たんぽぽ舎です。【TMM:No4403】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4403】

2022年2月8日(火)地震原発事故情報−

             4つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.国政選挙で原発を重要争点に押し上げよう

  参議院選挙で(今年7月)「老朽原発阻止」を野党共通公約へ

  私たち市民運動から盛り上げて、下から議員へ働きかける

              柳田 真(たんぽぽ舎・共同代表)

★2.謎が多いトンガの大規模海底噴火による津波

予想より2時間半も早い到着…

別のメカニズムで波が伝わった説も

「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その430

    島村英紀(地球物理学者)

★3.福島原発刑事裁判、2月9日に高裁で山場

  現場検証などの採否が鍵に

  裁判所が真実に迫るうえで現場検証は不可欠…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★4.TV・新聞より2つ

  ◆新型コロナ対策(厳しい水際対策)の中で「極めて異例」の来日に

   IAEAが処理水の現地調査へ(福島県

           (2月7日13:58配信「テレビユー福島」)

  ◆佐渡金山の悲惨     鎌田 慧(ルポライター

     (2月8日「東京新聞」朝刊23面「本音のコラム」より)

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※2/10(木)『パスワードが危ない?!』

 個人情報を守るチャレンジ講座

講 師:小倉利丸さん(JCA−NET理事。

           盗聴法に反対する市民連絡会メンバー)

日 時:2月10日(木)「復習・自由学習タイム」 17時より18時30分

          講座受付開始18時30分 講座 19時より21時

会 場:「スペースたんぽぽ」(コロナ対策をして定員の約半分)

    予約必要です。定員25名。残席8名様です。

参加費:800円  予約は、たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か

  メール tanpopo3238@gmail.com 、 nonukes@tanpoposya.net で

  ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。

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※2/19(土)『ペテン学 基礎講座!2022』

 これは「報道」か「プロパガンダ」か?はたまた「ウソ八百」か?!

 −戦時下の新聞と今のぼくら−

 アーサー・ビナード浅野健一による「ペテン学」レッスン!

日 時:2月19日(土)13時30分より16時30分

会 場:「スペースたんぽぽ」

    予約必要です。定員40名。2/10と同じ予約方法です。

参加費:800円

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※動画アップの紹介 三輪祐児さんのユープランより

・2/2実施「2つの抗議行動」

20220202 UPLAN 第43回とめよう!東海第二原発原電本店抗議、

「第101回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

https://www.youtube.com/watch?v=1KXFSksDBhQ

広瀬隆二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は

 科学的にまったく根拠がないデマである」

20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】

https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck

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┗■1.国政選挙で原発を重要争点に押し上げよう

 | 参議院選挙で(今年7月)「老朽原発阻止」を野党共通公約へ

 | 私たち市民運動から盛り上げて、下から議員へ働きかける

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎・共同代表)

1.国政選挙で「原発」が重要争点になったことがない。(残念な現実)

  理由:自民党選挙対策

 以下、2022年1月19日「毎日新聞」より抜粋します。

原発新増設 明記見送り

 クリーンエネ戦略 参院選争点避け 政府方針

 政府は、6月にも策定する脱炭素社会の実現に向けた「クリーンエネ

ルギー戦略」に国内原発の新増設やリプレース(建て替え)の明記を

見送る方針を固めた。

 原発に対する世論の懸念は根強く、岸田政権として「原発維持」の

方向性を打ち出した場合、今夏の参院選に影響しかねないと判断した。

 (中略)

 菅義偉前政権が主導した政府のエネルギー基本計画(昨年10月改訂)は

原発新増設・建て替えを明記しておらず、自民党保守系議員や産業界

からは岸田政権による原発回帰に期待する声が多かった。

 政権内では原発新増設などに踏み込む案もあったが、岸田首相が重視

する参院選の争点になりかねないため見送る。

 首相側近は「安全運転だ。エネルギー政策も無理はしない」とし、

方向性の検討は夏以降に事実上先送りされる。

 同戦略は再生エネや水素、ライフスタイルの転換などを柱とし、原発

関連は小型モジュール炉(SMR)の新技術開発推進などに

とどめる方向だ。 〔抜粋終了〕

2.教訓

原発ゼロ法案、長年のたなざらし→あげくの果てに昨秋廃案へ

〇「原発ゼロ」が望ましいが、野党をまとめて運動の第一歩をつくる

ために「老朽原発廃止」で共通公約へ押し上げよう。

≪理由≫

イ.「現行40年運転」が広く知れ渡り

  (民主党政権時の細野答弁もそう)、

ロ.関西中心に「老朽原発NO」の大きな運動あり。

ハ.東京圏も老朽・東海第二原発(43年)いらない!の声と運動あり。

3.事実

 40年後に再稼働したら−故障・事故続出(関西電力・高浜原発、美浜

 原発の実例)

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┗■2.謎が多いトンガの大規模海底噴火による津波

| 予想より2時間半も早い到着…

| 別のメカニズムで波が伝わった説も

| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その430

 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 南太平洋のトンガ近くの火山島で今月15日に大規模な噴火があった。

 トンガや周辺国で津波が観測されただけではなく、8000キロメートル

も離れた日本でも津波の被害が出た。港に繋いでいた30隻もの船が

転覆したり、沿岸の養殖漁業のいかだが流された。

 南米チリでも1.7メートルの津波を観測。ペルーでも製油所で荷降ろし

中だったタンカーから原油が流出。

 21か所もの浜辺が汚染されたために環境非常事態宣言が出される

ほどになった。米国カリフォルニアやアラスカでも、1〜1.3メートルの

津波で被害が出た。

 噴火が起きたのは日本時間で15日13時すぎ。気象庁は19時3分に「

若干の海面変動はあるが日本に影響はない」と発表していた。

 しかしその後、23時すぎに鹿児島・奄美大島や岩手・久慈などで

1メートルを超える大きな潮位上昇があって、0時15分、気象庁

一転して津波注意報津波警報を発表した。

 気象庁の言い分は、途中のサイパンなどで津波が小さかったし、予測

よりも2時間以上も早く来たので、海底噴火から津波は予測できな

かったというものだった。津波地震から来るだけと考えていたのだ。

 今回の津波はナゾが多い。一般の津波は太平洋1万キロメートルを

23時間かかって横断する。

 典型的なのは1960年のチリ地震マグニチュード=M、9.5)で日本

だけで140人以上が亡くなるなど、大きな被害を生んだ。

 津波が伝わる早さは分かっており、海の深さの平方根に比例する。

 つまり海が深ければ新幹線なみ、浅ければ人が走る速度になる。

しかし、今回は不思議だ。予想よりも2時間半も早く到着したこと

から、別のメカニズムで波が伝わったという説が出ている。

空気中を秒速330メートルで伝わる気圧波が、トンガからの津波

追いついて、そのときに海面を持ち上げて大きな津波を生んだのでは

ないかという説だ。

 つまり、波が隆起した際に共鳴現象を起こして重ね合わされると、

津波になる可能性があるというのだ。

 今回の津波の周期は、海底地殻変動を伴う場合に比べて短いというの

も、いままでにないメカニズムが働いたことを示している。

 しかし、強力な反論もある。日本をはじめ、環太平洋諸国では

ヘクトパスカルしか変動していない。こんな変動では大きな津波

生むはずがないというものだ。

 このほか、カルデラの陥没や海底地滑りなど、海底の地形が変わった

ために発生した波が、さらに津波を高くした可能性がある。

 いずれにせよ、新顔の津波が日本を襲ったことになる。避難指示の

対象になったのは全国で22万9000人にも上った。

 だが、実際に避難した人の割合はわずか4%にとどまった。

 地震を伴わない津波では現実味がなく、外も寒くて暗いので避難を

ためらった人が多かったに違いない。

 気象庁が当初安全だと言ったことも影響しているかもしれない。

 トンガで起きたことはもしかしたら日本列島で起きるかもしれない。

 西太平洋で太平洋プレートが潜り込んでいるのは

同じ構図なのである。

島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/

 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より 1月28日の記事)

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┗■3.福島原発刑事裁判、2月9日に高裁で山場

 | 現場検証などの採否が鍵に

 | 裁判所が真実に迫るうえで現場検証は不可欠…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.福島原発刑事裁判、2月9日に高裁で山場

  現場検証などの採否が鍵に

  裁判所が真実に迫るうえで現場検証は不可欠

  2/7(月)21:09配信「週刊金曜日

https://news.yahoo.co.jp/articles/b875d24d42c8ec9ca903af23f8903dc56050838e

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┗■4.TV・新聞より2つ

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 ◆新型コロナ対策(厳しい水際対策)の中で「極めて異例」の来日に

  IAEAが処理水の現地調査へ(福島県

 厳格な水際対策を取る中で、極めて異例の来日です。

 福島第一原発にたまり続ける放射性物質トリチウムを含む処理水を

めぐって、来月14日から国際原子力機関IAEA)の幹部が、福島

第一原発を訪問し、安全性を評価することが決まりました。(後略)

           (2月7日13:58配信「テレビユー福島」)

 詳しくはこちら

https://news.yahoo.co.jp/articles/dc33c1a2fef0bef783c9aea516dfd19493f50cee

 ◆佐渡金山の悲惨

鎌田 慧(ルポライター

 新潟県佐渡金山が脚光を浴びたのは、それまでユネスコの世界文化

遺産登録への推薦をためらっていた岸田首相が、安倍元首相など右派

議員の声をよく聞いて、つまりは決断したからだ。

 長崎県軍艦島端島)が「明治日本の産業革命遺産」として登録

される際も韓国から物言いがついた。

 戦時中、鉱山、道路建設、鉄道敷設などの難工事に植民地朝鮮半島

から労働者を強制連行して働かせたのは事実だ。

 歴史の遺産を語るならその悲惨も反省をこめて伝える必要がある。

 過去を抹殺して自分たちの栄光だけを顕彰するのは、傲慢にすぎる。

 アウシュビッツの空間に立つと、犠牲者の苦痛ばかりか新しい時代に

むかう祈りを感じることができる。

 30年ほど前、佐渡金山はまだ操業していた。

 最先端の切り羽で若い2人の労働者が、削岩機で穴をあけ爆薬を

詰める作業をしていた。坑外に、連行されてきた無宿人たちの墓が

あった。ほかにたくさんの罪人もいた。

 朝鮮人は最初「募集」だったが、のちに「徴用」などになった。

佐渡では1000人以上が働かされていた。

 わたしがお会いした勤労課外勤だったという人物は「特高」のような

役割だったと言った。

 在日朝鮮人史に詳しい関西大非常勤講師の塚崎昌之氏は、徴用は徴兵

制度を利用して拡大されたと「わだつみのこえ」(153号)に

書いている。

   (2月8日「東京新聞」朝刊23面「本音のコラム」より)

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