たんぽぽ舎です。【TMM:No3559】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3559】

2019年1月24日(木)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.世論は再稼働反対 原発輸出は大失敗 (その1)(3回の連載)

   原発廃止の希望の光が見えてきた新年の始まり

   中西会長の身勝手な言い分、脅しを許してはいけない

                 渡辺寿子 (原発いらない!ちば)

★2.「本当のこと言って何か不都合でも?」山本太郎おおいに語る

   1/29(火)講演会にご参加を!

★3.キーワードは「虚妄の軍事大国」 1/17吉沢弘志さん学習会の報告

               冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

★4.迫る公務員宿舎の退去期限(本年3月)、

  行き場ない福島の自主(区域外)避難者…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)

               黒木和也 (宮崎県在住)

★5.避難ルート、簡易除染地示す 柏崎刈羽原発の事故発生に備え

  新潟県の避難計画概要判明…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

   金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★6.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆2/5(火)「原発ゼロ基本法案」の国会審議を強く求める決起集会

   場所:衆議院第一議員会館1階多目的ホール

   主な主催:立憲民主党日本共産党社会民主党自由党ほか

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※1/29(火)『2019年選挙の年に、山本太郎 おおいに語る』

 「本当のこと言って何か不都合でも?」

 −山本太郎が実行したい、いくつかの提案−

 お 話:山本太郎参議院議員

 日 時:1月29日(火)19時より21時 18時30分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※1/30(水)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ

 「これでいいのか!?原子力損害賠償法(福島原発事故の教訓から)」

お 話:竹村英明さん(発電会社「イージーパワー」と

電力小売「グリーンピープルズパワー」代表取締役

 日 時:1月30日(水)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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┗■1.世論は再稼働反対 原発輸出は大失敗 (その1)(3回の連載)

 |  原発廃止の希望の光が見えてきた新年の始まり

 |  中西会長の身勝手な言い分、脅しを許してはいけない

 └──── 渡辺寿子 (原発いらない!ちば)

目次紹介

1.「国民が反対するものはつくれない」中西発言は原発推進が大前提

2.中西発言の本音は「原発の維持・存続」

3.「国策維持なら政府はさらに支援と保護をせよ」

  「国民を納得させよ」の脅し…大島堅一教授の指摘

 以上を本日掲載。

4.「今更何を言っているのか。無責任さに唖然とする」目加田説子

  身勝手極まりない中西発言

5.原発輸出戦略総崩れ アベ政権を追い詰め退陣させよう

6.那珂市長の立候補宣言に希望を見た

  光に向かって進み、最善を尽くそう

1.「国民が反対するものはつくれない」中西発言は原発推進が大前提

 経団連の中西宏明会長(日立製作所会長でもある)は、年初に際しての

報道各社とのインタビューで、以下のように語りました。

 原発の再稼働については「東日本大震災から8年がたとうとしているが、

東日本の原発は再稼働していない。国民が反対するものはつくれない。全員

が反対するものをエネルギー業者やベンダー(設備納入業者)が無理やりつ

くるということは、民主国家ではない。国民が反対するものをつくるにはど

うしたらいいのか。真剣に一般公開の討論をするべきだと思う」と発言しま

した。

 この発言は一見すると、国民が反対するものはつくれないのだと、経団連

会長が国民目線に立って原発から撤退するという宣言をしたのかと思ってし

まいそうですが、実は全く違います。

 発言を注意深く読むと、国民が反対するものをつくるにはどうしたらいい

のかに、力点が置かれているのがわかります。

 中西氏にとって原発推進が大前提なのです。

2.中西発言の本音は「原発の維持・存続」

 日本のエネルギー政策については、「日本のエネルギーの(発電をはじめ)

80%は依然として化石燃料に依存しており、危機的状況にある。期待された

再生可能エネルギーだが日本には適地が少なく、極めて不安定な状況だ。

 太陽光も風力も季節性がある。打破しなければならない問題が沢山ある」

「政府のエネルギー情勢懇談会では今後のエネルギー政策を検討し、討議し

てきた。

 原発についても議論を重ねてきたが、国民の前で公開の本格的な議論を

する必要があるなどと述べました。

 中西氏は再生可能エネルギーについて、どういう根拠でいっているのか

不明ですが、日本には適地が少なく、極めて不安定だと、様々欠点をあげ

つらって、再生可能エネルギーでは日本のエネルギーは担えないと決めつ

けています。

 中西会長の本音は、原発の再稼働であり、原発の維持、存続なのです。

 そう思えば、「国民が反対するものはつくれない」発言の舌の根も乾

かぬ内に、「再稼働をどんどんやるべきだ。」と発言したのは何ら驚くに

値することではないのです。

 中西氏の提唱する「国民の前での公開討論の目的は、自身の発言にある

ように、(原発政策に対する理解が欠けている)国民が反対するものをつく

るにはどうしたらいいのかを考え、そのような国民を原発の維持・存続に

賛成するように誘導することなのです。

3.「国策維持なら政府はさらに支援と保護をせよ」

  「国民を納得させよ」の脅し…大島堅一教授の指摘

 大島堅一龍谷大学教授は「原発ビジネスは採算に合わない(過去にはかな

り儲けてきたのに)。それでも国策だから乗ってきた。中西氏は政府に対し

『もっとちゃんと支援しろ』揺さぶり(脅し)」をかけたのだろう」と指摘

しています。

 岐阜女子大の福永正明客員教授も「原発は国策だから、国民を納得させる

のは企業や経済界ではなく、政府の役目だという考えだろう」といって

います。 (その2)に続く

 (「原発いらない!ちば」ネットワークニュース2019年1月号より

  了承を得て転載)

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┗■2.「本当のこと言って何か不都合でも?」山本太郎おおいに語る

 |  1/29(火)講演会にご参加を!

 └──── たんぽぽ舎講座運営委員会

2019年選挙の年に『山本太郎おおいに語る』

「本当のこと言って何か不都合でも?」

山本太郎が実行したい、いくつかの提案−

1.消費税はまず5%へ!廃止を目指す!

2.税金はまず大金持ちからいただく!

3.原発ゼロへ、これ以上被ばくさせない!

4.安定した雇用・処遇で景気へ貢献!

 お 話:山本太郎参議院議員

 日 時:1月29日(火)19時より21時 18時30分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円 (学生400円)

※お問い合わせが多数来ております。

 当日は、お早めにおいで下さい。

講師:山本太郎(やまもとたろう)さん

   もと俳優、参議院議員自由党所属)、

   自由党共同代表兼政策審議会長、兵庫県宝塚市出身、

   著書:「ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実」 集英社2012年刊

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┗■3.キーワードは「虚妄の軍事大国」

 |  1/17吉沢弘志さん学習会の報告

 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

「防衛費=軍事費」の際限なき拡大−米軍と自衛隊の一体化の危険性」

講師:吉沢弘志さん(パトリオットミサイルはいらない!

習志野基地行動実行委員会代表)

 第二次安倍政権成立以来、防衛予算は一貫して右上がり、毎年「過去最大

規模」を重ねています。

 安倍政権はアメリカの戦略(最新では2017年12月発表の米国「国家安全

保障戦略」)に忠実に従って信頼される同盟国(軍事大国)にならんとして

いるようです。

 アメリカは安全保障戦略を「テロとの戦い」から対中国戦略にシフトしま

した。

 そこで日本は露骨な中国脅威論を展開し、昨年12月発表の新防衛大綱に

おいて、「中国は、既存の国際秩序とは相容れない独自の主張に基づき、

力を背景とした一方的な現状変更を試みるとともに、東シナ海を始めとする

海空域において、軍事活動を拡大・活発化させている。」と述べています。

これはまさにアメリカの中国封じ込め作戦において日本が求められている

役割です。

 アメリカは九州南端、沖縄、東シナ海、台湾、南シナ海を結ぶ第一列島線

の中に中国海軍を閉じ込めようとしています。そこで自衛隊奄美

石垣島与那国島陸自基地を建設しミサイル部隊を配置しました。

 そもそも、東シナ海南シナ海という中国大陸に近い極東の海をアメリ

国防上の重要拠点と位置づけているのがおかしいと思います。かつて大日本

帝国が「満州は国防の要」と位置づけていたのと同じではないでしょうか。

 さらに、太平洋にとどまらず、新大綱ではインド洋も日米安保体制の

カバー範囲になりました。「専守防衛」はどこまで拡大するのでしょうか?

 インド洋まで出かけるために空母も作ろうと予算に入れました(いずも

ヘリ空母2艦に垂直離着陸戦闘機F35Bを乗せる計画)。

 その一方で社会保障、教育、医療の予算は強引に圧縮させられています。

さらにアメリカ・トランプ大統領の言いなりで高額なイージス・アショアを

買おうとしていますが、じつは不要な高額兵器です。ミサイル防衛が成り立

たないのは多くの専門家の言うところです。

 打ち落とそうとする敵のミサイルのほうが、パトリオットミサイルなどの

飛ばすミサイルより速度が上です。F35Bがいずもの甲板を離発着する

ためには船の改造のほか、パイロットの訓練が必要です。相当の訓練時間が

必要と思われます。

 日米合同の離島奪還訓練などが行なわれ、言い値で買わされた水陸両用

車が使われていますが、水陸両用車で離島奪還できるわけがありません。

 離島が取られたということは、制空権・制海権が奪われた状態ですから、

離島に近くづく前に沈められるでしょう。

 ミサイル同様役立たずですが、役立たずとわかれば、使えない(戦争でき

ない)ですから、いいことかも知れません。

 政府の目指す軍事大国は実は虚妄なのではないでしょうか?

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┗■4.迫る公務員宿舎の退去期限(本年3月)、

 | 行き場ない福島の自主(区域外)避難者…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.迫る公務員宿舎の退去期限(本年3月)、

  行き場ない福島の自主(区域外)避難者

  1/23(水)7:38配信「朝日新聞デジタル

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000017-asahi-soci

2.日本、放射能汚染水111万トンの海洋放出を検討中

  グリーンピース福島原発汚染水」報告書

  1/23(水)12:17配信「ハンギョレ新聞」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00032625-hankyoreh-kr

3.研究依頼書に不審な記載、福島 伊達市被ばく論文

  1/23(水)17:57配信「共同通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000143-kyodonews-soci

4.原発和解拒否 住民救済の姿勢欠ける

  迅速な解決を図るとした和解仲介の意味がない

  1/23(水)13:11配信「京都新聞社説」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000016-kyt-soci

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┗■5.避難ルート、簡易除染地示す 柏崎刈羽原発の事故発生に備え

 | 新潟県の避難計画概要判明…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆避難ルート、簡易除染地示す 柏崎刈羽原発の事故発生に備え

  新潟県の避難計画概要判明  (1月24日「新潟日報」より抜粋)

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20190124446488.html

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┗■6.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆2/5(火)「原発ゼロ基本法案」の

  国会審議を強く求める決起集会のご案内

日 時:2月5日(火)11時00分より12時30分

場 所:衆議院第一議員会館1階多目的ホール

内 容:○ 衆議院経済産業委員会の審議状況の報告

    ○ 各政党・会派からの意見表明

    ○ 参加議員、団体、参加者からの声、質疑応答  ほか

主な主催:立憲民主党日本共産党社会民主党自由党

     そして無所属で賛成いただいた議員と、

     原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)をはじめ、

     趣旨に賛同いただいた団体

お問い合わせ:立憲民主党エネルギー調査会事務局

       (衆議院議員 山崎誠事務所)電話:03-3508-7137

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

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 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ

  ります。

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       日曜・休日はお休みです。

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              ダイナミックビル5F

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       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856

たんぽぽ舎です。【TMM:No3558】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3558】

2019年1月23日(水)地震原発事故情報−6つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.もうすぐ東電福島第一原発事故から8年!

   福島事故の問題は全く解決していない!収束の目途もたっていない!

  今回は福島第一原発の現在の問題をしっかり学習しよう

2月2日(土)今月の山崎ゼミご案内

                坂東喜久恵(たんぽぽ舎講座担当)

★2.韓国大法院の判決を受けて 戦後補償 解決への道 (上)

  求められる慎みと節度−歴史問題の解決について

  加害者の不可欠なこと 花岡、西松、三菱マテリアルの和解に学ぶ

     内田雅敏さん(たんぽぽ舎アドバイザー 東京弁護士会所属)

★3.肉球新党「辺野古リーフレット」全国に無料で発送します

辺野古に新基地は必要ですか?Q&A沖縄の米軍基地のハナシ

                        肉球新党

★4.もはや原発にコスト競争力はありません。斜陽産業として、

   いかに『たたむか』を考える時です

原発の本当のコストは?経産省の「安い」試算に異論

  朝日新聞デジタルのインタビューシリーズ「エネルギーを語ろう」

        「大島堅一・龍谷大学教授」のお話 ご紹介

★5.玄海原発に乾式貯蔵施設を新設 九州電力

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

               黒木和也 (宮崎県在住)

★6.新聞より1つ

  ◆ 原発 揺れる自治体関与

  東海第2再稼働判断で権限拡大 「事前了解」の解釈巡り溝

   (1月23日日本経済新聞 朝刊 真相深層)

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※2/24(日)第31回たんぽぽ舎総会の記念講演の講師とテーマが決まりまし

 たのでお知らせ致します。

 日時:2月24日(日)13時より19時   

 会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 第1部:第31回総会

 第2部:「記念講演」

  講師:村上達也氏 (茨城県東海村前村長)

     『東海第二原発は危険!20年延長・再稼働は異常

     原発固執する日本はとても危ない』

     内田雅敏氏 (弁護士) 『3・1独立運動を建国の礎とする

     韓国とどう向き合うか』

 第3部:こんしん会

  詳しいことは、のちほど改めてご案内させていただきます。

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※1/29(火)『2019年選挙の年に、山本太郎 おおいに語る』

 「本当のこと言って何か不都合でも?」−山本太郎が実行したい、

 いくつかの提案−

 お 話:山本太郎参議院議員

 日時:1月29日(火)19時より21時 18時30分開場 

 会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※1/30(水)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ

 「これでいいのか!?原子力損害賠償法(福島原発事故の教訓から)」

お 話:竹村英明さん(発電会社「イージーパワー」と電力小売

「グリーンピープルズパワー」代表取締役

 日時:1月30日(水)18時より21時 

 会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円

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┏┓ 

┗■1.もうすぐ東電福島第一原発事故から8年!

 |  福島事故の問題は全く解決していない!収束の目途もたっていない!

 | 今回は福島第一原発の現在の問題をしっかり学習しよう

| 2月2日(土)今月の山崎ゼミご案内

 └──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎講座担当)

★学習会

 日 時:2月2日(土) 14時から17時 (開場13時30分)

 講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

 会 場:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円(資料代含む)

 昨年の後半は、東海第二原発の20年運転延長問題が差し迫っていたので、

東海第二原発、再処理工場の危険性、東電の問題(柏崎刈羽原発・東海第

原発・汚染水)と各種の問題を中心に取り上げてきました。

 今回は、間もなく8年を迎える東電福島第一原発事故の最新情報を中心

に、まだまだ先が見えない事故対策について学習していきます。

 東電は被害者への補償についても、逃げの姿勢に終始し、また国も、福

島事故が「まるでなかったかのように」振舞おうとしています。決して許

してはなりません。

 前回の東海第二原発の問題については、20年延長を認可した原子力規制

委員会へ出した「審査請求書」が問題全般にわたり整理されていたのでこ

れを中心に学習しましたが、問題がありすぎて、とても全容については1・

2回の学習では無理!まだまだ続きます。

 ※土曜日の2時から5時までの3時間 平日夜より時間に余裕があります。

 山崎さんの話もたっぷり!質疑応答もしっかり!ぜひご参加ください。

 

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┗■2.韓国大法院の判決を受けて 戦後補償 解決への道 (上)

 | 求められる慎みと節度−歴史問題の解決について

 | 加害者の不可欠なこと 花岡、西松、三菱マテリアルの和解に学ぶ

 └────内田雅敏さん(たんぽぽ舎アドバイザー 東京弁護士会所属)

 内田雅敏さん (花岡事件西松建設三菱マテリアルの各戦後補償裁判

和解に中国人側代理人として関与した。東京弁護士会所属)

〇戦時中、日本製鉄(現新日鉄住金)で強制労働させられた元徴用工が同社

に損害賠償を求めた裁判で、韓国大法院(最高裁)は同社に賠償を命じる確

定判決を出した。

 判決に対する日本社会の反応はおおむね批判的だ。1965年の日韓請求権

協定で決着済みであり、判決は国家間の合意に反するとの声がしきりである。

 だが国家の請求権と個人の請求権は別、放棄されたのは外交保護権であ

り、日韓請求権協定は個人の請求権には及ばないとする法論理もあるし、

それが日本政府の見解であったはずだ。

 「国家間の合意」には無条件で従わなくてはならないのか。

 沖縄・辺野古の米軍新基地建設反対も、日米間でなされた普天間基地

設に関する国家間の合意に反するから許されないか。

 辺野古新基地建設反対運動に多くの人々が共感するのは、普天間基地

設と辺野古新基地建設という「国家間の合意」が沖縄県民の意思を無視し

てなされたからだ。

 韓国大法院の判決についても同様だ。日本の植民地下での強制労働の実

態およびそれに対する謝罪と補償の欠如−日韓請求権協定当時の椎名悦三

外務大臣は、協定による有償・無償5億ドルについて無償の3億ドルは

賠償ではなく「独立祝い金」だと国会で答弁した−を直視すれば、「国家

間の合意」による解決済み論とはまた別な論も導き出される。

 歴史問題の解決には被害者の寛容が必要だが、そのためには加害者の慎

みと節度が不可欠だ。

〇深化する和解内容−花岡事件の和解、西松建設の和解、

 三菱マテリアル和解

 強制労働問題は韓国人だけでなく中国人についてもあった。アジア・太

平洋戦争の長期化の中で、1942年、東条英機内閣は中国大陸から中国人を

日本国内に連行し、鉱山、ダム建設現場などで労働させることを企て、

華人労務者移入に関する件」を閣議決定した。

 これに基づき1944年8月から翌1945年5月までに3万8935人の中国人を

日本に強制連行し、135の事業場で強制労働させた。過酷な労働により、日

本の敗戦に至るまでの間に6830人が亡くなった。

 戦後もこれらの受難者・遺族に対する日本国家・使役企業からの謝罪、

賠償はなされなかった。

 1972年の日中共同声明で中国側の賠償請求権は放棄されており、日韓請

求権協定と同様、「国家間の合意」により解決済みと強弁されてきたのだ。

 中国人強制連行・強制労働問題に関しては中国側受難者・遺族およびそ

れを支える日本側支援者の裁判闘争を含む長年にわたる闘いの結果、2000

年の花岡事件(鹿島建設)和解、2009年の西松建設和解(新潟県内の事業所分

は翌年和解)、2016年の三菱マテリアル和解などが成立した。

 花岡和解があったから西松和解が成立した。三菱マテリアル和解は前2

つの和解があったからこそ成立した。前の和解を教訓とし、不十分さを克

服し、より良いものとしてきたのである。

 花岡和解に際しては、故土井たか子氏、故後藤田正晴氏らの剛腕という

陰の助力があった。西松裁判では2004年7月、広島高裁(鈴木敏之裁判長)

が高裁レベルで初めて中国人受難者・遺族を勝訴させた。

 最高裁第二小法廷は2007年4月に高裁判決を破棄したが、被害の重大性

を考えるとき当事者間の自発的解決が望ましい−と判決で付言した。西松

の近藤晴貞新社長はこの付言を受けて和解を決断した。 (下)に続く

  (出典:「秋田さきがけ」2018.11.14)

※《事故情報編集部》より

 2月24日(日)たんぽぽ舎第31回総会の記念講演において、内田雅敏弁護

 士より 『3・1独立運動を建国の礎とする韓国とどう向き合うか』の

 テーマでお話しいただく予定です。

 こちらにもぜひご参加をお願いいたします。

┏┓ 

┗■3.肉球新党「辺野古リーフレット」全国に無料で発送します

| 辺野古に新基地は必要ですか?Q&A沖縄の米軍基地のハナシ

 └──── 肉球新党

 沖縄の米軍基地問題は、沖縄県民だけの問題ではなく、「本土」に住む

人々にとっても無関心ではいられない問題です。

 インターネットを通じた米国政府への署名活動で辺野古新基地の問題は

一定の注目は集めたとはいえ、辺野古での工事が強行されているいま、基

地問題に対する様々な誤解の解消することは喫緊の課題です。

 そこで、肉球新党としては4番目となるリーフレットとして、沖縄の基

地問題のQ&Aを制作しました。

 イラストレーターのショウジサダムさん、私たちの沖縄支部である「に

くきゅー琉球」の全面的な協力を得て、課題を4つに絞って読みやすい内

容に仕上げたつもりです。

沖縄の基地問題Q&A(抜粋)

◎Q:なんで沖縄には米軍基地がたくさんあるの?

 A:日本本土にあった米軍基地が、占領下の沖縄に強制移設されたので

  す。…

◎Q:基地ナシで沖縄経済は自立できるの?

 A:米軍の跡地を活用すれば、基地収入を上回る経済効果が見込めます。…

◎Q:辺野古新基地は普天間基地の代わりなの?その建設費はだれが払うの?

 A:辺野古新基地は普天間基地の代わりではありません。

   莫大な工事費は、日本の税金です。…

◎Q:抑止力のために米軍基地は必要じゃないの?

 A:辺野古新基地に配備予定の海兵隊は、日本を守る目的ではありませ

  ん。…

 肉球新党では、全国どこでも無料でリーフレットを発送しています。

ぜひ、ご活用ください。

リーフレット申込先URL → http://ur2.link/Py28

┏┓ 

┗■4.もはや原発にコスト競争力はありません。斜陽産業として、

 |  いかに『たたむか』を考える時です

原発の本当のコストは?経産省の「安い」試算に異論

 | 朝日新聞デジタルのインタビューシリーズ「エネルギーを語ろう」

 | 「大島堅一・龍谷大学教授」のお話 ご紹介

 └──── 

 

 朝日新聞デジタルのインタビューシリーズ「エネルギーを語ろう」紹介

  ◎経産省のコスト試算「甘すぎ」

原発建設費 2基で3.5兆円も

◎重い国民負担 東電の責任は

  ◎実態に合ってない「復興」

★元の記事はここにあります。

  https://www.asahi.com/articles/ASM1L4W0PM1LULFA013.html 

┏┓ 

┗■5.玄海原発に乾式貯蔵施設を新設 九州電力

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.玄海原発に乾式貯蔵施設を新設 九州電力

  1/22(火) 13:30配信 佐賀新聞

  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-03328163-saga-l41

2.<女川2号機再稼動 施策を問う>(3)避難計画/想定不足実効性なし

  1/22(火) 12:15配信 河北新報

  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-00000022-khks-soci

      

┏┓ 

┗■6.新聞より1つ

 └──── 

原発 揺れる自治体関与

  東海第2再稼働判断で権限拡大 「事前了解」の解釈巡り溝

 2018年11月に原子力規制委員会の審査に合格した日本原子力発電(原電)

の東海第2原子力発電所茨城県東海村)。原電は18年3月、周辺自治体に

も再稼働の判断に関して権限を認める異例の協定を結んだ。だが協定で周

自治体の権限の範囲が曖昧で原電との間で溝は深まる。他の原発立地地

域にも影響が及びつつある。

「地域の信頼を損ねた」。10日午後、水戸市内で開かれた茨城県内の原子

力業界の会合で、原電の村松衛社長は謝罪の言葉を絞り出した。 (後略)

        (1月23日日本経済新聞 朝刊 真相深層)

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO40321860S9A120C1EA1000/

 

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

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 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

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 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ

  ります。

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たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3557】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3557】

2019年1月22日(火)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.あなたに役立つ情報・ニュース・日程案内などを掲載

   日刊メルマガへカンパのお願い(年2回)

            メールマガジン編集部、

            たんぽぽ舎共同代表 鈴木千津子・柳田 真

★2.美ら(ちゅら)海を軍事基地に変えてはいけない!

   沖縄の民意を無視した法律違反がまかり通っています

  あなたは「仕方ない」と考えますか?

              (辺野古の海を土砂で埋めるな!

               首都圏連絡会のリーフレットより)

★3.いそがしいパパ…小学生女児の毎日新聞投書に同感

   日本はもっと有給休暇の「使用と拡大」に努力を集中しよう

                   柳田 真(たんぽぽ舎)

★4.メルマガ読者からのイベント案内

           (お問い合わせは主催者へ)

  ◆1/31【もんじゅ西村裁判−3】第5回口頭弁論傍聴のお願い

   東京地裁611号法廷 連絡先:もんじゅ西村裁判の会

★5.新聞より1つ

  ◆「本土決戦」?

   「原発輸出政策破綻」のうっぷんを国民への

   挑戦で突破するつもりか

   中西経団連会長発言「再稼働をどんどんやるべきだ」

鎌田 慧(ルポライター

         (1月22日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)

━━━━━━━ 

※2/24(日)第31回たんぽぽ舎総会の記念講演の講師とテーマが

 決まりましたのでお知らせ致します。

 日 時:2月24日(日)13時より19時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 第1部:第31回総会

 第2部:「記念講演」

  講師:村上達也氏 (茨城県東海村前村長)

     『東海第二原発は危険!20年延長・再稼働は異常

      原発固執する日本はとても危ない』

     内田雅敏氏 (弁護士)

     『3・1独立運動を建国の礎とする韓国とどう向き合うか』

 第3部:こんしん会

  詳しいことは、のちほど改めてご案内させていただきます。

━━━━━━━ 

※1/23(水)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ

 「徹底検証(1)TPP(11&12)〜このままでは日本が売られてしまう」

 講 師:内田聖子さん(アジア太平洋資料センター事務局長)

 日 時:1月23日(水)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※1/29(火)『2019年選挙の年に、山本太郎 おおいに語る』

 「本当のこと言って何か不都合でも?」

 −山本太郎が実行したい、いくつかの提案−

 お 話:山本太郎参議院議員

 日 時:1月29日(火)19時より21時 18時30分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※1/30(水)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ

 「これでいいのか!?原子力損害賠償法(福島原発事故の教訓から)」

お 話:竹村英明さん(発電会社「イージーパワー」と

電力小売「グリーンピープルズパワー」代表取締役

 日 時:1月30日(水)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.あなたに役立つ情報・ニュース・日程案内などを掲載

 |  日刊メルマガへカンパのお願い(年2回)

 └──── メールマガジン編集部、

       たんぽぽ舎共同代表 鈴木千津子・柳田 真

◎ 日刊メールマガジンを継続・発信するために、又その基盤である2つの

部屋=「たんぽぽ舎」(5階)と「スペースたんぽぽ」(4階)を維持運営する

ため、さらには、福島を忘れない・福島と連帯する活動と原発再稼働阻止の

活動のために、首都圏唯一の東海第二原発(BWR・110万kw)再稼働阻止

のために、ぜひとも皆さまのあたたかいカンパをお願い致します。

◎ たんぽぽ舎のメールマガジン地震原発事故情報」は、2011年3月11

日の東日本大震災と東電福島第一原発過酷事故を期に、それまでの週1回

から日刊(月〜土曜の週6回発行、日曜・休日はお休み)へと発展しました。

 結果は2018年12月末で、3545号(2011.3.11=1016号から2018.12.28=

3545号)を発行できました。

 たんぽぽ舎設立から29年間の活動:「原発やめよう」と「放射能汚染食品

測定」の努力の歴史と蓄積は、多くの人の支持によって内容も充実し、

それらを反映した日刊メールマガジンは現在約1万人の方々へ届いていると

思われます。 (1万人の内訳=メールマガジンの直接配信先アドレス5400

人強+友人・知人への転送者数約100人+ブログへ転載してくれる方相当数

の合計)

メールマガジンの内容は次の通りです。

1.原発については、一般新聞よりも掘り下げ実践的に分析した文章を

 掲載―原発現地の皆さん、山崎久隆さんの文、広瀬隆さんからの文や問題

 提起。

2.地震については、島村英紀武蔵野学院大特任教授)さんのHPより

 了承を得て転載、「地震がよくわかる会」からの投稿

3.運動実践の報告文を重視して掲載−東電合同抗議行動、

 日本原電本店抗議−東海第二原発の20年運転延長は無謀だ、ほか

4.「再稼働阻止全国ネットワーク」の全国各地の情報・実践を掲載

5.新聞・雑誌・テレビのこれは…という記事の抜粋紹介、掲載

原発地震津波・火山噴火の情報をはじめ、社会の動きや情勢に合わせ

た文章を書き、依頼し、さまざまなデーターや付加情報を見つけて日刊で

発信することは、かなりの努力と判断力と費用がかかります。

 また、配信内容の情報源となる新聞、週刊誌、単行本などの購買費用も

一定の財政負担です。

 全国各地と連絡する電話代やFAX代…そして、これらの活動を支える

拠点としての「たんぽぽ舎」(5階)と「スペースたんぽぽ」(4階)の家賃

(5階は30万円+4階は33万円=63万円/1ヶ月分)もかかります。

◎1口1000円。できれば2口以上をお願いできると幸いです。

 郵便振込 00180−1−403856(加入者名:たんぽぽ舎)

 「たんぽぽ舎メールマガジンへのカンパ」と 明記して下さい。

 直接送付/ご持参も歓迎です

たんぽぽ舎

 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2ダイナミックビル5F

        TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

       HP http://www.tanpoposya.com/

※この「メールマガジンカンパ」のお願いは、本来なら昨年12月に掲載する

ものですが、諸事情により本日となりました。

 なお、昨年後半の「メールマガジンカンパ」の集計については、後ほど

掲載の予定です。よろしくお願いいたします。

┏┓ 

┗■2.美ら(ちゅら)海を軍事基地に変えてはいけない!

 |  沖縄の民意を無視した法律違反がまかり通っています

 | あなたは「仕方ない」と考えますか?

 └──── (辺野古の海を土砂で埋めるな!

        首都圏連絡会のリーフレットより)

〇 辺野古の海はいのちの海

 ジュゴンの餌場、ウミガメが産卵する砂浜、アジサシが営巣する岩場、

貴重で多様な生きものを日々育む希少なサンゴ群…辺野古の海は5800種もの

希少生物が生息する多様性あふれる世界に誇れる豊かな海です。

〇 違法な工事に対し「承認撤回」 しかし政府は工事を強行 

 2018年8月、沖縄県は、環境保全の不徹底、活断層や軟弱地盤、高さ

制限を超える建物の存在など、工事の数々の違法性を指摘し、埋め立て

承認を撤回しました。しかし政府・防衛省は「私人」に成りすまし「行政不

服審査」を身内の国土交通大臣に請求し、県の「撤回」の効力を停止させ

ました。工事の違法性は何ら変わっていません。政府は、地方自治を尊重

し、沖縄県の決定に従うべきです。

〇 辺野古の海に土砂投入 全体のわずか4%

 2018年12月14日、政府は護岸で囲まれた海域に土砂を投入し始めました。

当初予定していた桟橋が台風の影響で損壊したため、琉球セメントという

一民間会社の私設桟橋を目的外使用してまでして強行したのです。今回の

投入区域は全体のわずか4%に過ぎず、「後戻りできない」というのは

真っ赤なウソ。違法な埋立ては直ちに中止すべきです。

〇 辺野古新基地が造られても普天間は返還されない

 昨年6月、稲田防衛大臣(当時)は、2005年に日米が合意した「緊急時に

民間空港が使用できる」という条件が整わなければ普天間は返還されないと

答弁。「普天間飛行場の危険性除去は辺野古が唯一」ではないのです。想定

される那覇空港の使用は県が否定しています。

〇 埋め立て予定地はマヨネーズのような軟弱地盤

埋め立て予定地にマヨネーズのような軟弱地盤が拡がっていることが判明。

活断層の存在も指摘されていますが、政府は未だに認めていません。

〇 工事費は当初計画の10倍=2兆5千億円にも!

 埋め立て工事は地盤改良など費用がうなぎ上りになり、沖縄県の試算では

防衛省の費用が当初計画2400億円の10倍、2兆5500億円となります。米軍

基地のために私たちの納める税金がさらに湯水のごとく投入されるのです。

辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会

    https://henokoumeruna2018.exblog.jp

  連絡先:辺野古への基地建設を許さない実行委員会

      090-3910-4140(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)

※行動のご案内

  1/30(水)美ら海の埋め立ては違法!公正・中立な審査を行え!

  地方自治の砦「国・地方係争処理委員会」に訴える

  総務省ヒューマンチェーン

日時:1月30日(水)16:30〜申し入れ

       18:30〜総務省前リレートーク

       19:30〜ヒューマンチェーン

主催:「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会

   詳しくはこちらを http://humanchain.tobiiro.jp/

┏┓ 

┗■3.いそがしいパパ…小学生女児の毎日新聞投書に同感

 |  日本はもっと有給休暇の「使用と拡大」に努力を集中しよう

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

1.いそがしいパパ

 私のパパはりょこう会しゃにつとめています。おきなわせんもんです。

おきなわに出ちょうすることがたくさんあります。

 おみやげも買ってきてくれます。この前は、きびざとうのチョコレートを

くれました。とてもおいしかったです。

 会社は新じゅくにあります。パパは土よう日も日よう日もしごとに行き

ます。お休みはたくさんありません。私は、パパはとてもたいへんだと

思います。

 ママといもうとと私で、パパの会社に行ったことがあります。そこには

りょこうのパンフレットがたくさんありました。人もいっぱいいました。

おきゃくさんがいっぱい来てくれるといいです。

 お昼ごろ、パパが会社に行くときに、家ぞく全員で新じゅくまで行き

ました。パパの会社につくとわかれます。パパは、「行ってきます」を

いってせ中をむけて、トコトコトコトコと歩いて行きます。

 その時、私は少し、さみしくなります。パパは、おしごとをがんばって

います。

 パパにお休みがあったら、公園で走ってあそびたいです。

 東京都江戸川区 西富世菜 小学2年生7歳

  (1月8日毎日新聞「女の気持ち」より)

2.毎日新聞「女の気持ち」欄に載った小学2年生女児の文章・「いそが

しいパパ」の文です。最後の一行が泣かせる。

 “パパにお休みがあったら、公園で走ってあそびたいです。”…と。

 経済大国日本の冷た〜い現実がこうだと訴えている文とも読めます。

 思うに、日本は欧米に比べて有給休暇が少ない。少なすぎる。恵まれて

いるといわれる公務員でも年間20日、先進国はもっと多いと聞く。おまけに

日本は年休消化率が低い。50%くらい…か。20日の半分の10日くらい、

つまり年休の半分は実質捨てられている(捨てさせられている)。

 日本の労働者よ、労働組合よ、ぜひ小学生の叫びに答えてください。

 がんばって闘って年休を拡大する。

 年休消化率という単語を死語にするよう全部使う。

 日本の幸せは年休の実際使用日と日数の拡大にある。

 がんばれ労働者。労働組合!市民(元労働者)も応援するぞ!

┏┓ 

┗■4.メルマガ読者からのイベント案内

 |          (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆【もんじゅ西村裁判−3】第5回口頭弁論傍聴のお願い

日 時:2019年1月31日(木)16:00より

場 所:東京地裁611号法廷

口頭弁論

被 告:1.日本原子力研究開発機構(旧動燃)

    2.大畑宏之(元理事・遺体第一発見者)の遺族

原 告:西村トシ子

内 容:未返還遺品請求

1.機構に対し、旧動燃内の遺品。西村事件の発生直後,閣僚に対し、

 嘆願書「動燃内の事務机の封印のお願い」を(事件の証拠保全ために)

 提出した、その遺品。

2.大畑氏の遺族に対し,中央署が大畑に渡した西村の遺品及びFAX

 受信紙 (警察・動燃発表−1996/1/13、2時半頃、動燃から送信され、

 ホテルで受信した)等。

連絡先:もんじゅ西村裁判の会 nisimura30@gmail.com

原告ブログ:もんじゅ西村裁判[2]〜[3]

      経緯 https://95381767.at.webry.info/

┏┓ 

┗■5.新聞より1つ

 └──── 

 ◆「本土決戦」?

  「原発輸出政策破綻」のうっぷんを国民への挑戦で突破するつもりか

  中西経団連会長発言「再稼働をどんどんやるべきだ」

鎌田 慧(ルポライター

 「再稼働をどんどんやるべきだ」。中西宏明経団連会長の進軍ラッパだ。

原発存廃の勝負はついた、あとは一日も早い終戦と撤退だ、とわたしは考え

ている。ところが日本財界の最高司令官は、まるでヤケのヤンパチ、玉砕

覚悟の突撃命令だ。

 そのわずか前、報道各社とのインタビューで中西会長は「国民が反対す

る(原発)はつくれない」と仰っていた。福島第一原発事故のあと、厭戦

(えんせん)気分が蔓延(まんえん)している市民と自治体にいらだち、むり

やり反対意見をねじ伏せたいこころ。

 しかし世界を見てほしい。賢明なるドイツ政府はすでに急速な脱原発

すすめ、核からの脱却と自然エネルギーへの転換が、あらたな経済成長と

希望の道となっている。

 それにひきかえ、日本政府の原発輸出政策は、東芝三菱重工業、日立

製作所ともに軒並み採算がとれず敗退、破綻。中西氏が会長の日立はアラ

首長国連邦、リトアニア、台湾、そして英国と海外戦線は全滅。すでに

勝敗はあきらかなのに、敗北の鬱憤(うっぷん)を国民への挑戦で突破する

つもりか。

 経団連会長の再稼働至上主義は、かつての軍部の戦闘至上主義を思い起

こさせる。被爆地は疲弊し物資は欠乏。国民の戦意喪失は深い。が、どん

どん往け、と兵士を戦地に送り込んだ。その無謀、無責任のDNAが財界

指導者に残っているようだ。ついに本土決戦の悪夢か。

  (1月22日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)

────────── 

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3556】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3556】

2019年1月21日(月)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.〔書評〕「原子炉時限爆弾」広瀬隆

   地球創世から地殻変動を経て現在の地球に…さらに変動は続き

  地震や火山も活動している地球上で原子炉を稼働するという事は

   自然の点火装置を持った時限爆弾を抱えているのと同じ

               永山一美 (たんぽぽ舎ボランティア)

★2.原子力損害賠償紛争審査会に中間指針見直し申し入れ

  福島県内6弁護団

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★3.福島第一原発事故新潟県避難者−「定住」意向「帰還」を上回る…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

                 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★4.メルマガ読者からのイベント案内

           (お問い合わせは主催者へ)

  ◆1/22(火)「原発労働のいま」「あるくラジオ」第2回放送

   放送時間:1月22日(火)午後3時から4時

  ◆1/26(土)公開セミナー「核と基地」のご案内 会場:ヨセフホール

   講演:木村朗さん(鹿児島大学法文学部教授、平和学会理事)

      高橋博子さん(名古屋大学大学院法学研究科研究員)

  ◆1/28(月)市民メディア「U PLAN」(三輪祐児)を支えよう!

   ゲスト:西里扶甬子(ジャーナリスト)

       木村 英昭(ワセダクロニクル)

★5.新聞より2つ

  ◆原発近くの子ども対象外 線量測定わずか1080人

   「被害を隠したいのバレバレ」 チェルノブイリ30万人超調査

   放医研部長少女推計「記憶ない」 会議メモ 理事長「影響少ない」

        (1月21日東京新聞朝刊28-29面「こちら特報部

         「背信の果て」《1》より抜粋)

  ◆11歳少女、100ミリシーベルト被ばく「がん発症増の目安」

   福島第一原発事故直後 放医研で報告 政府は「確認せず」

   本紙情報開示請求で公開

            (1月21日東京新聞朝刊1面より抜粋)

━━━━━━━ 

※2/24(日)第31回たんぽぽ舎総会の記念講演の講師とテーマが

 決まりましたのでお知らせ致します。

 日 時:2月24日(日)13時より19時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 第1部:第31回総会

 第2部:「記念講演」

  講師:村上達也氏 (茨城県東海村前村長)

     『東海第二原発は危険!20年延長・再稼働は異常

      原発固執する日本はとても危ない』

     内田雅敏氏 (弁護士)

     『3・1独立運動を建国の礎とする韓国とどう向き合うか』

 第3部:こんしん会

  詳しいことは、のちほど改めてご案内させていただきます。

━━━━━━━ 

※1/23(水)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ

 「徹底検証(1)TPP(11&12)〜このままでは日本が売られてしまう」

 講 師:内田聖子さん(アジア太平洋資料センター事務局長)

 日 時:1月23日(水)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※1/29(火)『2019年選挙の年に、山本太郎 おおいに語る』

 「本当のこと言って何か不都合でも?」

 −山本太郎が実行したい、いくつかの提案−

 お 話:山本太郎参議院議員

 日 時:1月29日(火)19時より21時 18時30分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※1/30(水)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ

 「これでいいのか!?原子力損害賠償法(福島原発事故の教訓から)」

お 話:竹村英明さん(発電会社「イージーパワー」と

電力小売「グリーンピープルズパワー」代表取締役

 日 時:1月30日(水)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※訂正1つあります。

 1月19日(土)発信の【TMM:No3555】★2.「原発推進者の無神経

 今更何を言っているのか、無責任さにあ然」の「執筆者」の氏名が

 間違っておりました。

 正:目加田説子(中央大総合政策学部教授)

 誤:岡田説子(中央大総合政策学部教授)

 大変失礼致しました。おわびして訂正させていただきます。

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┏┓ 

┗■1.〔書評〕「原子炉時限爆弾」広瀬隆

 |  地球創世から地殻変動を経て現在の地球に…さらに変動は続き

 | 地震や火山も活動している地球上で原子炉を稼働するという事は

 |  自然の点火装置を持った時限爆弾を抱えているのと同じ

 └──── 永山一美 (たんぽぽ舎ボランティア)

◎ ここ数か月は過去に読んだ本を読み返す毎日を送っています。特にこの「原

子炉時限爆弾」については、発刊後にすぐ読ませてもらいました。今まで読んだ

原発や原子炉の関わる本の中でも飛び切り読みやすく、分かり易い。

◎ 広瀬さん自身が作家でもあり活動家でもあるからだろうと思います。事故が

起きるぞ、起きるぞ!と警告を発していたのになと感じていましたが、実際は真

実の事象を並べて私たちに教えてくれていたのではないかと思うようになりまし

た。そして本でも書いてあるように、福島第一原発での過酷事故(事故というよ

りも災害です!人災)

 何が危険か、どうするから原発は稼働してはいけないのか、一見難しい話にな

りそうですが、実際のデータや事象をたくさん盛り込みながら、物語を読ませる

ように進んでいきます。

◎ 原子力は他のエネルギーと違い、即時停止はもちろん冷却しながらでなくて

は維持できません。

 稼働していない時でも、また計画が中止になったと判断される時でさえ、その

機器の冷却や維持に膨大な税金や天文学的な金額がかかってきています。

 また事故を起こしてしまえば、被災者の皆さんのみならず、事業や家業もスト

ップし、保障もなし崩しに解除され始めている状態。

 枯渇した現在の資金での綱渡り運営で、国も企業も自治体も損害賠償など保障

をどうするつもりでしょうか?

◎ さて、目の前で起きたことも8年経過し、まだまだ解決も遅々として進まず、

廃炉へのロードマップも穴あきだらけですでにずたボロ状態だと感じています。

 原発を推進している皆さんは自分たちに置き換えるイマジネーションが欠けて

いるのではと感じます。

 自然災害という制御できない点火スイッチを抱えながらも、造り付け再稼働を

する原子炉時限爆弾。

◎ 今一度、想像してみてください、今まで培ってきたものが、雲散霧消に瓦解

し、どうにもならなくなってしまうまで、私達は原子炉を停める事が出来ないの

でしょうか。

 この著書は、そういう点での問題提起や呼び覚ましをさせてくる本だと思いま

す。イラストや写真も多めで文章のサポートもばっちりです。

 いまさらながらに、原子炉(核)発電について記憶を呼び起こされるのに十分す

ぎる本でした。

 『原子炉時限爆弾』 広瀬隆 著 ダイヤモンド社発行

┏┓ 

┗■2.原子力損害賠償紛争審査会に中間指針見直し申し入れ

 | 福島県内6弁護団

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.原子力損害賠償紛争審査会に中間指針見直し申し入れ

  福島県内6弁護団

  1/19(土)10:03配信「福島民報

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00001238-fminpo-l07

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┗■3.福島第一原発事故新潟県避難者−「定住」意向「帰還」を上回る…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆福島第一原発事故新潟県避難者−「定住」意向「帰還」を上回る

 新潟県は18日、東日本大震災東京電力福島第一原発事故福島県などから本

県に避難している世帯の42%(191世帯)が、本県での定住を考えているとの意向調

査の結果を公表した。避難元に戻って生活すると答えた世帯は28%(125世帯)だっ

た。

 これまでの調査では、「戻る」が「定住」を上回っていた。避難生活の中で本

県とのつながりが生まれ、定住を決める人が増えたとみられる。

 新潟県は昨年9〜10月、避難者世帯に対し、郵送でのアンケートを実施し、

932世帯中451世帯(48.4%)から回答を得た。うち、避難指示区域内の世帯が219世

帯、自主避難者の世帯が224世帯、福島県以外が8世帯だった。

 2016年度に実施した前回調査に比べ、「定住」は4ポイント増加、「戻る」は

15ポイント減少した。定住する理由は「就職・転勤」が27%(51世帯)、「生活の

安定」が21%(40世帯)など。

 県震災復興支援課は「就職や子どもの進学などで本県でのつながりが増えたか

らではないか」と分析する。

 また、生活拠点をどうするか未定とした世帯は24%(108世帯)で、前回調査と比

べ、9ポイント増加。同課は子どもが本県内で就学したことなどにより、前回避

難元に戻るとしていた世帯が未定に転じたとみている。

 4月以降の住居について、自主避難者世帯の50%(112世帯)が家賃補助のない民

間賃貸住宅で暮らす意向。一方、福島県への帰還を考える世帯は2%(4世帯)に

とどまり、3月末に家賃補助が終了しても大半の世帯が本県にどどまり続けると

みられる。また、13%(30世帯)が「選択が難しい」と答えた。

  (1月19日「新潟日報」より。紙面のみでネット上に掲載なし)

┏┓ 

┗■4.メルマガ読者からのイベント案内

 |          (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆1/22(火)「原発労働のいま」「あるくラジオ」第2回放送

 放送時間:1月22日(火)午後3時から4時

   配信サイト https://aruku-radio.jimdofree.com

         (アーカイブがのこりますので、放送後、

          いつでも聴くことができます)

 パーソナリティ=しまひでひろ・ささきゆみ

 ゲスト:あらかぶさん(福島原発被ばく労災損害賠償訴訟 原告)

     あらかぶさんのお連れ合い

     なすびさん(被ばく労働を考えるネットワーク)

 配信スタジオ:ビデオプレス

 福島原発被ばく労災で東電らの責任追及をしている「あらかぶ裁判」は、山場

を迎えています。第2回の「あるくラジオ」では、東京地裁第11回弁論(1/23)

の前日にあらかぶさんをゲストにお送りします。

 あらかぶさんが自ら体験した「福島原発の被ばく労働の実態」をあますところ

なく語っていただきます。ぜひお聴きください。

 ◆1/26(土)公開セミナー「核と基地」のご案内

 講 演:木村朗さん(鹿児島大学法文学部教授、平和学会理事)

     高橋博子さん(名古屋大学大学院法学研究科研究員)

 3人のパネルディスカッション:

      木村朗さん、高橋博子さん、

      平良愛香牧師 (日本キリスト教団川和教会)

 日 時:1月26日(土)13:30〜16:30

 会 場:ヨセフホール

      (JR四谷駅麹町口近く、イグナチオ教会信徒会館1階)

 問い合わせ:047-362-4857 内藤新吾(NCC平和・核問題委員会)

 『核の戦後史』共著の木村朗さん(鹿児島大学法文学部教授、平和学会理事)

高橋博子さん(名古屋大学大学院法学研究科研究員)による講演と、沖縄出身

日本キリスト教団川和教会の平良愛香牧師との三人によるパネルディスカッシ

ョン。

 この度、不公平の象徴である沖縄の基地問題について、核との関係の切口から、

『核の戦後史』の共著者をお迎えし、公開セミナーを開催します。キリスト教

超教派の活動で開催しますが、どなたでも参加できます(無料)。

 会場は広く、予約もいりませんので、どうぞおいでください。

 ◆1/28(月)市民メディア「U PLAN」(三輪祐児)を支えよう!

  8年で3500本の動画配信

 日 時:1月28日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

    東京都千代田区神田三崎町2-6-2 TEL 03-3238-9035

 出 席:三輪祐児(U PLAN)

 ゲストスピーカー:西里扶甬子(ジャーナリスト)

  木村 英昭(ワセダクロニクル)

 主 催:チーム・ユープラン

 問い合わせ:TeamUPLAN@gmail.com

 参加費:1000円

 〈3・11〉以降、市民の活動を記録し続けているUPLAN主宰者・三輪祐

児さん。どの組織にも属さず、市民発信を一次情報として恣意的な編集をしない

で配信し続ける。

 変革の礎として将来への記録メディアの役割も果たしたいと情熱だけで走り抜

けている。 忖度、偏向と言われるメディアが伝えない現状、市民メディアの役

割が大きくなるはずが、その「記録者」たちは次第に減っている。小さな組織で

も、三輪さんの活動を支えることが、将来的に意義があると感じる方にお集まり

いただき、色々な形での支援をしていきませんか?

┏┓ 

┗■5.新聞より2つ

 └──── 

 ◆原発近くの子ども対象外 線量測定わずか1080人

  「被害を隠したいのバレバレ」 チェルノブイリ30万人超調査

  放医研部長少女推計「記憶ない」 会議メモ 理事長「影響少ない」

 東京電力福島第一原発事故後、福島県は子どもの甲状腺がんを調べる検査を始

めた。対象者は約40万人。通常より多く見つかり、疑いを含め206人に上る。国や

県は、がんの原因となり得る被ばくの線量が少ないことを主な理由にして事故の

影響を否定する。

 しかし国が被ばく線量を測った子どもは1080人のみ。今回判明した「100ミリシー

ベルトの少女」は漏れた公算が大きい。

 被害の全体像から目を背けた裏に何があったのか。情報開示請求で入手した文

書で「背信」の数々を明らかにする。

 「100ミリシーベルトの少女」が福島県双葉町にいたとされる事故発生時、同県

中通り地方で暮らす中学3年生だった女性。大学進学後、甲状腺がんが見つかっ

た。20代の今、「私の家系で甲状腺がんになった人はいない。被ばく意外に原因

が考えられない」と憤る。(後略)

           (1月21日東京新聞朝刊28-29面「こちら特報部

           「背信の果て」《1》より抜粋)

 ◆11歳少女、100ミリシーベルト被ばく「がん発症増の目安」

  福島第一原発事故直後 放医研で報告 政府は「確認せず」

  本紙情報開示請求で公開

 東京電力福島第一原発事故の直後、福島県双葉町にいた11歳の少女が、喉にあ

甲状腺に推計で100ミリシーベルト程度の被ばくをしたと報告されていたことが、

国の研究機関・放射線医学総合研究所(放医研)の文書から分かった。100ミリシー

ベルトは国などの資料で放射線の影響でがんの発症が増加し得る目安として使わ

れてきた。しかし、国はこれまで「100ミリシーベルトの子どもは確認していない」

と発表し、この報告は伏せられていた。(後略)

        (1月21日東京新聞朝刊1面より抜粋)

詳しくはこちらを

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019012102000122.html

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ

  ります。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

       新HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856

たんぽぽ舎です。【TMM:No3555】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3555】

2019年1月19日(土)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.1/19「総がかり行動」風もなく穏やか

   議員会館前は2800人の参加で元気もりもり

   暖かい日差しの中「憲法改悪反対、安倍内閣退陣」をコール!

   坂東喜久惠 (たんぽぽ舎)

★2.原発推進者の無神経 今更何を言っているのか、無責任さにあ然

   多くの国民は脱原発を求めてきた

  にもかかわらず政府の原発輸出の片棒を担いできたのは経団連

   東京新聞「新聞を読んで」の紹介

   岡田説子(中央大総合政策学部教授)

★3.トランプ米大統領は小型原爆製造やめろ!!

   「核兵器廃絶"凡人会議"」  天辰哲也 (東京都在住)

★4.苦境続く原子力事業 電力・メーカーとの統合「合理的」

  東京電力小早川社長が会見で…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★5.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆2/11「原子力防災」〜次の災害に備えて大切な人を守る〜

   映像作家 鎌仲ひとみさんのトークと上映会

会場:かつしかシンフォニーヒルズ別館

★6.新聞より3つ

  ◆原発輸出総崩れ (原発輸出を中心にした)成長戦略の誤りを認めよ

   廃炉技術に磨きをかけるべき

          (1月19日東京新聞朝刊5面「社説」より抜粋)

  ◆経団連中西会長「再稼働どんどんやるべき」真意は

   原発継続にらみ立ち回り 前は「民意反対ならつくれぬ」

   日立の英輸出凍結「国内で取り戻し期待」

   国策につきあう経済界「政府は国民納得させろ」

       (1月18日東京新聞朝刊24面「こちら特報部」より抜粋)

  ◆原発輸出 政府は維持 世耕経済産業相、受注支援に意欲

               (1月19日東京新聞朝刊7面より抜粋)

━━━━━━━ 

※2/24(日)たんぽぽ舎第31回総会と記念講演+こんしん会

 記念講演の講師とテーマが決まりましたのでお知らせ致します。

 日 時:2月24日(日)13時より19時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 第1部:第31回総会

 第2部:「記念講演」

  講師:村上達也氏 (茨城県東海村前村長)

     『東海第二原発は危険!20年延長・再稼働は異常

      原発固執する日本はとても危ない』

     内田雅敏氏 (弁護士)

     『3・1独立運動を建国の礎とする韓国とどう向き合うか』

 第3部:こんしん会

  詳しいことは、のちほど改めてご案内させていただきます。

━━━━━━━ 

※1/23(水)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ

 「徹底検証(1)TPP(11&12)〜このままでは日本が売られてしまう」

 講 師:内田聖子さん(アジア太平洋資料センター事務局長)

 日 時:1月23日(水)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※1/29(火)『2019年選挙の年に、山本太郎 おおいに語る』

 「本当のこと言って何か不都合でも?」

 −山本太郎が実行したい、いくつかの提案−

 お 話:山本太郎参議院議員

 日 時:1月29日(火)19時より21時 18時30分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※1/30(水)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ

 「これでいいのか!?原子力損害賠償法(福島原発事故の教訓から)」

お 話:竹村英明さん(発電会社「イージーパワー」と

電力小売「グリーンピープルズパワー」代表取締役

 日 時:1月30日(水)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.1/19「総がかり行動」風もなく穏やか

 |  議員会館前は2800人の参加で元気もりもり

 |  暖かい日差しの中「憲法改悪反対、安倍内閣退陣」をコール!

 └──── 坂東喜久惠 (たんぽぽ舎)

 毎月19日に開催されている、『安倍9条改憲NO!辺野古新基地建設は

断念を!安倍政権退陣!1・19国会議員会館前行動』(共催:総がかり行動実

行委員会・安倍9条改憲NO!全国市民アクション)

 今日は土曜日なので午後2時から、衆議院第2議員会館前を中心に開催さ

れました。寒さはやわらぎ、風もなく日なたでは防寒着を着ていると汗ばむ

ほど。

 そのため、夜は参加をためらっている方も参加?2800名といつもより多く

の方が参加しました。

 集会終了の3時過ぎにはさすがにちょっと冷えてきましたが「集会日和」

でした。

 憲法・戦争の心配、沖縄の問題、原発反対等々安倍政権の下では怒りの種

は尽きません。

 最初に登壇した菅直人衆議院議員(立憲民主党)は安倍内閣の問題と共に、

脱原発をしっかりとアピール。

 次々とアピールする方々もみな、山積みする問題と共に、安倍政権を

退陣に追い込むために「安倍政権打倒、選挙協力を」と訴えました。

 たんぽぽ舎のアドバイザーの内田雅敏弁護士も発言、「韓国の徴用工問題

も含め、政治上・国際法上の日本の問題点」も指摘しました。

 たんぽぽ舎の総会(2月24日)「記念講演」のお一人です。

 ぜひ、ご参加の上、しっかり聞いて下さい。

 今一番差し迫っている沖縄の問題もしっかりアピールがありました。

◇『安倍9条改憲NO!辺野古土砂投入即時中止!共謀罪廃止!

 安倍政権退陣!1.28国会開会日行動』

 日時:1月28日(月)12:00から13:00

 場所:衆議院第2議員会館前を中心に

 共催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

    安倍9条改憲NO!全国市民アクション

    共謀罪廃止!実行委員会

┏┓ 

┗■2.原発推進者の無神経 今更何を言っているのか、無責任さにあ然

 |  多くの国民は脱原発を求めてきた

 | にもかかわらず政府の原発輸出の片棒を担いできたのは経団連

 |  東京新聞「新聞を読んで」の紹介

 └──── 岡田説子(中央大総合政策学部教授)

 年末年始、原発を巡る東京新聞らしい報道を読んで考えさせられた。

 一つは6日朝刊の社説「神話崩壊、廃炉の時代」(5面)。戦後間もない

ころから米国が原発を推進してきた経緯を詳述している。

 1955年の日米原子力研究協定仮調印後、原子力イコール原爆のイメージ

払しょくのため、米国の意向を受けて全国で「原子力平和利用博覧会」が

開催された。

 5番目の開催地は広島の平和記念資料館。「核兵器の惨状を伝えるべき

通常の展示物を、別の場所に移して」まで平和利用をうたい「原爆ドーム

も、本体を電球で飾り立てられて、平和利用の夢を彩る展示品の一つにさ

れた」という。

 無神経さに言葉を失う。55年といえば、広島・長崎からまだ10年。その

前の年には米国の水爆実験でマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくし、乗組

員が死亡した。

 原爆投下が戦争の終結を早めたという投下正当論が根強い米国では、

戦後50年を機に国立スミソニアン航空宇宙博物館で企画された原爆展が、

退役軍人らの反発で中止されたことがある。

 昨年も、原爆が開発されたニューメキシコ州ロスアラモスで計画されて

いた原爆展が「住民に受け入れられないのでは」という理由で中止されて

いる(2018年3月30日夕刊8面)。

 人道的視点に立った原爆の展示すら拒まれている、戦勝国と敗戦国の覆し

がたい現実。それでも人類は核兵器と共存できないというメッセージを世界

にどう発信し続けるのか。

***

 もう一つは、経団連の中西宏明会長のインタビュー記事(1月5日朝刊

1、7面)。

 日立製作所会長でもある中西氏は原発について「全員が反対するものを

(中略)無理につくるということは、民主国家ではない。国民が反対するもの

をつくるにはどうしたらいいのか。真剣に一般公開の討論をするべきだと

思う」と語った。

 今更何を言っているのか、無責任さに唖然とする。多くの国民は福島

第一原発事故以降、原発が安全かつ低コストでクリーンなエネルギーという

神話は嘘だったことを見抜き、脱原発を求めてきた。

 にもかかわらず、政府の原発輸出の片棒を担いできたのは当の経団連では

なかったか。

 日立製作所は昨年末、英国で建設予定だった原発の事業費が膨れ上がり、

計画の凍結は避けられないとの認識を示していた(2018年12月18日朝刊

2面)。

 輸出に失敗したとたん「国民が反対するものはつくれない」と開き直る

のか。

 まずは、責任をもって方向転換を示すのが筋だろう。

 平成を振り返り、新元号の時代を語る報道は、昭和からの積み残しの

検証を伴うものでなければならない。

 ※この批評は最終版を基にしています。2019.1.13

           (1月13日東京新聞「新聞を読んで」より)

◎《事故情報編集部》より

 東京新聞の記事ですが、ネット上では拾えなかったので、最下段の

 「新聞」 でなく独立項目として全文掲載しました。

┏┓ 

┗■3.トランプ米大統領は小型原爆製造やめろ!!

 |  「核兵器廃絶"凡人会議"」

 └──── 天辰哲也 (東京都在住)

 政府が集めた「賢人会議」なんて何の役にもたたなかったですね!!

 今後も「核兵器廃絶"凡人会議"」でトランプは小型原爆製造やめろ!!との

声をトランプの耳まで到達させます♪♪

┏┓ 

┗■4.苦境続く原子力事業 電力・メーカーとの統合「合理的」

 | 東京電力小早川社長が会見で…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.苦境続く原子力事業 電力・メーカーとの統合「合理的」

  東京電力小早川社長が会見で

  1/18(金)22:49配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-00000098-mai-bus_all

2.日立が英国で原発建設を凍結(5) 事故が起きたらどうするのか。

  自分の国をどうしたいか、どういう未来であってほしいか

  政治家に問いと要望をつきつけるのは私たち一人ひとりの市民

  新しい国のかたちへ 今井佐緒里(欧州研究者)

  1/18(金)9:01「YAHOO JAPAN ニュース」

https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20190118-00111554/

3.原発輸出、中国・ロシアのような政府の

  資金支援は考えず=菅官房長官

  1/18(金)14:06配信「ロイター」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-00000072-reut-asia

┏┓ 

┗■5.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆2/11「原子力防災」〜次の災害に備えて大切な人を守る〜

  映像作家 鎌仲ひとみさんのトークと上映会

 日 時:2月11日(月・休)14:00より16:00

 会 場:かつしかシンフォニーヒルズ別館4階ラベンダー

           (京成線青砥駅 下車徒歩5分)

 主 催:甲状腺検診かつしか

 後 援:葛飾教育委員会

 お申込み:甲状腺検診かつしか Facebook

      またはブログ(申し込みフォーム)

      https://koujousenkenshinbl.wixsite.com/mysite

 問い合わせ先:kjs.k.katsushika@gmail.com(吉村)

   *託児はございませんが、会場にファミリースペースを

    ご用意しております

 参加費:800円(「原子力防災ハンドブック」込み)

     *中学生以下は無料

 DVD作品「カノンだより」や「原子力防災」の映像などを見ながら、

次に起きうる原子力事故にどのように備えたらよいのか、鎌仲ひとみさん

からお話しいただき、ご参加のみなさんで意見を交わし、共有できればと

思います。

┏┓ 

┗■6.新聞より3つ

 └──── 

 ◆原発輸出総崩れ (原発輸出を中心にした)成長戦略の誤りを認めよ

  廃炉技術に磨きをかけるべき

      (1月19日東京新聞朝刊5面「社説」より抜粋)

詳しくはこちらを

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019011902000168.html

 ◆経団連中西会長「再稼働どんどんやるべき」真意は

  原発継続にらみ立ち回り 前は「民意反対ならつくれぬ」

  日立の英輸出凍結「国内で取り戻し期待」

  国策につきあう経済界「政府は国民納得させろ」

 発言の真意は何か。経団連の中西宏明会長が15日の記者会見で、福島原発

事故後に停止している原発について「再稼働はどんどんやるべきだ」と

語った。

 年初に際したインタビューでは「国民が反対するもの(原発)はつくれな

い」と述べている。一見矛盾しているようにみえる。一連の発言をたどって

みると、企業人のしたたかな一面がみえてくる。(中略)

 龍谷大の大島堅一教授(環境経済学)は中西氏のしたたかな立ち回りを看破

する。

 「原発ビジネスは採算に見合わない。それでも国策だから経済界は乗って

きた。中西氏は政府に対し『もっとちゃんと支援しろ』と揺さぶりをかけ

たのだろう」。

 中西氏にとっての「国民的議論」とは原発存続が大前提なのは言うまで

もない。

 大島氏は苦言を呈する。「国が支えなければ成り立たないビジネスなん

ておかしい。海外輸出も頓挫した今、見直すべきだ」

  (1月18日東京新聞朝刊24面「こちら特報部」より抜粋)

 ◆原発輸出 政府は維持 世耕経済産業相、受注支援に意欲

 政府は18日、日立製作所が英国での原発建設を凍結して国策の「原発

輸出」がゼロになったものの、引き続き海外での受注を支援していく

方針を明らかにした。民間企業はリスクの高い原発に及び腰だが、政府は

民間に担わせる「国策民営」も維持する構えで、行き詰まりを打開する

展望はない。(後略)  (1月19日東京新聞朝刊7面より抜粋)

※《事故情報編集部》本日の発信担当者の「ひとりごと」

 今日は、東京新聞が続いてしまいました。

 政府・経産省は、いつまで「原発輸出」にしがみつくのか、

 いいかげんにあきらめろ!

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

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  ります。

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たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

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       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

       新HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3554】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3554】

2019年1月18日(金)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.ロバート・ゲラー氏の指摘は一読の価値あり…

   「リアリティ・チェック」

   「10人以上の死者を出した地震は比較的リスクが

   低いとされた場所で発生している」ように見える

   島村英紀さん講演 日本列島の最近の地震活動 その1

   「北海道地震大阪北部地震ほか」図入りレジメを

   当会HPにアップ     今井孝司(地震がよくわかる会)

★2.原爆と原発は悪意に充ちた死神兄弟のようなもの

               中村敦夫 (俳優、作家)

★3.日立が英原発凍結を決定

  日本の原発輸出案件、事実上ゼロに…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

               黒木和也 (宮崎県在住)

★4.メルマガ読者からのイベント案内

         (お問い合わせは主催者へ)

  ◆2/10(日)東海第二原発20年運転延長の危険

   事故が起きたら避難出来るの?山崎久隆講演会パート10

   場所:牛久市中央生涯学習センター大講座室

★5.新聞・配信より4つ

  ◆原発産業、再編必至に 日立が英計画を凍結

         (1月18日、日本経済新聞電子版より見出し)

   記事提供とコメント:上岡直見

              [環境経済研究所(技術士事務所)代表]

  ◆「皆、原発話は選挙に落ちると…」再稼働で中西経団連会長

            (1月17日テレビ朝日/ANN「AbemaNews」)

  ◆日立、英原発建設凍結=今期3000億円の特損計上−完全撤退も視野

               (1月17日18:21配信「時事通信」より)

  ◆原子力政策行き詰まり 日立、英原発凍結を発表

               (1月18日東京新聞朝刊1面より抜粋)

━━━━━━━ 

※2/24(日)たんぽぽ舎第31回総会と記念講演+こんしん会

 記念講演の講師とテーマが決まりましたのでお知らせ致します。

 日 時:2月24日(日)13時より19時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 第1部:第31回総会

 第2部:「記念講演」

  講師:村上達也氏 (茨城県東海村前村長)

     『東海第二原発は危険!20年延長・再稼働は異常

      原発固執する日本はとても危ない』

     内田雅敏氏 (弁護士)

     『3・1独立運動を建国の礎とする韓国とどう向き合うか』

 第3部:こんしん会

  詳しいことは、のちほど改めてご案内させていただきます。

━━━━━━━ 

※1/23(水)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ

 「徹底検証(1)TPP(11&12)〜このままでは日本が売られてしまう」

 講 師:内田聖子さん(アジア太平洋資料センター事務局長)

 日 時:1月23日(水)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※1/29(火)『2019年選挙の年に、山本太郎 おおいに語る』

 「本当のこと言って何か不都合でも?」

 −山本太郎が実行したい、いくつかの提案−

 お 話:山本太郎参議院議員

 日 時:1月29日(火)19時より21時 18時30分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.ロバート・ゲラー氏の指摘は一読の価値あり…

 |  「リアリティ・チェック」

 |  「10人以上の死者を出した地震は比較的リスクが

 |  低いとされた場所で発生している」ように見える

 |  島村英紀さん講演 日本列島の最近の地震活動 その1

 |  「北海道地震大阪北部地震ほか」図入りレジメを

 |  当会HPにアップ

 └──── 今井孝司(地震がよくわかる会)

〇昨年11月17日に行われた島村英紀さんの講演『日本列島の最近の地震活動

と噴火 その1「北海道地震大阪北部地震ほか」』は、私は都合が悪く

参加できなかったのですが、当日のレジメがたんぽぽ舎メールマガジン

アップされました。

 そこで、そのレジメに図を付加し、かつ、キーとなる項目(地震等)に

当会で作成した記事一覧のリンクを付加した記事を作成しました。

 その記事を当会HP( http://jishinga.com/ )にアップしました。

場所は当会HPから【特集】コーナーの「最近の地震活動(島村英紀氏講

演)」をクリックか、下記のアドレスで直接たどり着けます。

よろしかったらご覧ください。

http://jishinga.com/tokushuu/SHIMA_JISHIN/main.html

〇レジメ内の小見出しを以下に列挙します

 ・日本に起きる地震には二種類

 ・信用できない「日本列島地震危険地図」

 ・海溝型の大地震にも大きな問題が

 ・「地震が起きる理由」が多い首都圏

 ・東日本大震災後の「変化」

〇特に私が注目したのは2番目の項目の『信用できない「日本列島地震

危険地図」』の中にあるロバート・ゲラー氏が作成した「リアリティ・

チェック」という地図です。

 日本政府の地震調査研究推進本部が作成した「確率論的地震動予測

地図」に、1979年以降、10人以上の死者を出した地震の発生した場所を

重ね合わせたものです。

 それをみるとロバート・ゲラー氏の指摘する通り、それらの地震

「比較的リスクが低いとされてきた場所で発生している」ように見えます。

 以上のことは東日本大震災直後に出された「Nature」の「日本の地震学、

改革の時」という論文(日本語訳されたもの)に書かれています。

 短くかつ平易な書き方なので、どなたでも内容が分ると思うので、是非

一読してみてください。そのアドレスを以下に示します。

https://www.natureasia.com/ja-jp/nature/specials/contents/earthquake/id/nature-comment-041411

┏┓ 

┗■2.原爆と原発は悪意に充ちた死神兄弟のようなもの

 └──── 中村敦夫 (俳優、作家)

 原爆と原発は、悪意に充ちた死神兄弟のようなもの。

 世界の安全を喰い散らし、出張った腹をさらに突き出す。

 「N0 NUKES voice」よ。

 死神たちを放置してはならない。

 平和を愛する人々の先頭に立ち、言論による反撃の矢を、容赦なく

 浴びせ続けよ。

   (「N0 NUKES voice」vol.18案内ビラの裏面より抜粋)

┏┓ 

┗■3.日立が英原発凍結を決定

 | 日本の原発輸出案件、事実上ゼロに…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.日立が英原発凍結を決定 日本の原発輸出案件、事実上ゼロに

  1/17(木)21:07配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190117-00000091-mai-bus_all

2.玄海2号機廃炉佐賀県知事に「今年の早い段階で(存廃を)

  判断したい」九州電力社長

  1/18(金)0:23配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-00000003-mai-bus_all

┏┓ 

┗■4.メルマガ読者からのイベント案内

 |        (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆2/10(日)東海第二原発20年運転延長の危険

  事故が起きたら避難出来るの? 山崎久隆講演会パート10

講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

日 時:2月10日(日)14:00より16:00(開場13:30)

場 所:牛久市中央生涯学習センター大講座室(茨城県牛久市柏田町)

主 催:原発いらない牛久の会

賛 同:てとて未来の会、環境学習同好会、

    生活クラブ生協茨城牛久ブロック、

    生活クラブ生協茨城チームさくら台、常総生活協同組合

問 合:080-5193-5218(藤田)

資料代:300円

≪山崎久隆さんのプロフィール≫

原子力と環境問題に取り組む「たんぽぽ舎」副代表。

1980年代より、核兵器原子力開発に反対する運動に参加。

原子炉の構造などの科学的な分野から、原発の歴史、原発に関する裁判、

内部被ばく、除染、がれき問題など、幅広く知識をお持ちの方です。

パンフ=老朽原発 東海第二をとめよう!(発行:たんぽぽ舎)

┏┓ 

┗■5.新聞・配信より4つ

 └──── 

 ◆原発産業、再編必至に 日立が英計画を凍結

         (1月18日、日本経済新聞電子版より見出し)

http://mx4.nikkei.com/?4_--_120323_--_115090_--_80

※記事提供とコメント:上岡直見[環境経済研究所(技術士事務所)代表]

 興味深いのは、海外の資料の引用という形ながら、2014年頃から原発

発電単価が最も高いというデータが紹介されていることだ。

 しかも補助金廃炉・廃棄物コストは別としているから、これらを入れ

ればさらに高くなる。

 基本的に原発推進のスタンスである日本経済新聞でもこのようなデータを

取り上げるということは、脱原発に重要な情報となるだろう。

 ◆「皆、原発話は選挙に落ちると…」再稼働で中西経団連会長

 「原発の議論をすると選挙に落ちる」と分析しました。

 経団連・中西宏明会長:「福島以降、原子力の真正面からの議論が不足

しているのではないか。皆さん、それを言い出すと選挙に落ちると」

 福島第一原発の事故以降、再稼働している原発は9基です。

 経団連の中西会長は「再稼働はどんどんやるべきだが、自治体がイエス

言わないので動かせない」と述べ、政府に公開の議論を求める考えを示し

ました。

 そのうえで、政治家が議論を避ける理由を「原発の議論をすると選挙に

落ちるから」と指摘しました。

         (1月17日テレビ朝日/ANN「AbemaNews」)

https://abema.tv/video/episode/89-44_s0_p145307

 ◆日立、英原発建設凍結=今期3000億円の特損計上−完全撤退も視野

 日立製作所は17日夕、取締役会を開き、英原発建設計画の凍結を決めた。

採算性への懸念から日立が事業継続の条件とする出資集めのめどが立たず、

損失拡大を防ぐためにいったん計画を止める。人員を縮小するとともに

2019年3月期に3000億円の特別損失を計上。連結純利益予想を2300億円

(従来5300億円)に下方修正した。

 日立の東原敏昭社長は東京都内で記者会見し、「英政府から(経済合理性

に見合った)新たな提案がなければ、これ以上の投資はできない。意思決定の

先送りで将来にリスクは繰り越せない」と凍結の理由を述べた。英政府との

協議は継続するが、英原発事業の売却・完全撤退も視野に入れる。

 さらに東原社長は英計画凍結を受けて、国内の他の原発メーカーと人材

確保に向けて協議を進める考えを表明。業界の統合再編に関しても「そう

した話があれば一緒に議論したい」と述べた。

 三菱重工業もトルコでの原発建設計画を断念する方向で検討中だ。大手

メーカーの方針転換で、国策として官民一体で進めてきた原発輸出政策は

大幅修正が避けられない。(1月17日18:21配信「時事通信」より)

 ◆原子力政策行き詰まり 日立、英原発凍結を発表

 日立製作所は17日、英国で進めてきた原発の新設計画を凍結すると発表

し、安倍政権が成長戦略の柱と位置付ける「原発輸出」はゼロになる。

 国内では新設はおろか既存原発の再稼働も進んでいない。

 高速炉の研究開発や使用済み核燃料の再利用、核のごみの最終処分場

建設など政府の原子力政策はすべて行き詰まっている。(後略)

            (1月18日東京新聞朝刊1面より抜粋)

詳しくはこちらを

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201901/CK2019011802000134.html

────────── 

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☆《事故情報編集部》より

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 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

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 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

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4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

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────────── 

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3553】地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3553】

2019年1月17日(木)地震原発事故情報-

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.2019年、たんぽぽ舎に届いた年賀状の紹介 (その5)

   天辰哲也 (東京都在住)、株式会社 鹿砦社 (本社 兵庫県)、

   渡辺健樹 (日韓ネット)

★2.高浜原発で警報ない津波の影響評価を要求 原子力規制委

  昨年12月のインドネシア津波(火山島の噴火に伴う)受け…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★3.東電社長「処理費払う」-新潟県知事に回答、汚泥問題解決へ…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

                 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★4.不気味!大断層「中央構造線」が活発化-

   鹿児島、熊本、大分、四国北部を抜け、長野県まで達し

   警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その281

                  島村英紀(地球物理学者)

★5.メルマガ読者からのイベント案内

         (お問い合わせは主催者へ)

  ◆2/1女から女たちへ、そして男たちへ

    「レオニー」上映とトーク 世界的彫刻家イサム・ノグチの母の生涯

   場所:小金井宮路楽器大ホール 松井久子監督のトークあり

  ◆2/2第4回成田平和映画祭の御案内

   「ほたるの川のまもりびと」上映&アーサー・ビナードさんお話会

   会場:公津の杜コミュニティセンター

  ◆2/10学習交流集会in郡山「利権に歪められる原発事故の後始末」

   止めよう!放射能のばら撒き

   ~除染ごみ焼却と木質バイオマス発電を考える~

★6.新聞より2つ

  ◆東海第二原発 再稼働「賛成」ゼロ「反対」8

   石岡の市民団体、44市町村長の回答公表

             (1月16日東京新聞【茨城】より抜粋)

  ◆進む再生エネ 水差す東北電力 原発固執 来年にも出力制御

   最大需要の8割カバー 事業者反発

         (1月15日東京新聞朝刊2面「核心」より抜粋)

━━━━━━━ 

※1/23(水)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ

 「徹底検証(1)TPP(11&12)~このままでは日本が売られてしまう」

 講 師:内田聖子さん(アジア太平洋資料センター事務局長)

 日 時:1月23日(水)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※1/29(火)『2019年選挙の年に、山本太郎 おおいに語る』

 -山本太郎が実行したい、いくつかの提案-

 お 話:山本太郎参議院議員

 日 時:1月29日(火)19時より21時 18時30分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.2019年、たんぽぽ舎に届いた年賀状の紹介 (その5)

原発と原爆をなくすべく、今年もよろしくお願いいたします。

 市民が声をあげること 大事ですね   天辰哲也 (東京都在住)

◎本年は創業50周年に当たります

 信念を貫く 不動 まっすぐ進むだけ

 昨年もそうでしたが、ここ数年、被害が甚大な自然災害が続いています。

まずは被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 私たちの会社は、幸い自然災害は免れましたが、出版不況の波に呑まれ

苦戦中です。とりわけ昨年は、ここ数年になく厳しい一年でした。

 秋口から回復基調にあり何とか年を越せ新年を迎えることができました。

 本年は創業50周年に当たります。改元の年でもあり、節目の年です。

 社員一同、気持ちを引き締め奮闘いたしますので、さらに一層のご厚誼の

ほど、よろしくお願い申し上げます。

 末筆ながら、皆様方のご健勝、ご活躍をお祈り申し上げます。

                 株式会社 鹿砦社 (本社 兵庫県)

◎昨年は朝鮮半島の平和体制構築と非核化に向けた歴史的転機となる一年

でした。この流れをより確かなものにするためにも日本が変わる必要があ

ります。いまだ植民地主義を精算せず、改憲・軍事大国化へ暴走する安倍

政治をもう終わらせましょう 

本年も日韓ネット共々宜しくお願い申し上げます。

                渡辺健樹 (日韓ネット)

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┗■2.高浜原発で警報ない津波の影響評価を要求 原子力規制委

 | 昨年12月のインドネシア津波(火山島の噴火に伴う)受け…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.高浜原発で、警報ない津波の影響評価を要求 原子力規制委

  昨年12月のインドネシア津波(火山島の噴火に伴う)受け

  1/16(水)19:43配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000080-mai-soci

2.市民の被曝線量を過小評価した早野名誉教授らの論文

  専門家が新たな疑問

  1/16(水)14:58配信「朝日新聞デジタル

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000055-asahi-soci

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┗■3.東電社長「処理費払う」-新潟県知事に回答、汚泥問題解決へ…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆東電社長「処理費払う」-新潟県知事に回答、汚泥問題解決へ

 東京電力の小早川社長が15日、新潟県庁で花角県知事と面会し、東電福島

第一原発事故で発生した放射性セシウムを含む浄水汚泥を県が処分して、30

億円程度を見込む関連費用の全額を東電に請求するとした方針について「原

子力賠償の枠組みでしっかり支払いたい」との意向を示した。

 県内では県と同じように費用全額を求めている自治体が既にあることか

ら、県にも全額支払われる見通し。約6年間「塩漬け」だった問題が解決す

る見込みとなった。(中略)

 小早川氏はこのほか、柏崎刈羽原発7号機の安全対策の詳細を盛り込ん

だ「工事計画」の認可に向け、補正書を昨年12月に原子力規制委員会へ提出

したことを改めて報告した。

 安全対策工事は2020年12月に完了する計画で、その後に原子炉起動が必要

な検査に移行する。

 小早川氏は「現時点で再稼働時期を申し上げる段階にはない。安全

最優先、県民の理解が重要だ」とし、県が進めている原発の「三つの検証」

に協力する考えを強調した。

(1月16日「新潟日報」より抜粋。紙面のみでネット上に全文記載なし)

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┗■4.不気味!大断層「中央構造線」が活発化-

 |  鹿児島、熊本、大分、四国北部を抜け、長野県まで達し

 |  警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その281

 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 不穏な年明けだった。まだ松の内だというのに、さる3日夕、熊本で震度

6弱の地震があった。昨年の漢字は「災」だった。

今年こそ平穏な年を、と思っていた人々を地震が裏切った。

 地震には二種類があり、ひとつは海溝型地震、もうひとつは直下型地震

ある。

 前者には東日本大震災(2011年)を起こした東北地方太平洋沖地震(マグニ

チュード(M)9.0)がある。新年早々の熊本の地震は後者である。そのほか、

阪神淡路大震災(1995年)、昨年6月の大阪北部地震、9月の北海道地震

ある。

 この二種類の地震は起きるメカニズムが違う。

 海溝型地震は、日本列島を載せているプレートに海洋プレートが衝突して

くることで起きる。それゆえプレートが毎年動いてくる分だけ、地震を起こ

すエネルギーがたまっていっている。そして岩が我慢できる限界を越えたら

地震が起きる。つまり毎年地震に近づいているのだ。起きる場所は多くの

場合、太平洋岸の沖である。この地震はM8クラスか、もっと大きくなる。

 南海トラフ地震は海溝型地震のひとつで、これから起きるに違いない。

いまの学問では「いつ起きるか」を知ることは不可能だが、地震に近づいて

いることは確かだ。

 他方、直下型地震は違う。これは日本を載せているプレートがねじれた

り、ゆがんだりして起きるもので、どこに起きるのかは、いまの学問では

分からない。繰り返しがあるのかどうかさえも分かっていない。日本のどこ

にでも起きる可能性がある。

 近年の日本の地震の歴史では、「いずれ地震が起きる」海溝型地震ばかり

が注目されているうちに「どこに、いつ起きるか」分からない直下型地震

が、日本のあちこちを襲ってきた。

 たとえば、海溝型地震である「東海地震」が日本中で注目されていたと

きに、「地震が起きない」と言われた関西地方を襲ったのが阪神淡路大震災

だった。

 間の悪いことに、直下型地震は人間が住んでいるすぐ下で起きる。このた

め、地震の規模(M)が7クラスのわりには被害が大きくなる。M7.3の阪神

淡路大震災では6400人以上の犠牲者を生んだし、2016年に2度起きた熊本

地震も大きな被害を生んだ。

 ところで、熊本に起きている直下型地震は、日本で起きる直下型地震

なかでも特徴がある。それは、本震のマグニチュード(M)のわりに、余震が

長く続くというものだ。本震後3年近くたっても今回のような地震が起き

る。同じMだった阪神淡路大震災は2ヶ月ほどで余震が収まった。大きな

違いだ。

 これは鹿児島から熊本、大分を通って四国北部を抜け、紀伊半島から

長野県まで達している大断層「中央構造線」が活発化しているためだ。

 中央構造線は過去に何度も地震を起こしてきたことが地質学的には知られ

ているが、日本史上にはほとんど記録がなかった。

 日本人が日本列島に住み着いてから、せいぜい1万年。だが地震は少なく

とも数百万年以上続いて来た。つまり、日本人が知らない地震が全国あちこ

ちに起きていたのだ。

島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/

島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より1月11日の記事)

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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内

 |        (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆2/1女から女たちへ、そして男たちへ 「レオニー」上映とトークの夕べ

  -世界的彫刻家イサム・ノグチの母の生涯-

 出演者:エミリー・モーティマー 中村獅童

     原田美枝子 吉行和子 中村雅俊 竹下景子 勅使川原三郎

 日時:2月1日(金)開場18:30 上映開始19:00 

          松井久子監督のトーク 21:15-21:45

 場所:小金井宮路楽器大ホール(3F)

       JR武蔵小金井駅南口2分

 主催:『レオニー』上映実行委員会

   (お名前、枚数、連絡先とともに、

  下記、電話またはe-mailにてお申し込みください)

※宮路楽器ホール事務所でも前売り券、販売中です。

 問い合わせ先:(株)エッセンコミュニケーションズ info@essen.co.jp

電話:090-3592-6124(Mamademo)

 入場料:前売り券1,000円 当日券1,500円

     Facebook イベントページ:

https://www.facebook.com/events/200450950882030/

 ◆2/2第4回成田平和映画祭の御案内

  「ほたるの川のまもりびと」上映&アーサー・ビナードさんお話会

日 時:2月2日(土)

午前の部 9:15開場 9:30 上映開始 11:00ビナードさん

午後の部 12:30 開場13:00 上映開始 14:30ビナードさん

会 場:公津の杜コミュニティセンター(もりんぴあこうづ )

        京成本線公津の杜駅から徒歩5分

主 催:成田平和映画祭実行委員会

申込・問合せ 090-2212-3338(杉本)

       smilemotosmile@yahoo.co.jp(会津

入場料:1,000円(高校生以下無料)

 長崎県川棚町こうばる地区にダム建設の話が持ち上がったのは半世紀前。

以来、住民たちはダム計画に翻弄されてきました。この映画は住民が日々

大切にしている暮らしや自然の美しさ、人の温かさを優しい視点から撮った

作品です。

 ユーモアな語り口で私たちが知らないことをズバズバ話してくださる、

アーサー・ビナードさんのお話会もお楽しみに!

ほたるの川のまもりびと公式サイト https://hotaruriver.net

イベントページ(facebook

https://www.facebook.com/events/277167046487012/

 ◆2/10学習交流集会in郡山「利権に歪められる原発事故の後始末」

  止めよう!放射能のばら撒き

  ~除染ごみ焼却と木質バイオマス発電を考える~

日 時:2019年2月10(日)13:30より16:30 13:00開場

会 場:郡山市民プラザ大会議室(郡山ビッグアイ7F)

    (JR郡山駅徒歩1分)Tel:024-922-5544 郡山市駅前2-11-1

報告1:和田央子(放射能ごみ焼却を考えるふくしま連絡会)

報告2:青木一政(ちくりん舎)

ゲストトーク:古川美穂さん「東北ショックドクトリン」著者

各地からの報告

共 催:NPO市民放射能監視センター(ちくりん舎)・

    放射能ごみ焼却を考えるふくしま連絡会

    詳細 http://chikurin.org/wp/?p=5248

問合せ:ちくりん舎 lab.chikurin@gmail.com Tel&Fax 042-519-9378

資料代:500円

 オリンピックを目前に控え、政府や福島県福島原発事故を「無かった

こと」にするかのように、事故の深刻な被害の隠ぺいに走っています。

 放射能汚染ゴミの焼却、膨大な量の汚染土リサイクル、汚染木を燃やす

木質バイオマス発電、焼却灰の建設資材への再利用。

 本学習交流会では、こうした問題の裏側にあるものについて考え、各地で

の実態を共有し、放射能ごみのバラマキを止めるための一助にしたいと考え

ています。

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┗■6.新聞より2つ

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 ◆東海第二原発 再稼働「賛成」ゼロ「反対」8

  石岡の市民団体、44市町村長の回答公表

 東海村日本原子力発電東海第二原発の再稼働の是非について、脱原発

掲げる石岡市の市民団体が44市町村長に質問したところ、回答した36市町

村長のうち、「賛成」はゼロ、「反対」は8、「その他」「無回答」は28

だった。反対した8首長は、原発30キロ圏に約96万人が暮らし、避難が

困難なことなどを理由に挙げた。 (山下葉月)

 団体は「新石岡市を考える市民の会」で、昨年11月26日から質問を送付

し、1月13日までに回答があった。再稼働の是非や、避難計画への考え方

など3問をアンケートした。

 再稼働に「反対」と答えたのは、石岡、高萩、つくば、潮来、那珂、

茨城、美浦、八千代の8市町村。理由として「30キロ圏に96万人が住み、

地域条件からふさわしい場所とは思わない(小林宣夫・茨城町長)」「東京

電力福島第一原発事故を考えれば、故郷に戻れない人を思うと賛成に至ら

ない(中島栄・美浦村長)」などと回答した。

  (1月16日東京新聞【茨城】より抜粋)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201901/CK2019011602000164.html

 ◆進む再生エネ 水差す東北電力 原発固執 来年にも出力制御

  最大需要の8割カバー 事業者反発

 東日本大震災の被災地で、太陽光発電など再生可能エネルギーの導入が

急速に進み、東北地方の電力需要を満たす勢いだ。

 それでも東北電力原発の再稼働を目指している。電気が余る恐れがある

として、東北電は再生エネ事業者に一時的な発電停止を求める「出力制御」

に踏み切る可能性を示し、事業者は強く反発している。(後略)

         (1月15日東京新聞朝刊2面「核心」より抜粋)

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