たんぽぽ舎です。【TMM:No4532】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4532】

2022年7月14日(木)地震原発事故情報−

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.「原発事故 対策で防げた」東京地裁が過失認定

  被害甚大 取締役の責任重く 裁判長、語気強め「責任感欠如」

  東電旧経営陣に13兆円賠償命令

  提訴10年 初の断罪「満点判決」原告喜び

  「まっとう」「大きな意義」被災住民ら

  コスト優先 津波対策軽視 経営悪化、浸水防ぐ対応怠る

  電力会社に重い警鐘   7月14日「東京新聞」朝刊より抜粋

★2.経産省・電力会社の「電力需給逼迫」問題の解決方法はある

  休止している火力発電を動かす・

  東西連携(関西、関東の周波数変換)線を太くせよ

  スピーチ:柳田 真(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)

  7/6(水)第48回日本原電本店抗議行動報告 (その2)(5回の連載)

             とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

★3.郵便局の窓口で使える多言語会話帳

   桑島宗利(メールマガジン読者)

★4.辛坊治郎「この趣旨の判決には大きな意味」

  「旧経営陣は原発事故を防げたはずだがそれを怠った」という

  趣旨の判決なので、影響は大きい…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★5.新聞・配信より4つ

  ◆海洋放出 反対44%、賛成35% 若年層、女性が慎重

   茨城新聞世論調査

         (7月13日「茨城新聞クロスアイ」より抜粋)

  ◆福島第一原発の処理水海洋放出、東電の準備工事着手に地元当惑

               (7月13日「河北新報」より抜粋)

  ◆北海道と首都圏結ぶ海底送電線

   日本海経由、200万kw(現在は90万kw)で計画

             (7月13日20:58「時事通信」より抜粋)

  ◆【素粒子】より2つ

   ・辺野古問題をまた「門前払い」。ほか

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※明日です!

 7/15(金)第14回原発いらない金曜行動(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水を海へ流すな!老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! ☆毎月第3金曜日☆

 日時:7月15日(金)18時30分より19時45分

 場所:首相官邸

 主催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

  第15回は8月26日(金)=定例は第3金曜日ですが、8月

  19日(金)は「総がかり行動」がありますので、日程を変更。

  第16回は9月16日(金)。第17回は10月21日(金)。

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※7/16(土)日中近現代史−全6回連続講座(毎月第三土曜)

 日本の対中国侵略戦争からの教訓は何か

 〜歴史和解の方途を紡ぎだすために〜

 第1講「戦前の日本国家とは何だったのか」

 講 師:纐纈(こうけつ)厚さん(山口大学名誉教授・政治学博士、

        東亜歴史文化学会会長・植民地文化学会代表理事

日 時:7月16日(土)14時より16時

会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 予約必要です。

     たんぽぽ舎あて電話 03-3238-9035か

     「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> で、

     ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。

     受付番号をお伝えいたします。

   第2講は8月20日(土)14時より16時

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※7/20(水)青木惠子さん講演会にご参加を!

 浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 『冤罪はなぜ起きるか 権力監視のジャーナリズムが衰退

  正義を実現しない司法』

 講 師:青木惠子さん(冤罪被害者)

日 時:7月20日(水)18時30分より20時30分

会 場:「スペースたんぽぽ」

 主 催:「スペースたんぽぽ」講座会議

 協 賛:人権と報道・連絡会

 参加費:800円 予約必要です。定員40名。

  7月16日と同じ予約方法です。

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※7/25(月)第4回安田節子氏連続講座(全6回)にご参加を!

   「子どもの健康とバイオテクノロジー食品」

 お 話:安田節子さん(食政策センター・ビジョン21代表)

日 時:7月25日(月)19時より21時

会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 予約必要です。7月16日と同じ予約方法です。

   第5回は9月27日(火)、第6回は11月30日(水)

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┗■1.「原発事故 対策で防げた」東京地裁が過失認定

 | 被害甚大 取締役の責任重く 裁判長、語気強め「責任感欠如」

 | 東電旧経営陣に13兆円賠償命令

 | 提訴10年 初の断罪「満点判決」原告喜び

 | 「まっとう」「大きな意義」被災住民ら

 | コスト優先 津波対策軽視 経営悪化、浸水防ぐ対応怠る

 | 電力会社に重い警鐘

 └──── 7月14日「東京新聞」朝刊より抜粋

 東京電力福島第一原発事故を巡り、旧経営陣が津波対策を怠った

ことで東電に巨額の損害が生じたとして株主が勝俣恒久元会長(82)ら

5人に会社への22兆円の損害賠償を求めた株主代表訴訟の判決で、東京

地裁(朝倉佳秀裁判長)は13日、勝俣元会長ら4人に計13兆3210億円の

支払いを命じた。(中略)

 東京地裁判決は、原発で万が一事故が起きれば甚大な被害を及ぼす

ことを踏まえ、原子力事業を担う企業の取締役の責任を重く

見たものだ。(中略)

 一方、今回の判決は、日本原子力発電が浸水対策を取っていたこと

などを挙げ、経営陣から指示があれば担当部署は「浸水対策を発想する

ことは十分に可能だった」とした。(後略) (以上、1面より抜粋)

 群馬県への避難者の集団訴訟の原告、丹治杉江さん=前橋市=は「

当然の判決だ。事故は絶対に起きない、と言っていた東電や国は責任

を取ってもらいたい」と話した。(中略)

 弁護団共同代表の河合弘之弁護士は「事故を起こし、逃げ回ってきた

幹部に対する裁判官の怒りがこの判決に満ち満ちている。非常に歴史的

な意義があり、後世に残る名判決だ」と強調。

 原発の再稼働への影響についても「非常にブレーキになる」と語り、

「こんな巨額な賠償責任を負うなら、ほかの手段でいこうと判断する

役員も出てくるのではないか」と、原発政策の転換に期待した。

                   (以上、25面より抜粋)

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┗■2.経産省・電力会社の「電力需給逼迫」問題の解決方法はある

 | 休止している火力発電を動かす・

 | 東西連携(関西、関東の周波数変換)線を太くせよ

 | スピーチ:柳田 真(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)

 | 7/6(水)第48回日本原電本店抗議行動報告 (その2)(5回の連載)

 └──── とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

スピーチの要旨:柳田 真(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)

◎ もう1つは、11年前、東電福島第一原発事故が起きた時に電気が

足りなくて「計画停電」により一部停電になりましたよね。

 ところが関西は電力が余ってたんですよ。売りたくてしょうが

なかったけど、関西からこっち(関東)へお互いに交流しなかったですね。

 こっち(関東)が50ヘルツ、向こう(関西)が60ヘルツ、そこを通る線が

細かったんです。当時110万kwくらいでしたか。

 それをもっと大きくしようと11年経ってるのにわずかまだ100万kw

ちょっとしか増えてません。

 つまり経産省も電力会社も50ヘルツと60ヘルツの間、お互いに融通

できるそういう連携線をもうちょっと太くする、こういうことをこの

11年間やってこなかったんですね。ほんのわずかしかやってこなかった。

◎ で、そういう問題点については経産省は言いませんし、電力会社も

言わない。

 新聞もなぜかそこをきちっと突かないですね。非常に忖度してておか

しいです。

 そういう東西連携線を太くしてお互いに困った方(電力が足りない方)

に流すと、こういうこともネグレクト、ず〜っとさぼってきた。

こういうことを合わせて指摘したいと思います。

 そういう意味で私たちは「節電」はこんなに電気代が高くなれば別に

政府に言われなくても自分でやってますから、「節電」をしたうえで

火力発電を活用しなさいと。

 そして東西連携線をもう少しお金をかけて太くしなさいと。こちらの

方が国家的な問題だよと。そういう指摘をしておきます。

◎ この2つのチラシをぜひお読みください。私たちは何となく原発

電気はいらないよ、と言ってきたんですが、電力が足りない、電力が

逼迫だ、その裏にはですね、ですからもう一度原発を動かしたいと、

そういう思惑があるのではないか、そういう風に思います。

 この日本原電の東海第二原発、これも動かしたい、それもこの一環

ですね。

 東海第二原発110万kw、2024年9月の再稼働予定、私たちは頑張って

これを止めましょう!ありがとうございました。 (その3)に続く

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┗■3.郵便局の窓口で使える多言語会話帳

 └──── 桑島宗利(メールマガジン読者)

 東京都立田柄高校の外国人生徒支援ボランティアの方から教えて

いただきました。ひろめてください。

https://www.post.japanpost.jp/int/ems/ryugaku/intl_student/

 こんな親切なQ&Aを郵便局で作っているんですね。

「郵便局窓口で指差し1本でご利用いただける指差し会話集をご用意

しました。手紙・荷物を送ったり、再配達の依頼、不在届・転居届を

出すときに、郵便局窓口でご活用ください」だそうです。

上記アドレスからダウンロードできます。

どんどんひろめていいということです。

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┗■4.辛坊治郎「この趣旨の判決には大きな意味」

 | 「旧経営陣は原発事故を防げたはずだがそれを怠った」という

 | 趣旨の判決なので、影響は大きい…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.辛坊治郎「この趣旨の判決には大きな意味」

 「旧経営陣は原発事故を防げたはずだがそれを怠った」という

 趣旨の判決なので、影響は大きい

 原発事故の東電株主訴訟で旧経営陣に13兆円賠償命令

  7/13(水)21:45配信「ニッポン放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa4d038e7d2030cfffc62830b6db5632c9344d78

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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆7.26(火)-29(金)第18回【原爆の図展】

展示期間:7月26日(火)より29日(金)10時より18時

              7/26は11時より、7/29は17時まで

会  場:文京シビックセンター1F 展示室2

      (都営三田線「春日」駅、メトロ「後楽園」駅)

展示内容:原爆の図 「幽霊」「虹」(原寸大レプリカ)

特別企画:核兵器禁止条約・核兵器の非人道性に関する国際会議等

     丸木美術館及び原爆・戦争資料の訪映

               (WEBサイト・インターネット)

     「ヒロシマナガサキ 原爆と人間」展示、

                    他関連図書、DVD等

主  催:「原爆の図」を見る会・文京 090-4120-9366

後  援:文京区教育委員会 文京区原爆被害者友の会(文友会)

入場無料

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┗■6.新聞・配信より4つ

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 ◆海洋放出 反対44%、賛成35% 若年層、女性が慎重

  茨城新聞世論調査

 参院選に合わせ、茨城新聞社が県内有権者を対象に行った世論調査

で、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に「反対」と答えた人は

回答者の44.3%に上り、「賛成」の35.5%を上回った。

 「分からない・無回答」は20.2%。年代・性別では、男女とも30代

以下の若年層で反対が賛成を大きく上回り、女性は全世代で反対が

上回った。

 若年層と女性を中心に、依然として海洋放出に慎重な県民感情が

浮き彫りになった。(後略)

          (7月13日「茨城新聞クロスアイ」より抜粋)

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bc962250c63fb695844a9972b49f8f627691510

 ◆福島第一原発の処理水海洋放出、東電の準備工事着手に地元当惑

 東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に関し、原子力規制委員

会の認可が下りる前に、東電は放水設備の準備工事を進めている。認可

が不要な工事として福島県なども容認するが、事実上の放出準備の工事

着手に対して地元からは戸惑いの声が聞こえる。東電は地元との信頼

関係を築く上でも説明を尽くす必要がある。(後略)

               (7月13日「河北新報」より抜粋)

https://news.yahoo.co.jp/articles/4895c75a78d7e0fe11e7566db2189036cbdde0cc

 ◆北海道と首都圏結ぶ海底送電線

  日本海経由、200万kw(現在は90万kw)で計画

 経済産業省は13日、北海道から首都圏へ電気を送るため、日本海

の海底に大容量の送電線を整備する計画を策定するよう、電力会社など

が加入する認可法人に要請した。

 北海道では太陽光発電風力発電などの再生可能エネルギーの拡大が

期待されており、大消費地の首都圏へ原発2基分に当たる200万kwの

電気を送れる(現在は90万kw)ようにする。

 経産省が同日の総合資源エネルギー調査会経産相の諮問機関)の

有識者会議で、電力需給の調整などを担う「電力広域的運営推進機関」

に要請した。2年程度かけて計画を策定し、2030年代前半の運用

開始を目指す。(後略)  (7月13日20:58「時事通信」より抜粋)

https://news.yahoo.co.jp/articles/372db99fcaab7607ce20ad31de2e973f30b32c53

 ◆【素粒子】より2つ

・感染最多が12県。政府の全国旅行支援の延期やむなし。

   さて、夏休み、どうしよう。

  ・辺野古問題をまた「門前払い」。

   では何のために国地方係争処理委員会はあるの。

             (7月13日「朝日新聞」夕刊1面より)

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※動画アップの紹介

1.IWJさんの動画

・2022.6.27 たんぽぽ舎・徹底解説「経済安全保障推進法」危険な

現代の国家総動員法―登壇:海渡雄一弁護士

https://www.youtube.com/watch?v=4KPI5u6x5zQ

2.三輪祐児さんのユープランより

・20220709 UPLAN 高橋博子「被ばくの戦後史」

 https://www.youtube.com/watch?v=G3abtCi0ePg

・20220706 UPLAN 第48回とめよう!東海第二原発

 第106回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=SLwehnti218

・20220616 UPLAN 内田雅敏弁護士「新大統領 尹錫悦政治の韓国」

 https://www.youtube.com/watch?v=5MppMbNbKjk

・20220523 UPLAN 安田節子「子どもの健康と農薬汚染・その2」

 https://www.youtube.com/watch?v=wEYfpFojx6k

広瀬隆二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は

 科学的にまったく根拠がないデマである」

 20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】  

 https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck

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 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

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   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

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