たんぽぽ舎です。【TMM:No4383】
4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.1・12 東電本店合同抗議行動100回の報告(その2)
福島・黒田節子さん、柏崎刈羽・近藤容人さん、東海村・村上達也さん
メッセージの紹介 3件
柳田真(たんぽぽ舎共同代表)
★2.石川県・志賀原発2号機 断層を追加調査 北陸電力が調査計画示す…ほか
メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★3.フクシマから10年 チェルノブイリから35年
今、新潟で考える講演会からの報告 (その2)
清水 寛(「なの花の会」世話人、たんぽぽ舎会員)
★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆ 函館市大間原発建設差し止め裁判 (1/26)(東京地裁)
第26回口頭弁論および裁判報告会のお知らせ
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☆1/27(木)広瀬 隆氏講演会
「二酸化炭素による地球温暖化説の非科学」については、「東京学院」
の予約受付は、定員のため終了しております。また、「第2会場の準備を
する」とご案内しておりましたが、「第2会場」は、広瀬 隆氏との協議
により開催しないことになりました。よろしくご了承のほど、お願い致
します。
また、当日の講師資料(64頁)については、希望者に発送することがで
きます。申し込み方法は、後ほどご案内する予定です。
1部送料込み500円の予定です。
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※1/22(土)学習会にご参加を!
山崎ゼミ『今年の課題を中心に、最新情報』
お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎共同代表)
日 時:1月22日(土) 14時より17時
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 予約は必要ありません。
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※1/29(土)学習会にご参加を! 『日本の感染症対策と731部隊』
日 時:1月29日(土)13時30分より17時 講師のお話は14時30分より
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円(学生400円) 予約必要です。
たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 かメール nonukes@tanpoposya.net 、
tanpopo3238@gmail.com で、ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお
知らせいたします。
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※2/3(木)学習会にご参加を!
『アーサー・ビナードさん講演 Part4』 詩人が今をえぐり取って
語ります(仮題)
お 話:アーサー・ビナードさん(詩人)
日 時:2月3日(木)13時30分より16時
会 場:「東京学院」3F 千代田区神田三崎町3-6-15
会場は、「スペースたんぽぽ」ではありません。
参加費:800円 予約必要です。定員80名となります。
予約方法は上記1/29と同じです。
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※動画アップの紹介
・三輪祐児さんのユープラン 20220112UPLAN第42回とめよう!東海第二原発・
第100回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=ixK_cmhOgiA
・ゆきふみさん 20220112第100回東電前抗議
https://twitter.com/maruo_yukifumi/status/1481749174014324736?cxt=HHwWgMDRtb3BnZApAAAA
・遠藤大輔さん 20220112 100回目の東電交渉・福島第一原発の今
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┗■1.1・12 東電本店合同抗議行動100回の報告(その2)
| 福島・黒田節子さん、柏崎刈羽・近藤容人さん、東海村・村上達也さん
| メッセージの紹介 3件
└────柳田真(たんぽぽ舎共同代表)
○1.福島・黒田節子さん
(原発いらない福島の女たち)
100回目東電交渉、皆さん、本当にありがとうございます。
あの事故で多くの人が命を失い、そして私たちは今、内部被ばくに切実
な不安を感じています。
汚染水放出問題によく表れているように、放射能の過小評価と情報の隠
蔽はもはや誰の目にも明らかにもかかわらず、驚くべき愚策が続いています。
不当な苦しみと息苦しさの中にいる福島の住民にとって、10年という
時間は実は被害の深刻さが更に分かってくるものでした。
東京電力の無責任体制には怒りを持ち、原発そのものについて「もう、
たくさんダ!」の民意は高まっていると感じています。
その声が潜在的であるだけです。
私たちはこれらの声を拾い、結集して世界に訴えることをけっして止め
ることはありません。
東電よ、よく聞きなさい!
うまく逃げおおせると思うな!
今年中に全ての原発を停止するというではないですか。
この国の政策と東電に足りないのは、未来を切り開く哲学と「愛」である。
頑張れ!!
本日記念すべき100回目の集会に断固として結集された皆様に
東電の福島大爆発事故から3月で11年、デブリ等後始末の目途は全くた
っていません。
福島原発10基と柏崎刈羽原発7基、合計17基は膨大な不祥事の為1基も
稼働していません。無理に動かし、大事故を起こせば、刈羽、柏崎、長岡
は廃墟となるでしょう。ゴーストタウンとなるでしょう。
デブリがリアクターや格納容器の中にどうなっているのか全く分かって
いません。極めて細部まで完全に分からなくてはデブリの処理は一歩も進
められません。今後の見通しは無いと断言できます。
IDカードの不正使用、未完了工事、テロ対策の不備等々、次から次へ
とこれでもかこれでもかと不祥事が出てきました。
昨年12月8日中越沖地震で破断したと断定しうる、直径1.8メートルも
の杭が見つかった。14年間も点検しなかった杭が更になんと1800本以上も
存在する。豆腐状の軟弱地盤の上に・・・です。「隠ぺい」「ねつ造」
「改ざん」は東電の得意とするところですが、いくらなんでもひどすぎます。
巨大地震、大雪、真夜中等新潟県ではこうした最悪の事態が重なること
は十分考えられます。原発が爆発すれば、子ども、高齢者、病人、障碍者
等いわゆる災害弱者が被曝なしで全員逃げることは絶対にできません。
風下には、刈羽村や長岡市等があり、数十万人が住んでいます。柏崎市、
上越市、出雲崎町等含めれば新潟全体の大問題です。我々は殺されてしま
います。
今こそ、太陽光、風力発電等にシフトすべきです。本年はトラ年、皆様
と一緒に全力で頑張ります。
○3.東海村・村上達也さん
東海第二原発の再稼働を止める会
共同代表 前東海村村長・村上達也
2022年が明けました。今年は、茨城県東海村の「東海第二原発」では、
日本原電が12月の工事完了、10月にも核燃料装荷=再稼働というスケジ
ュールを示して、コロナ禍にもかかわらず強引な対策工事を進めています。
それに合わせるかのように、地元東海村の村議会では、「再稼働推進を
求める請願」とともに、その前に「再稼働のために避難計画の早期策定を
求める請願」が地元商工会から出されており、村議会原子力特別委員会で、
数が多数の推進派議員によって強引な審議が進められています。今月中に
も、「避難計画急げ請願」の採決が強行されようという事態です。
しかし、東海村を含めた周辺自治体、まして30キロ圏内の広域避難計画
の策定が義務付けられている自治体そして茨城県では、94万人の住民、病
院や福祉施設に居られる避難弱者への対策の難しさから、計画策定は進み
ません。昨年3月、差止め訴訟で実効性のある避難計画や体制もできず深
層防護の「第5層」に欠けるとして運転禁止の住民勝訴判決を勝ち取った
ことで、ますます、避難問題のハードルは上がっており、推進派のあがき
ともいう事態ということもできます。
控訴審も今春以降、東京高裁で始まりますが、手綱を引き締め、市民の
力で何としても、東海第二の再稼働を許さないたたかいを貫こうと決意す
る新年です。
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┗■2.石川県・志賀原発2号機 断層を追加調査
| 北陸電力が調査計画示す…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.石川県・志賀原発2号機 断層を追加調査 北陸電力が調査計画示す
1/14(金) 19:57配信 テレビ金沢
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cb17aa0fa85c5fbd6434b48b60119781f8fb856|
2.東京電力福島第一原発1号機格納容器の内部調査中断 ロボット
不具合 原因不明
1/13(木) 10:45配信 福島民報
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbe6bbec97090e02e16ee1d3fd889bcc33e8ee3f
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┗■3.フクシマから10年 チェルノブイリから35年
| 今、新潟で考える講演会からの報告 (その2)
└──── 清水 寛(「なの花の会」世話人、たんぽぽ舎会員)
先の報告(その1)では、木村真三さんの講演「チェルノブイリと原
ここでは、木村真三さんの講演「福島と原発」と、会の設立よびかけ人
であり、政治学者の佐々木寛さん(新潟国際情報大学教授)による進行で
行われた「福島と柏崎・刈羽原発」・質疑応答についての概要を紹介する。
まず線量計での実体験に始まり、そのあとで、正しい情報を知らせるこ
と、放射能汚染状況などについて語られた。
<会場での線量計の実体験>
ピッピッピッピッピと連続する。
かん高い音が会場に響きわたる・・・
木村さんの手に線量計。「苔の入ったサンプル」。
木村さんが勤めている、獨協医科大学の国際疫学研究室福島分室屋上か
ら採取した苔らしい。この分室は福島第一原発から50km離れている。
1)福島第一原発事故が起きた時、正しい情報が市民に知らされなかった!
-正しい情報を市民に知らせることが大切-
・福島第一原発事故が起きた時、正しい情報が市民に知らされなかった。
・避難指示は30km圏内で良かったのか。飯舘村や川俣町山木屋地区など30
km以遠でも避難を余儀なくされたが、果たしてそれだけで良かったのか、
疑問が残る。
・アメリカは福島第一原子力発電所から80km圏内にいるアメリカ国籍者に
対し避難指示を出している。これはアメリカのみならず、フランスも中国
もフィリピン政府も専用機を用意して国外避難できるようにしていた。
・福島第一原発事故の時は、政府、専門家のみが本当の情報を知っている。
東海村臨界事故の時も同様。
・福島第一原発事故の時、民主党政権下の枝野官房長官は「直ちに影響は
ない」と記者発表。
・3月18日、長崎の大学教授…「放射能の影響はニコニコ笑っている人に
は来ません。クヨクヨしている人に来ます」と語る。
・3月19日、この教授は福島県アドバイザーに就任。
2)福島事故による放射能汚染状況など
1.原発事故発生直後(2011年)の木村の動向
・3月15日 東京で放射能を検出、その日の午後NHK撮影クルーと福島
県に入る、その間も放射能調査を継続
・3月29日 NHKと浪江町津島赤宇木集会所、室内30毎時マイクロシー
ベルト
2.最近の福島(2021年)
・9月26日 飯館村のキノコ16,207ベクレル/kg 、シメジ56.2ベクレル/kg
厚労省の最新データによると福島県外で高い値のキノコがあったり、福島
でも低い値のキノコもある。放射能は日本を広く薄く汚染している。
・11月2-3日、環境省の福島の今を知っていただく勉強会に参加した。
・今も帰還困難区域である飯舘村長泥地区は未除染で解除。除染のまま
覆土せず、野菜を栽培し、放射能の濃縮率を調べている。
・除染により出た15,000ベクレル/kg以上の汚染土壌を中間貯蔵施設に
運び込んでいるが、環境省は、使用開始から30年後移設すると言っている。
3.甲状腺ガン患者数について
・甲状腺検査の期間と検査体制に問題があるため、統計データの分析に問
題も少なからず存在する。結果、甲状腺ガンは原発事故由来でないとは言
い切れない。したがって、さらなる分析が必要である。
「福島と柏崎・刈羽原発」・質疑応答-佐々木寛、木村真三、小林茂
佐々木寛さんの進行で講演者の「福島と柏崎・刈羽原発」とのかかわ
り、参加者からの質疑応答の概要を紹介する。
佐々木:木村さんが新潟にかかわっている動機は?
木村:「新潟の原発を止められれば、ふるさと愛媛県の伊方の原発、それ
以外の原発も止められる」と思い、新潟にかかわっている。
佐々木:小林さんが子ども時代に双葉町を出ようと思った理由は?
小林:母子家庭に双葉町は冷たく、金や権力をもっている人が偉そうに振
る舞う、そんな田舎がたまらなく嫌で、早く離れたいと思っていた。原発
に関する東電の説明があった。いいことづくめの話に疑問をぶつけたが、
子どもだったせいなのだろう。取り合ってもらえなかった。以来、原発は
本当に双葉を豊かにしてくれるだろうか?という思いでずっと観察するこ
とになった。新聞記者を選んだのもそこが原点だった気がする。
木村:私が調査を行っているベラルーシ共和国ブレスト州ではチェルノブ
イリから250kmから500km離れているにもかかわらず、現在も甲状腺ガンが
増えている。 事故7年後から小児甲状腺ガンが明らかに上昇。事故当時
だった人の小児甲状腺ガンが増えている。
佐々木:健康調査を福島はやめるとのこと。やめるのはマズイのでは
木村:まずいです。小泉進次郎前環境大臣と二階派に属していた無所属の
細野豪志議員が国会で質問した際、甲状腺ガンを学校の授業時間を利用し
て受けることについて、受けたくない人の意見も尊重し、放課後に受ける
べきと言っている。
その件に関し、小泉前環境相は「貴重なご意見ありがとうございました」
と締めくくっている。
チェルノブイリでも20年間は調査が継続している。福島の調査をこの時
点で終わらせること自体がナンセンスである。
また、甲状腺検査は強制的にでも行うべきであるが、個人のプライバ
シーが阻害されるとの理由で、親の同意の押印が必要になっている。
チェルノブイリは事故後に生まれた子供たちにも健康調査を行っている。
福島では、事故後に生まれた人の健康調査は行っていない。
事故後に生まれた子供たちを調べることにより、事故による影響を調
べる上でも重要なこと。
質問:トリチウム汚染水の海洋放流を止められないか。
木村:井戸を原発周辺に堀って、地下水をくみ上げることによって、原発
内部に流入する地下水を10トン程度まで下げることができる。その工事
伴う工法は既存のもので十分対応でき、費用も310億円と見積もられる。
この方式を用いれば、海洋放出をせずに済む。
質問:原子力がなくてやっていけるのか?
佐々木:やっていける。世界は、もう再生可能エネルギー100%(RE100)
が「常識」になりつつある。再生可能エネルギーを主役に新しい文明社会
をつくっていかなければならない。
意見:避難と被曝と合同委員会で議論してほしい。
木村:県に合同委員会を要求しているが、県が認めてくれない。
小林:事故検証は本来、福島県庁がやらなければならない。新潟県の活動
が福島県民を力づけている。
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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
└────
第26回口頭弁論および裁判報告会のお知らせ
日 時:2022年1月26日(水)
口頭弁論:15時から 東京地裁103号法廷
○裁判報告会と講演会
会場:参議院会館講堂 14時30分から18時30分予定
※抽選にもれた方等のために映画上映もします。
1.映 画:「シロウオ」〜原発立地を断念させた町〜
2.弁護団報告:「避難計画(東海第二原発運転差止判決(水戸地裁)
を踏まえ、立地審査指針に基づく主張を含む)」
青木秀樹弁護士
3.講 演:「幻の舞台、核のごみ最終処分地選定-文献調査段階はない、
途中で手をおろせなくなる」-本間照光さん
主 催:大間原発反対関東の会事務局(イロハネット)
090−6517−3341(山本)
※北海道の寿都町・神恵内村で核の最終処分地の検討がされています。
寿都町の町長選では推進派の町長が勝ちました。福島の原発事故の後でも
推進の動きはとまりません。どうぞご参加ください。会場は参議院会館
講堂で、十分間隔をとって開催いたします。
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
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そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
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日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
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