たんぽぽ舎です。【TMM:No4412】地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4413】

2022年2月22日(火)地震原発事故情報-

             4つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.元日本原子力発電理事・北村俊郎氏の反省

  「原子力村という狭い世界からしか物事を見なかったことが

  事故を予見できなかった要因」、

  「圧縮空気による蓄電の提案」…大きな利点あり

    上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所) 代表〕

★2.「老朽原発東海第二再稼働やめて!放射能汚染水を

  「処理水」と名前だけ変えて海にながすな!

  「始まった小児甲状腺がんの裁判がんばれ!」などのスピーチ

  2/20脱原発溝口駅署名行動の報告

  次回(3月「東海第二原発いらない!首都圏一斉行動」第3波)は

  3月6日(日)14:00~15:30登戸駅連絡通路です

    喜多村憲一(脱原発かわさき市民)

★3.処理水の放水工事の事前了解「慎重に対応を」

  反対する「海といのちを守る福島ネットワーク」が

  福島県議会に請願…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★4.新聞より2つ

  ◆<玄海原発>提訴から10年 脱原発の決意新たに

              (2月22日「佐賀新聞」より抜粋)

  ◆神宮の森の大伐採         鎌田慧ルポライター

     (2月22日「東京新聞」朝刊23面「本音のコラム」より)

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※≪事故情報編集部≫よりメールマガジン読者の皆様へ

 2月26日(土)たんぽぽ舎「第34回総会と33周年記念講演」のため、

前日の2月25日(金)と当日26日(土)のメールマガジン発信をお休み

させていただきます。

 皆様にはよろしくご理解のほどお願い致します。

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1.東海第二原発いらない!第3波一斉行動

2022年3月5日(土)~12日(土)

集中日:3月5日(土)14時~15時(目安)

呼びかけ:「東海第二原発いらない!首都圏ネットワーク

2. 〈3・11〉2つの抗議行動にご参加を

 3月11日(金)日本原電本店前と東電本店前で集会

○第44回日本原電本店抗議:17:00~18:00

   主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

   協力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

○第102回東電本店合同抗議行動:18:45~20:00

   呼びかけ:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎

※2つの案内ビラがたんぽぽ舎にあります。取りに来ていただいて、

 配布のご協力をお願い致します。

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※3・11日本原電本店へ「『東海第二原発の再稼働工事』

 やめて下さい」の署名を提出します。

 ぜひ、ご持参をお願いいたします。

         「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

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※2/26(土)【たんぽぽ舎33周年の集い】にご参加を!

 記念講演 1.「老朽原発このまま廃炉

         大衆運動を創ってきた実績・今後

        木原壯林さん(老朽原発うごかすな!実行委員会)

      2.「東海村の出身者として思う」

         -東海第二原発の再稼働はいやだ-

        横関彩子さん(たんぽぽ舎会員)

 日  時:2月26日(土)14:40より16:40

 会  場:日本教育会館8F会議室

 定員 80名 予約制 どなたでも参加できます。

       たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か

 メール tanpopo3238@gmail.com でご氏名と

 電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝え致します。

 残席30名様です。

 資料代:800円

 ※13:30から開催される「たんぽぽ舎第34回総会」(無料)は、

  会員以外の方も参加できます。上記と同じ予約方法です。

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※2/27(日)「脱原発青空川柳句会」

 日 時:2月27日(日)12時より15時

 場 所:経済産業省どまん前(東京都千代田区霞が関1-3-1)

     入選者に呈賞あり、選:乱 鬼龍

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※2/28(月)学習会にご参加を!

 「日本の植民地支配は何をもたらしたか?」

 「反日種族主義」を読む

 お 話:外村 大(とのむら まさる)さん

      (東京大学大学院総合文化研究科・専門 日本近現代史)

 日 時:2月28日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 定 員:25名 予約制 たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か

 メール tanpopo3238@gmail.com でご氏名と

 電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝え致します。

 残席12名様です。

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※動画アップの紹介 三輪祐児さんのユープランより

・20220210 UPLAN 小倉利丸「パスワードが危い!?」

 ~国家と企業から個人情報を守るために~

https://www.youtube.com/watch?v=jtY8ZFbmtxo

・20220208 UPLAN 安田節子「子どもの健康と食品添加物

https://www.youtube.com/watch?v=JgGYH_76Oh0

・2/2実施「2つの抗議行動」

20220202 UPLAN 第43回とめよう!東海第二原発原電本店抗議、

「第101回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

https://www.youtube.com/watch?v=1KXFSksDBhQ

広瀬隆二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は

科学的にまったく根拠がないデマである」

20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】

https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck

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┗■1.元日本原子力発電理事・北村俊郎氏の反省

 | 「原子力村という狭い世界からしか物事を見なかったことが

 | 事故を予見できなかった要因」、

 | 「圧縮空気による蓄電の提案」…大きな利点あり

 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所) 代表〕

◎ 元日本原子力発電理事の北村俊郎さんは、退職後に福島県富岡町

移住していたが、福島第一原発事故で避難者となり現在も帰還

できない。そこから原子力に関するさまざまな思いを語っている。

 自己反省も交えて関係者が、原子力村という狭い世界からしか物事を

見なかったことが事故を予見できなかった要因の一つだという。

◎ 将来について、原子力はコストが高く廃棄物の問題が解決

できない、高温ガス炉などは当分実現しないと予測し、政府の再生

可能エネルギー目標は低すぎるとしている。

◎ 再生可能エネルギーには安定化のため大容量蓄電システムが必要

になるが、圧縮空気による蓄電の提案が技術的に注目される。

 これの大きな利点は、電池のようなレアメタルに依存せずに既存

技術で実現できることだ。

 原発よりはるかにコストが安く土地も既存の用地で済むという。

※『朝日新聞』Web論座 2022年2月22日 (本文は約7000文字)

 「原発事故避難者となったかつての原発推進者が描く、

  再エネとカーボンニュートラルの未来」

               北村俊郎 元日本原子力発電理事

https://webronza.asahi.com/business/articles/2022021400008.html

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┗■2.「老朽原発東海第二再稼働やめて!放射能汚染水を

 | 「処理水」と名前だけ変えて海にながすな!

 | 「始まった小児甲状腺がんの裁判がんばれ!」などのスピーチ

 | 2/20脱原発溝口駅署名行動の報告

 | 次回(3月「東海第二原発いらない!首都圏一斉行動」第3波)は

 | 3月6日(日)14:00~15:30登戸駅連絡通路です

 └──── 喜多村憲一(脱原発かわさき市民)

◎ 脱原発かわさき市民のみなさん、原発いらない!ヘイトも

ごめんだ!のみなさん、2月20日脱原発溝口駅署名がんばりました!

 そしてその後は反ヘイト行動にも合流しました。

 「包丁で武装した」と言うへイト「日の丸街宣倶楽部」、昨日も

渡辺賢一が暴言を吐き続けていました。

 ただし集まっていたのはたったの17人?

 怒りの多摩川太鼓!、ヘイトの何倍かの市民が「帰れ」コール!

そして「川崎・差別のない人権尊重の街づくり通信」を配りました。

溝口駅前署名、「がんばってください!」と署名していただいた若い

女性の方、「脱原発かわさき市民のイベントがあれば参加してみたい」

と言っていだだきました。ありがとうございます!

 20日はいつもと違った時間帯でしかも1時間と短かったのですが、

10人のみなさんががんばっていました。

 「老朽原発東海第二再稼働やめて!放射能汚染水を「処理水」と名前

だけ変えて海にながすな!始まった小児甲状腺がんの裁判がんばれ!」

のスピーチが続きました。

◎ 署名は「東海第二原発の“再稼働工事”をやめて下さい!署名」

が24筆、「トリチウム等を含むALPS処理水の海洋放出方針の

再検討を求める署名」が8筆でした。いつもより少ない人数、少ない

時間でがんばりました。

 チラシ配布「東海第二原発はいらない」ほかのカラーチラシもかなり

多く配ることができました。

◎ 経産省前テントひろばの乾喜美子さんの言葉を紹介します。

 「政府は昨年4月13日福島の人達との約束を無視してアルプス処理水

を海洋放出することを関係閣議で決定し、東電はそれに向けて今着々と

準備を進めています。

 アルプス処理で取り除けないトリチウムが有害なことは学者も

認めています。トリチウムを放出する玄海泊原発のそばでは白血病

癌が増えています。

 またカナダのピッカリング原子炉付近では小児白血病や新生児死亡率

が増えダウン症候群が80%も増えていたとの報告もあります。

  それなのに復興庁のホームページでトリチウム安全キャンペーンを

行っているのは許せません。そしてそのチラシを学校に配るなど言語

道断です。ただちにやめて下さい。

 子供たちに嘘を教えてはなりません。 またアルプス処理水の中には

トリチウムだけでなく他の核種も残っているそうです。

 そんな危険なものを海に流さないで下さい。海に流されたトリチウム

が海洋生物を通して食物連鎖を起こし、私たちの健康を害することも

考えられます。いくら薄めても総量は変わりありません。

 風評被害は福島に限りません。海は世界につながっているのです

から。タンクがいっぱいで保管できないと言うのは嘘です。

 知恵を絞って探せばいくらでもある筈です。トリチウム半減期

短いのですから地上に保管して無害になるのを待つことも考えられ

ます。またトリチウムを取り除く技術も開発されているそうです。

絶対に汚染された水を海に流さないで下さい。」

◎3月は「東海第二原発いらない!首都圏一斉行動」、かわさきは3月

6日(日)14:00~15:30登戸駅連絡通路です。

 あの3.11から11年目、またみんなでやっていきましょう!

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┗■3.処理水の放水工事の事前了解「慎重に対応を」

 | 反対する「海といのちを守る福島ネットワーク」が

 | 福島県議会に請願…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.処理水の放水工事の事前了解「慎重に対応を」

  反対する「海といのちを守る福島ネットワーク」が

  福島県議会に請願

  2/21(月)8:51配信「朝日新聞デジタル

https://news.yahoo.co.jp/articles/03245838429b60bda73d31b5b4fe083fe221714a

2.安全性を強調しすぎ? 国の処理水PRチラシが波紋

  岩手・宮城・福島3県内の市町村教育委員会によると

  児童生徒への配布を見合わせる学校が相次いだ…

  2/21(月)21:23配信「テレビ朝日系(ANN)」

https://news.yahoo.co.jp/articles/754f8d25702d3daaf7ded04801002bf0a4ada67b

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┗■4.新聞より2つ

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 ◆<玄海原発>提訴から10年 脱原発の決意新たに

 原発に反対する佐賀県内外の住民が国や九州電力玄海原発(東松浦

玄海町)全基の操業停止を求める訴訟を起こして10年となり、原告

弁護団などが19日、佐賀市内で集会を開いた。

 これまでの歩みを振り返り、脱原発に向けた決意を新たにした。

 訴訟は2012年1月31日に原告1704人が佐賀地裁に提訴して始まった。

 その後も追加提訴を続け、2015年11月に原告数が1万人に到達。

 口頭弁論は38回にのぼり、2011年3月の東日本大震災の被災者ら

約70人が意見陳述してきた。(後略)

              (2月22日「佐賀新聞」より抜粋)

 詳しくはこちらを

 https://www.saga-s.co.jp/articles/-/814681

 ◆神宮の森の大伐採         鎌田慧ルポライター

 神宮の森の大伐採計画が、都の都市計画審議会で可決された。先週も

この欄で書いたが、辛うじて都心に残されてきた、歴史的で貴重、広大

な緑のオアシスが、あまりにも露骨な儲け主義の餌食にされようと

している。

 樹齢百年以上の老木もふくめ「開発予定地」にある樹木の半分以上が

大虐殺され、高さ190m、185mなどと、空を制圧するコンクリート

巨大なオフィスビルが建て並べられるという。

 東京五輪にむけて、建築基準の緩和策で国立競技場の建て替えなどが

実施された。その間隙(かんげき)を縫った巨大開発計画が、三井

不動産や伊藤忠商事などが狙った千載一遇のビジネスチャンスだ。

 しかし、東京の地形が日比谷公園から皇居、神宮の森、新宿御苑へと

森と緑地が続いているからこそ、やわらかな風が流れ、花が咲き、潤い

のある首都となっている。

 森の伐採は、その繋がりの要を破壊する。

 地方の工業開発の時代は終わった。いま都心のオフィスとマンション

建設で、あらたな需要をつくりだそうとしているのが、金融業、不動

産業、建築産業の欲望である。

 かつて土地に柵を立てた囲い込み政策が今後、コンクリートの塔を

天に突き刺し、空を包囲し地上に冷たい暴力的な風を巻き起こす。

 極限の一極集中計画というべき「神宮外苑再開発」は厳しい歴史の

審判を受けるであろう。

     (2月22日「東京新聞」朝刊23面「本音のコラム」より)

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 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

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☆《事故情報編集部》より

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 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

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 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

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 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

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 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

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