たんぽぽ舎です。【TMM:No3529】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3529】

2018年12月8日(土)地震原発事故情報−5つの情報をお知らせします

                            転送歓迎

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★1.福島県伊達市が、条例で規定されている個人情報審議会を経ず、

   住民の個人情報を提供していたことがわかった

   【新着記事】個人線量データを不正流出か--福島県伊達市

                  白石 草(Our Planet TV) 

★2.東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

  柏崎刈羽原発の再稼働認めない!規制委員会おかしいぞ!

東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

原発事故避難者の住居を奪うな!

放射能汚染水止めろ!トリチウム汚染水を海へ捨てるな!

12/5第63回東電本店合同抗議の報告

                渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.回答打ち切りは東電の「行動憲章」と矛盾する

  深層防護第3層の対策はなされず放置されている

社長は「二度と過酷事故を起こさない決意」を実行しろ

  12/5東電本店合同抗議で東京電力へ提出した申入書

              「原子力民間規制委員会・東京」

★4.日本列島の最近の地震活動と噴火 その2

   「大噴火が少なすぎる近年の日本」(11/24講演)

  富士山の宝永噴火は宝永地震の 49 日後だった

       島村英紀氏のたんぽぽ舎・講演レジュメより…「連載3」

★5.放射性汚泥、新潟県処理へ…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)   

        黒木和也 (宮崎県在住)

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※緊急のお知らせです!

 12/13(木)「浅井基文さん」学習会は、浅井さんご夫婦に重大な健康上の問題が

発生したため 急きょ、中止とさせていただきます。

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※12/11(火)学習会にご参加を!

  ケチって火炎瓶事件〜安倍晋三議員自宅・事務所に火炎瓶はなぜ投げ込まれ

たのか?1999年・下関市長選。

  安倍晋三は当時暴力団に選挙妨害を依頼したのか?

 お 話:山岡俊介さん (インターネット新聞「アクセスジャーナル」代表)

 日時:12月11日(火)19時より21時  

 会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円

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脱原発川柳【もう一度 ブラックアウト する予感】 乱 鬼龍(転載歓迎)

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※訂正です。

12月7日付け【TMM:No3528】★1.絶対に動かしてはならない東海第二原発

(正)原子力損害賠償・廃炉支援機構法(機構法) 機構法

(誤)原子力損害賠償・廃炉支援機講法(機講法) 機講法

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┗■1.福島県伊達市が、条例で規定されている個人情報審議会を経ず、

 |  住民の個人情報を提供していたことがわかった

 |  【新着記事】個人線量データを不正流出か--福島県伊達市

 └──── 白石 草(Our Planet TV) 

12月6日、伊達市議会で、早野龍五氏らが執筆した個人線量に関する論文のデー

タ使用について、激しいやりとりがありました。

 ご承知のとおり、政府はこの論文をテコに、被曝管理を「空間線量」から「個

人線量」にシフトする方向にあります。

ICRPもUNSCEARも、この論文をもとに被曝線量基準の見直しに着手しています)

 今回の件は、伊達市の一人の市民が情報公開を重ねる中で明らかになってきた

ことですが、今日の段階は、

個人情報流出」と「倫理違反」の2点で不正の一部にすぎません。

 これから全体像が明らかになるはずですので、どうぞご注目ください。

【新着記事】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 個人線量データを不正流出か−福島県伊達市

  http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2335

 福島県伊達市が、条例で規定されている個人情報審議会を経ず、住民の個人情

報を東大の早野龍五名誉教授らに提供していたことがわかった。

 研究者らは、研究に同意していない市民のデータも論文に使用していた。

 6日に開催された市議会の一般質問で明らかになった。

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┗■2.東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

 | 柏崎刈羽原発の再稼働認めない!規制委員会おかしいぞ!

| 東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

原発事故避難者の住居を奪うな!

放射能汚染水止めろ!トリチウム汚染水を海へ捨てるな!

| 12/5第63回東電本店合同抗議の報告

 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

◎本抗議の様子は、たんぽぽ舎新HPでご覧下さい。

新HP http://www.tanpoposya.com/ サブメニュー「東電本店合同抗議」

〇絶え間なく強風が吹く中、12月5日(水)17時から17時45分まで、「とめよう!

東海第二原発20年運転延長・再稼働ゆるすな!日本原電本店抗議行動」(都営新宿

線「小川町」駅B6出口より2分)が、「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

と「再稼働阻止全国ネットワーク」の共催で行われた。参加者は約50人。

〇引き続き、東京電力本店前で「日本原電(東海第二原発)の債務保証をするな!

東電は福島第一原発事故の責任をとれ!柏崎刈羽原発再稼働するな!原発事故避

難者の住居を奪うな!」のコールが鳴り響いた。

 多数のノボリ旗と横断幕が、多くの人の協力で、東電に向けて掲げられた。

 呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、132の賛同

団体と共に、第63回東電本店合同抗議行動が行われた。参加者は約75人。

〇初めに、“脱被ばく実現ネット”の男性から、福島県民に寄り添わない福島県

及び内堀知事に対する抗議のスピーチがあった。“脱被ばく実現ネット”は、

2011年から、福島の子ども達を守る活動を、“原発事故被害者団体連絡会(通称:

ひだんれん)”、“「避難の権利」を求める全国避難者の会”、そして“避難の共

同センター”などの各団体と連携しながら行っている。政府と福島県は、2017年

3月には、非情にも区域外避難者(自主避難者)の住宅支援を打ち切り、2019年3月

には、強制避難区域の方々の住宅支援まで打ち切ろうとしている。政府の強制帰

還政策に対して、福島県及び内堀知事は反対せず、政府の言いなりのままだ。即

ち、原発事故被害者を路頭に迷わせる政策に加担するなど、福島県民には全く寄

り添っていない。私たちは、これまで以上に、事故被害者に対する支援の必要が

ある。

 続いて、日本音楽協議会による音楽での抗議が夜空に響いた。

 また、「反原発自治体議員・市民連盟」と「民間規制委員会・東京」による東

電本店申し入れ行動が行われた。同時に、「東電本店合同抗議」から、2019年1月

から6月までの「抗議予定案内」が、東電担当者に手渡された。

 更には、「本抗議」担当者から、約30個の「ヒカリ物・鳴り物」のプレゼント

が、抗議参加者に対して行われた。

 最後に、黄色の「原発いらないミニドラム缶」を背負った参加者が一つにまと

まり、ドンパン節を歌い、踊り、そして多摩川太鼓の演奏で締めくくり、19時

30分に終了。

カンパ活動を行い、20,184円が寄せられました。ご協力、ありがとうございます。

◎次回、第64回の東京電力本店合同抗議は (毎月第1水曜日が定例です)

日 時:1月9日(水)18:30より19:30(冬季のため、15分間短縮。

           正月のため、第二水曜日に変更)

場 所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)

          JR・地下鉄「新橋」駅徒歩5分、

          地下鉄三田線「内幸町」駅徒歩3分

呼びかけ:「経産省前テントひろば」、「たんぽぽ舎」

引き続き賛同団体を募集中!

◎当日は前段で、17時から17時45分まで、「とめよう!東海第二原発20年運転延

長・再稼働ゆるすな!日本原電本店抗議行動」が、「とめよう!東海第二原発

都圏連絡会」と「再稼働阻止全国ネットワーク)の共催で行われます。

日 時:1月9日(水)17時から17時45分

場 所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

こちらにもぜひご参加下さい。

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┗■3.回答打ち切りは東電の「行動憲章」と矛盾する

 | 深層防護第3層の対策はなされず放置されている

| 社長は「二度と過酷事故を起こさない決意」を実行しろ

 | 12/5東電本店合同抗議で東京電力へ提出した申入書

 └──── 「原子力民間規制委員会・東京」

                     2018年12月5日

福島第一原発事故加害者東京電力への申入書

 先月、立地地域部原子力センター所長の石田様に、原子力民間規制員会への回

答打ち切りの理由を電話でうかがい、それを文章化して確認を求めました。お返

事はありませんでしたが、「回答がない場合は認められたものとする」とお知ら

せしましたので、貴社の確認済みとします。

 貴社は回答打ち切りの理由を次のとおりとしています。

 「民間規制委員会の目的は、国の新規制基準の間違いを指摘し、原発の安全基

準を科学的に向上させることと承知している。しかし、質問はその目的に合致し

ていないので、原発の安全の科学的向上にはつながらず、意味がないと判断し

た。」

 民間規制委の目的はそのとおりですが、質問内容が当委員会の目的に合致して

いないと貴社が判断し、それを理由に回答を打ち切るというのは、理屈が通りま

せん。

 貴社には、市民からの質問内容を制限する権限など、ありません。勝手な理屈

で説明責任を投げ出すのは、横暴かつ不誠実です。

 『東京電力グループ企業行動憲章』には、「企業の社会的責任を果たす」とか、

「公正さや倫理を保つ」と明記され、行動原則として、「いかなる差別も行わず」

とか「広く社会とのコミュニケーションを行い」とか謳っています。当委員会の

みに回答しないのは、行動憲章と矛盾するのではないですか? お答えください。

 国の規制委員会は、基準への適合性を審査したが、安全とはいわないというこ

とで、基本的考え方として、「規制基準の遵守は最低限の要求でしかなく、事業

者自らが、原子力施設のさらなる安全性向上に取り組まなくてはならない」とし

ていることは、ご承知のとおりと思います。

 民間規制委員会は、国の新規制基準は、根本的にはなんら安全基準の向上には

なっていないので、審査にパスしても原発を使用してはならないと勧告していま

す。

 原子力推進者は、深層防護の第3層、すなわち、万一事故が発生しても格納容

器や緊急炉心冷却装置(ECCS)により、放射性物質の放出を防止するといっ

てきました。

 しかし、東電福島第一原発事故は、設計想定範囲を超えるもので、第3層の安

全対策は突破され、過酷事故になりました。事故の進展や過酷事故の影響を緩和

するための第4層設備はなく、手順書も参照しなかったので、放射性物質を制御

できない形で大量に放出し、取り返しのつかない大被害をもたらしました。被害

と危険は今後もずっと続きます。

 民間規制委員会は、大事故を経験した以上、少なくとも福島第一原発事故を設

計基準事故として、設計をやり直し、新設計に沿った改造を行うべきであると勧

告しています。深層防護の第4層は、基準とした福島第一原発事故を超える過酷

事故への対策であるべきです。

 それをせず、今ある欠陥を放置したまま原発を再稼働させれば、過酷事故を繰

り返すことになります。

 社長は「二度と福島第一のような事故を起こさないとの決意の下、安全性確保

を大前提とすることを誓います」と明言されたのですから、実行し、説明責任を

果たされるよう求めます。

 以上について、貴社の見解を12月19日(水)までに、Eメールでお聞かせくだ

さい。

                             以上

 補足:民間規制委・東京の東電への質問書と、

    東電からの回答は以下に全文掲載しています。

 https://minkankiseii.jimdo.com/東電/東電本店合同抗議質問書-東電回答/

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┗■4.日本列島の最近の地震活動と噴火 その2

 |  「大噴火が少なすぎる近年の日本」(11/24講演)

 | 富士山の宝永噴火は宝永地震の 49 日後だった

 └──── 島村英紀氏のたんぽぽ舎・講演レジュメより…「連載3」

●富士山の宝永噴火は宝永地震の 49 日後だった

 「地震が誘発した」有名な噴火がある。1707 年の宝永地震の 49 日後に富士山

が大噴火した宝永噴火だ。

この噴火は富士山の三大噴火のひとつになった大きな噴火だった。関東地方にも

多量の火山灰を降らせた。この火山灰は、噴火後わずか 2 時間で江戸に達した。

富士山から新宿まで 100km しか離れていないことを忘れてはいけない。

 三大噴火のあとの二つは平安時代に発生した「延暦の大噴火」と「貞観の大噴

火」である。そのほか、平安時代 400 年間に、富士山は 10 回も噴火している。

平安時代のはじめの 300 年の間に 10回(一説によれば 12回)も噴火したのであ

る。

 宝永噴火以来、富士山が 300 年間も噴火しない状態が続いているのは異例であ

る。また、世界的に見ても、長い間噴火しなくて、次に噴火したときには大きな

噴火になる例が多い。

 いま恐れられている「南海トラフ地震」は宝永地震が再来するような大きな規

模ではないかと言われている。フィリピン海プレートが年々動いているので、地

震エネルギーも年々蓄積している。じつはひとつ先代の地震東南海地震(1944

年)と南海地震(1946 年)は歴代の先祖と比べても小さめだった。つまり、残って

いる地震エネルギーが次回に加算される可能性がある。

 もしこの地震が起きれば、以前と同じように火山の噴火を誘発する可能性があ

る。ちなみに、南海トラフ地震の先祖のひとつである慶長地震(1605 年)のすぐ

あとには八丈島の火山が噴火した。

(「連載4」に続く)

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┗■5.放射性汚泥、新潟県処理へ…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.放射性汚泥、新潟県処理へ

 12/7(金) 12:06配信 共同通信

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00000096-kyodonews-soci

2.脱原発へ再生エネ普及を 小泉元首相 五島で講演 1000人が聴講

  12/7(金) 16:31配信 長崎新聞

  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00000007-nagasaki-l42

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

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 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

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なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

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