たんぽぽ舎です。【TMM:No4920】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4920】

2023年11月25日(土)地震原発事故情報−

           4つの情報をお知らせします

                   転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.柏崎刈羽原発「三つの検証」で池内了元総括委員長が

  独自の検証報告書、市民委員会のHPで公表

  「新潟県の検証は不十分」 【記事】紹介

      上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

★2.映像記録「鎌田慧さんと歩く下北半島」(2時間37分)

  核施設と軍事施設が密集する青森県下北半島

ルポライター鎌田慧さんが下北半島の歴史と今を語り歩く!

  DVD (1000円)発売中  ご案内

     中道雅史(なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク)

★3.ロバート・ケネディJr.:もし米国民が私を大統領に選んだら、

  私は(私の叔父が60年前に提言した)米軍事帝国解体プロセスを

再開する。軍隊を祖国を守るという本来機能に戻す。

  私は中露を挑発する無謀で好戦的な政策を終わらせる。

  外国軍事基地のほとんどを閉鎖する。 (Fox news の翻訳) 紹介

         孫崎 享 (東アジア共同体研究所理事・所長)

★4.新聞より2つ

 ◆処理水2.3万トン 海に  放出開始から3ヵ月

(11月24日東京新聞朝刊第1面より)

 ◆ずさん管理 現場から批判

  福島第一 廃液飛散 作業員被ばく ルール違反認識 慣れで慢心

(11月24日東京新聞朝刊第23面より抜粋))

━━━━━━━ 

※11/27(月)「いまさら聞けない原発と基準地震動」その基本を解説

 お 話:只野 靖弁護士(原発関連訴訟で大活躍中)

 日 時:11月27日(月)18時より21時 講師のお話は19時より

 会 場:「スペースたんぽぽ」 参加費:800円(資料代含む) 

 ◇予約受付中

  たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール

  <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※12/6(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!  

     2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第65回日本原電本店抗議行動 東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない! 再稼働やめろ!

 日 時:12月6日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分 

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」  

  ☆第66回は、2024年1月10日(水)17:00より18:00です。

2.「第123回東電本店合同抗議」放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!

  柏崎刈羽原発を再稼働するな! 東電は2200億円の原電支援するな!

   東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:12月6日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体 

  ☆第124回は、2024年1月10日(水)18:45より19:45です。

━━━━━━━ 

※12/7(木)「9・11再検証の好機−世界中に遺族を増やさないために」

 お 話:藤田幸久氏(岐阜女子大学特別客員教授

 日 時:12月7日(木)13時30分より17時 講師のお話は14時30分より

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円(資料代含む)  

 ◇予約受付中 11/27と同じ方法です。

━━━━━━━ 

※12/9(土)康 宗憲氏5回連続講座 解放と分断、そして平和統一への道

 「死刑台から教壇へ」の著者と学ぶ韓国現代史 

  最終回「最近の朝鮮半島情勢について」

    「単なる隣国」ではない、韓国現代史を学習します

お 話:康 宗憲(韓国問題研究所代表)

 日 時:12月9日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」 参加費:800円(資料代含む)

  ◇予約受付中 11/27と同じ方法です。

━━━━━━━ 

※12/10(日)東海第二原発いらない! たんぽぽ舎の第10波一斉行動に

  ご参加ください

日 時:12月10日(日)15時より16時15分(1時間15分)

 場 所:JR御茶ノ水駅2カ所(お茶ノ水橋口 聖橋口)

    スピーチ、ビラ配布、署名活動等

 ※一斉行動の呼びかけは「東海第二原発いらない!首都圏ネットワーク

  第10波一斉行動の基準日は、12月8日(金)〜9日(土)〜10日(日)です。

━━━━━━━

※12/15(金)第31回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)   

     定例:毎月第3金曜日

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:12月15日(金)18時30分より19時45分 

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.柏崎刈羽原発「三つの検証」で池内了元総括委員長が

 | 独自の検証報告書、市民委員会のHPで公表

 | 「新潟県の検証は不十分」 【記事】紹介

 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

 各社報道のとおり、柏崎刈羽原発に関して新潟県で行われていた「三つ

の検証」が不十分なまま終了したことについて元総括委員長・池内了氏や

元委員らが中心になって「新潟県検証は不十分」として独自の検証報告書

をまとめ、2023年11月22日に発表した。

 全文は市民委員会のホームページで公開されている。

 https://shiminkenshouiinkai.jimdosite.com/%E6%B1%A0%E5%86%85%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%A4%9C%E8%A8%BC%E5%A0%B1%E5%91%8A/

以下、「池内特別検証報告」96頁より抜粋

 「 … 多数の原発を抱える脆弱な日本は武力に頼ってはならないし、

戦争に巻き込まれる悲劇を徹底して避けることに全力を尽くさねばならない。

 原発がある限り、日本は平和国家であることを放棄してはならないのだ。

 では、原発を放棄すれば日本は軍事大国(戦争をできる国)になっても

いいのか、と問う人がいるかもしれない。

 私は、「すべての原発廃炉にして、その後始末を行って完全に廃棄

するためには 100年かかるでしょう、それから考えてもいいのではあり

ませんか」と応えたい。

 原発と戦争は二律背反であって、二つが両立することはあり得ない

からだ。」

以下、見出しのみ紹介

「池内特別検証報告」

はじめに 「池内特別検証報告」を執筆するに当たって

第1章 検証総括委員長解任までの一部始終

第2章 技術委員会の「検証報告書」

第3章 生活分科会からの「検証報告書」

第4章 避難委員会からの「検証報告書」

第5章 健康分科会からの「検証報告書」

第6章 諸機関の適格性について 67

6−1 東電の適格性

6−2 県・立地自治体の適格性

6−3 原子力規制委員会の適格性

6−4 司法(裁判所)の適格性

第7章 地域と自治体に引き起こされた問題点

第8章 原発のテロ・戦争対策について 89

8−1 原発の安全管理の死角

8−2 テロ対策の実際

8−3 ソフトテロ

8−4 サイバーテロ

8−5 テロと避難と自衛隊

8−6 原発と戦争

第9章 おわりに

9−1 極めて当たり前の教訓

9−2 原発問題の特異性

9―3 主権者として中央集権思想を脱する

以下は、【記事】

 福島第一原発事故 「池内報告」全容を公表 「県の意向強要」批判

 原発行政、国に追随 自治どこへ /新潟

 東京電力福島第一原発事故に関する県独自の「三つの検証」の総括報告

書を県が一方的に取りまとめたとして、反発している県の検証総括委員会

池内了・前委員長(名古屋大名誉教授)は22日、独自に総括した「池内

特別検証報告」を公表した。

 花角英世知事から「県の意向に沿った委員会運営」を事実上強要された

と主張した。【中津川甫、池田真由香】

 池内氏は報告書で、「日本では何か行政的な問題があると、いわゆる

専門家に依頼して専門委員会なり審議会(有識者会議)を開催して、行政

側が望む答申や報告を予定調和的に得て行政に反映させるという方法が

定着している」と指摘。

 「政府や省庁だけでなく県政も同じで、私はこのようなやり方に反発

し、委員を解任された」と回顧した。(後略)

  (11月23日「毎日新聞、新潟・北信越」」より抜粋)

 https://mainichi.jp/articles/20231123/ddl/k15/040/092000c

┏┓ 

┗■2.映像記録「鎌田慧さんと歩く下北半島」(2時間37分)

 | 核施設と軍事施設が密集する青森県下北半島

ルポライター鎌田慧さんが下北半島の歴史と今を語り歩く!

|  DVD (1000円)発売中  ご案内

 └────中道雅史(なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク)

◎映像記録「鎌田慧さんと歩く下北半島」(2時間37分)

 核施設と軍事施設が密集する青森県下北半島

ルポライター鎌田慧さんが下北半島の歴史と今を語り歩く!

    DVD絶賛発売中!   1枚 1000円

 2022年6月15日、16日、17日の3日間、鎌田慧さんを案内役に、三沢を

出発点として下北半島を北上した。

三沢、天ヶ森射爆場、六ヶ所村東通村むつ市、大湊、大間町・・・

世界を見ても、核施設と軍事施設がこれほど密集している地域はない

だろう。

 そして今、この国は原発政策の大転換を推し進め、大軍拡まで目論ん

でいる。世界情勢を見るにつけ、下北半島はますます危険な状態にさら

されている。

 このままでいいのかニッポン!いいのか青森!

購入ご希望の方は、・枚数・住所・氏名・連絡先電話番号を明記の上、

FAXかメールにてお申し込みください。

送料はDVD2枚まで180円、3枚以上は370円です。

DVD到着後、同封の振替用紙にてお支払いください。振込手数料の

ご負担をお願いします。

カンパも大歓迎です!!

○メール zai.aomori@gmail.com

 FAX  017-774-1326

※連絡先・お問い合わせ

 なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク

   青森市橋本3-15-5 青森県保険医会館内

   DVD担当 中道雅史(070-5477-4296)

┏┓ 

┗■3.ロバート・ケネディJr.:もし米国民が私を大統領に選んだら、

 | 私は(私の叔父が60年前に提言した)米軍事帝国解体プロセスを

| 再開する。軍隊を祖国を守るという本来機能に戻す。

 | 私は中露を挑発する無謀で好戦的な政策を終わらせる。

 | 外国軍事基地のほとんどを閉鎖する。

 |  (Fox news の翻訳) 紹介

 └──── 孫崎 享 (東アジア共同体研究所理事・所長)

 JFKの暗殺は叔父のビジョンを打ち砕いたが、私たちはそれを忘れる

のではなく、復活させなければならない

JFK's assassination cut short my uncle's vision but we must

revive it, not forget it、Fox news)

 私の叔父は1963年11月22日に暗殺された。それは60年前のことであり、

それ以来、我が国は彼のアメリカに対するビジョンを放棄した。

 60年前の11月22日のジョン・F・ケネディ大統領暗殺は、叔父、兄弟、

夫、父親を失った私の家族を超えた、アメリカ人の精神に消えない傷跡を

残した。あの国民的トラウマは、あの日、私たちから何か他のものを

奪った。

 彼とともに私たちの国に対するビジョンが亡くなった。だが、私たち

はこれからそれを生き返らせることができる。確かに、公民権運動、人種

差別撤廃、宇宙計画のチャンピオンシップなど、彼の遺産の多くは今日も

私たちに残っているが、アメリカは彼が最も高く評価していた目標と

ビジョン、つまり平和国家としてのアメリカのビジョンを放棄した。

 ジョン・F・ケネディはて、1961年にラオスへの侵攻、1962年にベル

リン、ピッグス湾の惨事後にキューバに侵攻、キューバ危機時にソ連

ミサイル・バッテリーへの爆撃を行おうとした内閣、CIA、統合参謀

本部からの圧力を無視した。。

 彼のアドバイザーは、発射台はまだ稼働状況でないと保証した。彼ら

は間違っていた。彼の抵抗が世界を核ハルマゲドンから救った可能性は

十分にある。

 JFKは平和に対する強い理想主義的な取り組みに基づいて行動して

いた。後にワシントン・ポスト紙の編集長となる友人ベン・ブラッド

リーが、自分の碑文に何が欲しいかと尋ねたとき、彼は「彼は平和を

保った」と答えた。

 彼は、大統領の主な仕事は我々を戦争から遠ざけることだと説明した。

それが彼が平和部隊を設立した理由である。「世界中の人々がアメリ

について考えるとき、私は彼らに銃を持った兵士ではなく、平和部隊

ボランティアを思い浮かべてもらいたいのです。」と彼は語った。

 ジョン・F・ケネディの平和への取り組みは、前任のドワイト・D・

アイゼンハワーが大統領執務室を去る際に警告した軍産複合体と対峙

する中で、生涯の最後の数カ月間にさらに強まった。

 1963年6月10日、ワシントン大学ケネディは有名な平和演説を行った。

この演説は、彼が生きてその感情を実践していれば、世界史の転換点と

なっていたかもしれない。今日でも彼の言葉は重要な指針を与えてくれるす。

 第一に、平和そのものに対する私たちの態度を検討してみよう。私た

ちの多くはそれは不可能だと考えている。それは非現実的だと考える人

が多すぎる。

 しかし、それは危険で敗北主義的な信念です。それは、戦争は避けら

れない、人類は破滅する運命にある、私たちは制御できない力に支配さ

れているという結論につながる。

そのような見方を受け入れる必要はない。私たちの問題は人為的なもの

であるため、人によって解決することができる。

 その秋、ケネディは平和の可能性についてのこの確信に基づいて行動

を起こした。軍と諜報機関を出し抜いて、彼はすぐに核実験禁止条約を

交渉し、1963年8月にフルシチョフと署名した。

 そして10月11日、彼は国家安全保障令NSAM第263号を発令し、ベト

ナムからの米国軍事顧問1000人の撤退を義務付けた。年末、その命令は

決して実行されなかった。その代わりに、リンドン・ジョンソン大統領

は戦闘部隊を送り込み、ベトナム戦争アメリカに引き起こした。

 ジョンソンのエスカレーションは、際限なく続く政権交代戦争の雛形

を設定した。私たちは平和国家としてのアイデンティティを失った。私

たちは国力の真の源である経済の活力と国民の健康を無視し始め、正当

性が疑わしい一連の戦争で財政と道徳的権威を海外に流出させたが、その

どれもがアメリカ国民の安全を確保するものではなかった。

 現在、我が国は33兆ドルの債務負担を抱えてよろめいている、その多く

は軍事支出によるもの。

 9/11以降のイラクアフガニスタン、シリアの政権転覆戦争は約8兆

ドルを浪費し、これらの国々は私たちが想像していたよりもさらに厳し

い状況に陥った。世界中の800の軍事基地はさらに何兆ドルもの消費。

 もし私たちがそのリソースを教育、インフラ、貧困、健康、環境に充

てていたらどうなっていたか想像してみてください。逆説的ですが、私

たちはより強く、より安全な国になるでしょう。

 戦争の道を離れ、ジョン・F・ケネディが我が国のために思い描いた

平和の道に踏み出すのに遅すぎるということはない。現在の放置状態に

あっても、アメリカは世界最大のGDP、豊富な天然資源、そして創意

工夫と進取的な国民に恵まれている。

 私たちは、第二次世界大戦後の幅広い繁栄、繁栄した中産階級、楽観

主義と国家の自尊心を取り戻すことができる。私たちがエネルギーを平和

に向ければ、すべてが私たちのものになる。

 もしアメリカ国民が私を大統領に選んだなら、私は(私の叔父が60年

前に持ちかけた)アメリカ軍事帝国を解体するプロセスを再開するでしょう。

私は軍隊を祖国を守るという本来の機能に戻す。

 私は中国とロシアを挑発する無謀で好戦的な政策を終わらせる。

 私は適時に賢明なプロセスを経て、我が国の外国軍事基地のほとんど

を閉鎖する。

 私は軍隊の規模を縮小し、その代わりに、再びJFKのインスピレー

ションをもとに、国内版の平和部隊を創設し、若者たちに国に奉仕する

ための新しい方法を提供する。

 私たちは、平和、自由、人類への奉仕の模範としての我が国について

ジョン・F・ケネディのビジョンを取り戻すことができる。

 彼の死は無駄ではなかったでしょう。

※Webで読む: https://ch.nicovideo.jp/article/ar2174618

(有料です)

┏┓ 

┗■4.新聞より2つ

 └──── 

 ◆処理水2.3万トン 海に  放出開始から3ヵ月

東京電力福島第1原発福島県大熊町双葉町)の汚染水を浄化処理

した後の水が海洋放出されてから、24日で3カ月になる。海水中の放射性

物質の濃度に異常はないが、浄化処理設備では作業員の被ばく事故が起き

た。風評被害を巡る損害賠償についても東電は詳細を明らかにしていない。

 処理水は8月24日に放出を開始し、3回目を完了した今月20日までに

総量は計2万3351トンに上る。浄化処理で取り除けない放射性物質トリ

チウムの海水中の濃度は、東電の測定によると1リットル当たり最大22

ベクレル。放出停止の目安となる同700ベクレルを下回っている。

 風評被害の損害賠償では、20日時点で東電に対する請求書の発送依頼が

約600件に上り、約50件の請求があった。東電が統計データなどを基に

被害の有無を判断する。これまでの賠償額や支払いを拒否したケースが

あるかについて、東電は「回答を控える」と説明していない。

 2023年度に計画する残り1回の放出は、年明け以降に予定されている。

(11月24日東京新聞朝刊第1面より)

◆ずさん管理 現場から批判

 福島第一 廃液飛散 作業員被ばく

 ルール違反認識 慣れで慢心

 東京電力福島第1原発では、処理水の海洋放出開始から3カ月となる

中で、汚染水処理の基幹となる「多核種除去設備(ALPS)」で作業員が

洗浄廃液を浴びた被ばく事故が起きた。これまでも取るべき安全対策が

とられず、死傷事故が起きてきたが、今回も防護策や人員態勢でいくつ

もの不備やルール違反が明らかになった。作業員の声からは、事故現場

のずさんな管理の実態が浮かぶ。(片山夏子)

10月25日、ALPSの配管を薬液で洗浄中、廃液をタンクに送るホースが外

れ、数リットルが飛散した。廃液はストロンチウム90などの放射性物質

が凝縮され、ベータ線を出す放射性物質の濃度は1リットル当たり43億

7600万ベクレル。原子炉建屋にたまる高濃度汚染水より100〜1万倍ほど

濃度が高い。

 近くにいた作業員2人はかっぱを着用せず、体表が汚染。一時入院した。

今のところ、2人の体調に異変は起きていないという。(中略)

汚染水処理に携わった経験のある作業員は、事故現場の写真を見て

驚いた。

 「あれだけ高濃度の廃液を扱うのに、飛散したときのためにタンク周囲

を遮へいするなどの汚染防止の対策を何もしてない」 (中略)

 汚染水関連の作業では、これまでも事故が相次いでいる。2013年には別

の汚染水処理設備で、作業員が誤った配管を外して11トンが漏れ、不十分

な装備で止水作業をするなどして6人が被ばくした。15年には命綱をつけ

ていなかった作業員が保管タンク上部から転落し、死亡した。 (後略)

(11月24日東京新聞朝刊第23面より抜粋))

※詳細はWebで (全文と写真)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/291870?rct=fukushima1

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

 首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

 首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

 許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20231109 UPLAN 武内更一「砂川事件最高裁大法廷判決の裏側:

              米国と通じていた田中耕太郎裁判長」

 https://www.youtube.com/watch?v=ddy9gnaJPKM

・20231028 UPLAN 丹治杉江「被災者が伝えたい〜終わるはずない

              放射能公害」

 https://www.youtube.com/watch?v=FaBJVPYtpCI

・20231023 UPLAN 花岡 蔚「自衛隊も米軍も日本にはいらない!〜

恒久平和を実現するための非武装中立論」

 https://www.youtube.com/watch?v=_KoSJnlKTEM

・20231021 UPLAN 山崎久隆ゼミ「『東海第二原発再稼働』の何処に

 どんな問題があるのか〜60年超運転で上昇する過酷事故リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=BdPvhkOsAF4

・20231011 UPLAN 長井 曉「どうした、どうする、NHK」

 https://www.youtube.com/watch?v=TvmLUIDP67A

・20230926 UPLAN 孫崎 享「台湾有事と日本外交・日米同盟」

 https://www.youtube.com/watch?v=lkGM2-yhneQ

・20230918 UPLAN【集会】「ワタシのミライ NO NUKES & NO FOSSIL

 〜再エネ100%と公正な社会を目指して」

 https://www.youtube.com/watch?v=xKEb7CeRIXI

・20230918 UPLAN【パレード】「ワタシのミライ NO NUKES & NO FOSSIL

 〜再エネ100%と公正な社会を目指して」

 https://www.youtube.com/watch?v=2gWy_fbC9Q4

・20230914 UPLAN 黒川眞一

 「福島原発事故とUNSCEAR報告:過小評価される放射線被曝」

 https://www.youtube.com/watch?v=SWa9uyfm8v8

 「汚染水放流の中止を求めて1600km韓日市民徒歩行動」

 李元栄さんのお話を聴く夕べ 動画。

・20230911 UPLAN【講演会】

 https://www.youtube.com/watch?v=acrHNhRSs2g

・20230826 UPLAN STOP!!東海第二原発の再稼働・いばらき大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=TY6T7qP5Zio

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

         【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴」

    【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる宇宙線

 が、地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく変化させている」

 なんていう突拍子もない話を信じられますか。

 『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

────────── 

一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

              日曜・休日はお休みです。

         〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-1-1

                     高橋セーフビル1F

             TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

              HP http://www.tanpoposya.com/

               郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

              口座番号 00180-1-403856