たんぽぽ舎です。【TMM:No4665】
1つの情報をお知らせします
転送歓迎
本日から、メールマガジンはお休みなのですが、
本日、発信致します。
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| 年末年始はパブコメ作成と提出をお願いします
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
東京電力福島第一原発事故から来年3月で12年、岸田文雄政権は、
それまで「優先し、経済的に自立し脱炭素化した再生可能エネルギーの
拡大を図る中で、可能な限り原発依存度を低減する。」(第六次エネル
ギー基本方針)から、原発推進へと大転換した。
安全神話が崩壊した「福島の教訓」を忘れる暴挙であり、将来に禍根
を残す決定だ。これを正式に公表したのは、臨時国会も終わった12月22
日のGX実行会議の場だ。
その原発推進政策について、関連するパブリック・コメントが、なん
と4本も同時にかけられている。
国民の信を問うわけでもなく、国会審議を経るわけでもなく、勝手に
原発推進の政策を決めてしまってから、形だけパブコメにかける。その
うえ年末年始で、4本同時。この姿勢はまさしく民意無視以外の
何物でもない。
◎原発震災などなかったかのような岸田政権の暴挙を止めよう
福島県では今も7市町村に「帰還困難区域」と称する立ち入り禁止区
域が広がり、約3万人が避難生活を余儀なくされている。
そのうえ、生活保証や賠償からも阻害された被災者も多数残されている。
原発政策の大転換は、安全性に重大な疑義のある老朽原発の使い倒し
など、およそ震災などなかったかのごとく、安全神話への回帰さえも
見られる。
「次世代型」「革新炉」などと勝手に名付けた原発は、その設計思想
さえ明白ではなく、欧州加圧水型軽水炉の焼き直し程度とみられ、建設
費も1基1兆円規模、巨額投資に対して国民負担が発生すると考えられる。
老朽炉を60年を超えて運転するなどは、事故確率を上げるだけ。
電力会社の利益を最優先し、国民にリスクをつけ回す政府方針を、
後押しする形で原子力規制委員会も見直し案をまるごと了承してしまった。
その規制委は、危険な老朽原発で60年以降の安全性を確認する具体的
な方法すらも示していない。
規制委は10年前にそれまで経産省の下部組織に過ぎなかった規制部門
しかし今回の暴挙は裏で経産省と密談を繰り返すなど、歩調を合わせ
て一体となって進めてきた。事故の教訓だった「規制の独立」さえも
もはや崩壊している。
◎まず誰もが出来るパブコメへの意見集中をお願いします
このパブコメでは、公に意見を求められているのですから、年末年始
に多くの意見を書いて送ることを提案します。
圧倒的な原発反対の意見を、できる限り多くの人々から送ること、
それが必要です。
法律はまだ改定されていません。実施される時期も決まっていません。
まだまだやれることは沢山あります。
1)原子力規制委員会
高経年化した発電用原子炉に関する安全規制の概要(案)に対する
科学的・技術的意見の募集の実施について
締切:2023年1月21日0時0分
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198022209&Mode=0
2.資源エネルギー庁
今後の原子力政策の方向性と行動指針(案)に対する意見公募について
締切:2023年1月22日23時59分
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620222029&Mode=0
3.内閣官房 GX実行推進室ほか
「GX実現に向けた基本方針」に対する意見募集
締切:2023年1月22日23時59分
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=595222084&Mode=0
4.原子力委員会
「原子力利用に関する基本的考え方」改定に向けた御意見の募集について
締切:2023年1月23日18時00分
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=095221020&Mode=0
・・・資料を読んでいるだけで、ふつふつと怒りがわき上がってくる
こと必定なので、どうぞ心を落ち着けて取り組んで下さい。高血圧の方
は特にお気を付けて。本当に目まいがしますから・・・。
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