たんぽぽ舎です。【TMM:No5089】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5089】

2024年9月28日(土)地震原発事故情報−

            4つの情報をお知らせします

                  転載・転送歓迎

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★1.東京高検、最高検に 控訴をするなの要請を!

  控訴期限は10月10日です

  何としても、無罪を確定しなくてはなりません

  <社説>袴田さんに無罪判決 再審に道開く法改正こそ

   9月27日東京新聞紹介

           袴田巌さんを救援する清水・静岡市

★2.映画「マミー」公開で林眞須美氏の再審開始を

                    浅野健一

★3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 ◆9・30東海村JCO臨界事故から、25年 追悼と抗議集会のご案内

  9月30日(月)午前10時〜 於:経産省別館前

 ◆もんじゅ西村 察ハラ裁判「4」(行政訴訟) (10月18日) 

★4.新聞より2つ

 ◆ 証拠捏造(ねつぞう)の袴田事件

  証拠は「捜査機関(注)による偽造の疑い」(判決文)

           沈思実行(210) 鎌田 慧(ルポライター

  (9月18日「週刊新社会」第1371号より)

◆核燃料、初の中間貯蔵開始 東電柏崎原発使用済み69体搬入

(9月26日 18時03分 東京新聞共同通信)配信)

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メールマガジン読者の皆様へ、「サーバー変更のご案内」です。

 現在、たんぽぽ舎が借りているメールサーバーを変更します。

 発信元のアドレスは、「nonukes@tanpoposya.net」で変更ありません。

 新サーバーからのメールマガジンの発信は、9月30日(月)を予定して

おります。

 また、「gmail.com」のドメインの方は、発信してから約8時間ほど

たたないと受信できない場合があるといわれています。

 9月30日(月)以降、メールマガジンが配信されない場合は、

「nonukes@tanpoposya.net」あてにお問い合わせ下さい。

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※10月12日(土)第3回目の藤原寿和さん講座は

 講師の都合で中止とさせていただきます。大変申し訳ありません。

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※10/2(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

        2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第75回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ

  欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず

  小手先の補修工事でなんとかなるものではない

  日本原電は再稼働をあきらめ、いますぐ廃炉を決めよ!

 日 時:10月2日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

             ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

  ☆第76回は、11月6日(水)17:00より18:00です。

2.「第133回東電本店合同抗議行動」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:10月2日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

  ☆第134回は、11月6日(水)18:45より19:45です。

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※10/5(土)学習会

 「東海第二原発敦賀原発2号機を廃炉に追い込む」

 日 時:10月5日(土)14時より17時

 お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

     山本雅彦(敦賀市原発住民運動福井・

      嶺南センター事務局長)(Zoom参加)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 問い合わせ:志田(世話人) 090-9309-6722

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※10/19(土)浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」講座

 「つながり合う世界」とらえ返しの焦点=パレスチナ

 日 時:10月19日(土)14時より17時(開場13時30分)

 お 話:板垣雄三東京大学名誉教授

           (中東イスラーム研究・世界文明戦略研究)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

定 員:40名 予約受付中

       たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール

       <tanpopo3238@yahoo.co.jp> あてに、ご氏名と電話

       番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

 講座主宰:浅野健一(アカデミックジャーナリスト、

           「人権と報道・連絡会」代表世話人

 参加費:1000円(資料代含む)

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┗■1.東京高検、最高検に 控訴をするなの要請を!

 | 控訴期限は10月10日です

 | 何としても、無罪を確定しなくてはなりません。

 |  <社説>袴田さんに無罪判決 再審に道開く法改正こそ

 |  9月27日東京新聞紹介

 └──── 袴田巌さんを救援する清水・静岡市

袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会の山崎です。

控訴期限は10月10日です

 何としても、無罪を確定しなくてはなりません。

 はがきを送ってください。

 また東京高検、最高検に電話してください、メールしてください。

控訴するなのオンライン署名に協力してください 下記からアクセスできます。

https://www.change.org/p/%E8%A2%B4%E7%94%B0%E4%BA%8B%E4%BB%B6-9-26%E7%84%A1%E7%BD%AA%E5%88%A4%E6%B1%BA%E5%87%BA%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F-%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E3%81%AE%E6%8E%A7%E8%A8%B4%E3%82%92%E8%A8%B1%E3%81%99%E3%81%AA-%E7%84%A1%E5%AE%9F%E3%81%AE%E8%A2%B4%E7%94%B0%E5%B7%96%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AB%E4%B8%80%E5%88%BB%E3%82%82%E6%97%A9%E3%81%84%E7%9C%9F%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%82%92-%E5%85%83%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%BC%E8%A2%B4%E7%94%B0%E5%B7%96%E3%81%95%E3%82%93-88%E6%AD%B3-%E3%81%AF%E7%84%A1%E5%AE%9F%E3%81%A7%E3%81%99-%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AE%E7%BD%B2%E5%90%8D%E3%81%8C%E5%8A%9B%E3%81%A7%E3%81%99

 そしてほかの方にも呼び掛けてください

 9月26日 58年を経て、袴田さんに無罪判決が言い渡されました

 これまでのご支援ご協力に感謝いたします 引き続き、支援協力を

お願いいたします

※事件の詳しい内容は、弁護団ホームページ https://hakamada-jiken.com/

◆<社説>袴田さんに無罪判決 再審に道開く法改正こそ

      (9月27日東京新聞

 静岡県の強盗殺人事件で死刑が確定した袴田巌さんに静岡地裁の再審

公判で「無罪」が言い渡された。無実の訴えから半世紀余。早く真に自由

の身とするためにも、検察は控訴してはならない。「開かずの扉」と評

される再審制度も根本的に問い直すべきだ。

 「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」−。1985年に刑事法の大家

だった平野龍一・元東京大学長は論文にそう記した。

 80年代に死刑囚が相次いで再審無罪となった。免田事件、財田川事件、

松山事件、島田事件。まさに死刑台からの生還だった。

 袴田さんは戦後5例目になる。事件は66年。それから58年もたって、

やっと「無罪」の声を聞いた。気の遠くなる歳月を考えても、刑事司法

関係者は深刻な人権問題だと受け止めるべきである。

 異常な取り調べだった。袴田さんは強く否認したが、連日、平均12時間

を超える過酷な調べを受け体調も崩した。取調室で小便もさせられた。

拷問に等しい。20日目に「自白」したが、同地裁は再審判決で「自白調書

は非人道的な取り調べで獲得されたもので、捏造(ねつぞう)と認めら

れる」と指弾した。

 死刑確定の証拠も怪しかった。みそタンクの中から発見された「血痕の

付いた5点の衣類」は、確定判決の根拠とされたものの、そもそも事件

から約1年2カ月後に見つかったこと自体に不自然さが伴う。血痕に

「赤み」が残っていた点も鑑定で「1年以上では赤みは残らない」とされた。

 この点についても同地裁は「捜査機関によって血痕を付ける加工が

され、タンク内に隠匿されたものだ」と断罪した。捜査機関が故意に

袴田さんを犯人に仕立て上げたのだ。何と恐ろしいことか。

◇3重の不正義を許すな

 袴田さんの裁判を見るだけでも、いまだ「絶望的な刑事裁判」が続い

ているのは明らかだ。

 とりわけ無罪までの時間が長すぎる。最高裁は75年、「疑わしきは被告

人の利益に」との刑事裁判の原則が再審制度にも適用されるという決定を

出した。

 この原則に立てば、もっと早く袴田さんに無罪が届けられたはずだ。

死刑確定の翌年に第1次の再審請求がされたが、再審が確定するまで実

に42年もかかった。

 無実の人を罰する不正義。真犯人を取り逃がす不正義。無罪まで長い

歳月を要する不正義。冤罪(えんざい)には3重もの不正義がある。これ

はあまりに絶望的である。

 袴田さんの無罪はゴールではなく、刑事訴訟法の再審規定(再審法)

を改正するためのスタートの号砲とすべきである。

 再審法は約100年前の条文を使って、戦後もずっと放置されてきた。

わずか19条しかない。再審法の改正は喫緊の課題である。

 例えば無罪にたどり着くまで長い時間を要するのは、再審開始決定に

検察官が不服申し立てをできる仕組みがあるからだ。

 袴田さんの場合も、2014年に地裁で再審開始決定が出ながら、検察官

が即時抗告をしたため、再審開始が確定するまで約9年も経過してしまった。

 いったん再審が決まれば、検察官の不服申し立ては禁止する法規定が

必要だ。冤罪の被害者は一刻も早く救済すべきなのは当然ではないか。

今回の無罪判決についても、検察は控訴せずに無罪を確定させるべきである。

 証拠開示の在り方も大きな問題だ。再審については明文の規定が存在

せず、裁判所の裁量に委ねられているにすぎない。

 「存在しない」と検察側が主張していた「5点の衣類」のネガフィルム

が保管されているのが判明したのは14年のことだ。証拠隠しともいえる

行為が再審の扉を閉ざしていたに等しい。

 このような不正義を防ぐためにも、無罪に結びつく、すべての証拠を

検察側に開示させる法規定を設けねばならない。

 現在、超党派の国会議員による「再審法改正を早期に実現する議員

連盟」ができている。衆参計347人の議員が名前を連ねる。

◇究極の「国家犯罪」犯す

 法務省が再審法改正に後ろ向きならば、議員立法で進めてほしい。再審

法改正を求める市民集会は19日も都内で開かれた=写真。世論の後押し

こそ大事だ。

 16世紀のフランスの思想家・モンテーニュにこんな言葉がある。

 <無実者を罰することは、犯罪事実よりも犯罪的である>

 捜査にも裁判にも誤りは起こる。無実の人を罰するのは究極の国家犯罪

といえる。理不尽な刑事司法とはもう決別すべき時だ。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/356843?rct=editorial

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┗■2. 映画「マミー」公開で林眞須美氏の再審開始を

 └──── 浅野健一

 

 1998年に起きた和歌山毒カレー事件で死刑が確定(2009年)している

無実の林眞須美氏の長男、林浩次氏への取材を中心に据えた二村真弘監督

ドキュメンタリー映画「Mommy マミー」(配給・東風)が8月3日

から公開されている。

 長男はSNSなどでは、「和歌山カレー事件 林 長男」と名乗っている

が、映画では林浩次という仮名を使っている。

 私は2年前、私もこの映画のために約5時間インタビューを受けた。

私が提供した写真が何枚か使われ、エンドロールに写真提供者と映画

協力者として私の名前がある。

 テレビの番組制作を手掛ける二村氏によると、共同通信の若い記者が

眞須美氏の冤罪の可能性を書いた記事を上司につぶされたという。

 二村氏は私に取材した後、「メディア状況は当時と変わっていない」

と指摘した。「私自身も今回、カレー事件の冤罪の可能性を追求する

ドキュメンタリー映画の制作を思い立ったのも、番組企画として、

NHKと民放各局に提案したものの、『再審が始まらないと取り上げら

れない』など、独自に再検証するという発想がまるでなく、言下に却下

され続けた。それならば自分で取材し再検証をして、映画としよう、

と考えた」

 6月25日、東京・渋谷で開かれたマスコミ試写会に行った。

 二村氏は事件当時の捜査官、検事、警察官、警察担当記者を訪ね、

「目撃証言」「科学鑑定」の反証を試みた。取材相手から住居侵入と

警察へ通報され、始末書を書いた顛末が描かれている。

 二村監督は『鑑定不正 カレーヒ素事件』の著者、河合潤京都大学大学

院教授(現在、名誉教授)に取材した。河合氏は、眞須美氏の死刑判決

の決め手とされた「ヒ素の鑑定」について、根拠となった中井泉東京

理科大学教授のSPring−8による鑑定の誤りを指摘した。

 また、事件の発生の後、林夫妻の無実を信じると言って夫妻宅に上が

り込んで飲食までした峯村健司朝日新聞記者(2022年4月、安倍晋三

首相に取材した雑誌社へ、発売前に誌面を見せるよう求めて懲戒処分を

受け、退社)にも取材している。「眞須美氏が冤罪ではないか」という

問いに、「私は当事者なので、カレー事件を取材することはない」と答

えている。意味が分からない。峯村氏は青山学院大学客員教授キヤノン

グローバル戦略研究所主任研究員だ。

 この映画は上映前から、浩次氏ら関係者への誹謗中傷などが相次ぎ、

配給会社「東風」は、映像の一部を加工するという異例の措置を講じた。

 カレー事件については『報道加害の現場を歩く』(社会評論社)に

詳しく書いているが、林家がマスコミに包囲されているのを見て、

1998年9月初め、林家の郵便受けに著書と手紙を付けて投函した。

すぐに、眞須美氏から連絡があった。

 その後、林夫妻の逮捕まで、夫妻の子ども4人にも何度か会った。

浩次氏は小学生だった。

 7月21日、大阪市浪速区のピースクラブで、「林眞須美さんは無実!

あおぞらの会」主催の学習会が開かれた。

 私が最初にAI音声、パワーポイントを使って講演した。第二部は、

浩次氏と私で対談した。

 河合氏も参加し、「映画の中で、中井教授が二村監督のインタビュー

に答えているが、前の鑑定を引っ込めて、まったく違うことを言って

いる。有罪の根拠が崩れた」と強調した。

 眞須美氏は、集まった報道陣に水をまく映像が度々流されているが、

浩次氏は「家の敷地内に不法侵入を繰り返したマスコミ人は、『今日は

雨カッパをかぶっているんで、水かけてください』と母親に言い、水を

かけた瞬間、カメラでパシャッパシャッと撮り、全国にバラ撒いた」と

述べた。初めて聞いた話だ。

 映画を見たメディア記者は「僕たちは犯人だと思ってあの当時は記事

を書いてきた。映画は、当時やってきたメディアは間違いだと言ってい

る。当時やっていると言ったのを曲げたくない。僕たちが書いてきたこ

とが誤報になってしまうじゃないか」と言っているという。

 浩次氏は「書いてきたことが、再審が開始された時点で全部誤報

なってしまう。自分たちの間違いを認めたくない。それを今更掘り

返すな、という気持ちもあるみたいだ」と分析した。

 私は会場の参加者に、「疑わしきは罰せず」という法理があるが、

疑わしいのは誰なのか」と聞いた。参加者が「明確な証拠がない限り、

いかに被告人が怪しいとしても、基本的には無罪という原則」と答えた。

 私は「疑わしきは罰せず」の法理は、眞須美氏は怪しいけど、犯人か

どうかはっきりしないから罰せずということではなく、証拠を集めた

警察官と起訴した検察官が公開の裁判で、被告人が加害者であるという

証明を、疑いの余地なく証明しない限り、無罪とするというルールだと

説明した。

 捜査当局の主張が疑わしい時は被告人の利益にという考え方で、これ

が無罪の推定という意味だ。

 フランス革命(1789年)以降の人権の保証での「疑わしきは罰せず」

は当局に証明を課しているのだ。

 浩次氏は「この映画を広め、母親のことを支援してほしい」と訴えた。

映画は、今年2月に第三次再審請求を行った眞須美氏の再審実現に向け

た大きな力になるだろう。(9月10日「救援」665号より転載)

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┗■3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆9・30東海村JCO臨界事故から、25年 追悼と抗議集会のご案内

  9月30日(月)午前10時〜 於:経産省別館前

◎事故の教訓を生かせない政府に抗議を!

 放射線被ばく事故の原点から考えよう!

2000年の1周忌から毎年、9月30日に追悼と抗議集会を開催してきました。

 今年は、事故から25年。絶対に「事故の教訓を、忘れない」!

 東海第二原発の再稼働を阻止し、廃炉に!

以下の通り、追悼と抗議集会を開催します。ご参加をお願いします。

○日 時:2024年9月30日(月)午前10時〜

○場 所:経済産業省別館前(飯野ビル側:経産省前テントの反対側)

〇内 容:           

 抗議、アピール、追悼等 

 黙祷(事故発生時刻 10:35〜)

     献花―追悼の花を用意します。 

 連絡先: 坂東   090−2430−8728

  ※当日は他の行事も重なっていますが、よろしく。

 ◆もんじゅ西村 察ハラ裁判「4」(行政訴訟

 日 時:2024年10月18日(金)13:40より

 場 所:東京地裁803号

 被 告:東京都

 原 告:西 村

 訴訟名:個人情報審査請求棄却取消(行政裁判)

 1996.1.13、中央署は「西村はセンターホテル東京8階非常階段から飛

び降り自殺した」と発表した。しかし、遺体は8階から飛び降り自殺の

損傷が全く無かった。東京都に西村の不審死の個人情報開示請求(死亡

捜査、実況見分、死体取扱、死亡現場写真、検視写真)を申請したが

棄却した。

 現在、被告は上記の個人情報の文書保存期間は過ぎ廃棄したと主張、

文書保存期間が問題になっている。

 しかし、殺人事件は時効撤廃、文書も永久保存は必須。

もんじゅ・西村裁判の会

ホームページ  https://blog.goo.ne.jp/nisimura8787

       https://kaminisi.muragon.com/

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┗■4.新聞より2つ

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 ◆ 証拠捏造(ねつぞう)の袴田事件

  証拠は「捜査機関(注)による偽造の疑い」(判決文)

               沈思実行(210)

鎌田 慧(ルポライター

○ 今月26日、静岡地裁は、死刑囚・袴田巖さんの再審判決で、無罪判決

を出す。それにはまちがいはない。

 しかし、問題なのは、検察側が抗告しないかどうかだ。

 10年前の2014年3月、静岡地裁は再審開始決定を出した。

 が、検察側が抗告して、東京高裁が再審決定を取り消した。そのため、

10年間も無罪判決が引き延ばされてきた。

 それでも、袴田さんは「これ以上、拘置を続けるのは耐え難いほど正義

に反する」との村山浩昭裁判長の英断によって、即時釈放となった。

 47年ぶりに姉ひで子さんと暮らせるようになった。判決文に、証拠は

「捜査機関による捏造の疑い」があると断じている。袴田さんは無実の

「死刑囚」として、巷(ちまた)の人たちに見守られながら街を闊歩

している。不思議だ。

 事件発生は1969年6月。清水市(現静岡市)で発生した「味噌工場」

専務一家4人の殺人と放火事件だった。その容疑者として従業員の袴田

さんが逮捕されて、すでに58年2ヶ月がたった。

○ 最高裁で死刑が確定してから袴田さんは、まるで死刑執行の恐怖

から逃れるように、意識が世間から乖離して夢の中にいるようだ。

 村山裁判長によって、「偽造」と判断された証拠とは。味噌タンクの

中に隠されていた、5点の衣類である。

 最初の「証拠」は袴田さんのパジャマだった。

 ところが、それには4人を刺殺したにしては、血痕の付着がなかった。

 それで後から「証拠」とされたのが下着など5点の衣類だった。

 しかし、それらは1年以上も味噌に漬けられていたというにしては、

血液の赤みが残っている、というものだった。本来なら、酸化して黒ず

むはずである。

 そればかりか、袴田真犯人を証明するために出してきたのが、味噌漬

けになっていた半ズボンの「とも布」である。袴田さんの実家から押収

した生地と同一のものだ、と鑑定された。

○ しかし、その「とも布」も家宅捜査の時に警察官がもちこんだ

ものだった。

             (9月18日「週刊新社会」第1371号より)

(注):「捜査機関」とは、警察と検察を指す。

 ◆核燃料、初の中間貯蔵開始 東電柏崎原発使用済み69体搬入

 青森県むつ市にある国内唯一の中間貯蔵施設で、「最長50年」を期限と

する使用済み核燃料の一時保管が26日、始まった。原発外の専用施設での

燃料保管は初めて。再稼働に備え、保管場所の逼迫解消を進める東京電力

柏崎刈羽原発新潟県)の燃料69体を同日、受け入れた。施設からの搬出

先となる再処理工場は未完成で、「仮置き」が恒久化する懸念が残る。

 使用済み燃料は全国の原発で増え続けている。むつ市の施設を運営する

「リサイクル燃料貯蔵」(RFS)は東電と日本原子力発電が共同出資。

2社の燃料を最大で5千トン受け入れる。

 燃料69体を入れた、長さ約5・4メートル、直径約2・5メートル、

重さ約120トンの金属製の容器1基を積んだ専用の運搬船は24日、柏崎原

発敷地内の港を出発。26日朝、むつ市の施設近くの港に入り、同日午後、

容器を輸送車両で敷地内に運び込んだ。検査を経て10月末に正式に操業を

始める。東電は2025年度に容器2基(燃料138体相当)、26年度に5基

(345体相当)を移送する計画。 

(9月26日 18時03分 東京新聞共同通信)配信)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/356723

             

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※【動画アップの紹介】

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

  https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240925 UPLAN【再開新ちょぼゼミ第1回】田中一郎

 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」

 https://www.youtube.com/watch?v=4c7-o46Y2yU

・20240918 UPLAN 井戸川裁判福島被ばく訴訟第30回口頭弁論期日

 https://www.youtube.com/watch?v=mB4NbVCqlOc

・20240911 UPLAN【裁判前街宣・記者会見】

 311子ども甲状腺がん裁判 第11回口頭弁論

 https://www.youtube.com/watch?v=z_TXshjOy1I

・20240824 UPLAN【前半】

 STOP!東海第二原発の再稼働 いばらき大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=3RCb69P3WhA

・20240824 UPLAN【後半】

 STOP!東海第二原発の再稼働 いばらき大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=An4iMPDKWrE

・20280807 UPLAN 第73回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議

 行動・第131回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=ZOYN9sjbF1w

・20240729 UPLAN 子どもたちを放射能から守ろう!子ども脱被ばく裁判

第2回最高裁要請行動と学習会

 https://www.youtube.com/watch?v=E14e03hkvEA

・20240703 UPLAN 第72回とめよう!東海第二原発

 日本原電本店抗議行動 第130回東電本店合同抗議行動

 https://www.youtube.com/watch?v=Kk-GXsTFiyQ

・20240625 UPLAN【原子力規制庁院内ヒアリング】

  東海第二原発防潮堤欠陥工事

 https://www.youtube.com/watch?v=lBmPX40JEQM

・20240617 UPLAN 【ヒューマンチェーン・講演・シンポジウム】

          司法の劣化を許さない〜最高裁共同行動

 https://www.youtube.com/watch?v=M3kHSR1PqY8

・20240601 UPLAN 辻野弥生「なかったことにはできない 関東大震災

 知られざる悲劇・福田村虐殺事件」

 https://www.youtube.com/watch?v=fdoN-AfiuCg

・20240518 UPLAN たんぽぽ舎35周年記念講演

 木原壯林さん「老朽原発うごかすな!稼働原発は即時停止を!」

 村上志保さん(東海村村議)「私が東海村で取り組みたいこと」

 https://www.youtube.com/watch?v=1qs20ZxENP0 (約2時間)

☆広瀬 隆…私のYouTube「ロックフェラー財閥シリーズ第26話」で

 5月5日、「チェルノブイリ原発事故と放射能の基礎知識」を掲載。

 https://youtu.be/rRg2bq8B-Dk

ソ連の“ウラルの核惨事”と“キューバ・ミサイル危機”大事件に

 ついては「ロックフェラー財閥シリーズ第25話」

 https://youtu.be/6g2-jh1J9JU

・“スリーマイル島原発事故”の被害とイギリスの“ウィンズケール

 再処理工場”による海の汚染は「ロックフェラー財閥シリーズ第24話」

 https://youtu.be/4XFzySIQi10  ぜひ、ご覧下さい。

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

5.【読者からのつぶやき】(仮)

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

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一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

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