たんぽぽ舎です。【TMM:No4720】
3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「交通と電気」 その(2) 電気自動車(EV)
EVは脱原発に有効なのか冷静に考えてみたい
欧州でのEV推進は「社会全体の交通体系のあり方」と連動
今の使い方のままで在来車を置きかえることができるだろうか
上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕
★2.「ワタシタチハニンゲンダ!」むのたけじ賞大賞受賞
入管=外国人差別政策の歴史
3/30(木)たんぽぽ舎で自主上映
渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.新聞より2つ
◆生業奪われた福島・飯館の女性たち
心の強さで家族守る 村の歴史消えたよう
原発頼る政府「もう痛み忘れたか」
映画監督・古居みずえさんに聞く
映画「飯舘村 べこやの母ちゃん〜それぞれの選択」の公開
(3月12日「東京新聞」朝刊22-23面「こちら特報部」より抜粋)
◆素粒子より2つ
・「自分は死刑囚」との思いにひとり耐え、いつも凍え、
その重みに打ちひしがれる。文豪ユゴーが描く死刑囚の姿だ。他
━━━━━━━
※明日です!
3/17(金)第22回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)
東海第二原発再稼働するな! 定例:毎月第3金曜日
日 時:3月17日(金)18時30分より19時45分
場 所:首相官邸前
主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
次回は、第23回4月21日(金)です。
━━━━━━━
※3/21(火・休日)
岸田政権の新たな原発推進政策反対!3.21フクシマを忘れない!
再稼働を許さない!さようなら原発全国集会
日 時:3月21日(火・休日)13時より 15時15分デモ出発
会 場:代々木公園B地区イベント広場
主 催:さようなら原発一千万署名 市民の会
◇たんぽぽ舎も他の団体と共にブースを出し、参加します。
15番ブースです。お寄り下さい。
「東海第二原発の再稼働を許さない!」をメインにしてデモに出ます。
デモは、「東海第二原発NO」とたんぽぽ舎のノボリ旗を先頭に
渋谷コース(短い方)です。
ご参加のほどよろしくお願い致します。
━━━━━━━
※3/25(土)山崎ゼミにご参加を!
「原発政策大転換をもたらすGX法『脱炭素社会の実現に
向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の
一部を改正する法律案』の正体は」
お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
日 時:3月25日(土)14時より17時
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 ◇予約は必要ありません。
━━━━━━━
※3/28(火)学習会にご参加を!
『台湾有事と日米軍事同盟』
お 話:孫崎 享(東アジア共同体研究所理事)
日 時:3月28日(火)18時より21時 講師のお話は19時より
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 ◇予約の受け付けを終了させていただきます。
━━━━━━━
※3/30(木)自主上映会にご参加を!
『ワタシタチハ ニンゲンダ!』
日 時:3月30日(木)19時より21時 18時30分開場
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:1000円 ◇予約受付中です。定員30名
たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール」
<tanpopo3238@yahoo.co.jp> で、氏名と電話番号をお知らせ下さい。
受付番号をお伝えいたします。
━━━━━━━
※4/1(土)4回連続講座『敗戦後日本と在日朝鮮人 植民地主義を問う』
第3回「=意識=祖国を背負いつつ浮遊する民族」
お 話:高 演義さん(フランス文学者)
日 時:4月1日(土)14時より16時 13時30分開場
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 ◇予約受付中 3/30と同じ方法です
第4回…5月6日(土)14時より16時
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「交通と電気」 その(2) 電気自動車(EV)
| EVは脱原発に有効なのか冷静に考えてみたい
| 欧州でのEV推進は「社会全体の交通体系のあり方」と連動
| 今の使い方のままで在来車を置きかえることができるだろうか
└──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕
◎ いま世界的に電気自動車(以下「EV」)の普及が推進されて
いる。脱原発運動の中でもEVをめぐる議論があるが、EVは脱原発に
有効なのか冷静に考えてみたい。
まず最初に重要なことは、EVという「車両」があっただけでは何の
意味もなく、使い方・動き方を合わせた「交通」として考えなければな
らないという点である。
◎ 言いかえると、従来の「クルマ」の考え方を根本的に変えないまま
動力源をガソリン(あるいは軽油)から電気に置きかえたところで、脱
原発にも貢献しないし、交通に関する多くの問題(交通事故、環境汚
染、廃棄物など)も改善されない。
◎ 海外ことに欧州では気候変動対策を掲げて日本よりEVへの置きか
えが先行している。気候変動と人為的CO2排出の因果関係については
否定的な見解もあるが、関係があろうとなかろうと無駄なエネルギー・
資源・電力の消費を促進するのはおかしい。
◎ ところが奇妙なことに、いま市販されているEVは大型化・高性能
化がアピールされており、従来のガソリン車の「スピードとパワー」の
延長線でしかない。
EVがアクセルを踏み込んでガソリン車を追い抜くなどという動画の
CMさえある。これでは環境も何もあったものではない。
◎ 一方で欧州でのEV推進は社会全体の交通体系のあり方と連動して
考えられている。
ある国の例では、公共交通と徒歩・自転車の割合を増やして、2050年
には自動車による移動を現在の数分の一に縮小させるプランが計画され
ている。
日本ではこうした発想が全くみられず「走行時にCO2を出さないか
ら気候変動対策になる」など短絡的というか幼稚な解釈だけでEVが論
じられている。
◎ 太陽光(PV)で充電すればいいとか、電力需給ピークの緩和のた
めに蓄電システムとして使うなどとも言われるが、全く非現実的である。
クルマは主に昼間(朝から夕方)に動かす必要があり、またいつでも
自分が望む時にすぐ動かせることがメリットである。
だからこそ公共交通を駆逐して普及したのである。この使い方のまま
で在来車を置きかえることができるだろうか。
次回はもっと具体的に電力システムとEVの関係と原発との関係を
検討してみたい。
┏┓
┗■2.「ワタシタチハニンゲンダ!」むのたけじ賞大賞受賞
| 入管=外国人差別政策の歴史
| 3/30(木)たんぽぽ舎で自主上映
└──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
3/30(木)自主上映会にご参加を!
『ワタシタチハ ニンゲンダ!』
「(外国人は)煮て食おうが焼いて食おうが自由だ」=入国参事官=
高賛侑監督による朝鮮学校差別をテーマとする『アイたちの学校』に
続くドキュメンタリー。本作品で日本政府による全ての外国人に対する
差別政策の全貌が浮き彫りになる。(案内ビラより抜粋)
日 時:3月30日(木)19時より21時 18時30分開場
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:1000円 ◇予約受付中です。定員30名
〇 反戦・平和を訴え続け、2016年に101歳で死去したジャーナリスト、
むのたけじさんにちなんで創設された「むのたけじ地域・民衆ジャーナ
リズム賞」の第5回受賞作品が、2月22日に発表され、在日外国人に対
する差別を追及したドキュメンタリー映画「ワタシタチハニンゲン
ダ!」(高賛侑監督)が満場一致で選ばれた。
「ワタシタチハニンゲンダ!」は技能実習生、難民などの在日外国人
への差別、入管による被収容者への非人道的扱いなどを取り上げた作品。
高監督は「この映画は国家が先頭に立って外国人差別政策をやってい
ることへの憤りから、その歴史と現実を描くドキュメンタリーが、今こ
そ必要だろうということで作らせてもらった。こうした差別政策を撤廃
するための運動に少しでも寄与したい」と受賞の喜びを語った。
〇 「私たちは動物ではない!」と叫ばざるを得ない、入管の非人道
的・強権的な姿勢は今に始まったことではない。
偏見・蔑視・差別という体質を持つ入国管理局の歴史的起源を明らか
にしたドキュメンタリー映画。
┏┓
┗■3.新聞より2つ
└────
◆生業奪われた福島・飯館の女性たち
心の強さで家族守る 村の歴史消えたよう
原発頼る政府「もう痛み忘れたか」
映画監督・古居みずえさんに聞く
映画「飯舘村 べこやの母ちゃん〜それぞれの選択」の公開
東京電力福島第一原発事故から12年。多くの人々が人災のために避難
を強いられながら、その後の生活では自己責任を求める風潮が横行した。
映画監督の古居みずえさんは10年余にわたり、福島県飯舘村に密着
し、生業を奪われた女性たちの声に耳を傾けた。その様子を収めたド
キュメンタリー映画「飯舘村 べこやの母ちゃん〜それぞれの選択」の
公開に合わせ、古居さんが見た被災地の現実を尋ねた。
(西田直晃) (中略)
映画は今月11日からポレポレ東中野(東京都中野区)で公開が始ま
り、各地での上映も予定される。そんな中で古居さんは原発の再稼
働、新設にひた走る政府に怒りを募らせる。
「故郷を奪われた飯舘村の人たちは家族、動物、自然と営む生活が
かけがえのないものだったと痛感しているのに。福島の痛みをもう忘れ
てしまったのか」
撮影の日々を振り返り、言葉に自然と力が入る。
「原発事故の日、東京方面の風向きだったら、首都圏で暮らす私たち
が避難を強いられていた。絶対に人ごとと考えてはいけない」 (後略)
(3月12日「東京新聞」朝刊22-23面「こちら特報部」より抜粋)
詳しくはこちらを
https://www.tokyo-np.co.jp/article/237510
◆素粒子より2つ
・「自分は死刑囚」との思いにひとり耐え、いつも凍え、その重みに
打ちひしがれる。文豪ユゴーが描く死刑囚の姿だ。
まして身に覚えのない話で極刑の言い渡しを受けたら。
死刑は執行されたら取り返しがつかない。
そして人は必ず誤りを犯す。そこから導かれる結論は自ずと見え
てくる。証拠捏造(ねつぞう)の疑いを再度指摘した決定に暗然と
しつつ。 (3月14日「朝日新聞」夕刊1面より)
・問題の核心は放送番組への政治介入。
だが他にも、見過ごせぬ話や気になる動きが。
大臣にこう答弁させよ。コントロールできる議員に質問させる。
文案も作る、と首相補佐官。国権の最高機関の実態。
発覚以来NHKや多くの民放の姿勢に淡泊さを感じるのは
何故(なにゆえ)。見えないブレーキが働いたなら権力は既に
目的を達成。WBCに興ずるうちに。
(3月15日「朝日新聞」夕刊1面より)
━━━━━━━
※【動画アップの紹介】
☆YOUTUBE「なにぬねノンちゃんねる」野口昌泰さん
20230311日本原電本店抗議 12年目の3.11
東海第二原発をうごかすな!
https://www.youtube.com/watch?v=OjvtkYRwzo8
2023.03.113.11事故から12年 追悼と東電抗議
返さない!柏崎刈羽原発再稼働するな!汚染水止めろ!
「第114回東電本店合同抗議」
☆三輪祐児さんのユープランより
・20230301 UPLAN 岸田内閣の退陣を求める〜やめろ軍拡!
とめろ原発! 3.1官邸前アクション
https://www.youtube.com/watch?v=0KIPQmXWj4Y
・20230209 UPLAN 天笠啓祐『「みどりの食料システム戦略
(農林水産省)」の概要と問題点』
https://www.youtube.com/watch?v=094n9Ww7uYE
・20230201 UPLAN 第55回とめよう!東海第二原発
第113回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=NBWzyCmC_H0
・20230130 UPLAN 樫田秀樹「リニア新幹線は実現可能か?」
https://www.youtube.com/watch?v=vVLRrdkhSeI
・20230121 UPLAN 山崎久隆「岸田政権の原発政策大転換の闇を
照らす〜40年超えの老朽原発の危険−どこが?なんで?」
https://www.youtube.com/watch?v=llWvIXy-dc4
・20221215 UPLAN 田中一郎「日本における電力自由化と
電力システム改革」未来へ向けたあるべき改革の具体像
https://www.youtube.com/watch?v=NZhEf0W410Y
・20221130 UPLAN 安田節子最終回「有機農業が拓く世界」
https://www.youtube.com/watch?v=3MjZZhSy0Qk
・20221127 UPLAN「11.27廃炉デー集会」絶対に再稼働させない
東海第二原発
https://www.youtube.com/watch?v=7csuDOzVn98
・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる宇宙線が、
地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく変化させている」
なんていう突拍子もない話を信じられますか。
『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
掲載とさせていただきます。
4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。
件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の
通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、
別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。
なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も
あります。ご了解下さい。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページ
◆メールマガジンをお送りします
発信しています。
ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の
Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを
送ってください。
違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは
間違いの元となりますのでやめて下さい。
登録できしだい発信致します。
・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。
・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。
たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、
別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。
◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が
あります。
──────────
たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、
日曜・休日はお休みです。
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-1-1
高橋セーフビル1F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎
口座番号 00180-1-403856