たんぽぽ舎です。【TMM:No5120】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5120】

2024年12月10日(火)地震原発事故情報−

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.12/8大阪「とめよう!原発依存社会への暴走 関電包囲大集会」に

  参加して

  「ふるさとの孫子のなげき核のごみ残すわれらのふかき罪はも」

  「地震多発地帯の日本に、現代の科学では手に負えない原発

  あってはならない」

      青山晴江(再稼働阻止全国ネットワーク・たんぽぽ舎会員)

★2.“事件”を捏造し250日勾留する広島地裁のひどさ

  8・6反戦反核集会参加で5人を監禁

  被団協ノーベル平和賞の「光と影」

  平岡・元広島市長は「米国に謝罪を要求せよ」

  朝鮮人被爆者代表の式典不参加は差別

  「メディア改革」連載第165回

            浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

★3.東海第二原発廃炉を決断しない日本原電!

  市民の力で廃炉にさせよう!

  「東海第二を今こそ廃炉へ!11.30集会」に参加して

         乾喜美子(放射能汚染水放出に反対する北区の会)

★4.新聞より4つ

  ◆島根2号機再稼働に抗議 松江や広島の市民グループ

               (12月7日「中國新聞デジタル」より)

  ◆島根原発2号機 再稼働に抗議の座り込み

   広島県原水禁と県平和運動センターの40人

             (12月8日「中國新聞デジタル」より抜粋)

  ◆島根原発2号機再稼働に抗議書 広島県内の4団体

               (12月9日「中國新聞デジタル」より)

  ◆世代を結ぶ平和の像 鎌田 慧(ルポライター

(11月26日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)

━━━━━━━ 

※11月23日(土)、たんぽぽ舎の引っ越しが終了しました。

 まだまだ、段ボール箱が一杯で整理がついていません。

 学習会や会議室スペースを確保するのが大変です。

 室内のレイアウト確定もこれからです。

 皆様のご協力に深く感謝致します。

 新住所は、以下の通りです。

 電話番号・FAX番号も変更ありません。

 お近くにおいでの時は、ぜひお立ち寄り下さい。

 JR水道橋駅西口より約4分、神保町駅A2出口から9分くらいです。

 一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

               日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-3-1 TKiビル3F

             TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

              HP http://www.tanpoposya.com/

   (HPの地図はまだ更新されていません、お時間を下さい)

━━━━━━━ 

※12/18(水)《シリーズ戦後改革 7回連続講座》

第1回 「敗戦と占領、民主化指令」

 お 話:山田 朗さん(明治大学文学部教授、

            明治大学平和教育登戸研究所資料館館長)

 日 時:12月18日(木)18時より20時30分 開場17時30分

          最初の30分は、主催者のプレゼンがあります

 会 場:「スペースたんぽぽ」 予約受付中

 参加費:800円(資料代含む)

 たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール

  <tanpopo3238@yahoo.co.jp> あてに、ご氏名と電話番号を

  お知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

 

  次回の第2回 2025年1月16日(木)

         「日本国憲法で日本はどう変わったか」

  第3回 2月20日(木)「GHQの経済民主化政策」

  第4回 3月17日(月)「戦後労働運動と2.1ゼネスト

  第5回 4月17日(木)「ドッジラインとシャウプ勧告

  第6回 5月15日(木)「G2と『逆コース』、朝鮮戦争再軍備

  第7回 6月26日(木)「サンフランシスコ講和条約日米安保

━━━━━━━ 

※12/20(金)第42回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:12月20日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 定 例:毎月第3金曜日

 次回の第43回は、2025年1月20日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※たんぽぽ舎の年末年始のお休みは、以下の予定です。

 12月28日(土)より2025年1月6日(月)まで休みです。

 1月7日(火)より通常業務とさせていただきます。

 12月23日の週のメールマガジン発信は、23日(月)、25日(水)、26日(木)、

 2025年1月6日の週のメールマガジン発信は、8日(水)、10日(金)、

 11日(土)の予定です

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.12/8大阪「とめよう!原発依存社会への暴走 関電包囲大集会」に

 | 参加して

 | 「ふるさとの孫子のなげき核のごみ残すわれらのふかき罪はも」

 | 「地震多発地帯の日本に、現代の科学では手に負えない原発

 | あってはならない」

 └──── 青山晴江(再稼働阻止全国ネットワーク・たんぽぽ舎会員)

◎ 12月8日(日)、関西電力本店を見上げる路地は冷たいビル風が吹き

すさび、チラシを配る手が凍えるほどでしたが、久しぶりに会う全国か

らの人々の懐かしい姿に元気をもらって、心は温かでした。

 集会では、当日がパールハーバーの日であることや、韓国の戒厳令

令について触れたスピーチなどがありました。

 中嶌哲演さんは、内藤千百里関西電力元副社長が1972年から18年間、

「歴代首相に盆暮れに1千万円ずつ献金してきた」と証言したことと関

連して、当時若狭の原発の新増設が集中した時期と重なる、これは国家

レベルの大問題ではなかったかと話されました。

 いまや「核のゴミ銀座」へと変貌しつつある若狭について、小浜市

の抵抗の歴史と共に、松本浩氏の短歌を二首紹介されました。

 「ふるさとの孫子のなげき核のごみ残すわれらのふかき罪はも」「核

のごみ誘致許さじ然はあれど他所ならよきやと人の問ふあり」

◎ 10月まで米原市長を勤められた平尾道雄さんは、「市民に非常時の

ヨウ素剤服用についてアンケートをしたところ96%が賛成であった、こ

れは市民の不安を表している。現場が動けば変えていける。被曝前提の

利権にまみれた原子力行政を変えよう」と、力強く話されました。

 木原壯林さんは「地震多発地帯の日本に、現代の科学では手に負えな

原発があってはならない」とスピーチされました。

 青森から駆けつけた中道雅史さんは、27回目の工場完成延期が発表された六ヶ

所再処理工場、9月に柏崎刈羽からついに運び込まれてしまった使用済み核燃料

について話され、石破首相の「原発を維持するということは『核の潜在的抑止

力』」という発言や宮下青森県知事の発言を取り上げ、「反戦反核の闘いは一

体である、頑張りましょう」と話されました。

◎ また、井戸謙一弁護士は「2006年金沢地裁で判決をしたとき、能登活断層

は分かっていなかった。4m隆起するなど誰も想定していなかった。今の日本に

どれほどの活断層があるか不明。どこにも原発は建てられない。地震は自然界か

らの警告。早く原発廃炉にしましょう」と述べられました。

 他にも多くの方の発言がありました。どのスピーチも原発について、いまのど

うしようもない政治について考えさせられる内容で心に残りました。参加者はお

よそ700人余りと推定されるとのことでした。

◎ デモは6車線の曽根崎通りを通って大阪駅まで1時間ばかりでした。

 日曜の高層ビル街では窓からの反応がなくて、道行く人もどう反応していいの

かわからない様子でしたが、大阪駅に近づくに連れて人並みも多くなり、シュプ

レヒコールに頷いたり手を振る人も見られるようになりほっとしました。

 デモンストレーションで、原発の危うさについて、日本がどこでもいかに危険

原発地帯であるかを可視化して訴えることの重要性を再確認した一日でした。

 実行委員の皆様、参加された皆様、お疲れさまでした。原発廃炉への道のり、

また一緒に歩き続けたいです。

┏┓ 

┗■2.“事件”を捏造し250日勾留する広島地裁のひどさ

 | 8・6反戦反核集会参加で5人を監禁

 | 被団協ノーベル平和賞の「光と影」

 | 平岡・元広島市長は「米国に謝罪を要求せよ」

 | 朝鮮人被爆者代表の式典不参加は差別

 | 「メディア改革」連載第165回

└──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

◎ 12月6日午前、広島へ飛んだ。年金生活者だから、ANAの格安のシニア航

空券(当日零時から空席がある時だけ乗れる)での出張取材だった。

 広島では、1.「8・6ヒロシマ暴処法5人弾圧を許すな! 5人の仲間を今す

ぐ返せ!12・6広島地裁包囲 怒りの大行動」の取材、2.10日のノーベル平和

賞で忘却された朝鮮民主主義人民共和国在住の朝鮮人被爆者―の二つを取材した。

 集会の呼び掛けは「8・6ヒロシマ暴処法弾圧を許さない会」。6日正午から

広島拘置所正門前で、昨年8月6日の原爆ドーム前集会で、広島市役所職員を集

団で転ばせたという罪状で、今年2月28日に広島県警に逮捕され、広島地検

「暴力行為等処罰に関する法律」(暴処法)違反で起訴され9カ月半勾留されて

いる5人を激励した。

 午後1時からは隣にある広島地裁の正門前で、5人の保釈請求を却下している

刑事第一部合議A係(角谷比呂美裁判長、小川貴紀右陪席裁判官、伊集葉留花左

陪席裁判官)に対する抗議行動を行った。

◎ 被告人の一人の父親は「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)にノーベル

平和賞が与えられ、同じように反戦反核を訴えている息子らは投獄されている。

理不尽だ。

 昨年の8・6集会で転んだという市職員は被害届を出していない。戦時下にで

きた暴処法で逮捕した県警公安警備は戦前の「特高警察」と変わらない。接見禁

止もついていて、家族は面会もできない。政治弾圧だ」と訴えた。

 その後、私は約10分、電気式人工喉頭でスピーチした。「裁判長の角谷さんは、

自分が裁判官になった時の初心に戻って、自分がいま5人に対してしていること

を考えてほしい。事件が存在していない。逮捕・起訴が捏造だ。被害者がいない

ので“冤罪”ですらない」

 「昨年の8・6集会を現場で取材した。厳粛な集会を妨害したのは全国から動

員された日本会議系右翼活動家。半年後に5人は逮捕され、猛暑の夏、エアコン

のない拘置所で監禁されている。5人のクリスマスと年末年始を、獄中で迎えさ

せるのは国家犯罪だ」

◎ 私は地裁事務局に意見書(12頁)を提出した。

 6日の行動を取材したキシャクラブメディアの記者はゼロ。7日の各紙の広島

版にも記事は一字もなかった。メディアは、広島市、市議会、県警、地検、裁判

所の共犯者だ。

 5人の裁判は公判前準備手続きしか行われず、公開の公判が開かれていない。

準備手続き中で、警察官の尋問が強行された。憲法違反だ。板垣雄三東大名誉教

授(中東研究)は「8・6弾圧はイスラエルがやっている裁判もなしの行政拘禁

と同じかそれ以上のもので、パレスチナ問題と深く結びついたものだ」と強調し

ている。

https://znn.jp/2024/11/post-477742.html

◎ 7日午後、間もなく97歳になる平岡敬・元広島市長(元中国新聞編集局長)

にインタビューした。平岡さんは、私の第一作『犯罪報道の犯罪』を最初に評価

してくれた先輩ジャーナリストだ。昨年8月以来の再会だった。

 鋭く現代政治を見極める平岡さんは「被団協のノーベル平和賞受賞はめでたい

ことだが、少々はしゃぎ過ぎではないか。米国の原爆投下は国際法違反と米国に

認めさせないと、核禁条約の実効性はない。米国などの核抑止に頼る自公政権

もっと強く批判すべきだ」と話した。

 「広島は、米国ネバダ州や仏領南太平洋諸国の核実験場近くの被爆者、中東の

劣化ウラン弾犠牲者などもいる。米国は対中戦争を狙っている。核戦争を止め、

すべての核兵器を廃絶する運動の中心にならなければならない」

◎ 広島県朝鮮人被爆者協議会の金鎮湖会長に、被爆者が住んでいた朝鮮人集住

地区を案内してもらい、インタビュー。「広島の被爆者は日本の国家責任を追及

し、米国に原爆投下を謝罪させるべきだ」と訴えた。

 夜遅く、金さんの息子さんの朝鮮料理店「スラ」での夕食の場に、ジャーナリ

ストの宮崎園子・元朝日新聞記者が駆け付けてくれた。宮崎さんらは、新刊本

『「平和都市」ヒロシマのまがりかど』(西日本出版社)を出したばかりだ。

「広島で広島市を批判すると排除される」と話した。

https://www.asahi.com/articles/ASSD52210SD5PITB00HM.html

◎ 取材の2日間、核兵器廃絶には、米国の原爆投下を国際法違反として、米国

に認めさせることが今後の課題と認識した。

 被団協代表団が9日ノルウェーに到着した。日本時間の10日午後9時から行わ

れる授賞式には30人が出席し、3人の代表委員が登壇してメダルや賞状を受け取

ったあと、田中煕巳さんが演説をする。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241209/k10014662141000.html

 授賞式には30人が出席し、3人の代表委員が登壇してメダルや賞状を受け取っ

たあと、田中煕巳氏が演説をする。広島、長崎の被爆者の中には朝鮮人も多数い

た。

 しかし、金会長はオスロに招かれず、被団協が募金で4000万円を集めオスロ

問団を組んだが、金氏に声はかからなかった。朝鮮に住む被爆者は忘れられたま

ま、授賞式が行われる。

┏┓ 

┗■3.東海第二原発廃炉を決断しない日本原電!

 | 市民の力で廃炉にさせよう!

 | 「東海第二を今こそ廃炉へ!11.30集会」に参加して

 └──── 乾喜美子(放射能汚染水放出に反対する北区の会)

◎ 会場に入り受付を済ませて、まず綺麗なのぼりやバナーでセットされた舞台

を見て、スタッフの集会にかける意気込みとご苦労を感じました。

 柳田さんが主催者挨拶で、原電が2年後に東海第二を再稼働しようとしている

ことに言及し、市民の力で原発を止める方法を考えようと提案されたので、何が

出来るのか考えなくてはと思います。

◎ 敦賀の山本さんの活断層についての説明は判りやすくて良かったです。

 原子力規制委員会が審査不合格としたのに、まだ原電は2号機の廃炉は考えて

いなくて再申請をすると聞いて、諦めの悪い原電に怒りを覚えました。

 敦賀湾の周辺にはほかにも活断層がいくつかあり、関電は調査をしてないが、

美浜・高浜・柏崎刈羽も関連して危険だと知り、反対を続ける重要性を感じまし

た。

◎ 大石さんの東海第二運転差止訴訟での話は興味深く、原告の思いを貫くため

弁護士さんとも準備書面などで真剣な話し合いをしているというのを聞いて、裁

判の大変さを思いました。

 志田さんの行動提起の中で、毎月の原電抗議行動が功を奏して、原電が申し入

れ書を受け取るようになった話を聞き、運動の継続が大事だと改めて思います。

 首都圏各地の活動報告で、それぞれ色々工夫して一般の人に反原発を訴えてい

ることを聞き、勉強になりました。

◎ 最後に鴨下美和さんの熱のこもった訴えで、福島がまだ終わっていないこと

を改めて思い、彼女が記憶についてセシウムプルトニウム半減期に例えたの

は興味深く、私たちも福島を忘れない思いをつないでいかなければと思います。

 参加者も多く有意義な集会でしたが、一言、盛りだくさんのプログラムで、講

演者が時間を気にしてちらちら時計を見るのが、ちょっと気の毒に見えました。

┏┓ 

┗■4.新聞より4つ

 └──── 

 ◆島根2号機再稼働に抗議 松江や広島の市民グループ

 中国電力島根原発2号機(島根県松江市)が再稼働した7日、立地する松江市

中電本社がある広島市中区で、各地の市民グループが再稼働に対する抗議活動を

した。

 JR松江駅前では、メンバー約70人が「さよなら島根原発」「住民の声を聞い

て」と記した横断幕やカードを掲げた。

 グループの代表たちがマイクを握り、避難計画の実効性や放射性廃棄物の処理

問題などを指摘した。

 広島高裁松江支部で係争中の2号機運転差し止め訴訟の原告団長、芦原康江さ

ん(71)は「災害発生時の避難計画は十分とは言えない。次の世代にリスクを残さ

ないためにも抗議の声を上げていく」と訴えた。

 中国電力本社前では、メンバーたち約30人が横断幕やパネルを手に「電力は余

っている」「原発とは共存できない」などと批判。

 「上関原発止めよう!広島ネットワーク」の溝田一成共同代表(74)は「憤りを感

じる。稼働を止めるために訴えを続ける」と語った。

 同団体などはこの日、連名の抗議声明を中国電力の中川賢剛社長宛てにファク

スした。(上田光、口元惇矢) (12月7日「中國新聞デジタル」より)

https://www.47news.jp/11871867.html

 ◆島根原発2号機 再稼働に抗議の座り込み

  広島県原水禁と県平和運動センターの40人

 中国電力島根原発2号機(島根県松江市)の再稼働を受けて、県原水禁と県平

和運動センターが6日、広島市中区平和記念公園で抗議の座り込みをした。

 約40人が原爆慰霊碑前に集まり、日本語と英語で「島根原発2号機再稼働抗

議!」と書かれた横断幕を約30分間掲げた。

 東京電力福島第一原発事故を踏まえて原発に頼らないエネルギー政策の推進を

求め、アピール文も中電と政府へ郵送した。(後略)

           (12月8日「中國新聞デジタル」より抜粋)

https://www.47news.jp/11874409.html

 ◆島根原発2号機再稼働に抗議書 広島県内の4団体

 市民団体「上関原発止めよう!広島ネットワーク」など広島県内の4団体は9日、

中国電力が7日に島根原発2号機(松江市)を再稼働したことを巡り、中国電力

の中川賢剛社長宛てに抗議書を提出した。

 抗議書は、島根2号機が、事故を起こした東京電力福島第一原発と同型の沸騰

水型軽水炉(BWR)であることや、近くに宍道断層が存在することを指摘。

 事故発生時の避難の課題や、使用済み核燃料の保管や再処理の難しさにも触れ

原発事故は想定外に起き、壊滅的な被害になる。不安の声を無視することはで

きない」としている。

 この日、各団体のメンバー計8人が広島市中区の中電本社前を訪れ、広島ネッ

トワークの藤井純子共同代表が地域共創本部の担当者に書面を手渡した。

       (村上和生) (12月9日「中國新聞デジタル」より)

https://www.47news.jp/11878450.html

 ◆世代を結ぶ平和の像

鎌田 慧(ルポライター

 前回、沖縄・読谷村の鍾乳洞「チビチリガマ」での集団死について書いた。

 米軍侵攻中の悲劇だ。

 が、7年前に起こった、少年たちの破壊行為について、スペースの関係で書け

なかった。戦争中の悲惨がよく伝わっていなかった、もう一つの悲劇だった。

 上陸してきた米兵に恐怖して、村の鍾乳洞に避難した住民が恐怖に駆られ、子

どもや家族を自分の手で殺害した。捕虜になるより自決せよ、というのが日本軍

の強制だった。85人の住民が犠牲になった。その現場は保存されてきていた。

 ところが7年前の9月、洞窟内で、つぼに入っていた遺骨が撒き散らされ、飾

られた折り鶴が引きちぎられる、乱暴狼藉の跡が発見された。捜査の結果、16歳

から19歳の少年たちが「肝試し」をした事件だった。

 さすがに読谷村の少年たちではなかったのが救いだった。

 ガマの入り口にある「世代を結ぶ平和の像」を制作した、彫刻家の金城実さん

が保護観察処分となった4人の少年を預かった。彼には大阪の高校で教員生活の

経験があった。

 読谷村の歴史を教え、反省文を書かせ、石仏(野仏)を集団制作することにし

た。

 冬の寒い時期に、ガマの前にテントを張って泊まり込み、ほぼ1週間で12体の

石仏を完成させた。それをガマ周辺に安置し「石仏がまた歴史を結んでいる」と

金城さんは言う。

(11月26日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

  https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20241204 UPLAN 第77回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動・

 核汚染水海洋投棄を中止せよ!東電は原発事故の責任をとれ

 第135回東電本店合同抗議!

 https://www.youtube.com/watch?v=Ue97RXLybtI

・20241130 UPLAN 東海第二原発を今こそ廃炉へ!

 https://www.youtube.com/watch?v=WeHNY0_QfoI

・20241109 UPLAN 重信房子パレスチナとともに〜米大統領選後の中東」

 https://www.youtube.com/watch?v=5vB8qr9dexc

・20241106 第76回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動・

      第134回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=mgcWHXbHInA

・20241031 田中一郎氏『「脱原発」と「脱炭素」:

            エネルギー革命をどう乗り切るか』

https://www.youtube.com/watch?v=lb9jOHpp4eQ

・20241025 UPLAN 山崎裕待氏「声を上げることの意味〜総選挙直前で

 ヤジ排除問題を考える〜」

 https://www.youtube.com/watch?v=sIdYROIBzOg

・20241019 UPLAN【後半】板垣雄三

 「つながり会う世界〜とらえ返しの焦点=パレスチナ

 https://www.youtube.com/watch?v=msLxocSEyWU

・20241019 UPLAN【前半】板垣雄三

 「つながり会う世界〜とらえ返しの焦点=パレスチナ

 https://www.youtube.com/watch?v=BfLvkoDRhDc

・20241002 UPLAN UPLAN 第75回とめよう!東海第二原発

 日本原電本店抗議行動・第133回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=11BKK7bi4Xs

・20240925 UPLAN【再開新ちょぼゼミ第1回】田中一郎

 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」

 https://www.youtube.com/watch?v=4c7-o46Y2yU

・20240918 UPLAN 井戸川裁判福島被ばく訴訟第30回口頭弁論期日

 https://www.youtube.com/watch?v=mB4NbVCqlOc

・20240911 UPLAN【裁判前街宣・記者会見】

 311子ども甲状腺がん裁判 第11回口頭弁論

 https://www.youtube.com/watch?v=z_TXshjOy1I

☆広瀬 隆…私のYouTube「ロックフェラー財閥シリーズ第26話」で

 5月5日、「チェルノブイリ原発事故と放射能の基礎知識」を掲載。

 https://youtu.be/rRg2bq8B-Dk

ソ連の“ウラルの核惨事”と“キューバ・ミサイル危機”大事件に

 ついては「ロックフェラー財閥シリーズ第25話」

 https://youtu.be/6g2-jh1J9JU

・“スリーマイル島原発事故”の被害とイギリスの“ウィンズケール

 再処理工場”による海の汚染は「ロックフェラー財閥シリーズ第24話」

 https://youtu.be/4XFzySIQi10  ぜひ、ご覧下さい。

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

5.【読者からのつぶやき】(仮)

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

────────── 

一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

              日曜・休日はお休みです。

         〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-3-1

                       TKiビル3F

             TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

              HP http://www.tanpoposya.com/

               郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

              口座番号 00180-1-403856