たんぽぽ舎です。【TMM:No4721】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4721】

2023年3月17日(金)地震原発事故情報−

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.『ドイツ、来月脱原発

  ショルツ首相「最後の3基停止」明言

  3/17「日本経済新聞」朝刊記事の紹介

  岸田政権による原発政策大転換の横暴を許さない

                   小山芳樹(たんぽぽ舎)

★2.原子力ムラ中枢から避難民へ?北村俊郎さんの12年

  「巨大組織はなぜ事故を起こしたのか」

  「事故への行政対応はこれでいいのか」

        上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

★3.4/1(土)学習会のお知らせ

  敗戦後日本と在日朝鮮人 植民地主義を問う

  第3回『祖国を背負いつつ浮遊する民族』

  お話:高 演義さん

             渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆4/10(月)いま岸田内閣を問う!−政策連合緊急院内集会−

  テーマ:軍事費倍増・戦争をする国への突進

      食の安全・安心の崩壊 など

★5.新聞より1つ

  ◆日本外交と政治の正体〈479〉

   東京大空襲から考える日本の対米隷属

   米軍の空襲から外されていた地域は、皇居、丸の内、

   霞が関、国会など。下町10万人は死んだ。    孫崎 享

       (2023年3月16日発行「日刊ゲンダイ」5面より)

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※3/21(火・休日)

 岸田政権の新たな原発推進政策反対!3.21フクシマを忘れない!

 再稼働を許さない!さようなら原発全国集会

 日 時:3月21日(火・休日)13時より 15時15分デモ出発

 会 場:代々木公園B地区イベント広場

 主 催:さようなら原発一千万署名 市民の会

◇たんぽぽ舎も他の団体と共にブースを出し、参加します。

 15番ブースです。お寄り下さい。

 「東海第二原発の再稼働を許さない!」をメインにしてデモに出ます。

 デモは、「東海第二原発NO」とたんぽぽ舎のノボリ旗を先頭に

 渋谷コース(短い方)です。

 ご参加のほどよろしくお願い致します。

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※3/25(土)山崎ゼミにご参加を!

 「原発政策大転換をもたらすGX法『脱炭素社会の実現に

  向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の

  一部を改正する法律案』の正体は」

 お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 日 時:3月25日(土)14時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約は必要ありません。

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※3/28(火)学習会『台湾有事と日米軍事同盟』

 お 話:孫崎 享(東アジア共同体研究所理事)

 ◇予約の受け付けを終了させていただきます。

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※3/30(木)自主上映会にご参加を!

 『ワタシタチハ ニンゲンダ!』

 日 時:3月30日(木)19時より21時 18時30分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:1000円  ◇予約受付中です。定員30名

     たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール

  <tanpopo3238@yahoo.co.jp> で、氏名と電話番号をお知らせ下さい。

  受付番号をお伝えいたします。

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※4/1(土)4回連続講座『敗戦後日本と在日朝鮮人 植民地主義を問う』

第3回「=意識=祖国を背負いつつ浮遊する民族」

 お 話:高 演義さん(フランス文学者)

 日 時:4月1日(土)14時より16時 13時30分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

参加費:800円  ◇予約受付中 3/30と同じ方法です

      第4回…5月6日(土)14時より16時

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┗■1.『ドイツ、来月脱原発

 | ショルツ首相「最後の3基停止」明言

 | 3/17「日本経済新聞」朝刊記事の紹介

 | 岸田政権による原発政策大転換の横暴を許さない

 └──── 小山芳樹(たんぽぽ舎)

 3月17日「日本経済新聞」朝刊13面に、上記タイトルの記事が掲載さ

れていたので紹介致します。

 以下、一部引用

 【フランクフルト=南毅郎】ドイツが4月に「脱原発」の目標を達成

する見通しになった。ショルツ首相は日本経済新聞の取材で、国内に残

原子力発電所3基(※)の稼働を完全停止する方針を示した。「延長の

選択肢はない」と明言し、脱炭素社会の実現に向けて風力などの再生可

能エネルギーで国内電力を賄うと強調した。

 「最後の3つの原発が4月初めに稼働を停止する」。ショルツ氏は単

独インタビューで脱原発の先送りはしない考えを明らかにした。

 メルケル政権時代の2011年に決まった脱原発方針がおよそ12年を経て

完了することになる。(中略)

 ショルツ氏は脱原発の理由のひとつに放射性廃棄物の処分の難しさを

挙げた。 (後略)  引用終了

 しかし日本では岸田政権が、2011年3月11日の「東電福島第一原発

酷事故」後、12年を経て、『脱原発』とは正反対の「原発の60年超運転、

新増設、小型原発開発…」、さらに「原子力憲法」ともいうべき「原

子力基本法」の改悪まで目論む原発政策大転換を強行しようとして

います。

 このような岸田政権の横暴を許さない私たちの反原発運動が問われ

ています。

 ともに、闘いましょう。

(※)3基とは

  エムスラント、ネッカーベストハイム2、イザール2

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┗■2.原子力ムラ中枢から避難民へ?北村俊郎さんの12年

 | 「巨大組織はなぜ事故を起こしたのか」

 | 「事故への行政対応はこれでいいのか」

 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

 原子力の中枢にいた北村俊郎氏は、定年を控えて富岡町に移住した

が、原発事故に遭遇し一転して避難民となり今も帰還できない。

 「原子力村中枢部での体験から10年の葛藤で掴んだ事故原因」の著者。

 「デモクラシータイムス」のインタビュー動画を紹介します。

福島原発 事故現場のいま【山田厚史のここが聞きたい】

「デモクラシータイムス」の紹介文より

 3・11から12年。福島事故の被災地域へ。

 廃屋が並ぶゴーストタウン。復興事業は盛んでも人の姿は見えず、

暮らしの復興はどうなった?

 現地の様子を伝えると共に、「原子力村中枢部での体験から10年の

葛藤で掴んだ事故原因」という本の著者・北村俊郎さんのインタビュー

をお届けします。

 原子力の未来を信じ1967年、慶應経済学部から日本原子力発電株式会

社に就職した北村さんは、理事・社長室長を務め、東京電力の武黒一郎

元副社長などと原子力村のど真ん中でサラリーマン人生を過ごしました。

 ところが福島第一原発の水素爆発が人生を暗転させたのです。

 晩年を悠々と過ごすはずだった自宅は今も「帰還困難区域」。

 原子力業界の内情を知り、被災者としての辛酸を嘗めた視点で「原発

と社会」という根本問題に向き会った北村さん。

 「巨大組織はなぜ事故を起こしたのか」「事故への行政対応はこれ

でいいのか」。

 再稼働・新増設推進へと舵を切った岸田首相に、是非届けたい現場

からの声です。

YouTubeはこちらです

https://www.youtube.com/watch?v=54yhWqxlEhI

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┗■3.4/1(土)学習会のお知らせ

 | 敗戦後日本と在日朝鮮人 植民地主義を問う

 | 第3回『祖国を背負いつつ浮遊する民族』

 | お話:高 演義さん

 └──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

第3回『=意識=祖国を背負いつつ浮遊する民族』

 お 話:高 演義さん(フランス文学者)

 日 時:4月1日(土)14時より16時 13時30分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

参加費:800円  ◇予約受付中

 普通、学習会は、○○年に××という事件があった。

 では、なぜその年に?その背景は? そのことが後々にどう影響して

いったのか?…と考えていきます。

 けれど、高さんの学習会は違います。

 この日本で在日朝鮮人2世として生きてきた高さんという、一人の

人間の人生を通して歴史を学ぶことになるのです。

例えば

1.「外国人登録証」を「犬の鑑札」と呼び、常時携帯義務付けが、

 高さんにいかほどの屈辱を与えたか!

2.その「外国人登録法」をなぜ日本政府は作ったのか?

 4/1(土)学習会『祖国を背負いつつ浮遊する民族』

 お話:高 演義さん  ぜひご参加ください。

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆4/10(月)いま岸田内閣を問う!−政策連合緊急院内集会−

  テーマ

 1.軍事費倍増・戦争をする国への突進

   JAL123便ボイスレコーダー開示請求事件

 2.食の安全・安心の崩壊

   種子法廃止違憲確認訴訟

   私たちは何を食べているのか

 3.死亡数激増

   ワクチン接種と連動する死亡数激増

   コロナワクチンが危険な理由

 4.政策連合でガーベラ革命を実現

   政策連合が掲げる五つの基本政策

   「誰もが笑顔で生きてゆける社会」の実現

 日 時:4月10日(月)午後5時〜7時

 場 所:参議院議員会館 B107

 主 催:政策連合(オールジャパン平和と共生)

     詳しくは https://bit.ly/42hmmBw

 参加申し込み info@alljapan25.com

 参加費は無料の予定

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┗■5.新聞より1つ

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 ◆日本外交と政治の正体〈479〉

  東京大空襲から考える日本の対米隷属

  米軍の空襲から外されていた地域は、皇居、丸の内、

  霞が関、国会など。下町10万人は死んだ。

                          孫崎 享

 第2次大戦は今や遠い昔のこととなりつつあるが、それでもさまざま

な場所で追卓の行事が行われている。

 米国では、国際的な緊張が起きると、「リメンバー・パールハーバー

真珠湾攻撃を記憶せよ)」が出てくる。

 真珠湾攻撃で日本が米国に与えた被害は戦死者2334人、民間人の死亡

は68人とされている。

 一方、広島、長崎への原爆投下では、広島で9万〜16万6000人、長崎

では、6万〜8万人が死亡したといい、両都市で慰霊式典が行われている。

 1945年3月10日、東京で夜間空襲があり、死者数は10万人以上、罹災

者は100万人を超えたとされている。

 だが、当該地区以外で追卓などの行事は行われていない。空襲で受け

た被害は広島、長崎の原爆投下にも劣らないのになぜなのか。

 米国で暮らす私の娘は米文学を学び、今、アジア系米文学を主体に

教えている。最大の研究テーマは日系強制収容所関連の文学だ。

 その関連で、東京の空襲を調べたのであろう。彼女は3月10日にあわ

せ、東京空襲被災地図(下町・都心部)をツイートで紹介した。

 この地図を見て驚いた。

 被災した地域は下町ばかりで、皇居や財界の中心である丸の内、官僚

機構の拠点・霞が関、国会、東大付近などは明確に攻撃対象から外れて

いたからだ。

 戦争終結を促すのであれば下町を攻撃しても意味がない。むしろ被災

を免れていた地域こそが要所であり、攻撃対象になる可能性があった。

 それなのになぜ、そうならなかったのだろうか。

 彼女はこうツィートしている。

 <日系収容所からの手紙が残されているので翻訳している。1945年1

月時点で収容所は6月には閉じるだろう、遅くとも8月、と分かってい

るのが興味深い>

 つまり、米国は(東京大空襲が起きた)1945年3月の時点では日本の

敗北を前提に行動していた。

 終戦後、連合軍事令部は丸の内の第一生命館を利用し、高級軍人は麻

布などの住宅地に居住している。

 そして、米国は占領時代の人材も活用した。本来、戦争責任を負うべ

き人々の生命や職を奪うことをやめ、その代わりに彼らを米国の協力者

に仕立て上げた。

 その範囲は広範で、政界、官界、財界、報道界、学者、司法などに及ぶ。

 当然、これらの人々は米国の不条理な行動には目をつぶった。

 死者10万人の東京大空襲は大々的な追悼行事があって当然なのに、

それがない。 つまり、ここでも対米隷属が表れているのである。

       (2023年3月16日発行「日刊ゲンダイ」5面より)

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※【動画アップの紹介】

YOUTUBE「なにぬねノンちゃんねる」野口昌泰さん

 20230311日本原電本店抗議 12年目の3.11

 東海第二原発をうごかすな!

 https://www.youtube.com/watch?v=OjvtkYRwzo8

YOUTUBEチャンネル「こばと通信」の野田裕彦さん

 2023.03.113.11事故から12年 追悼と東電抗議

 東京電力福島原発事故の責任をとれ!二度と原発大事故を繰り

 返さない!柏崎刈羽原発再稼働するな!汚染水止めろ!

 「第114回東電本店合同抗議」

 https://youtu.be/SOmnA24ZVF0

☆三輪祐児さんのユープランより

・20230301 UPLAN 岸田内閣の退陣を求める〜やめろ軍拡!

 とめろ原発! 3.1官邸前アクション

 https://www.youtube.com/watch?v=0KIPQmXWj4Y

・20230209 UPLAN 天笠啓祐『「みどりの食料システム戦略

  (農林水産省)」の概要と問題点』

 https://www.youtube.com/watch?v=094n9Ww7uYE

・20230201 UPLAN 第55回とめよう!東海第二原発

 第113回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=NBWzyCmC_H0

・20230130 UPLAN 樫田秀樹「リニア新幹線は実現可能か?」

 https://www.youtube.com/watch?v=vVLRrdkhSeI

・20230121 UPLAN 山崎久隆「岸田政権の原発政策大転換の闇を

 照らす〜40年超えの老朽原発の危険−どこが?なんで?」

  https://www.youtube.com/watch?v=llWvIXy-dc4

・20221215 UPLAN 田中一郎「日本における電力自由化

 電力システム改革」未来へ向けたあるべき改革の具体像

 https://www.youtube.com/watch?v=NZhEf0W410Y

・20221130 UPLAN 安田節子最終回「有機農業が拓く世界」

 https://www.youtube.com/watch?v=3MjZZhSy0Qk

・20221127 UPLAN「11.27廃炉デー集会」絶対に再稼働させない

 東海第二原発

 https://www.youtube.com/watch?v=7csuDOzVn98

・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる宇宙線が、

地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく変化させている」

なんていう突拍子もない話を信じられますか。

 『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

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 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

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4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

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