たんぽぽ舎です。【TMM:No4070】地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4070】

2020年11月4日(水)地震原発事故情報-

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.滋賀県自主避難9年目

   自作の布絵と詩(桃代を払え)に込められた思いを…!

                      青田恵子

★2.稼働中の原発玄海4号の1基のみ

   2020年11月4日(水)現在の原発稼働状況

               山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★3.六ケ所再処理工場と航空機事故

   -三沢基地がある限り審査書の

    航空機落下無視は絵に描いた餅-

              今井孝司(地震がよくわかる会)

★4.小泉純一郎元首相“核のごみ”文献調査応募の寿都町

   講演(約420人参加)「原発再稼働させてはいけない」…ほか

   メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆11/21(土)2020原子力艦事故避難訓練

   集合:ヴェルニー公園(いこいの広場)

   主催:東京湾の原子炉から首都圏を守る会

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※11/7(土)第15回新宿デモ なかったことにはさせない!

       福島第一原発事故と被ばくの事実!

  子どもを被ばくから守ろう!家族も自分も!

  悪性甲状腺がん又は疑い246人、手術済み200人

 日 時:11月7日(土)集合:アルタ前ひろば

              13時~アピール 14時~デモ

 主 催:「脱被ばく実現ネット」

     https://fukusima-sokai.blogspot.com/ 

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※11/9(月)岩垂 弘さん連続講座第7回にご参加を!

 10回連続講座「日本人は核にどう向き合ってきたか被爆75年、

        核廃絶運動を顧みる」

 第7回「原発をめぐる原水協原水禁の対立」

 講 師:岩垂 弘さん(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)

 日 時:11月9日(月)14時より16時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円 (予約の必要はありません。)

 ☆第8回…12月14日(月)「原水禁運動を総括する」

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※11/12(木)学習会にご参加を!

 「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」

 講 師:天笠啓祐さん(環境問題を専門とするフリー

            ジャーナリスト、

            市民バイオテクノロジー情報室代表)

 日 時:11月12(月)18時より21時 〔講師のお話は19時より〕

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円  予約必要です。

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※上記の学習会では「新型コロナウイルス」対策を致します。

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┗■1.滋賀県自主避難9年目

 |  自作の布絵と詩(桃代を払え)に込められた思いを…!

 └──── 青田恵子

桃代を払え

中嶌哲演様 お疲れになりませんでしたか

猛暑の中デモ行進の先頭に立たれて

井戸謙一様 愛想が尽きませんか

まともに耳を傾けることが出来ない関電に口頭弁論をされて

全国に散った 多くの避難民たちよ

異郷の地に十年 心は傷ついていまいか

どんなに疲れ果てようとも 我々は勝利せねばならないのだ

「生業を返せ、地域を返せ!」原告団中島孝

辛くはありませんか 安くて んめぇ地元の魚を提供できなくて

「希望の牧場」の吉沢正巳様

売れない牛を十年飼い続けて

農民連の根本敬様 土壌汚染は大丈夫ですか

大暴落した桃代は まやって貰えましたか

加害者の自覚を持たない国と東電は 賠償打ち切りに躍起となり

戻って営業せんのかよ 転職など考えられんのかよ

故郷で自立せよと言わんばかり

よく言(ゆ)ってくれっこと

桃代を払え

すぐに桃代を払わんか

※まやって=弁償して

参考文献=「21世紀の新しい社会運動とフクシマ」八朔社

 ≪月刊志賀≫第349号 2020年9月15日

    (「脱原発情報」2020.10.25 No226より了承を得て転載

            発行:双葉地方原発反対同盟)

☆《事故情報編集部》より

 「布絵」は、添付しておりません。

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┗■2.稼働中の原発玄海4号の1基のみ

 |  2020年11月4日(水)現在の原発稼働状況

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

電力会社名 号機  状態  運転開始日 停止日  出力(万kW)

関西電力  大飯3 定検停止中 2020.07.20 118

大飯4 定検停止中 2020.11.03 118

高浜3 定検停止中 2020.01.06 87

高浜4 定検停止中 2020.10.07 87

四国電力 伊方3 定検停止中 2019.12.26 87

九州電力 玄海3 定検停止中 2020.09.18 118

玄海4 運転中 2019.11.20 118

川内1 定検停止中 2020.03.16 89

川内2 定検停止中 2020.05.20 89

合 計 9基 稼働中1基 停止 8基 118/824

*運転開始日は営業運転開始の日なので原子炉起動の

 日とは一月程度違いがある。

*運転可能な9基の原発のうち稼働中は1基(11%)で、

 その出力は9基計824万kWに対して118万kW(14%)

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┗■3.六ケ所再処理工場と航空機事故

 |  -三沢基地がある限り審査書の

 |  航空機落下無視は絵に描いた餅-

 └──── 今井孝司(地震がよくわかる会)

○初めに

 2020年7月29日に原子力規制委員会六ヶ所再処理工場の審査書を

正式合格としました。ただ、完工までは相当な年月を要すると予測されます。

 「もんじゅ」が無くなったあと、海外にあるプルトニウムを消費する

だけで手一杯なのに、新たにプルトニウムを生産しようとする再処理

工場は愚の骨頂です。

 今後も、再処理工場の問題点を検討していきたいと考えています。

 ただ、検討をするにしても、再処理工場に関連する問題は複雑多岐に

わたります。

 今回は六ヶ所再処理工場と航空機事故の関連に絞って検討したいと

思います。

○記事一覧へのリンク

 当記事一覧は約128項目からなっており、

 当会HP( http://jishinga.com/ )から「特集コーナー」の

「六ケ所再処理工場と航空機事故」を辿る、もしくは、以下の直接

リンクから読むことができます。

 http://jishinga.com/tokushuu/ROK_F16/main.html 

※以下の文中にある日付は掲載された新聞記事等の日付であり、事故等

が起きた日付とは一致しない場合がありますので、ご了承下さい。

○「航空機落下」に対する規制委の審査は甘すぎではないか

   (127)2020/07/30:再処理工場 規制委審査書要旨

[航空機落下]各種航空機の落下確率は基準を超えず、追加的な防護措置

は不要と確認した。

 この記事にあるように、審査書では、航空機落下について追加的な

防護措置が不要とあるが、三沢基地周辺で頻繁に起きている

航空機(主に軍用機)事故を考えると、とても承服しがたい。

以下では、具体的な事故事例に即して、この審査書の内容の妥当性を

検討してみたい。

三沢基地周辺の航空機事故事例等について

 三沢基地と六ケ所再処理工場は約30kmの距離しかない。

 再処理工場の航空機事故を検討するに際して、最も重要な基地である

ことに間違いないので、以下に基地周辺で起きた事故事例等を列挙する。

(2)1955/2/5:米軍機が墜落 きのう六ヶ所村で 搭乗員は即死

(3)1981/4/13:米軍機の模擬弾 平沼の水田に落下

(4)1981/6/22:米軍機の模擬弾 倉内の水田に落下

(7)1983/11/16:海上自衛隊P2Jがロケット弾を新納屋地区に誤射

(14)1987/3/23:F16八戸沖に墜落 三沢基地へ帰投中 パイロットは無事

(16)1987/4:航空自衛隊機(F1)三沢沖に墜落 操縦士1人死亡

(17)1987/7:陸上自衛隊ヘリ2機墜落

(18)1987/11/3:米軍三沢基地 F16の欠陥認める 先月末から飛行制限

(22)1987/11/18:空自F1墜落か 三沢沖 訓練帰投中不明に

(23)1990/6/19:六ヶ所村平沼にF16燃料タンク落下

(25)1990/12/8:燃料タンク、模擬弾投棄 F16三沢沖、エンジン故障

(26)1991/2/7:F16戦闘機が三沢沖の操業海域に燃料タンク2基を投棄

(29)1991/5/8:F16墜落 地揺るがす音、せん光「一歩間違えば・・・」

(34)1991/5/24:「またか」燃料タンク落下 三沢F16

(35)1991/7/1:空自三沢基地のT4練習機 襟裳西方に墜落

(38)1991/11/9:三沢沖に爆弾投棄 米軍三沢のF16 2000ポンド弾2個

(42)1998/7/24:F16離陸に失敗、炎上 米軍三沢基地

(45)1998/8:空自三沢基地のF1戦闘機が太平洋に2機墜落

(46)1998/10:空自三沢基地のF4EJ改戦闘機が太平洋に墜落

(48)1999/1/22:米軍三沢F16墜落 釜石の山林 配備以来6回目

(49)1999/11/28:米紙ワシントン・タイムス F16エンジンに欠陥

                  2万時間に1回墜落と報道

(50)2000/11/13:三沢F16空中衝突 北海道松前パイロットは脱出

(53)2001/4/3:三沢米軍F16墜落

       墜落地点は核燃施設からわずか10キロ

(58)2002/4/15:米軍三沢F16墜落 深浦沖 パイロットは救助

(86)2019/04/10:F35A墜落 「訓練中止する」連絡後 機影消える

〇F16の高い事故発生確率

 F16が関係する事故は13件、機種不明が3件、P2Jが1件、

F1が3件、F4EJ改が1件、F35Aが1件となった。F16の

事故が圧倒的に多いことは間違いのない所だと思います。

 F16の初事故が1987年、最後の事故が2002年、よって、16年間に

13件、約0.8件/年の事故確率となります。

〇F16が欠陥機だから事故確率が高かったといえるのか

 F16に関しては(49)にあるように、エンジンに欠陥がある機体

という報道もあるようですが、戦闘機訓練では事故は避けられない、

宿命のようなものであるという記事もありました。

(33)1991/5/23:度重なる墜落 検証 戦略基地三沢とF16

    安全性 半ば切り捨て 背景に機能優先の軍事思想

(前略)専門家に聞くと「戦闘機として激しい訓練をしている限り、

墜落は避けられない」(航空評論家浜田一穂氏)のであり「落ちる数

が多いほど"優秀"な空軍」(佐藤裕二秋田大助教授)とさえいわれる。

 基地を抱える県民にとっては不愉快だが、軍用機を知る人たちは、

機能優先の軍事思想が生んだ冷徹な事実を受け止めている。(後略)

〇結論

 よって、F16の後継機のF35Aの事故は現在は1件ですが、

戦闘機である以上、激しい訓練は必須ですので、事故は必ず起きると

想定しないと危機管理とはいえない。そして、墜落する先が六ヶ所再

処理工場ということも、想定しておくことは必須であると考えます。

 従って、冒頭で示した原子力規制委の「各種航空機の落下確率は

基準を超えず、追加的な防護措置は不要と確認した。」は絵に描いた

餅のようなものだと私は考えます。

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┗■4.小泉純一郎元首相“核のごみ”文献調査応募の寿都町

 |  講演(約420人参加)「原発再稼働させてはいけない」…ほか

 |  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.小泉純一郎元首相“核のごみ”文献調査応募の寿都町

  講演(約420人参加)「原発再稼働させてはいけない」

  国11月中旬にも認可へ

  11/3(火)20:50配信「北海道ニュースUHB」

https://news.yahoo.co.jp/articles/087502e3f4785d0f74c894f739c2d8a9def9105f

2.放射線衛生学者の木村真三准教授が講演

  「伊方原発をとめる会」総会前に

  11/1(日)22:00配信「愛媛新聞ONLINE」

https://news.yahoo.co.jp/articles/a7cf0850d975176c883cbb9e3319226f8c1346ab

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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆11/21(土)2020原子力艦事故避難訓練

日 時:2020年11月21日(土)13時

集 合:ヴェルニー公園(いこいの広場)

    横須賀市汐入町1丁目(京急汐入駅徒歩3分、

               JR横須賀駅徒歩7分)

内 容:ミニ集会

    避難訓練 芸術劇場前~市役所前公園へ避難します。

    (帽子、マスク、ビニールコート持参)

主 催:東京湾の原子炉から首都圏を守る会

連絡先:080-1124-0355 (三浦半島9条連事務局)

 1966年に始まった米海軍横須賀基地への原子力空母や原子力潜水艦

寄港は1千回を超えました。

 米海軍は住民参加の避難訓練は行なわず、横須賀市も3キロ以内の

地域の一部で市民が参加するのみとなっています。

 原子力艦船の危険性と不十分な災害対策をアピールします。

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