たんぽぽ舎です。【TMM:No3586】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3586】

2019年2月26日(火)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.2/24(日)たんぽぽ舎第31回「総会」盛会でした

   多くの皆様のご協力に深く感謝いたします

   2人(鎌田 慧氏、松岡利康氏)のメッセージを紹介します

★2.2/24辺野古新基地建設を巡る沖縄県民投票72%が反対

   基地も戦争も原爆も原発もいらない!

              核兵器廃絶凡人会議代表・天辰哲也

★3.電気事業連盟にも加入できない日本原電が

   原子力施設を運営する暴挙と

   パイオニアの意固地で進める

   老朽東海第二原発再稼働の危険と恐怖

              永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)

★4.辺野古“新基地建設反対”約71.8%

   工事をズルズルと進めることは許されない

   “活断層”問題は決着していない

   2/25辺野古レポート

         千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

★5.中西・経団連会長「原発、公開の討論を」本気か?

  民間(原自連)の申し入れは拒否…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★6.新聞より2つ

  ◆泊原発敷地内に活断層 否定できず

   原子力規制委 審査長期化も  (2月23日北海道新聞1面より)

  ◆深さ500mの坑道を埋め戻す動きが進む

   瑞浪市(岐阜県)と瑞浪深地層研究所が公に確認

   核のごみの行方にも目を配りたい

             (2月22日「岐阜新聞」〔分水嶺〕より)

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※《事故情報編集部》より

 2/21発信の【TMM:No3582】でご案内しました『毒砂』の受付は

終了致しました。受付分の発送作業中です。もうしばらくお待ち下さい。

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※2/28(木)学習会にご参加を!

 慰安婦問題植村裁判「真実を捏造したのは歴史修正主義者たちだった

 私は理不尽なバッシングに負けなかった」

 被告西岡力と櫻井よし子の

 2014年朝日新聞バッシングのウソが証明された

 講 師:植村 隆さん (「週刊金曜日」発行人)

 日 時:2月28日(木)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※3/4(月)緊急報告第2弾にご参加を!

 2月27日-28日のハノイ第2回「朝米首脳会談」

 メディアが伝えない「本当の」最新取材報告

     [シンガポールに続きハノイで朝米首脳会談を取材予定]

 報 告:浅野健一さん (人権と報道連絡会 世話人)

 日 時:3月4日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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┗■1.2/24(日)たんぽぽ舎第31回「総会」盛会でした

 |  多くの皆様のご協力に深く感謝いたします

 |  2人(鎌田 慧氏、松岡利康氏)のメッセージを紹介します

 └──── たんぽぽ舎

 おかげさまで、2月24日(日)たんぽぽ舎第31回「総会」+「記念講演」

と交流会は、盛会のうちに終了することができました。

 くわしい報告は後ほどお知らせ致します。

 今日は、総会に寄せられたお二人のメッセージを紹介します。

◎痛恨の想いで

    鎌田 慧 (「さようなら原発1000万署名市民の会」呼びかけ人。

       「再稼働阻止全国ネットワーク」共同代表)

たんぽぽ舎創立30周年おめでとうございます。

 フクシマ大事故の日まで、残念ながら原発反対運動は少数者の運動にと

どまっていました。

 たんぽぽ舎は数少ない運動体の一つでした。事故によって修復不可能な

大被害が発生しているのは、わたしたちの運動があまりにも弱かったから

です。

 その痛恨の思いをこめて、あらゆる人びとと手をむすび、安倍内閣

原発マフィアの邪悪な欲望を消滅させましょう。

 柔軟な連帯の力で、一日もはやい脱原発社会を実現させましょう。

◎本日のたんぽぽ舎様総会、おめでとうございます。

 一年一年精力的なご活動を積み重ねられ、30年という年月、本当に素

晴らしいことです。

 小社は、今年で創業50周年となり、私が代表となって31年となりま

すが、歩んできた道は違えど、ほぼ同じ時代をくぐり抜けてきたことを想

起すれば、感慨深いものがあります。

 現在小社が、たんぽぽ舎様はじめ全国から多くの方々のお力をお借りして

発行している『ノー・ニュークス・ボイス』はまだ5年ですが、今後とも

たんぽぽ舎様と固く連携し一歩一歩進んでまいりたいと思います。

本日は出席できませんことをお詫びし、メッセージに代えさせていただき

ます。

    株式会社鹿砦社および『ノー・ニュークス・ボイス』編集部

    代表 松岡利康

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┗■2.2/24辺野古新基地建設を巡る沖縄県民投票72%が反対

 |  基地も戦争も原爆も原発もいらない!

 └──── 核兵器廃絶凡人会議代表・天辰哲也

米朝会談♪朝鮮半島統一♪中国も戦争はしない♪

沖縄に基地は不要となりました♪

アメリカ軍さんお疲れさまでした♪

普天間基地辺野古新基地もいらない♪

米朝会談♪朝鮮半島の統一♪

人類滅亡を回避できた世界は 進路を平和に定めました♪

日本滅亡をもたらす原発は即時廃止を決定しましょう♪

原発いらない!原爆いらない!放射能は怖い!!

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┗■3.電気事業連盟にも加入できない日本原電が

 |  原子力施設を運営する暴挙と

 |  パイオニアの意固地で進める

 |  老朽東海第二原発再稼働の危険と恐怖

 └──── 永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)

 2月24日たんぽぽ舎第31回総会に参加し、記念講演で東海村前村長村上

達也氏の講演を拝聴した。

 改めて東海第二原発について色々読み、検索するきっかけを得た。

 先日来から老朽化で安全性が危惧され、また周辺地域人口が100万人弱と

多く、原発設置場所周囲にはすぐ生活圏が拡がり、日本最大の人口を抱える

首都圏も地図で見ると目と鼻の先にある、という、考えられない原子力

電所である。

 村上前村長のお話でも特に力が入っていた(と、私は感じた)、東海第二

原発の隣にある旧動燃の高レベル放射性廃棄物質貯蔵施設、こちらも対策が

必要なはずなのに、防潮堤はなく、現状もろくに津波への新たな対策がな

されていないようだ。

 しかも、日本原電自社だけでは運営もままならず、債務保証を東京電力

請け負うという話まで聞こえてくる。

 自分の頭のハエも負えず、お尻も拭けない東京電力は、いったいどの面

下げて、他社の債務保証を実施するというのだろうか?その補償原資が東京

電力にあるなら、税金など投入せずに、自社原資を使用し、本当に困ってい

る福島の皆さんや、原発事故で被害を被った全ての事業に携わる労働者に

還元すべきではないだろうかと思ってしまう。

 調べていくうちに、改めて気づいたのは日本原電は電力会社が参加して

いる「電事連」には参加していない、卸売業者だからだそうだ。

 しかし、こうして東海第二原発等を運営するに当たり、加入すべきでは

ないだろうか?事故が発生したら電力会社の相互関係がなく、お友達「東京

電力」だけで対処できるのだろうか?知れば知るほど疑問符[?]だらけで

あっけにとられてしまった。

 人口の多さだけでも桁違いに被害の出る東海第二原発の再稼働に関して、

再稼働もしていないのに数々の事故を露呈し続けている恐怖感と危険性に、

何としても再稼働を阻止し、原電施設の早期閉鎖を望むべく、あきらめず

活動をしていきたいと思った。

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┗■4.辺野古“新基地建設反対”約71.8%

 |  工事をズルズルと進めることは許されない

 |  “活断層”問題は決着していない

 |  2/25辺野古レポート

 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

2月25日(月) 天候:曇り、時々青空が見え、日が差して暖かい。

 昨日の「県民投票」の結果、辺野古“新基地建設反対”は約71.8%と

なった。賛成は約19%、主権在民&民主主義のルールからすると、結果を

無視して、工事をズルズルと進めることは許されない。

<N4護岸工事現場>

 9時30分:クレーンで被覆ブロックを並べ始める。カヌーは一斉に

フロートを越え抗議行動を開始した。午前中は2度フロートを越えて阻止

行動を展開した。残念ながら全員が拘束された。県民投票の結果を完全に

無視した暴挙である。

午後もN4護岸工事現場に行った。被覆ブロック作業をしていた。

私たちは三度(みたび)フロートを越えて阻止活動をした。

 私が拘束され、ふと岩場の方を見ると、1人が抜けて工事現場に向かって

いる。当然クレーン作業はストップする。えーっ、誰だろう。正直私は

びっくりした。女性が平然と工事現場へ向かっていく。男性のかなりの

漕ぎ手でも海保GB(ゴムボート)の間をかいくぐるのは至難の業である。

結局彼女は現場まで到着、10分近く作業をストップさせた。女性初の快挙

である。

 このような運動では女性とか男性とか言ってる場合ではないが、実際

現場までたどり着くことの難しさを考えると本当にうれしい。

<軟弱地盤など>

大浦湾の軟弱地盤が毎日話題になりかなり難しい作業であると言われて

いる。

 しかし、それに隠れて毎日の話題にはなっていないが、もう一つの重要

な問題“活断層”は決着しているわけではない。

 近いうちに専門家が大浦湾など詳細に調査すると言われている。この点

も含めて見守っていきたい。

◆関連記事紹介

43万人の「反対」無視 政府、埋め立て工事強行

「これ以上、民意を無視するな。民主主義国家のやることか」市民抗議

             (2/25(月)11:44配信「琉球新報」)

詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190225-00000019-ryu-oki

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┗■5.中西・経団連会長「原発、公開の討論を」本気か?

 | 民間(原自連)の申し入れは拒否…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.中西・経団連会長「原発、公開の討論を」本気か?

  民間(原自連)の申し入れは拒否

  2/25(月)21:55配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190225-00000072-mai-bus_all

2.東電の和解案拒否は121件 原発事故ADRで

  2/25(月)13:09配信「共同通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190225-00000111-kyodonews-pol

3.沖縄県民投票の結果は安倍政権より本土の日本国民に向けられている

  田中良紹 ジャーナリスト 2/25(月)23:54 (有料記事)

https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayoshitsugu/20190225-00116150/

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┗■6.新聞より2つ

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 ◆泊原発敷地内に活断層 否定できず

  原子力規制委 審査長期化も

 原子力規制委員会は23日、新規制基準に適合しているかを審査中の北海

道電力泊発電所(後志管内)の敷地内を走る断層1か所について、活断層であ

ることを「否定できない」との見解を示した。

 北海道電力地震で想定される揺れの大きさの見通しや安全対策の強化

などを迫られる可能性がある。再稼働に向けた審査がさらに長引くのは

必至だ。(2面=北電反論示せず)

 敷地内にある11か所の断層のうち、問題になっているのは泊1,2号機

のそばを通る「F-1断層」。

 この日の審査会合で、北電が関連を否定してきたF-1断層とその上部を

走る小断層について、規制委は「関連がないと認めることはできない」と

連続した断層である可能性を指摘した。

 新規制基準では12万〜13万年前より新しい時代に動いた断層を活断層

定義。

 原子炉など重要施設の直下にあれば再稼働できない。

 北電はF-1断層は重要施設の下にはないとしているが規制委は「40万

年前より新しい時代に活動したことは確かである一方、活動性がない(活断

層ではない)という明確な根拠は得られていない」と北電の主張を否定。

 会合終了後、北電の魚住常務は「いろいろなケースを総合的に検討

する」と報道陣に語った。 (2月23日北海道新聞1面より)

 ◆深さ500mの坑道を埋め戻す動きが進む

  瑞浪市(岐阜県)と瑞浪深地層研究所が公に確認

  核のごみの行方にも目を配りたい

 瑞浪市(岐阜県)の瑞浪深地層研究所にある地下坑道を埋め戻す動きが

進む。核のごみの地層処分に関わる研究を担う巨大な坑道。

 埋め戻しは研究所の存在がごみ処分場建設につながるのではという不安

を和らげる

 深さが500mある坑道を持つ日本原子力研究開発機構の同研究所は市有地

に立つ。用地の賃貸借契約期限は2022年1月。研究所は期限までの埋め

戻しを表明し、市と返還の協議を始めた。

 水野光二瑞浪市長の意向は明快だ。期限までに施設も取り払い更地で

返還、期限以降に研究が続くことはない、撤去後の経過観察の実行。

加えて早期の工程公表。

 研究所は19年度の早い時期に工程を示す考え。所管する国は新年度予算

案に埋め戻し関連予算を要求、同機構の研究の目標や計画を改定する

構えだ。

 以前は研究所跡に地底探検エレベーターや地質科学館を造る構想が描

かれた。しかし市民の懸念は大きかった。市長は民意をくみ、県も後押し

をした。地元には心強い支えだ。

 市と研究所が坑道の埋め戻しを公に確認した会合には市民も訪れて説明

に聞き入った。国による核のごみ処分場建設は前途遼遠だ。

研究所の撤去とともに核のごみの行方にも目を配りたい。

             (2月22日「岐阜新聞」〔分水嶺〕より)

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