たんぽぽ舎です。【TMM:No5254】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5254】

2025年9月4日(木)地震原発事故情報−

                6つの情報をお知らせします

                       転載・転送歓迎

(転載される方はご一報いただけると幸いです)

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★1.『東海第二を止めよう』−「首都圏壊滅」を防ぐために−

  東京電力エリアにとってもむしろ「迷惑発電所

  「令和の敗戦」が起きる前に

東海第二を廃炉にすることが経済的にも最も賢明

  たんぽぽ舎新作パンフ105号 B5判 27頁 頒価 400円

        たんぽぽ舎

★2.日本原電本店抗議(86回)と東京電力本店合同抗議(144回)

  東海第二原発廃炉に!・来年秋の再稼働を阻止しよう!、

  柏崎刈羽原発を再稼働するな! 9/3(水)2つの抗議行動の速報

   小山芳樹(たんぽぽ舎)

★3.みんなスピーチがうまくなってきている

  144回東京電力本店抗議集会での感想    柳田 真(たんぽぽ舎)

★4.試論「廃原発事始め」 第5回

  電力市場システムの改変…容量市場の導入、

長期脱炭素電源オークションほか

        藤岡彰弘(廃原発watchers 能登・富山)

★5.【読者からのつぶやき】

  ☆「長崎の鐘」のもう一つの意味

  上岡直見(環境経済研究所代表)

★6.新聞より2つ

  ◆ガザの悲痛な声 聞いて        長嶺 繁(東京都町田市)

    (9月2日「東京新聞」朝刊5面「発言 読者とともに」より)

  ◆不安の長射程ミサイル        鎌田慧ルポライター

      (9月2日「東京新聞」朝刊17面「本音のコラム」より)

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※9月6日(土)『東電【柏崎刈羽原発】の再稼働はさせない!』講演会

お 話:片桐奈保美さん(「新潟の新しい未来を考える会」会長)

「世界最大規模の原発・東電【柏崎刈羽原発】の再稼働は

させない!」

お 話:上岡直見さん(元新潟県原子力災害時の避難方法に関する

検証委員会委員)

「東電【柏崎刈羽原発】の重大事故で首都圏はどうなる!」

日 時:9月6日(土)14時より16時30分(開場13時30分)

会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 40名

共 催:「なの花の会」(脱原発市民グループ)&「たんぽぽ舎」

予約方法:下記連絡先に、電話かメールで、ご氏名と電話番号を

お伝え下さい。

連絡先:「なの花の会」 清水 寛 080-6554-2374

  「たんぽぽ舎」 柳田 真 03-3238-9035

参加費:1000円(資料代含む)

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※9月18日(木)第1回「沖縄の基地問題と非暴力の抵抗運動」

米軍辺野古新基地建設反対!

 辺野古ぶるー(カヌーチーム)で闘い続ける

鈴木公子さんと千葉和夫さんのトークとDVD上映

お 話:鈴木公子さん(辺野古ぶるー)

 「辺野古新基地建設の現状と問題点など」

お 話:千葉和夫さん(辺野古ぶるー)

原発推進と米軍新基地建設強行の『根っこ』は同じ」

日 時:9月18日(木)18時より20時(開場17時30分)

会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 40名

予約方法:たんぽぽ舎あてに電話03-3238-9035、又はメール

      tanpopo3238@yahoo.co.jp で氏名と電話番号をお知らせ下さい。

     受付番号をお伝えします。

▲第2回は10月16日(木)、同時間(テーマは同じです)

参加費:1000円(資料代含む)

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※9月26日(金)第52回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ!

 老朽原発うごかすな! 東海第二原発再稼働するな! 

 フクシマは終わっていない!

 日 時:9月26日(金)18時30分より19時45分      

       19日は「総がかり行動」なので1週後ろにずれました

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 定 例:毎月第3金曜日

  次回の第53回は、10月17日(金)18時30分より19時45分です。

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※9月27日(土)【山崎ゼミ】

柏崎刈羽原発再稼働強行!?

 財政破綻寸前の東電が抱える深い闇…等々最新情報

お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎共同代表)

 日 時:9月27日(土)14時より17時 開場13時30分

 会 場:たんぽぽ舎セミナー室

参加費:900円(資料代含む)   予約の必要はありません。

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┗■1.『東海第二を止めよう』−「首都圏壊滅」を防ぐために−

 | 東京電力エリアにとってもむしろ「迷惑発電所

 | 「令和の敗戦」が起きる前に東海第二を廃炉にすることが

 | 経済的にも最も賢明

 | たんぽぽ舎新作パンフ105号 B5判 27頁 頒価 400円

 └──── たんぽぽ舎

 そもそも福島第一原発事故以前から東海第二はトラブルが多く、ことに

2009 年は年間の3分の1しか稼働していませんでした。このようにしば

しば止まるので「安定電源」とは言えません。

 そのたびに他の発電所でバックアップが必要になるので、需給バランス

に貢献するどころか、東京電力エリアにとってもむしろ「迷惑発電所

です。(11.東海第二は「迷惑発電所」より抜粋)

 もし、東海第二原発で重大事故が発生したら、チェルノブイリ原発事故

(1986年4月26日、旧ソ連ウクライナ)の避難基準を適用すれば首都圏全

体が「強制移住」に相当します。

 経済システムとして考えても東海第二原発の再稼働は全く割に合わない

選択です。

 「令和の敗戦」が起きる前に、東海第二を廃炉にすることが経済的にも

最も賢明です。              (12.「まとめ」より抜粋)

タイトル 『東海第二を止めよう』−「首都圏壊滅」を防ぐために−

     B5判 27頁 頒価 400円

目次紹介

1.はじめに

2.被害の概要

3.東海第二の大事故は始まっている−「新安全神話」−

4.放射性物質の拡散と被ばく

 ・放射性物質と被ばく

 ・拡散シミュレーションの概要

 ・拡散シミュレーションの使い方

 ・このパンフレットで使用した計算法

 ・シミュレーションの前提

5.事故時の防護措置

6.東海第二を対象としたシミュレーションとその結果

 ・茨城県と原電によるシミュレーション

 ・このパンフレットでの事故想定

7.東海第二のシミュレーション結果

 ・実際の気象条件によるシミュレーション

 ・放出開始からの時間経過

 ・他の気象条件のケース

 ・東海第二が「第二の福島」になる

 ・東海再処理施設との連動事故

8.被ばく量の評価

9.原子力災害における被害推計

10.被害推計の計算

 ・被害範囲から住民が退去することによるGDP損失(フロー損失)

 ・フロー損失の継続期間

 ・ストックの損失

 ・民間の住宅・土地の価値毀損

 ・企業の固定設備・土地の価値毀損

 ・結果の一覧

11.東海第二は「迷惑発電所

12.まとめ

 ※たんぽぽ舎会員には、9月の「月刊たんぽぽ舎ニュース」に

会員サービスとして1冊同封いたします。

 発送をご希望の方は、たんぽぽ舎あてご連絡ください。

送料は1冊で270円、2冊320円、レターパックライト(430円)は、

15冊まで同封可能です。

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┗■2.日本原電本店抗議(86回)と東京電力本店合同抗議(144回)

 | 東海第二原発廃炉に!・来年秋の再稼働を阻止しよう!、

 | 柏崎刈羽原発を再稼働するな! 9/3(水)2つの抗議行動の速報

 └──── 小山芳樹(たんぽぽ舎)

 9月3日(水)、2つの抗議行動が実施されました。

◎ 最初は、17時から18時まで、第86回日本原電本店抗議行動。秋葉

原駅近くの原電本店前で開催。

 64名の参加、カンパは11,813円。A4で4頁の資料を配布。

 主催は「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」。

 司会は、志田文広さん(首都圏連絡会)。

 主催者スピーチの柳田真さん(首都圏連絡会)から、「8/23東海村核施設

見学といばらき大集会参加のバス2台のツアーは86名の参加、プラス

電車等で参加された方20名ほど。いばらき大集会は600名の参加で、

東海村内のデモも元気におこなった」と報告されました。

 脱原発スピーチは、披田信一郎さん(首都圏連絡会)。

 参加者スピーチは、岡田俊子さん(脱被ばく実現ネット)。

 原電本店へ、「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」からの申し入れ書を

披田信一郎さん(首都圏連絡会)が読み上げて原電本店社員へ手交。

 要請書は、反原発自治体議員・市民連盟から、けしば誠一さん。

 恒例の日本原電6人衆による音楽アクション(この日は5名)が3曲。

 行動提起に代わり、佐藤真一さん(茨城県利根町議員)より、「東海第二

原発はどう考えても廃炉が正しい、いばらき県民は東海第二原発におののき

ながら、毎日生活している…原電社長わかっているのか!」と力強い

発言。

 行動の最後は、中村泰子さん(首都圏連絡会)のコールでしめました。

◎ 2つ目の行動は、18時45分から19時45分まで、第144回東電本店

合同抗議行動。67名の参加、カンパは12,474円。A4両面の資料を

配布。主催は「東電本店合同抗議行動実行委員会」。

 呼びかけ:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎。

 司会は、冨塚元夫(たんぽぽ舎)さん。開始は、五十嵐さんより大迫力

多摩川太鼓。武笠紀子さんのコールの後、東電本店への申し入れは、

原発自治体議員・市民連盟より質問状(・東京電力福島第一原発事故

の責任をとり、事故の収束と賠償・補償に専念してください。・新潟の柏

刈羽原発廃炉にして、原発事業から撤退してください。・日本原電へ

の資金援助は止めて、茨城の原発廃炉にしてください)が、武笠紀子

さんより東電社員へ手交されました。

 最初のスピーチは、「原発とめろ!新橋アクション」。

 続いて、丹治杉江さん(ALPS処理汚染水海洋放出差止訴訟原告団

事務局長)よりメッセージ(※)が届けられました(代読:菊池輝子さん)。

 柳田真さん(東電本店合同抗議行動実行委)より「東京電力は8880億

円の大赤字、原因は柏崎刈羽原発と日本原電への2200億円の支出、柏崎

刈羽原発廃炉と日本原電への支出をやめろ…」との発言。

 続く音楽抗議は、まず日本原電6人衆(この日は5人+トランペットの

方)から3曲。

 日音協より6人で2曲の熱唱、続くスピーチは、内海洋子氏さん

(たんぽぽ舎)、木村雅英さん(再稼働阻止全国ネットワーク)。

 告知は、宮口高枝さん(脱被ばく実現ネット)より「脱被ばく子ども

裁判」への応援要請、水尾寛己さん(なの花の会)から「9月6日柏崎刈羽

原発の再稼働をさせない!片桐奈保美さん、上岡直見さんの講演会」、

小山から「9月18日沖縄の基地問題と非暴力の抵抗運動、辺野古

ぶるーの千葉和夫さんと鈴木公子さんの講演と上映」への参加要請など

5人ほどの発言でした。

 そして、中村泰子さんのコールと多摩川太鼓でしめました。

(※)丹治杉江さんのメッセージは、メールマガジンで紹介する予定です。

☆ 2つの抗議行動の動画は、三輪祐児さんがユープランに

  アップしてくれています。

20250903 UPLAN 第86回とめよう!東海第二原発

日本原電本店抗議行動/第144回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=y6PN6sltbss

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┗■3.みんなスピーチがうまくなってきている

 | 144回東京電力本店抗議集会での感想

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

 9月3日(水)、東電本店前の抗議集会が144回をむかえた(12年間)。

 2011年の東電福島第一原発事故後、しばらくして始めた東電本店抗議

行動。

 集会でのみんなのスピーチ(演説)が上手になってきている。

 短い時間ながら、皆内容を的確にのべている(志田さんの演説)。

 又、ふだん発言しない人が自発的に発言した(内海洋子さん)。

きっと、内心の怒りが燃え上がってきてやむにやまれずの発言だったの

だろう。

 でも上手だった。運動は人を育てる(育ててきている)つくづくそう

思った。

 私たちの努力も成功している。−毎月の第2火曜の夕方に定例の東電行

動打ち合わせ会を5〜6人で開いてきたことの効果だ。

 前任者が遠くの他県へ移動したあとも空白になっていないのもこの力に

おっている。

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┗■4.試論「廃原発事始め」 第5回

 | 電力市場システムの改変…容量市場の導入、

 | 長期脱炭素電源オークションほか

 └──── 藤岡彰弘(廃原発watchers 能登・富山)

1.「存原発」の根拠−なぜ原発固執するのか、固執できるのか?

 ニ.電力市場システムの改変は続く

   容量市場の導入

 2016年以降本格化した電力自由化発送電分離によって、電力市場に

は再エネの電力が一気に増え、価格競争による市場価格の大幅な下落が

予想されました。

 それでは電力社債を使って資金調達を行ってきた電力各社は、その返済

にあてていた電気料金が下がってしまい苦境に落ちかねません。

 そういう事態を避けるため、政府は電力広域的運営推進機関(OCC

TO)を通して、2020年に電力容量市場を開設しました。

 この市場には変動電源とされる太陽光や風力は初めから除外され、最低

入札容量も千kw以上のため、小規模電力会社は入札もできません。

 それなのに稼働していない原発まで含めた発電可能容量をもとにして既

存の電力会社は入札できるのです。

 この制度では、落札しても実際に電気が買えるのは4年後、売るにも買

うにも長期予測が立てられる大電力会社が圧倒的に有利な仕組みになって

います。

 だから大電力会社は、この市場で電気を安く買い取り、消費者が支払う

高い電気料金を、原発再稼働に向けて設備投資した資金の返済に充てるこ

とができるのです。

・長期脱炭素電源オークション

 政府はこの容量市場に追加して、2023年に長期脱炭素電源オーク

ションを開設しました。

 再エネ電源が阻害されているとの批判をかわし、新規の電源開発を進め

ることを目標としましたが、2023年第1回オークションの結果は、LN

G火力が576万kw、原発中国電力島根3号)132万kw、蓄電池

109万kw、アンモニア混焼石炭火力77万kw等でした。

 翌2024年度は、既設原発の安全対策投資が追加され、日本原電東海

第二、北海道電力泊3号、東京電力柏崎6号と、全脱炭素電源枠の6割以

上を占めた原発関連ばかりが目立つ結果となりました。

 落札会社は、その分の電力を、発電が開始された時点から全量市場に提

供することを条件に、原則20年間、再稼働に向けた設備投資のための資

金提供を受けられることになっています。

この落札会社に支払われる原資こそ、私たちが支払う毎月の電気料金

なのです。

・新たな債券(ボンド)も次々と

 こういった市場改革に並行するようにして、欧米などでは温暖化ガス排

出削減のための資金獲得を目的とした様々な債券が発行されはじめ

ました。

 その代表格がトランジションボンド(移行債と訳されます)です。

 日本政府は2021年に発行条件等の指針を公表、2024年以降電力各社は

次々とこのトランジションボンドを発行し、九州電力関西電力、北海道

電力3社の合計額は1350億円にまで達しました。

 このトランジションボンドよりさらに好条件で資金調達が可能とされて

いる、グリーンボンドやサステナビリティボンド、ソーシャルボンドと

いった様々な債券があり、電力各社はこれらの新しい債権発行への画策

を始めています。 (第6回に続く)

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┗■5.【読者からのつぶやき】

 └──── 

☆「長崎の鐘」のもう一つの意味

        上岡直見(環境経済研究所代表)

 原爆の季節になると、よく「長崎の鐘」(サトウハチロー作詞、古関

裕而作曲)という曲が放送などで流れることがある。

 この曲の冒頭で「こよなく晴れた青空を、悲しと思う切なさよ」という

歌詞がある。これは被災した人の心情を表現したものだと思うが、実は

恐い意味がある。

 それは、大気が澄んでいると核爆発の熱線が通りやすくなるからである。

 実際の長崎への原爆投下では、投下機は小倉が第一目標だったが視界不

良のため第二目標の長崎に向かい、長崎も視界不良だったが、雲の切れ間

から一瞬だけ地上が見えて投下したという記録がある。

 これから推定すると、原爆が炸裂したのは雲の下だが全体的に大気がか

すんでいたのではないかと思われる。もしよく晴れていたら、熱線が通り

やすく、火傷の被害がもっとひどくなったかもしれない。

 もちろんサトウハチローはこのようなことは知らずに作詞したのだろう

が、核爆発の被害を推定する計算式を見ると、いつもこのことを思い出す。

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┗■6.新聞より2つ

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 ◆ガザの悲痛な声 聞いて

                  長嶺 繁(東京都町田市)

 東京・滝野川会館で劇団文化座の朗読劇「ガザ・モノローグ」を見た。

若者たち11人の出演とピアノ、バイオリンだけのステージ。

 2008年から2009年、ガザ地区に対するイスラエル軍の空襲と地上攻

撃を経験した若者たち約30人が書いたモノローグ集は、パレスチナ市民

の声なき声を伝え、世界30カ国以上で公演されてきた。

 2014年の大規模なガザ侵攻に次いで、2023年10月7日以降、ハマス

の報復としてガザへの攻撃が続き、「ガザ・モノローグ」は内容を新たに

して順次公開されているという。

 マスコミ報道で知る出来事とは全く違うことを知った特別な一日

だった。イスラエル軍が続けるガザ封鎖で、市民の飢餓は深刻だ。軍は攻

撃を強め、人道危機はさらに悪化。はやりの「日本人ファースト」の言葉

が軽くむなしい。

     (9月2日「東京新聞」朝刊5面「発言 読者とともに」より)

 ◆不安の長射程ミサイル         鎌田慧ルポライター

 党内事情からか、8月敗戦記念日の首相談話を不発にした石破茂首相、

月末には陸上自衛隊のヘリコプターで横須賀の海上自衛隊基地に飛んで、

護衛艦から航空母艦に改造変身したばかりの「かが」に着艦した。その

後、すぐそばの米海軍横須賀基地に停泊中の英海軍の最新鋭空母

プリンス・オブ・ウェールズ」に乗船。日英空母のハシゴだった。

 中谷元防衛大臣を伴って約1時間、艦内を見学して「かが」に帰り、

整列した隊員に大演説。

 「我が国と各国が連携して強い意志と能力を示すことは、抑止力向上に

大きく寄与する」(本誌8月29日)

 「軍事オタク」と言われている首相は、抑止力というのだが、その2隻

は西太平洋での日米英など、6カ国の共同訓練に参加し、艦載機が相互に

着艦する訓練を実施してきたばかり。「台湾有事」にむけた軍事訓練

だったのは明らかだ。

 その後、防衛省は有事の際に敵の射程圏外から攻撃可能な長射程ミサイ

ルを2025年度以降、熊本、静岡、宮崎と北海道などに配備する計画を発

表した。護衛艦や戦闘機にも搭載するという。

 8月の敗戦記念日が終わるのを待っていたかのような、「敵基地攻撃能

力」の具体的な配備計画の発表であり、「専守防衛」の約束の廃棄

である。来年度の防衛予算は8兆8千億円。過去最大である。

        (9月2日「東京新聞」朝刊17面「本音のコラム」より)

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※【動画アップの紹介】

☆「なにぬねノンちゃんねる」

・2025-05-07第82回、日本原電本店抗議行動

 https://www.youtube.com/watch?v=B69eWsLQsJM

☆maruo yukifumiさんのツイキャス

・20250604 第141回東電本店合同抗議行動1

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/817495955

・20250604 第141回東電本店合同抗議行動2

https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/817497612

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

 https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20250903 UPLAN 第86回とめよう!東海第二原発

      日本原電本店抗議行動/第144回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=y6PN6sltbss

・20250823 UPLAN 東海村核関連施設バスツアー〜東海村が危ない!

 https://www.youtube.com/watch?v=ZCpRWeB6IQY

・20250823 UPLAN STOP!! 原電東海第二原発の再稼働

              いばらき大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=pfsCqsXR-Uw

・20250823 UPLAN 【デモ】STOP!! 原電東海第二原発の再稼働

              いばらき大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=v0jH-p7aJtg

・20250728 UPLAN 白石草「(福島県)「甲状腺検査」の今」

 https://www.youtube.com/watch?v=4jNaSaGMXms

・20250712UPLAN 山崎久隆

「東電の闇 経営破綻寸前で原発再稼働の恐怖」

https://www.youtube.com/watch?v=KGnu7sewuzk

・20250702 UPLAN 第84回とめよう!東海第二原発

  日本原電本店抗議行動/第142回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=UwY7gFox7zs

・20250626 UPLAN 山田朗 第7回講座

 「サンフランシスコ講和条約日米安保

 https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4

・20250620 UPLAN 第49回原発いらない金曜行動

 https://www.youtube.com/watch?v=xjOEzjSaz_M  

・20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジー現代社会」

https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw

・20250607 UPLAN 多原良子

 「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」

https://www.youtube.com/watch?v=uPF1s5TdIwI

・20250606 UPLAN 東電株主代表訴訟控訴審判決

 https://www.youtube.com/watch?v=-riUMrgEtn0

・20250531 UPLAN 珠洲原発阻止−日本を救った人たち

 青木美希氏のたんぽぽ舎36周年記念講演

 https://www.youtube.com/watch?v=PTN4EjtIt3o

・20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」

 https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0

・20250516 UPLAN 原発いらない金曜行動

 https://www.youtube.com/watch?v=2jKKr4bGzH4

・20250515 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第6回】

 「G2と逆コース、朝鮮戦争再軍備

 https://www.youtube.com/watch?v=mrBkxefHXMg

・20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決

 https://www.youtube.com/watch?v=9smkeHHg5kk

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

5.【読者からのつぶやき】(仮)

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

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  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

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一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

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