たんぽぽ舎です。【TMM:No4374】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4374】

2021年12月22日(水)地震原発事故情報−

             4つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.「汚染水海洋放出の争点」 トリチウムの危険性

  著:渡辺悦司/遠藤順子/山田耕作

  書籍の紹介            「事故情報編集部」

★2.東電 処理水海洋放出計画を申請

  福島県いわき市長「遺憾の意」

  「まだ地元の合意が得られていない」…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★3.CO2と経済−資本主義再編化のもくろみ

  「脱炭素」にだまされないために

  −CO2温暖化は、ホント?− (その4) (了)

      川村晃生(「みどり・山梨」温暖化問題検討委員会)

★4.新聞より3つ

  ◆原発事故影響、考慮せず「地震で緊急停止」前提

   内閣府:「原子力規制委員会の指導に従った」

   日本・千島海溝地震   (12月22日「時事通信」より抜粋)

  ◆尻尾たちの抗議行動

   12.23(木)17時30分から

   「ふざけんな!税金1億で疑惑もみ消し」抗議

   東京・霞が関財務省正門前と近畿財務局前で同時行動

    鎌田 慧(ルポライター

      (12月21日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)

  ◆森友改ざん「再調査を」8割 共同通信世論調査

           (12月21日発行「日刊ゲンダイ」より抜粋)

━━━━━━━ 

※明日です! 12/23(木)学習会にご参加を!

  『私見原発賠償集団訴訟の到達点と課題』

 お 話:村田 弘さん(福島原発かながわ訴訟原告団団長)

 日 時:12月23日(木)18時より21時 講師のお話は19時より

 会 場:「スペースたんぽぽ」 残席10名様です。

 参加費:800円(学生400円)  予約必要です。

たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か

メール nonukes@tanpoposya.net 、tanpopo3238@gmail.com で、

ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお知らせいたします。

━━━━━━━ 

※12/18(土)山崎久隆ゼミをゆきふみさんが

 アップしてくれました。

20211218「福島第一原発事故は何を教訓として残したか」

https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/713825273

━━━━━━━ 

※12/17(金)第7回「原発いらない金曜行動」をゆきふみさんが

 アップしてくれました。

https://twitter.com/maruo_yukifumi/status/1472060208470200323 

━━━━━━━ 

※12/14(火)「国家と企業から個人情報を守るために」

 小倉利丸さんのお話は、ゆきふみさんがアップしてくれました。

 ・国家と企業から個人情報を守るために 1 (約90分)

https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/713356157 

 ・ 2 (約30分)

https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/713365939 

 ・ 3 (7.5分)

https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/713369870 

━━━━━━━ 

※たんぽぽ舎の冬休みは

 12月29日(水)から2022年1月8日(土)までです。

 1月9日(日)、1月10日(月)は休日のため、1月11日(火)からの

 業務再開となります。

 なお、メールマガジンは、12月28日(火)よりお休みとさせて

 いただきます。

━━━━━━━ 

※たんぽぽ舎から、「メールアドレス」についてのお知らせです。

 たんぽぽ舎の通常アドレス < nonukes@tanpoposya.net >が

 いまひとつ不安定です。送受信がとどこおる例が発生しております。

 ですので、別アドレスを設定しました。

 通常アドレスで、はねられることがあったら、以下の別アドレスへ

 お送り下さい。

 最初から別アドレスへお送りいただいても構いません。

 別アドレス < tanpopo3238@gmail.com >

お手数をおかけして申し訳ありません。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.「汚染水海洋放出の争点」 トリチウムの危険性

 | 著:渡辺悦司/遠藤順子/山田耕作

 | 書籍の紹介

 └──── 「事故情報編集部」

 トリチウムの危険性はなぜ軽視されているのか?

 内部被曝で健康をどう破壊していくのか?

 2021年4月、政府は福島原発事故による汚染水を海洋に放出する

ことを決定した。

 公聴会の圧倒的反対、地元漁業関係者や住民、国内ばかりか近隣

諸国の反対の声を無視した決定であった。

 その根拠となった政府「多核種除去設備等処理水の取り扱いに関する

小委員会」の海洋放出案は、さまざまな放射性物質を含む汚染水による

海洋汚染、トリチウムの危険性、敷地やタンクの増設や他の処理方法を

検討しなかったり、無視した杜撰なものであった。

 本書は、トリチウムの危険性と汚染水放出の問題点について、一般

読者向けの概括的でやさしく分かりやすい解説書であると同時に、

国の放出案を逐条的に批判し、汚染水の海洋放出に反対する人びとの

手引き書でもある。     (以上、帯より引用)

見出しの紹介

はじめに 福島第一原発事故の汚染水を海洋に放出してはならない

第1章 放射線科学から見たトリチウムの危険性

    危険度を事実上「ゼロ」とする政府・専門家の虚偽

第2章 トリチウム問題の核心〜その人体への影響

第3章 トリチウムの危険性は歴史的に隠蔽されてきた

第4章 処理水小委員会報告および東電報告批判

第5章 環境放射能汚染とウィルス変異の加速化、

    パンデミック反復の危険性

発行所:緑風出版 230頁 2700円+税

┏┓ 

┗■2.東電 処理水海洋放出計画を申請

 | 福島県いわき市長「遺憾の意」

 | 「まだ地元の合意が得られていない」…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.東電 処理水海洋放出計画を申請 福島県いわき市長「遺憾の意」

  「まだ地元の合意が得られていない」

  12/21(火)21:48配信「テレビユー福島

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b9145aa7fab4e1ee641491f57173aabfd15438c

┏┓ 

┗■3.CO2と経済−資本主義再編化のもくろみ

 | 「脱炭素」にだまされないために

 | −CO2温暖化は、ホント?− (その4) (了)

 └──── 川村晃生(「みどり・山梨」温暖化問題検討委員会)

4.CO2と経済−資本主義再編化のもくろみ−

◎ 経済グローバル化の砦であるダボス世界経済フォーラム2020年の

会議では、「地球を救う方法」と題して、地球温暖化が主要テーマに

なりました。

 証明されていない仮説をもとにCO2削減の世界的キャンペーンが

仕掛けられ、これに世界的な投資ファンドや主要な中央銀行

加わっています。停滞する資本主義のなか、気候変動を歴史的な

投資機会ととらえているようです。

 しかし、その負担は決して小さいとは言えません。

◎ 2021年7月14日、EUの欧州委員会は、気候変動に対する包括的な

取り組みを発表しました。

 そこでは、脱炭素社会に向けて、ガソリン車・ディーゼル車の市場

からの排除、排出権取引制度と炭素税の強化、グリーンエネルギーヘの

一層の転換などが盛り込まれました。

 こうした脱炭素の政策は、経済活動を制限して失業や倒産を生み、

経済に新たな弱肉強食をもたらします。

◎ 日本でも、2021年の5月に改正温暖化対策法が国会を通過しました。

 企業に対しては、投資家のために温室効果ガスの排出量をデジタル

化して公表することが義務付けられ、地方自治体に対しては脱炭素の

目標を具体化させることなどが示されています。

 脱炭素にむけた大号令が吹き荒れそうです。

◎ そもそも気候対策の起源は、工業を中心とする産業社会への批判

から始まっています。

 2015年のパリ協定の立案者であった国連のクリスティナ・フィゲレス

は「これは、産業革命以来の経済発展モデルを意図的に変革する

ものだ」と本心を明かしました。

 今日、こうした立場が、世界経済フォーラムを中心としたグローバル

企業の戦略に結びついています。

 気候変動を「ショック」として言説を支配し、資本主義を再編しよう

とする動きが始まっています。

5.これからのエネルギーは?

◎ では、今後私たちはどのような方向でエネルギーを求めたら

よいのでしょうか。

 もちろん原子力からは完全撤退しなければなりませんが、その上で

現在のエネルギー需要を考える場合、どのような方策が

ベストなのでしょうか。

◎ まず第一に挙げられるのが、自然エネルギー(太陽光、風力、水力、

地熱、バイオマスなど)です。

 しかし、自然エネルギーですべて賄うのは不可能でしょう。

 また無理にそれで賄おうとすれば、別の形の自然破壊(森林や河川

や景観)が起ります。従ってその場合どうしても火力(石炭、石油、

天然ガス)のエネルギーが必要となります。

 私たちは地球温暖化はCO2に拠るものではないと考えていますし、

またCO2の増加は食料や緑地の増加に寄与するとも考えています。

◎ さて、最近石炭火力発電の目覚ましい改善と進展があります。

 たとえば日本には、世界トップレベルのクリーンな石炭火力発電所

3機あります。

 2002年4月と2009年7月運転開始の横浜市磯子火力発電1号機、

2号機と、2020年6月運転開始の広島県竹原火力発電所1号機。

いずれもJパワー(電源開発株式会社)の石炭火力発電所です。

◎ 2011年8月26日付の東京新聞の記事には磯子火力発電所の硫黄

酸化物(SOx)は99%以上、窒素酸化物(NOx)は90%以上、煤煙は

ほぼ100%除去され、ヨーロッパに比べてもそのクリーンさは世界一と

書かれています。

 しかもCO2も20%程度低く抑えられているのです。

 ですから「脱炭素」に眩惑されるのではなく、石炭を含む火力発電の

利用も視野に入れたエネルギー供給を考えるべきでしょう。

◎ 宇宙の中での気象や事象は複雑に絡んでいます。

 人間が地球上を席巻することによる弊害が大きすぎる点もあります

が、その複雑ざの中でCO2という1点のみを問題視して作られた世論

には、より慎重な目を向けさまざまな観点から見極める理性と感性が

大事だと思われます。

 そして何より重要なのは、私たちができるだけエネルギーを使わない

暮らし方や社会のしくみを作っていくことでしょう。

※もっと知りたい人のために

1.槌田敦『CO2温暖化説は間違っている』(ほたる出版 2006)

2.池田清彦・他『暴走する「地球温暖化」論』(文藝春秋 2007)

3.赤祖父俊一『正しく知る地球温暖化』(誠文堂新光社 2008)

4.広瀬隆二酸化炭素温暖化説の崩壊』(集英社新書 2010)

5.渡辺 正『「地球温暖化」狂騒曲』(丸善出版 2018)

6.広瀬隆地球温暖化説はSF小説だった』(八月書館 2018)

【注】これらの図書の中には、原子力について私たちと異なる考え方が

示されているものがありますが、私たちはそれに同意するものでは

ありません。

    (2021年12月1日発行・編集「みどり・山梨」

    温暖化問題検討委員会より)

    川村晃生 TEL FAX兼用 055-252-0288

┏┓ 

┗■4.新聞より3つ

 └──── 

 ◆原発事故影響、考慮せず「地震で緊急停止」前提

  内閣府:「原子力規制委員会の指導に従った」

  日本・千島海溝地震

 東日本大震災では、東京電力福島第一原発事故が救助・復旧活動に

大きく影響したが、日本海溝・千島海溝地震の被害想定は「原発地震

発生と同時に運転を停止する」と表記し、具体的な影響が考慮されて

いない。(後略)

               (12月22日「時事通信」より抜粋)

 詳しくはこちら

https://news.yahoo.co.jp/articles/c2502673b467080302843facae7c7655320be05c

 ◆尻尾たちの抗議行動

  12.23(木)17時30分から

  「ふざけんな!税金1億で疑惑もみ消し」抗議

  東京・霞が関財務省正門前と近畿財務局前で同時行動

    鎌田 慧(ルポライター

 「一国の首相」などと言ったにしても、卑小な人物による卑小な行為

がつづけば、しだいに言っても詮方ないと諦めるようになる。

 議会で追及されても蛙(かえる)の顔になんとやらの気が抜けた弛緩(

しかん)政治。

 森友、加計、サクラの利益誘導、米製兵器大量購入の大盤振る舞い。

学術会議への言論弾圧。ひとつでも政権が倒れそうな不祥事が目白押し

でも弛緩政権がだらだら続く。

 安倍元首相の妻昭恵さんが名誉校長として大きく関わっていた森友

間題。

 公文書を書き換えさせられた近畿財務局の赤木俊夫さんが苦悩の

あまり自死

 妻の雅子さんが真相究明を求めて国を裁判に訴えた。

 が、国の代表である「聞く耳」が自慢の岸田文雄首相、裁判を拒否、

一億円を放り投げて裁判を踏み潰した。

 雅子さんの訴えはカネがほしいからではない。

 裁判によって責任者たちを夫の死に向き合わせることだった。

 ところが首相はカネの煙幕を張って敵前逃亡だ。

 「私は夫が国に殺されたと思っています。そして認諾によって夫は

また国に殺されてしまったと思います。夫は遺書で『最後は下部が

しっぽを切られる。なんて世の中だ』と書いています」(赤木雅子

さんの「抗議文」)

 「ふざけんな!税金1億で疑惑もみ消し」抗議。

23日(木)17時30分から1時間、

東京・霞が関財務省正門前と近畿財務局前で同時行動。

     (12月21日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)

 ◆森友改ざん「再調査を」8割 共同通信世論調査

 共同通信社が18〜19日に実施した全国電世論調査で、岸田首相に

対して森友問題の「再調査」を求める回答が79.3%に上った。

同問題をめぐっては、決裁文書改ざんなどを苦に自殺した近畿財務局

職員、赤木俊夫さん(当時54歳)の妻が国と佐川宣寿・元理財局長に損害

賠償を求めた訴訟で、国が妻側の請求を全面的に認める「認諾」の

手続きを取り、終結しているが、多くの国民が国の対応に批判的な

見方をしていることが示された。(後略)

          (12月21日発行「日刊ゲンダイ」より抜粋)

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@gmail.com > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページ

  の「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@gmail.com >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-1-1

               高橋セーフビル1F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

        HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856