たんぽぽ舎です。【TMM:No4892】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4892】

2023年10月21日(土)地震原発事故情報−

            5つの情報をお知らせします

                  転載・転送歓迎

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★1.東海第二原発再稼働に反対

  老朽原発が動き出すと脅威は全て私たちの上に

  11月18日(土)日本教育会館の「東海第二原発の再稼働を許さない

  首都圏大集会」と神保町デモにご参加ください

     たんぽぽ舎共同代表 鈴木千津子  柳田 真 山崎 久隆     

           

★2.東海第二の防潮堤工事、最重要部分で致命的欠陥が発覚

  再処理工場との複合事故でプルトニウム大量飛散の恐れ

       伊谷和男(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会世話人

★3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 ◆もんじゅ・西村裁判−4 第4回 傍聴のお願い  11月10日(火)

★4.<第20回ノーニュークス・アジアフォーラム 報告>

  プサン集会「原子力と国家暴力、老朽原発寿命延長、対馬」 

  ソウル「9.23気候正義行進」(3万人集会・デモ、脱原発を訴える!)

  柏崎刈羽原発の検証、県(知事)のていたらく

  10/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信184号」紹介

          佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)

★5.北京での発言:10/26『日中平和友好条約』発効45周年に際し、

  日中関係を考える(中)(3回の連載)

  中国の台頭と、米国の政策

  GDP比較:中国24.9兆ドル、米国21.1兆ドル

  米国には軍事的に直接対峙するという選択肢はない

  (米・中軍事衝突は米国が敗北するだろう…

  ランド研究所ペンタゴンウォー・ゲーム)

     孫崎 享(東アジア共同体研究所理事・所長)

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※月曜日です! 10/23(月)「自衛隊も米軍も日本には、いらない」

 お 話:花岡 蔚(しげる)さん(米軍基地をなくす草の根運動

 日 時:10月23日(月)18時より21時  講師のお話は19時より

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か

 「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

  ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

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※10/26(木)第21回【ハロー原電】にご参加を!東海第二原発とめよう!

 この日は、いつもの行動ではなく、11.28大集会の宣伝を兼ねて

 神保町本屋街でビラ配布や、ポスター貼りを依頼する活動をおこないます。

 日 時:10月26日(木) 集合:13時30分 たんぽぽ舎

主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 【ハロー原電】⇒定例:毎月第4木曜

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※10/28(土)「被災者が伝えたい−終わるはずない放射能公害」

 お 話:丹治杉江さん(群馬集団訴訟原告団長、

            楢葉町「伝言館」事務局長)

 日 時:10月28日(土)14時より16時  

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 参加費:800円(資料代含む) ◇予約の必要はありません。

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※11/1(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!   

      2つの行動=定例は第1水曜です。

1.2024年9月の再稼働はゆるさない!第64回日本原電本店抗議行動

  茨城県東海第二原発の再稼働工事を止めよ!

 日 時:11月1日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

    JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分 

    ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」   

    ☆第65回は、12月6日(水)17:00より18:00です。

2.「第122回東電本店合同抗議」 放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!

  柏崎刈羽原発を再稼働するな! 東電は2200億円の原電支援するな!

   東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:11月1日(水)18:45より19:45    

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体   

  ☆第123回は、12月6日(水)18:45より19:45です。

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※11/4(土)康 宗憲氏5回連続講座 解放と分断、そして平和統一への道

  「死刑台から教壇へ」の著者と学ぶ韓国現代史

   第4回「平和統一への道・統一運動の歴史」

 お 話:康 宗憲(韓国問題研究所代表)

 日 時:11月4日(土)14時30分より16時30分 

     開催時間が変更されています。

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)   

 

 ◇予約受付中 10/23と同じ方法です。

 第5回「最近の朝鮮半島情勢について」  

  日 時:12月9日(土)14時より16時

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※11/6(月)自主上映『新地町の漁師たち』 汚染水を流すな!海は命の神様

 漁師として生きる、漁師として海を守る

 監督・製作:山田 徹 音楽:3日満月 

       グリーンイメージ国際環境映像祭大賞受賞

 日 時:11月6日(月)19時より21時(開場18時30分より)

 会 場:「スペースたんぽぽ」   参加費:1000円   

  ◇予約受付中 10/23と同じ方法です。

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※11/9(木)「砂川事件最高裁大法廷の裏側」

   米国と通じていた田中耕太郎裁判長(最高裁長官)

 

 お 話:武内 更一弁護士(「憲法と人権の日弁連をめざす会」代表)

 

 日 時:11月9日(木)18時より21時  講師のお話は19時より

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 10/23と同じ方法です。

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┗■1.東海第二原発再稼働に反対

 | 老朽原発が動き出すと脅威は全て私たちの上に

 | 11月18日(土)日本教育会館の「東海第二原発の再稼働を許さない

 | 首都圏大集会」と神保町デモにご参加ください

 └──── たんぽぽ舎共同代表 鈴木千津子

                 柳田  真

                 山崎 久隆

 現在再稼働の準備を行っている茨城県東海村日本原子力発電東海第二原発は、

東京から110km北に位置している原発です。

 昨年成立したGX脱炭素電源法(グリーントランスフォーメーション法)

では、この原発を含めて運転開始から60年を超える老朽原発を、さらに

「長期運転停止期間」と称して14年余りも余計に稼働できるよう想定し

てます。

 このままでは2024年9月に再稼働可能になると見られています。

 では、東海第二にはどのような問題があるのでしょうか。ごく簡単に

まとめました。

 11月18日(土)日本教育会館で開催される「東海第二原発の再稼働を許さ

ない首都圏大集会」と神保町デモにぜひご参加ください。

問題1:60年超の老朽原発であり不測の事態が起こりやすいこと

(1) 東日本大震災時に被災、補修されたが損傷が残っている恐れあり

(2) 現在は使えない「可燃性のケーブル」を使っていること

(3) 耐震性は限界で地震で壊れる恐れが大きいこと

問題2:地震津波の想定が問題にならないほど過小であること

(1) 基準地震動は建設時は270ガル、現在は1009ガルに引き上げ

(2) 建屋などは建設時の強度で作られている

(3) 耐震補強は「補強」であって強度が上がるとは限らない

(4) 津波の最高水位を標高17.1mと設定し防潮堤を20mで設置

(5) 30〜50mの津波も想定すべき地点が東海第二立地点だ

問題3:日本原子力発電に「経理的基礎」(資金)がないこと

(1) 日本原電で稼働可能な原発は震災後は存在しない

(2) 東海第二と敦賀2の維持管理費用年間900億円を受け取る

(3) どちらかの原発廃炉になれば経営は成り立たない

(4) 既に料金前払いや借入金で原発工事をしているため運営資金はない

問題4:背景にある巨大な人口に防災計画は無理であること

(1) 予防的防護措置を準備する区域PAZ5km圏内の人口は約8万人

(2) 緊急防護措置を準備する区域UPZ30km圏内では94万人

(3) 福島第一原発事故では最大50キロ圏の飯舘村まで避難した

(4) 周囲の原子力施設(再処理工場等)との同時被災の危険性を無視

(5) 実行可能な避難計画はどこにも存在しない

問題5:地元との同意は極めて難しいこと

(1) 東海村水戸市日立市ひたちなか市常陸太田市

   那珂市と協定締結

(2) 再稼働には6市村と県の同意が必要

(3) 水戸地裁で東海第二運転差止を認める判決

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┗■2.東海第二の防潮堤工事、最重要部分で致命的欠陥が発覚

 | 再処理工場との複合事故でプルトニウム大量飛散の恐れ

 └──── 伊谷和男(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会世話人

◎ 日本原電は東海第二原発の2024年9月再稼働に向けて防潮堤建設を

進めてきたが、とんでもない欠陥工事であることが内部告発で発覚した。

 10月16日の原電の発表によると、防潮堤の取水口付近の鋼製防護壁と

いう最重要部分で、その基礎の巨大柱(15.5m四方で長さ50m)に、

コンクリートの充填不足による隙間や鉄筋の変形があることが分かった。

 さらに、基礎が支持層岩盤に到達していないことも明るみになった。

◎ 原電は「防潮堤(鋼製防護壁)は、頑丈な2本の柱で支える構造」と

宣伝してきたが、まさにその柱の信用が完全に崩れ去った。

 「コンクリート組成そのものが劣悪」との指摘もある。防潮堤の体を

なさないのだ。

 “いいかげんにやってもバレないだろう”という原電の本性が浮き彫り

になった。

◎ しかも、6月に発覚してながら4ヵ月も隠し、その間に東海村議会

原子力問題調査特別委員会で東海第二再稼働の請願を採択し、12月の

村議会本会議で採決しようとしている。本当に許されない。

◎ 大地震や大津波が起きれば、東海第二原発福島第一原発以上の過酷

事故となる。その被害は2.2キロ先の「核燃料サイクル工学研究所

(東海再処理工場)」と影響しあう。

 防潮堤がない再処理工場の方が先に収拾不能となり、それが東海第二

原発に波及して、ほぼ同時に運転不能に陥る可能性が強い。どちらかだけ

が平穏なままという想定はできず、必ず複合事故となる。

◎ 再処理工場にはプルトニウムを含んだ高レベル放射性廃液が約360立方

mもあり、冷却装置が失われるとプルトニウム溶液は27〜38時間で沸騰が

始まる。

 事故の翌日に沸騰し始めるわけで、プルトニウムが空中に拡散される

未曾有の危機となる。

 首都圏はもちろん東日本全体が被曝し、放射能汚染区域として壊滅的な

被害をこうむる。

 再処理工場を含む「日本原子力研究開発機構」のプルトニウム保有量は

4626kg(2022年12月末)。

 プルトニウムの致死量は1gとも言われ、462.6万人を死に至らせる

量である。

◎ これほどのプルトニウムの狙いは何か。

 青木美希著の『地図から消される街』(2018年 講談社現代新書)に、

「元原子力村トップクラスの告白」が書かれている。

 日本が核武装すると決めれば「1年もそこらもかからない」。兵器級の

純度の高いプルトニウムは「数十kgですか?」と聞くと、「東海村には

それぐらいはありますよ」と即答。

 東海村の「高速炉臨界実験装置」には、核爆弾に転用しやすい純度92%

プルトニウムが240kgあったが、米政府から引き渡し要求があったと

いう。

◎ 日本の原発推進政策の狙いが核武装にあることが、福島第一原発事故

後にここまで明言されたのは重大であり、しかも“東海村プルトニウム

を使う”と示唆されたのは初めてである。

 日本の核武装策謀を止めるためには、東海村の核製造体制の最大土台を

なす東海第二原発を再稼働させず、なんとしても廃炉に。

≪事故情報編集部≫より

 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」主催の「東海第二原発

再稼働を許さない11.18(土)首都圏大集会とデモ」の成功に向けて、

【連載その3】

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┗■3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆もんじゅ・西村裁判−4 第4回 傍聴のお願い  11月10日(火) 

 もんじゅ・西村裁判−4 第4回   

日 時:2023年11月10日(金)10:30〜 

場 所:東京地裁 803号

 訴 訟:個人情報審査請求棄却取消請求 (第4回)

被 告:東京都

原 告:西 村

ブログ もんじゅ西村裁判 :https://4nso9mei.seesaa.net/

                ← 最新情報掲示

ブログ・キーワード: もんじゅ・西村裁判、日本の黒い霧  

もんじゅ西村裁判の会

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┗■4.<第20回ノーニュークス・アジアフォーラム 報告>

 | プサン集会「原子力と国家暴力、老朽原発寿命延長、対馬」 

 | ソウル「9.23気候正義行進」(3万人集会・デモ、脱原発を訴える!)

 | 柏崎刈羽原発の検証、県(知事)のていたらく

 | 10/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信184号」紹介

 └──── 佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)

184号もくじの紹介

<第20回ノーニュークス・アジアフォーラム 報告>

・日程など

・ソウル会議「30年の活動を評価し、新しい30年を築く

 きっかけに」              (藍原寛子)

プサン記者会見「福島原発汚染水投棄反対」、プサン集会「原子力

 国家暴力、老朽原発寿命延長、対馬」   (諸松瀬里奈)

・古里(コリ)原発「コリ原発の歴史など」  (杣谷健太)

蔚山(ウルサン)記者会見、蔚山集会「使用済み核燃料処分問題

 ほか」                  (高野 聡)

・慶州(キョンジュ)集会「韓国の甲状腺がん訴訟」(湯浅正恵)

・月城(ウォルソン)原発           (稲垣美穂子)

・蔚珍(ウルチン/ハヌル)原発  (稲垣美穂子)

・三陟の朝(サムチョク原発白紙化記念塔)  (とーち)

・次回NNAFは台湾で開催

・ソウル「9.23気候正義行進」(3万人集会・デモ、脱原発

 訴える!)                  (伊形順子)

・青年活動家交流会               (杣谷健太)

・NNAF in 韓国 に参加して (エミリー・ファハルド、プナール・

 デミルジャン、宇野田陽子、大野恭子、吉井美知子、渡辺美奈、

 川瀬俊治、菅波完、谷雅志、豊田直巳)

・上関町に関電と中電が中間貯蔵施設を計画 その後 (三浦みどり

柏崎刈羽原発の検証、県(知事)のていたらく   (石山謙一郎)

・12.3「とめよう!原発依存社会への暴走 1万人集会

−うごかすな老朽原発−」に総結集を    (木原壯林)

・「ストップ!女川原発再稼働」紙面デモ(意見広告)

 ノーニュークス・アジアフォーラム通信は、

 年6回発行。購読料:年2000円。(184号 10月20日発行、B5判 28頁)

 見本誌を無料で送ります。連絡ください → sdaisuke@rice.ocn.ne.jp| 

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┗■5.北京での発言:10/26『日中平和友好条約』発効45周年に際し、

 | 日中関係を考える   (中)(3回の連載)

 | 中国の台頭と、米国の政策

 | GDP比較:中国24.9兆ドル、米国21.1兆ドル

 | 米国には軍事的に直接対峙するという選択肢はない

 | (米・中軍事衝突は米国が敗北するだろう…ランド研究所

 | ペンタゴンウォー・ゲーム)

 └──── 孫崎 享(東アジア共同体研究所理事・所長)

2:中国の台頭と、米国の政策

 冷戦崩壊後、中国は経済力を強めた。CIAは世界最強の情報機関である。

 ここが世界情勢を開設する【World Fact Book】というサイトを持っている。

 ここで【真のGDP】というタイトルで各国のGDPを比較し、購買力

平価ベースで米国21.1兆ドル、中国24.9兆ドルとしている。経済

規模では今や中国が世界一である。

 文部科学省の科学技術・学術政策研究所は8月8日、各国の2019〜21年

の平均論文発表数などを分析した「科学技術指標2023」を公表したが、

科学論文の数上位10%の論文数ランキングは、1位中国5万4405件、2位

米国3万6208件となっている。これは中国が将来に向けての発展で米国

よりより可能性が高いことを意味する。

 この中で米国の選択はどうなるか。協調の下、共に発展する道か、敵と

して対立するか。

 先に紹介したグレアム・アリソンは「トゥキディデスの罠」−従来

NO1であった覇権国はNO1の座をうかがう新興国が出てきた場合、

戦争になる可能性がある−を指摘しつつ。

 「現在の軌道では、数十年以内に米中戦争が起こりうる可能性は、ただ

“ある”というだけでなく、現在考えられているよりも非常に高い。過去

500年の例をみると、戦争になる確率は50%以上だ」としている。

 こうした雰囲気は米国国民にも持たれている。世論調査機関ギャラップ

社は「世界における米国の位置という報告を発表し、その中に「アメリ

の最大の敵国はどこかの問に対する米国民の回答を%で示している。

 中国50%、ロシア32%、北朝鮮7%、イラン2%。

 2023年はまだウクライナでロシアが戦争をおこなっている時にもかか

わらず、中国の脅威の方が大きい。

 如何に今、中国に対する敵愾心が強いかが判ろう。

 勿論米国にとって、経済的発展を遂げる中国と協調を図り利益を得よう

という考え方、勢力は存在する。

 しかし、中国の脅威と対抗したいという勢力が今日極めて強力である。

3:米国には軍事的に直接対峙するという選択肢はない

 まず、米国は核戦争の選択は行わない。

 現在のウクライナ戦争においても、ウクライナを支援しつつ、ロシアを

追い詰め、核戦争に通じる手段は排除している。

では通常戦ではどうなるか。台湾正面を見てみよう。

 台湾海峡で米・中が戦えばどうなるか。

 「米国が勝つ」という考え方を、明確な論理で覆したのは、ランド研

究所であり、2015年、論評「アジアにおける米軍基地に対する中国の攻撃」

を発表した。

○中国は自国本土周辺で効果的な軍事行動を行う際には、全面的に米国に

追いつく必要はない。

○特に着目すべきは、米空軍基地を攻撃することによって米国の空軍作戦

を阻止、低下できる。

○中国は日本における米軍基地を攻撃しうる1200の短距離弾道ミサイル

中距離弾道ミサイル巡航ミサイル保有する。

○台湾のケースは嘉手納空軍基地への攻撃に焦点を当てた。台湾周辺を

考慮した場合、嘉手納基地は燃料補給を必要としない距離での唯一の空軍

基地である。

○ミサイル攻撃は米・中の空軍優位性に重要な影響を与える。それは他

戦闘分野にも影響を与える。

○米中の軍事バランス:台湾周辺

1996年 米軍圧倒的優位

2003年 米軍圧倒的優位

2010年 ほぼ均衡

2017年 中国優位

 だが、台湾に向けて飛び立つ米軍基地の滑走路を破壊すればもはや戦闘

に参加できなくなる。中国が制空権を確保することになる。

 アリソンは『フォーリン・アフェアーズ』誌2020年3月号で「台湾海峡

有事を想定した、18のウォーゲームの全てでアメリカは破れている」と

記述した。

 ニューヨーク・タイムズのコラムニスト、クリストフはニューヨーク・

タイムズ紙で「いかに中国との戦争が始まるか(2019年9月4日))を

発表し「中国は空母を攻撃能力など、軍事力を大幅に増強してきた。

ペンタゴンが行なった、台湾海峡における米・中の戦争ゲームで、米国

は18戦中18敗したと聞いている」と記載した。

 さらに、マストロ研究員は同じくフォーリン・アフェアーズ誌2021年

7・8月号に「最近ランド研究所ペンタゴンとで行われたウォー・

ゲーム(複数)で、台湾を巡る米・中軍事衝突は米国が敗北するだろう

ということを示した」と記載した。(下)に続く

  webで読む: https://ch.nicovideo.jp/article/ar2169123

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※【動画アップの紹介】

☆【拡散歓迎です】

 青森市の医師、大竹進さんからの、トリチウムのDNAと遺伝子への

影響についての動画を紹介します。

 実は2種類あるトリチウムのうち、有機結合型トリチウムは、食物連

鎖で体内に蓄積し、DNAと遺伝子を傷つけるというお話です。

 15分の短い動画に、問題点が簡潔にまとめられています。

 大竹進 大竹整形外科@青森市です。

 動画にまとめてみました。拡散歓迎です。

https://youtu.be/4SXcrQLTf3k?feature=shared

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

・20231011 UPLAN 長井 曉「どうした、どうする、NHK」

 https://www.youtube.com/watch?v=TvmLUIDP67A

・20230926 UPLAN 孫崎享「台湾有事と日本外交・日米同盟」

 https://www.youtube.com/watch?v=lkGM2-yhneQ

・20230918 UPLAN【集会】「ワタシのミライ NO NUKES & NO FOSSIL

 〜再エネ100%と公正な社会を目指して」

 https://www.youtube.com/watch?v=xKEb7CeRIXI

・20230918 UPLAN【パレード】「ワタシのミライ NO NUKES & NO FOSSIL

 〜再エネ100%と公正な社会を目指して」

 https://www.youtube.com/watch?v=2gWy_fbC9Q4

・20230914 UPLAN 黒川眞一

 「福島原発事故とUNSCEAR報告:過小評価される放射線被曝」

 https://www.youtube.com/watch?v=SWa9uyfm8v8

 「汚染水放流の中止を求めて1600km韓日市民徒歩行動」

 李元栄さんのお話を聴く夕べ 動画。

・20230911 UPLAN【講演会】

 https://www.youtube.com/watch?v=acrHNhRSs2g

・20230826 UPLAN STOP!!東海第二原発の再稼働・いばらき大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=TY6T7qP5Zio

・20230821 UPLAN 西尾正道「続“複合汚染”医師の目から見た日本の破壊」

 https://www.youtube.com/watch?v=NxZQIKTzXBA

・20230819 UPLAN 山崎久隆ゼミ「誰のため・何のための海洋放出か」

 「老朽化原発の安全性確保の理屈は成り立つのか」

 https://www.youtube.com/watch?v=0KOLAc74PpY

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

         【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴」

    【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる宇宙線

 が、地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく変化させている」

 なんていう突拍子もない話を信じられますか。

 『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページ

  の「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

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