たんぽぽ舎です。【TMM:No4180】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4180】

2021年4月20日(火)地震原発事故情報−

             6つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.麻生(財務相)さん、トリチウム汚染水を飲んで下さい

  「飲んでもなんてことはないそうだ」発言をされたならば

  まず自分から実行したらどうですか

  汚染水に含まれている放射性物質トリチウムだけではない

  ヨウ素セシウム等12の核種が除去できない

                   斉藤二郎(千葉県在住)

★2.「処理水ではない、放射能汚染水だ!

  『トリチウムは危険ではない』は大うそだ!」

  4/18(日)登戸駅前で「東海第二原発の工事中止署名」集めと

  スタンディング、チラシ200枚配布

              喜多村憲一(脱原発かわさき市民)

★3.パンデミックでは、病床を有事用にダイナミックに転換すべき

  感染症に迅速に対応できる医療体制への再構築

  2020年〜新型コロナとの闘いの記録

  読み切り連載(17)<2>

           岩井 哲(かごしま反原発連合 共同代表)

★4.福島県漁業団体から改めて「海洋放出」反対の声…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆4/29(木・休)《飛田晋秀さん講演会「福島のすがた」》開催!

   会場:としま区民センター 主催:飛田さん企画実行委員会

  ◆5/1(土)第1回連続福祉講座 家族が認知症になったときに

   わたしたちはどんなことができるのでしょうか…

   お話:間庭尚之(社会福祉士) 会場:江東区文化センター

★6.新聞より1つ

  ◆麻生大臣「汚染水」飲めますか 木村恵子(東京都千代田区

       (4月20日東京新聞5面「発言 読者とともに」より)

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※4/24(土)学習会にご参加を!

 戦後日本のレイシズム朝鮮学校差別−

 「4・24阪神教育闘争」記念

 お 話:梁 英聖(リャン ヨンソン)さん

         (反レイシズム情報センター代表)

 日 時:4月24日(土)15時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  予約の必要はありません。

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※4/28(水)学習会は予約の受付を終了致しました

 「新形コロナワクチンの正体を知る」

 講師:岡田幹治さん(ジャーナリスト)

 18時より21時 参加費:800円 〔講師のお話は19時より〕

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┗■1.麻生(財務相)さん、トリチウム汚染水を飲んで下さい

 | 「飲んでもなんてことはないそうだ」発言をされたならば

 | まず自分から実行したらどうですか

 | 汚染水に含まれている放射性物質トリチウムだけではない

 | ヨウ素セシウム等12の核種が除去できない

 └──── 斉藤二郎(千葉県在住)

◎ 麻生財務大臣が4月13日、閣議後の発言で「科学的根拠に基づい

て、もうちょっと早くやったらと思っていた。飲んでもなんてことは

ないそうだ」と発言した。

それに対し、中国外務省の趙立堅副報道局長は4月14日の定例記者

会見で、東京電力福島第一原発の処理水について「飲めるというなら

飲んでみてほしい」「太平洋は日本の下水道ではない」と

述べたそうだ。

私もそう思う。「飲んでもなんてことはないそうだ」というなら、

飲んでみろ。

◎ 4月14日発行の「日刊ゲンダイ」から、一部引用する。

 引用開始

 自民党の「処理水等政策勉強会」の代表世話人・山本拓衆院議員が

こう言う。「断っておきますが、自分は原発推進派です。菅首相も支持

しています。ただ、原発処理水に関する報道は、事実と異なることが

多いので、国民に事実を伝えるべきだと思っています。東京電力

2020年12月24日に公表した資料によると、処理水を2次処理しても

トリチウム以外に12の核種を除去できないことがわかっています。2次

処理後も残る核種には、半減期が長いものも多く、ヨウ素129は

約1570万年、セシウム135は約230万年、炭素14は約5700年です」

  引用終わり

 さらに、山本衆院議員はこう続ける。

 引用開始

 「ALPS処理水と、通常の原発(大事故を起こしていない)排水は、

まったく違うものです。ALPSでも処理できない核種のうち、11核種

は通常の原発排水には含まれない核種です。(中略)

 福島第一原発(の処理水)は、むき出しの燃料棒に直接触れた水が

発生している。処理水に含まれるのは、“事故由来の核種”です」

  引用終わり

◎ 福島第一原発放射能汚染水を、海洋投棄してはいけない。

 政府や東京電力は、「海洋投棄」のみに固執するな。

 地上(地下でも半地下でも)で、大型タンク(1基10万トン)に長期保管

するなど、日本のNGOから提案されている方法をすぐに検討するべきだ。

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┗■2.「処理水ではない、放射能汚染水だ!

 | 『トリチウムは危険ではない』は大うそだ!」

 | 4/18(日)登戸駅前で「東海第二原発の工事中止署名」集めと

 | スタンディング、チラシ200枚配布

 └──── 喜多村憲一(脱原発かわさき市民)

◎ 4月18日(日)、登戸駅前での署名とスタンディング、チラシ200枚

配布、9人のみなさんでした。

 そして新たな女性の方が参加されました。ありがとうございます!

心強い限りです。(少数ですが男性も4人でがんばりました。)

 やはり、スガ政権による放射能汚染水の海洋放出には通行のみなさん

も怒っていました。

◎ チラシやマイクでも「処理水ではない、放射能汚染水だ!『トリ

チウムは危険ではない』は大うそだ!」と強調しました。

 「そんな汚染水はアソウに飲ませろ!」と言って署名された方も

いらっしゃいました。

 3月11日東京電力への申し入れに対する「居直り」回答にも怒りの声

をあげておきました。

 また4月25日のシネマ&トーク「復興に隠された真実に迫る」の

チラシ配布とアピールも行いました。

◎ 終わってみれば「東海第二原発の工事中止署名」は51筆、久ぶりに

50を超えました!(コロナ禍ではいつも20数筆でしたが、2倍以上でした)

 「青森県を高レベル放射性物質の最終処分場としない」請願署名は

2筆でした。

 みなさん、ほんとうにお疲れさまでした。

 4月25日「エポックなかはら」での集い、

みんなで成功させましょう!

 また来月の脱原発かわさき市民署名は、5月16日(日)14時より

溝口駅前と考えています。

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┗■3.パンデミックでは、病床を有事用にダイナミックに転換すべき

 | 感染症に迅速に対応できる医療体制への再構築

 | 2020年〜新型コロナとの闘いの記録

 | 読み切り連載(17)<2>

 └──── 岩井 哲(かごしま反原発連合 共同代表)

《各論1−パンデミックでは、病床を有事用にダイナミックに

 転換すべきである》(読売オンライン3/21より−読売新聞社提言)

・入院患者の偏在を緩和しなければならない:全国で新型コロナ

ウィルスの新規患者数が1日当たり8000人に迫った1月、入院患者の

増加が続き、東京都や福岡県では新型コロナ向けの病床使用率が80%を

超えた。病床の逼迫により入院待機者も膨れ上がり、自宅や高齢者施設

で急変して亡くなるケースも相次いだ。

 こうした緊急時に、米国では各州法で州知事に強制的な措置をとる

権限を与えており、病院に病床確保を命じることが出来る。

・だが、日本の法体系では極めて限られたケースでしか医療機関に指示

を出せず、今冬の第3波では協力要請にとどまった。

 結果的に、都道府県がコロナ患者用に確保できた病床は、第3波の

ピークを越えた3月3日時点でも約3万床と、全病床(精神病床などを

除く)の3.4%に過ぎなかった。社会の危機に際しても、通常診療から

コロナ対応へ柔軟に切り替えることが出来ない医療提供体制の構造的な

課題が顕在化した。

・切り替えが進まなかったのは、行政の権限が及びにくい民間病院が

8割を占めるうえ、医師や看護師が少ない中小規模の病院が多く、人手

のかかるコロナ患者を受け入れることが難しかったためだ。

 日本の医療提供体制の最大の課題は、諸外国に比べ人口当たりの医師

数や看護師数は同水準なのに対し、病院・病床数が過剰なため、医療

スタッフが分散していることだ。背景には、戦後の病床政策の

歴史がある。

・1961年に日本が誇る「国民皆保険」が実現した。それに伴い急増する

医療ニーズに応える形で民間の病院や診療所が増加。同時期に、政府が

医療機関の整備について「公」から「民」中心に軸足を移したことで、

融資を受けやすくなった診療所の一部が病床を持つ病院へと拡大して

いった。

田中角栄首相時代の1973年に「老人医療費無料化」が導入されると、

少ない医療スタッフで高齢者を受け入れる「老人病院」が急増し、病床

増に拍車がかかった。

 当時、1982年まで25年間にわたり日本医師会の会長を務めた武見太郎

氏は、保険医療を拒否する「ストライキ」を断行するなどして政府の

統制に抵抗していた。

 政府は過剰になった病床の規制を試みたが、1985年の医療法改正に

より民間病院にも病床規制をかけるまで、30年近くで100万床が増加した。

・国は現在、将来の人口減社会を見据え、地域医療機関を掲げて病院の

再編統合をめざしているが、調整は難航している。だが、パンデミック

は、自然災害と並ぶ「有事」である。感染拡大の状況に応じて、医療を

有事の体制に迅速に切り替えることが重要だ。

・コロナ禍は、根深い日本医療の病巣をあぶり出した。社会保障の柱の

一つである医療は公共財であるにもかかわらず、民間の経営原理が優先

され、有事への対応力を備えてこなかった。怠ってきた構造改革

進め、感染症に迅速に対応できる医療体制への再構築が

求められている。 <3>へ続く

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┗■4.福島県漁業団体から改めて「海洋放出」反対の声…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.福島県漁業団体から改めて「海洋放出」反対の声

  「廃炉・汚染水・処理水対策福島評議会」政府関係者や

  県や浜通りの市町村長などが出席

  4/19(月)18:57配信「福島中央テレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/cbb4d72dc7ac2cf7cbd93194ec8deb08ea52f3d6

2.鹿児島県南大隅町長選挙 石畑博氏が初当選

  「核のごみ」最終処分場誘致に反対

  4/19(月)19:37配信「KKB鹿児島放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/f12f7a5c76267a2cdb278cc4e28ffbb0224a5591

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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆4/29(木・休)《飛田晋秀さん講演会「福島のすがた」》開催!

 日 時:4月29日(木・休)13:30開場、13:45開始(16:30終了予定)

 会 場:としま区民センター(コア池袋)6階会議室

            (JR他各線「池袋駅」東口より徒歩7分)

 主 催:飛田さん企画実行委員会

 呼びかけ:原発とめろ!新橋アクション/

      すべての原発いますぐなくそう!全国会議〈NAZEN〉東京

 連絡先:なんぶユニオン 03-3778-0717

 会場費:500円

 福島原発事故から10年、菅政権は放射能汚染水の海洋放出を正式に

決定しました。福島の県民と漁民の反対を無視し、命と健康をない

がしろにする暴挙は許せません!原発事故の現状を伝えようと避難区域

などの写真を撮り続ける福島県三春町在住の飛田晋秀さんのお話しを

聴き、改めて誓う「原発はもういらない」の思いを共に確認し、

海洋放出を阻止しましょう!

※ご来場の際はマスクの着用、手洗い、消毒、検温にご協力下さい。

◆5/1(土)第1回連続福祉講座

 家族が認知症になったときに

 わたしたちはどんなことができるのでしょうか…

 お 話:間庭尚之(社会福祉士

 日 時:5月1日(土)14:30より16:00

 内 容:認知症はどのような病気か、認知症の種類、

     どのような制度があるか、どう対応するか、

     認知症を予防するには、ケース検討など

 会 場:江東区文化センター3F第1研修室(定員30名)

 主 催:まにわ尚之と江東区の未来をつくる会

 申し込み・問い合わせ:間庭 090-5553-7024

 参加費:300円

 ※関心がある方であれば、誰でも参加できます。

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┗■6.新聞より1つ

 └──── 

 ◆麻生大臣「汚染水」飲めますか  木村恵子(東京都千代田区

 麻生大臣、トリチウム入り原発汚染水を「飲んでもなんちゅうこと

ない」とおっしゃるのですから、国民の前で遠慮なさらず

お飲みください。

 菅総理、小早川東京電力社長もお願いします。30年から40年という

海洋放出期間、毎日飲めば国民も納得するでしょう。

 トリチウムは取り除けないからとのことですが、近畿大学などの研究

チームは、放射性物質を含む汚染水からトリチウムを含む水を分離・

回収する方法と装置を開発したと2018年に発表。しかし、実用化のため

の研究補助金を受けられず、福島第一原発の敷地内での試験実施要請

に、東電は協力しなかったそうです。

 海洋放出の前に、国は東電と共にトリチウム除去研究に援助をする

べきではないでしょうか。その成果は世界にも貢献できると思います。

      (4月20日東京新聞5面「発言 読者とともに」より)

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