たんぽぽ舎です。【TMM:No3636】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3636】

2019年4月25日(木)地震原発事故情報−

               4つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.「特重(対テロ施設)ができていない」ということは、

   安全対策に穴があるということ

   完成期限に間に合わないなら、今すぐ停めろ

   問題は、九州、四国、関西の各電力会社の姿勢にこそある

          杉原 洋(反原発・かごしまネット事務局長)

★2.九州電力への弾劾行動、川内原発玄海原発

   即時停止・全基廃炉を求める

  対テロ施設未完の原発は即時停止せよ

   「原発再稼働を許さない!

   九電本店前ひろばテント8周年大行動」

       青柳行信 (★原発とめよう!九電本店前ひろば★村長)

★3.原発停止すれば電気料金値上げリスクも 関電などに衝撃…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★4.今現在でも辺野古の海は日に日に破壊されている

   埋め立て工事をストップせよ

   4/24辺野古レポート

        千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

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※5/9(木)前川喜平氏講演会は、定員に達したため、予約の受付を

 終了致しました。

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※4/27(土)島村英紀さんの学習会にご参加ください!

 『地震多発地帯・北関東の地震活動』「東海第二原発」がある

  茨城県周辺の地震のお話

 講 師:島村英紀さん(地球物理学者)

 日 時:4月27日(土)14時より16時15分 

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:たんぽぽ舎

 後 援:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 参加費:800円

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※5/12(日)木幡ますみさんのお話と激励会

福島第一原発事故9年目福島の現状−町議として活動4年目で

見えてきたこと−」

 お 話:木幡ますみさん (大熊町町議会議員)

 日 時:5月12日(日)13時より17時   

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 協 力:ウシトラ旅団

 参加費:800円 激励会の費用は別途です。

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┗■1.「特重(対テロ施設)ができていない」ということは、

 |  安全対策に穴があるということ

 |  完成期限に間に合わないなら、今すぐ停めろ

 |  問題は、九州、四国、関西の各電力会社の姿勢にこそある

 └──── 杉原 洋(反原発・かごしまネット事務局長)

 「特定重大事故等対処施設(対テロ施設)」の設置が間に合わないなら、

運転停止命令」―という原子力規制委員会の結論(4月24日)は、当たり前

も当たり前だ。

 福島第一原発事故後の「新規制基準」で「設置を義務づけた」のが規制

委だからだ(ここでは、規制委が「設置期限」について、当初は「基準施

行後5年」という期限を「工事計画認可から5年」に緩めたことについて

は、置いておく)。

 問題は、九州、四国、関西の各電力会社の姿勢にこそある。3社は「定

められた期日内に設置することが難しくなっているので、『義務』を果た

さないままでも原発を運転させてほしい」―と主張したことになる。

 「どうせテロなんか起きっこないでしょう」と考えているのかどうかは

分からない。

 しかしすぐ思い浮かぶのは、福島第一原発津波が襲う可能性について

の東電経営陣の反応だ。「15mを超える津波がありうる」と現場が指摘し

たが、経営陣はこれを無視したという。

 「特重を期日内に設置することはできそうにないから、そこをなんと

か」と泣きついた姿は、これと同質である。醜悪だ。

 安全対策について、福島第一原発事故など忘れてしまったかのような

対応ではないか。

 「特重ができていない」ということは、安全対策に穴があるという

ことだ。

 「テロリズムは電力会社の工事の完成など待ってはくれない」(脱原発

弁護団全国連絡会の声明)。

 期限内の完成が見込めないなら、今すぐ運転を停止せよ! それが原発

安全に運転する者に求められるモラルではないのか。

 朝日新聞によると、特重施設の建設費は1基500〜1200億円という。

そんな巨額を出しているのだから、期限内設置ができなくても「停止

命令」など出さずに運転を継続させてほしい、運転停止させられると

赤字になってしまう―あまりにも分かりやすい金儲け主義だ。

 安全より企業収益優先。私たちがこの間、指摘し続けてきた姿が、

くっきりと浮かび上がっている。

 電力会社が「特重の期限内設置は困難」と認めた原発は今すぐ停止。

声を上げよう!

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┗■2.九州電力への弾劾行動、川内原発玄海原発

 |  即時停止・全基廃炉を求める

 | 対テロ施設未完の原発は即時停止せよ

 |  「原発再稼働を許さない!

 |  九電本店前ひろばテント8周年大行動」

 └──── 青柳行信 (★原発とめよう!九電本店前ひろば★村長)

 私たち★原発とめよう!九電本店前ひろば★は2019年4月20日、開設

から8年目を迎え、今なお九州電力本店前に厳然と存在し続けています。

 テント開設から8年を迎えるにあたって、4月18日、わたしたちはあら

ためて九州電力への弾劾行動、川内原発玄海原発の即時停止・全基

廃炉を求めるたたかいの決意を新たにし、九電と広く市民にアピール

いたしました。

 新社長に就任した池辺和弘氏の「この技術を子や孫の世代に伝えて

いくのが国民全体の責任だ」という発言を取り上げ「再稼働が当然かの

ような言動は到底許されるものではない」と厳しく糾弾しました。

下記の3つの深刻な事態で直ちに川内原発玄海原発の停止を求める

1.対テロ施設未完の原発は即時停止せよ

2.火山活動による事故のリスク

 鹿児島川内(せんだい)原発行訴判決日 6月17日(月)午前11時

 この裁判は火山活動による事故のリスクが世界一高い原発である川内

原発に対して、原子力規制委員会の適合性審査処分の取り消しを求めて

おり、新規制基準下で初めての取消訴訟であり、火山問題のみを争点とし

ている唯一の原発裁判であ福島第一原発事故の原因となった規制機関の

機能不全について、深刻な事故が万が一にも起こらないよう、科学的、

専門技術的で十分な審査をしていると司法が考えていた審査の実態は

「ザル」であったと同時に3・11前の原発裁判を担当した全国の多くの

裁判所の司法審査も、実態は「ザル」だったことを意味していること、

そのような裁判は、もう許されない。

 福岡地裁 福岡市中央区六本松4丁目2-4

3.水蒸気爆発対策問題

 3月25日に福岡高裁玄海原発再稼働禁止仮処分命令即時抗告申立

第1回期日が有り、は九電が水蒸気爆発が起こらない根拠となる数字を

示しませんでした。

 加圧水型原発を所有する電力会社のアキレス腱のように思われます。

 私たちのひろばテントは、今後も反原発脱原発を願う多くの人々の

よりどころとなり、たたかいや運動の交流の場となり、心の支えになり

続けます。

 原発に未来などありません。

 確信と展望をもって反原発脱原発をたたかいつづけます。

※■1.と■2.の関連報道

 ◆原発のテロ対策に甘えは許されない

 原子力発電所に設置が義務づけられたテロ対策施設について、原子力

規制委員会は期限内に完成できない原発には原則として運転停止を命じる

ことを決めた。

 工事が遅れている九州電力川内原発1号機(鹿児島県)のほか、複数

原発が停止する可能性がある。

 テロ対策施設は、攻撃を受けた原発が大事故に至るのを防ぐ要である。

未完ならば安全確保の最低条件である規制基準に不適合となり、運転は

認められない。(後略) (4月25日、日本経済新聞[社説]より抜粋)

 ◆原発のテロ対策遅れ 安全に猶予は認められぬ

 原発の新規制基準は、航空機テロなどに備えた施設の設置を義務づけ

ている。その期限は、再稼働に向けた審査終了後5年以内だ。

 これまで再稼働した原発は関西、四国、九州の3電力で計9基ある。

いずれも、施設は未完成だ。

 3電力は、想定より大規模な工事が必要になったなどとして、設置期限

の延長を求めていたが、原子力規制委員会は認めない方針を決めた。

 これにより施設が未完成の原発9基は順次停止に追い込まれる。

 しかし、安全確保に猶予は認められない。

 規制委の決定は当然のことだ。(中略)

 だが、原発の安全対策に終わりはない。対策の手を抜くと、重大な

事態を招く。これは福島第一原発事故の教訓だ。

 川内1、2号機の場合、特定施設の設置費用は2000億円を超すという。

再稼働を優先し、安全対策の更なる強化が後回しになったと見られても

仕方がない。

 そもそも、特定施設の設置期限は一度延長された。当初は2013年の新基

準施行から5年以内だった。だが、再稼働に向けた安全審査が長引いた

ことから、原発の工事計画の審査後5年以内に見直されていた。

 本来なら、再稼働に先立ち設置されるべき施設である。再度の延期を

規制委が認めていれば、その存在意義を問われることになったろう。

 原発が停止しても、電力不足を心配する必要がないことは、3・11後

の経験から明らかだ。むしろ、原発はテロへの備えが脆弱(ぜいじゃく)

であることを見つめ直す機会とすべきだ。

            (4月25日毎日新聞「社説」より抜粋)

詳しくはこちらを

https://mainichi.jp/articles/20190425/ddm/005/070/114000c

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┗■3.原発停止すれば電気料金値上げリスクも 関電などに衝撃…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.原発停止すれば電気料金値上げリスクも 関電などに衝撃

  4/24(水)23:43配信「産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190424-00000630-san-soci

2.「規制委は最低限のことをしただけ」川内原発・稼働反対の市民ら

  4/24(水)21:20配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190424-00000084-mai-soci

3.原子力規制委が定例会見 テロ対策期限の延長認めず

  日本は厳しく規制している…更田委員長

  4/24(水)20:13配信「THE PAGE」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190424-00010015-wordleaf-pol

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┗■4.今現在でも辺野古の海は日に日に破壊されている

 |  埋め立て工事をストップせよ

 |  4/24辺野古レポート

 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

 4月24日(水) 天候:曇り、気温高い(9時で約23度C)、雷注意報

<K9護岸>

 朝8時30分より被覆ブロックの設置作業、ただし大浦湾側(辺野古側から

見て反対側)なので、フロートを越えていってもなかなか阻止行動までは

たどり着けない。

<K4護岸>

 消波ブロック(20トン/個)の設置作業、朝から2、3個投下して10時

ごろから設置をやめてしまった。何かクレーンなどに不具合があるのか、

原因は不明。

カヌー隊は、午前中2度フロートを越え、上記作業に対して抗議/阻止

行動を行った。作業をおこなっている場所も遠くストップさせるまでには

至らなかった。

2度目フロートを越えた頃から徐々に天気が悪くなり、風も出て波が

高くなり、遠くの方で雷の音も聞こえて雨が降り始めた。

従って、本日のカヌーの行動は午前中で終了とした。

衆議院沖縄3区の補欠選挙

 選挙の結果が出て本日で4日目になる。屋良朝博さんが7万7156票と

相手候補を17,700票リードして勝った。

*前の名護市長選の時、菅義偉官房長官は「1.(選挙は)結果が全てだ」と

述べた。

*そして今回、菅義偉官房長官は4月22日午前の会見で

「2.政府としては今後とも地元の理解を得る努力を続けながら…」

「3.住環境や自然環境に配慮しながら進めていく…」と述べた。

1.政治を司る者がこのようにご都合主義でいいのだろうか、「結果が

全て」じゃないのか、ならば、今、辺野古でおこなっている工事は、

即止めるべきです。(工事反対の屋良さんが勝ったのですよ)

2.「地元の理解を得る努力」?

 えっ!!、今までそんなことをしたことがあるのか?私は知らない。

 もし、それができなかったら、当然工事は続行できないですね。

3.「住環境や自然環境に配慮」?

 自然環境に配慮ですか?今現在でも辺野古の海は日に日に破壊されて

いますよ。早急に配慮してください。できなければ、工事をストップする

べきです。

*政治家は口から出まかせを言うことではなく、言ったことをしっかり

実行できるかどうかだと思います。できなければすぐ退場ですね。

 用事があり1週間ぶりで辺野古の海に戻ってきた。カヌーを漕いでいる

と全てを忘れて無心になれる。

 しかし、工事の音や海保のスピーカーからの大きな警告音でふと我に

帰ってしまう。この海には似合わないこれらのものは、即消し去りたい。

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