たんぽぽ舎です。【TMM:No5255】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5255】

2025年9月5日(金)地震原発事故情報−

                5つの情報をお知らせします

                      転載・転送歓迎

(転載される方はご一報いただけると幸いです)

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★1.「国・東電のいかさま宣伝と司法のもたれあい」こそ、

原子力ムラの「なれ合いお花畑」

  次回裁判10月1日13時福島地裁集合

「裁判長交代に伴い弁論更新、裁判の全容説明」

  9/3第144回東電本店合同抗議行動へのメッセージ

    丹治杉江(ALPS処理汚染水海洋放出差止訴訟原告団事務局長)

★2.試論「廃原発事始め」  第6回

  原発保持には再エネが欠かせない…有利な資金集めのために

  再エネ推進(再エネへの取り組みをアピールすることは不可欠)

           藤岡彰弘(廃原発watchers 能登・富山)

★3.安保法制反対闘争から10年目の秋、

アベ−尹−統一教会カルテルは崩壊した

  日韓パートナー時代の幕あけとともに

  平和・軍縮・減税を求める闘争の本格化を!(上)(2回の連載)

                        青柳純一(翻訳家)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆9月11日(木)「ふつうの暮らし 避難の権利

つかもう安心の未来」裁判

   (原発賠償関西訴訟)第56回口頭弁論期日 #本人尋問

   大阪地方裁判所 本館2階202号法

  ◆9/23『インターセクショナリティで語る植民地支配と侵略戦争

出版記念シンポジウム  主催:ふぇみ・ゼミ

   〈発表者〉朴金優綺さん、佐喜真彩さん、戸邉秀明さん

★5.新聞より2つ

  ◆柏崎刈羽原発の一部廃炉「意思表明だ」「約束していない」

   柏崎市長と東京電力社長の認識に隔たり、会談でかみ合わず

           (9月4日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

  ◆西側メディアの責任

   「ロイター通信社はイスラエルプロパガンダに加担してきた」

             大矢英代カリフォルニア州立大助教授)

  (9月1日「東京新聞」朝刊17面「本音のコラム」より)

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※昨日のメールマガジンで、1点補強させていただきます。

 9月4日発信【TMM:No5254】の■1.『東海第二を止めよう』−

「首都圏壊滅」を防ぐために−のご案内で著者のご氏名が抜けて

おりました。大変申し訳ありません。

上岡直見様、メルマガ読者の皆様に深くお詫びして補強させて

いただきます。

正:タイトル『東海第二を止めよう』−「首都圏壊滅」を

防ぐために−

  著者:上岡直見氏(元新潟県原子力災害時の避難方法に

関する検証委員会委員、環境経済研究所代表)

誤:タイトル『東海第二を止めよう』−「首都圏壊滅」を

防ぐために−

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※9月6日(土)『東電【柏崎刈羽原発】の再稼働はさせない!』講演会

お 話:片桐奈保美さん(「新潟の新しい未来を考える会」会長)

「世界最大規模の原発・東電【柏崎刈羽原発】の再稼働は

させない!」

お 話:上岡直見さん(元新潟県原子力災害時の避難方法に関する

検証委員会委員)

「東電【柏崎刈羽原発】の重大事故で首都圏はどうなる!」

日 時:9月6日(土)14時より16時30分(開場13時30分)

会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 40名

共 催:「なの花の会」(脱原発市民グループ)&「たんぽぽ舎」

予約方法:下記連絡先に、電話かメールで、ご氏名と電話番号を

お伝え下さい。

連絡先:「なの花の会」 清水 寛 080-6554-2374

  「たんぽぽ舎」 柳田 真 03-3238-9035

参加費:1000円(資料代含む)

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※9月11日(木)東電本店前抗議行動…東電柏崎刈羽原発再稼働阻止

日 時:9月11日(木)17時より18時30分

場 所:東電本店前

発言予定:落合恵子さん、武藤類子さん、小木曽茂子さんほか

音楽演奏:朴保さん

主 催:再稼働阻止全国ネットワーク

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※9月18日(木)第1回「沖縄の基地問題と非暴力の抵抗運動」

米軍辺野古新基地建設反対!

 辺野古ぶるー(カヌーチーム)で闘い続ける

鈴木公子さんと千葉和夫さんのトークとDVD上映

お 話:鈴木公子さん(辺野古ぶるー)

 「辺野古新基地建設の現状と問題点など」

お 話:千葉和夫さん(辺野古ぶるー)

原発推進と米軍新基地建設強行の『根っこ』は同じ」

日 時:9月18日(木)18時より20時(開場17時30分)

会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 40名

予約方法:たんぽぽ舎あてに電話03-3238-9035、又はメール

      tanpopo3238@yahoo.co.jp で氏名と電話番号をお知らせ下さい。

     受付番号をお伝えします。

▲第2回は10月16日(木)、同時間(テーマは同じです)

参加費:1000円(資料代含む)

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※9月26日(金)第52回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ!

 老朽原発うごかすな! 東海第二原発再稼働するな! 

 フクシマは終わっていない!

 日 時:9月26日(金)18時30分より19時45分      

       19日は「総がかり行動」なので1週後ろにずれました

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 定 例:毎月第3金曜日

  次回の第53回は、10月17日(金)18時30分より19時45分です。

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※9月27日(土)【山崎ゼミ】

柏崎刈羽原発再稼働強行!?

 財政破綻寸前の東電が抱える深い闇…等々最新情報

お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎共同代表)

 日 時:9月27日(土)14時より17時 開場13時30分

 会 場:たんぽぽ舎セミナー室

参加費:900円(資料代含む)   予約の必要はありません。

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┗■1.「国・東電のいかさま宣伝と司法のもたれあい」こそ、

 | 原子力ムラの「なれ合いお花畑」

 | 次回裁判10月1日13時福島地裁集合

 | 「裁判長交代に伴い弁論更新、裁判の全容説明」

 | 9/3第144回東電本店合同抗議行動へのメッセージ

 └──── 丹治杉江(ALPS処理汚染水海洋放出差止訴訟原告団

事務局長)

集会ご参加の皆さん 福島原発事故被災地に住む丹治杉江です。

 東電福島第一原発事故から14年半が経ちました。

 しかし「原子力事故緊急事態宣言」は発せられたまま、ふるさとに戻れ

ていない人は少なくても5万人以上、今後100年は人が住めない深刻な汚

染地域は300平方km余、東京23区の約半分の広さに及びます。

 廃炉現場では日々作業員の被ばく事故が繰り返され、未だに廃炉の最終

形も明らかにできないまま「40年で廃炉終了」の掛け声だけが被災地に

住む私たちには空しく繰り返し伝えられています。

 脱原発、再エネへの転換が「お花畑」というなら「国・東電のいかさま

宣伝と司法のもたれあい」こそ、原子力ムラの「なれ合いお花畑」です。

 私がいる楢葉町「伝言館」はフクイチから18km。いつ再事故が発生

するかの不安と、最近非常に増加した地域住民のガン罹患。線量計とヨウ

素剤は必須携帯品の日々です。

 原発事故原因も責任も、結局「想定外の地震津波」で幕引きを図ろう

とする国と東電と司法の姿勢は、「汚染水による被害」が発生しても結局

また「想定外」で幕引きとされるのではないでしょうか。

 溶け落ちた燃料デブリ8億8000万gは、いまだに0.9gしか取り出せ

ないのに、その処分場所の確保、“汚染水タンク”除去のためと汚染水の

投棄は先月までで13回、計10万1870トン。海洋放出前に原発敷地内の

タンクにためられた処理水や汚染水は約134万5000トン。

 これまでに減ったのは約5万6000トン。汚染水が毎日70トンほど発生

している為、海に捨てても発生を止めない限り結局増え続けてしまうの

です。

 広域遮水壁やモルタル固化、大型タンクによる陸上保管、様々な専門家

が国や東電に提案しても、聞き入れません。その奥に「六ケ所村稼働時の

高濃度トリチウム水海洋放出に向けた地ならし」があると指摘する人も

います。

 いずれにせよ「いのち」を脅かす海洋投棄、原発再稼働は絶対に許せま

せん。

 海洋放出に伴い漁業関係者への補償は現在、約810件790億円となって

います。最初から賠償金と膨大な「だまし宣伝費」を用意しなければでき

ない事業は不正に決まっています。

 原発事故前、福島沖は黒潮親潮が交わり、良質なプランクトンが生息

し、脂ののった美味しい魚が大量に上がり、漁業者言葉として

常磐もの」が使われました。

 それを今、国は風評対策、復興支援と銘打って「常磐もの=安心・

おいしい」というブランド名を格好の宣伝材料として「食べて応援!」と

活用されてしまっています。

 沿岸漁業はいまだ20%ほどの回復、汚染水投棄でますます福島の漁業

は厳しさを増すでしょう。

 福島県民としては「暮らしを取り戻す真の復興」は心から望んでいます

が、二言目には「福島復興の為」という掛け声で進められる汚染水海洋投

棄や汚染土の再利用などの被災者、国民に対する2重3重の裏切り、被ば

く加害は何としても止めなければなりません。

 汚染水処理の大原則は環境に影響を与えてはいけないという事です。

 海洋投棄開始と同時に福島地裁に提訴した「ALPS処理汚染水海洋放

出差止裁判(原告365人)は4回の口頭弁論が開かれ、毎回浜通りの漁業

関係者や住民は勿論、茨城県有機農業者からも海洋環境汚染のみならず

陸生環境への重大な危険について意見陳述が行われました。

 さらに北マリアナ諸島からも「海洋資源に大きく依存している太平洋諸

島の人々の命と生活を脅かす」とし、「海を核廃棄物のごみ捨て場にこれ

以上するべきではない」という声を陳述しました。

 この裁判第5回期日を6月20日に予定していましたが2週間前に

なって裁判長都合で中止されるという許しがたい事態も発生。被害者救済

訴訟、1日も早く司法で決着をつけなければ「30年以上流し続けられて

しまう、重大な被害が起きてからでは遅い!」という原告の悲痛な叫び

は、地元福島地裁には届かないままです。

 環境と人権を守る闘い、次回裁判は、裁判長交代に伴い弁論更新、裁判

の全容が説明されます。

 10月1日13時福島地裁集合。

どうぞ多くの皆様の裁判傍聴支援をよろしくお願いいたします。

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┗■2.試論「廃原発事始め」  第6回

 | 原発保持には再エネが欠かせない…有利な資金集めのために

 | 再エネ推進(再エネへの取り組みをアピールすることは不可欠)

 └──── 藤岡彰弘(廃原発watchers 能登・富山)

1 「存原発」の根拠−なぜ原発固執するのか、固執できるのか?

 ホ.原発保持には再エネが欠かせない

・有利な資金集めのために再エネ推進

 前述のトランジションボンドとグリーンボンド(環境債と訳されます)

は債券市場においては明確に区分されています。

 トランジションとは移行・変化という意味で、脱炭素への途上にある状

態の事業であっても投資を受けられますが、グリーンボンドの場合は、基

本的に再生可能エネルギーが念頭に置かれていて、当該の事業だけでな

く、他の多排出産業や事業の脱・低炭素化を後押しするものでなければ資

金を得ることはできないとされています。

 再エネの普及に努力しなければ、原発の保持もできないというわけ

です。

 電力会社として、再生可能エネルギーへの取り組みをアピールすること

は不可欠なのです。

 そうでないと移行債だけで資金を集めても、投資家へのリターンが大き

すぎて将来的に負担が重くなってしまうからです。

・イメージアップのためのグリーンボンド購入

 一方、こういったグリーンボンドを購入するのはどういった人々で

しょうか。

 脱炭素だけでなく再エネの発展に寄与し、しかもリターンが安定してい

れば安心して購入する人は増えていくでしょう。そこへの投資は企業のイ

メージアップには最適ということになります。証券市場も潤うでしょう。

 「原発ムラ」という言葉が持つ暗く閉ざされたイメージとは全く

異なった「明るさ」の中で、電力会社への投資が行われ原発の保持がはか

られていくのです。

 原発をめぐるお金は、庶民からは高い電気料金で容赦なく巻き上げてい

く一方で、企業や投資を行う・行える余裕のある人達には、何の後ろ暗さ

も感じさせずに還元されていく、というわけです。

・大量生産・大量消費・大量流通そして大量廃棄

 それにしても、原発をめぐる大量のカネとそれを動かすシステムを作り

出し維持していくことに、なぜ推進側はこれほど執着するのでしょうか?

できるのでしょうか?

 その執着の根拠は、いわば大量生産・大量消費・大量流通という大きな

構造にあるのではないかと、あくまで素人考えですが、そう結論付けてみ

ました。

 大量生産・大量消費の弊害は、環境問題・公害問題としてすでに半世紀

以上も前から指摘されていることです。

 ただこの構造は大量流通、とりわけカネと情報の「流れ」がなければ

廻っていきません。

 そしてこの大量生産・大量流通・大量消費は常に大量廃棄を伴って

います。

 原発による電気の大量生産には、大量のウラン残土や、発電時の放熱、

温排水、放射性の排気、さらには発電後の高レベル放射性物質や、低レベ

ルの諸々の固体・液体状の廃棄物など、とてつもない種類と量の廃棄物が

発生します。

 原発の電気はいわば大量廃棄を伴うこの大構造の象徴なのです。

 そしてこの大構造を動かし操作しているのは、結局大量のカネと「情

報」なのだということにおいてもまたその象徴としてあるのだと

思います。  (第7回に続く)

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┗■3.安保法制反対闘争から10年目の秋、

 | アベ−尹−統一教会カルテルは崩壊した

 | 日韓パートナー時代の幕あけとともに

 | 平和・軍縮・減税を求める闘争の本格化を!(上)(2回の連載)

 └──── 青柳純一(翻訳家)

◎ 戦後日本の政治的な大衆行動といえば、1960年安保闘争と1970年前

後のベトナム反戦安保闘争が思いうかぶが、2015年安保法制反対運動

も忘れがたい。

 だが、いずれも所期の目的を達成できず、既成事実が積み重なることで

「敗北した闘争」と評価されてきた。確かに日本国内の政治状況だけを見

れば、そうした評価が下されるのもやむを得ないが、米ソ冷戦下の安保

闘争とは異なり、10年前の安保法制反対運動は日韓関係を勘案すると再

検討する余地がある。

◎ 例えば、現在韓国で進行中の元大統領夫妻の内乱容疑を追及する特検

チームや独立言論メディアは、統一教会本部への家宅捜索を契機にして保

守政権時に統一教会が果たした役割に着目している。

 まだ全貌の解明にはほど遠いが、韓国側も安倍官邸と統一教会の関係を

知った上で、かなり緊密に協力していたようだ。10年前、安保法制反対

運動に「シールズ」という学生団体が登場した後、統一教会は二世学生を

中心にユナイトを立ち上げ、翌夏の参院選では安倍政権支援の運動を展開

した。

 その頃、安保法制反対運動は沈静化していたが、同年秋に韓国では

キャンドル革命が始まり、翌春には朴槿恵大統領への弾劾・罷免が決定さ

れて文在寅政権が誕生している。

◎ 思い返せば、当時はアベ・改憲派に極めて有利な政治情勢であり、彼

らは緻密な改憲戦略を立てていた。特に韓国の保守政権と組んで準備して

いた点は驚くべきであり、それならキャンドル革命で誕生した文政権を敵

視したのも当然であろう。同政権下でも一部の政府関係者と統一教会の緊

密な関係は続き、2022年5月尹政権が発足した時、日韓双方で次の段階

への準備が始まった。まさしく、その時起きたのが安倍銃撃事件であり、

彼の死であった。事件直後、彼と統一教会の緊密な関係が暴露され、日韓

両政権は甚大な打撃を被った。

 あれから3年、衆院選に続く参院選での与党の過半数割れ、そして李在

明政権の誕生は、全く新しい時代の到来を告げている。

◎ そうした変化の一端とはまだ断定しがたいが、「石破続投」の声が具

体化したのは参院選後の25日、首相官邸前で行われた「石破やめるな」

集会・デモだった点は注目に値する。

 これまで選挙敗北後に「首相やめろ!」集会はあっても、その反対はな

かった。しかも、大規模な団体や政党の呼びかけではなく、ネットを通じ

て情報が拡散し、自発的な市民の参加により約1000人(500〜1200人、

諸説あり)が結集したらしい。

 また、呼びかけ人も不明で、第二回目は自民党本部前で行われた。自民

党内の抗争の行方とも関連し、今後はどう展開されるのか。絶妙なタイ

ミングでのこうした政治的行動は新たな参加民主主義の表れともいえて興

味深い。

◎ そう見ると、参政党や国民民主党の躍進、支持者の急拡大もネットに

よる影響が大きく、ある意味では参加民主主義の一面ともいえる。

 ただ、多くがフェイク・ニュースや陰謀論による宣伝・扇動の結果でも

あり、これをチェックする機能を準備しない限り、日本版参加民主主義に

は暗い未来しかない。

 そこで現実を直視して知恵を集め、十分な政策協議を通じて議会政治を

機能させながら、前述の官邸前や自民党本部前の集会など、臨機応変に声

を上げる必要がある。

◎ その際、今までは欧米をモデルにして学ぶことが戦後民主主義の基本

だったが、韓国民主化モデル、K民主主義への関心を高める必要がある。

 参政党のように、「日本人ファースト」を主張する人々は外国人など他

者を排斥し、経済協力や文化交流などを通じて他者から〔学ぶ〕重要性を

全く理解していない。彼らに限らず、立憲民主党共産党などのリベラル

派も、欧米以外の地域から「民主主義を学ぶ」考えはなかった。

 リベラル派の視点、関心をアジアに向けて大転換しない限り、その未来

は暗いと言わざるをえない。             (下に続く)

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆9月11日(木)「ふつうの暮らし 避難の権利

つかもう安心の未来」裁判

  (原発賠償関西訴訟)第56回口頭弁論期日 #本人尋問

日 時:9月11日(木)13:30〜14:50頃

12:45 大阪地方裁判所・東門(敷地外)集合

13:30 原告本人尋問開始

 ※1名の原告本人尋問の予定です。

      自主避難等対象区域から母子で避難された方です。

場 所:大阪地方裁判所 本館2階202号法廷

期日後には、ミニ報告集会が行われます。

      15:00頃 ミニ報告集会(大阪弁護士会1205号室)

原発賠償関西訴訟原告・東日本大震災避難者の会

Thanks & Dream(サンドリ)代表

森松明希子(福島→大阪・子ども2人と母子で国内避難中)

詳しくはこちらを

http://sandori2014.blog.fc2.com/blog-entry-3148.html

 ◆9/23『インターセクショナリティで語る植民地支配と侵略戦争

出版記念シンポジウム

 これまで「ふぇみ・ゼミ&カフェ」で開催してきた連続講座を土台に、

新たな執筆者も加わり、このたび『インターセクショナリティで語る植

民地支配と侵略戦争』(あけび書房、2025)を刊行いたしました。これを

記念し、シンポジウムを開催いたします!

日 程:9月23日(火)14:00〜17:30

会 場:北とぴあ(東京・王子)〈オンライン配信併用〉

第一部:発表〈発表者〉朴金優綺さん、佐喜真彩さん、戸邉秀明さん

第二部:ふぇみ・ゼミU30受講経験者によるパネルディスカッション

〈パネリスト〉遠藤純一郎さん、木原健太さん、高橋夏未さん

詳細・申し込みは下記URLから

https://symposiuminterbook923.peatix.com/

主 催:ふぇみ・ゼミ femizemiad2017@gmail.com

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┗■6.新聞より2つ

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 ◆柏崎刈羽原発の一部廃炉「意思表明だ」「約束していない」

  柏崎市長と東京電力社長の認識に隔たり、会談でかみ合わず

 4日に行われた柏崎市桜井雅浩市長と東京電力の小早川智明社長の会

談では、東京電力柏崎刈羽原発の一部廃炉を巡る認識がかみ合わなかった。

 東電側が示した「回答」について、桜井市長が「一部廃炉への意思表

明」だと受け止めた一方、小早川社長は「廃炉を約束したものではない」

と強調。認識は正反対に映るが、両者の思惑は何だったのか。

 柏崎刈羽原発の再稼働問題を巡り、桜井市長は再稼働を容認する条件

に、1〜5号機の1基以上の廃炉計画の明確化を求めている。市長が重視

するのは、柏崎刈羽に原子炉7基が集中して立地している安全リスクの

解消や緩和だ。

 東電側は昨夏、「6、7号機の再稼働後2年以内」に廃炉を含む検討を

進めると回答していた。1年後に設定された今回の再会談では、この内容

が具体化されるのかに注目が集まった。(中略)

 桜井市長は会談後、報道陣に対して「かなり具体的な東京電力としての

意思が明確に示されている」と成果を強調してみせた。再稼働を急ぎたい

東電に配慮しつつ、今後の廃炉計画の具体化にくぎを刺したとも受け

取れる。(中略)

 東電への理解を強調する桜井市長と、市長要請である廃炉の可能性は完

全には否定しない東電。再稼働問題の行方が不透明な中、お互いが抱える

事情が垣間見える会談となった。(後略)

          (9月4日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

https://www.47news.jp/13108164.html

 ◆西側メディアの責任

  「ロイター通信社はイスラエルプロパガンダに加担してきた」

                大矢英代カリフォルニア州立大助教授)

 大手通信社の特派員としてキャリアを積んできた女性フォトジャーナリ

ストが、SNSで公開した「退職届」が話題を呼んでいる。

 「ロイター通信社はイスラエルプロパガンダに加担してきた」。こう

綴ったのは、カナダ人のバレリー・ジンクさんだ。ジンクさんは、ガザで

のジャーナリスト殺害報道を巡って、イスラエル側がいう「記者のふりを

したハマス工作員」といった根拠のない主張を同社が掲載し続けていると

指摘した。

 その結果、ジャーナリストへの攻撃を助長し、大量虐殺の巻き添えにし

ていると批判。報道機関の責任を次のように問いかけた。

 「西側メディアは、イスラエルの大量虐殺を巡る捏造が信憑性を持つか

どうかも検証することなく繰り返し報じ、ジャーナリズムの最も基本的な

責任を故意に放棄した。わずか2年間で、第1次世界大戦以降のあらゆる

戦争で死亡したジャーナリストの人数を遙かに超える犠牲を、ごく狭い地

域で可能にした」

 ジンクさんの「退職届」には、真っ二つに切った記者証の写真が添え

られている。「この記者証は深い恥辱と悲しみ以外の何者でもありません」。

 仕事の安定をなげうってジャーナリズムの精神を貫くジンクさんを、

私は支持したい。

 ぜひ、彼女のフェイスブックページから全文を読んでほしい。

(9月1日「東京新聞」朝刊17面「本音のコラム」より)

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※【動画アップの紹介】

☆「なにぬねノンちゃんねる」

・2025-05-07第82回、日本原電本店抗議行動

 https://www.youtube.com/watch?v=B69eWsLQsJM

☆maruo yukifumiさんのツイキャス

・20250604 第141回東電本店合同抗議行動1

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/817495955

・20250604 第141回東電本店合同抗議行動2

https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/817497612

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

 https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20250903 UPLAN 第86回とめよう!東海第二原発

      日本原電本店抗議行動/第144回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=y6PN6sltbss

・20250823 UPLAN 東海村核関連施設バスツアー〜東海村が危ない!

 https://www.youtube.com/watch?v=ZCpRWeB6IQY

・20250823 UPLAN STOP!! 原電東海第二原発の再稼働

              いばらき大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=pfsCqsXR-Uw

・20250823 UPLAN 【デモ】STOP!! 原電東海第二原発の再稼働

              いばらき大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=v0jH-p7aJtg

・20250728 UPLAN 白石草「(福島県)「甲状腺検査」の今」

 https://www.youtube.com/watch?v=4jNaSaGMXms

・20250712UPLAN 山崎久隆

「東電の闇 経営破綻寸前で原発再稼働の恐怖」

https://www.youtube.com/watch?v=KGnu7sewuzk

・20250702 UPLAN 第84回とめよう!東海第二原発

  日本原電本店抗議行動/第142回東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=UwY7gFox7zs

・20250626 UPLAN 山田朗 第7回講座

 「サンフランシスコ講和条約日米安保

 https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4

・20250620 UPLAN 第49回原発いらない金曜行動

 https://www.youtube.com/watch?v=xjOEzjSaz_M  

・20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジー現代社会」

https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw

・20250607 UPLAN 多原良子

 「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」

https://www.youtube.com/watch?v=uPF1s5TdIwI

・20250606 UPLAN 東電株主代表訴訟控訴審判決

 https://www.youtube.com/watch?v=-riUMrgEtn0

・20250531 UPLAN 珠洲原発阻止−日本を救った人たち

 青木美希氏のたんぽぽ舎36周年記念講演

 https://www.youtube.com/watch?v=PTN4EjtIt3o

・20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」

 https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0

・20250516 UPLAN 原発いらない金曜行動

 https://www.youtube.com/watch?v=2jKKr4bGzH4

・20250515 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第6回】

 「G2と逆コース、朝鮮戦争再軍備

 https://www.youtube.com/watch?v=mrBkxefHXMg

・20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決

 https://www.youtube.com/watch?v=9smkeHHg5kk

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

5.【読者からのつぶやき】(仮)

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

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一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

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