たんぽぽ舎です。【TMM:No5032】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5032】

2024年6月8日(土)地震原発事故情報−

            5つの情報をお知らせします

                  転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.「電力不足」キャンペーンは原発推進の布石

  電気が足りなくなる根拠はない (下)(了)

  日本で最も必要な電力設備は「蓄電所」と「高効率送電システム」

  ◆6月15日(土)の山崎ゼミで最新情報を学習しよう

                  山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★2.東電福島第一原発で発生した電源ケーブル損傷は

  感電死もありえた重大な事故だった

6900ボルトの電源ケーブルをドリルで損傷

              今井孝司(地震がよくわかる会)

★3.複合的観点で議論を 「ローカル線は郷愁で残せ」

  【地域の足どうする?交通問題を考える】

                  上岡直見(環境経済研究所代表)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 ◆とめよう東海第二原発 (6月29日)葛飾区亀有

  「なんで原発動かすの? どこに逃げたらいいの?」

★5.新聞より1つ

 ◆元旦の警報 みんな車に乗った   (上)道路渋滞

  柏崎刈羽「避難計画 絵に描いた餅」

  <住民を守れるか 東電・再稼働を問う>

(6月8日東京新聞1面より抜粋)

━━━━━━━ 

※6/15(土)山崎ゼミ『東電柏崎刈羽原発と東海第二原発のいま』−

    現状と問題点−

 お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 日 時:6月15日(土)14時より17時 

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約の必要はありません。

━━━━━━━ 

※6/21(金)第37回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:6月21日(金)18時30分より19時45分  

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会 定例:毎月第3金曜日

  第38回は、7月26日(金)18時30分より19時45分です。

   (7/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

━━━━━━━ 

※6/23(日)東海第二原発が危ない!防潮堤欠陥工事を中止せよ!

 第12波一斉行動…たんぽぽ舎の行動案内

 (注)前回お知らせしていた6月2日(日)は雨のため延期しました。

 日 時:6月23日(日)14時より15時15分

 場 所:JR御茶ノ水駅…お茶の水橋口改札前と聖橋口改札前の2ヵ所

 内 容:リレートーク、ビラ配布、新署名「再稼働はダメ、

     廃炉を求める!」、横断幕・ノボリ旗でアピール

  第12波一斉行動の呼びかけは「東海第二原発いらない!

   首都圏首都圏ネットワーク」です。

━━━━━━━ 

※【読者からのつぶやき】(仮) 投稿歓迎!

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

   ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

   武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 ☆投稿は、別アドレス< tanpopo3238@yahoo.co.jp >へ。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.「電力不足」キャンペーンは原発推進の布石

 | 電気が足りなくなる根拠はない (下)(了)

 | 日本で最も必要な電力設備は「蓄電所」と「高効率送電システム」

 | 6月15日(土)の山崎ゼミで最新情報を学習しよう

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

4.電力需要の現状と見通し

 2023年度の日本の電力消費量は震災後最低を記録し前年度比2%減の

8020億kwh。酷暑と言われた夏があっても、節電が浸透した結果だ。

 これを基本として、電力中央研究所が2024年1月に発表した電力需給

予測を見ていただきたい。

 「基礎的需要」として「2040年度を8170〜9030億kWh、2050年度

7750〜9060億kWh」と想定している。

 これは2019年度から見て2040年度までにマイナス190からプラス690億

kWh、2050年度までマイナス600億からプラス710億kWhに相当する。

最も増える数値(これはあり得ないレベルだが)を2023年度と比較すると、

2040年で+1010億、2050年で1050億だ。現在から12から13%増。毎年

0.5%程度の省エネでまかなえるレベルだ。発電設備を今より増強する

必要はない。

 一方、マイナスになる要因の多くも省エネだ。技術革新で機器類の省

エネは相当進むと見てよい。そして現実には、少子高齢化もあり、マイ

ナスになるシナリオの方がはるかに現実に近いと思われる。

 理由は簡単。エネルギーコストは大きく下がる要素はない。

 現在、過去最も高い電気料金に苦しむ人々や産業が、さらに電力消費

量を増やすようなスタイルを選ぶとは考えにくい。

 生成AIやストレージ産業も、電力コストを下げなければ売れない

わけで、省エネ技術は最も重要な技術革新のテーマになる。

5.発電設備ではなく送電と蓄電が重要

 今日本で最も必要な電力設備は、発電所ではなく「蓄電所」と「高効率

送電システム」だ。

 太陽光と風力は自然のままに発電するから、人間が必要なときに発電

してくれない。だから発電しているときには電気が余る現象も起きている。

 特に太陽光の場合は、電力消費量を超えて発電することが頻発し、送電

を遮断しているのが現状だ。

 蓄電は蓄電池を使う場合、例えばEV車のバッテリーなどを使うとし

たら、それらの製品を大量に製造する必要がある。レアメタルなどの素材

の不足などで問題が生じる可能性がある。新しい発想が必要だ。

 例えば廃坑の縦坑を利用した重力蓄電などは有望だ。

 数百メートルもある縦坑内に錘をケーブルで吊り下げるだけの構造だ。

ケーブルの端は滑車につながり、これが発電機とモーター兼用のコイル

につながっている。

 使用前には巻き上げられていて、電気が必要なときには錘を下げる。

つながっているケーブルを介してモーターが回ると、発電できるという

仕組みである。

 起動速度はきわめて速い。ガスタービン発電でも数十秒、揚水式で1分

ほどはかかるのに対し、重力式は1秒だという。

 錘が下に届いた段階で発電は終わる。その後、電気が余っている時間帯

になるとモーターが錘を引き上げる。そうして、次の発電に備えて待機する。

 こうした構造物をたくさん作れば、発電所の替わりになる。

 揚水式発電も原理は同じだが、ダムを二段に造る揚水式では自然への

影響が大きい。

 また、ダムの圧力で地震が起きる懸念もある。

 重力式ならば上下動だけで自然へのインパクトはほとんどない。太陽光

発電所のそばに作れば、電力余剰の時間帯に回路を切り替えるだけで蓄電

できる。

 発電、送電、変電設備は必要だが、今の水力設備のようにほとんどを

地下に作ることになるだろう。

 発電効率は75%、すなわち投入した電力量の75%を回収できるから、

他のどの蓄電方式よりも効率がよい。

 重力式は一例だが、このほか高温岩体蓄電、圧縮空気蓄電、水槽蓄電

など、様々な方式が開発され、実用化されつつある。

 しかし、その発電元が原発では、何の意味もない。

 自然エネルギーだからこそ、意味があるのである。

             (初出:5月24日たんぽぽ舎「金曜ビラ」)

 ◆ 山崎ゼミにご参加ください。

  6/15(土)山崎ゼミ『東電柏崎刈羽原発と東海第二原発のいま』

   −現状と問題点−

  お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

  日 時:6月15日(土) 14時より17時  

  会 場:「スペースたんぽぽ」

  参加費:800円(資料代含む) 

   ◇予約の必要はありません。

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働、日本原電は東海第二原発の再稼働

をしようと躍起になっていますが、次から次へと工事や運営にぼろが

出て、「安全・安心はどこ?」「そう、どこにもない」有様です。

 今回も最新情報で「今」を知り、これからの運動に生かしていきま

しょう。

毎回山崎ゼミは3時間。しっかり学習し、あなたの疑問も解いて

いきましょう。

 

┏┓ 

┗■2.東電福島第一原発で発生した電源ケーブル損傷は

| 感電死もありえた重大な事故だった

| 6900ボルトの電源ケーブルをドリルで損傷

└──── 今井孝司(地震がよくわかる会)

○初めに

 4月24日午前10時43分ごろ、ALPS処理水を海水と混ぜるために送り

出すポンプが停電により停止しました。同じ時間帯に700m離れた場所で、

新たなケーブルを敷設するために、コンクリート舗装面を削岩機で剥が

している工事の最中でした。その工事の際に、電源ケーブルを損傷して

しまい、停電に至ったもようです。

 作業員が一人、医療機関に緊急搬送されました。「右頬部・右前腕2度

熱傷」と診断され、入院はせず、帰宅しました。(4/24、4/25記事のまとめ)

 私は、当初、素人考えで、損傷したケーブルはおそらく、200V前後

だろうと、もし高圧線なら、既存の電源を落として、作業しているだろう

と考えていたので、作業員の命は大丈夫だろうと、考えていたのですが…。

まさのあつこさんの報告はいろんな意味で、想像を絶するものでした。

 関連記事(6件)の紹介と事故を受けた4月26日規制委の検討会の議事録

とYoutuube動画の頭出しを当会のHP( http://jishinga.com/ )にアップ

しました。皆さんの考察に役立てれば幸いです。

 HPから特集コーナーの「6900Vケーブル−ドリルで損傷」のアイコン

クリック、もしくは以下のURLから読むことが出来ます。

http://jishinga.com/tokushuu/FUKU_CAB_CUT/main.html

 以下は内容の抜粋です。

(7) まさのあつこ 5/3 高圧線をドリルで損傷、作業員は感電、

  ALPS水放出は停止、東京電力の指示通り

○2次請作業員が手順書で指示されたのは、埋設管路の補修のために、

「コンクリート舗装を剥がして」ということ。指示通りにコンクリート

ドリルで掘削していたころ、管路を突き抜け、中の高圧線(6900ボルト)

を傷つけた。

○なぜ工事前に電気を止めなかったか?(東電の思い込み)

・東電は高圧線の損傷のリスクは認識していたが、高圧線までは十分な

離隔距離があると「思っていた」。

・「だから」施工の前に電気を止めなかった。

○管路も突き抜けるようなものとは「思っていなかった」

・東電は、コンクリート舗装は10センチぐらいの厚さで、その下に砕石、

その下に高圧電線が入っている管があると「思っていた」。しかし、実際

には東電が思い込んでいたように砕石はなかった。

○図面はなかったのか?(元の施工者も関電工)

・今回の工事を行う場所の「図面はなかった」。

・元々の高圧線の敷設を行ったのはいつか?との私の質問ははぐらかされ

 たが、「事故の前か事故の後か」という他の記者質問に「事故後」だと回答。

・当時、施工を請け負ったのは関電工で、今回も関電工。

・図面もなく「コンクリート舗装を剥がせ」という指示で、作業員を働かせた。

(10) まさのあつこ 5/13 山中委員長

  「感電によるものなのかどうかというのは判断できない」

○伴信彦原子力規制委員会委員

 昨年、体表面汚染の事案が起きて、HTIで汚染水の漏洩が起きた。

 そこまでは「またこういうことが起きてしまったのか」という感覚だっ

たんですが、この増設雑個体が起きたときには、「何やってんだろう」

というのが正直な感想。

 そして、一昨日、電源が落ちて負傷者出ました。正直、頭抱えました。

「どうしたらいいんだろう」。だって、ケーブル損傷して電源落ちまし

たって、皆さん、どれぐらい深刻で、馬鹿らしくて深刻かという感覚を

お持ちですか。ほんと馬鹿らしい事案だと思いますよ、これ。

 人間の手術で言ったら、えらい皮下脂肪の厚い患者さんだと漫然と切り

進めていったら動脈切ってました。出血多量で死んじゃいました。そんな

話ですよ。(略)手順書に沿ってやった結果、こういうことが起きて

しまいました。全部一緒ですよ。

┏┓ 

┗■3. 複合的観点で議論を 「ローカル線は郷愁で残せ」

 | 【地域の足どうする?交通問題を考える】

 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

インフラ危機

―採算性を考えると鉄道の赤字ローカル路線の存続は困難では。

上岡:「郷愁ではローカル線線は残せない」といわれる。

 しかし、特別な感情を抱けるからこそ残す価値がある。「ローカル線は

郷愁で残せ」ということを強く主張したい。

 特に地域と共に歩んできた駅の役割は重要だ。

 福井県北部の第三セクターえちぜん鉄道が評価されるのは、駅を町

の拠点にしようと努力しているから。

 ところが鉄道各社は、駅の無人化を進めている。効率性だけで赤字路線

の問題を議論することは間違いだ。

―とはいえ、特に地方では人口減少が急速に進んでいます。

上岡:だからこそ、駅の存在意義は大きい。北陸3県の1995年と2015年の

国勢調査データを比較したところ、「駅の半径2キロ圏内の地域」は

「駅のない地域」に比べ、人口の減少率が明らかに緩やかだった。

 確かに地方では駅周辺のシャッター街化が進んでいるが、車の運転が

困難な高齢者らには歩いて暮らせる大切な生活拠点だ。

 廃線は住民の足を奪い、生活を脅かすことになりかねない。

―鉄道会社、自治体などはバスへの転換を模索しています。

上岡:利用者が増加に転じるとは思えない。運転本数が減り、さらに利用

者が減るという負のスパイラルに陥りかねない。

 「2024年問題」による運転手不足も深刻で、結局はバス路線も維持でき

なくなるのでは。鉄道のバスへの転換は、公共交通機関が失われる最初

のステップとなる。

―では鉄道路線をどうすれば維持できるのでしょうか。

上岡:「クロスセクター・ベネフィット」という考え方がある。

 これは「ある部門で実施された施策が、他の部門に利益をもたらす

効果」を意味する。公共交通機関が赤字であっても、その利便性が医療、

福祉、都市整備などの行政費用の節約につながるという発想だ。

 人口5万人程度の地方都市を想定したとき、公共交通機関の維持の

ために国・県・市が計7000万円を補助することで、3億5600万円の便益

を生み出すとの試算もある。

 道路を整備するより、既にある鉄路を維持する方がはるかに安上がり

だ。公共交通機関という観点から、鉄道の存続を考えなければならない。

地方の赤字路線では微々たる収入を得るより、いっそ運賃を無料にして

しまうのはどうか。

―これは地方だけの問題でしょうか。

上岡:都市部でも、鉄道会社は列車のワンマン運転化、駅の有人窓口の

廃止などを進めている。廃線の恐れはなくとも、サービスの低下は招き

かねない。

 そもそも日本人は「公共性」を軽視しがちになった。これは交通分野

だけではなく、福祉、教育、水道にも共通する問題だ。

 赤字路線の廃止がやむを得ない面も確かにある。

 しかし、それを認めてしまうと取り返しがつかなくなる。路線維持には

上下分離方式という方法もある。赤字だから廃線、という安易な考えには

抵抗すべきだ。

 【聞き手・高橋昌紀】

かみおか・なおみ

 1953年生まれ。東京都出身。早大大学院理工学研究科修了。

 技術士(化学部門)。交通権学会会長などを務めた。

 著書に「持続可能な交通へ―シナリオ・政策・運動」「鉄道は誰の

ものか」「時刻表が薄くなる日」など。原発問題にも取り組んでいる。

               (6月1日「毎日新聞」朝刊18面より)

┏┓ 

┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

◆とめよう東海第二原発

 「なんで原発動かすの? どこに逃げたらいいの?」

 お 話 大石光伸 (東海第二原発差止訴訟原告団共同代表)

 と き 2024年6月29日(土)    14:00(13:30開場)− 16:00

 ところ 葛飾区亀有地区センター多目的ホール(定員100名)

 主 催 「ひろば葛飾から」

    〒125-0061 葛飾区亀有2−58−1−403 (白倉)

    Tel.03−3604−9182

 「逃げられない」「避けられない」「助けに来てもらえない」それが

1月の能登半島地震ではっきりしました。その後、愛媛や茨城などで地震

が頻発しているのに岸田政権はなぜ原発を動かすのでしょうか?

〇 昨年9月に発覚した東海第二原発の安全対策工事の欠陥。再稼働でき

るはずのない危険をはらんでいますが・・・ 

〇 東海村周辺6市村の現状は?

〇 運転差止訴訟控訴審の進み行きは?

現状を踏まえ、大石さんが再稼働を止めるために私たちに伝えたいこと

をお話しくださいます。共に考え、行動につなげましょう。

 

┏┓ 

┗■6.新聞より1つ

 └──── 

 ◆元旦の警報 みんな車に乗った   (上)道路渋滞

  柏崎刈羽「避難計画 絵に描いた餅」

  <住民を守れるか 東電・再稼働を問う>

 東京電力柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で核燃料の装填(そうてん)

を終えて1カ月余り。国は事故時の住民避難のための予算付けを約束する

など、再稼働に向けて地ならしを進める。だが、本当に住民がスムーズに

避難し、命を守れるのかは疑問を残す。能登半島地震では、立地する柏崎

市内で大渋滞が起きたほか、屋内退避の困難さも浮き彫りにした。再稼働

すれば、電気を享受する首都圏に住む私たちにとっても無関心ではいられ

ない。3回にわたり、避難の実効性を考える。

      (この連載は渡辺聖子、大野孝志、荒井六貴が担当します)

 ウーッという低い音が、2時間以上にわたり鳴り続けた。東京電力柏崎

刈羽原発のお膝元の新潟県柏崎市は、元日の能登半島地震で最大震度5強

の揺れに襲われた。市内では1993年以来の津波警報が発令され、沿岸部の

防災行政無線のスピーカーからサイレンが響いた。

 正月ののんびりした雰囲気は一変。海から離れた幹線道路の国道8号や、

北陸自動車道につながる別の国道が避難の車で大渋滞した。ガソリン

スタンドには長い列もできた。市の担当者は「海から離れようと山側へ

向かった人がいたことに加え、内陸側の人も同時に避難したことが要因」

と説明する。

 一部の車は高台の住宅団地にも集まり、避難場所ではない道路で路上

駐車の列ができた。市議の佐藤正典さん(58)は「何十台も止まり、警報

の解除を待っていた」と振り返る。そして、脳裏によぎったのは原発だった。

地震と同時に原発事故も起きていたら、計画通りの避難ができただろ

うか」(中略)

 柏崎刈羽が再稼働すれば、電気は首都圏に供給される。高桑さんは

避難訓練に参加してみると、計画は絵に描いた餅にすぎず、住民の

被ばくにも無神経だと分かる」と指摘した上で、こう訴える。「首都圏

の電力のために、地元住民は事故の不安と背中合わせになっている。

人ごとではないことを知っていますか」

(6月8日東京新聞1面より抜粋)

 ※詳細はWEBで: https://www.tokyo-np.co.jp/article/332221

「人の心を分かっていない」避難計画の疑わしさ 原発の街は

津波警報」の元日、逃げる車で大渋滞した

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

☆maruo yukifumiさんのツイキャス

・20240605 第71回日本原電前抗議の1

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/795071713

・20240605 第71回日本原電前抗議の2

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/795074061

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240605 UPLAN 第129回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=8OET820f7Dk

・20240601 UPLAN 辻野弥生「なかったことにはできない 関東大震災

 知られざる悲劇・福田村虐殺事件」

 https://www.youtube.com/watch?v=fdoN-AfiuCg

・20240518 UPLAN たんぽぽ舎35周年記念講演

 木原壯林さん「老朽原発うごかすな!稼働原発は即時停止を!」

 村上志保さん(東海村村議)「私が東海村で取り組みたいこと」

 https://www.youtube.com/watch?v=1qs20ZxENP0 (約2時間)

・20240427 UPLAN 川口正昭「群馬県追悼碑撤去問題を考える」

 https://www.youtube.com/watch?v=-hRld857H5o&t=6s

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に〜

 地震津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・広瀬 隆…私のYouTube「ロックフェラー財閥シリーズ第26話」で

 5月5日、「チェルノブイリ原発事故と放射能の基礎知識」を掲載。

 https://youtu.be/rRg2bq8B-Dk

ソ連の“ウラルの核惨事”と“キューバ・ミサイル危機”大事件に

 ついては「ロックフェラー財閥シリーズ第25話」

 https://youtu.be/6g2-jh1J9JU

・“スリーマイル島原発事故”の被害とイギリスの“ウィンズケール

 再処理工場”による海の汚染は「ロックフェラー財閥シリーズ第24話」

 https://youtu.be/4XFzySIQi10  ぜひ、ご覧下さい。

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

5.【読者からのつぶやき】(仮)

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

────────── 

一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

              日曜・休日はお休みです。

         〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-1-1

                     高橋セーフビル1F

             TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

              HP http://www.tanpoposya.com/

               郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

              口座番号 00180-1-403856