たんぽぽ舎です。【TMM:No4102】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4102】

2020年12月25日(金)地震原発事故情報−

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

 ☆本日はネット回線開通のお知らせとたんぽぽ舎の近況を中心に

  臨時編集とさせていただきます

  当分の間、メールマガジンは日刊でなく随時の発信と

  させていただきます。

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★1.たんぽぽ舎の引っ越し−段ボール箱200余片付け中

   ボランティアが連日10人から15人の協力あり、ありがたい

                柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

★2.《12/14深夜、急転直下、GO−TOトラベルの

   全国一斉一時停止が発表された!その背景は?》

   「菅内閣の支持率が40%となり」「二階派から強硬意見」

   「麻生派衆議院議員はこう冷ややかに話す」

   「巷の声としては、ある商店主は」

   2020年〜新型コロナとの闘いの記録 読み切り連載(10)

          岩井 哲(かごしま反原発連合 共同代表)

★3.伊方原発乾式貯蔵施設新設計画

   市民団体「原発さよなら四国ネットワーク」などが

   抗議・要請文を提出−県に不同意を要請…

   メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆1/11第32回原発はいらない西東京集会&デモのお知らせ

   会場:西東京市文理台公園

   主催:原発はいらない西東京集会実行委員会

★5.新聞より1つ

  ◆おかねといのち

   政府と会社(東電)に責任を取らせたい

              鎌田 慧(ルポライター

       (12月22日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)

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※1/13(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

  日本原電本店抗議行動

  茨城県東海第二原発の再稼働工事を止めよ!

 日 時:1月13日(水)17:00より17:45

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 共 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

     「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549

2.「第88回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:1月13日(水)18:30より19:30

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など139団体

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※たんぽぽ舎の冬休みは、12月29日(火)より

 2021年1月7日(木)までです。

 1月8日(金)より業務を再開いたします。

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┗■1.たんぽぽ舎の引っ越し−段ボール箱200余片付け中

 |  ボランティアが連日10人から15人の協力あり、ありがたい

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

◎12月20日(日)ダイナミックビル取り壊しのため、たんぽぽ舎の

引っ越し日。28年間いたダイナミックビル5F(4Fは2011年から)に

お別れして、300メートル(直線距離として)ほどの近さの「高橋セーフ

ビル1F」に移転した。(新住所は 東京都千代田区神田三崎町3-1-1)

 引っ越し業者のトラック5台(10人)で、たんぽぽ舎の関係者も15人

ほど、みんなで働いて、朝10時から始めて、昼過ぎに全ての荷物の

運搬は完了した。

◎引っ越しの準備は大変だった。32年続いたたんぽぽ舎の諸資料は

膨大だから。約300の段ボール箱を大整理した。60箱弱を長野県の市民

資料室へ送る。12箱を「再稼働阻止全国ネットワーク」の構成団体の

1つである「福島原発事故緊急会議」に預かってもらう。約100箱を

保存資料として整理。130箱ほどは処分。

 資料を整理する−処分するとき、担当者各人の個性がよく

あらわれる。スパスパと手際よく処分できる(思い切りの良い)人。

テイネイに見て、いい資料や新聞切り抜きゆえになかなか処分できない

人と2つに分かれる。

 結果として、だいぶスリムになりつつあり、また、月刊たんぽぽ

ニュースのバックナンバーも整理でき、読みやすく、利用しやすく

なった。

◎引っ越しにあたって、ずいぶん多数のボランティアに参加いただき

とてもありがたかった。6月27日(土)に第1回引っ越し準備=段ボール

箱整理(8人)から始まって、毎週の土曜に引っ越し準備=荷物の整理・

縮小をおこない、12月12日(土)は、第15回17人の参加〜以降、連日10人

ほどのボランティアで作業。

 総合力で12月19日(土)夕方には、5Fも4Fもほぼ片付いて、ホッと

して、遅い時間に千葉市の自宅へ帰った。

 引っ越しが大家の事情で1週間早まったこともあったが、それでも

ボランティアの皆さんのご協力によりなんとかやりとげることができた。

うれしかった。

◎現在、運んだ段ボール箱の中味を所定の位置に整理してもどすべく、

作業中です。関心のある方は、ご協力下さい。

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┗■2.《12/14深夜、急転直下、GO−TOトラベルの

 |  全国一斉一時停止が発表された!その背景は?》

 |  「菅内閣の支持率が40%となり」「二階派から強硬意見」

 |  「麻生派衆議院議員はこう冷ややかに話す」

 |  「巷の声としては、ある商店主は」

 |  2020年〜新型コロナとの闘いの記録 読み切り連載(10)

 └──── 岩井 哲(かごしま反原発連合 共同代表)

・前日まで頑なに「トラベル停止は一切考えていない」と言い張って

いた菅総理が、突如、12月14日(月)深夜になり、数人の側近のみとの

協議の上で、全国一斉一時停止への【方針転換】を発表した。

 そのハレーションは大きかった。

 まず、二階派の重鎮が、「どうなってんだ!勝手なことを

しやがって」と声を荒らげ、「GO−TOトラベルがどれだけ旅行業界

に寄与していたのか、菅首相は分かっているのか。救われた旅行業界・

ホテル・お土産店・交通関連の会社などがどれだけあるのか知っている

のか。それも一番の稼ぎ時、年末年始に全国で停止。どれだけ多くの

人が頭を抱えているのか。中止なら業界への金銭的支援策とセットで

やるべきだ。なんのバックアップも発表せずに中止だなんて、

二階幹事長の顔に泥を塗るようなものだ。誰のお蔭で総理になれ

たんだ。もう次はないぞ!」と、二階派から強硬意見も飛び出した。

  (『週刊朝日オンライン』より)

 ・その伏線は、12月13日の『毎日新聞・朝刊』が、12日行なった全国

世論調査の結果を発表したことだ。菅内閣の支持率が40%となり、11月

7日行なった前回の調査から17%下落した。不支持率は49%

(前回36%)だった。

 9月の政権発足直後の支持率64%に比べれば、24%の大幅低下で

ある。コロナ対策の「評価しない」が、前回の27%から62%に激増

したことが、支持率の大幅下落につながったと見られる。

 ・一方、麻生派衆議院議員はこう冷ややかに話す。

 「自衛隊まで出動して、コロナは大災害になっている。そんな時、

GO−TOトラベルで税金投入して、旅行してくれというのも、

おかしなこと。菅首相が二階幹事長の意向を気にしすぎて、ズルズルと

先延ばしした結果、コロナ感染拡大、医療体制逼迫でしょう。おまけに

首相は、記者会見もろくに開かず、説明も不十分だから、支持率激減は

当然のことですよ。この状態があと1、2か月続けば、来年秋の自民党

総裁選、衆院解散の期限まで菅首相は持たない。<コロナ退陣>と

なりかねない。『ポスト菅は誰か』などと模索する動きもあります。

『やはり安倍さんが良かった』との声が聞かれますね」と。

   (『週刊朝日オンライン』より)

 ・巷の声としては、ある商店主は、「もっと早く決断して、正月に

合わせて解除してほしかった。政府の対応は遅かったと思う。」と

語り、ある若者は、「久しぶりの遠出で、楽しみだったのに。

キャンセルするか、このままで行くか、急すぎてまだわからない。」

と嘆く。

 またある会社員は、「GO−TOを活用するために、PCR検査で

陰性の人だけが使えるようにするなど、やり方があるのでは。国は

もっと考えるべきだ。」と、政府の無策を批判する。

                  (『西日本新聞』より)

《次回予定テーマ:医療体制崩壊、看護師「命を危険にさらして

 まで出来ない」→退職相次ぐ》

※《事故情報編集部》より

 この原稿は、12月16日にいただいたものです。

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┗■3.伊方原発乾式貯蔵施設新設計画

 |  市民団体「原発さよなら四国ネットワーク」などが

 |  抗議・要請文を提出−県に不同意を要請…

 |  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.伊方原発乾式貯蔵施設新設計画

  市民団体「原発さよなら四国ネットワーク」などが

  抗議・要請文を提出−県に不同意を要請

  12/23(水)9:34配信「愛媛新聞ONLINE」

https://news.yahoo.co.jp/articles/31c73dbc65e18a6697f67d60bc6b9a554b6f17be

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆1/11第32回原発はいらない西東京集会&デモのお知らせ

  日時:2021年1月11日(月・休)10時45分より

  会場:西東京市文理台公園(西武池袋線保谷駅南口徒歩8分)

     集会10時45分より11時15分

     デモ11時15分より12時30分 成人式会場前通過

  交流1.12時30分より12時50分 都立東伏見公園

    2.13時より14時30分 柳沢公民館

            (西武新宿線西武柳沢駅南口徒歩1分)

  主催:原発はいらない西東京集会実行委員会

     詳しい情報は当会ブログをご覧ください。

http://nonuke-ntyo.cocolog-nifty.com/

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┗■5.新聞より1つ

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 ◆おかねといのち

  政府と会社(東電)に責任を取らせたい

              鎌田 慧(ルポライター

 「ゴー」といわれたと思いきや、こんどは「ストップ」という。

なん十万人もの人間を旅行させて経済の活性化を図る政策だったが、

コロナウイルス感染が拡大して、猫の目、朝令暮改の拙さ。

 「ゴー・ストップ事件」といえば、1933年6月、大阪市北区天神橋

での赤信号を無視した兵隊とそれをとがめた警察官とのいざこざ。

軍部と警察との対立にまで発展したが、その頃はまだ赤信号でストップ

する習慣は定着してなかった。

 菅強引政治のGOTOトラベルも、感染拡大の「赤信号は怖くない」

経済第一主義。おかねといのちを天秤にかける政策だった。

 たとえば、1960年代後半に噴出した公害問題。経済成長の60年代は、

公害の60年代だった。海や河川汚濁はひどく水俣病イタイイタイ病

発生させ、大気汚染が気管支炎やぜんそく患者を多発させた。

 企業の儲けのために住民の健康といのちが犠牲にされた。それは企業

犯罪だったが、責任を認めさせるのになん年もの裁判闘争が必要だった。

 四日市海上保安部の警備救難課長だった田尻宗昭さんは日本で初めて

海を汚染させた企業を刑事事件で検挙した。

昔は気骨のある公務員がいた。

 公害企業の社員から公害隠しの内部告発文書をもらったことがある。

 いま原発が地域を壊滅させ、住民を流浪の民にした政府と会社に

責任を取らせたい。(12月22日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)

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