計測値が適正であるという明石意見書に対して放射線被ばく

防護の観点からの反論を準備していること、

 もう一つは、国・東電の「100mSv以下の被ばくと発がんの因果関係は

証明されていない」論の根拠論文はないことを明らかにし、ICRP

国連放射線防護委員会)やUNSCEAR(原子放射線の影響に関する

国連科学委員会)のお墨付きを検証・批判すること、と話しました。

◎ あらかぶ裁判の闘いは、被ばくをめぐる嘘を暴く挑戦という段階に

入り、被ばく労働だけでなく、福島第一事故による健康被害全般に関係

する重要な問題提起となるだろうと思いました。

◎ 質疑応答では多くの質問が出され、有意義な対話の場となりました。

 山田真先生(小児科医、八王子中央診療所理事)も参加されていて、

「原告が因果関係を立証しなければならないということ自体が

おかしい、被告東電が被ばくと健康被害の因果関係はないことを立証

すべき」と発言され、まさにそのとおりと思いました。

 先日、福島第一原発事故の被ばくにより甲状腺がんになったと提訴

した6人の裁判や、多くの被ばくによる健康被害を被った人々と

つながって、被ばくの嘘を暴き、賠償を求める運動を広げていく

べきだと思いました。

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┗■2.元首相ら5人が大臣、知事に“逆抗議・質問状”

 | 「脱原発」市民団体が意見集約

 | 福島第一原発事故EU書簡問題…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.元首相ら5人が大臣、知事に“逆抗議・質問状”

  「脱原発」市民団体が意見集約 福島第一原発事故EU書簡問題

  2/8(火)17:00配信「夕刊フジ

https://news.yahoo.co.jp/articles/3cd0b1be454efb9e9292a558196d7918c6182630

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┗■3.地球上のデータのやりとりの95%「海底電線」の弱点とは

地震津波・ハリケーンや台風なども大敵

| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その431

 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 地球上のデータのやりとりの95%は海底に敷設された光ファイバー

ケーブルを通して行われている。

 昔は電線だったが、容量の大きな光ファイバーケーブルに置き換わっ

ている。

 そのほかに人工衛星経由はあるが、コストは高いし、容量が少ない

欠点がある。たとえば典型的な人工衛星経由の電話マリサット(国際

移動通信衛星機構)では3分で12000円もする。金額はのちに約1/4に

なったが、私が国立極地研究所の所長だったときに持たされたが、

おいそれとは使えない値段だった。

 海底噴火があったトンガと国外をつなぐ海底電線はたった一本。

 トンガの首都から隣国フィジーに至る海底電線だけだった。

 長さ872キロ。

 それが噴火で破損してしまったのだ。トンガの住民と国外の通信は

途絶えたままになった。

 通信だけではなく、オンラインサービスも停止した。国中が麻痺

(まひ)してしまった。

 今回は海底噴火だったが、トンガからフィジーへの海底電線は海溝

を超える。太平洋プレートが潜り込んでいる海溝だ。そのために地震

噴火も起きる。

 そもそも海底電線が自然災害に遭って故障するデータは、ほとんど

ない。

 海底電線は海溝付近で起きる地震に弱い。プレートの潜り込む場所で

ある海溝を超える地点も多い。地震津波などさまざまな自然災害に

遭うとどうなるかが心配なところだ。浅い海では漁業が一番の敵だが、

ハリケーンや台風など熱帯低気圧も大敵だ。

 このほか海底電線の災害としては海底地滑りが多い。最初に海底電線

地震被害が確認されたのは1929年だった。グランドバンクス地震

 マグニチュード(M)は7.2。それほど大きな地震ではない。

 この地震がカナダの大西洋岸のすぐ沖で起きたときにカナダの大陸

斜面にあった12本の海底電線が上から順番に、次々に13時間かかって

28ヶ所も切れていった。

 一番上の海底電線から一番下までは1100キロメートル離れていた。

 東京から稚内の距離よりも長い。

 切れた時刻が記録されていたから、海底地滑りが走った速度は最大

時速100キロメートルを超えていたのが分かった。

 地震によって引き金を引かれた地滑りが海底電線を切った最初の例だ。

 このときの地滑りは面積が2万平方キロメートル、体積は200立方

キロメートルという途方もない量だった。この面積は東京都の面積の

10倍にもなる。

 海底地滑りは海底面が水を含んでいるために陸上よりも発生しやす

く、またいったん滑ると規模が大きくなる。そしてM5やM6の地震

発生することもある。

 海底面の斜度はそれほどではなくても海底地滑りが起きる。

 しかも遠くまで流れる。

 米国・カリフォルニア州沖で1980年に起きたM7.0の地震のときでは

勾配が1/4度だった。

 米国東部のミシシッピ河デルタではわずか1/100度の勾配のところでも

海底地滑りが起きたことが分かっている。

 海底電線は一度損傷すると修復するのに普通は数週間から

数カ月かかる。

 海底電線には敵が多いのである。

 (島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/

 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より2月4日の記事)

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆2/14(月)佐々木寛さん「新潟からかけつけての講演」

  「原発再稼働を止めるには?!」 ぜひご参加を!

 お 話:佐々木寛さん(新潟国際情報大学教授)

 日 時:2月14日(月)14時より16時(13:30開場)

 会 場:「東京学院」2階 千代田区神田三崎町3-6-15

   「除菌対策実施」 JR水道橋西口徒歩1分

 https://www.kaigishitsu.co.jp/access/

 主 催:“新潟とつなぐ首都圏”実行委員

     協賛:なの花の会  協力:たんぽぽ舎

 参加費:800円 定員:通常の1/2 45名(予約・または当日も可)

 予約・問合せ:水尾寛己(みずお ひろみ) Tel:080-6554-2374

        山田和秋(やまだかずあき) Tel:090-4940-6925

原発再稼働を止めるには?!」についてを、

新潟の原発・国政・市民運動の経験から語ります。

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┗■5.新聞より1つ

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 ◆中央アジア3カ国(ウズベキスタンキルギスカザフスタン)、

  原発導入へ ロシアの影響が強まる

 ウズベキスタンなど中央アジア3カ国が原子力発電所の導入を決め

たり検討を始めたりしている。

 旧ソ連時代の共通送電網が老朽化しているうえ、現状の発電能力では

増加する需要をまかない切れない。

 いずれも原発技術はロシアから導入することになりそうで、同国の

中央アジアへの影響力が一段と強まりそうだ。

 (2月8日「日本経済新聞」より抜粋)

下記は一部のみ

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB080F20Y2A200C2000000/

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