たんぽぽ舎です。【TMM:No4751】
3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.福島原発震災後12年
─原発大転換(逆コース)と大軍拡、これに対峙する
〈原発ゼロ〉と〈絶対平和主義〉原理 (上)
このピンチの状況を逆用し、チャンスに
天野恵一(市民の意見・編集委員)
★2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆4・29(土)「関電よ 老朽原発うごかすな! 高浜全国集会」
◆5・16(火)「汚染水を海に流すな! 東京行動」
★3.新聞より2つ
◆脱炭素電源法案 フクシマ忘却宣言だ <社説>
(4月21日東京新聞5面より)
◆汚染配管の切断 またも失敗 福島第一
装置大型化が裏目 現場入れず 10カ月ぶり再開 作業初日
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※社会川柳 【政治家は 頭の中も 汚染され
踏ん張れば やがて気づくよ 人びとが】
岩手 子羊
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※4/25(火)学習会にご参加を!
『老朽化と安全工学』…原発をやめるべきこれだけの理由
お 話:後藤政志さん(元東芝、原子炉格納容器設計者)
日 時:4月25日(火)18時より21時 講師のお話は19時より
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円
◇予約受付中 たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール」
<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、ご氏名と電話番号を
お知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。
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※4/27(木)第15回【ハロー原電】にご参加を!
東海第二原発とめよう!日本原電本店前アピール行動
日 時:4月27日(木)15時30分より17時くらい
集 合:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
マイクアピールやビラ配布(周辺の住宅街にも)
定例:毎月第4木曜
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※4/30(日)脱原発青空川柳句会
日 時:4月30日(日)12時より15時
場 所:経済産業省前
選 :乱 鬼龍 入選者に呈賞あり
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※5/3(水・休日)あらたな戦前にさせない!守ろう平和といのちとくらし
2023憲法大集会
日 時:5月3日(水・休日)11時サブステージ 13時 開会
14時30分 パレード開始
主 催:平和といのちと人権を!5・3憲法集会実行委
たんぽぽ舎も、「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」など複数の
団体とともにブースを出します。参加者に「東海第二原発の再稼働反対」
を訴えます。共に参加しましょう。
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※5/6(土)4回連続講座『敗戦後日本と在日朝鮮人 植民地主義を問う』
最終回「=関係性=」
「祖国(朝鮮)と異国(日本)との絶えざる関係を生きる存在」
お 話:高 演義さん(フランス文学者)
日 時:5月6日(土)14時より16時 13時30分開場
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円
◇予約受付中 4/25と同じ方法です
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※5/11(木)学習会にご参加を!
徴用工問題は「請求権協定」で解決済みか
被害者の頭越しで政治決着 国と国の関係が良くなればそれでいいのか
お 話:矢野秀喜さん(強制動員問題解決と過去清算のための
共同行動事務局)
日 時:5月11日(木)19時より21時 18時30分開場
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円
◇予約受付中 4/25と同じ方法です
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┗■1.福島原発震災後12年
| ─原発大転換(逆コース)と大軍拡、これに対峙する
| 〈原発ゼロ〉と〈絶対平和主義〉原理 (上)
| このピンチの状況を逆用し、チャンスに
└──── 天野恵一(市民の意見・編集委員)
○私は、2011年3月11日、あの福島原発震災の直後、様々な運動課題に
取り組んでいるグループに呼びかけ、3月24日の「ピープルズ・プラン
研究所」での会議をふまえ、「福島原発事故緊急会議」を多くの人々と
共にスタートさせた。ここでの
初めての反原発運動への参加と持続の中で、2011年9月に結成された
「再稼働阻止全国ネットワーク」へ呼びかけ団体として合流。ここでの
活動を通してさらに、茨城県にある「東海第二原発」、東京まで110km
の最も近く危険な老朽原発を首都圏の(自分たちの足もとにある)原発
として位置づけ、これを廃炉に追い込むことを目指す「とめよう! 東海
第2原発首都圏連絡会」を、主に茨城現地の人々との共闘を目指して
結成。私はそうした流れで反原発運動の活動をなんとか持続している。
○〈3・11〉原発震災から12年目の今、この間岸田政権は、まるで
〈3・11〉など存在しなかったかのごとく、その時からハッキリ拡大さ
れてきた〈原発ゼロ〉社会へ向かう大きな動きをまるごと叩き潰してい
くしか実現できない「原子力依存」社会への「逆コース」を突き進んで
いる。より具体的には、夏までに多くの原発再稼働、原則40年、最長60
年の運転期間の期限ナシへの延長、「新設や建て替え」を公言する政府
主導の政策。そしてこれとどう対決していくかが論議されて行く中で、
この間、岸田政権が推し進めている「攻撃的軍事力の公然たる飛躍的強化
(予算の拡大とアメリカからの武器の爆買いと「台湾有事」をにらんで
の、南西諸島のミサイル基地づくりに象徴される)」。この絶対平和主義
憲法(九条)の死をもたらす軍事政策は、原発「逆コース」策動とまち
がいなく連動している。だとすれば、この「反原発」と「反戦平和」の
二つの闘いを結びつけて、反戦・反基地・沖縄連帯行動を持続している
グループと交流し、反原発運動を拡大するチャンスに、このピンチの状況
を逆用できないのか。この問題提起が「首都圏連絡会」の中でなされ、
学習会、討論会が持たれだしている。
○3月11日の『朝日新聞』(一面)は、こう書きだされている。
「全国で関連死を含む、死者・行方不明者が2万2212人となった東日本
大震災から、11日で12年を迎える。津波の被災地で住まいやインフラの
整備がほぼ終わり、被災者の心のケアなどに課題の重点が移る一方、東京
電力福島第一原発事故の被災地で復興の遅れが際立つ。放射線量が高く
住めないとされた帰還困難区域の一部で、昨年から避難指示が解除され
始めたが、地域の再生にはなお難題が山積する。
/警察庁によると、震災による直接の死者は全国で1万5900人、行方不明者
は2523人(1日現在)。復興庁によると関連死は3789人(昨年度末現在)。
避難者はピーク時の約47万人から減ったが、今も3万1千人にのぼり、
福島県からが9割を占める」
このデータからも原子力(放射能)被害の恐ろしさが滲み出ている。
この〈現実〉を前に、自民党副総裁で長くあり続けている麻生太郎の
「原発で起きた死亡事故はゼロ」発言(今年1月)についてみると、誰
しも強烈な怒りを通り越し、絶望的な気分にならざるを得ないだろう。
○岸田政権−こういう感性と論理の持ち主である権力者たちが、ウクラ
イナ戦争がもたらしたエネルギー不足などを口実に原発「逆コース」大
転換路線・アメリカ(安保条約)じかけの戦争に積極的に参戦していく
方向への大軍拡路線を突き進んでいるのである。
○〈3・11〉直後に政府によって発せられた「原子力緊急事態宣言」は、
未だに解除される見通しなど、まるでたたない状態なのである。この
〈宣言〉は、マスメディアも触れることが少なく、「復興」をスローガン
とする東京オリンピックまで実施されたしまったということもあり、多く
の人がわすれてしまっているかもしれないが、私たちは〈緊急事態宣言〉
下を生きているのである。大量の死傷者たち・避難者たちの存在を前に、
私たちはこの事を想起し続けなくてはならないはずだ。(続く)
(市民の意見 NO.196 2023/4/1 より許可を得て転載)
【特集 「戦争政策」に抗するために】 より
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┗■2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
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◆4・29(土)「関電よ 老朽原発うごかすな! 高浜全国集会」
と き:14:00〜15:00すぎ ※集会後、町内デモ。16:30解散
ところ:高浜町文化会館
主 催:老朽原発うごかすな!実行委員会
<前段行動・高浜原発への抗議>
11:45 北ゲートの300メートル先にある「音海展望台」集合
→デモで北ゲートに向かい、ゲート前で抗議行動
*大阪、京都からバスが出ます
チラシ・詳細 → https://blog.goo.ne.jp/takahamakarakanden
◆5・16(火)「汚染水を海に流すな! 東京行動」
10:30: 東京電力本店要請行動
12:00: 国会議員とともに「汚染水を海に流すな!国会前集会」
14:00: 政府と国会に要請・院内集会(衆院第2議員会館)
18:30: 「汚染水を海に流すな!東京集会」(日比谷野音)
※集会後、銀座デモ
主 催:これ以上海を汚すな!市民会議
さようなら原発1000万人アクション実行委員会
チラシ・詳細 → https://ko-reumi.blogspot.com/
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┗■3.新聞より2つ
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◆脱炭素電源法案 フクシマ忘却宣言だ <社説>
「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案」が国会
で審議されている。「脱炭素」を掲げてはいるものの、原発復権を国が
後押しするために「原子力の憲法」といわれる原子力基本法の改正にまで
踏み込んだ。
岸田文雄首相は昨年夏のGX実行会議で、脱炭素の要請とエネルギーの
安定供給を名目に「原発依存度を可能な限り低減する」とした福島第一
原発事故以来の大方針を「原発を最大限活用する」に180度改めた。再稼
働の加速などに向けて「国が前面に立つ」との姿勢も打ち出した。
GX脱炭素電源法案は、首相の方針転換を具体化するために、5つの
エネルギー関連法の一括改正を図る「束ね法案」だ。
このうち原子炉等規制法と電気事業法では「原則40年、最長60年」と
する原発の運転期間を定めた規定を、原子力規制委員会管轄の炉規法
から削除。経済産業省所管の電気事業法に移し、一定の条件下で60年超
の運転を経産相が認可できる仕組みに改める。
基本法の改正案には「国の責務」という項目が新たに加えられ、
「国は、原子力発電を電源の選択肢の一つとして活用することによる電気
の安定供給の確保に資することができるよう、必要な措置を講ずる責務を
有する」などと明記。国が率先して原発復権に関与する姿勢を明確にした。
福島の事故のあと、原発規制の管轄は、推進側である経産省の原子力
法案がこのまま通れば、3・11の重要な教訓である「規制と推進の
分離」は崩れ、「国策」の旗のもと、経産省主導で老朽原発の延命が進
んでいく恐れが強い。
3・11以前への回帰であり、「フクシマはもう忘れよう」と、政府と
して宣言するようなものではないか。
複数の法案をまとめて提出し、一度の採決で賛否を決する束ね法案に
は、審議の中で対立点が鮮明になりにくく、あいまいなままで国会を通
しやすいとの批判も多い。しかし、五つの個別法案のひとつひとつが、
国民全体の暮らし、そして命にかかわる重大な案件だ。「自主、民主、
「フクシマ忘却法案」を、このまま成立させるべきではない。
(4月21日東京新聞5面より)
◆汚染配管の切断 またも失敗 福島第一
装置大型化が裏目 現場入れず 10カ月ぶり再開 作業初日
東京電力は19日、福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)の1、2号機
間にある高濃度に汚染された配管の撤去作業を10カ月ぶりに再開した。
ところが、改良して大型化した切断装置が配管に近付けず、作業を断念。
事前の現場把握が不十分だったとみられる。失敗続きでほとんど進まな
い撤去作業は、再開後もずさんな運用が改善されない。
東電によると、作業は19日午前1時ごろに開始。昨年6月の作業で、
両端を切る必要がある配管の片側を9割ほど切った状態で中断した部分
を含め、約8メートル分を切断する予定だった。
てんびん状の切断装置(長さ約18メートル、重さ約40トン)を大型ク
レーンでつり上げ、遠隔操作で切断地点に下ろそうとしたが、近くにあ
る別の配管の部材が邪魔で近付けなかった。作業を断念し、午前6時ご
ろに切断装置を回収した。 (後略)
※詳細は https://www.tokyo-np.co.jp/article/245073?rct=genpatsu
WEBの見出しは、「10カ月ぶり再開もまた失敗 福島第一原発の汚染
配管撤去 切断装置大型化したら配管に近付けず…ずさんさ露呈」
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※【動画アップの紹介】
☆IWJさんもアップしてくれました。
2023.03.28 ウクライナ戦争と安倍晋三銃撃事件の間にある
「つながり」とは?
そして、そもそもなぜウクライナ戦争は勃発したのか?〜3.28
たんぽぽ舎・新ちょぼゼミシリーズ〜
台湾有事と日米軍事同盟…孫崎 享氏(元外務省国際情報局長)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515007
☆YOUTUBE「なにぬねノンちゃんねる」野口昌泰さん
20230311日本原電本店抗議 12年目の3.11東海第二原発を
うごかすな!
https://www.youtube.com/watch?v=OjvtkYRwzo8
2023.03.11 3.11事故から12年 追悼と東電抗議
返さない!柏崎刈羽原発再稼働するな!汚染水止めろ!
「第114回東電本店合同抗議」
☆三輪祐児さんのユープランより
・20230328 UPLAN 孫崎 享「台湾有事と日米軍事同盟」(ウクライナ問題)
https://www.youtube.com/watch?v=Pg0e3aAkGjQ
・20230325 UPLAN 山崎久隆「原子力基本法等の改悪は何を目的として
いるのか GX法案に潜まされる新たな脅威
原子力推進を『国の責務』に!!」
https://www.youtube.com/watch?v=wXtM85mkz5M
・20230321 UPLAN 岸田政権の新たな原発推進政策反対!
フクシマを忘れない!再稼働を許さない!さようなら原発全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=1uGxjOGDoMU
・20230317 UPLAN原発政策の大転換・運転期間延長を許すな!院内集会
https://www.youtube.com/watch?v=r2OpzIRA3ko
・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる
宇宙線が、地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく
変化させている」なんていう突拍子もない話を信じられますか。
『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
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