たんぽぽ舎です。【TMM:No4218】
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.大石光伸さん…「司法が法で判断できるのはここまでなの、
あとは住民の運動で止めてね」と言っているような水戸地裁判決
菅井益郎さん…「東電が自ら『原発を運転する資格なし』を
証明した」柏崎刈羽原発の再稼働は認めない
6/5(土)たんぽぽ舎「32周年の集い」記念講演に参加して
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.6月11日発売!『NO NUKES voice』Vol.28発行にあたって
鹿砦社代表 松岡利康
★3.北海道・せたな町「せたな町に放射性物質等を
持ち込ませない条例」可決…ほか
メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆6/18対談「青木美希さん×森松明希子さん」
被災者、市民の意見交換と交流
主催:「災害避難者の人権ネットワーク」
★5.TVより1つ
◆柏崎刈羽原発の安全対策工事 新たに配管の防火工事など
約70か所で未完了
(6月9日「NHK新潟 NEWS WEB」より抜粋)
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※6/5たんぽぽ舎32周年記念講演をUPLAN三輪さんが
アップしてくれました。下記から視聴できます。
20210605 UPLAN 大石光伸「東海第二原発再稼働阻止に向けて」
https://www.youtube.com/watch?v=PqwxJmPnwqE
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※5/28「スペースたんぽぽ」学習会の動画「YouTube」へアップ
安田節子さんの「ゲノム編集トマトと食の安全」講座は
UPLAN三輪さんがアップしてくれました。
下記から視聴できます。
20210528 UPLAN
https://www.youtube.com/watch?v=qQk80HYkQEk
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※6/14(月)岩垂 弘さん連続講座第2回(全8回)にご参加を!
『社会運動は社会を変えられるか−戦後76年を
社会運動を通じて顧みる』
第2回《東西冷戦下の運動 1953〜》
お 話:岩垂 弘さん(ジャーナリスト)
日 時:6月14日(月)14時〜16時30分
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 予約の必要はありません。
・第3回 7月12日(月)《高度成長期の運動 1956〜》
大幅賃上げ、公害反対・環境保護
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※6/18(金)「原発いらない金曜行動」にご参加を!
フクシマは終わっていない 放射能汚染水を海へ流すな!
東海第二原発の再稼働反対!
日 時:6月18日(金)18時30分より19時45分
会 場:「首相官邸」前
主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
呼びかけ人:青山晴江(詩人)、市原みちえ、落合恵子(作家)、
菊地輝子、木村雅英(経産省前テントひろば)、
久保清隆(再稼働阻止全国ネットワーク)、
古今亭菊千代(落語家)、佐高 信(評論家)、
志田文広(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)、
下山 保(パルシステム連合会初代理事長)、
新居弥生(原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動)、
橋本輝之(ピースサイクル全国ネットワーク)、
柳田 真(たんぽぽ舎)、横田朔子(たんぽぽ舎)、
乱鬼龍(川柳人)、渡辺マリ(市川市在住)ほか
この行動は毎月第3金曜に開催する予定です。
さらに呼びかけ人を募集しています。
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┗■1.大石光伸さん…「司法が法で判断できるのはここまでなの、
| あとは住民の運動で止めてね」と言っているような水戸地裁判決
| 菅井益郎さん…「東電が自ら『原発を運転する資格なし』を
| 証明した」 柏崎刈羽原発の再稼働は認めない
| 6/5(土)たんぽぽ舎「32周年の集い」記念講演に参加して
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
◎大石光伸さん(常総生協、東海第二原発差止訴訟原告団共同代表)
「東海第二原発再稼働阻止に向けて
3/18水戸地裁勝利判決を生かそう」
大石光伸さんのわかりやすい話し方が印象的でした。
大石さんは福島第一原発事故を目の当たりにして、地元の東海第二
原発が事故を起こしたらどうなるか考えました。
まず福島の人々がどのような被害にあっているか調べました。人権が
侵害された福島の人々のことを常に念頭に置いて、また福島原発告訴団
の裁判など多くの訴訟を行っている弁護士さんたちに学んで、東海第二
原発運転差止訴訟を起こしました。
弁護士さんだけに任せるのでなく、原告が自ら準備書面書き、法廷で
口頭弁論をおこないました。
これは異例のことです。福島第一原発事故の被害を明らかにすること
が、東海第二発電所再稼働阻止に繋がる。事故が起こればどうなるか?
を常に考えて裁判を闘って来ました。
従って、裁判だけで済むものでなく、いわゆる住民運動にも力を
注いできました。
「実行可能な避難計画およびこれを実行しうる体制が整っていると
いうにはほど遠い。よって、日本電源は東海第二発電所の原子炉を運転
してはならない」という判決は、福島第一原発事故の被害を重く受け
止めている判決です。
そして、「司法が法で判断できるのはここまでなの、あとは住民の
運動で止めてね」と言っている判決だと受け止めているとのことです。
◎菅井益郎さん(柏崎巻原発に反対する在京者の会)
柏崎刈羽原発の再稼働は認めない」
菅井さんは1970年の学生の時から新潟県の原発建設反対に取り組んで
きました。
50年前からです。1970年に作ったビラを資料に加えたのには意味が
あります。
「1970年11月8日刈羽小学校運動場、原発反対住民総決起大会」は
水戸巌さんが行った最初の講演の場でした。
するために、「原発反対守る会連合」が東大原子核研究所の水戸巌さん
と公害学者宇井純さんを呼んでおこなったものです。地元の柏崎刈羽
原発反対運動の歴史が現在も受け継がれています。
昨年8月には超党派の「柏崎刈羽原発30km圏内議員研究会」が
設立された。東海第二原発の再稼働に対して、立地する東海村を含めて
周辺6市村が実質的な事前了解権を持っていることと同様な権利を
新潟県でも実現するための研究会です。
メンバーは柏崎市を含めた8市町の地方議員有志で、革新系のみ
検証」は2022年の知事選までに最終結論がでるとみられています。
この技術委員会から東電を激しく批判していた専門家2人が外される
ということがありました。
脱原発をスローガンに当選した花角知事は検証の最終報告を待って
県民の民意に問うと言っています。
こうして再稼働勢力の攻勢が続いていた時に、東電の度重なる不祥事
が発覚したわけです。
柏崎刈羽原発でのIDの不正使用問題は実態が明らかになるに
つれて、「東電に原発再稼働の資格なし」という世論が広まり、原子力
規制委員会は東電に核燃料の移動を禁じる是正措置命令を出しました。
東電が自ら、「原発を運転する資格なし」を証明した事態を受けて、
再稼働反対運動の強化が期待されます。
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┗■2.6月11日発売!『NO NUKES voice』Vol.28発行にあたって
└──── 鹿砦社代表 松岡利康
わが国唯一の反原発雑誌『NO NUKES voice』28号が明日6月11日(金)
に全国の書店で発売になります。
同誌も、次号で7年になります。創刊は2014年8月でした。速いもの
です。
まだまだ認知度も低く、採算点にも達していませんが、われわれは
たとえ「便所紙」を使ってでも発行を継続する決意です。
現在発行部数は1万部(実売ではない!)ですが、何としてでも
これを維持していければ、と念じています。
われわれにバックはいません。われわれのスポンサーは読者の皆様
方です!
定期購読(直接鹿砦社、最寄りの書店、富士山マガジンサービスなど
に)で『NO NUKES voice』の発行継続を支えてください!
以下、本号《巻頭言》を転載します。
◆《巻頭言》NO NUKES voice Vol.28 発行にあたって
世の中には、私たち常人には絶対にかなわない高潔な人たちがおられ
ます。本誌を創刊して以来もうすぐ七年になりますが、この過程でそう
した人たちに少なからず出会ってきました。小出裕章さん、脱原発経産
省前テントの渕上太郎さん(故人)、元裁判官で弁護士の井戸謙一さん
…お名前を出したらキリがありませんので、これぐらいにしておきます
が、最近知り合った方では元裁判官の樋口英明さんです。
樋口さんは、ご存知の通り福井地裁裁判長時代の2014年に大飯原発
3、4号機の運転差止判決、次いで翌2015年に高浜原発3、4号機の
再稼働差止仮処分決定を下したことで有名です。
ほとんどの裁判官は、国の路線に反する、こうした判断を出せば、
その人生に大きな不利益を蒙ることに怯み住民敗訴の判断をするのに、
みずからの意志と信念を貫く―心から尊敬いたします。
本誌vol.26で、その樋口さんと、小出裕章さん、水戸喜世子さんと
の鼎談は、労働者の町=大阪・釜ヶ崎で小さな食堂を営みながら反原発
や冤罪問題などに取り組む尾粼美代子さんの企画で実現したものです。
尾粼さんの活動も私たちには真似できませんが、くだんの鼎談は、
現在の反(脱)原発運動の現況や今後の指針を示す画期的なものでした。
樋口さんには、今号に於いてもご登場いただき、さらには巻末の
「応援団」にも名を連ねていただきましたが、巻末「応援団」の錚々
たる顔ぶれに本誌の、雑誌としての主張や雰囲気が垣間見れると
思います。
ありていな物言いですが、頑固な志を持って頑張っておられる方々
ばかりです。
本誌は、こうした方々と強い絆を持ち、さらに日々各地で粘り強い
運動を持続されている無名・無数の方々と共に、どのような困難に
あっても継続していく決意を固める者です。
「豊かな国土とそこに国民が根を下して生活していることが国富で
あり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失である」
(大飯原発運転差止判決より)
◎詳細は下記のデジタル鹿砦社通信とamazonを参照お願いします。
デジタル鹿砦社通信 http://www.rokusaisha.com/wp/?p=39202
amazon書誌情報 https://www.amazon.co.jp/dp/B096HQ5KG5/
※たんぽぽ舎でも定期購読を扱っています。
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┗■3.北海道・せたな町「せたな町に放射性物質等を
| 持ち込ませない条例」可決…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.北海道・せたな町「せたな町に放射性物質等を
持ち込ませない条例」可決
6/9(水)21:46配信「朝日新聞デジタル」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba19d7b723534b0e2dd23d8199cec364f8070538
2.川内原発 運転延長に反対の市民団体「脱原発鹿児島フォーラム」
「特別点検」実施しないよう申し入れ 鹿児島
6/9(水)19:36配信「鹿児島ニュースKTS」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcaed3c28739903034c79a2b80771c52949d2331
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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
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◆6/18対談「青木美希さん×森松明希子さん」
被災者、市民の意見交換と交流
@被災者友の会・高槻(ZOOM・無料)
日 時:6月18日(金)19:30より21:30
テーマ:新著「いないことにされる私たち」を出された青木美希さん
(ジャーナリスト,全国紙勤務)をゲストスピーカーにむかえ,「災害
からの命の守り方」を出された森松明希子さん(東電原発事故避難者)
との対談を中心に,被災者,市民の意見交換と交流を予定しています。
主 催:「災害避難者の人権ネットワーク」
お申込み,お問い合わせ tarojii70suzume@gmail.com(寺本)まで。
※ご意見やご質問などございましたら、お申込みメールに書いて
くださっても大丈夫です。
当日の資料(おふたりの新著,プロフィールなどを紹介しています。)は
以下のブログよりどうぞ
http://hisaisha-tomonokai.blog.jp/archives/9985536.html
参加費:無料
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┗■5.TVより1つ
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◆柏崎刈羽原発の安全対策工事 新たに配管の防火工事など
約70か所で未完了
(6月9日「NHK新潟 NEWS WEB」より抜粋)
詳しくはこちらを
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210609/1030017126.html
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
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自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
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2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
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たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
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日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
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掲載とさせていただきます。
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