たんぽぽ舎です。【TMM:No3745】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3745】

2019年9月13日(金)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.『たんぽぽ舎30年−歩みと展望』9月22日(日)発刊

   原発反対運動30年のいろいろな出来事、

   エピソードなどよみごたえ

   延べ40人余が執筆、写真集の30年もあり

   B5判 180頁 予価1000円

   [なぜ、30年たんぽぽ舎は続いてきたか? 今後は…] 柳田 真

   [たんぽぽの綿毛は風に乗って飛ぶ] 鎌田 慧

   [放射能測定が基礎になっているから信頼できる] 広瀬 隆

   【座談会】[たんぽぽ舎の活動、回顧と今後の課題] 5名

   目次を紹介します。 (上) (2回に分けます)

★2.「梅田原発労災裁判・6年半のたたかい・記録集」

   原告梅田さんの思いは「私のように、原発労働で

  苦しむ人々をこれ以上出してはならない」

             中村泰子(あらかぶさんを支える会)

★3.【意見】

   台風による停電は行政の怠慢

          上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

★4.アジア進出のために日本が、日本軍が何をしたのか

   その歴史の延長線上に関東大震災時の虐殺があった

         愼民子(シンミンジャ)

           (「一般社団法人 ほうせんか」)(その6)了

★5.東電旧経営陣判決を前に 事故の責任 告訴で問う

  「後世にまで影響する大事な裁判」武藤類子さんは言う…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

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※明日です!

 9/14(土)シンポジウムへご参加を!

 「原発テロ」対策とは、本当は、どういう問題なのか?

  山崎久隆さん「特定重大事故等対処施設問題とは何か」

  宮崎俊郎さん「原子力非常事態宣言下の

         オリンピックに反対しよう!」

 日 時:9月14日(土)18:15より

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:福島原発事故緊急会議(090-1705-1297)

 参加費:500円

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※9/15(日)学習会にご参加を!

 「東京オリンピックでの被曝の危険性を警告し開催に反対する」

 講 師:渡辺悦司さん (市民と科学者の内部被ばく問題研究会会員)

 日 時:9月15日(日)13:30〜16:00(開場は13時)

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円(学生400円)

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※ ★ 9/22(日)たんぽぽ舎『30周年記念の集い』のご案内 ★

  −命と大地を放射能から守れ 原発やめよう みんなの想い−

 第1部

 ・記念講演『原発にしがみつく日本 なぜ? どうする?』

     講師:小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教

 ・リレートーク…多彩な7名のゲスト (敬称略、順不同)

  阿部功志 (茨城県東海村村会議員)、

  鴨下全生(まつき) (福島からの避難者)、

  熊本一規 (明治学院大学名誉教授)、

  菅井益郎 (国学院大学名誉教授)、

  武藤類子 (福島原発告訴団長)、

  安田節子 (ビジョン21)、

  山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

 日 時:2019年9月22日(日)13時15分開場 13時30分より16時45分

 会 場:「ベルサール神保町」たんぽぽ舎から徒歩5分

 第1部:記念講演とリレートーク

     第1部の参加費:当日1200円、前売り1000円

第2部:懇親会(定員・予約制、懇親会費別途)17時30分より 

    「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

お問い合わせ:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

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┗■1.『たんぽぽ舎30年−歩みと展望』9月22日(日)発刊

 |  原発反対運動30年のいろいろな出来事、

 |  エピソードなどよみごたえ

 |  延べ40人余が執筆、写真集の30年もあり

 |  B5判 180頁 予価1000円

 |  [なぜ、30年たんぽぽ舎は続いてきたか? 今後は…] 柳田 真

 |  [たんぽぽの綿毛は風に乗って飛ぶ] 鎌田 慧

 |  [放射能測定が基礎になっているから信頼できる] 広瀬 隆

 |  【座談会】[たんぽぽ舎の活動、回顧と今後の課題] 5名

 |  目次を紹介します。 (上) (2回に分けます)

 └──── たんぽぽ舎

なぜ、30年たんぽぽ舎は続いてきたか? 今後は…    柳田 真 5

たんぽぽの綿毛は風に乗って飛ぶ    鎌田 慧 6

たんぽぽ舎30年に寄せて    広瀬 隆 7

【座談会】

たんぽぽ舎の活動、回顧と今後の課題

−集会、学習、ツアー、測定、情報発信…反原発、市民と共に30年

天野恵一 菅井益郎 柳田 真 山崎久隆 鈴木千津子     8

【寄稿】

たんぽぽ舎のフィールドワーク           菅井益郎 22

放射能汚染食品測定室」を立ち上げる…1988年

ロシアへ「測定器をおくる会」を立ち上げる…1990年 小泉好延 23

たんぽぽ舎30周年によせて             藤原寿和 24

たんぽぽ舎 これからの30年            伊藤久雄 25

写真で見るたんぽぽ舎の30年                 26

たんぽぽ舎30年の概略〜5つの時期に区分      柳田 真  34

原発の歩み 1988─2019

1988 広瀬隆『東京に原発を!』本ブーム/ 伊方原発

   出力調整実験に市民怒る/ 世界で原発反対運動  38

1989 福島第二・再循環ポンプ事故/ 米国ショーラム原発が市民の

反対により解体決定                  40

1990 湾岸危機/ 福島第二・再循環ポンプ事故、運転差止提訴/

   福島第一3号機出力急上昇               42

1991 湾岸戦争イラク攻撃。劣化ウラン弾廃絶運動広がる/

   美浜2号機でギロチン破断               44

1992 福島第一、誤操作で給水ストップ。事故隠し露呈/ 最高裁

   伊方原発訴訟で原告敗訴の判決             46

1993 ロシア・トムスク7で爆発事故/ ノーニュークス・アジア・

   フォーラム日本で開催                 48

1994 新潟巻町、原発計画反対に立ち上がる/ 中国で初の商用原発/

   浜岡原発被曝労働者が労災認定             50

1995 阪神淡路大震災/ 新潟・巻原発住民投票勝利/「もんじゅ

   ナトリウム漏洩火災事故                52

1996 動燃「もんじゅ」火災事故隠蔽と西村訴訟/ 巻原発の是非問う

   住民投票/ 原発「高経年化評価」            54

1997 動燃への批判高まる、東海再処理工場爆発火災/ 敦賀原発

   1号機で制御棒割れの事故               56

1998 仏スーパーフェニックス廃炉決定/ プルサーマル推進の

   動きに公開討論会/ 東海原発が廃止           58

1999 志賀原発1号機で臨界事故/ プルサーマル計画巡り

   公開討論会/ JCO臨界事故で作業員死亡        60

2000 芦浜原発計画白紙撤回/ 放射性廃棄物持ち込み禁止で、

   自治体の動き活発に/ NUMO設立           62

2001 浜岡1号機、配管で水素爆発/ 刈羽村プルサーマル計画巡り

   住民投票、反対多数                  64

2002 地震本部「長期評価」公表/ 佐藤福島県知事、国と東電を批判、

   プルサーマル事前同意撤回               66

2003 「もんじゅ」設置許可無効判決/イラクで大量の劣化ウラン弾/

   東電・全17基が運転停止                68

2004 ウラン兵器禁止国際行動デー/ 美浜原発3号機破断

   5名死亡・6名重傷/ スマトラ沖地震          70

2005 英国再処理施設で放射性廃液漏洩/ 原子力政策大綱決定/

   「もんじゅ最高裁で原告側敗訴            72

2006 福島第一制御棒ひび割れ/ 佐藤知事、プルサーマル許可せず/

   志賀原発2号機住民訴訟で運転停止           74

2007 高知県東洋町で処分場反対の澤山氏当選/ 新潟中越沖地震

   柏崎刈羽原発で火災。長期停止             76

2008 中部電力、浜岡1・2号機の廃炉決定/ 東電経営陣、福島第一の

   防潮堤建設計画先送り                 78

2009 民主党政権誕生、原発推進に変化なし/ 玄海プルサーマル

   国と市民が討論会/ プルサーマル発電開始        80

2010 福島第一2号機電源喪失/ プルサーマルに抗議する

   福島県集会/ チリ沖地震で福島にも津波         82

2011 東日本大震災原子力緊急事態宣言発令/

   福島第一冷温停止/ 経産省前「テントひろば」立ち上げ  84

2012 官邸前抗議行動20万人結集/ 東電責任者刑事告訴/ ほとんどの

   原発稼働停止、それでも電気は足りた          86

2013 日印核(原子力)協定はとんでもなく危険だ/ 再び全原発

   停止/ 脱原発抗議行動、全国で高揚           88

2014 原発=重要ベース電源の嘘/ 福井地裁(樋口英明裁判長)、

   大飯3・4号機の運転差し止め判決           90

2015 東電経営陣への責任追及大詰め/ 原子力規制委、裁判所、

   国の再稼働規制基準は根柢から誤り           92

2016 脱原発テント立ち退き判決/ 福島事故から5年、原発と共に

   迷走する規制委/ 「もんじゅ廃炉に          94

2017 「常陽」でプルトニウム被曝事故/ 東電取締役の刑事裁判

   第一回公判/ 核兵器禁止条約が採択           96

2018 再処理前提のエネルギー計画/ 日本原電への東電支援は

   無理/ 東海第二で6市町村、安全協定          98

2019 日立、英国での原発計画採算見込なく撤退/ 二転三転する

   経団連会長発言、推進側の醜態さらす          100

 (下)に続く

┏┓ 

┗■2.「梅田原発労災裁判・6年半のたたかい・記録集」

 |  原告梅田さんの思いは「私のように、原発労働で

 | 苦しむ人々をこれ以上出してはならない」

 └──── 中村泰子(あらかぶさんを支える会)

 元原発労働者の梅田隆亮(りゅうすけ)さんが、2012年2月、国に

対して起こした、放射線被ばくによる心筋梗塞の労災認定を求める

裁判の記録「梅田原発労災裁判・6年半のたたかい・記録集」が、

梅田裁判弁護団と支える会により発行されました。

 被ばく労働を考えるネットワーク、あらかぶさんを支える会は、梅田

原発労災裁判を支援してきました。

 2018年5月には梅田さんを東京にお呼びして集会も行いました。

残念ながら、裁判は2018年7月に最高裁で上告棄却となりました。

 しかし、裁判の内容では、明らかに原告が勝っています。

 原告の梅田さんと梅田さんを支える会、14人の弁護団三者が連帯し

団結を固め、すべての被ばく労働者の救済を目指して、広範な市民の

支援を受けながら最後まで進められた闘いの歴史は、大変貴重なもの

です。

 裁判の基調を貫くのは「私のように、原発労働で苦しむ人々をこれ

以上出してはならない」という梅田さんの強い思いです。

 多くの感動、驚き、気づきが詰まった本です。

 あらかぶさん裁判にとっても、大変参考になります。

 原発問題、被ばく労働問題に取り組む多くの人にとって、勇気が湧い

てくる本だと思います。

 あらかぶさんを支える会では、この本を福岡から取り寄せました。

 9/16さようなら原発集会(代々木公園)のあらかぶさんを支える会

のブース、9/22たんぽぽ舎30周年記念の集い、9/24あらかぶさん裁判

報告集会14:30〜@参議院議員会館101、で販売します。

 集会参加とともに本書ご購入もよろしくお願いします。

 1冊1000円です。

 書店では扱っていませんので、ぜひこの機会にお求めください。

 本書のチラシは https://tinyurl.com/y5nzx5ge 

※直接注文です

 注文先:弁護士法人 奔 流  弁護士 池永 修

      〒812-0054 福岡市東区馬出2丁目1番22号

        TEL 092(642)8525 FAX 092(643)8478

┏┓ 

┗■3.【意見】

 |  台風による停電は行政の怠慢

 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

 台風15号の被害でピーク時には東京電力管内で約90万戸が停電した。

ただし柳田氏の投稿(9/12のTMM:No3744)にもあるように、鉄塔の倒壊

による停電はそのうち10万戸ていどという。

 主要な送電網の配置は電力広域的運営推進機関(OCCTO)の資料

などに掲載されているが、今回倒壊したのは東京電力富津火力発電所

つながっている重要幹線である。

(参考写真↓)

https://www.occto.or.jp/kyoukei/torimatome/files/190329_kyokei_torimatome.pdf

 ただし東電も説明しているようにバイパス経路があって今回の長期

停電には直接関与していないと思われる。

 それよりも驚くのは卑しくも(?)政令指定都市千葉市内でさえ

停電している点である。これは幹線でなく末端の配電網の問題である。

 街中の見苦しい「クモの巣電線」が長年にわたり放置されており配電

網は戦前・戦中のままである。これが防災上の大きな弱点になることは

すでに政府自身が課題として取り上げてきた。

(参考写真↓)

https://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/photo/chi_04.html

 不思議なのは電線地中化は道路行政の一環とみなされ国土交通省

所管であるという点である。各省庁が各々の権益だけでばらばらに動い

ていることが今回の停電の背景にある。

 東京五輪の誘致にまつわるウソは福島第一原発の「汚染水アンダー

コントロール」が大きく取り上げられているが、鉄道の混乱なども同様

で「都市インフラが整っている」というのはほとんどがウソである。

 潔くウソを認めて五輪開催を返上したほうが後世に評価されるだろう。

┏┓ 

┗■4.アジア進出のために日本が、日本軍が何をしたのか

 |  その歴史の延長線上に関東大震災時の虐殺があった

 └──── 愼民子(シンミンジャ)

          (「一般社団法人 ほうせんか」)(その6)了

    (その5)は9/6発信【TMM:No3739】に掲載

◎ 関東大震災に乗じての虐殺は、1923年に突然起きたものではあり

ません。

 19世紀後半の日本軍は、対朝鮮だけでも東学農民軍と住民へのジェノ

サイドを犯したし、朝鮮の地で戦われた日清・日露戦争でも迫害をした。

 1919年の3・1独立運動には、武器を持たぬ民衆を殺戮している。

台湾・中国でも虐殺した。その延長線上に起こされた事件であることを

知ることで、何故かような虐殺が起きたのかが理解できるでしょう。

関東大震災38回目の「韓国朝鮮人犠牲者追悼式」

9月7日(土)in荒川(東京都墨田区)報告します。

◎ 96年目の追悼式は、関東一円各地で終え、14日の「群馬藤岡犠牲者

追悼の集い」のみ残すこととなりました。

 墨田区の荒川河川敷での追悼式は380名の方々と共に無事に終え

ました。福島第一原発事故以降には反原発の仲間が参加するように

なり、今年はたんぽぽ舎からの参加者も数名いらして、力強かったです。

 この式は38回目でした。20年ほど前までは、案内記事を掲載して欲し

くて各新聞社回りに苦労したものでした。

 当時は100名程の参加者で、事件の風化を懸念したものです。その参加

者が増えたのは新大久保をはじめとする各地のヘイトスピーチが横行

した頃からです。

 今年、東京両国にある横網町公園での追悼式は700名の参加でした。

日本女性の会そよ風」等の歴史修正主義者たちの策動により小池

百合子都知事が「追悼文送らない判断」をした3年前から一挙に

増えました。

 新聞・テレビでは、事件や追悼式の報道もされるようになりました。

朝鮮人韓国人攻撃ばかりの報道が激しくなる」と、「危機感から追悼

行事を守ろう・忘れまい」機運が広がる。皮肉な事です。

◎ 3年前の都知事判断の頃、墨田区議会でも「一議員が事件は

なかった発言」をした事があり、墨田区長も「追悼文を送らない判断」

をしました。早速、区議会各会派議員と区長に面会しました。

 区長は「事件があったのは了承していると認めたものの、都知事

送らないのに、区長の立場では送れない」と。区議会での「歴史修正

発言は認められない」と、区長のみならず自民党を含む全会派の議員

からも確認を頂いた。この地域は、消すにも消せない程の事件も多く、

記憶が残る地域なのでした。

 私たちは、10年前に「悼(いたむ)」という追悼碑を建て、今では

「ほうせんか」という愛称の元、認知されるようになりました。

 河川敷内に追悼碑を建てる活動をしましたが、行政の壁が高く果たせ

ませんでした。現場である土手の内側にこだわっていたのですが、外側

もまた現場でもあったことから、近くを探して今の場所に建立しました。

◎ 碑の建立活動を始めたのが1991年ですから、随分時間をかけま

した。その年月分だけ、地域の方々の理解と協力を得ることができまし

た。実に多くの方々が、様々な形で応援したことを誇らしく思い報告

します。

 ここは「追悼碑のある街」「歴史が守られている街」なのです。

 道行く方々が「毎日通るたびに手を合わせています」「ご苦労様」と

声をかけてくれます。 ご近所さんは言います。「碑を建てる話を聞い

た時、反対しようという人がいたのよ。でもね、本当にあったことだか

らいいんじゃないと言ったのよ!」「ここはなんなのって聞かれたか

ら、説明しといたわよ」又、「姑に聞いたんだけれど、当時舅が近所

の方たちから自警しようと誘われてね、ちょっと家に行ってくると

言って、逃げたというのよ」…、街の風景の一部になって、語り継が

れる様にもなってきたのをしみじみ思う10年目でした。

 最後に、ほうせんかの追悼式には、実に多くの「勝手連」がいます。

ヘイトな政府を持ったこの社会への危機感が「繰り返さない」ために

集っています。

 各々が設営・受付・警備・案内・片付け…担って下さる方々で運営

されていることを書き添えて報告を終わります。

読んで頂きありがとうございました。

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┗■5.東電旧経営陣判決を前に 事故の責任 告訴で問う

 | 「後世にまで影響する大事な裁判」武藤類子さんは言う…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.<それぞれの8年半>東電旧経営陣判決を前に[1]

  事故の責任 告訴で問う

  裁判では死傷した57人だけが被害者とされたが「実際は計り知れ

  ない数の被害者がいて後世にまで影響する大事な裁判」と

  武藤類子さん(福島県三春町)は言う

  9/12(木)14:00配信「河北新報

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000012-khks-soci

2.東電原発事故強制起訴裁判 迫る判決

  被告3人に予見できた損害を回避する(津波対策)

  「結果回避義務」があったかどうか

  9/12(木)10:02配信「福島民報

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000009-fminpo-l07

3.子どもの伊方見学中止を 反原発団体、四国電力に要請

  9/12(木)9:46配信「愛媛新聞ONLINE」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-12007101-ehime-l38

4.米国人記者が驚いた「日本メディア」の談合体質

  「記者クラブ」は日本独特の制度

  忖度や同調圧力が飛び交う雰囲気のなかで半ば談合的に

  記事が生み出されているのではないか…

  9/12(木)6:15配信「プレジデントオンライン」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190912-00029766-president-soci

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

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たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3744】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3744】

2019年9月12日(木)地震原発事故情報−

               4つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.〈続報〉千葉の停電4日目 猛暑・疲労・疲弊、ふろ入れず、

   コンビニ休業

   なぜこんなに電力復旧が長引くの?東電へTELつながらず

   2020年オリンピックの時4日間大停電したらどうするの?

                    柳田 真(たんぽぽ舎)

★2.千葉県ブラックアウト

   東電柏崎刈羽原発再稼働阻止の闘いに総力を結集しよう

                米山 創(メールマガジン読者)

★3.原田前環境相の処理水放出発言「撤回を」=

  風評被害を助長−岸宏全漁連会長…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                黒木和也 (宮崎県在住)

★4.新聞より2つ

  ◆東海第二再稼働、意見吸い上げ 住民協議会は「有効」

   山田村長が関心

      (9月11日6:00配信「茨城新聞クロスアイ」より抜粋)

  ◆血液細胞に多数の異常 中性子被ばく 致死高線量浴び

   JCO臨界事故20年 「肉声」 (7)

             (9月6日茨城新聞朝刊27面より抜粋)

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※9/14(土)シンポジウムへご参加を!

 「原発テロ」対策とは、本当は、どういう問題なのか?

  山崎久隆さん「特定重大事故等対処施設問題とは何か」

  宮崎俊郎さん「原子力非常事態宣言下の

         オリンピックに反対しよう!」

 日 時:9月14日(土)18:15より

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:福島原発事故緊急会議(090-1705-1297)

 参加費:500円

━━━━━━━ 

※9/15(日)学習会にご参加を!

 「東京オリンピックでの被曝の危険性を警告し開催に反対する」

 講 師:渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく問題研究会会員)

 日 時:9月15日(日)13:30〜16:00(開場は13時)

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円(学生400円)

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※ ★ 9/22(日)たんぽぽ舎『30周年記念の集い』のご案内 ★

  −命と大地を放射能から守れ 原発やめよう みんなの想い−

 第1部

 ・記念講演『原発にしがみつく日本 なぜ? どうする?』

     講師:小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教

 ・リレートーク…多彩な7名のゲスト (敬称略、順不同)

  阿部功志 (茨城県東海村村会議員)、

  鴨下全生(まつき) (福島からの避難者)、

  熊本一規 (明治学院大学名誉教授)、

  菅井益郎 (国学院大学名誉教授)、

  武藤類子 (福島原発告訴団長)、

  安田節子 (ビジョン21)、

  山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

 日 時:2019年9月22日(日)13時15分開場 13時30分より16時45分

 会 場:「ベルサール神保町」たんぽぽ舎から徒歩5分

 第1部:記念講演とリレートーク

     第1部の参加費:当日1200円、前売り1000円

第2部:懇親会(定員・予約制、懇親会費別途)17時30分より 

    「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

お問い合わせ:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

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┏┓ 

┗■1.〈続報〉千葉の停電4日目 猛暑・疲労・疲弊、ふろ入れず、

 |  コンビニ休業

 |  なぜこんなに電力復旧が長引くの?東電へTELつながらず

 |  2020年オリンピックの時4日間大停電したらどうするの?

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

◎9月12日(木)東京新聞朝刊29面(社会面)の見出しトップは、「千葉

停電 つらい 帰りたい 避難生活『もう限界』」という大見出しだ。

「子どもが一番ストレスを感じているから早く自宅に帰りたいと不安

がる母親(11日千葉県市原市で)」の説明文のついた赤ちゃんとお母さん

の写真が載っている。

 同新聞の1面は「千葉の停電 全面復旧あす以降 鉄塔・電線 想定

超え被害」という見出し。記事の一部を紹介します。

 引用開始

 房総半島南部の君津市の緑茂る丘の上で、鉄塔2基が根元から折れて

横倒しになっている。高さは45mと57m。この鉄塔の送電網が断たれた

だけでも、約10万戸が停電した。(中略)

 11日夕の東電の会見で、全面復旧の見通しを問われた技術部門の担当

者は「1週間かかるとは思っていない」と歯切れが悪かった。復旧計画

の見通しの甘さを報道陣から指摘され、「反省している」と述べた。

 停電復旧時には漏電が起き火災につながることもある。東電はアイ

ロンやドライヤーなど電熱器具をコンセントから抜いておくことや、

外出時はブレーカーを切るよう呼び掛けている。 引用終了

 注目されるのは、鉄塔2基が根元から折れていると表現されている

こと(原因・理由は何なのだ?解明してほしい…柳田疑問)とこの鉄塔の

送電網が断たれただけで「約10万戸が停電」と東電が言っている点。

 全部で90万軒(他県も含めて)以上の停電(と新聞で読んだ)だが、

鉄塔2基倒壊の影響はそのうちの1割強なのだ。

 最初は、鉄塔倒壊の写真が大きく載り、これの影響で大半が停電して

いると思わされた人も多かったかんじだが、だいぶちがう。

 又、「復旧計画の見通しの甘さを報道陣から指摘され」東電幹部が

「反省している」と述べている点も注目。

 停電が2日、3日、4日となってくると疲労だけでなく不安といらだ

ちが住民に広がる。その最たるものが「復旧計画の見通しの甘さ」だ。

住民はイライラする。

◎9月11日(水)の読売新聞夕刊の報道を紹介。

 「続く停電 4県54万軒 千葉など病院打撃 転院も」

 東京電力パワーグリッド千葉総支社によると、台風が上陸した千葉県

内の停電は、9日午前8時のピーク時に約64万軒に及び、自然災害では

東日本大震災以降で最大となった。広い範囲で樹木が倒れ、電線に触れ

るなどしたことが原因という。(中略)

 タンクを手に八街市役所の給水所に並んだ市内の主婦須藤静代さん

(54)は「トイレやエアコン、風呂など、何も使えずに本当に困って

いる」と漏らした。(中略)

 木更津市真里の水沼和夫さん(74)は、「部屋が暑すぎ、頭がふらふら

して危険を感じたので避難した。復旧時期が分からず、不安で仕方が

ない」と話した。(後略)

◎9月11日(水)の東京新聞夕刊7面(社会面)の見出しは次の3つ。

 停電に暑さ追い打ち 3日目「いつ元の生活に」高齢者施設

 冷却シート配布

 同時に、注目すべき記事あり。

  『東電、迂回送電も』

 東京電力ホールディングスは11日、台風15号で倒壊した千葉県君津市

の送電用鉄塔2基について、復旧の見通しが立っていないことを明らか

にした。

 ただ倒れた鉄塔を迂回(うかい)して送電することも可能なため、停電

復旧への影響はないと説明している。東電によると、10万軒程度が鉄塔

の倒壊によるものだとみられている。

 「送電用鉄塔2基については倒れた鉄塔を迂回(うかい)して送電する

ことも可能なため、停電復旧への影響はない」という東電の説明だ。

◎柳田の4日間は次の通り、

 9月8日(日)台風

   9日(月)停電…自宅まっくらやみ

   10日(火)停電中…外泊 たんぽぽ舎近くのホテルに泊まる。

   11日(水)停電中…外泊 たんぽぽ舎近くのホテルに泊まる。

   12日(木)停電中…

◎9月8日(日)夜、台風が関東に来て、千葉市のわが家は9日(月)

朝から停電、テレビもつかず(ニュース入らず)

 電気ガマもダメ、携帯電話の電池も心細くなってかけることができず

(受信専用にした)しんどい1日の始まりだった。

 バスが大丈夫なので足の医者に行くついでに、JR千葉駅に行った

が、運転が止まっていて、午後3時から運転再開というのですこし

待っていたら、「3時再開ダメ、夕方運転再開」の放送と掲示があり、

これはダメだと思った。夕方からたんぽぽ舎へ1時間30分かけて行って

も働ける時間は1時間位しかない。イミがないと思い、若葉区の自宅へ

バスでもどった。ガスが生きていたので、ソーメンを調理して食べ、

風呂もわかせないので、夜8時頃、早めに寝た。

9月10日(火)朝は、同じ団地の人の助言で、東京へ避難した方が良い

という話でホテルを予約した。

 9月11日(水)もわが家がある千葉市若葉区は復旧できず、ホテル2泊

目となる(素泊まり6700円) 。昼間はたんぽぽ舎で仕事、夕方は、経産省

前テントひろば9年目の行動にみんなと共に参加、

そのあと、又ホテルへ。

◎新聞報道を見て思うことは、有識者の発言が載らないこと(不思議

だ!)。東電の言い訳が多く載ること、批判的見地の意見が少なすぎる。

 「軒か、人か」について−60万軒停電と60万軒×3人(1軒の平均家族

3人として)=180万人停電とはうける印象が大きく違う。

 主婦らの困った声、東電への強烈な批判(信用ゼロ)、冷蔵庫全滅の

経済損失は?

◎独立の調査員会をつくって、東電の施設のモロサ・弱さも含めて調べ

てほしい。来年のオリンピックの時、千葉でなく東京が台風にやられ、

4日間停電したら、安倍首相の国際的信用はどうなりますか、−地に

落ちるでしょう。安倍君だけではすみませんよ。

 1兆2千億円もの巨大資金を、柏崎刈羽原発の再稼働にそそぐ計画を

公表した東電。

 千葉の鉄塔や電柱の強化はどうするの?サイフは一つでしょう。

 今後、この大停電の全体像の調査・解明と再びの台風の時(又は地震)

の具体的方針を示してほしい。

 友人たちの助言もあり、もう少し書き続けたい。

※関連報道

 『東電、送電投資の抑制響く 千葉停電 復旧あす以降

  老朽電柱に想定外の強風』

 東京電力ホールディングスは11日夜、台風15号による大規模停電の

全面復旧は13日以降になる見通しだと発表した。なお約40万軒が停電し

ている。

 送電関連の設備投資の抑制による電柱の老朽化が倒壊を増やした可能

性は否めない。また、初動の甘さによる作業の遅れも指摘されている。

  (中略)

 東電は送電や配電設備に1991年には約9千億円を投じていたが、2015

年には約2千億円にとどまっている。耐久性があると判断した電柱への

投資を先延ばししてやりくりした結果だ。 (後略)

         (9月12日、日本経済新聞朝刊2面より抜粋)

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┗■2.千葉県ブラックアウト

 |  東電柏崎刈羽原発再稼働阻止の闘いに総力を結集しよう

 └──── 米山 創(メールマガジン読者)

たんぽぽ舎 柳田様

 千葉県はブラックアウト さぞ不自由してる事でしょう。

 東電の修復力の無さ、あきれかえるばかりです。

 原発に傾倒する大手電力業界、私達の生活を考えない大手電力業界。

 電力であれ、ガスであれ、彼ら独占資本の姿、かつて東京ガスの「天

然ガス強行転換」に抗し闘った経験があるが故に柳田氏の怒りは

よく解る。

 だからこそ東電柏崎刈羽原発再稼働阻止の闘いは首都圏の反・脱原発

運動の総力を結集する必要がある。

 各自の怒りを市民の運動論・組織論に高め上げよう。

 来年3月15日柏崎市で「日本の歩む道=小泉純一郎講演会」が新潟の

新しい未来を考える会の後援のもと行われます。

 時間は十分にあります。

 是非2013年、2014年柏崎で闘う現地市民との正式な「受け入れ集会」

をおこなった主体として三度、現地市民、住民とともに集会の成功と

運動の発展に力を尽く事を呼びかけます。

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┗■3.原田前環境相の処理水放出発言「撤回を」=

 | 風評被害を助長−岸宏全漁連会長…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.原田前環境相の処理水放出発言「撤回を」=

  風評被害を助長−岸宏全漁連会長

  9/11(水)18:07配信「時事通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000089-jij-bus_all

2.漁業者ら「傷つかない議論を」=福島第一原発の処理水めぐり

  小泉進次郎環境相

  9/12(木)0:42配信「時事通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000004-jij-pol

3.東電、見通しの甘さと経験不足 遅れる停電全面復旧

  9/11(水)22:49配信「産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000632-san-soci

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┗■4.新聞より2つ

 └──── 

 ◆東海第二再稼働、意見吸い上げ 住民協議会は「有効」

  山田村長が関心

 再稼働への手続きが進む日本原子力発電東海第二原発(東海村白方)を

巡り、住民の意見を吸い上げる手段について、山田修村長は10日、島根

県の住民協議会に言及し、「有効ではないか」と関心を見せた。

 村議会定例会の一般質問で阿部功志氏に答えた。(中略)

 原発再稼働に関する住民意向のくみ取り方について、一般質問で山田

村長は島根県のケースに触れて「住民の意向把握の過程においては

有効ではないか。手法なども含めて研究していきたい」と述べた。

(後略) (9月11日6:00配信「茨城新聞クロスアイ」より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000006-ibaraki-l08

 ◆血液細胞に多数の異常 中性子被ばく 致死高線量浴び

  JCO臨界事故20年 「肉声」 (7)

 「こんなに多くの異常がある細胞は見たことがない」。放射線医学総

合研究所(千葉市=放医研)の神田玲子・放射線防護情報統合センター長

は、東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)の臨界事故で

被ばくした社員、大内久さん=当時(35)=の血液を調べ、息をのんだと

いう。

 通常、1000個の細胞を調べると加齢や喫煙などの影響で1個程度の

染色体異常が見つかる。だが大内さんは細胞50個から563個の異常が

見つかった。

 「被ばく線量は20シーベルトを超えていると想像がついた」。

 致死的な高線量だった。(後略)

            (9月6日茨城新聞朝刊27面より抜粋)

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3743】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3743】

2019年9月11日(水)地震原発事故情報−

               4つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.今秋の反原発行動についてのお願い

   9月13日大飯原発4号機再々稼働阻止「おおい町現地行動」

   9月22日−23日若狭一斉チラシ配布(拡大アメーバデモ)

         「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」・

          木原壯林(若狭の原発を考える会)

★2.東電福島第一原発事故の「風化」に楔を打ちこむ

   脱原発季刊誌『NO NUKES Voice』

  創刊5周年号は本日9月11日発売開始です!

  精神科医の野田正彰さんによる長編報告「原発事故で

  亡くなった人々の精神鑑定…」  『NO NUKES voice』編集部

★3.「言い尽くせない苦しみ受けた」原発事故裁判が結審

  国と東京電力に厳しい判決求める

  判決は2020年3月10日〈北海道〉…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                黒木和也 (宮崎県在住)

★4.新聞より3つ

  ◆「陸地で処理する方法もある。海に放出することは

   絶対に容認できない」「絶対に海に流してほしくない」

   「環境相発言に漁業関係者が反発」

            (NHK福島県9月10日19時01分・動画)

  ◆原子力安全徹底訴え JCO臨界事故20年 東海村でフォーラム

              (9月8日茨城新聞朝刊21面より抜粋)

  ◆再生エネ由来の電力 金融機関も利用拡大

   城南信金、全量切り替え

          (9月11日、日本経済新聞朝刊より抜粋)

━━━━━━━ 

※9/14(土)シンポジウムへご参加を!

 「原発テロ」対策とは、本当は、どういう問題なのか?

  山崎久隆さん「特定重大事故等対処施設問題とは何か」

  宮崎俊郎さん「原子力非常事態宣言下の

         オリンピックに反対しよう!」

 日 時:9月14日(土)18:15より

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:福島原発事故緊急会議(090-1705-1297)

 参加費:500円

━━━━━━━ 

※9/15(日)学習会にご参加を!

 「東京オリンピックでの被曝の危険性を警告し開催に反対する」

 講 師:渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく問題研究会会員)

 日 時:9月15日(日)13:30〜16:00(開場は13時)

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円(学生400円)

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※ ★ 9/22(日)たんぽぽ舎『30周年記念の集い』のご案内 ★

  −命と大地を放射能から守れ 原発やめよう みんなの想い−

 第1部

 ・記念講演『原発にしがみつく日本 なぜ? どうする?』

     講師:小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教

 ・リレートーク…多彩な7名のゲスト (敬称略、順不同)

  阿部功志 (茨城県東海村村会議員)、

  鴨下全生(まつき) (福島からの避難者)、

  熊本一規 (明治学院大学名誉教授)、

  菅井益郎 (国学院大学名誉教授)、

  武藤類子 (福島原発告訴団長)、

  安田節子 (ビジョン21)、

  山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

 日 時:2019年9月22日(日)13時15分開場 13時30分より16時45分

 会 場:「ベルサール神保町」たんぽぽ舎から徒歩5分

 第1部:記念講演とリレートーク

     第1部の参加費:当日1200円、前売り1000円

第2部:懇親会(定員・予約制、懇親会費別途)17時30分より 

    「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

お問い合わせ:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

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┗■1.今秋の反原発行動についてのお願い

 |  9月13日大飯原発4号機再々稼働阻止「おおい町現地行動」

 |  9月22日−23日若狭一斉チラシ配布(拡大アメーバデモ)

 └──── 「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」・

        木原壯林(若狭の原発を考える会)

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様

酷暑はやっと去りましたが、天候不順は続いています。

皆様、恙(つつが)無くお過ごしでしょうか。

◎さて、原発再稼働の策謀は相も変わらず続き、定期点検中の大飯原発

4号機の起動(再々稼働)が、9月13日あるいは14日と予想されます。

 また、来年に延期されたとはいえ、危険極まりない老朽原発・高浜

1、2号機、美浜3号機の再稼働も迫っています。老朽原発をはじめ

全ての原発を、全廃に追い込まなければなりません。

 「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」は、9月の行動として

以下を呼びかけています。多くの皆さんのご協力、ご参加をお願い

します。

1.9月13日(金)大飯原発4号機再々稼働阻止「9.13おおい町現地

行動」:正午におおい町大島地区に集結して、町内デモの後、原発

ゲート前で抗議集会を行います。京都、大阪、滋賀からは配車いた

します。

2.9月22日(日)−23日(月、休日)若狭一斉チラシ配布(拡大アメー

バデモ)

 去る7月31日に福井県知事から「老朽原発運転延長、使用済み

核燃料の処理・保管など」についての公開質問状に対する回答を

得ましたが、この公開質問の内容、知事の回答、回答時の意見交換を

チラシにまとめましたので、これを若狭全域で各戸配布します。

京都、大阪、滋賀からは配車いたします。

◎10月以降の行動については、おってご案内いたしますが、

 10月1日から11月22日を「老朽原発うごかすな!キャンペーン」

期間とし、関西や福井で各種の集会、デモ、街宣活動を行います。

 また、この期間後の11月23日から12月8日には「高浜原発から大阪

関電本店までの200km、16日間のリレーデモを行います。

 なお、キャンペーン期間中の10月16日(水)には名古屋地裁・「老朽

原発40年廃炉訴訟」の傍聴支援を行います。

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┗■2.東電福島第一原発事故の「風化」に楔を打ちこむ

 |  脱原発季刊誌『NO NUKES Voice』

 | 創刊5周年号は本日9月11日発売開始です!

 | 精神科医の野田正彰さんによる長編報告「原発事故で

 | 亡くなった人々の精神鑑定…」

 └──── 『NO NUKES voice』編集部

 今年設立30周年を迎えられたたんぽぽ舎さんの足元にも及びま

せんが、鹿砦社脱原発季刊雑誌『NO NUKES voice』は2014年8月の

創刊からようやく5周年を迎え、本日9月11日、第21号を

刊行できました。

 5周年記念特集は、精神科医の野田正彰さんによる長編報告「原発

事故で亡くなった人々の精神鑑定に当たって 死ぬ前に見た景観」

です。

 福島第一原発事故自死された三人の方々の無念をめぐる論考で故人

三人の親族による訴訟の際、法廷に提出された野田さん調査執筆の「自

殺者の精神鑑定書」を全文公開させていただきました。

 また、大手ゼネコン下請け会社従業員、伊藤さん(仮名)へのイン

タビュー「福島第一原発事故後の現場で私が体験したこと」では、

収束現場の過酷な現実をお伝えします。

 原発事故の「風化」に楔を打ちこむ創刊5周年の『NO NUKES voice』

21号、ご購読よろしくお願いいたします。

目次詳細は下記のデジタル鹿砦社記事を参照下さい。

http://www.rokusaisha.com/wp/?p=32120 

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┗■3.「言い尽くせない苦しみ受けた」原発事故裁判が結審

 | 国と東京電力に厳しい判決求める

 | 判決は2020年3月10日〈北海道〉…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.「言い尽くせない苦しみ受けた」原発事故裁判が結審

  国と東電に厳しい判決求める 判決は2020年3月10日〈北海道〉

  9/10(火)16:23配信「北海道ニュースUHB」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000012-hokkaibunv-hok

2.福島第一原発の汚染水処理問題「まだ決まってない」=韓国外交部

  9/10(火)16:39配信「ソウル聯合ニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000054-yonh-kr

3.「もっと身近に」

  宮城の医師たちが原発事故に備えるヨウ素剤の備蓄、

  女川原発の再稼働を取りやめること、を宮城県議会に陳情

  9/10(火)21:30配信「仙台放送

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000009-oxv-l04

┏┓ 

┗■4.新聞より3つ

 └──── 

 ◆「陸地で処理する方法もある。海に放出することは

  絶対に容認できない」「絶対に海に流してほしくない」

  「環境相発言に漁業関係者が反発」

           (NHK福島県9月10日19時01分・動画)

詳しくはこちらを

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190910/6050006859.html?fbclid=IwAR3

 ※「環境相発言」は、昨日発信の【TMM:No3742】を参照願います

 ◆原子力安全徹底訴え JCO臨界事故20年 東海村でフォーラム

 1999年に東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)で起き

た臨界事故から20年を機に、村主催のフォーラムが7日、同村船場

東海文化センターであった。(中略)

 フォーラムには約330人が参加。(中略)

 当時村長の村上達也さんは「(臨界事故で東海村どん底に落ちた」

と語った。 (中略)

 日本原電東海第二原発に関しては、「人口が多いところで古い原発

動かすような無理はしないで、別の生き方はないのか」と従来からの

再稼働反対の意見を述べた。

 臨界終息の作業に携わった原子力規制委員会前委員長の田中俊一さん

は、「JCOと福島第一原発事故を徹底的に学び続けることが事故を

繰り返さないために大事だ」語った。

 山田修村長が「臨界事故20年の間にも事故やトラブルは繰り返され、

安全意識の徹底ができていない。安全が何よりも優先するという思い

を共有したい」と話した。(後略)

          (9月8日茨城新聞朝刊21面より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190908-00000005-ibaraki-l08

 ◆再生エネ由来の電力 金融機関も利用拡大 城南信金、全量切り替え

 事業に使う電力を全て再生可能エネルギーで賄う取り組みが、国内の

金融機関に広がってきた。

 城南信用金庫はこのほど、国内金融機関で初めて全ての電力を再生

エネに切り替えた。(後略) (9月11日、日本経済新聞朝刊より抜粋)

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3742】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3742】

2019年9月10日(火)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.台風15号で停電生活が続く千葉市民のぐち・文句

   電気が48時間以上停電、まっ暗やみの生活です

   冷蔵庫の中全滅?テレビもつかず、ニュースゼロの生活

                  柳田 真(たんぽぽ舎)

★2.特重の期限内設置ができないなら川内原発いますぐ停めろ!

   8/21「再稼働阻止全国ネットワーク」の第1波

  「特重」施設のない原発をすぐ止めろ!全国行動

   《鹿児島から寄せられたメッセージ》

          杉原 洋 (ストップ川内原発!3.11鹿児島

     実行委員会事務局長)

★3.被告人・原告はもらえない裁判の「判決要旨」

   裁判官が便宜供与でキシャクラブにだけ提供

   寺澤有さんの「記者クラブ」裁判闘争

   「メディア改革」連載第14回

           浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

★4.伊方3号機で連日トラブル…あわや大惨事も

  四国電力社長が中村県知事に謝罪【愛媛】…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報5つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.新聞より1つ

  ◆原発処理水(汚染水)で原田環境相「放出のほか選択肢はない」

━━━━━━━ 

※9/14(土)シンポジウムへご参加を!

 「原発テロ」対策とは、本当は、どういう問題なのか?

  山崎久隆さん「特定重大事故等対処施設問題とは何か」

  宮崎俊郎さん「原子力非常事態宣言下の

         オリンピックに反対しよう!」

 日 時:9月14日(土)18:15より

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:福島原発事故緊急会議(090-1705-1297)

 参加費:500円

━━━━━━━ 

※9/15(日)学習会にご参加を!

 「東京オリンピックでの被曝の危険性を警告し開催に反対する」

 講 師:渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく問題研究会会員)

 日 時:9月15日(日)13:30〜16:00(開場は13時)

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円(学生400円)

━━━━━━━ 

※ ★ 9/22(日)たんぽぽ舎『30周年記念の集い』のご案内 ★

  −命と大地を放射能から守れ 原発やめよう みんなの想い−

 第1部

 ・記念講演『原発にしがみつく日本 なぜ? どうする?』

     講師:小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教

 ・リレートーク…多彩な7名のゲスト (敬称略、順不同)

  阿部功志 (茨城県東海村村会議員)、

  鴨下全生(まつき) (福島からの避難者)、

  熊本一規 (明治学院大学名誉教授)、

  菅井益郎 (国学院大学名誉教授)、

  武藤類子 (福島原発告訴団長)、

  安田節子 (ビジョン21)、

  山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

 日 時:2019年9月22日(日)13時15分開場 13時30分より16時45分

 会 場:「ベルサール神保町」たんぽぽ舎から徒歩5分

 第1部:記念講演とリレートーク

     第1部の参加費:当日1200円、前売り1000円

第2部:懇親会(定員・予約制、懇親会費別途)17時30分より 

    「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

お問い合わせ:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.台風15号で停電生活が続く千葉市民のぐち・文句

 |  電気が48時間以上停電、まっ暗やみの生活です

 |  冷蔵庫の中全滅?テレビもつかず、ニュースゼロの生活

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

◎千葉県千葉市若葉区に住んでいる。9月9日(月)朝から停電。10日

(火)夕方に至るも停電。テレビもつかない。ニュース入らず。東京電力

へ電話したら、今日一杯ダメ。「あすの復旧予定だが、時間は未定」

とのこと。“あーあ”とタメ息が出る。

 冷蔵庫の中はもう全滅しそう。ガスが生きているので、ソーメンを

作って食べてかろうじて飢えを避けている。

 お米は電気がまゆえ、炊けない。ケイタイも電池がなくなりそうで

ヒヤヒヤ。コンビニは停電ゆえ品物入らず、臨時「休店」の張り紙。

 9日の新聞夕刊で「93万軒停電」の報道。

台風15号に直撃された千葉県だが、電気の供給がこんなにもろいもの

とは思わなかった。3日間にわたる停電(予定)も東京に上京してきて

初めての経験だ。

 東京電力もダラシがない。送電塔が2本倒れたくらいで、こんなにも

停電が続くのか?

 こんなにも修理力が弱いのか。天下の東京電力のなさけないほどの

技術力。土木力。

 もしこれが東京中心部の停電〜しかも3日間にわたりそうな停電

だったら、東京電力はどんな強烈な批判をあびただろうか?

◎近い将来、すこし強い地震が来たら、千葉の電力はもつのか?

大変不安だ。最低限として電池式ラジオをそなえておこう。

東京電力さんよ、柏崎刈羽原発の再稼働に巨額のお金を投入する

財政力があるのなら、千葉県内の送電線を倒れないよう、もっと丈夫に

強化してくれ。庶民生活防衛に金を使ってくれ。

※関連報道

 10日朝段階の計画で、全面復旧が「11日以降」となっているのは、

旭市印西市大網白里市香取市木更津市君津市鋸南町

九十九里町、神崎町、栄町、佐倉市山武市酒々井町芝山町

匝瑳市多古町千葉市稲毛区中央区花見川区緑区若葉区

銚子市東金市東庄町富里市成田市、富津市、南房総市

八街市八千代市横芝光町四街道市

市原市も200軒程度が「11日以降」の復旧。

     (9月10日13:50配信「千葉日報オンライン」より抜粋)

┏┓ 

┗■2.特重の期限内設置ができないなら川内原発いますぐ停めろ!

 |  8/21「再稼働阻止全国ネットワーク」の第1波

 | 「特重」施設のない原発をすぐ止めろ!全国行動

 |  《鹿児島から寄せられたメッセージ》

 └──── 杉原 洋 (ストップ川内原発!3.11鹿児島

  実行委員会事務局長)

◎ 「特定重大事故等対処施設」は「テロ対策施設」と報道されて

います。原発設備基準規則でもそのように定義されてはいます。

 しかし、田中俊一初代規制委員長が言ったように、そもそも原発は、

大規模自然災害に起因しようが、テロに起因しようが、シビアアクシ

デント対策をすべて備えていなければなりません。

◎ 特重施設は、「過酷事故対処施設」であり「メルトダウン対処

施設」なのです。「テロ対策」に騙されてはなりません。

 しかも、日本の原発は、ヨーロッパでテロ対策として義務付けられて

いる、格納容器の二重化・合わせて2.6メートルのコンクリート壁や、

炉心溶融に伴う水蒸気爆発を防ぐコア・キャッチャーなどは要求されて

いないではありませんか。

◎ 川内原発への情報公開請求では、「テロ対策」を理由に、どんな

構造の施設がどこに造られるのか「完全黒塗り」です。

 特重施設内にどんな設備が、何台ぐらい設置されるのか、どんな性能

を持っているのかも完全マル秘です。

 市民にチェックさせないでおいて、「大丈夫です、信じてください」

と言っているのと同じです。誰が信じられますか。

 福島原発事故で「想定外」を連発したのは、「大丈夫です、信じてく

ださい」を連発した人たちだったではありませんか。

◎ 九電は、「特重を定められた期限内に設置することは難しい。そこ

を何とか」と、恥ずかしげもなく主張し、規制委員会に泣きつきま

した。醜悪の一言です。

 「テロ対策施設」(九電の云う)は、「過酷事故対処施設」であり「

メルトダウン対処施設」であり、原発の運転に「絶対不可欠な安全対策

施設」なのです。

 期限内に設置できないということは、安全対策に穴があるということ

にほかなりません。テロリズムも大規模自然災害も、工事の完成など

待ってはくれません。期限内の完成が見込めない以上、今すぐ運転を

停止しなさい! 原発対策に穴のある原発を運転し続けることは

許されません!

◎ 特重施設の建設費は1基500〜1200億円と報道されています。そんな

巨額を出しているのだから、期限内設置ができなくても「停止命令」

など出さずに運転を継続させてほしい、運転停止させられると赤字に

なってしまう。

 これが九電の本音でしょう。あまりにも分かりやすい金儲け主義

です。安全より企業収益優先。私たちがこの間、指摘し続けてきた

姿が、くっきりと浮かび上がっています。

 「特重の期限内設置は困難」という原発は即停止! 全国から声を

上げましょう!

┏┓ 

┗■3.被告人・原告はもらえない裁判の「判決要旨」

 |  裁判官が便宜供与でキシャクラブにだけ提供

 |  寺澤有さんの「記者クラブ」裁判闘争

 |  「メディア改革」連載第14回

 └──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

 

◎ キシャクラブ制度がどれほど酷いかがよく分かる例がある。全国の

裁判所が社会的関心を集めた刑事・民事事件で判決を言い渡した直後

に、各都道府県の「司法記者クラブ」に配っている判決要旨を裁判の

被告人、原告など当事者はもらえないことだ。

裁判所がクラブ向けに交付する判決要旨は弁護人、訴訟代理人を務める

弁護士も受け取ることができず、司法クラブの記者からコピーをもらう

しかないのだ。

◎ 私はフリージャーナリストとして東京地裁などの裁判取材で判決

要旨の提供を求めたが、東京地裁総務課広報係長は「判決要旨は担当の

裁判官が記者クラブの要望にこたえて便宜供与として作成し、提供して

いるので、記者クラブ以外の人には提供できない」と言って交付を

拒否された。

 司法権力である裁判所が執筆、作成している文書なので、開示すべき

だと指摘すると、広報係長は「あくまで裁判官が自身のパソコンで作成

し、配布しているので、保存もしていない。判決要旨は公文書では

ない」と断定した。係長は「クラブの記者からコピーをもらってほし

い」とも言った。

 記者クラブのメンバーは特殊法人のNHKと一般社団法人の共同

通信を除き、新聞、テレビの株式会社だ。公務員である裁判官が特定の

企業だけにサービスするのは違法ではないか。全国の弁護士も判決

要旨の記者クラブだけへの交付について、あまり関心を持たない。

◎ 9月19日午後1時15分に、東京地裁で東電福島第一原発事件で

強制起訴された勝俣恒久元東電会長ら3人の判決が言い渡されるが、

この判決の「判決要旨」が東京地裁2階にある司法記者クラブの記者

だけに配られる。

◎ 裁判所がキシャクラブだけに「記者席」を提供し、判決要旨を記者

クラブだけに配布するのは違法、不当だという裁判を起こしたジャーナ

リストがいる。映画『ポチの告白』(高橋玄監督)の原案協力者で、

『本当にワルイのは警察』(宝島社)などの著書がある寺澤有氏だ。

大学在学中からジャーナリストとして、警察・検察、裁判所、防衛省

弁護士会、大企業などの腐敗を追及してきた。

◎ 寺澤氏は、拳銃の「やらせ押収」事件を取材し、「週刊文春」など

で報道していた1996年9月、松山地裁愛媛県警の元警察官3人の銃刀

法違反事件の判決を取材した。寺澤氏は記者席での取材を地裁総務課に

要請したが断られたが、抽選で傍聴券を入手できて取材した。田村秀作

裁判長が判決言い渡しの後、判決要旨を希望する報道機関の方は後で

取りに来てください」と発言。寺澤氏が判決要旨を受け取るため総務課

に行ったところ、菰田斎課長は「記者クラブ加盟社以外にはお渡しでき

ない」と拒否した。

 寺澤氏は3年後の1999年9月、地裁が「司法記者クラブ」以外の取材

記者に判決要旨を配布しないのは、日本国憲法第14条(法の下の平等

と第21条(取材・報道の自由)に違反するとして、国家賠償法一条に基

づく損害賠償請求裁判(請求額は126万円)を起こした。東京地裁(大坪

丘裁判長)は2000年10月、請求棄却の判決を言い渡した。

 また、東京高裁(細川清裁判長)は01年6月、控訴を棄却。最高裁03

年6月、上告棄却を決定した。泉徳治裁判長ら5人の「全員一致の

意見」だった。

 寺澤氏は今年6月、自身で設立したインシデンツという出版社から

『裁判所が考える「報道の自由」 判例 第1次記者クラブ訴訟』を

出版した。04年10月に裁判所の取材対応を問題とした「第2次記者

クラブ訴訟」について書く第二弾も近く発刊の予定だ。

https://www.amazon.co.jp/裁判所が考える「報道の自由」-判例-第%EF%BC%91次記者クラブ訴訟-寺澤有/dp/4814916345

 この本では、松山地裁総務課との攻防、地裁と高裁での審理の模様

が描かれ、一審から最高裁までの判決の全文が掲載されている。松山

地裁の田村秀作元裁判長(退官後、公証人)への電話インタビューなど

三つのコラムも読み応えがある。日本のメディア状況を知るための

必読書だ。

◎ この裁判の過程で、キシャクラブの元締めである日本新聞協会が

記者クラブの定義をくるくる変えている。新聞協会は一貫してキシャ

クラブを「親睦団体」と規定してきたが、2002年に「取材拠点」と

位置付け、メンバーを「公的機関などを継続的に取材するジャーナ

リスト」とした。行政官庁などが設置している「記者室」と「記者

クラブ」を別個の存在とするとも表明した。

 同書の18頁には、私が東京高裁に出した意見書(2000年12月)のこと

も紹介されている。意見書の全文をブログ「浅野健一のメディア批評」

に載せている。

http://blog.livedoor.jp/asano_kenichi/archives/19270536.html

◎ 寺澤氏の闘いは、2つの自治体でのキシャクラブ解体につながった。

 鎌倉市(竹内謙市長)は96年4月、鎌倉記者会に便宜供与していた

記者室を廃止し、広報メディアセンターを開設。

 田中康夫長野県知事が2001年5月、「脱記者クラブ宣言」を発表。

長野県は県庁内にあった長野県政記者クラブとの関係を破棄し、取材

拠点である広報センター(記者室)を新たに設置した。長野県政記者

クラブは今も名前だけ存在するようだが、記者クラブが広報センターを

占有することはできない。取材希望の人なら誰でも登録すればセンター

を使用できる。田中知事時代、「普通の主婦」が知事会見に出て、

ネットで情報を発信していた。

 田中氏の退任後、保守系知事に代わっても、脱記者クラブに変化は

ない。信濃毎日新聞のある記者は「クラブがなくなって、クラブに詰

める必要がなくなり、取材がやりやすくなった」と話している。

 記者クラブが廃止されても、何の不都合も起きていないのだ。残念な

ことだが、県庁に隣接する長野県警本部にある県警記者クラブは存続

している。

◎ 誰が考えても違法、不当な裁判官による大手メディア記者への特別

サービスが正当化されるのだ。

 最初に結論があっての判決だから、矛盾だらけだ。日本のような民主

主義の発展途上国では、裁判所を相手に裁判(仮処分申立を含む)で

勝つのは至難の業だ。

 お隣の韓国のように、三権分立が機能していないからだ。裁判所が

やったことを裁判所で審理するしかないのもおかしい。

 スウェーデンにあるようなオンブズマン制度を導入すべきだ。オンブ

ズマンについては潮見憲三郎著『オンブズマンとは何か』(講談社)を

参照してほしい。(続く)

┏┓ 

┗■4.伊方3号機で連日トラブル…あわや大惨事も

 | 四国電力社長が中村県知事に謝罪【愛媛】…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報5つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.伊方3号機で連日トラブル…あわや大惨事も

  四国電力社長が中村県知事に謝罪【愛媛】

  9/9(月)19:00配信「テレビ愛媛

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190909-00000007-ebc-l38

2.住民を心配させる再稼働原発の相次ぐトラブル

  9/9(月)7:44配信「ハンギョレ新聞[社説]」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190909-00034307-hankyoreh-kr

3.北海道だけではない大地震での大規模停電の懸念

  福和伸夫名古屋大学減災連携研究センター、センター長・教授

  9/9(月)7:00

https://news.yahoo.co.jp/byline/fukuwanobuo/20190909-00141421/

4.れいわ新選組山本太郎代表インタビュー

  「切り捨てられない社会を」

  9/9(月)12:13配信「西日本新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190909-00010008-nishinpc-pol

5.「Fukushima 50」総理大臣役は佐野史郎

  渡辺謙福島第一原発所長の吉田昌郎

  佐藤浩市福島第一原発1・2号機の当直長

  新キャスト37名&特報解禁

  9/9(月)6:00配信「映画ナタリー」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190909-00000006-nataliee-movi

┏┓ 

┗■5.新聞より1つ

 └──── 

 ◆原発処理水(汚染水)で原田環境相 「放出のほか選択肢はない」

 東京電力福島第一原発で増え続ける汚染水を浄化した後の処理水に

関し、原田義昭環境相は10日の記者会見で「所管外ではあるが、思い

切って放出して希釈する他に選択肢はない」と述べた。

 海洋放出計画の有無に懸念を示す韓国政府に、日本政府は「処分

方法は未定」と回答しており、現職閣僚の原田氏の発言は議論を呼ぶ

可能性もある。

 内閣改造を前に、就任約1年間の仕事を振り返った感想として

答えた。第一原発敷地内に立ち並ぶ処理水保管タンクを視察したこと

や、原子力規制委員会が海洋放出案を支持している点を理由に挙げた。

 複数の処分計画案を検討してきた政府小委員会では8月、長期保管の

可否についても本格的な議論が始まった。福島県の漁業関係者らは

風評被害を心配し海洋放出に反対している。(後略)

               (9月10日東京新聞夕刊9面より)

────────── 

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3741】地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3741】

2019年9月9日(月)地震原発事故情報-

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.柏崎刈羽原発の安全対策費にも1.2兆円が必要

   東京電力福島第一原発事故収束と被害者救済を最優先しろ!

   日本原電への「債務保証」はとんでもない!

   柏崎刈羽原発再稼働するな!

   放射能汚染水の海洋放出反対!避難者の住居を奪うな!

   9/4(水)第72回東電本店合同抗議の報告

             渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

★2.東海第二原発の20年運転延長はありえない

   9/4(水)日本原電本社前抗議行動でのスピーチ

   佐藤眞一 (いのちをつなぐ会・茨城県利根町)

★3.柏崎刈羽原発「一部廃炉」の曖昧さ

  東電は再稼働を本当に「諦めた」のか…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★4.メルマガ読者からのイベント案内

           (お問い合わせは主催者へ)

  ◆9/11-16豊田直巳写真展開催『フクシマ~尊厳の記録と記憶』

   会場:土浦市民ギャラリー(JR土浦駅前)

   主催:福島応援プロジェクト茨城

★5.新聞より1つ

  ◆終息へ夜通し「水抜き」決死隊 作業1人最長3分

   JCO臨界事故20年 「肉声」 (6)

             (9月5日茨城新聞朝刊27面より抜粋)

━━━━━━━ 

※明日です!9/10(火)学習会にご参加を!

 「白熱教室:これが日米FTA交渉の実態だ」

 講 師:鈴木宣弘さん (東大農学部教授)

 日 時:9月10日(水)18:00~21:00 〔講師のお話は19時より〕

      新ちょぼゼミ33回

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円

━━━━━━━ 

※9/14(土)シンポジウムへご参加を!

 「原発テロ」対策とは、本当は、どういう問題なのか?

  山崎久隆さん「特定重大事故等対処施設問題とは何か」

  宮崎俊郎さん「原子力非常事態宣言下の

         オリンピックに反対しよう!」

 日 時:9月14日(土)18:15より

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:福島原発事故緊急会議(090-1705-1297)

 参加費:500円

━━━━━━━ 

※9/15(日)学習会にご参加を!

 「東京オリンピックでの被曝の危険性を警告し開催に反対する」

 講 師:渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく問題研究会会員)

 日 時:9月15日(日)13:30~16:00(開場は13時)

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円(学生400円)

━━━━━━━ 

※ ★ 9/22(日)たんぽぽ舎『30周年記念の集い』のご案内 ★

  -命と大地を放射能から守れ 原発やめよう みんなの想い-

 第1部

 ・記念講演『原発にしがみつく日本 なぜ? どうする?』

     講師:小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教

 ・リレートーク…多彩な7名のゲスト (敬称略、順不同)

  阿部功志 (茨城県東海村村会議員)、

  鴨下全生(まつき) (福島からの避難者)、

  熊本一規 (明治学院大学名誉教授)、

  菅井益郎 (国学院大学名誉教授)、

  武藤類子 (福島原発告訴団長)、

  安田節子 (ビジョン21)、

  山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

 日 時:2019年9月22日(日)13時15分開場 13時30分より16時45分

 会 場:「ベルサール神保町」たんぽぽ舎から徒歩5分

 第1部:記念講演とリレートーク

     第1部の参加費:当日1200円、前売り1000円

第2部:懇親会(定員・予約制、懇親会費別途)17時30分より 

    「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

お問い合わせ:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.柏崎刈羽原発の安全対策費にも1.2兆円が必要

 |  東京電力福島第一原発事故収束と被害者救済を最優先しろ!

 |  日本原電への「債務保証」はとんでもない!

 |  柏崎刈羽原発再稼働するな!

 |  放射能汚染水の海洋放出反対!避難者の住居を奪うな!

 |  9/4(水)第72回東電本店合同抗議の報告

 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

◎本抗議の様子は、たんぽぽ舎新HPでご覧下さい。

新HP http://www.tanpoposya.com/

    サブメニュー「東電本店合同抗議」

〇秋の気配が感じられる、9月4日(水)17時から17時45分まで、「とめ

よう!東海第二原発20年運転延長・再稼働ゆるすな!日本原電本店抗議

行動」日本原電本店前(秋葉原近辺に移転:地下鉄銀座線「末広町」駅4

番出口から徒歩4分/JR秋葉原駅から徒歩7分)が、「とめよう!東海

第二原発首都圏連絡会」と「再稼働阻止全国ネットワーク」の共催で

行われた。参加者は約50人。

〇引き続き、東京電力本店前で「日本原電(東海第二原発)の債務保証を

するな!東電は福島第一原発事故の責任をとれ!柏崎刈羽原発再稼働す

るな!原発事故避難者の住居を奪うな!」のコールが鳴り響いた。多数

のノボリ旗と横断幕が、多くの人の協力で、東電に向けて掲げられた。

 呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、134

の賛同団体と共に、第72回東電本店合同抗議行動が行われた。

 参加者は約90人。

〇まず、たんぽぽ舎副代表の山崎さんから、東電に関する2つの

アピールがあった。

 1つ目は、柏崎刈羽原発廃炉計画に関する、東電から柏崎市長への

回答は、「6、7号機の再稼働実現後、5年以内に一部の廃炉を検討

する」と言う身勝手で、本末転倒なものです。このような東電の姿勢

は、断じて許せない。

 2つ目は、東海第二原発(日本原電)への東電の資金援助の問題

です。7/16、東電は記者会見にて、資金援助の条件として、

 1.低廉で、安定的かつCO2を出さない電源であること、

 2.地元の理解が得られることを挙げた。

 これらの条件は、どう考えてもクリアできる状況に無い。

 これからも、東電への抗議の声を広げて、東海第二原発の再稼働を

止めよう。

 続いて、日本音楽協議会による音楽での抗議と、「反原発自治

議員・市民連盟」と「民間規制委員会・東京」による東電本店申し入れ

行動が行われた。

 更に、東電福島第一原発の排気筒切断作業について、予定では1日で

完了する作業が1か月もかかったことの問題点と東電の対応のお粗末さ

について、アピールがあった。

 また、雑誌「文芸春秋9月号」に掲載された、元東電社員・木村俊雄

さんの告発「原発メルトダウン津波ではなく、その前の地震

よって引き起こされた」についての紹介があった。

 今回から、抗議時間を15分間短縮し、19時33分に終了。カンパ活動を

行い、28,329円が寄せられました。ご協力、ありがとうございます。

◎次回、第73回の東京電力本店合同抗議

日 時:10月2日(水)18時30分より19時30分

場 所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)

             JR・地下鉄「新橋」駅徒歩5分、

             地下鉄三田線「内幸町」駅徒歩3分

呼びかけ:「経産省前テントひろば」、「たんぽぽ舎」

  引き続き賛同団体を募集中!

◎当日は前段で、17時から17時45分まで、「とめよう!東海第二原発20

年運転延長・再稼働ゆるすな!日本原電本店抗議行動」が、「とめ

よう!東海第二原発首都圏連絡会」と「再稼働阻止全国ネットワーク)の

共催で行われます。

日 時:10月2日(水)17時から17時45分

場 所:日本原電本店前(秋葉原近辺に移転:

地下鉄銀座線「末広町」駅4番出口から

徒歩4分/JR秋葉原駅中央改札口から徒歩7分)

こちらにもぜひご参加下さい。

┏┓ 

┗■2.東海第二原発の20年運転延長はありえない

 |  9/4(水)日本原電本社前抗議行動でのスピーチ

 └──── 佐藤眞一 (いのちをつなぐ会・茨城県利根町)

(1)茨城県最南部利根町から参りました。「いのちをつなぐ会」の

佐藤と申します。

私の住む「利根町」は、茨城県取手市龍ヶ崎市、千葉県我孫子市

囲まれた人口約12000人の小さな町です。

 そして福島第一原発から約190kmにあり、8年前の「フクイチ(東電

福島第一原発)事故」のホットスポットです。

 私たち「いのちをつなぐ会」は、5年前から町内全域の放射能空間

線量を年2回定点観測しています。大地は未だに汚染されたままです。

 8年前の東日本大震災の時、津波があと70cm高かったら、「東海第

原発」はフクイチ(東電福島第一原発)と同様にメルトダウンを起こし

ていました。

 そのことをあなた方「日本原電」の方々はご存じですよね。

 それで昨年11月、寿命40年を超えた「東海第二原発」を「20年延長」

させ、再稼働ですか?正気の沙汰ではありません。

 あなた方は、国民の「いのち」より「金儲け」の方が大切ですか?

(2)私の故郷は大分県です。大分県には1基の原発もありません。大分

県は、自然再生エネルギーでは、日本の中で優等生です。

 日本で最大級の地熱発電所やバイオマス、水力、風力等により電気を

まかない、原発には頼らないでやっています。大分県でできることが、

他県でできないはずがありません。

 又、フクイチ(東電福島第一原発)事故をきっかけに、ドイツは、原発

推進から180度「脱原発」に方向転換し、昨年は、水力を含む約50%が

すでに再生エネルギーでまかなわれています。

 ドイツは、2022年までには、すべての原発廃炉にすることを決定し

ています。

 今や、ドイツだけではなく、世界は「脱原発」にシフトしています。

 時代遅れのエネルギー「原発」にしがみついているのは、日本だけ

です。

(3)日本は、自然災害でも世界有数の国です。地震、火山、台風、

水害などの災害が、私たちの身の回りでは頻発しています。

 地震をとってみると、2011年の東日本大震災だけでなく、2018年大阪

北部地震、北海道胆辰東部地震、2016年熊本地震、2007年新潟県中越

地震阿蘇山御嶽山浅間山の火山噴火など枚挙にいとまがあり

ません。

 茨城県は、全国有数の地震県であり、東海第二原発のすぐ近くには

活断層があります。

 フクイチ(東電福島第一原発)事故の原因は、実は津波でなく、その前

地震メルトダウンを起こしたのではないかとも言われています。

フクイチ事故の原因究明は未だに行われていません。

 茨城県では、フクイチ事故の前に、JCOの臨界事故があったこと

は、まだ記憶に新しいところです。

 そんな中で、日本原電は、危険な老朽原発を再稼働して、自己の責任

はとれるのですか?

 日本国民の過半数は、再稼働には反対です。

(4)茨城県では、今原発をめぐる新しい動きがあります。

 まず第一に、原発県民投票の会が中心になって、原発の再稼働は、

知事や議会が決めるものではなく、県民の意志で決めるべきであるとし

て、その条例を制定するための活動を、県内全域で進めています。

 私たち「いのちをつなぐ会」もその趣旨に賛成して、県民投票カフェ

を県内全域で行うための活動に参画しています。

 次に、今までは、県知事、県議会、東海第二の地元東海村の村長、

議会で再稼働を決めていたのを、原発周辺の6市町村の合意がなければ

再稼働はできないという「茨城方式」ができようとしています。

 大井川茨城県知事は、東海第二原発の再稼働は県民の意志で決める

べきだと、選挙前でも、現在でも言っています。

 2年前の県知事選挙の時のNHKの出口調査では、茨城県民の75%以

上が東海第二原発の再稼働に反対しています。

 従い、東海第二原発の再稼働は非常にハードルが高く、簡単には再稼

働はできない状況が生まれてきています。

(5)最後に、日本原電の方に私は伺いたい。

 私たち「止めよう!東海第二原発首都圏連絡会」が集めた5万筆以上

の署名を、あなた方「日本原電」は受け取ろうとしませんが、それは

何故ですか?

 日本の電力会社の中では、東京電力関西電力九州電力もその他の

すべての電力会社は署名を受け取っています。

 受け取っていないのは、あなた方「日本原電」だけです。

 私の郷里、大分県の私の偉大な仲間たちは、フクイチ事故以来、毎日

九州電力大分支社前でサイレントスタンディングをおこない、要請文を

九州電力総務課に渡しています。

 私が大分に帰省中の8月7日、2931通目の要請文を仲間が作成し、

私が署名したものを九州電力大分支社総務課経由で社長宛に出しました

が、今まですべての要請文を九州電力は受け取っています。

 あなた方「日本原電」は、茨城県民や日本国民の声に耳を傾けるつも

りはないのですか?

私は、日本原電に対し、満身の怒りを込めてここに抗議します。

1.寿命40年を超えた老朽原発、オンボロ原発「東海第二原発」を

 動かすな!

2.20年延長はあり得ない!

3.東海第二原発再稼働反対!

4.日本原電解体!

5.日本原電は、「廃炉専門」の会社になれ!

┏┓ 

┗■3.柏崎刈羽原発「一部廃炉」の曖昧さ

 | 東電は再稼働を本当に「諦めた」のか…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.柏崎刈羽原発「一部廃炉」の曖昧さ

  東電は再稼働を本当に「諦めた」のか

  9/7(土)21:00配信「J-CASTニュース」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190907-00000008-jct-bus_all

2.伊方原発3号機・テロ対策施設工事現場で鉄筋11本が20m下に落下

  放射能の影響などなし

  9/7(土)12:00配信「テレビ愛媛

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190907-00000002-ebc-l38

3.日本のプルトニウム大量保有、世界が疑問視している

  米国物理学者の警告…

  プリンストン大学名誉教授のフランク・フォンヒッペル博士

  9/8(日)12:03配信「GLOBE+」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190908-00010000-globeplus-int

┏┓ 

┗■4.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆9/11-16豊田直巳写真展開催『フクシマ~尊厳の記録と記憶』

 日 時:9月11日(水)より16日(月)10時より18時 最終日は16時まで

 会 場:土浦市民ギャラリー(JR土浦駅前)

 主 催:福島応援プロジェクト茨城 blog.goo.ne.jp/oueniba     

        小張佐恵子  TEL 090-9108-0464

 入場無料

 事故直後から福島被災地に入り、取材・発信を継続してこられた

豊田直巳さんの(命がけで撮影された記録)写真展を開催。

 約50点の作品を展示します。

 福島8年の記憶を振り返り、現状を伝える豊田直巳ギャラリートーク

ライブは、9/14(土)14時より16時開催です。

 福島の状況を伝える報道がほとんどないため、関心が失われており、

被災者の生活破壊、避難や苦難の実態が知られていません。

 東海第二原発の再稼働問題を抱える茨城県民と首都圏住民にとって、

福島の実態を知ることは大切です。

 原発事故について考えてもらうきっかけにしたいと考えます。

┏┓ 

┗■5.新聞より1つ

 └──── 

 ◆終息へ夜通し「水抜き」決死隊 作業1人最長3分

  JCO臨界事故20年 「肉声」 (6)

 1999年9月30日。東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JC

O)対策本部では、臨界を止める方策が検討されていた。(中略)

臨界停止のポイントは「水抜き」だった。転換試験棟の外壁にある

冷却水配管のバルブが開かなければ配管を壊す必要がある… (中略)

夜通しの作業だった。交代で配管を壊し、ホースでガスを吹き込んで

排水、「水抜き」に成功した。10月1日午前6時14分。事故発生から約

20時間で、臨界がついに止まった。(後略)

              (9月5日茨城新聞朝刊27面より抜粋)

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

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 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

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 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があり

  ます。

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たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

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              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

       新HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856

たんぽぽ舎です。【TMM:No3740】地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3740】

2019年9月7日(土)地震原発事故情報-

          5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.日本原電は9.4公開質問状の受け取りも拒否! 

   ―5万筆以上の署名、「7.3公開質問状」拒否に続いてー

   日本原電のあるまじき企業体質を追及し、社会問題化していこう

      横田朔子(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会世話人

★2.東電元幹部3被告人に有罪判決を求めます

   裁判長へ出したハガキの「私の訴え」

      柳田 真(たんぽぽ舎)

★3.福島第二原発立地2町への交付金を概算要求(福島県)…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

              黒木和也 (宮崎県在住)

★4.福島原発事故の刑事責任を問う裁判

   「放射能汚染と向かい合うための基礎知識(20)」

      今中哲二(京都大学複合原子力科学研究所研究員) 

★5.新聞より2つ

  ◆「白煙」発生A区分異常 伊方3号機 事故時の冷却ポンプ停止

    (9月6日愛媛新聞ONLINE 9:52配信)

  ◆ 被ばく上限「命のためじゃない」 ふくしま作業員日誌 54歳 男性

(9月4日東京新聞朝刊23面より)

━━━━━━━ 

※9/10(火)学習会にご参加を!「白熱教室:これが日米FTA交渉の実態だ」

 講 師:鈴木宣弘さん (東大農学部教授)

 日 時:9月10日(水)18:00~21:00 〔講師のお話は19時より〕

      新ちょぼゼミ33回

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円

━━━━━━━ 

※9/14(土)シンポジウムへご参加を!「原発テロ」対策とは、

     本当は、どういう問題なのか?

  山崎久隆さん「特定重大事故等対処施設問題とは何か」

  宮崎俊郎さん「原子力非常事態宣言下のオリンピックに反対しよう!」

 日時:9月14日(土)18:15より    

 会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:福島原発事故緊急会議(090-1705-1297) 参加費:500円

━━━━━━━ 

※9/15(日)学習会にご参加を!「東京オリンピックでの被曝の危険性を

  警告し開催に反対する」

 講 師:渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく問題研究会会員)

 日 時:9月15日(日)13:30~16:00(開場は13時)

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円(学生400円)

━━━━━━━ 

※ ★ 9/22(日)たんぽぽ舎『30周年記念の集い』のご案内 ★

  -命と大地を放射能から守れ 原発やめよう みんなの想い-

 第1部

 ・記念講演『原発にしがみつく日本 なぜ? どうする?』 

     講師:小出裕章氏  (元京都大学原子炉実験所助教

 ・リレートーク…多彩な7名のゲスト

 日 時:2019年9月22日(日)13時15分開場 13時30分より16時45分

 会 場:「ベルサール神保町」たんぽぽ舎から徒歩5分

 第1部:記念講演とリレートーク    

     第1部の参加費:当日1200円、前売り1000円

第2部:懇親会(定員・予約制、懇親会費別途)17時30分より 

    「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

お問い合わせ:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.日本原電は9.4公開質問状の受け取りも拒否! 

 |  ―5万筆以上の署名、「7.3公開質問状」拒否に続いてー

 |  日本原電のあるまじき企業体質を追及し、社会問題化していこう

 └──── 横田朔子(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会世話人

「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」と「再稼働阻止全国ネットワ

ーク」の共催で、毎月第一水曜日の17時から、日本原電本店前(秋葉原

で抗議行動を行っています。

 日本原電は、昨年6月から取り組んだ署名や「申入書」・「公開質問状」

の受け取りを頑なに拒否し続けています。

 日本原電の村松 衛社長は、メディアのインタビューに対し、「地元に

最大限の誠意をもって対応している」と明言しています。にもかかわらず、

「わが社の事業方針と異なる内容の署名、申入書・公開質問状は受け取れ

ない」という日本原電に対し、私たちは絶対にあきらめることなく、むし

ろそうした日本原電のあるまじき企業体質を追及し、社会問題化していこ

うと頑張っています。日本原電は実質的に経営破綻しており、お金がない

企業です。東電や東北電力等の資金援助が無ければ東海第二の「特定重大

事故等対処施設」の建設すら不可能な状態です。

 老朽・被災の危険きわまりない東海第二原発の20年運転延長を、私達市

民・労働者の大衆的な力でストップさせ、廃炉にさせるために、引き続き

皆さんと共に闘いを続けていきたいと思います。

     

※以下公開質問状

日本原子力発電株式会社取締役社長  村松 衞 様

  公 開 質 問 状

                2019年9月4日

           とめよう!東海第二原発首都圏連絡会 

 東海第二原発は2011年3月11日の際、過酷事故寸前だった被災原発で、

稼働40年を超えた老朽原発です。30㎞圏内には96万人が生活し、都心まで

116kmの人口超過密地帯の首都圏原発です。首都直下型地震茨城県沖の

地震がいつ起きてもおかしくないという現状で、極めて危険な東海第二

原発の20年運転延長に対して、首都圏の住民の不安は従来にも増して高ま

っております。私たちは、東海第二原発の速やかな廃炉を切に願い、貴社

に以下の公開質問状を提出いたします。誠意ある文書回答を求めます。

 

1.政府の地震調査委員会は、今後30年以内に茨城県沖でⅯ7を超える地震

発生確率を80%と予測しています。この新たな状況下で貴社は、東海第二

原発の20年運転延長の危険性についてどのように再検討し決定されたので

しょうか。決定の根拠も示して下さい。

2.2011年3月11日以後義務づけられた「特定重大事故等対処施設」(以下

「特重施設」)について、九州電力川内原発1号機は建設期限までに完

成できないため、2020年3月18日運転中止が確実視されています。

 貴社はまだ「特重施設」の設置許可申請を提出していないと新聞報道さ

れていますが、事実ですか?事実であれば未提出の理由を示して下さい。

これまで5万筆余の署名等の受取りを貴社のみ拒否し続けています。2019

年6月21日の読売新聞報道によれば、貴社の村松社長は「地元に最大限の

誠意をもって対応している」と述べています。地元首都圏の私たちに対し、

署名はもとより、この公開質問状についても誠意ある文書回答を強く求めます。

    ◎回答期限;2019年9月18日(水)

【回答先】

  「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

  住所; 東京都千代田区神田三崎町2-6-2 

  ダイナミックビル5階たんぽぽ舎気付

┏┓ 

┗■2.東電元幹部3被告人に有罪判決を求めます

 |  裁判長へ出したハガキの「私の訴え」

└────柳田 真(たんぽぽ舎)

 ハガキ「東電元幹部3被告人に有罪判決を求めます」に書いた

 「私の訴え」

 この件では裁判所の見識が問われています。東電福島原発重大事故が

発生・おきながら、誰一人も罰せられていないのはなんとも不思議です。

責任をとらせないと、次の原発大事故がおきます。

 有罪判決が当たり前です。  (柳田真  千葉県若葉区

┏┓ 

┗■3.福島第二原発立地2町への交付金を概算要求(福島県)…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1. 福島第二原発立地2町への交付金を概算要求(福島県

 9/6(金) 18:54配信福島中央テレビ

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-00000380-fct-l07

2.韓国、福島第一の汚染水処理「深刻な憂慮」 IAEA

 9/6(金) 17:41配信朝日新聞デジタル

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-00000066-asahi-int

3.「東電解体論」浮上、柏崎刈羽の一部廃炉検討で再建計画に暗雲

 9/6(金) 6:01配信ダイヤモンド・オンライン

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190906-00213986-diamond-bus_all

┏┓ 

┗■4.福島原発事故の刑事責任を問う裁判

 |  「放射能汚染と向かい合うための基礎知識(20)」

 └────今中哲二(京都大学複合原子力科学研究所研究員) 

 この9月19日に東電刑事裁判の判決が予定されているので、今回は特別

にこの裁判について説明しておく。

〔経緯〕2012年6月、被災住民ら約1300人が、東電や政府の原子力関係者

33名を業務上過失致死傷罪などで福島地検に告発(告発者はその後約1万

5000人に)。捜査を担当した東京地検は2013年9月、全員不起訴処分を決

定。告発人らの申し立てを受けて審議していた東京地裁・第五検察審査会

は2014年7月、東電幹部3人を「起訴相当」1人を「不起訴不当」と議決。

再捜査を行なった東京地検は2015年1月、東電幹部4人に再度不起訴の判

断。第五検察審査会も再び審議を始め2015年7月、東電幹部3人を「起訴

相当」と議決し、東電元会長・勝俣恒久、元副社長・武黒一郎、元副社長

・武藤栄の強制起訴が決まった。

2015年8月、東京地裁は検事役を務める指定弁護士3人を指名(のちに

2人追加された)。

2016年2月、指定弁護士が起訴状を提出。2017年6月に初公判が開かれ、

以降2019年3月までに37回もの公判が開かれた。被告3名に対しては「禁

固5年」が求刑され、この9月19九日に判決が下される。

〔争点〕裁判では、「被告らが予見される津波に対してしかるべき対策を

とらなかった」という過失の有無が争われている。被告側の主張を簡単に

言えば、「津波は想定外であり予見できなかったので過失はない」という

ものである。

一方、公判を通じ、津波予見可能性についてさまざまなことが明らかに

なっている。時系列でみてみよう。

福島第一原発の設置許可(1966年)で想定されていた津波高さは、1960年

のチリ津波に基づいて3.1mだった。

奥尻島津波(1993年)などの経験から「既往最大」の津波対策では不十分

となり、2000年に電事連の会議で日本の各原発津波影響を比べてみると、

福島第一は津波に対して最も弱い原発であった。

◦2002年7月、阪神淡路震災をきっかけに地震防災を推進するために設置さ

れた地震調査研究推進本部が、福島県沖の日本海溝でM8級の津波地震

発生する可能性についての長期予測を発表。東電は、長期予測は信頼でき

ないとする工作で対応。

◦2006年1月、2004年のスマトラ島沖地震津波をうけ、保安院や電力会社

が「溢水勉強会」を立ち上げた。想定外津波が来ると全電源喪失に至ると

いう共通認識。

◦2006年9月、原子力安全委員会が「耐震設計審査指針」を改訂。既存の原

発も、津波対策を含めたバックチェックを2009年6月までに要求される。

◦2008年3月、東電内部の計算で福島第一の津波高さが最大で15・7mにな

ると判明。技術グループは防潮堤の建設を提案。

◦2008年7月、防潮堤の設計や費用を検討する会議で、武藤副社長がバック

チェックを先送りすることを決定。

◦2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震発生。

 刑事裁判の経過は、東電や保安院の責任者たちが「原発は危険だ」と思

っていたら回避できたはずの事故であったことを示している。

     (「思想運動」2019-9-1発行 No1044より了承を得て転載)

┏┓ 

┗■5.新聞より2つ

 └──── 

 ◆「白煙」発生A区分異常 伊方3号機 事故時の冷却ポンプ停止

 5日午後3時10分ごろ、運転中の四国電力伊方原発3号機(伊方町)の

放射線管理区域内にある高圧注入ポンプモーターの軸受け部付近から、白

煙状のものが数十秒間、発生したのを四電の運転員が確認した。ポンプを

即時停止したところ発生は止まったが、四電は動作不能と判断した。環境

への放射能の影響はないとしている。

 四電と県によると、ポンプは原子炉補助建屋地下にあり、事故時に原子

炉容器に冷却水を高圧で送り込む装置。運転に必要な2台のうち1台が動

不能になったことから、四電が定める保安規定上の「運転上の制限」を

逸脱したとして、原子力規制委員会に報告した。10日以内にポンプを復旧

できなければ、3号機の運転を停止しなければならない。

 四電によると同日午後2時57分から、1カ月に1回程度必要な定期運転

のためポンプを起動。白煙状のものが発生し中央制御室が停止した。火災

の可能性があるとして同3時28分に八幡浜地区施設事務組合消防本部に通

報したが、本部は燃えた痕跡や異臭はなかったため、火災ではないと判断

したという。

 県や伊方町には同3時40分に通報。県は「特に重要と認められる事態」

に当たるとして、即時公表のA区分異常と判断した。

    (9月6日愛媛新聞ONLINE 9:52配信)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-06006001-ehime-l38

 

◆ 被ばく上限「命のためじゃない」 ふくしま作業員日誌 54歳 男性

 原発事故後、被ばく線量の基準がいろいろ変わった。イチエフ(福島第

原発)では、事故直後に作業員が足りなくなるからと、緊急時作業中の

上限を100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げた。そして政

府の事故収束宣言で突然、緊急作業ではなくなり、通常の「年間50ミリシ

ーベルト以下」「5年で100ミリシーベルト以下」に戻った。

世の中に基準はたくさんあるけど、人間の命を守るためのものだと思っ

ていた。

 でも原発に関する基準は人の命のためじゃない。一般の人の被ばく線量

の年間許容限度は1ミリシーベルトだったのに、事故から8年たっても、

福島では20ミリシーベルトのまま。しかも、大人も子どもも同じでいいの

か。それにこの基準は、作業員の5年間の上限を守るための年間被ばく線

量平均と同じ値だ。

 国際基準で大丈夫だからと言うが、それなら今までの1ミリシーベルト

はなんだったのか。20ミリシーベルトは、住民を帰還させるためと経済の

ための基準じゃないのか。

 また、事故後に科学的に分からないことを「被ばくとは関係ない」とか、

安全だと言い切っているのも気になる。

 作業員は現場作業以外の生活でも被ばくする。基準が別々にあるが、一

人の人間が放射線を浴びていることに変わりない。緊急時はしょうがない

にしても、次に原発で大事故が起きれば、被ばく線量上限はただちに250

ミリシーベルトに引き上げられる。原子力規制委員会などでも、事故が起

きるのが前提で、議論されている。

 作業員の被ばく線量は年度ごとに管理され、4月に「リセット」されて

 新年度の線量枠がもらえるが、浴びた被ばく線量が減るわけではない。

 俺の生涯線量は500ミリシーベルト近い。作業員は金をもらったのだから、

病気になっても自業自得だと言われるだろうけど、事故後に来た特に若手

が病気になった時は、被ばくとの因果関係を証明しろと言うのではなくて

人間的な観点から補償してほしい。

 そうしなければ、次に事故が起きた時に来る作業員はいなくなる。

  (聞き手・片山夏子)(9月4日東京新聞朝刊23面より)

  

────────── 

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3739】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3739】

2019年9月6日(金)地震原発事故情報−

               4つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.原発事故被害者は、目をつぶり耳を塞ぎ口を閉ざさなければ

   安全に生きていくことさえできない

   東電が誠心誠意、被害者のために動いてくれれば

   その現状を変えることができる

   僕たちが避難しているのは被曝を避けるという

   合理的な理由があるから    鴨下全生(まつき)(避難者)

★2.柏崎市長「柏崎刈羽廃炉計画確信」だが

  東電との認識のズレは…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★3.事件の責任!関東大震災時の朝鮮人虐殺事件の罪って

   何だろうと考えてみました

   9月7日(土)虐殺の多発地域の一つ荒川河川敷で追悼式です

            愼 民子(シンミンジャ)

                (「一般社団法人 ほうせんか」)

★4.新聞より1つ

  ◆隣村の情報伝えられず 学校対応 独自に「屋内退避」

   JCO臨界事故20年 「肉声」 (5)

             (9月2日茨城新聞朝刊23面より抜粋)

━━━━━━━ 

※9/10(火)学習会にご参加を!

  「白熱教室:これが日米FTA交渉の実態だ」

 講 師:鈴木宣弘さん (東大農学部教授)

 日 時:9月10日(水)18:00〜21:00

〔講師のお話は19時より〕  新ちょぼゼミ33回

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※9/14(土)シンポジウムへご参加を!

 「原発テロ」対策とは、本当は、どういう問題なのか?

  山崎久隆さん「特定重大事故等対処施設問題とは何か」

  宮崎俊郎さん「原子力非常事態宣言下のオリンピックに

         反対しよう!」

 日 時:9月14日(土)18:15より

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:福島原発事故緊急会議(090-1705-1297)

 参加費:500円

━━━━━━━ 

※9/15(日)学習会にご参加を!

 「東京オリンピックでの被曝の危険性を警告し開催に反対する」

 講 師:渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく問題研究会会員)

 日 時:9月15日(日)13:30〜16:00(開場は13時)

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円(学生400円)

━━━━━━━ 

※ ★ 9/22(日)たんぽぽ舎『30周年記念の集い』のご案内 ★

  −命と大地を放射能から守れ 原発やめよう みんなの想い−

 第1部

 ・記念講演『原発にしがみつく日本 なぜ? どうする?』

       講師:小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教

 ・リレートーク…多彩な7名のゲスト

 日 時:2019年9月22日(日)13時15分開場

              13時30分より16時45分

 会 場:「ベルサール神保町」たんぽぽ舎から徒歩5分

 第1部:記念講演とリレートーク

     第1部の参加費:当日1200円、前売り1000円

第2部:懇親会(定員・予約制、懇親会費別途)17時30分より

    会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

お問い合わせ:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.原発事故被害者は、目をつぶり耳を塞ぎ口を閉ざさなければ

 |  安全に生きていくことさえできない

 |  東電が誠心誠意、被害者のために動いてくれれば

 |  その現状を変えることができる

 |  僕たちが避難しているのは被曝を避けるという

 |  合理的な理由があるから

 └──── 鴨下全生(まつき)(避難者)

◎ 僕は16歳。高校2年生です。原発事故の時は8歳。小学校2年生

でした。

 これから僕が言うことは、生意気に思えるかもしれませんが聞いて

ください。

 僕は、今日、ここにおられる皆さんが原発事故をわざと起こしたわけ

ではないことを知っています。

 だから皆さんの中には交通事故の加害者の様に、たまたま不遇だった

と感じられている方もいらっしゃるかと思います。自分が運転していた

わけでもないのにと思っている方もいらっしゃると思います。

 でも、車が無ければ交通事故は起きませんし、車があったとしても、

動かしていなければ、交通事故はおきないのです。

◎ 原発事故も同じです。8年前のあの日、原発が稼働していなけれ

ば、今僕が、ここに来ることもなかったと思います。

 僕の裁判ではありませんが、原告側が自殺したような裁判では、裁判

が終わった後、東電の方々が死者の墓前に謝罪に来るということもあり

ました。

 でも、死んだ方は決して蘇りませんし、皆さんの謝罪を受け入れるこ

とも、許すこともできません。

 遺族の悲しみも、死ぬまで消えることはありませんし、癒されること

もありません。

 でも、いつまでも皆さんを恨んでいては自分が辛すぎるので、恨むこ

とだけはやめようと謝罪を受け入れているにすぎません。

◎ 同じように、被曝によって病気になった人や、原発事故に起因する

いじめで苦しんだ人も、奪われた時間や過去の苦痛やトラウマなどを

消すことはできません。

 まず最初に東電の皆さまに伝えたいことは、本当に加害したことを認

め、その罪を償おうとする気がないのに、適当に謝罪して終わらせよう

としないでくださいということです。

 謝罪とは本当に重いものなのです。全く被害者に向き合ってもいない

のに謝罪したことにするのは本当に許せないです。

◎ 僕は、福島県いわき市で生まれ、両親と5歳離れた弟と共に生活し

ていました。

 春になれば、テレビで紹介されるほど桜並木の有名な公園でお花見を

し、夏は潮干狩りに行き、秋はキノコ狩りをして、冬は雪だるまを

つくる。

 公園や学校の帰りの通学路でツクシをたくさん採って帰って、お母

さんに作ってもらうツクシの佃煮が好きでした。

 家も庭も広く、ブルーベリーやシイタケ、ミニトマトなどは庭で収穫

する事が出来ました。

◎ しかし、2011年3月11日の福島原発事故を境に、このような生活は

全てなくなってしまいました。

 僕は福島を離れて避難し、東京の子になりました。

 政府は僕の街には避難指示を出さなかったけれど、実際に測定した

放射能汚染はとても酷く、避難指示区域よりずっと広い範囲に広がって

いたので、被曝を避けるためにいわゆる自主避難者になったのです。

 毎年お花見をしていた夜ノ森公園にも沢山の放射能が降り、泥だんご

をつくった庭の土は、7年が過ぎた今でも放射能だらけです。

◎ しかし、何よりも一番つらかったのは、転校先でのいじめでした。

 図工の時間に作った工作品に悪口を書かれていたり、菌扱いされたり

してきました。

 些細な事で、一方的に暴力をふるわれるので、休み時間に外で遊ぶの

が怖くなりました。

 そのようなことが続き、「出来る事なら死んでしまいたい」と常に

思うようになりました。9歳頃の願い事には「天国に行きたい」と書い

たこともありました。

◎ 今思うと、原発事故の被害者について、良く知らない人たちの目に

は、僕たちは「家が壊れていないに、何も被害はないのに、多額の賠償

金だけもらって東京にタダで住んでいるズルイ人たち」としか思えな

かったのでしょう。

 東京電力や国が、放射能汚染の恐ろしさや、汚染の実態を隠蔽しなけ

れば、そして僕たちのような区域外避難者にはほとんど賠償金が支払

われていない事などを、きちんと広く伝えてくれていれば、こんな事は

起きなかったと思います。

◎ その生活があまりにも辛かったので、僕は中学生になるときに、

今までの学校とは全く違う、遠い中学校に進学し、自分が避難者だとい

うことを隠しました。

 すると、いじめは全く起きませんでした。僕はいじめのない学校生活

が、こんなにも平和だったのかと驚きました。初めて出来た友達と過ご

す中学校生活は幸せそのものでした。

 しかし、2年3年と時が経つうちに、だんだん心が辛くなってきま

した。

 自分が避難者であることを隠すということは、自分が福島で生まれた

ことも、被曝を避けるために避難しているということも、避難住宅に

住んでいることも、避難生活自体が不安定で本当はすごく辛いというこ

とも、まだ汚染があって帰れないのに政府からは福島へ帰るように言わ

れていることも、何一つ友人に話せないということなのです。

 それは、僕の大部分を隠して生きているということです。

◎ 親友を作りたくても、何一つ、自分の事を語れません。少しでも、

自分の思いを語ろうとすると、福島のことが足かせになり、語れなくな

るのです。

 友人たちが政治や経済の話をしていると、すごく自分の思いを語りた

くなります。でも結局、うわべだけしか話せない。

 何故、僕が原発政策に反対する気持ちをもっているのか、その裏に

ある自分自身の苦しみを語ることができません。

 被曝も汚染も、壊されたコミュニティーも、様々な理不尽が、本当は

自分の問題なのに、親友に語ることもできない。保身のために、福島の

ことは話さない、と自分で決めたのに、それを辛いと思う自分自身が

許せなくなり、心が砕け散りそうになりました。

◎ 僕らは悪いことをしたわけでもないのに、まるで犯人の様に名前も

顔も隠さなければなりません。でも、顔や名前を出さない人の証言を、

誰が信じてくれるでしょうか?。それもまた、大きなジレンマでした。

 僕は何年も悩みに悩んだ結果、自分のことを隠すのをやめ証言してい

くことを決意しました。

 今日、ここに来れたのは、その決意があったからです。多くの同じ

ような苦しみを抱えた子どもは、その辛さを声にすることさえでき

ません。

◎ 原発によって儲かったのは大人。原発を造ったのも大人だし、原発

事故を起こしたのも大人。しかし、家族が離ればなれになるのも「将

来、病気になるかも」と不安の中で生きるのも、学校でいじめに怯えて

苦しむのも僕たち子どもです。

 残念ながら放射性物質の寿命は、僕たちの寿命より長いのです。被曝

の影響が出るのは、10年、20年、40年先になるかもしれません。

◎ だから僕は、これからも本当に福島が安全になるまで、避難を続け

たいと思っています。でも、それを隠しながら生活するのは、本当に

辛いのです。

 何故、僕らは、避難しているというだけで、いじめられるのでしょ

う。子どもだけではありません。大人達も様々な差別やいじめ、誹謗

中傷を受けています。

 望むと望まざるとにかかわらず、僕たちはこれから、大人の出した

汚染物質とともに生きることになります。

 一方で、僕らの口を塞ぎ、加害を隠そうとする大人達の多くは、本当

の被害を見ないうちに先に寿命が来て死んでしまうでしょう。でもそん

な逃げ方が赦されるのでしょうか?。

◎ 儲けるだけ儲けて、たくさんの嘘をついて、日本だけでなく世界の

海を汚したまま、そのつけを全部僕たち子どもに背負わせて、先に死ん

でしまうなんて酷すぎます。

 僕の語れない想いは溢れるばかりです。

 多分、僕の本当の望みは、きっと、ごく普通に隠し事の無い社会で

平和に暮らしたいということだけなのだと思います。

 しかし、原発事故被害者は今の日本の社会の中で、なにかに目をつぶ

り、耳を塞ぎ、口を閉ざさなければ、安全に生きていくことさえでき

ません。

◎ ただ、東電の皆様が誠心誠意被害者のために動いてくれれば、その

現状を変えることができます。

 原発事故がどれほど深刻であるか、今も汚染が続いているばかりか、

僕らが死ぬ頃になっても、元通りにはならないということや、僕たちが

避難しているのは、被曝を避けるという合理的な理由があるからだとい

うこと、そういう本当のことをきちんと広報してくれるだけでも、僕ら

へのいじめや差別はうんと減ります。

 被害を消すことはできませんが、その被害を認め、悔い改めることは

できるはずです。

 どうか僕達をこれ以上苦しませないで下さい。おねがいします。

(8月29日に行われた「東電と共に脱原発をめざす会」の中で

避難者の立場から意見を表明した鴨下全生(まつき)さんの発言)

※たんぽぽ舎からご案内

 鴨下全生(まつき)さんは、9/22(日)たんぽぽ舎『30周年

記念の集い』の第1部後半「7人のリレートーク」のお一人として

発言されます。

┏┓ 

┗■2.柏崎市長「柏崎刈羽廃炉計画確信」だが

 | 東電との認識のズレは…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.柏崎市長「柏崎刈羽廃炉計画確信」だが東電との認識のズレは…

  9/5(木)18:47配信「UX新潟テレビ21

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190905-00010003-niigatatvv-l15

2.柏崎刈羽原発の再稼働は国民の理解得られぬ

  「温室効果ガスを出さない」というが原発の建設や廃炉

  ウラン採掘や運送など大量のCO2を排出する

  9/5(木)12:46配信「京都新聞・社説」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190905-00000015-kyt-l26

┏┓ 

┗■3.事件の責任!関東大震災時の朝鮮人虐殺事件の罪って

 |  何だろうと考えてみました

 |  9月7日(土)虐殺の多発地域の一つ荒川河川敷で追悼式です

 └──── 愼民子(シンミンジャ)

          (「一般社団法人 ほうせんか」)

                  (その5)(全6回の連載)

    (その4)は9/2発信【TMM:No3735】に掲載

 9月7日(土)は、虐殺の多発地域の一つ荒川河川敷で追悼式を行います。

 関東大震災時の朝鮮人虐殺事件の罪って何だろうと、考えてみた。

 これらの罪は、全て、現代のヘイトスピーチに通じるのではないか。

 過去の過ちを、認めず反省せず「恥の上塗り」を96年間繰り返してき

た結果ではないだろうか。

 新大久保でヘイトスピーチが、激しくなり始めた頃から、この事件の

ことが見直され始め、注目を浴びるようになり追悼式などへの参加者が

増えたのは、偶然ではない。

 歴史を風化させることが罪の繰り返しにつながる事に気がついたから

でしょう。

 さように、「震災前夜、または虐殺前夜」を作り出そうとしている輩

を許さず息の根を止めるべく手を繋ぐ者たちのエネルギーの強さに

敬服している。

以下、罪を並べてみました。

1.言うまでもない虐殺自体の罪は大きい。

 様々なところで、軍隊・警察・民衆による、事件が明らかになって

いる。

 事件の記憶は、直接に見た者、聞いた者、遺体を焼く匂いをかいだ

者、穴を掘らされた者の記憶に残っていて、語り継がれている。直接に

殺害した者が語らなくても、明確に記憶され記録されてきた歴史である。

2.国が「朝鮮人を敵とみなした」戦争状態をしたて、一般民衆を殺人

鬼にした。9月1日戒厳令の提言がされ、東京市は2日8時公布した。

 法政大学の松尾章一教授は「国家総力体制作りの重要な契機」「事

件は組織的意図的集団的であり、国家体制が完成した」と、書いた。

 デマの発生地を特定できないが、軍・警察等の扇動を聞いた証言は

いたるところにあった。

 ・「1日夕方、曙町交番巡査が自警団に来て『各町で不逞鮮人が殺人

放火しているから気をつけろ』と二度にまでも通知に来た」

 ・「1日夜、上野公園で露宿していたら巡査が来て朝鮮人の放火者が

徘徊するから注意しろ」

 ・「横浜方面で、1日午後5時頃警察より『朝鮮人が暴行するから

自警せよ』」

 ・「埼玉入間町では警鐘を乱打し警告を流した」

 ・「1日夜半、避難先の市川で、警察の車が走ってきて『鮮人200名

ばかりの団体がこの街に繰り込んできて焼き払おうとする形勢であるか

ら対抗する用意をして警戒してください』と叫んでいた。」

 ・「3日午前8時15分『千葉船橋にあった海軍省船橋送信所』は全国

へ『朝鮮人の放火と東京府一部への戒厳令施行を伝え、各地での朝鮮人

に対する厳密な取締を命じた内務省警察保局長名義の電報』が打たれて

いる。

 同時に、地元地域に対して『朝鮮人襲来の恐れあり』と『所長が、

浦安・行徳に600人の不逞鮮人が来るから今夜警戒頼むと銃を渡され、

撃ってもいいと言われた』という証言もある。」結果、「金鵄勲章

もらえる」と、警察に申し出た者もいた。

3.朝鮮人への差別を決定付けた。

 当時の新聞には朝鮮人を不逞呼ばわりして危険視する記事が多数

あった。

 荒川放水路の開削工事に携わる朝鮮人が「昼時になるとお茶を貰いに

来たものだ」という、街中でのほのぼのとした話も聞いた。

 共に生き働く者たちという親しみさえ持っていた市民に、朝鮮人差別

のレッテル貼りに成功し、明治以降の植民地朝鮮での差別意識恐怖心を

決定的に大衆化した。

4.マスコミの責任。全国の新聞のほとんどが、デマを鵜呑みにして

報道した。

 「関東大震災時の朝鮮人迫害―全国各地での流言と朝鮮人虐待(創史

社2014年山田昭次立教大学名誉教授)」に詳しい。

5.事件の隠蔽をし、責任処罰なし。事件の調査なし。反省なし。

 当時、海外に事件が知られるようになり、「臨時震災救護事務局警備

部 極秘通達」を出し証拠隠蔽を図った。

 箝口令を発令し朝鮮に帰った人々にも警察が監視した。

6.現在に生きる者たちへの恐怖心、猜疑心を生んでいる。

 今回の連載3回目にも書いたように、「殺された側の恐怖」と「殺し

た側の繰り返すかもしれない恐怖」は計り知れないほどに大きい。

○ 加えて、先の山田昭次教授は「国家責任を取らせない民衆の罪」を

問うて、2010年に「国家責任を問う会」を発足している。

                    (その6)に続く

┏┓ 

┗■4.新聞より1つ

 └──── 

 ◆隣村の情報伝えられず 学校対応 独自に「屋内退避」

  JCO臨界事故20年 「肉声」 (5)

 東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)から最も近い

学校に、臨界事故の情報がもたらされることはなかった。

 現場から西に約500m。村との境界線に那珂町立(現那珂市)本米崎

小学校(現在は閉校)があった。(中略)

 開け放った窓からの防災行政無線が聞こえた。音の法学から村の放送

と分かった。(中略)

 異様さを感じ、町教育委員会に問い合わせたが、全く把握していな

かった。逆に同校からの一報で情報収集に走るほどだった。(中略)

 村が制作した証言集にこう記した。

 「住民目線での迅速適切な情報提供が、これらの人々の安心安全な

生活には不可欠である」 (9月2日茨城新聞朝刊23面より抜粋)

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