たんぽぽ舎です。【TMM:No5000】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5000】

2024年3月30日(土)地震原発事故情報−

             6つの情報をお知らせします

                  転載・転送歓迎

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★1.柏崎刈羽原発の再稼働は絶対ダメ

  能登半島地震であぶり出された柏崎刈羽原発の持つ危険度

  日本海津波の恐ろしさを忘れたか (上)

                  山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★2.太古の昔から長く続いてきた漁業の歴史を守るために力を

  他の3人も表現は違え、奪われた未来に対する怒りを訴え

  3月4日 福島地裁「ALPS処理汚染水

  差し止め訴訟 第1回口頭弁論 傍聴して思ったこと

                 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.東海村議会選挙でトップ当選の村上志保さん…

  「これは政治を変えてほしい、という村民の大きな願い」

  「無関心、これが専制政治を容易にする」

  茨城から:野口 修(東海第二原発の再稼働を止める会)

  3.11第68回日本原電本店抗議行動 報告 (その2−B)

          とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

★4.4/6(土) 山崎ゼミでしっかり学習

 山崎ゼミ「能登半島地震から見える日本の原発の危機・問題点」その2

  2月10日の講座に続く最新情報です。    

                 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)

★5.『国内避難民の人権に関する国連特別報告者』の報告書(2023)の

  日本語訳(仮訳)のお知らせ

  この日本語訳が『国内避難民』の権利救済に使われることを願う

        地脇美和(国内避難民の人権に関する国連特別報告者

             による訪日調査を活用する会)

★6.新聞・配信より2つ

  ◆ガザへ物資搬入命じる仮処分 国際司法裁イスラエルに仮処分

(3月30日東京新聞4面より抜粋)

国際司法裁判所イスラエルに物資搬入を命じる

 “ガザ地区で飢饉” 国際的圧力強まる可能性

3/29(金) FNNプライムオンライン13:39配信

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※4/3(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第69回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 日 時:4月3日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」 

  ☆第70回は、5月1日(水)17:00より18:00です。

2.「第127回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:4月3日(水)18:45より19:45 

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947 

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体  

  ☆第128回は、5月1日(水)18:45より19:45です。

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※4/6(土)山崎ゼミ「能登半島地震から見える日本の原発の危機・問題点」

    2月10日の講座に続く最新情報です。

 お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎共同代表)

 日 時:4月6日(土)14時より17時     

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  

          ◇予約の必要はありません。

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┗■1.柏崎刈羽原発の再稼働は絶対ダメ

 | 能登半島地震であぶり出された柏崎刈羽原発の持つ危険度

 | 日本海津波の恐ろしさを忘れたか (上)

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

1 柏崎刈羽原発で2024能登半島地震の影響が

 本年1月1日に発生した「2024能登半島地震」では柏崎刈羽原発にも

多大な影響を与えた。

 地震の揺れそのものとしては、記録された最大値は3号機の87.1ガル

で、柏崎刈羽原発で想定する基準地震動からは大きく下回っていた。

 しかしこの小さな地震の揺れで、なぜかスクラム信号が発信される

規模の大きさを観測したと報じられている。即ち、原発を停止させるため

に設置された地震計では120ガルを超える揺れを観測していたことになる。

(原子炉自動停止の「地震加速度大」設定値は原子炉建屋の最地下階床で

水平120ガル、上下100ガル、原子炉建屋の中間階床で水平185ガル。)

 もちろん、地盤と建家内では揺れの大きさが異なることは普通で、建屋

に設置されているスクラム起動用地震動は大きくなると思われるが、それ

でも原子炉を緊急停止させる「地震加速度大」スクラム設定値を6号機

だけで超えていた。他の号機のデータは公表されていないため、ばらつき

の範囲なのかどうか判断できない。

 東電にはそういった情報を全て公開するように求めている。

 なお、地下階の地震計の揺れは1号機が76.3(ガル、以下同じ)、

2号機が75.2、3号機が87.1、4号機が66.7、5号機が80.9、

6号機が86.4、7号機が84.2である。

2 柏崎刈羽原発での地震の特徴

 こうしたことを問題にするのは、柏崎刈羽原発が得意な地盤の上に

建っているからである。

 2007年7月の中越沖地震では、1から4号機の「荒浜側」と5から

7号機の「大湊側」では揺れが全く異なっていた。

 大湊側に比べて荒浜側で揺れが大きくなり、3号機で起動変圧器が

炎上するなど大きな被害が出ていた。

 データでもそのことははっきり示されていて、荒浜側の最大加速度は

1号機の680ガルに対して大湊側は5号機の442ガルと、1.5倍も大き

かったのである。

 一つの敷地に発つ原発、差し渡しで最大1500メートルほどの範囲で揺れ

が大きく異なる理由は、起震断層(揺れを発生させる断層面のこと)から

原発までの間に、まるでレンズのように揺れの波を集める構造があった

ことが理由とされる。

 これを「低速度域」などと呼んでいるが、地震波が伝播する間に軟弱な

地盤にさしかかったところで揺れが低周波数に変換されて速度が相対的に

遅くなり、実際に発生している低周波数の波と合わさって強い揺れになり

襲いかかったという。

 これは中越沖地震震源域からの波で起きたことだが、では、他の地震

ではどうなのか、精密な解析がされないと特定の地震の発生させる揺れに

対して本当の耐震強度が分からない。

 しかし東電には問題意識は無いようで、能登半島沖地震について地震

記録を精査して揺れの変化を捉えようとする分析を行っている形跡は無い。

          (下に続く)

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┗■2.太古の昔から長く続いてきた漁業の歴史を守るために力を

 | 他の3人も表現は違え、奪われた未来に対する怒りを訴え

 | 3月4日 福島地裁「ALPS処理汚染水 差し止め訴訟

 | 第1回口頭弁論 傍聴して思ったこと

 └──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

 

〇143人のうち抽選に当たったのは46人。

 プログラムでは14:00開始となっていたのですが、始まったのは14:30

 裁判長は小川理佳さん。女性だから良い人とは限らない(杉田水脈さんや

高市早苗さんを持ち出す必要はありませんね)。さてさて…?

〇 陳述者 

(1)漁師の小野春雄さん

(2)水産加工業の男性

(3)いわき市在住の女性2人

の計4人

〇以前、たんぽぽ舎で「新地町の漁師たち」を自主上映しましたが、この

映画の主人公で、また原告でもある小野春雄さんのお話を紹介します。

 「裁判官の皆さん、太古の昔から長く続いてきた漁業の歴史を守る

ために力を貸してくだい」

「政府は水産物の価格が下落したら買い上げて冷凍保存すると言って基金

をつくったけど、俺ら漁師はそんなこと望んでいない。消費者がおいしい

と喜ぶ顔を見たいから魚を捕るんだ。税金をどぶに捨てるようなことは

やめてもらいたい」

     (ALPS処理汚染水差し止め訴訟の骨子より)

 4人の原告の陳述中、被告側弁護人の3人が寝ていました。聞くに

値しないということか?

〇 ずいぶん前に読んだ本なので、著者も題名も忘れたけれど、津波

よる惨状を前にした漁師の父子の会話が忘れられない。

  息子:「もうおしまいだ」

  父:「…大丈夫だ」「大丈夫だ、きっと元に戻る」

 海は時に凶暴な力で人々を襲うと同時に、命を生み、育む豊饒の海

 もある。大自然に対する畏敬、信頼。「大丈夫だ、きっと元に戻る」

 しかし、国・東電はALPS処理汚染水投棄を強行。

父は息子に何と答えればいいのだろう。

過去から現在そして未来へと、時の流れの中で人は生きていく。

けれど「きっといつか」という未来はもう語れなくなってしまう。

他の3人も「次の世代に」、「将来に」と表現は違え、奪われた未来

に対する怒りを訴えていました。

〇 東電に過去・未来はない。あるのは「今=現在」の「カネ」だけだ。

汚染土は日本列島にばらまき、汚染水は海へ捨てるのだ、この国は。

〇日本発、東電=福島発のアルプス処理汚染水投棄を止めるのは私たち

の責任。

全世界、全人類、全ての生きものたちの共通の宝の海を「ケガシ、

コロス」犯罪企業・東電から2200億円もの金をもらって、東海第二原発

を今年9月に再稼働しようとしているのが日本原電だ。

東海第二の危険性はこのメールで皆さん、ご存じの通り。

◆ 処理水放出差し止め訴訟初弁論 「先が見えない不安」漁師ら訴え

 (3月4日「毎日新聞」より)

 東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出で漁業を営む権利など

が侵害されたとして、漁業関係者や市民ら363人が国と東電に放出の差し

止めなどを求めた訴訟の第1回口頭弁論が4日、福島地裁(小川理佳

裁判長)であった。

 法廷で原告4人が意見を述べ、福島県新地町の漁師、小野春雄さん(72)

は「処理水の放出で先の見えない不安を抱えている。求めることは、子々

孫々まで漁業を続けていくことだ」と訴えた。

 国側の弁護士は「海洋放出は特定の個々人の権利を侵害するものでは

なく、一般的公益に資するものだ」などと反論した。原告には裁判を起こ

す資格がないとして、訴えの却下を求めた。東電側は答弁書で請求の棄却

を求めた。

 訴状によると、原告側は、処理水の海洋放出は漁業関係者らのなり

わい回復を困難とし、市民が平穏に生活する権利を侵害すると主張。

関連設備の検査を合格とした原子力規制委員会の処分の取り消しや、

東電に放出停止などを求めている。【肥沼直寛】            

https://mainichi.jp/articles/20240304/k00/00m/040/237000c

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┗■3.東海村議会選挙でトップ当選の村上志保さん…

 | 「これは政治を変えてほしい、という村民の大きな願い」

 | 「無関心、これが専制政治を容易にする」

 | 茨城から:野口 修(東海第二原発の再稼働を止める会)

 | 3.11第68回日本原電本店抗議行動 報告 (その2−B)

 └──── とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

地元・茨城から:野口 修(東海第二原発の再稼働を止める会)

◎ もう一つ自治体の動きとしては1月に東海村で選挙がありました。

 みなさまもご存知だと思いますけどもこの選挙、とても注目を集めました。

 それはどういうことかというと、前村長の村上達也さんの娘(志保)さん

が立候補しました。私は最初と最終日に応援に駆けつけたのですが、

初日にはマスコミのインタビューがあって多くの人が駆けつけていて、

これはもう、村会議員の選挙ではないなと思いました。そのような状況

の中でしっかりとトップ当選をとりました。これは大変なことだと

思います。

 そしてトップ当選を果たした彼女がマスコミのインタビューで、「これ

は政治を変えてほしい、という村民の大きな願いがこの結果をもたらし

た」と彼女は言いました。まさしくそうだと思います。

 ですから、今後の東海村の政治というのは必然的に変わると思います。

阿部さんも当選して、恵理いつさんも当選して。

 批判的な声としては、「他の人が票を減らした」という話があります

けどもそれは問題ではないと思います。今回の選挙では原発に反対する

票が前回の選挙より上回ってるんです。

 しかし、投票率は53%から50%に落ちてるんです。3%落ちてるん

です。それなのに「原発に反対だ」という票は増えている。そして村上

志保さんがトップ当選した。これは、“政治というものを諦めるな!”

と言われている、と私は思います。

 ぜひとも、東海村の政治に全国的な関心をもって見つめて頂きたいと

思います。宜しくお願い致します。

◎ それでこれから私が言いたいことを話させて頂きたいと思うのです

が、東海村の人たちって非常に政治に関心があるんですけどもその投票

率50%というのは、東海村の半数の人は選挙に行っていないということ

になります。

 私はそれをどういう風に考えるべきか、と思ったんですけど思い出し

たんですよ。

 1958年に丸山眞男が“政治的な判断”ということで講演をしています。

 その講演の中で、政治行動というのは何なのか、「政治行動というのは

直接行動」というのが一つ、「政治に間接的に影響を与える行動」が

二つ目、そしてもう一つは「政治に結果的に影響を与えてしまう行動」

この三つが政治的行動だと言いました。

◎ このうち問題なのは三つ目です。「結果的に政治に影響を与えてしま

う行動」というのは何なのか。この1958年の時に丸山眞男は、“政治から

逃避する人”と言いました。

 当時は“無党派”という言葉はなかったんです。政治に無関心、という

言い方もされていません。

 政治から逃避していくということは何なのか、ということを彼は問いました。

 そして「政治に対して無関心、政治に対して行動をとらない」こと。

これは、大きな行動として、「専制政治を容易にしてしまう」ということ

なんです。「無関心、これが専制政治を容易にする」そのことを言ったんです。

 まさしく自民党の政治はそうじゃないでしょうか。

 その1958年からず〜っと続いている無関心が大きな力になって政治的な

力になってしまった。

 その力を私たちはどうしていくのか、私たちの市民運動の方にどういう

ふうに近づけていくのか。それが今、一番の課題です。

 ぜひともみなさま、ここが踏ん張りどころです。

 政治が今、「武器も売る、これが得策だ」なんてことを言っています。

それと原発問題は同根なんです。

 ですからみなさま、これからも市民運動をしっかり展開してどんな場所

に立っても日常から政治的な行動をとっていきましょう。

   (その3)に続く

  (「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」MLより抜粋)

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┗■4. 4/6(土) 山崎ゼミでしっかり学習

 |山崎ゼミ「能登半島地震から見える日本の原発の危機・問題点」その2

 | 2月10日の講座に続く最新情報です。

 └────  坂東喜久恵(たんぽぽ舎)

  お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎共同代表)

  日 時:4月6日(土)14時より17時      

  会 場:「スペースたんぽぽ」

  参加費:800円(資料代含む)  ◇予約の必要はありません。

 2024年1月1日 まさかの正月休みに飛び込んできた大ニュース

 その後次々入って来る被害状況にテレビの画面に釘付けになり、気象庁

地震情報に一喜一憂した方も多かったと思います。おまけに2日には

羽田の航空機衝突事故まであって。

 2月10日の「山崎ゼミ」では能登付近−佐渡に向けての断層など詳しく

学習し、地震列島日本での原発の危険性などあらためて身にしみました。

そう、4メートルも隆起したのをこの目で見るなんて。

 今回はその第2弾、その後分かってきたこと、新たな問題点なども含め

学習しましょう。

 原発事故のときは地震・自然災害が来るとは限らないが、大きな地震

近くで起これば原発事故が連動する確率はすごく大きくなります。住民の

安全が守れなくなるのは明らかです。

 原発の危険性がこれほど明らかになっても、政府も原子力規制委員会

も及び腰。話をずらして先送り。

 

さー、しっかり学習しましょう。

┏┓ 

┗■5.『国内避難民の人権に関する国連特別報告者』の報告書(2023)の

 | 日本語訳(仮訳)のお知らせ

 | この日本語訳が『国内避難民』の権利救済に使われることを願う

 └──── 地脇美和(国内避難民の人権に関する

  国連特別報告者による訪日調査を活用する会)

 『国内避難民の人権に関する国連特別報告者』のセシリア・ヒメネス

ダマリーさんは、『福島第一原発事故』後の避難者の状況を調査するため

2022年9月に公式に来日し、12日間にわたり政府や福島県の関係者、

避難者、支援団体、研究者らと面談し、その報告書は2023年6月の国連

人権理事会に提出されました。

 セシリア・ヒメネス=ダマリーさんの丁寧で誠実な調査と報告書に心

より感謝を申し上げます。

 ダマリー国連特別報告者の報告書(2023)の『国内避難民の人権に関する

国連特別報告者による訪日調査を活用する会』による日本語訳(仮訳)が

ヒューライツ大阪 (hurights.or.jp)に掲載されました

https://www.hurights.or.jp/archives/investigation-report-2023/

『国内避難民の人権に関する国連特別報告者による訪日調査を実現する会』

のホームページに掲載しました

https://ceciliajimenezamary.livedoor.blog/

 この訪日調査は、『国内避難民の人権に関する国連特別報告者による

訪日調査を実現する会』(以下、『実現する会』)による地道な活動と

多数の市民、団体、国会議員らからのご支援、ご協力により、ようやく

実現することができました。

 この『実現する会』の活動を承継したのが、『国内避難民の人権に関

する国連特別報告者による訪日調査を活用する会』

(以下、『活用する会』)です。

 今回の翻訳作業は、『活用する会』が主体となって行いました。

 翻訳作業においては、『はんげんぱつ新聞』編集部から多大なご協力をいただ

きました。

 また、監修作業においては、数多くの専門家らに助言を求めました。

 ご協力いただいたみなさまに、心より感謝申し上げます。

 いまだ『福島第一原子力発電所事故』によって、避難を余儀なくされて

いる避難者(『国内避難民』)が存在しています。

 年初に起きた能登半島地震で多数の被災者が生じているところ、避難者

が観光シーズンを迎えた宿泊施設から退去したことや、被災者が避難せず

に孤立した自宅に留まっていることなどの報道に接し、被災者の『国内

避難民』としての権利が、十分に尊重されているのか、私たちは、不安を

覚えています。

 東日本大震災以降も、大規模な災害が頻発しています。だれもが『国内

避難民』になる可能性がある中、あのときの教訓が生かされず、『国内

避難民』の権利が十分に尊重されていない現状に忸怩たる思いです。

 この日本語訳が、こうした『国内避難民』の権利救済に使われることを

願っています。

 そのような目的で使用される場合、誰でも、無償で、個別の承諾なしに

利用することができます。

 利用に際して、『国内避難民の人権に関する国連特別報告者による訪日

調査を活用する会』が翻訳したものであることを明記し、適切にご活用

いただければ幸いです。

 最後に、この報告書翻訳について、丁寧に監修し、ホームページへの

掲載を了解して頂いた『ヒューライツ大阪』に心より感謝いたします。

                      2024年3月13日

<連絡先>

『国内避難民の人権に関する国連特別報告者による訪日調査を活用する会』

 代表世話人 田辺保雄

 〒604-0804 京都市中京区堺町通竹屋町下ル絹屋町120番地

 

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┗■6.新聞・配信より2つ

 └──── 

◆ ガザへ物資搬入命じる仮処分 国際司法裁イスラエルに仮処分

 【エルサレム共同】国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は

28日、パレスチナ自治区ガザの人道状況が悪化し、住民は飢餓に見舞われ

ているとして、食料などの緊急支援物資を届ける「あらゆる措置」を講じ

るようイスラエルに命じる仮処分(暫定措置)を出した。イスラエル軍

ガザ侵攻を巡り、ICJの仮処分は1月に次いで2例目。

 ICJは、ガザ境界を可能な限り開放し、物資搬入を妨げないよう

要請した。ICJには強制的に執行する手段はないが、イスラエルへの

国際的な圧力が強まりそうだ。(後略)

(3月30日東京新聞4面より抜粋)

ガザへ物資搬入命じる仮処分 国際司法裁判所イスラエル

https://www.tokyo-np.co.jp/article/317979

国際司法裁判所イスラエルに物資搬入を命じる 

  “ガザ地区で飢饉” 国際的圧力強まる可能性

3/29(金) FNNプライムオンライン13:39配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/8d1aa185f4f1a490b0a8e94de339e1b248645b90

 

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※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

https://www.youtube.com/@uplanpart3595

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に〜

 地震津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる宇宙線

 が、地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく変化させている」

 なんていう突拍子もない話を信じられますか。

 『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせて

 いただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

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一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

              日曜・休日はお休みです。

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