たんぽぽ舎です。【TMM:No3832】
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.たんぽぽ舎に届いた年賀状の紹介 (その3)
★2.今一番ホットな原発問題を考える!山崎ゼミ(1月18日)
今年の最初の講座は、再処理・核燃サイクル中心
東電福島第一原発事故から間もなく9年
問題山積みの今年の課題を学習し、次のステップに続けよう
坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★4.初めての韓国 歴史の現場に立って 行ってきました!(下)
自衛隊は、地球環境災害・救援隊に!
朝鮮半島の休戦ラインで駅伝を!
市原みちえ(たんぽぽ舎ボランティア)
★5.「半割れ」はいつ起きるのか…
「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」コラムその329
島村英紀(地球物理学者)
━━━━━━━
※1/18(土)山崎ゼミにご参加を!
「核燃料サイクル政策と再処理施設の最新情報」
講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)
日時:1月18日(土)14時より17時
会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
※1/21(火)学習会にご参加を!
引き起こされた」
講 師:木村俊雄(元東電社員、福島第一の炉心設計・管理業務担当)さん
日時:1月21日(火)19時より21時
会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(学生400円)
━━━━━━━
※1/22(水)学習会にご参加を!
「企業ファースト化する日本とアベ政権」
〔講師のお話は19時より〕
日時:1月22日(水)18時より21時
会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
※たんぽぽ舎の「第32回総会」は、2020年2月23日(日)12時30分から
予定しております。
総会・お二人(村上達也前東海村長、吉野信次・市民自治をめざす
1000人の会)の記念講演・こんしん会の3部構成です。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.たんぽぽ舎に届いた年賀状の紹介 (その2)
└──── たんぽぽ舎
☆謹賀新年
昨年は、上関原発問題に取り組み、11月8日-1月30日に予定されてい
た中国電力のボーリング調査を一切実施させぬまま12月16日に中止を勝ち
取ることができました。法律論争で中電・山口県を論破したうえで、祝島
漁民が漁業権を行使した成果です。これで上関原発建設も不可能になりま
した。
その他、一昨年に引き続き営業権・卸売市場問題に取り組んだほか、都
市計画道路問題にも取り組み始め、西荻窪・阿佐ヶ谷・武蔵野の3ケース
で具体的に関わっています。
以上の取組みの詳細については、下掲のホームページ(昨年賀状記載の
ものから変更しました)をご覧いただければ幸甚です。
悠々自適どころではありませんが、元気にしています。時折、ジムで筋
トレ・水泳も楽しんでいます。
年頭にあたり、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
熊本一規(たんぽぽ舎会員)
※ホームページ http://www.kumamoto84.net
熊本さんの連載が始まっています。第1回目は2019.12.23【TMM:No3824】
第2回目は2020.1.8【TMM:No3829】です。
☆新年のご挨拶
●昨年は『死んどるヒマはない-益永スミコ86歳』の自主上映会を各地で
開きました。若者からも「本当の歴史を知った」と圧倒的支持がありまし
た。戦争を体験し「憲法9条」の価値を体現したスミコさんの生き方は、
今の時代に益々輝いています。この映画をもっと広げていきたいです。
●「天皇制容認、嫌韓、五輪ナショナリズム」が煽られ「表現の自由」が
危うい昨今。私たちは今年、そんな時代に抵抗する作品づくりを考えてい
ます。
●ビデオプレスは設立30年、レイバーネットも設立20年を迎えました。
「あるくラジオ」もやっています。
●小さなメディアが大きな力を発揮する時代。今年もコツコツと歩んでい
きます。
ビデオプレス
┏┓
┗■2.今一番ホットな原発問題を考える!山崎ゼミ(1月18日)
| 今年の最初の講座は、再処理・核燃サイクル中心
| 東電福島第一原発事故から間もなく9年
| 問題山積みの今年の課題を学習し、次のステップに続けよう
└───--- 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
◆ 「核燃料サイクル政策と再処理施設の最新情報」
お話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
日時:1月18日(土)14:00~17:00(開場:13:30)
会場:スペースたんぽぽ ダイナミックビル4F
会費:800円
☆2020年1月の山崎ゼミは今年最初の学習会。各問題の本質を学習しよう。
昨年は「関電のブラックマネー」「汚染水対策」「特重施設」「東海第
二原発」・・・と問題だらけ!
どれも引き続き今年の課題です。
今回は核燃サイクル政策と再処理を中心に最新情報をしっかりお届けし
ます!
青森六ヶ所再処理工場はまさに危険がいっぱい。核燃料サイクル政策の
大きな一角を占めていますが、トラブル続き。操業すれば、トリチウムも
大量に放出する施設です。
今どうなっているか、問題点は何か?しっかり学んで廃止に追い込みまし
ょう。
現在関東圏での最大の課題は「東海第二原発」の再稼働を阻止すること
ですが、この原発のすぐそば(敷地は2、7キロしか離れていない)には東
海村再処理工場があります。
操業はしていませんが、処理していない高レベル放射性廃液が大量に保
管されています。
漏洩のリスクが高いため「せめてガラス固化を」と作業を始めたが、ト
ラブル続き。またしても復旧は1年半延びた!!
参考 https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202001/CK2020011002000155.html
東電福島第一原発事故はいまだ収束の見通しが立たない!
それなのに原発再稼働を強行する政府!
闘いに向け最新情報と問題点を学ぼう!
┏┓
┗■3.東海村議選14日告示 原発再稼働、争点になるか…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1/10(金) 4:00配信茨城新聞クロスアイ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200110-00000005-ibaraki-l08
2.東海再処理施設 来年5月 復旧見通し ガラス固化中断が長期化
東京新聞【茨城】 2020年1月10日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202001/CK2020011002000155.html
3.大間原発安全工事着工の目標堅持 Jパワー
1/10(金) 20:30配信Web東奥
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200110-00000006-webtoo-l02
┏┓
┗■4.初めての韓国 歴史の現場に立って 行ってきました!(下)
| 自衛隊は、地球環境災害・救援隊に!
| 朝鮮半島の休戦ラインで駅伝を!
└──── 市原みちえ(たんぽぽ舎ボランティア)
2.知って、驚いたこと。
☆スピード
韓国のことわざ、「始めたら半分」
白石さん曰く、韓国では「まず始める。走りながら考える。結果はつい
てくる」
今回のキム教授と協力者たちは、まさに体現者。
9月9日に白石さんに初電話、提案して12月に実施。フォーラムの資料
集の原稿は日韓でそれぞれ執筆して直前の3日前に届いたものもあり。
当日、3センチの厚さ,日韓両国語表記。全員に配布された!
☆軍人の役割
元軍人が大学で平和学を教え実践している。ユン教授も元軍人。(韓国
では、多くの分野で、世界に視野を向けながら調査、研究して韓国での実
現可能策を懸命に考え、協力して即行動している。)
ソウルの学生街で学生たち呼びかけの日韓友好フリーハグに現職の若い
軍人が参加してた。顔出して、名前出しても大丈夫なの?問題ないー^^
特定できる情報発信は周りの人が控えてる。
☆切迫した危機感。若者、未来、日本の平和憲法、北への熱い思い。
ユン教授の歓迎挨拶、ほか、分科会報告から引用。
「春川はドラマ冬のソナタの舞台としてロマンチックな雰囲気が漂う美
しい街ですが、ここからわずか数十キロ北方の休戦ラインでは、南北の数
十万の若者がお互いの銃口を狙っている。ロマンと超緊張の二つの顔を持
つ都市でもあります」
「…日本の植民地から解放された朝鮮半島は南北に分断され、休戦の結
果としてDMZが生まれました。まだ長い痛みを抱え続けています。平和
憲法の改訂は第2の韓国戦争に再びつながる恐れがあります。北東アジア
が共倒れになります。日本の平和憲法とDMZを両国の市民の協力によっ
て、北東アジア地域の平和遺産として構築していくことを提案いたします…」
「北を核保有の誘惑に追い立ててはならない」
3.「DMZ、休戦ラインで駅伝、マラソンを!」秋葉氏が提案
ともに変わることなく、60年、70年、戦争をさせず、保持されてきた。
このDMZで駅伝を!!南北、日本、中国、アジアからも多様な参加者
が集まり、応援にも来る。
自然・環境・生態系・平和保全地域としてユネスコの文化遺産登録を実
現させる力になる。
夢のある提案に拍手!した翌日、DMZに入り、軍の特別許可をもらっ
た人、離散家族たちが登れる展望台に登った。
遠く金剛山がくっきり。国境の見えない海も青空に輝き、小さな観光地
のよう。最前線は緊張より和やかな空気に包まれて見えた。
☆責務を果たすとは
実現するための具体案を提案する。政権に批判もするが、提言、参加も
する。教えて研究するだけではなく、みずから参加して実現するまでが責
任。と。
駆け足で、良い年に向かえる方策の1歩を学んだ初訪韓。
ご協力いただいたみなさんに感謝して、初夢をみた!
・自衛隊は、地球環境災害・救援隊に!
・朝鮮半島の休戦ラインで駅伝を!
なお、ソウルの学生街「新村」でのフリーハグは、2020年も毎週土曜か
日曜に行われています。韓国に行く人は是非、ご一緒してください。歓迎
されますよ~
・祐太郎さんのツイッター https://twitter.com/shootwings88
鈴木国男さん2019年12月9日
「ソウルで日本人留学生と多国籍の若者が毎週末実施中のフリーハグに
参加」
https://peace3appeal.jimdofree.com/
(了)
┏┓
┗■5.「半割れ」はいつ起きるのか…
| 「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」コラムその329
└──── 島村英紀(地球物理学者)
「半割れ」が地方自治体に混乱を起こしている。南海トラフ地震の震源
域の半分でマグニチュード(M)8クラスの地震が起きるのを「半割れ」と
いう。
残りの半分が近々起きるのではないかということで、この地域に避難を
呼びかけるのか、それはいつまでなのかに政府や自治体は苦慮している。
鉄道や道路が止まり、経済活動がストップすることに、いつまで耐えられ
るかが問題になっている。自治体は「自分たちの地域に被害が出ていない
のに避難の呼びかけに応じてくれるだろうか」と住民への周知に懸念を示
しているのだ。
南海トラフ地震は「先祖」が何回か知られている。近年では、1回前の
先祖は1944年の東南海地震と1946年の南海地震の東西に別れて起きた。た
だし2年も間があいているから、すべての経済活動を止めて待つには長す
ぎる。
2回前は1854年の安政東海地震で、このときは東が先、32時間後に西に
大地震が起きた。
じつはその前の1707年の宝永地震は一挙に起きた。その前の1605年の慶
長地震も一挙に起きた。
こうしてみると、いままでの例から見ても、待っている間に起きた例は
ほとんどない。「半割れ」が起きても、数日待てば次の大地震が起きる見
込みは少ないのだ。
いま もっと前の先祖を調べることが精力的に行われている。
古文書を調べることは有力な手段だ。だが、地震計のない時代。震度の
大きかったところが震源にすればいいわけではない。人が多く住み、歴史
が書き残されているところと、そうではないところがある。また日本中ど
こにでも起きる可能性がある内陸直下型地震と、メカニズムが違う海溝型
このほか、かつての津波の跡を調べる方法もある。最近、静岡県西部を
流れる太田川で河川改修工事が行われて、過去の津波で海の砂が運ばれた
堆積物の地層がいくつも現れた。ここは河口から2~3キロも遡ったところ
で、よほど大きな地震でないと海の砂を大量に運んでこない。
いちばん古い津波堆積物は飛鳥時代の7世紀末だった。これは未知だった
南海トラフ地震の先祖で、西側では684年に南海地震の先祖と言われてきた
「白鳳(はくほう)地震」が起きていた。つまり白鳳地震は南海にとどま
らず、いまの静岡県にまで達していた巨大地震だったことがわかった。
だが、この地層を調べる手法は、数年以内に起きる「半割れ」には使え
ない。
政府や気象庁が「半割れ」のあとで、またM8級が3日以内に発生したの
は96回のうち10回あったとしている。だが96回のうち10回とは、1900年以
後に起きた地震を世界中で数えているもので、南海トラフ地震のような海
恐れられている南海トラフ地震が「二つに分かれて、数日以内に」起き
てくれるかどうかは、じつは地震学者にもわからないのだ。
(島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より2019年12月27日の記事)
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも
2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・
グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など
必要事項を400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。
4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)
及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。
ご了解下さい。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ
◆メールマガジンをお送りします
発信しています。
ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の
Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを
送ってください。
違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは
間違いの元となりますのでやめて下さい。
登録できしだい発信致します。
・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。
・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。
たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があり
ます。
──────────
たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、
日曜・休日はお休みです。
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2
ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎
口座番号 00180-1-403856