たんぽぽ舎です。【TMM:No5275】
4つの情報をお知らせします
転載・転送歓迎
(転載される方はご一報いただけると幸いです)
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★1.試論「廃原発事始め」 第14回 (了)
原発回帰と軍備増強は、まさに一体のこと
廃軍、廃核、廃原発
★2.国際水域での拿捕、イスラエル海軍、
非武装支援船団を襲撃 (下)(了)
「イスラエルが民間の医療従事者や報道関係者を標的にしている、
国際的な報道機関や医療界の一部がこうした行為に沈黙、容認
している状況に対して、声を上げるための行動」
デモクラシーナウ!放送スクリプトの翻訳
山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★3.原発はウラン採掘から核のゴミ処理廃炉被爆迄被爆する健康被害
ウラン採掘・核廃棄物の現場から考える原子力と人権
20251010 UPLAN 10月10日講演会の紹介
菊地輝子(たんぽぽ舎)
★4.新聞・配信より2つ
◆【独自】屋内の放射性ヨウ素、屋外と同じ〜
福島原発事後の未公開データ
(10月10日 - 12:05「OurPlanet-TV」配信)
◆『原料ウラン11年ぶり搬入/六ケ所・濃縮工場
(10月7日「東奥日報」より)
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※10月16日(木)第2回「沖縄の基地問題と非暴力の抵抗運動」
米軍辺野古新基地建設反対!
辺野古ぶるー(カヌーチーム)で闘い続ける
鈴木公子さんと千葉和夫さんのトークとDVD上映
お 話:鈴木公子さん(辺野古ぶるー)
「辺野古新基地建設の現状と問題点など」
【鈴木公子さん】…一言紹介(沖縄辺野古から参加してくれます)
《…2016年に東京から沖縄へ移住し、カヌーチーム「辺野古ぶるー」
として辺野古新基地建設を阻止するために、毎日カヌーを漕いでいます。
ヤマトから遠く離れた沖縄島で、さらに陸からは見えない海上という
密室で、日々何が行われているのか、見えないことを可視化するため
に、講演会などの機会を得て新基地建設が強行される沖縄の現状をお話
しています。
沖縄の痛み、苦悩を1人でも多くの方に知っていただき、共に闘って
いただくために。》
※「レイバーネット」のイベント案内「10/17『水平へ漕ぎ出す−辺野古
海上行動と裁判闘争−』DVD上映&辺野古の今を聞く会」より抜粋
しました。
お 話:千葉和夫さん(辺野古ぶるー)
「原発推進と米軍新基地建設強行の『根っこ』は同じ」
日 時:10月16日(木)18時より20時(開場17時30分)
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名 ふるってご参加下さい。
予約方法:たんぽぽ舎あてに電話03-3238-9035、又はメール
tanpopo3238@yahoo.co.jp で氏名と電話番号を
お知らせ下さい。受付番号をお伝えします。
参加費:1000円(資料代含む)
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※10月17日(金)第53回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)
福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ!
フクシマは終わっていない!
日 時:10月17日(金)18時30分より19時45分
場 所:首相官邸前
主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
定 例:毎月第3金曜日
次回の第54回は、11月21日(金)18時30分より19時45分です。
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※10月30日(木) 《幻想の「核融合発電」》
お 話:黒川眞一さん(「高エネルギー加速器研究機構」名誉教授)
日 時:10月30日(木)18時より21時(開場17時30分)
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名
参加費:900円(資料代含む)(学生 500円)
予約方法:10/16と同じ方法です。
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※11月13日(木) 「改憲の現実の危機と衆参憲法審議会の状況」
日 時:11月13日(木)18時より21時(開場17時30分)
講師のお話は18時30分より
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名
参加費:900円(資料代含む)(学生 500円)
予約方法:10/16と同じ方法です。
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┗■1.試論「廃原発事始め」 第14回 (了)
| 原発回帰と軍備増強は、まさに一体のこと
| 廃軍、廃核、廃原発
1「存原発」の根拠−なぜ原発に固執するのか、固執できるのか?
【カ】.「日米<核>同盟」と「潜在的核保有大国」の現在に抗して−
廃核!廃原発!」と、強く声を上げていきたい
・「日米原子力協定」が自動延長期間に入ったことが意味すること
1968年に締結された「日米原子力協定」は、10年ごとの協定内容の
見なおし期間を経て、2018年に、どちらかからの申し入れがなければ
そのまま継続していく自動延長期間に入り、現在に至っています。
もし日本が「協定」を破棄したいと望めば、いつでも可能となった
ということです。
けれど、そんなことはありえないでしょう。
しかし、アメリカはどうでしょう。今のトランプ政権なら何を言い
出しても不思議ではありません。
もしアメリカが「協定」を破棄したらどうなるでしょう。
ウランの購入ができず、原発はすべて停止。六ケ所の再処理施設は
そのまま廃止するしかありません。せっかく完成させたウラン濃縮
施設も無駄になります。
頭をよぎるのが、イスラエルとアメリカによるイランの核施設への
爆撃です。
まさか爆撃はされなくても、どんな無理難題を押し付けられるかと、
政府も電力会社も戦々恐々の状態なのではないでしょうか。
むしろそれを回避するために、アメリカ製の新型原子炉の導入やら、
アメリカ製の武器購入が目的の軍事費加増が進められているのでは、
と勘繰りたくなってしまいます。
・核抑止力として原発を論議せよ−と石破首相は主張し続けてきた
きわめて単純な図式化ですが、アメリカという国は、敗戦後の日本の、
もう一度大国へという欲求(願い、夢、欲望)につけこんで、「日米
安保体制」や「日米<核>同盟」を築いてきました。
そして、それを百も承知の上で、あえて受け入れてきたのが日本
だったと思います。
そういう日米間の欺瞞が、さらに積み重なろうとしています。
その典型が、石破首相の「核共有論」です。
石破首相は、9月16日のインターネットの討論番組で「核共有と
は、意思決定の過程を共有しようとすることだ。」と説明しました。
米国が核兵器を使用する際に、同盟国もその意思決定に関与する
必要がある。
逆に言えば、意思決定に関与さえしていれば、それでいいという
ことです。
これでは、事実上の米国の意志追認となってしまいます。
米国も日本も後でいくらでも言い逃れができるのですから。
この「核共有論」は米国の意思で、日本国内から米保有の核爆弾を
発射することに道を開いていくことになりかねません。
それは、日本が事実上の核武装をすることと何も変わらない、と
私は思います。
石破首相はかねてから、「原発政策を議論する際には、安全保障問題
としての核抑止力を考慮せよ」と主張し続けてきました。
原発回帰と軍備増強は、まさに一体のことなのです。
廃核を求める声に、響きあうのは廃軍、廃原発を訴える声なのでは
ないでしょうか。
大量生産、大量消費、大量流通、大量廃棄の最悪な商品が原発と核
兵器であり、最新兵器の最悪の消費現場を、私たちは知っているのですから。
*ここまでで、試論「廃原発事始め」の[1、存原発の根拠−なぜ原発
に固執するのか、固執できるのか?]の連載を一区切りさせていただきます。
ご購読いただきありがとうございました。
しばらくのインターバルを置きまして11月末より、試論の[2,
電気は誰のものかー電気をめぐる闘争史を振り返る]を再び連載さ
せていただきたいと思っております。
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┗■2.国際水域での拿捕、イスラエル海軍、
| 非武装支援船団を襲撃 (下)(了)
| 「イスラエルが民間の医療従事者や報道関係者を標的にしている、
| 国際的な報道機関や医療界の一部がこうした行為に沈黙、容認
| している状況に対して、声を上げるための行動」
| デモクラシーナウ!放送スクリプトの翻訳
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
「恥ずべき蛮行」イスラエル、ガザ支援船団を拿捕し400人以上を拘束
それでも新たな船がガザへ向かう 2025年10月2日
その2
ネルミーン・シェイク:
サイフさん、先ほどはイスラエルの行動に加担している国々について
お話しいただきましたが、逆に、イスラエルの行為を厳しく批判して
いる国々についてはどうお考えでしょうか。
たとえば、コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領は、国内に残って
いたイスラエルの外交官をすべて国外退去させました。
サイフ・アブケシェク:
はい、そのとおりです。私は、後者の対応、つまり実際に行動を起
こした国々にこそ注目すべきだと考えます。
イスラエルによる継続的な国際法違反に対して、懸念を表明したり
非難の声明を出したりするだけでは、もはや不十分です。彼らは長年
にわたり、同じ行為を繰り返してきたのです。
スペインやイタリアをはじめとする多くの国々は、当初「イスラエル
が船団を妨害したり危害を加えたりすれば、代償を伴う」と警告する
声明を出しました。
しかし、実際には何の実効的な措置も取られていません。
その点、コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領が取った行動、イス
ラエルの外交官を国外退去させたことこそが、国際社会が追随すべき
模範だと私は考えます。
私たちはもう限界です。
連帯運動の主催者としてだけでなく、パレスチナ人としても、22
か月もの間ジェノサイドの下で生きながら、ただ声明や非難の言葉を
聞かされ続けるだけの状況に、深い怒りを感じています。
昨夜、国連の報道官のひとりが「船団の人々に危害が及ばないこと
を望む」と述べましたが、こんな曖昧な声明が国連代表から発せられ
ること自体、無責任で恥ずべきことです。
パレスチナ人が22か月にわたるジェノサイドと、78年に及ぶ軍事
占領に苦しんでいるというのに、関心が向けられるのは、地中海を
航行している私たちの安全だけなのです。
これは極めて差別的で不公平な状況です。
本来なら、イスラエルに対して明確な圧力をかけ、国際法の順守を
迫るべき政治家たちが、何の行動も取らず傍観している。その結果が、
今のこの理不尽な現実なのです。
ですから、コロンビア大統領がイスラエルの外交官を追放し、欧州
連合との連携協定を停止し、ほぼすべての関係を断絶したような行動
こそが、今求められているのです。
それなのに、なぜイスラエルは今もなお欧州連合の枠組みの中で自
由に振る舞えているのでしょうか。ロシアが戦争を始めたときには、
ワールドカップから即座に追放されたではありませんか。イスラエル
は22か月にわたってジェノサイドを続けているのに、何の制裁も受
けていません。
だからこそ、私たちは声を上げなければならないのです。そう、
今こそ行動が必要です。
エイミー・グッドマン:
サイフさん、ここで別の方にもご登場いただきます。
イスラエル軍がグローバル・サムード船団の支援船を数十隻拿捕し
ましたが、まだガザに向かっている船があると、先ほどおっしゃっ
ていましたね。
今、そのうちの一隻「コンシエンス号」に接続します。
この船は火曜日にイタリアを出航し、ジャーナリストや医療関係者
を乗せています。
フリーダム船団連合が、イスラエルによる封鎖とメディア遮断に
抗議するために派遣した船です。
今回お話を伺うのは、ジャーナリストのエミリー・ワイルダーさんです。
彼女は『ジュイッシュ・カレンツ』(Jewish Currents)』でフリーラ
ンス記者として活動しています。2021年には、スタンフォード大学で
のパレスチナ支援活動を理由に、共和党による中傷キャンペーンの標的
となり、AP通信を解雇されました。
エイミー・グッドマン:
エミリー・ワイルダーさん、あなたはユダヤ系のジャーナリストで、
『ジュイッシュ・カレンツ』に記事を書いていますね。この「コンシ
エンス号」に乗っている理由を聞かせてください。
エミリー・ワイルダー:ええ、ありがとうございます、エイミー。
はい。現在私は「コンシエンス号」に乗船しています。おっしゃる
通り、この船はフリーダム・フロティラ連合によって組織されており、
イスラエルの封鎖を打破し、ガザの海岸に到達することを目指す、複数
の波に分かれた船団運動に加わっています。
この「コンシエンス号」の使命は、主に医療従事者と報道関係者に
よって構成されており、イスラエルによる人道支援と報道の封鎖に対
する抗議の意味を持っています。
イスラエルが民間の医療従事者や報道関係者を標的にしている現状、
そして国際的な報道機関や医療界の一部がこうした行為に沈黙、ある
いは容認している状況に対して、声を上げるための行動でもあります。
ですから、先ほどお話しした通り、私は『ジュイッシュ・カレンツ』
の記者としてこの船に乗り込み、取材を行っています。
ここにいる目的は、この歴史的な瞬間、そしてこの歴史的な運動を
目撃し、記録すること。そして可能であれば、ガザ現地からの報道を
行うことです。
ただし、イスラエルによるガザでの残虐行為や、現地の状況が悪化
し続けていることについて、証拠が不足しているとはまったく思って
いません。
とりわけ、パレスチナ人のジャーナリストや医療従事者に対する状
況は深刻で、彼らを含むすべての人々にとって、事態は悪化の一途を
たどっています。
エイミー・グッドマン:
エミリー、残り時間はあと10秒ほどですし、音声も少し途切れて
いますが、ユダヤ教で最も神聖な日、ヨム・キプルに、こうして私
たちに報道してくださっていることには、どんな意味があるのでしょうか。
エミリー・ワイルダー:
今日はこのことをずっと考え続けていました。ヨム・キプルの始ま
りを迎える前夜、イスラエルが武装していない、非暴力の民間人によ
る人道支援ミッションを国際水域で妨害したという事実は、国際人権
法、人道法、海洋法のすべてに反する行為です。
この出来事は、イスラエルが私の声を代弁していないこと、そして
世界中のユダヤ人を守ろうとしていないことを、これまで以上に明確
に、そして緊急性をもって示しています。
だからこそ、私自身、そして他のユダヤ人ジャーナリストたちが
この行動に加わり、はっきりとそのことを示すことには、大きな意味
があるのです。
エイミー・グッドマン:
地中海を航行中の「コンシエンス号」から参加してくださった、
『ジュイッシュ・カレンツ』のフリーランス記者、エミリー・ワイル
ダーさん、ありがとうございました。
そして、グローバル・スムード船団の運営委員を務めるサイフ・
アブケシェクさんにも、ギリシャからご出演いただき、感謝申し上げます。
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┗■3.原発はウラン採掘から核のゴミ処理廃炉被爆迄被爆する健康被害
| ウラン採掘・核廃棄物の現場から考える原子力と人権
| 20251010 UPLAN 10月10日講演会の紹介
└────菊地輝子(たんぽぽ舎)
※ FoE Japanの講演会の紹介します。連休に是非ご覧下さい。
◎ウラン採掘・核廃棄物の観点から考える原子力と人権〜
Din?(ディネ:ナバホ族)出身のレオナ・モーガンさん、南アフリカ
のリディア・ピーターセンさんを迎えて原発の燃料の原料となるウラン
採掘はどこで行われてきたのでしょうか。
また原発から出る核廃棄物がどこに行こうとしているのでしょうか。
原発に伴うこれらの負の側面は、必ずといっていいほど、弱い立場の人
たちに押し付けられてきました。
このたび、アメリカ南西部で、ウラン採掘、核廃棄物の設置や移送に
反対し、人々の健康と土地の保護に取り組んでいるDin?(ディネ:
ナバホ族)出身のレオナ・モーガンさん、また南アフリカのケープタ
ウンで、核問題と人々の権利確立のために活動するリディア・ピータ
ーセンさんをゲストに迎え、原子力と人権を考える集会を開催します。
また、世界銀行とアジア開発銀行による、途上国への原発建設支援の
開始が何をもたらすのか、両機関の最大の出資国である日本の責任に
ついても問うていきます。
プログラム:
・人々は意思決定に参加できるのか?…リディア・ピーターセンさん
・途上国への核輸出に道を開く?世界銀行・アジア開発銀行の政策
転換と日本の責任…FoE Japanより
https://www.youtube.com/watch?v=xT3gXI2s7dU
https://youtu.be/xT3gXI2s7dU?si=STN9CgfZ-MJ5ZNqN
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┗■4.新聞・配信より2つ
└────
◆【独自】屋内の放射性ヨウ素、屋外と同じ〜
福島原発事後の未公開データ
福島県は2011年の福島第一原発事故が起きた直後、福島市内の
一般家屋で、屋内と屋外の放射性核種を同時刻に計測するダストサン
プリング(大気中に浮遊している塵(ダスト)の採取)を実施して
いたことが、OurPlanet-TVの取材で分かった。屋内と屋外で計4回
計測した結果、大気中に含まれる放射性ヨウ素131は、屋外と屋内
に差はなかった。一般家屋の場合、屋内にいても、屋外と同じ濃度の
ヨウ素を吸い込んでいた可能性がある。
今回、OurPlanet-TVが入手したのは、福島県の原子力センター
福島支所(現・環境創造センター福島支所)がある福島市方木田の
一般家屋のダストサンプリングデータ。2011年3月22日の12時
25分と19時16分の2回にわたり、屋外と屋内で同時刻に20分間、
大気中のダストを採取し、ゲルマニウム半導体計測器で計測していた。
その結果、12時25分に採取した大気の浮遊じんからは、
屋外では2.23Bq/m3、屋内では1.51Bq/m3の放射性ヨウ素
131が検出され、屋外のヨウ素の濃度が大きかったが、19時16分
の採取では、屋外が2.03Bq/m3に対して、屋内では2.18Bq/m3
と、屋内の方が屋外より、わずかに放射性ヨウ素の大気中濃度が上
回っていた。(後略)
(10月10日 - 12:05「OurPlanet-TV」配信)
◆『原料ウラン11年ぶり搬入/六ケ所・濃縮工場
日本原燃は7日、原発の核燃料製造に必要な原料ウラン(六フッ化
ウラン)を11年ぶりに青森県六ケ所村のウラン濃縮工場に搬入した。
カナダから鉄製容器のシリンダー50本を積んだ輸送船が同日朝、むつ
小川原港に到着。原料ウラン50本分の濃縮による生産規模は、100万
キロワット級の原発換算で約2.5基分の年間必要量に相当するという。
原発の再稼働が徐々に進む中、原燃担当者は「この先も(核燃料
製造の)需要が増えると見込んでいる」と述べた。 原料ウランは原発
を保有する電力会社が輸入。核燃料として使うには遠心分離機で濃縮
する必要がある。原燃は新型遠心機の導入を進め、現在の生産体制は
原発約1基分。年内には1基強相当に増えるという。シリンダーは
円筒状で直径約1.2メートル、幅約3.8メートル。1本当たり最大
12.5トンの原料ウランが入る。輸送船から陸揚げされ、トラックで
午前11時10分にウラン濃縮工場へ搬入。作業員が放射線量などを
確認し、クレーンや台車で貯蔵室へと移した。10日までの4日間で
順次運び入れる。
2011年の東京電力福島第1原発事故以降、核燃料製造の需要が低迷。
ウラン濃縮工場は約6年間の停止を経て23年に運転を再開した。
14年7月以来となった原料ウラン搬入を受け、原燃の西條政明執行
役員・濃縮事業部長は「濃縮ウランの海外依存を極力少なくし、国
内調達の割合を増やすことがわれわれの使命。遠心機の性能は世界
最高水準にあり、さらに新しい遠心機も開発できれば」と語った。
輸送船からの陸揚げ中、核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会(古村
一雄代表)はむつ小川原港周辺で緊急抗議集会を開催。同委員会など
の20人余りが搬入反対や工場操業反対などを訴えた。
原燃は28年度までに生産規模を原発3、4基分まで増やす計画。
しかし県や村と約束した12、13基分相当まで規模を拡大する見通し
は依然として立たない。一方、国内では既に14基の原発が再稼働
している。』
(10月7日「東奥日報」より)
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/2125387
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※【動画アップの紹介】
☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より
https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3
・20250927 UPLAN 山崎久隆
「東京電力の闇 その2 柏崎刈羽原発は再稼働どころではない状態、
デブリ取り出し計画は実現するのか」
https://www.youtube.com/watch?v=AXi0J7RxGCA
・20250926 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=d5WxPM2D8NE
・20250923 UPLAN【集会】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=UDnP3KKLL20
・20250923 UPLAN【渋谷デモ】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=_mK1_luvpqQ
・20250903 UPLAN 第86回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第144回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=y6PN6sltbss
・20250823 UPLAN STOP!! 原電東海第二原発の再稼働 いばらき大集会
https://www.youtube.com/watch?v=pfsCqsXR-Uw
・20250823 UPLAN 【デモ】STOP!! 原電東海第二原発の再稼働
いばらき大集会 https://www.youtube.com/watch?v=v0jH-p7aJtg
・20250728 UPLAN 白石草「(福島県)「甲状腺検査」の今」
https://www.youtube.com/watch?v=4jNaSaGMXms
・20250712UPLAN 山崎久隆「東電の闇 経営破綻寸前で原発再稼働の恐怖」
https://www.youtube.com/watch?v=KGnu7sewuzk
・20250702 UPLAN 第84回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第142回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=UwY7gFox7zs
・20250626 UPLAN 山田朗 第7回講座「サンフランシスコ講和条約と日米安保」
https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4
・20250620 UPLAN 第49回原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=xjOEzjSaz_M
・20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジーと現代社会」
https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw
・20250607 UPLAN 多原良子「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」
https://www.youtube.com/watch?v=uPF1s5TdIwI
https://www.youtube.com/watch?v=-riUMrgEtn0
・20250531 UPLAN 珠洲原発阻止−日本を救った人たち
青木美希氏のたんぽぽ舎36周年記念講演
https://www.youtube.com/watch?v=PTN4EjtIt3o
・20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」
https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0
・20250516 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=2jKKr4bGzH4
・20250515 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第6回】
https://www.youtube.com/watch?v=mrBkxefHXMg
・20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決
https://www.youtube.com/watch?v=9smkeHHg5kk
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へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。
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メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
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1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
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2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
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例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
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など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
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☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、
ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、
武器輸出問題、パンデミック条約…等々
☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで
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