たんぽぽ舎です。【TMM:No4182】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4182】

2021年4月22日(木)地震原発事故情報−

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.ワクチン9月調達は本当か?首相訪米でワクチン文書はなし

  日刊ゲンダイ−9月調達は大ウソだった−合意書は

  交わしていない(厚労相)

  国会でも追及、首相答弁「詳細差し控える」5連発−

  「ワクチン供給めど」疑念の野党に

               柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

★2.国はワクチン確保に全力を上げなければならない

  2020年〜新型コロナとの闘いの記録

  読み切り連載(17)<4>

           岩井 哲(かごしま反原発連合 共同代表)

★3.『放射線被曝の隠蔽と科学』矢ヶ崎克馬(著)

  国際放射線防護委員会(ICRP)は科学体系ではない

  どうすれば放射線被曝から市民のいのちと暮らしを守れるか

  運動の参考になる本が刊行されました

               上岡直見(環境経済研究所代表)

★4.原発処理水「飲用に適さない」台湾側、麻生氏発言に反論…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.新聞より1つ

  ◆原発の審査基準改正 規制委が正式決定「未知の震源」新評価手法

               (4月22日東京新聞朝刊26面より)

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※4/24(土)学習会にご参加を!

 戦後日本のレイシズム朝鮮学校差別−

 「4・24阪神教育闘争」記念

 お 話:梁 英聖(リャン ヨンソン)さん

         (反レイシズム情報センター代表)

 日 時:4月24日(土)15時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  予約の必要はありません。

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※4/28(水)学習会は予約の受付を終了致しました

 「新形コロナワクチンの正体を知る」

 講師:岡田幹治さん(ジャーナリスト)

 18時より21時 参加費:800円 〔講師のお話は19時より〕

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┗■1.ワクチン9月調達は本当か?首相訪米でワクチン文書はなし

 | 日刊ゲンダイ−9月調達は大ウソだった−合意書は

 | 交わしていない(厚労相)

 | 国会でも追及、首相答弁「詳細差し控える」5連発−

 | 「ワクチン供給めど」疑念の野党に

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

◎ワクチン供給の可否は私たちの生活と活動(原発やめよう活動・他)に

大きく影響する。

 菅(スガ)首相が訪米して「ワクチン9月調達」と言っているが、

本当か?

◎昨日の「日刊ゲンダイ」は、1面と3面で「ワクチン9月調達は大

ウソだった」と大きく報道している。その要旨はファイザー社は「協議

継続中」というのみ。菅(スガ)首相は訪米の成果を強調するが実は確約

でも何でもなかった。契約書や合意書は交わしていない。

 2つの発言(4/21発行「日刊ゲンダイ」より抜粋)

 1.「合意書を交わしているわけではない」きのう(20日)の参院厚労

委員会で、野党議員からワクチン供給について問われた田村厚労相は、

そう答弁した。

 2.外務省のホームページにもブーラCEOから≪日本政府と緊密に

連携していきたいとの発言がありました≫と書いてあるものの、

「合意」や「実質合意」とは、どこにも書かれていない。

政権は大ウソをついているのだ。

◎本日の朝日新聞は、首相と野党議員のやりとりを報道しているが野党

の疑念に対し、菅首相の答弁は「詳細差し控える」が5連発であった。

つまり実質回答拒否だ。

 4/22朝日新聞朝刊4面より見出しのみ

「ワクチン供給めど」疑念の野党に

首相答弁「詳細差し控える」5連発

◎NHKや、テレビ・新聞各社は「ワクチン9月調達」発表について、

本当かどうかもっと真相を追及してほしい。安倍政権−菅官房長官

時代に、「モリ・カケ」でさんざんだまされてきた私たちは、

再びゴマ化されないようために、もっと調査報道を充実してほしいと

切望する。

◎なお、4月25日の東京新聞朝刊25面、三木義一氏(青学大名誉教授)が

「対面外交で正価露呈」という小文を書かれている。鋭い指摘の文だ。

合わせてご覧下さい。

対面外交で正価露呈  三木義一(青学大名誉教授)

 「ご隠居、菅首相の訪米にいつものよいしょ報道も目立ちますが、

なんか苦しいですぜ」

 「そうじゃの〜。バイデンに初めて会ったという点以外は何も成果が

なく、同盟の再確認だけだ」

「一体何のためにアメリカ行ったんです?」「本当の狙いはワクチン

提供の確約とオリンピック選手団の派遣の確約だったようだの」

「ワクチン!そうか、世界最低レベルの接種率を引き上げるために追加

供給の確約が欲しかった?」

「そうじゃ、そうなりゃ、株価もあがるので、帰国後すぐに解散して

総選挙したかったようだが、体よくあしらわれた」「製薬会社社長にも

会えずに、アメリカで電話ですぜ。びっくりだ!」

 「オリンピックは選手団派遣の確約もなく、『コロナに打ち勝った

象徴』から『世界の団結の象徴』になってしまったの」

「共同記者会見もひどかったようで」「相手から質問を振られているの

に、それには何も答えずにあらかじめ決めておいた日本の記者に質問

させていた」「アメリカでも答えを控えちゃったんだ!」

「緊張しているとはいえ、わしは瞬間五月(さつき)の鯉になって

しまったの〜」

「五月の鯉ってえと鯉のぼり!日本の首相は、口パクで中身なしって、

ばれちゃった?」

「だから、わしは開いた口が塞がらなかったんじゃ」

      (4月22日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)

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┗■2.国はワクチン確保に全力を上げなければならない

 | 2020年〜新型コロナとの闘いの記録

 | 読み切り連載(17)<4>

 └──── 岩井 哲(かごしま反原発連合 共同代表)

《各論3−国はワクチン確保に全力を上げなければならない》

   (読売オンライン3/21より−読売新聞社提言) 

・ワクチン接種の推進には、国民の理解が不可欠である:日本は、

世界的なワクチン争奪戦に出遅れた。英オックスフォード大などが集計

する「アワー・ワールド・イン・データ」(18日時点)によると、100人

当たりのワクチン接種回数では、日本は、OECD(経済協力開発機構)

37か国中で、最下位の0.4回。トップはイスラエルの111.3回で、

チリ42.5回、英国40.7回と続く。日本は世界平均5.3回からも大差が

ついている。このままでは、社会経済活動の再開が国際社会に大きく

出遅れ、「ワクチン敗戦」になりかなない。

厚生労働省は、昨年夏ごろから米製薬大手ファイザーなどと交渉を

始めた。しかし、日本はプライバシ―保護の観点から製薬会社が

欲しがる接種効果などの個人データを提供できない事情もあり、交渉は

製薬会社ペースで進んだ。今年1月にファイザーと正式契約したが、

契約条項の詰めの甘さがたたり、ワクチンの安定供給は見通せて

いない。

欧州連合(EU)が域内でのワクチン確保を優先して輸出規制に乗り

出す一方、中国は国産ワクチンを途上国に提供して存在感を高める

など、ワクチンは国益を左右する存在となっている。

・ワクチン供給が見通せないあおりで全国の自治体は接種スケジュール

を固めることが出来ないでいる。ワクチン接種は、医療従事者(約70

万人)に続き、高齢者(約3600万人)や基礎疾患のある人(約1030

万人)、高齢者施設従事者(約200万人)、最後にそれ以外の一般住民

という順番で行われる。

・政府は高齢者分のワクチンを6月末までに配送すると表明したもの

の、それ以降のスケジュールはあいまいなままだ。政府は、供給が大幅

に増える時期を5月以降と見込んでおり、一般向けの接種は今夏以降に

ずれ込む公算が大きくなっている。

・ワクチンの接種はコロナ禍を収束させる切り札で、ほぼ全ての国民

(16歳以上)を対象にした国家プロジェクトだ。ワクチン確保や接種

体制の整備などで、1兆6000億円もの予算を確保している。

・コロナ禍は、国内のワクチン開発という「急所」を直撃した。日本は

1970年頃まで高い技術力を持っていたが、集団接種の副反応などが

相次いで社会問題化。国や企業はリスクを嫌い、ワクチン産業は急速に

衰退した。

・一方、海外では、製薬大手が統廃合などで企業規模を拡大し、新興

企業も成長。新型コロナに対しては、大手と新興企業が提携し、遺伝子

を活用した前例のないワクチンなどを開発した。中国での流行開始から

1年弱で実用化するスピード感に大きな注目が集まった。<5>へ続く

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┗■3.『放射線被曝の隠蔽と科学』矢ヶ崎克馬(著)

 | 国際放射線防護委員会(ICRP)は科学体系ではない

 | どうすれば放射線被曝から市民のいのちと暮らしを守れるか

 | 運動の参考になる本が刊行されました

 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

 原水爆原発による放射線被曝は、ヒロシマナガサキからチェルノ

ブイリ・フクシマまで、これまで一貫して被曝防護の基準を核推進の

国家や企業に有利になるように制定し、事実を隠蔽し、市民の健康を

無視し被害を拡大してきた。

 その推進勢力こそが国際原子力機関IAEA)・国際放射線防護

委員会(ICRP)・原子放射線の影響に関する科学委員会(UNS

CEAR)・世界保健機関(WHO)などの国際・国内原子力ロビーで

あり、エセ科学エセ科学者を総動員し安全神話を捏造し、人びとを

欺瞞してきた。

 本書は、国際放射線防護委員会などの防護の考え方や防護基準を

科学の目で批判し、どうすれば放射線被曝から市民のいのちと暮らしを

守れるかを考える。

目次の一部紹介

はじめに

第1部 東電原発事故で住民は保護されたのか?

第2部 科学を踏まえた放射線防護の考え方−

    ICRPは科学体系ではない

第3部 放射線の本質・定性

第4部 内部被曝外部被曝

第5部 知られざる核戦争−内部被曝被害は隠されてきた

第6部 原子雲の構造・生成原理

第7部 物性物理学者が何故被曝研究に?

むすびに−我々は勇気を持って応えられるだろうか

放射線被曝の隠蔽と科学』矢ヶ崎克馬(著)

緑風出版 A5判上製/284頁/3200円

http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-2109-9n.html

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┗■4.原発処理水「飲用に適さない」台湾側、麻生氏発言に反論…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.原発処理水「飲用に適さない」台湾側、麻生氏発言に反論

  4/21(水)15:56配信「朝日新聞デジタル

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c292a4849ad813f0b239f7e158fffb4358e2a4d

2.宮城県の漁業関係者 根強い反対の声

  福島第一原発の処理水海洋放出

4/21(水)19:51配信「KHB東日本放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a56765861fda4c9d94c10dd388e78ca415f1f2a

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┗■5.新聞より1つ

 └──── 

 ◆原発の審査基準改正 規制委が正式決定「未知の震源」新評価手法

 原子力規制委員会は21日の定例会合で、原子力施設の地震対策に

関する新規制基準の改正を正式決定した。断層などの痕跡が地表に

現れない「未知の震源」による地震について、新たな評価手法を

盛り込んだ。

 新手法で評価した結果、耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)に

影響があると確認されれば、再稼働済みの原発でも審査を受け直す

必要がある。敷地周辺に目立った活断層がない九州電力川内原発など

は、再審査の可能性があるという。

 未知の震源による地震はこれまで、2004年北海道留萌地方で起きた

地震を基に審査していたが、規制委は精度を高めるため、2000〜2017年

観測された89件の地震データを基に計算モデルを作成。今年1月に基準

改正案をまとめ、一般からの意見公募を行っていた。

           (4月22日東京新聞朝刊26面より)

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