たんぽぽ舎です。【TMM:No4812】地震と原発事故情報−3つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4812】

2023年7月11日(火)地震原発事故情報−

             3つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.原発推進GX法が成立しても止められる

  原子力推進の矛盾はむしろ拡大

  その3 原子炉等規制法改訂について

  5.長期施設管理計画での劣化評価の在り方について

  6.長期施設管理計画の許可基準について

  7.長期施設管理計画の軽微な変更の判断主体について

  8.長期施設管理計画での必要な措置について

  6/17山崎ゼミの資料紹介 (その9)(連載)

                  小山芳樹(たんぽぽ舎)

★2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆8/6(日)未来の福島こども基金 講演会&総会のお知らせ

   場所:志木市民会館仮設会議室5

   会場とオンライン両方とも予約必要

★3.新聞・配信より2つ

  ◆東海第二 地裁「差し止め」 きょう控訴審初弁論

   問われる避難計画の実効性

         (7月11日「東京新聞」茨城より)

  ◆【速報】海洋放出「容認できない」と福島県漁連 野崎哲会長

             (7月11日17:01「共同通信」より)

━━━━━━━ 

※7/19(水)「関東大震災朝鮮人・中国人虐殺100年!」

      〜歴史に誠実に向き合い・国家責任を問い・共生の未来へ〜

 お 話:田中 宏さん(一橋大学名誉教授)

 日 時:7月19日(水)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円

◇予約受付中 たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール

  <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、ご氏名と電話番号を

  お知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※7/20(木)「日本の官僚制度:内務省の戦後そして現在」

 お 話:中野晃一さん(上智大学国際教養学部教授・政治学

 日 時:7月20日(木)18時より21時   講師のお話は19時より

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円

◇予約受付中   7/19と同じ方法です。

━━━━━━━

※7/21(金)第26回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

                     定例:毎月第3金曜日

 福島第一原発の汚染水を海へ流すな! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:7月21日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

            次回は、第27回8月18日(金)です。

━━━━━━━ 

※7/27(木)第18回【ハロー原電】にご参加を!

 東海第二原発とめよう!日本原電本店前アピール行動

 日 時:7月27日(木)15時30分より17時くらい

 集 合:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

     マイクアピールやビラ配布(周辺の住宅街にも)

                 定例:毎月第4木曜

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.原発推進GX法が成立しても止められる

 | 原子力推進の矛盾はむしろ拡大

 | その3 原子炉等規制法改訂について

 | 5.長期施設管理計画での劣化評価の在り方について

 | 6.長期施設管理計画の許可基準について

 | 7.長期施設管理計画の軽微な変更の判断主体について

 | 8.長期施設管理計画での必要な措置について

 | 6/17山崎ゼミの資料紹介 (その9)(連載)

 └──── 小山芳樹(たんぽぽ舎)

その3 原子炉等規制法改訂について

5.長期施設管理計画での劣化評価の在り方について

 第5項では『発電用原子炉設置者は、長期施設管理計画を定め、又は

長期施設管理計画に記載された事項のうち発電用原子炉施設の劣化を管

理するために必要な措置に係る重要な事項その他の原子力規制委員会

則で定める事項を変更しようとするときは、原子力規制委員会規則で定

めるところにより、劣化評価を実施しなければならない。』について

も、具体的にはどのような変更について劣化評価をしなければならない

としているのか明らかではない。

6.長期施設管理計画の許可基準について

 第6項では『原子力規制委員会は、第1項、第3項又は第4項の認可

の申請が次の各号のいずれにも適合していると認めるときでなければ、

これらの認可をしてはならない。』として、

 『第1号劣化評価の方法が、発電用原子炉施設の劣化の状況を適確に

評価するための基準として原子力規制委員会規則で定める基準に適合す

るものであること。』

 『第2号長期施設管理計画の期間における発電用原子炉施設の劣化を

管理するために必要な措置が、核燃料物質若しくは核燃料物質によつて

汚染された物又は発電用原子炉による災害の防止上支障がないものであ

ること。』

 『第3号発電用原子炉施設が、長期施設管理計画の期間における運転

に伴い生ずる当該発電用原子炉施設の劣化の状況を踏まえ、当該期間に

おいて安全性を確保するための基準として原子力規制委員会規則で定め

る基準に適合するものであること。』については、現行の「実用発電用

原子炉の設置、運転等に関する規則」第82条の「発電用原子炉施設の経

年劣化に関する技術的な評価」として規定している「第1号」から「第

16号」と具体的にどのように違うのかは,明確にされていない。

 これもまた、規制庁で検討し、規制委が規則等で定めるとしているの

だが、これらが明らかになってから法案と共に議論に付すべきものである。

7.長期施設管理計画の軽微な変更の判断主体について

 第7項では『第1項又は第3項の認可を受けた者は、これらの認可を

受けた長期施設管理計画について、第4項の原子力規制委員会規則で定

める軽微な変更をしたときは、原子力規制委員会規則で定めるところに

より、その旨を原子力規制委員会に届け出なければならない。』とされ

ているが、軽微な変更だから届け出で良いとの判断は事業者が行う。

 規制委はこれに対して判断を行うことはないと考えられる。もちろん、

予め制定される規則等に記載があるのだろうが、今の段階ではその詳細

は不明である。

8.長期施設管理計画での必要な措置について

 第8項では『発電用原子炉設置者は、第1項又は第3項の認可を受け

た長期施設管理計画に従つて、発電用原子炉施設の劣化を管理するため

に必要な措置を講じなければならない。』について、具体的にはどのよ

うな措置なのかが明らかではない。これもまた技術的な点も絡むため、

現在規制委で審議されているが、概ね六つの評価になると見られている。

 それが妥当かどうかは規制委以外で議論が出来るわけではない。つま

り国会審議事項ではない。

 福島第一原発事故の反省と教訓と言いながら、結局は規制委だけでお

手盛りで決めてしまう。例えパブコメをしても結果は変わらないならば

意味はない。

 こうした変更点については外部からの中立的第三者を含む専門家など

を含めた審議会を作って議論するべきだ。(その10)に続く

 ※小山:補足

  6/17「山崎久隆ゼミ資料」の本文をそのままコピーしております。

  抜粋しようと思いましたがあきらめました。あと1回です。

┏┓ 

┗■2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆8/6(日)未来の福島こども基金 講演会&総会のお知らせ

日 時:8月6日(日) 開場13:45 開始14:00 終了16:00

    1部総会 30分

    2部講演会(質疑含む)80分 休憩10分

場 所:志木市民会館仮設会議室5

     <https://www.city.shiki.lg.jp/soshiki/12/6873.html>

    ※東武東上線志木駅 東口駅前 丸井ビル8F

申し込みフォーム⇒<https://fukushimachildrensfund.org/application/>

オンラインと同時開催、会場とオンライン両方とも予約が必要です。

(予約申し込み締切りは8月5日(土)午後9時まで)

定 員:会場70名、zoom 200名

どなたでも参加することができます。参加費無料

詳細は下記

<https://fukushimachildrensfund.org/event-20230806/>

福島原発震災事故から12年」渡辺久子先生講演会&総会開催のお知らせ

(2023/8/6)未来の福島こども基金

福島の子どもたちを守るための寄付・募金・支援金の運営

(fukushimachildrensfund.org)

講演に先立って、未来の福島こども基金の総会も行ないます。

内容は会計および活動報告です。

また、ウクライナへの支援についてもチェルノブイリ子ども基金佐々木

真理さんより報告していただきます。

┏┓ 

┗■3.新聞・配信より2つ

 └──── 

 ◆東海第二 地裁「差し止め」 きょう控訴審初弁論

  問われる避難計画の実効性

 日本原子力発電(原電)が再稼働を目指す東海第二原発茨城県東海

村)の運転差し止めを本県など九都県の住民が求めた訴訟の控訴審第1

回口頭弁論が11日、東京高裁(相沢哲裁判長)で開かれる。

 2021年3月の水戸地裁判決は、重大事故に備えた広域避難計画の不備

を理由に原発の運転を差し止める初の司法判断を示しており、高裁でも

維持されるかが注目される。(竹島勇)

 地裁判決時点の原告は226人で、このうち東海第二の30キロ圏内の住民

79人が勝訴。原電と、30キロ圏外の住民がそれぞれ控訴した。死去や高

齢などで訴えを取り下げた住民を除き、控訴審には179人が臨む。

 原発から30キロ圏内の自治体には避難計画の策定が義務付けられている。

 水戸地裁(前田英子裁判長)は、東海第二ではこの範囲に約94万人(

15年国勢調査。直近の20年調査では約92万人)が暮らしていることを踏

まえ「実効性のある避難計画や防災体制が整えられているというには程

遠い状態で、人格権侵害の具体的危険がある」と指摘した。

 一方、地震津波対策や火山の噴火への備えが不十分だとの住民側の

主張については、原子力規制委員会の審査に不合理な点はないとして

退けた。

 控訴審を前に、住民側の大石光伸共同代表は「一審判決を維持してほ

しい」と求めた上で、「原発憲法違反であること、地震に対する安全

確保が不十分なことなど9項目を主張する」と話した。(中略)

 原電は新規制基準に基づく事故対策工事を2024年9月に完了予定。住

民側は、控訴審の間に再稼働に向けた動きがあった場合には、運転差し

止めを求める仮処分を東京高裁に申し立てる方針だ。

 第1回口頭弁論は11日午後2時半から。

          (7月11日「東京新聞」茨城より)

https://www.47news.jp/9570696.html 

 ◆【速報】海洋放出「容認できない」と福島県漁連 野崎哲会長

 福島県漁業協同組合連合会の野崎哲会長は11日、西村康稔経済産業相

の説明後に取材に応じ「漁業者として海で操業する観点と、関係者の合

意なしには海洋放出しないと約束した点から、容認する立ち位置には立

てない」と放出反対を強調した。(7月11日17:01「共同通信」より)

https://www.47news.jp/9573450.html

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

・20230628 UPLAN 福島みずほ氏「入管法のどこが問題か」(6/27)

 https://www.youtube.com/watch?v=gV7ZRh971Mg

・20230617 UPLAN 山崎久隆ゼミ「原発推進GX法が成立しても止められる−

 原子力推進の矛盾はむしろ拡大」

 https://www.youtube.com/watch?v=z5z6UyYYwEg

・20230614 UPLAN【街宣・報告集会】311子ども甲状腺がん裁判

 第6回口頭弁論期日

 https://www.youtube.com/watch?v=z3XXSBVN_Sc

・20230609 UPLAN 泉川友樹『「尖閣諸島」「台湾有事」の虚実―

              事実とデータ、公文書から読み解く』

 https://www.youtube.com/watch?v=gu8kbxrHoxc

・20230608 UPLAN 前川喜平教育基本法改悪と日本の教育:

         子どものための教育からお国のための教育へ」

 https://www.youtube.com/watch?v=rBWBMwaBADE

・20230605 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟(仮称)第7回裁判期日(約98分)

 https://www.youtube.com/watch?v=vRQlKzjExXE

・20230529 UPLAN 【院内ヒアリング集会】原発政策の大転換・

 運転期間延長反対!〜原子力基本法・ 炉規法・電事法などの改定束ね

 法案の問題点〜

 https://www.youtube.com/watch?v=NfjT7G0trm8

・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる宇宙線

 が、地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく変化させている」

 なんていう突拍子もない話を信じられますか。

 『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページ

  の「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-1-1

               高橋セーフビル1F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

        HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856