たんぽぽ舎です。【TMM:No3968】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3968】

2020年6月26日(金)地震原発事故情報−

             4つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.今年の東電株主総会(6/25)の見どころ、聞きどころ=

   2号から10号議案

   「脱原発・東電株主運動」が事前に配布した

   リーフレットから紹介

   原発は様々な感染症(新型コロナも含む)と共存できない

                柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

★2.原発や再処理工場は航空機衝突に対して「安全」か?

   32年前と1年前の「墜落事故」を振り返る

   「特重施設」建設は意味があるのか?

    今名人(メールマガジン読者)

★3.「ふるさとを返して」原告や弁護団から怒りの声

   福岡、佐賀など九州4県に避難した18世帯53人の

   原発避難者訴訟…ほか

   メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★4.新聞より1つ

  ◆原発再稼働の反対、日本原電への経営支援の中止を求める等

   脱原発の提案否決 大手電力9社で株主総会

             (6月26日東京新聞朝刊6面より抜粋)

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※7/1(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

  日本原電本店抗議行動

  茨城県東海第二原発の再稼働工事を止めよ!

 日 時:7月1日(水)17:00より17:45

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

             ※北ビルです!南ビルではありません!

              銀座線末広町駅4番出口より4分

 共 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

     「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549

2.「第82回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:7月1日(水)18:30より19:30

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など137団体

 ※「新型コロナウイルス」対策を致します。

  ・現場に手指消毒用ボトルを用意します。

  ・「密集」しないように参加者同士の間隔を空けて抗議します。

  ・体調に不安のある方は、無理に参加しないで下さい。

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※7/2(木)講演会にご参加を!

  韓国強占(併合)から110年 在日朝鮮人日本国憲法

  在日として生きるとはどういうことか?

 日 時:7月2日(木) 18時30分開場 19時より21時

 お 話:金東鶴(キム・トムハク)さん

        (在日本朝鮮人人権協会副会長兼事務局長)

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※7/4(土)『山崎ゼミ』のご案内です。ご参加ください。

六ヶ所村再処理工場】

「新規制基準−審査書案−では何が問題か」

 お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 日 時:7月4日(土)14時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円  「予約」は必要ありません。

 ※上記2つの学習会では「新型コロナウイルス」対策を致します。

  ・会場入り口に手指消毒用ボトルを用意します。

  ・机の上に消毒液を噴霧しペーパータオルで拭きます。

  ・窓をこまめに開けて換気に配慮します。

  ・「密集」しないように着席していただきます。

  ・体調に不安のある方は、無理に参加しないで下さい。

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┗■1.今年の東電株主総会(6/25)の見どころ、聞きどころ=

 |  2号から10号議案

 |  「脱原発・東電株主運動」が事前に配布した

 |  リーフレットから紹介

 |  原発は様々な感染症(新型コロナも含む)と共存できない

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

☆議案のタイトル紹介

第2号議案:福島第一原子力発電所廃炉事業への資源集中

第3号議案:福島第一事故によって放出され続けている

      放射性物質による汚染の実態調査

第4号議案:石炭火力発電からの撤退

第5号議案:地産地消型の発送配電設備網への更改

第6号議案:東通原子力発電所建設の中止

第7号議案:福島第一原発事故の賠償の誠実な実行

第8号議案:株主調査権の尊重および調査委員会

第9号議案:報酬等の個別開示

第10号議案:顧問、相談役等の廃止

☆説明文(リーフレットより)の一部紹介

 コロナの感染者は11人と発表していた我が社(4月25日)は、

東洋経済によると実は倍の22名だったことが発覚。

 そして今度は原発作業員の被ばく検査で替え玉31件が発覚。

 我が社は、15mを超える津波福島原発を襲うという社内シミュ

レーションを握りつぶしたことで未曾有の大惨事を招き、故郷を

失ってしまった人々が大勢いらっしゃいます。

 「反省」したはずなのに、国民の税金22兆円で生かされ、これからも

税金を投入されなければ存続できない会社なのに、何故懲りずに嘘を

つき続けるのでしょう。(後略)

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┗■2.原発や再処理工場は航空機衝突に対して「安全」か?

 |  32年前と1年前の「墜落事故」を振り返る

 |  「特重施設」建設は意味があるのか?

 └──── 今名人(メールマガジン読者)

◎ 1988年6月25日、四国最西端の佐田岬(さだみさき)半島に米軍ヘリ

コプターが墜落した。

 機体は、伊方原発2号機から約800m、原発敷地から約400m上方の

山腹に激突。

 原発のほぼ真上の頂上を超えて反対側のみかん畑に散乱し、乗組員は

死亡。

 この米軍ヘリは、普天間基地に所属。山口県岩国基地を出発し、

沖縄の普天間に向かう途中だった。

 伊方原発周辺には、ひんぱんに飛行機やヘリが飛び、これまで多くの

米軍機や自衛隊機の墜落・不時着・低空飛行が起きている。

 この地域は岩国と沖縄を結ぶ米軍飛行ルート上に位置し、原発

ルート確認の目印に使われているようだ。

 日本の領空を米軍機が飛行することを認める日米地位協定の下で、

現在このルートをオスプレイも飛ぶ。

 伊方原発2号炉の設置に際し、原子力委員会は「航空機などの落下は

想定しておらず、審査していない」ことが、その取り消し訴訟において

明らかになっている。再稼働が認められている伊方3号炉についても、

航空機の衝突は「想定外」とされている。

◎ 2019年4月9日、航空自衛隊のステルス戦闘機F35Aが青森県

三沢基地東方約135kmの海上に墜落した。パイロットは死亡。

 三沢基地は、航空自衛隊在日米軍が共同使用。

 この付近では、軍用機の墜落・模擬弾投下・燃料タンク投棄などが

ひんぱんに起きている。六ヶ所村再処理工場は、この三沢基地からほぼ

真北約30kmに位置する。

◎ 2020年5月13日、六ヶ所村再処理工場について原子力規制委員会

は、安全対策が新規制基準に適合すると認める審査書案を取りまとめた。

 審査の論点の一つであった「航空機が墜落した場合の影響と対策」に

ついて規制委の審査書案は、「戦闘機F16に対して防護設計がなされ

ている」「追加的な防護措置は不要」とする。

 しかし専門家の中には「F16がある速度以上で衝突した場合、

衝撃に耐えられずに工場建屋が破壊される可能性が高い」と指摘する

人もいる。

 昨年の事故で、墜落直前のF35Aの急降下時の時速は1100キロ

以上、秒速300mを超えていた。F35Aの総重量は約30トン。

 一方で日本原燃は、航空機衝突の試算に「F16が秒速150mの速度で

衝突する」ことを想定。F16の総重量は20トン。同社の想定を上回る

墜落事故が現実に起きたことになる。

 これに対し規制委の更田委員長は「F35のようなF16の規模を

超えるものの落下に対して、今回の審査はそこまでカバーしているわけ

ではない」「新規制基準は決して青天井を求めているわけではない。

一定のレベルのリスクは許容せざるを得ない。」と述べる。

◎ 現在、伊方原発をはじめ、各地の原発で「テロ対策施設」と称する

「特重施設」の建設がすすむ。

 この施設は、完成したとしても、どのようなテロに対してどこまで

有効なのか?

 どのレベルのリスクを許容しているのか?

 もしテロに対し有効に働いたとしても、新型コロナの集団感染の

リスクを避けて運営できるのか?

 総じてこの建設は意味があるのか?さまざまな疑念がぬぐいきれない。

※参考

・『原発のやって来た町』斉間 満 2002年106〜117頁

<http://www.ikata-tomeru.jp/wp-content/uploads/2015/02/koudai1gosyo.pdf>

伊方原発上空飛ぶ危険 オスプレイ 普天間〜岩国間で訓練

88年間近に米ヘリ墜落 新聞赤旗 2012年7月22日

<http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-07-22/2012072201_01_1.html>

・「伊方原発3号炉 航空機衝突の危険性とMOX使用の危険性」

 上澤千尋原子力資料情報室)2015年11月30日

<http://www.ikata-tomeru.jp/wp-content/uploads/2015/12/ikataigimos05kamisawa.pdf>

六ヶ所村、核燃再処理工場ゴーサインに疑問符

東洋経済ON LINE 2020/06/12 岡田広行

<https://toyokeizai.net/articles/-/355955>

・「六ケ所村再処理工場」は航空機の墜落に耐えられるか

毎日新聞2020年6月8日

<http://mainichi.jp/premier/business/articles/20200605/biz/00m/020/015000c>

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┗■3.「ふるさとを返して」原告や弁護団から怒りの声

 |  福岡、佐賀など九州4県に避難した18世帯53人の

 |  原発避難者訴訟…ほか

 |  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.「ふるさとを返して」原告や弁護団から怒りの声

  福岡、佐賀など九州4県に避難した18世帯53人の原発避難者訴訟

  6/25(木)12:31配信「西日本新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/5b35268bb9f0c1811776910f4e0832356de9dae9

2.原発依存が大手電力の経営圧迫 株主総会脱原発提案は全否決

  6/25(木)19:41配信「共同通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a142263e1f46d900022ec6edf3e57cc195a9cfc

3.不祥事続いた関西電力株主総会 株主から金品受領問題や

  企業体質などへ厳しい批判

  6/25(木)19:23配信「読売テレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6408d7c0274fc3bc1136de7fd8457118f4edcbd

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┗■4.新聞より1つ

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 ◆原発再稼働の反対、日本原電への経営支援の中止を求める等

  脱原発の提案否決 大手電力9社で株主総会

 東京電力ホールディングスなど原発保有する大手電力9社は25日、

東電福島第一原発事故後から10回目となる定時株主総会を一斉に開いた。

       (中略)

 原発再稼働の反対のほか、原発専業の卸電力会社である日本原子力

発電(東京)への経営支援の中止を求めるものが目立った。(中略)

 新規制基準の審査に9原発16基が合格したが、地元の同意を得られず

再稼働したのは5原発9基にとどまる。(後略)

             (6月26日東京新聞朝刊6面より抜粋)

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