たんぽぽ舎です。【TMM:No3635】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3635】

2019年4月24日(水)地震原発事故情報−

5つの情報をお知らせします

                         転送歓迎

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★1.今すぐ対象原発すべてを停止させるべきだ

   規制委「対テロ未完の原発停止 規制委、期限延長認めず」

   この報道への意見等(4人の方より)緊急報告

               たんぽぽ舎メルマガ編集部

★2.訃報 「経産省テントひろば」の村長 渕上太郎さん逝く

            乱鬼龍(経産省テントひろば)

★3.テロ対策遅れ原発の停止求める声明 脱原発弁護団…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)  

    黒木和也 (宮崎県在住)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆5/11(土)「モルゲン、明日」我孫子上映会

★5.新聞より1つ

  ◆東海第二の住民説明会(東海村で)=日本原電主催、参加者から不満も

   「反対住民も多いのになぜ再稼働しようとするのか」

   「(安全性対策工事の)経理的基礎はどこにあるのか」

         (4月23日21:10配信「時事通信」より)

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※4/27(土)島村英紀さんの学習会にご参加ください!

 『地震多発地帯・北関東の地震活動』「東海第二原発」がある

  茨城県周辺の地震のお話

 講 師:島村英紀さん(地球物理学者)

 日 時:4月27日(土)14時より16時15分 

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:たんぽぽ舎  後 援:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」 

 参加費:800円

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※5/9(木)前川喜平氏講演会 《予約優先》(新ちょぼゼミ)

 日本の教育の問題点を指摘『教育勅語と道徳教育』

 講 師:前川喜平さん(元文部科学省事務次官

 日 時:5月9日(木)18時より21時(開場17:30) 

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 予 約:連休のため予約はなるべく4/27(土)までにお願い致します。

     このメールマガジンに返信するか、電話(03-3238-9035)で

     「ご氏名と携帯電話番号」をお知らせ下さい。

     予約受付番号をお知らせ致します。残り枠3名ほどです。

     参加費:800円(学生 400円)

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※5/12(日)木幡ますみさんのお話と激励会

福島第一原発事故9年目福島の現状−町議として活動4年目で

見えてきたこと−」

 お 話:木幡ますみさん (大熊町町議会議員)

 日 時:5月12日(日)13時より17時   

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 協 力:ウシトラ旅団   

 参加費:800円 激励会の費用は別途です。

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┗■1.今すぐ対象原発すべてを停止させるべきだ

 |  規制委「対テロ未完の原発停止 規制委、期限延長認めず」

 |  この報道への意見等(4人の方より)緊急報告

 └──── たんぽぽ舎メルマガ編集部

◆ 対テロ未完の原発停止 規制委、期限延長認めず 5原発10基

4月24日東京新聞夕刊より引用

 原発に航空機を衝突させるなどのテロ行為が発生した場合に、遠隔操作

で原子炉の冷却を続ける設備などを備えるテロ対策施設「特定重大事故等

対処施設」(特重施設)について、原子力規制委員会は24日の定例会合で、

電力会社に対し、「原発本体の工事計画の認可から5年」の完成期限の延

長を認めないことを決めた。再稼働済みの九州電力川内原発1号機(鹿

島県)は来年3月に期限を迎え、その時点で運転中でも施設が完成してい

なければ運転停止となる。

 関西、四国、九州の電力三社が再稼働済みを含む5原発10基で施設の完

成が遅れる見通しを示し、延期を認めるよう要請していた。5原発10基で

は、川内1号機に続き、同2号機は来年5月、関電高浜3号機(福井県

は同8月に順次期限となり、10基以外の他の原発も期限時点で施設が未完

であれば運転停止となる。

 特重施設は東京電力福島第一原発事故を踏まえた原発の新規制基準で設

置が義務付けられ、完成期限もあるが、三社は17日の規制委との意見交換

で1−3年ほど期限を超過する見通しを明らかにした。大規模な土木工事

が必要となったことなどが理由という。

 24日の会合で、委員は「自然災害などで工事が遅れたのではない」など

と指摘し、期限延長の必要性はないと決めた。

 その上で、期限を越えた場合は、原発の新規制基準に適合しない状態に

陥るため、原子炉を利用できないとする見解を5人の委員でまとめた。更

田豊志(ふけたとよし)委員長は「(期限超過で)基準不適合状態になっ

た時の、原子力施設の運用を見過ごすことはできない」と述べた。

 特重施設は当初、2013年の新基準施行から一律5年で設置する必要が

あった。その後、審査の長期化を踏まえ、規制委が原発本体の工事計画認

可から5年に変更した経緯がある。

 <特定重大事故等対処施設>意図的な航空機衝突などのテロ攻撃を受け

原子炉が大規模に破壊された場合でも、遠隔操作で冷却を維持し、放射性

物質の大量放出を防ぐための施設。緊急時制御室や予備の電源、冷却ポン

プなどを備える。原子炉建屋との同時被災を避けるため100メートル以上離

すよう定められているが、施設の詳細は秘密事項で、原子力規制委員会

審査も非公開。原発本体の審査適合判断後、詳細設計が認可されてから5

年以内に設置する必要がある。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201904/CK2019042402000261.html

◆3人の方に電話インタビュー  たんぽぽ舎メルマガ編集部

(1)木原壯林さん(若狭の原発を考える会)関西電力管内

 原発は万が一にも事故を起こしてはダメな施設だ。

 その原発が「規制基準に違反」して対テロ施設(特定重大事故等対処施

設)が5年たっても完成しない電力会社の原発は止めるべきだ。規制委の

4月24日の決定は当然のことだ。

 ただ、望むべくは、規制委員会は津波地震や火山灰対策等でも同じよ

うに対処してほしい。

 原発を止めるべきだ.従来のような「電力会社に大甘の対応」−住民から

も猛烈批判−をやめてもらいたい。 

(2)はたさこさんの話 (伊方原発 四国電力

 伊方原発は再稼働後、止まっている期間の方が長い。動いた期間は少ない。

 今後、さらに原発が止まれば四国電力は経済的にも追い込まれる。今、

ここが攻めどきだ。四国電力にみんなの声をぶつけたい。圧力をかけたい。

 近日、蓮池透さん(元東京電力社員)に四国5ヵ所(四国の4県プラス伊

方現地)で演説−講演会をやってもらう。伊方原発廃止を盛り上げる。

 更田委員長には今までは(四国に来た時には)「ふけた帰れ」「原発再稼

働のふけたは帰れ」だったが、この件では「ガンバレ」と言ってやっていい。

(3)山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

  ※4月22日のメールマガジン【TMM:No3633】「特定重大事故対処施設

 ができない!! 九州電力四国電力関西電力の見通しの甘さ 規制

 委員会は停止命令を出すべきだ 規制基準不適合の5原発9基は停止せよ」

 の文章を載せました。ご参照下さい

規制委の4月24日言っていることは「当然」だ。その上で3点言いたい。

・1つは、今すぐ対象原発すべてを停止させる。

  期限内にできないと電力会社が言っている以上、規制基準違反だから、

  今すぐ停止させる。

 ・2つは泥縄で規制委はゴーサインを出すな。

  電力会社が前倒しで「見えにくいところを手抜きしてでも完成させた」

  と報告したとしても、キチンと検査すべきだ。電力会社の言うとおりに、

  審査を認めてはいけない。

   (従来、規制委には悪い実例がいくつもあるから要注意)

 ・3つは日本原電東海第二原発は許可を取り消す。

  理由は着工もしていないし、お金もない会社だ.(経理的基礎がない会社)

 東京圏(首都圏)は原発電気がゼロで、2011年3月11日以降9年近くやれ

ている。

 原発電気(東海第二原発)はいらない!

◆緊急の意見   木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

原発テロ対処施設遅延なら運転停止へ 川内は停止の可能性」とNH

Kが11時半頃に報道した。

 特重の重大な議題2があることを聞いていたが、傍聴した人もこの議題

に遅刻し、私たちは、この報道のことを全く知らないで、12時から原子力

規制委員会昼休み抗議行動をしていた(右翼の妨害を受けながら)。

 特に私が訴えたのは、前の週に関電が大山火山灰の層厚倍増報告を受け

ながら、直ちに高浜や大飯を止めようとしない規制委を責め、稼働原発

止めない規制委を糾弾した。

 何が起ころうと稼働原発を止めない規制委、イチエフ事故における規制

行政の過ちを繰り返す規制委昼のNHK報道はこれらの主張を翻すかも知

れないものだ。

 報道は、まだ定例会議もその後の委員長記者会見も見ていないので、私

にはにわかに信じがたい。

 止める可能性があるとして、規制委が点数を稼ごうとしているのだと思う。

 それでも、この定例会議の決定を活用して、テロ対策をきっかけに、原

発を止めるべく声を上げていきたい。

脱原発弁護団全国連絡会の声明  4月23日

 「特定重大事故等対処施設の完成期限超過に対して毅然とした措置を求

 める声明」

http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/19-4-23/

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┗■2.訃報

 | 「経産省テントひろば」の村長 渕上太郎さん逝く

 └──── 乱鬼龍(経産省テントひろば)

 権力の牙城というべき、東京「霞が関経済産業省の一角に、テントを

建てて脱原発、再稼働阻止を訴え、行動を続けてきた、「経産省前テント

ひろば」共同代表の渕上太郎さんが、さる3月20日(水)朝、亡くなった

(享年76歳)。

 3月23日(土)に「通夜」、24日(日)に「告別式」が行われ、「テント」

の関係者や、古くからの仲間ら、多くの人たちに、見送られて旅立った。

 渕上さんは、2011年3・11の衝撃を受けて、同年9月11日の衝撃を

受けて、同年9月11日に建てた「経産省前テントひろば」のいわば「村長」

ともいうべき立場。

 「テント」の占拠をほぼ5年にもわたって続け、徹頭徹尾、今日に至る

まで、抗議行動を継続し続けているという「テント」のたたかいの、文字

通り、リーダーとして、たたかいぬいた死だったと思う。

 私も告別式に参加し、別れを告げたが、その顔は、なんだか笑っている

ような、とても好い顔だなと思った。

 ちょうど、今、桜が満開の季節。渕上さんの人生の花道を飾るかのよう

な充実した生を、全うした人生だったと思う。

 残った私たちは、まだ、まだ、ねばれるだけ、「経産省前テントひろば」

の行動を、続けるだろう。それが渕上さんへの、哀悼とともに、その意思

をつなぐことだと思う。

     【渕上太郎春風となり天へ行く】  乱鬼龍

   (人民新聞 4月15日通巻1679号より了承を得て転載)

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┗■3.テロ対策遅れ原発の停止求める声明 脱原発弁護団…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.テロ対策遅れ原発の停止求める声明 脱原発弁護団

  4/23(火) 17:12配信 共同通信

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190423-00000129-kyodonews-soci

2.3号機、核燃料7体を移送=敷地内の別建屋に−福島第1原発

  4/23(火) 16:52配信 時事通信

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190423-00000087-jij-soci

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆5/11(土)「モルゲン、明日」我孫子上映会

 日 時:5月11日(土)1回目 10:30より12:30 各回開場30分前

           2回目 14:00より16:00

 場 所:けやきプラザ2Fふれあいホール

        常磐線我孫子」駅南口1分

     JR常磐線成田線我孫子駅下車(上野駅より快速で約35分)

 主 催:「モルゲン、明日」あびこ上映実行委員会

    電話 04-7105-5292(加藤)090-4754-4316(鈴木)

 前売券:800円(大学生以下無料)各回先着430名

 当日券:1000円

 取扱所:福祉ショップぽぽら(けやきプラザ1F)

ドキュメンタリー映画71分

 「福島第一原発事故から3ヶ月後に全原発廃炉を決めたドイツ。

 なぜドイツにできて日本にはできないのか。

 ドイツを訪れ、近代史までを参照しながら、その根源を探る」

 坂田雅子監督とあびこ市民とのトークを上映後おこないます。

*できるだけ、前売り券をお求めください。

 以下のメールにアクセスして、申し込んでください。

 お名前、午前か、午後を明記してください。

 小林和江 <k.kanne@jcom.zaq.ne.jp>

 当日、メールをコピーして持ってきていただけると

 800円で券をお渡しいたします。

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┗■5.新聞より1つ

 ◆ 東海第二の住民説明会(東海村で)=日本原電主催、

  参加者から不満も

 「反対住民も多いのになぜ再稼働しようとするのか」

 「(安全性対策工事の)経理的基礎はどこにあるのか」

 日本原子力発電は23日、東海第二原発茨城県東海村)の安全性に関す

る住民説明会を東海村で開催した。

 2月に大井川和彦県知事らに再稼働の意向を申し入れてから初めての開

催。安全性対策工事の概要や設備面での対策などについて説明した。

 説明会は約1時間半にわたって行われ、村内外から84人が参加。出席者

からは「反対住民も多いのになぜ再稼働しようとするのか」「(安全性対

策工事の)経理的基礎はどこにあるのか」などの質問が出た。

 参加した荒川照明さん(76)=同県日立市=は「原電は技術的な説明ばか

りしている。住民の不安は大きいと思う」と不満を口にした。

 説明会は同原発から30キロ圏内に位置する市町村など15自治体を対象に、

6月8日まで計20回の開催が予定されている。

  (4月23日21:10配信「時事通信」より)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190423-00000159-jij-soci

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