たんぽぽ舎です。【TMM:No3558】
2019年1月23日(水)地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.もうすぐ東電福島第一原発事故から8年!
福島事故の問題は全く解決していない!収束の目途もたっていない!
今回は福島第一原発の現在の問題をしっかり学習しよう
2月2日(土)今月の山崎ゼミご案内
坂東喜久恵(たんぽぽ舎講座担当)
★2.韓国大法院の判決を受けて 戦後補償 解決への道 (上)
求められる慎みと節度−歴史問題の解決について
加害者の不可欠なこと 花岡、西松、三菱マテリアルの和解に学ぶ
内田雅敏さん(たんぽぽ舎アドバイザー 東京弁護士会所属)
辺野古に新基地は必要ですか?Q&A沖縄の米軍基地のハナシ
肉球新党
★4.もはや原発にコスト競争力はありません。斜陽産業として、
いかに『たたむか』を考える時です
朝日新聞デジタルのインタビューシリーズ「エネルギーを語ろう」
「大島堅一・龍谷大学教授」のお話 ご紹介
メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★6.新聞より1つ
東海第2再稼働判断で権限拡大 「事前了解」の解釈巡り溝
(1月23日日本経済新聞 朝刊 真相深層)
━━━━━━━
※2/24(日)第31回たんぽぽ舎総会の記念講演の講師とテーマが決まりまし
たのでお知らせ致します。
日時:2月24日(日)13時より19時
会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
第1部:第31回総会
第2部:「記念講演」
『東海第二原発は危険!20年延長・再稼働は異常
内田雅敏氏 (弁護士) 『3・1独立運動を建国の礎とする
韓国とどう向き合うか』
第3部:こんしん会
詳しいことは、のちほど改めてご案内させていただきます。
━━━━━━━
※1/29(火)『2019年選挙の年に、山本太郎 おおいに語る』
「本当のこと言って何か不都合でも?」−山本太郎が実行したい、
いくつかの提案−
日時:1月29日(火)19時より21時 18時30分開場
会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
※1/30(水)学習会にご参加を! 新ちょぼゼミ
「これでいいのか!?原子力損害賠償法(福島原発事故の教訓から)」
お 話:竹村英明さん(発電会社「イージーパワー」と電力小売
「グリーンピープルズパワー」代表取締役
日時:1月30日(水)18時より21時
会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円
━━━━━━━
┏┓
┗■1.もうすぐ東電福島第一原発事故から8年!
| 福島事故の問題は全く解決していない!収束の目途もたっていない!
| 今回は福島第一原発の現在の問題をしっかり学習しよう
| 2月2日(土)今月の山崎ゼミご案内
└──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎講座担当)
★学習会
日 時:2月2日(土) 14時から17時 (開場13時30分)
講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
会 場:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(資料代含む)
昨年の後半は、東海第二原発の20年運転延長問題が差し迫っていたので、
東海第二原発、再処理工場の危険性、東電の問題(柏崎刈羽原発・東海第
二原発・汚染水)と各種の問題を中心に取り上げてきました。
今回は、間もなく8年を迎える東電福島第一原発事故の最新情報を中心
に、まだまだ先が見えない事故対策について学習していきます。
東電は被害者への補償についても、逃げの姿勢に終始し、また国も、福
島事故が「まるでなかったかのように」振舞おうとしています。決して許
してはなりません。
前回の東海第二原発の問題については、20年延長を認可した原子力規制
委員会へ出した「審査請求書」が問題全般にわたり整理されていたのでこ
れを中心に学習しましたが、問題がありすぎて、とても全容については1・
2回の学習では無理!まだまだ続きます。
※土曜日の2時から5時までの3時間 平日夜より時間に余裕があります。
山崎さんの話もたっぷり!質疑応答もしっかり!ぜひご参加ください。
┏┓
┗■2.韓国大法院の判決を受けて 戦後補償 解決への道 (上)
| 求められる慎みと節度−歴史問題の解決について
| 加害者の不可欠なこと 花岡、西松、三菱マテリアルの和解に学ぶ
└────内田雅敏さん(たんぽぽ舎アドバイザー 東京弁護士会所属)
内田雅敏さん (花岡事件、西松建設、三菱マテリアルの各戦後補償裁判
〇戦時中、日本製鉄(現新日鉄住金)で強制労働させられた元徴用工が同社
に損害賠償を求めた裁判で、韓国大法院(最高裁)は同社に賠償を命じる確
定判決を出した。
判決に対する日本社会の反応はおおむね批判的だ。1965年の日韓請求権
協定で決着済みであり、判決は国家間の合意に反するとの声がしきりである。
だが国家の請求権と個人の請求権は別、放棄されたのは外交保護権であ
り、日韓請求権協定は個人の請求権には及ばないとする法論理もあるし、
それが日本政府の見解であったはずだ。
「国家間の合意」には無条件で従わなくてはならないのか。
沖縄・辺野古の米軍新基地建設反対も、日米間でなされた普天間基地移
設に関する国家間の合意に反するから許されないか。
辺野古新基地建設反対運動に多くの人々が共感するのは、普天間基地移
設と辺野古新基地建設という「国家間の合意」が沖縄県民の意思を無視し
てなされたからだ。
韓国大法院の判決についても同様だ。日本の植民地下での強制労働の実
態およびそれに対する謝罪と補償の欠如−日韓請求権協定当時の椎名悦三
郎外務大臣は、協定による有償・無償5億ドルについて無償の3億ドルは
賠償ではなく「独立祝い金」だと国会で答弁した−を直視すれば、「国家
間の合意」による解決済み論とはまた別な論も導き出される。
歴史問題の解決には被害者の寛容が必要だが、そのためには加害者の慎
みと節度が不可欠だ。
三菱マテリアル和解
強制労働問題は韓国人だけでなく中国人についてもあった。アジア・太
平洋戦争の長期化の中で、1942年、東条英機内閣は中国大陸から中国人を
日本国内に連行し、鉱山、ダム建設現場などで労働させることを企て、
これに基づき1944年8月から翌1945年5月までに3万8935人の中国人を
日本に強制連行し、135の事業場で強制労働させた。過酷な労働により、日
本の敗戦に至るまでの間に6830人が亡くなった。
戦後もこれらの受難者・遺族に対する日本国家・使役企業からの謝罪、
賠償はなされなかった。
1972年の日中共同声明で中国側の賠償請求権は放棄されており、日韓請
求権協定と同様、「国家間の合意」により解決済みと強弁されてきたのだ。
中国人強制連行・強制労働問題に関しては中国側受難者・遺族およびそ
れを支える日本側支援者の裁判闘争を含む長年にわたる闘いの結果、2000
年の花岡事件(鹿島建設)和解、2009年の西松建設和解(新潟県内の事業所分
は翌年和解)、2016年の三菱マテリアル和解などが成立した。
花岡和解があったから西松和解が成立した。三菱マテリアル和解は前2
つの和解があったからこそ成立した。前の和解を教訓とし、不十分さを克
服し、より良いものとしてきたのである。
花岡和解に際しては、故土井たか子氏、故後藤田正晴氏らの剛腕という
陰の助力があった。西松裁判では2004年7月、広島高裁(鈴木敏之裁判長)
が高裁レベルで初めて中国人受難者・遺族を勝訴させた。
最高裁第二小法廷は2007年4月に高裁判決を破棄したが、被害の重大性
を考えるとき当事者間の自発的解決が望ましい−と判決で付言した。西松
の近藤晴貞新社長はこの付言を受けて和解を決断した。 (下)に続く
(出典:「秋田さきがけ」2018.11.14)
※《事故情報編集部》より
2月24日(日)たんぽぽ舎第31回総会の記念講演において、内田雅敏弁護
士より 『3・1独立運動を建国の礎とする韓国とどう向き合うか』の
テーマでお話しいただく予定です。
こちらにもぜひご参加をお願いいたします。
┏┓
┗■3.肉球新党「辺野古リーフレット」全国に無料で発送します
| 辺野古に新基地は必要ですか?Q&A沖縄の米軍基地のハナシ
└──── 肉球新党
沖縄の米軍基地問題は、沖縄県民だけの問題ではなく、「本土」に住む
人々にとっても無関心ではいられない問題です。
インターネットを通じた米国政府への署名活動で辺野古新基地の問題は
一定の注目は集めたとはいえ、辺野古での工事が強行されているいま、基
地問題に対する様々な誤解の解消することは喫緊の課題です。
そこで、肉球新党としては4番目となるリーフレットとして、沖縄の基
地問題のQ&Aを制作しました。
イラストレーターのショウジサダムさん、私たちの沖縄支部である「に
くきゅー琉球」の全面的な協力を得て、課題を4つに絞って読みやすい内
容に仕上げたつもりです。
沖縄の基地問題Q&A(抜粋)
◎Q:なんで沖縄には米軍基地がたくさんあるの?
A:日本本土にあった米軍基地が、占領下の沖縄に強制移設されたので
す。…
◎Q:基地ナシで沖縄経済は自立できるの?
A:米軍の跡地を活用すれば、基地収入を上回る経済効果が見込めます。…
◎Q:辺野古新基地は普天間基地の代わりなの?その建設費はだれが払うの?
莫大な工事費は、日本の税金です。…
◎Q:抑止力のために米軍基地は必要じゃないの?
A:辺野古新基地に配備予定の海兵隊は、日本を守る目的ではありませ
ん。…
肉球新党では、全国どこでも無料でリーフレットを発送しています。
ぜひ、ご活用ください。
リーフレット申込先URL → http://ur2.link/Py28
┏┓
┗■4.もはや原発にコスト競争力はありません。斜陽産業として、
| いかに『たたむか』を考える時です
| 朝日新聞デジタルのインタビューシリーズ「エネルギーを語ろう」
| 「大島堅一・龍谷大学教授」のお話 ご紹介
└────
朝日新聞デジタルのインタビューシリーズ「エネルギーを語ろう」紹介
◎経産省のコスト試算「甘すぎ」
◎原発建設費 2基で3.5兆円も
◎重い国民負担 東電の責任は
◎実態に合ってない「復興」
★元の記事はここにあります。
https://www.asahi.com/articles/ASM1L4W0PM1LULFA013.html
┏┓
| メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1/22(火) 13:30配信 佐賀新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-03328163-saga-l41
2.<女川2号機再稼動 施策を問う>(3)避難計画/想定不足実効性なし
1/22(火) 12:15配信 河北新報
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-00000022-khks-soci
┏┓
┗■6.新聞より1つ
└────
東海第2再稼働判断で権限拡大 「事前了解」の解釈巡り溝
2018年11月に原子力規制委員会の審査に合格した日本原子力発電(原電)
の東海第2原子力発電所(茨城県東海村)。原電は18年3月、周辺自治体に
も再稼働の判断に関して権限を認める異例の協定を結んだ。だが協定で周
辺自治体の権限の範囲が曖昧で原電との間で溝は深まる。他の原発立地地
域にも影響が及びつつある。
「地域の信頼を損ねた」。10日午後、水戸市内で開かれた茨城県内の原子
力業界の会合で、原電の村松衛社長は謝罪の言葉を絞り出した。 (後略)
(1月23日日本経済新聞 朝刊 真相深層)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO40321860S9A120C1EA1000/
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも
2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・
グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など
必要事項を400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。
4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)
及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。
ご了解下さい。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ
◆メールマガジンをお送りします
発信しています。
ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の
Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを
送ってください。
違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは
間違いの元となりますのでやめて下さい。
登録できしだい発信致します。
・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。
・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。
たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ
ります。
──────────
たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、
日曜・休日はお休みです。
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2
ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
新HP http://www.tanpoposya.com/
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎
口座番号 00180-1-403856