たんぽぽ舎です。【TMM:No4251】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4251】

2021年7月19日(月)地震原発事故情報−

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.“五輪本土決戦”4日前で大本営報道化するメディア

  メディア操作に抗い、世論は「中止」要求が過半数

  菅内閣の支持率が30%を切る危険水準に

  新聞3社の五輪問題「書面質問」に菅首相が同文回答の無責任

  「メディア改革」連載 第69回

           浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

★2.7/18大MAGROCKvol.13/大間原発反対現地集会

  「youtube」でご覧ください!   小熊ひと美青森市在住)

★3.めったに完読しない私がお勧めの本!

  デモとフェスを進化させる「政治を音楽に持ち込むな」って

  なんだ!?

  「音楽と政治の融合」を通じた新たな音楽史

  いつも、にこにこ。寡黙。舞台の黒子役

  大久保青志さん初出版!

   市原みちえ(たんぽぽ舎ボランティア)

★4.原子力はもう過去のものに 薄まり続ける存在感…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★5.新聞より1つ

  ◆凍土壁 想定超え長期運用へ

   福島第一原発 汚染水対策の「切り札」

   検証不十分なまま…維持費に億単位

(7月19日東京新聞朝刊2面「核心」より抜粋)

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※学習会・抗議行動の映像をUPLAN三輪さんがアップしてくれています。

・7/7日本原電・東電本店抗議行動

  20210707 UPLAN とめよう!東海第二原発 20年運転延長・

  再稼働ゆるすな!日本原電本店抗議行動&

  「第94回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

https://www.youtube.com/watch?v=2Y7UFD-BZ2U

・6/29永田文夫さんの講座

  「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」

  20210628 UPLAN

https://www.youtube.com/watch?v=-7_75Asx-dw

・6/26山崎ゼミ「東電柏崎刈羽原発運転禁止と福島第一原発の現状」

  20210626 UPLAN

https://www.youtube.com/watch?v=cCG7BjsDfJA

・6/18第1回「原発いらない金曜行動」

  20210618 UPLAN

https://www.youtube.com/watch?v=4RQBgQkXIqY

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※7/24(土)学習会にご参加を!

 「3/18東海第二原発運転差し止め水戸判決」

  今後の原発裁判へ向けて

 お 話:後藤政志さん〔元東芝、原子炉格納容器設計者、

  博士(工学)〕

 お 話:上岡直見さん〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

 日 時:7月24日(土)13:30〜17:00 新ちょぼゼミ

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 資料代:800円

 予約必要です

たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か

メール nonukes@tanpoposya.net で、ご氏名と電話番号を

お知らせ下さい。受付番号をお知らせいたします。

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※7/27(火)学習会にご参加を!

 「廃止をめざして!とことん学ぼう 土地規制法とはなんだ」

 お 話:馬奈木厳太郎(まなぎいずたろう)弁護士(土地規制

            法案審議の参議院内閣委員会参考人

            福島原発生業訴訟弁護団

 特別報告:湯本雅典

      (「沖縄と本土 一緒に闘う」などビデオ作品製作)

 日 時:7月27日(火)18:30〜21:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   予約必要です(上記と同じ)

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┗■1.“五輪本土決戦”4日前で大本営報道化するメディア

 | メディア操作に抗い、世論は「中止」要求が過半数

 | 菅内閣の支持率が30%を切る危険水準に

 | 新聞3社の五輪問題「書面質問」に菅首相が同文回答の無責任

 | 「メディア改革」連載 第69回

 └──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

◎ テレビ各局は五輪まで4日となり、開幕前のサッカー、バスケット

ボールなどのテストマッチで開催を盛り上げようとしている。

 情報番組で五輪中止を訴えていたコメンテーターも、「開催」を

前提に発言。「中止すべき」と明言するのは元「フォーサイト」編集長

の堤伸輔氏、経済学者の森永卓郎氏ぐらいになった。

 読売新聞の9〜11日の世論調査では東京都民の50%が「中止」を求め

ていた。

 共同通信社が15、16両日に実施した世論調査によると、「中止する

べきだ」は59.7%。

 朝日新聞が15、16日実施した調査で、東京五輪の開催をどうするの

がよいかを3択で聞くと、「中止」が最も多く43%、「再び延期」が

40%、「今夏に開催」は14%。4月調査と比べ、「中止」が大きく

増え、「今夏」は半減した。 

◎ 菅官邸とメディアが中止論をかき消し、「有観客・無観客」議論に

移行させようとしたが、民衆は「開催反対」の声が拡大しているのだ。

キシャクラブメディアと人民の意思との間にこれほど乖離があるのは

異常だ。

 7月19日発表のANN世論調査で、菅内閣の支持率は29%で、初めて

30%を切った。時事通信の調査も29%。朝日、共同の調査も政権

発足後、最低を記録した。不支持は50%を超えた。

◎ 五輪サッカー日本代表吉田麻也主将は17日のスペイン戦後、

「誰のための、何のための五輪なのか。アスリートはファンの前で

プレーしたい。菅さんに、なんとかもう1度真剣に(有観客開催を)

検討していただきたい」と述べた。

https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/soccer/news/202107170001323.html

 感染者が急拡大する中、五輪は中止するしかない時に、バッハIOC

会長らに続いて、有観客を熱望するキャプテンに失望した。皮肉なこと

に、日本の初戦(22日、東京)の対戦相手、南アフリカ代表チームは

18日、選手ら3人がコロナに感染したと発表した。19日朝の毎日放送

よると、チーム関係者の21人が濃厚接触者と判明した。観客を入れる

どころか、試合ができるか分からなくなった。

◎ 菅首相は国会で「国民の命と健康を守るのは私の責任」「守れな

ければ五輪をやらないのは当然だ」と明言していた。バッハ会長は

「日本人へのリスクはゼロ」と断言した。

 菅政権とIOC、電通、NBC、スポンサー企業(日本の新聞社

6社を含む)など五輪マフィアのためだけの五輪は中止すべきだ。

◎ 私は朝鮮新報の連載〈時事エッセー・沈黙の声 13〉第13回で、

<勝算なき“五輪本土決戦”パンデミック下の強行開催>(19日付)

と題して、五輪の中止を改めて求めた。

https://www.chosonsinbo.com/jp/2021/07/17sk-6/

 また、フェイスブックで、五輪中止を言わなくなったメディアを

批判している。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100022241222173

 菅氏の言葉が人民の心に響かないのは、菅氏自身がコロナ禍に

危機感を持たず、自身の権力維持しか頭にないからだ。

 喋り方の問題ではない。菅氏はバッハ氏と同じように、別世界に

いて、妄想しているように見える。菅氏の発言、答弁メモを作る

秘書官も無能、無責任だ。

 菅氏は内閣記者会に対しても、まともに対応してない。17日の朝日

新聞、東京新聞西日本新聞などに、菅首相の8日の記者会見で挙手

していたのに指名されなかった記者が会見後に提出した質問(7社が

提出)に書面で回答したという記事があった。

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/771664/

https://www.tokyo-np.co.jp/article/117219

 官邸HPに7社の質問と菅氏の回答がアップされている。

https://www.kantei.go.jp/jp/pages/20210708kaiken_shomen.html

https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/statement/2021/0708kaiken.html

◎ 東京新聞は、コロナ・緊急事態宣言下で国民の命と健康を危険に

さらすリスクを冒してまで五輪を開催する意義を尋ね、西日本新聞

開催期間に感染拡大した場合の首相の政治責任を、日刊ゲンダイは医療

崩壊の起きた場合に中止するかなどをそれぞれ質問した。

 3社の質問内容は違うのに、菅氏の回答は、西日本新聞への回答の

冒頭に、「国民の命と健康を守ることは私の責務です」との一文が付け

加えられていたのを除き、「感染防止対策を徹底、感染対策の決め手と

なるワクチン接種を進めてまいります」「安心・安全な大会を実現

できるよう、取り組んでまいります」など全く同一の内容となって

いた。

 加藤勝信官房長官は16日の会見で、「質問に真摯に回答するつもりが

ないのではないか」と問われ、「政府側の考え方、そこをよく考えなが

らそれぞれ回答している」「場合によっては同じ回答になるという場合

も当然ある」と述べた。

◎ 五輪開催に関する菅氏の会見での回答は、国会答弁で官僚が用意

したメモとほぼ同じだったが、書面での質問に対して、回答をコピペ

するのは、報道機関をなめ切っていると私は思う。

 聞かれたことに、誠意をもって回答する構えがない。

 終了時に挙手していた記者に認められる書面での質問の権利を行使

した14人の質問に対し、菅氏が回答したのは16日だった。会見から8日

も経っている。回答が遅過ぎる。

 私は菅氏のふざけた書面回答に関し、内閣記者会が菅氏、官邸報道室

に抗議をしたかの質問書を送った。

 菅氏らにも質問書を送った。

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┗■2.7/18大MAGROCKvol.13/大間原発反対現地集会

 | 「youtube」でご覧ください!

 └──── 小熊ひと美青森市在住)

 7/18大MAGROCKvol.13/大間原発反対現地集会のネット配信、

無事終了しました。

 11:00から5時間近く、ご視聴してくださった皆さん、ありがとうござい

ました。

 楽しく有意義な時間を皆さんと共有できたのではないかと思います、

これからご覧になりたい方は、しばらく以下のURLでご覧になれます。

https://www.youtube.com/watch?v=dex6VmmiiT4

プログラムなどはこちら

大間原発反対現地集会実行委員会ブログ

https://nonukesooma.wordpress.com/

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┗■3.めったに完読しない私がお勧めの本!

 | デモとフェスを進化させる「政治を音楽に持ち込むな」って

 | なんだ!?

 | 「音楽と政治の融合」を通じた新たな音楽史

 | いつも、にこにこ。寡黙。舞台の黒子役

 | 大久保青志さん初出版!

 └──── 市原みちえ(たんぽぽ舎ボランティア)

◎ 「さようなら原発憲法集会など数万人が集まる時、当たり前の

ように聞こえるステージや路上のスピーカーからの音楽や発言。

 大久保さんだからできるんですよ。知ってました?」コロナ下で

延び延びになった出版記念トークイベントで津田大介が言った。

 しかもそこに呼びたい人との交渉から集会運営、警察との交渉、

時には押しかける右翼との話し合い、トイレの設置数まで。

 信頼して任せられる人、イベンターの第一人者。大久保青志さんが

初めて本を出した。会議机の隅っこにそっと置いてあった本を購入。

 眼が○○に。へ〜知らなかった!大久保さんしか知らない逸話が

続く。

◎ 本は4月25日に出版。理由が意味深。本人の70歳の誕生日。

そして34年前、尾崎豊が亡くなった日。

 尾崎は大久保さん主催の第1回反戦反核音楽フェスティバル

アトミック・カフェ」に浜田省吾加藤登紀子たちと出演。

 演奏途中で7m下のコンクリート床に飛び降り、足を骨折したが

歌い切り、伝説の舞台となった。が、大久保さんは会場から怒られた。

 内田裕也のマネージャー。土井たか子議員の秘書、都議会議員、辻元

清美、保坂展人議員秘書。今年決行のフジロックのNGOビレッジ

村長、アトミックカフェ主催者。なんとも多様な職歴、交流歴。

「困ったときの大久保頼み」と言われ、ケンカしたことがないという。

◎ 津田氏曰く「面白い。1夜で読める。気になるところを繰り返し

読んでいる」「フェスカルチャー文化と政治をチャンプル」と。

 保坂展人世田谷区長は「大久保は対立している人もクールダウン

させる」と長年の友人を評した。

 大久保さんは「これからの運動は、文化的、社会的なカルチャー運動

に引き継がれるといいな。ただし、こじんまりとまとまりすぎないよう

にね」とバトンを渡す先を見ている。ぜひ、手に取って欲しい。

デモとフェスを進化させる「政治を音楽に持ち込むな」って

なんだ!?

イースト・プレス社 定価1870円)

https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781619675

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┗■4.原子力はもう過去のものに 薄まり続ける存在感…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.原子力はもう過去のものに 薄まり続ける存在感

  7/18(日)11:00配信「Forbes JAPAN」

https://news.yahoo.co.jp/articles/265bf8232cc52e721fb726b277f1f86bbf2f8a4e

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┗■5.新聞より1つ

 └──── 

 ◆凍土壁 想定超え長期運用へ

  福島第一原発 汚染水対策の「切り札」

  検証不十分なまま…維持費に億単位

 東京電力福島第一原発で汚染水対策の切り札とされ、国費345億円を

投じて造られた凍土遮水壁。東電は当初、2021年をめどに対策を終える

はずだったが、凍結から5年がすぎても大量の汚染水は発生が続き、

ゼロへの見通しすら立たない。毎年億単位の維持費がかかる氷の壁は、

検証不十分なまま長期運用に入る。 (中略)

 凍土壁の維持費は、消費者が東電に支払う電気代を通じて賄われる。

 規制委の検討では「費用対効果の観点から、凍土壁をやめて鋼板や

コンクリート壁などを埋め込むべきだ」との専門家の意見が根強い。

 この意見にも東電は「検討中」と答えるだけで、事故から10年が

過ぎても汚染水対策の終わりは見えない。

        (7月19日東京新聞朝刊2面「核心」より抜粋)

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