たんぽぽ舎です。【TMM:No5088】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5088】

2024年9月27日(金)地震原発事故情報−

              6つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

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★1.地震列島=日本に原発を造るな!

  東海第二原発廃炉にせよ!

  核汚染水の海洋投棄をやめよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  1.第75回日本原電本店抗議行動 17:00より18:00

  2.第133回東電本店合同抗議行動 18:45より19:45

  10月2日(水)2つの抗議行動のご案内

               「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

               「東電本店合同抗議行動実行委員会」

★2.政府への「批判」は最も大切な国民の責務

  政府に対してしっかり是非・善悪を批評し判断する批判が必要

                    加藤浩道(北海道札幌市在住)

★3.9/18「民をだまし大地と海を汚した東電と国の責任を問う」

  井戸川裁判(福島被ばく訴訟)第30回口頭弁論報告

  次回公判は2025年2月5日(水)、判決公判は、2025年7月30日(水)

                      冨塚元夫(たんぽぽ舎)

★4.【読者からのつぶやき】        N・K(神奈川県)

★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆≪上映≫「勝ちゃん」沖縄の戦後

   共同監督/影山あさ子・藤本幸久 10月12日(土)より全国初公開

   会場:ポレポレ東中野

  ◆「琉球弧を戦場にするな」10/14第78回憲法を考える映画の会

   監督/藤本幸久・影山あさ子

   場所:文京区民センター 3A会議室

★6.TV・新聞より6つ

  ◆袴田ひで子さん会見 主文が「神々しく聞こえた。涙止まらず」

   弟・巖さんに「無罪になったよと言いたい」

                   (9月26日「テレビ静岡」より)

  ◆袴田巖さん 再審無罪「捜査側証拠 三つ捏造」

   静岡地裁判決 死刑確定から44年

   信じた無罪「神々しかった」 姉・ひで子さん 涙、笑顔

              (9月27日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

  ◆柏崎刈羽原発で事故なら「被害は破局的」

   能登半島地震原発テーマに、

   新潟県上越市小出裕章さんが講演

           (9月25日「新潟日報」デジタルプラスより抜粋)

  ◆世界の英知集め廃炉を    寺田暁弘(東京都八王子市)

        (9月25日「東京新聞」5面「発言」読者とともに)

  ◆遺骨土砂使用に怒り    比嘉順子(沖縄県うるま市

               (9月25日「東京新聞」5面「発言」

                 つながるオピニオン 琉球新報より)

  ◆どっちになっても  大矢英代カリフォルニア州立大助教授)

         (9月23日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)

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メールマガジン読者の皆様へ、「サーバー変更のご案内」です。

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※10月12日(土)第3回目の藤原寿和さん講座は

 講師の都合で中止とさせていただきます。大変申し訳ありません。

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※10/2(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

        2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第75回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ

  欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず

  小手先の補修工事でなんとかなるものではない

  日本原電は再稼働をあきらめ、いますぐ廃炉を決めよ!

 日 時:10月2日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

             ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

  ☆第76回は、11月6日(水)17:00より18:00です。

2.「第133回東電本店合同抗議行動」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:10月2日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

  ☆第134回は、11月6日(水)18:45より19:45です。

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※10/5(土)学習会

 「東海第二原発敦賀原発2号機を廃炉に追い込む」

 日 時:10月5日(土)14時より17時

 お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

     山本雅彦(敦賀市原発住民運動福井・

      嶺南センター事務局長)(Zoom参加)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 問い合わせ:志田(世話人) 090-9309-6722

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※10/19(土)浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」講座

 「つながり合う世界」とらえ返しの焦点=パレスチナ

 日 時:10月19日(土)14時より17時(開場13時30分)

 お 話:板垣雄三東京大学名誉教授

           (中東イスラーム研究・世界文明戦略研究)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

定 員:40名 予約受付中

       たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール

       <tanpopo3238@yahoo.co.jp> あてに、ご氏名と電話

       番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

 講座主宰:浅野健一(アカデミックジャーナリスト、

           「人権と報道・連絡会」代表世話人

 参加費:1000円(資料代含む)

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┗■1.地震列島=日本に原発を造るな!

 | 東海第二原発廃炉にせよ!

 | 核汚染水の海洋投棄をやめよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

 | 1.第75回日本原電本店抗議行動 17:00より18:00

 | 2.第133回東電本店合同抗議行動 18:45より19:45

 | 10月2日(水)2つの抗議行動のご案内

 └──── 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

       「東電本店合同抗議行動実行委員会」

1.第75回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ

  欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず

  小手先の補修工事でなんとかなるものではない

  日本原電は再稼働をあきらめ、東海第二の廃炉を決めよ!

 日 時:10月2日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

                      JR秋葉原駅より5分

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

  ☆次回の第76回は、11月6日(水)17:00より18:00です。

2.第133回東電本店合同抗議行動

放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!

  柏崎刈羽原発を再稼働するな! 東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:10月2日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

       「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

  ☆次回の第134回は、11月6日(水)18:45より19:45です。

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┗■2.政府への「批判」は最も大切な国民の責務

 | 政府に対してしっかり是非・善悪を批評し判断する批判が必要

 └──── 加藤浩道(北海道札幌市在住)

 辞書によると「批判とは是非・善悪を批評し判断すること」と

あります。

 例えば政治に関して森友・加計・桜に始まり裏金や敵基地攻撃、改

憲、原発や核ゴミなどの是非・善悪を自分がどう批評し判断するのかと

なります。

 主権者である多数の私達国民が、その責務を放棄しているのでは政権

は独裁的な政治に傾いていきます。

 批判せず無関心で自分のことだけ考える国民を政権は大歓迎。

 なぜなら政権に都合のよい政治が出来るから。

 既に政府批判を忌み嫌い相手を罵倒する風潮が加速しています。

 戦前「気づいたら戦争が廊下の奥に立っていた」と表現した人がいま

した。

 過去の歴史に学び反省し国民生活の安定、反核平和のための政治を求

める以上、政府に対してしっかり是非・善悪を批評し、判断する批判が

必要です。

 今夏も冷蔵庫、扇風機のない生活でしたが、生きています。

 地球温暖化や核の脅威・事故を考えればまだまだ。<痩せ我慢?>

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┗■3.9/18「民をだまし大地と海を汚した東電と国の責任を問う」

 | 井戸川裁判(福島被ばく訴訟)第30回口頭弁論報告

 | 次回公判は2025年2月5日(水)、判決公判は、2025年7月30日(水)

 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎)

◎ 9月18日(水)9時30分に東京地裁正門前にて傍聴前小集会に参加

し、10時過ぎに103号法廷に入りました。

 前3回と同様原告席には井戸川さんが一人だけで座っておりました。

傍聴席は徐々に増えて80人くらいになりました。

 被告席には東電・国側弁護士が10人位いました。

 前回は井戸川さんが30分の陳述を認めてもらい、第36-2, 37-1,2,

38,39準備書面の骨子を説明しました。

 被告が提出した準備書面等の主張に全面的に反論するもので、井戸川

さんの提出予定書面はほぼ終了です。

◎ 本日は午前中の原告側証人尋問と、午後の本人尋問でした。

 原告側の証人の井上さんは事故当時は社会福祉協議会の事務局長で、

2011年4月から2013年3月まで埼玉県加須市双葉町仮役場で副町長を

務めました。

 主尋問は井戸川さんの質問で40分、反対尋問は国と東電それぞれ15分

でした。

◎ 井戸川さんの質問に対する井上証人の返答の主なものは下記のとお

りです。

 「 原子力災害訓練で行われたような国からの避難指示はなく3月12

日に町の避難指示放送があったので、利用者・職員と川俣町に避難し

た。要介護者53人を2階から車いすを抱えておろした。

 重度の要介護者は双葉高校のグランドに運びヘリコプターに乗せた。

 何の事故情報・放射能情報もなかったので、職員も利用者もみな放射

能を浴びた。3月13日川俣町で検査官の指示でスクリーニング検査した。

 指示により顔・手を何度も洗ったが放射能は落ちなかった(針が降り

切れて測定できなかった)

 後日、髪の毛、体毛が薄くなった。髪の毛は戻ったが、体毛は戻らな

い。体がだるく、いらいらし、できものが出来たり、目が悪くなった。

皮膚科や内科に通院したが、東電からお詫びの言葉は無かった。

 今後の健康悪化を心配している。賠償してほしい。酷い被ばくをした

上に、友を失い故郷を失った。

 6月17日の最高裁判決を聞いた時は信じられなかった。 」

◎ 午後の本人尋問で主尋問は判事3人が井戸川さんに質問した。

 井戸川さんの主な返答は下記の通りです。

 「 3月11日の地震発生時は富岡町で会議していた。渋滞を避けるた

め海側の道を通り双葉町役場に帰り、対策本部を立ち上げた。旧原子力

安全・保安院の現地保安官からは何の情報もなかった。

 東電からFAXがあっただけだった。国・県からオフサイトセンター

に集まるようにという連絡はなかった。(原子力災害マニュアル違反)

 3月12日の1号機のベントの情報も無かった。10km以内住民に避難

指示が出たことはテレビで知った。

 川俣町では避難受け入れ体制なかったが、特別の計らいで受け入れて

もらった。

 県の対策本部に電話入れたが大混乱していた。3月31日に埼玉県加須

市のスーパーアリーナに到着し、埼玉県庁に受け入れてもらった。

 加須市の旧騎西高校校舎に双葉町役場を立ち上げた。

 国・県からは公文書による情報は一切無かった。

 事故が発生したら国・県・市町村でつくるはずの現地合同対策協議会

の参集要請は無かった。毎年原発事故想定の訓練してきたのに、何の役

にも立たなかった。

 東電は事故は起こりませんと言ってきたのに、起こったら市町村を無

視して勝手に決めた。完全に違法である。

 体調の変化が出てきた。体毛が抜けた。喉が痛く声が出ないときもあ

り、目もおかしく、疲れやすくなり、鼻血もでた。 」

◎ 反対尋問では、事故の原因と事故後の対策とは無関係な質問しか出

なかった。

 国も東電も、事故後違法な事故対応をしてきたという主張に反論でき

なかった。

 町長になる前に経営していた会社を長男が経営しているが、井戸川

さんは関与しているかなどという質問があった。

 井戸川さんは、騎西高校で長い間24時間勤務していた。それでは身体

が持たないので借家に移って高校へ車で通うようにした。

◎ 次回公判は2025年2月5日(水)です。

 井戸川さんは尋問調書と最終準備書面を準備する。

 判決公判は、2025年7月30日(水)に決まりました。

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┗■4.【読者からのつぶやき】

 └──── 

☆自民総裁選、石破茂でまだましだったと感じる情けなさ

                     N・K(神奈川県)

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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆≪上映≫「勝ちゃん」沖縄の戦後

  艦砲ぬ喰ぇー残さー(かんぽうぬくぇーぬくさー)

  (艦砲射撃の喰い残し)

  共同監督/影山あさ子・藤本幸久 10月12日(土)より全国初公開

日 程:10月12日(土)、10月13日(日)はトーク付上映

藤本幸久監督+スペシャルゲスト来場

上映時間・各種割引はWEBサイト又はお電話で

会 場:ポレポレ東中野(03-3371-0088 pole2.co.jp)

  当日料金:一般 1900円 / 大学・専門・シニア1200円

   (前略)

 勝ちゃんは、1944年10月4日生まれ、生まれて6日後が沖縄戦の最初

の大規模空襲、10.10空襲でした。 (中略)

 陸のものは全て焼かれ、土地も畑も米軍基地にとられていました。

 食べるものは海のものしかありません。漁師、勝ちゃんの原点

です。(中略)

 作品は、勝ちゃんの人生と重ね合わせて、戦後の沖縄を描きます。

 どんな時代も勝ちゃんの人生を支えてきたのは、海でした。(後略)

 ◆「琉球弧を戦場にするな」10/14第78回憲法を考える映画の会

  最新ドキュメンタリー映画 55分に加え、

  藤本幸久監督のお話(追加映像 上映あり)

  監督/藤本幸久・影山あさ子

日 時:10月14日(月・休)13時30分より16時30分

場 所:文京区民センター 3A会議室

        (地下鉄 春日駅 2分・後楽園駅5分)

主催・連絡先:憲法を考える映画の会 042-406-0502

参加費:一般 1000円 若者 無料

      (会場にて支払い、予約不要)

私たちが映画で沖縄で撮影を始めたのは、2004年。

辺野古では、住民たちがカヌーと身体一つで米海兵隊の新基地建設の

ための作業を必死に止め続けていました。

 20年後の今、辺野古の新基地はできないまま。

 しかし、九州の南から台湾にかけて弓なりに連なる琉球弧の島々は、

自衛隊の基地だらけとなりました。(中略)

 島々の軍事化の様相も、住民の危機感も、休みなく続く。

 日米の軍事演習も大手メディアは伝えません。

 伝えないなら、私たちがやるしかありません。(後略)

ドキュメンタリー映画監督 影山あさ子

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┗■6.TV・新聞より6つ

 └──── 

 ◆袴田ひで子さん会見 主文が「神々しく聞こえた。涙止まらず」

  弟・巖さんに「無罪になったよと言いたい」

 1966年6月に当時の清水市にある味噌製造会社の専務宅で一家4人が

殺害された強盗殺人放火事件、いわゆる袴田事件の再審公判をめぐって

は9月26日に静岡地裁が袴田巖さん(88)に対して無罪を言い渡すととも

に、捜査機関による証拠ねつ造を認定しました。

 閉廷後、弁護団とともに会見に出席した袴田さんの姉・ひで子さんは、

開口一番、集まった支援者に対して「本当に皆様、長い裁判でありがと

うございました。無罪を勝ち取りました」と挨拶。

 その上で「裁判長が『主文 被告人は無罪』と言うのが神々しく聞こ

えました。

 私はそれを聞いて、感激するやら、うれしいやらで涙が止まらな

かった。1時間ばかり涙があふれ出てきていました」と無罪判決を聞い

た時の心境を振り返りました。

 一方、26日の判決公判では閉廷直前に國井恒志裁判長が「自由の扉は

ちゃんと開けました。ただ、無罪は確定しないと意味がありません。

もうしばらくお待ちください。ひで子さんが健康でいられることを心か

ら祈っております」と声を震わせましたが、照れ隠しなのか「あまり聞

こえませんでしたので、裁判長の仰ることも。時々しか聞こえな

かったんです。残念ながら」と笑顔を見せたひで子さん。

 袴田さんにどのような声を掛けたいか問われると「(自身が帰宅した

際に)起きていれば、きょう(26日)話をするつもりなんですが、巖の状

況が安定しませんので、やたら話すというわけにはいきません。

ちょっと顔色を見まして、きょうかあすのうちに『無罪になったよ』と

いうことを言いたいと思います」と答えました。

 また、袴田さんが逮捕されてからの58年について「知らないうちに過

ぎましたしね、再審開始になった時にスカッと忘れちゃったんですよ、

昔の苦労をそれくらい再審開始になった時は(うれしい)気持ちがありま

してね」と述べた上で、「今回はまたそれにも増して無罪という判決を

もらいまして、本当に58年なんか吹っ飛んじゃったみたいな気がす

るんですよ」と話しています。    (9月26日「テレビ静岡」より)

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6514829

 ◆袴田巖さん 再審無罪「捜査側証拠 三つ捏造」

  静岡地裁判決 死刑確定から44年

  信じた無罪「神々しかった」 姉・ひで子さん 涙、笑顔

 1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)であった一家4人強盗殺人

事件で死刑が確定した袴田巌さん(88)の再審公判で、静岡地裁(国井恒志

裁判長)は26日、無罪の判決を言い渡した。犯行着衣とされた5点の衣類

と衣類の一部の切れ端、自白調書の三つを「捜査機関の捏造」と認定。

警察や検察の責任を厳しく断じた。 (後略)

             (9月27日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

 ◆柏崎刈羽原発で事故なら「被害は破局的」

  能登半島地震原発テーマに、新潟県上越市小出裕章さんが講演

 能登半島地震原発の危険性をテーマに、元京都大原子炉実験所助教

小出裕章さん(75)が新潟県上越市で講演した。2011年の東京電力福島

第一原発事故で放出された放射能の調査結果を示し「原発が壊れたら途

方もない被害を受ける」と述べ、東電柏崎刈羽原発の再稼働をさせない

よう訴えた。

 小出さんは、福島第一原発の事故で大気中に放出されたセシウム13

7を「広島に落とされた原爆168発分」と分析。

 多くは偏西風に流されて日本国土に降ったのは約0.4%だったとし「

それでも東北地方などが広域に汚染された」と語った。

 総出力が世界最大級の柏崎刈羽原発で事故が起きれば、東電福島第一

原発事故を上回る量の放射性物質が放出されるとし「被害は破局的だ」

とした。

 能登半島地震では多くの道路が壊れて寸断されたとし「いくら計画を

立てても地震が起きれば避難できない。仮に大量被ばくせずに避難でき

たとしても故郷を失う」と指摘した。

 講演会は9月7日、市民連合上越などでつくる実行委員会が開催し、

約160人が参加した。(9月25日「新潟日報」デジタルプラスより抜粋)

https://www.47news.jp/11536595.html

 ◆世界の英知集め廃炉を     寺田暁弘(東京都八王子市)

 東京電力は、福島第一原発2号機の溶融核燃料(デブリ)を採取する作

業に失敗した。パイプをつないで格納容器に差し込みデブリを取り出す

計画だったが、パイプの並び順が違うことに気付き中断した。

 お粗末な話だ。外注任せで確認を怠りながら「初歩的ミス」と言い繕

う東電の無責任な体質は相変わらずだ。

 こんな調子でいつまでも国民に負担を強いて、廃炉できるのか疑問だ。

 1〜3号機のデブリ総量は推定880トンと言われているのに、わずか3

グラムのデブリ採取にすら失敗した。

 東京電力任せでなく、世界中から英知を集め考えなければ、廃炉は不

可能ではないのか。

 国内の原発でまた事故が起きれば、電力会社はもちろん日本政府にも

事態は収束できないだろう。原発の在り方を考えるべきだ。

        (9月25日「東京新聞」5面「発言」読者とともに)

 ◆遺骨土砂使用に怒り    比嘉順子(沖縄県うるま市

 沖縄の山野や森の奥のガマ(自然壕)に分け入り、暗闇の中で帽子に付

けた小さなヘッドライトで照らし、目を凝らす。

 戦没者の骨片を小さなクワとねじりカマを使って探す。

 映画のタイトルである「骨を掘る男」別名ガマフヤー(壕を掘る人)の

具志堅隆松氏である。

 28歳から40余年もの間、遺骨収集に携わり、石灰岩のかけらと土色に

染まる遺骨を瞬時に見分ける。

 頭、足、腕、乳歯や臼歯、兵士、老若男女…。上半身がなく下半身が

残る遺骨は女学生の手りゅう弾自決が推測されるという。

 これまで400柱余を探し出し、埋まっていた遺骨に日の光を当てている

ことに深く感銘した。「あと10センチで出会えるかもしれない遺骨の声

なき叫びを拾いたい」との思いで掘り続けている。

 映画では漆黒の闇に紛れて立つ姿がなぜか仙人のように見えた。

 沖縄戦の激戦地となった遺骨の埋まる南部の土砂を辺野古新基地建設

の埋め立てに使用するらしいが、戦没者を奈落の底に突き落とす行為

で、怒り心頭に発する。

           (9月25日「東京新聞」5面「発言」つながる

            オピニオン 琉球新報より)

 ◆どっちになっても

             大矢英代カリフォルニア州立大助教授)

 米大統領選挙投開票日まで1カ月余り。「もしトラ(もしもトランプ

氏が再当選した場合)」やハリス氏の生い立ちなど、大統領選の話題で

盛り上がる日本の様子を、海の向こうの米国から見ていると、ちょっと

奇妙に思えてくる。

 投票権もない人たちがなぜ他国のリーダー選びにこんなに関心を寄せ

るのか。

 もはや言うまでもない。大統領選の行方が気になって仕方がないの

は、それが米国だからである。

 国際情勢に関心を持つなと言っているわけではない。

 ただ、世界的な選挙イヤーの今年、南アフリカ総選挙(5月)、メキ

シコ大統領選(6月)など、世界各国で主要な選挙が行われてきた

 が、それらに対する日本人の関心度は米大統領選のそれの比ではない。

米大統領選1カ月後には、ガーナ大統領選があるが話題にすらなってい

ない。

 新しい米大統領が誰になるのかで日本の行く末が決まってしまうと

思っている、日本人の対米追従の姿勢の方が選挙戦よりも気がかりだ。

 今度の自民党総裁選はなんと候補者9人全員が改憲派憲法への自衛

隊明記や緊急事態条項の創設など、どっちが米大統領になっても、日本

政府は米政府の国策を支える道を一直線に進むだろう。

 私たちは、主権なきこの国をどうするのか。

 まずは自分たちの土台の話をしよう。

      (9月23日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)

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※【動画アップの紹介】

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

  https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240925 UPLAN【再開新ちょぼゼミ第1回】田中一郎

 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」

 https://www.youtube.com/watch?v=4c7-o46Y2yU

・20240918 UPLAN 井戸川裁判福島被ばく訴訟第30回口頭弁論期日

 https://www.youtube.com/watch?v=mB4NbVCqlOc

・20240911 UPLAN【裁判前街宣・記者会見】

 311子ども甲状腺がん裁判 第11回口頭弁論

 https://www.youtube.com/watch?v=z_TXshjOy1I

・20240824 UPLAN【前半】

 STOP!東海第二原発の再稼働 いばらき大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=3RCb69P3WhA

・20240824 UPLAN【後半】

 STOP!東海第二原発の再稼働 いばらき大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=An4iMPDKWrE

・20280807 UPLAN 第73回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議

 行動・第131回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=ZOYN9sjbF1w

・20240729 UPLAN 子どもたちを放射能から守ろう!子ども脱被ばく裁判

第2回最高裁要請行動と学習会

 https://www.youtube.com/watch?v=E14e03hkvEA

・20240703 UPLAN 第72回とめよう!東海第二原発

 日本原電本店抗議行動 第130回東電本店合同抗議行動

 https://www.youtube.com/watch?v=Kk-GXsTFiyQ

・20240625 UPLAN【原子力規制庁院内ヒアリング】

  東海第二原発防潮堤欠陥工事

 https://www.youtube.com/watch?v=lBmPX40JEQM

・20240617 UPLAN 【ヒューマンチェーン・講演・シンポジウム】

          司法の劣化を許さない〜最高裁共同行動

 https://www.youtube.com/watch?v=M3kHSR1PqY8

・20240601 UPLAN 辻野弥生「なかったことにはできない 関東大震災

 知られざる悲劇・福田村虐殺事件」

 https://www.youtube.com/watch?v=fdoN-AfiuCg

・20240518 UPLAN たんぽぽ舎35周年記念講演

 木原壯林さん「老朽原発うごかすな!稼働原発は即時停止を!」

 村上志保さん(東海村村議)「私が東海村で取り組みたいこと」

 https://www.youtube.com/watch?v=1qs20ZxENP0 (約2時間)

☆広瀬 隆…私のYouTube「ロックフェラー財閥シリーズ第26話」で

 5月5日、「チェルノブイリ原発事故と放射能の基礎知識」を掲載。

 https://youtu.be/rRg2bq8B-Dk

ソ連の“ウラルの核惨事”と“キューバ・ミサイル危機”大事件に

 ついては「ロックフェラー財閥シリーズ第25話」

 https://youtu.be/6g2-jh1J9JU

・“スリーマイル島原発事故”の被害とイギリスの“ウィンズケール

 再処理工場”による海の汚染は「ロックフェラー財閥シリーズ第24話」

 https://youtu.be/4XFzySIQi10  ぜひ、ご覧下さい。

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

5.【読者からのつぶやき】(仮)

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

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   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

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  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

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