たんぽぽ舎です。【TMM:No3803】
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東海第二原発再稼働反対 署名6万人分 原電、初の受け取り
市民団体−「声聞け」
【11/27日本原電本店への「廃炉デー大アクション!」
新聞3紙の記事より】
★2.東海第二原発への支援をしてはならない (中)(3回の連載)
東海第二原発を再稼働するメリットはどこにも見いだせない
山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)
★3.核廃棄物処分場の設置−佐渡市の拒否宣言求める
「佐渡に核のゴミはいらない市民の会」が請願…
メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
金子 通 (たんぽぽ舎会員)
福島第一原発の現場はトラブル続きで悲鳴
浜島高治(神奈川県在住)
★5.新聞より2つ
◆東北電、負担重く 女川原発「合格」も費用膨張
(11月28日、日本経済新聞朝刊より抜粋)
◆宙に浮く民意集約 再稼働議論も進まず 東海第二延長認可1年
(11月28日茨城新聞朝刊1面より抜粋)
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※12/2(月)学習会にご参加を!
「なぜ私たちだけが、差別されるのですか? 2人のオモニは訴える
朝鮮学校、幼稚園の『無償化制度』からの排除」
お 話:厳 廣子(オム グァンジャ)さん
〔東京朝鮮学校オモニ会連絡会代表〕
宋 恵淑(ソン ヘスク)さん
〔幼保無償化を求める朝鮮幼稚園保護者連絡会〕
日 時:12月2日(月)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※12/4(水)第75回東電本店合同抗議行動
東電は原発事故の責任をとれ
12月4日(水)18時30分より19時30分
場 所:東電本店前(JR新橋駅、地下鉄三田線内幸町駅)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」/たんぽぽ舎
賛 同:東電株主代表訴訟など134団体
☆【この日は日本原電抗議行動はおこないません】
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※12/7(土)『鹿砦社創業50周年記念の集い』にご参加を!
日 時:12月7日(土)15時から(14時30分開場)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
(JR水道橋から徒歩5分)
予約申込先:鹿砦社東京編集室(03−3238−7530)へ
会 費:3000円(学生2000円)
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※12/9(月)学習会にご参加を!
「外環道訴訟と大深度地下開発問題」
新ちょぼゼミ39回 〔講師のお話は19時より〕
日 時:12月9日(月)18時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※12/10(火)学習会にご参加を!
−これは官製ヘイトだ!−前川喜平さんは断言する
高校、幼稚園「無償化制度」から朝鮮学校排除
お 話:前川喜平さん (現代教育行政研究会代表、
元文部科学事務次官)
日 時:12月10日(火)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
予約優先:ご氏名と電話番号・人数を電話かメールで
お知らせ願います。予約番号をお伝えします。
TEL 03-3238-9035 メール nonukes@tanpoposya.net
参加費:800円
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┗■1.東海第二原発再稼働反対 署名6万人分 原電、初の受け取り
| 市民団体−「声聞け」
| 【11/27日本原電本店への「廃炉デー大アクション!」
| 新聞3紙の記事より】
└──── 《事故情報編集部》
◆東海第二原発再稼働反対 署名6万人分 原電、初の受け取り
茨城県東海村にある東海第二原発の再稼働に反対し、廃炉を求めて
いる市民団体が27日、原発を保有する日本原子力発電(原電)の本店(東京
都台東区)を訪れ、6万3328人分の署名を提出した。原電は昨年6月から
署名の受け取りを拒否してきたが、初めて受け取った。
市民団体「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」と「再稼働阻止
全国ネットワーク」のメンバーらが午後3時半前に原電本店が入るビル
の玄関前で、担当者に署名簿が入った段ボールを手渡した。
本店に入ることは拒まれた。東海村前村長の村上達也さんが「なぜ
社長が出てこない。こういう会社が安全第一だと言えるのか」と迫った
が、担当者は何も答えなかった。
連絡会によると、原電は「原発で成り立っている当社の理念と相反
する」として、これまで署名の受け取りを拒否し、郵送しても
返されたという。
参加者らが「署名を返さないで」と声を上げると、担当者は「今回は
それはしません。約束します」と明言した。
この日は原電本店前や周辺でデモと集会もあり、約250人が「原発は
いらない」と声を上げた。(後略)
(11月28日東京新聞朝刊2面より抜粋)
詳しくはこちらを
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201911/CK2019112802000140.html
◆原電へ署名6.3万人分 市民団体 東海第二の反再稼働
(11月28日朝日新聞朝刊「茨城版」より見出し)
◆原電 やっと署名受け取り 東海第二原発再稼働反対
市民団体「声聞け」 (11月28日「赤旗」15面より見出し)
※ビデオジャーナリストユニオンの遠藤大輔監督が、27日の行動を
さっそく簡潔なニュースにまとめてくださいました。
ぜひご覧下さい。
情報提供:小熊ひとみさん
(「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」)
こちらです… https://youtu.be/WKQJUDvvPpQ
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┗■2.東海第二原発への支援をしてはならない (中)(3回の連載)
| 東海第二原発を再稼働するメリットはどこにも見いだせない
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)
2.東電は日本原電からいくらで電気を買い取り、売るつもりか
東海第二原発を再稼働するメリットはどこにも見いだせない
東海第二原発はとても再稼働など出来ない。
2018年9月に新規制基準適合性審査をクリアし、同11月に20年運転
延長審査も通ったのは事実だが、再稼働の条件を満たすには防潮堤を
造り、緊急時対策所を整備し、格納容器冷却や格納容器ベントなどの
設備を改造・設置し、工事認可手続き後の使用前検査に合格しなければ
ならない。
さらに地元の6市村からの同意を取り付けるだけでなく、県民の
7割を超える反対の声にどう答えるのか、周辺の30km圏内の「緊急時
防護措置を準備する区域・UPZ」の原子力防災計画の策定も終わって
いなければならない。
原電のいう「2021年10月」再稼働は、少なくとも特重施設以外は
出来ている前提である。そのために東電と東北電力から合わせて1740
億円相当の資金支援を受けなければならない。
さらに、運転を継続するには特重施設を2023年11月までに完成する。
そのためには5電力会社から合わせて3500億円の資金支援をしている
ことになる。
東電は7月16日の記者会見で次のように答えている。
『我々はお客様に低廉で安定かつCO2の少ない電気というものを
お届けするということが使命であると考えております。
東海第二がそうした電源として耐えうるのかどうかということに
つきまして、市場の価格の見通しであるとか、再稼働に必要な安全対策
工事の見通し、工事期間であるとか、工事費であるとか、特定重大事故
等対処施設設置の見通し、あわせて、さらに地元のご理解を条件に、
こういったものを総合的に検討しておると、こういう状況で
ございます。』
総額2200億円もの資金支援をするかどうかの判断には、市場価格から
見て妥当性のある料金でなければ低廉な電源とは言えないことを確認
している。
では、日本原電が電気をいくらで売っていたのか。
まず東日本大震災以前、2010年までの年平均発電量62億5411万kWh
/年とした場合、電力収入で割ると11.7円/kWhほどと見積もること
が出来る。
特重施設などを建設した後は、3500億円を返済することになるので
kWhあたり3.7円ほど余計にかかると見積もることが出来る。
合わせて15.4円がkWh当たりの単価となる。これに福島第一原発
事故により課せられることになった一般負担金の年85.25億円のkWh
当たり0.7円を加算すれば、16.1円程度に増える。
原電が年間500億円の利益を上げようとするならばkWhあたり8円の
利益を乗せて、24.1円で売らねばならない。
しかしこんな単価では誰も買わないだろう。東電の小売価格の
平均よりも高いのだから。
原電は所有する4基の原発の廃炉費用に少なくても1800億円が必要と
みられるが、これを15年で積み立てるならkWhあたり2円ほどになる。
利益なしでも18.1円程度の単価で売る卸売電気料金は、とても高い。
LNG火力でも9.2円から13.7円、電力卸売市場(JEPX)の単価
は平均9円台である。東海第二の単価がいかに高いか分かるだろう。
どんな角度から調べても東海第二原発を再稼働するメリットは
どこにも見いだせない。(下)へ続く
(初出:月刊「たんぽぽニュース」11月号より)
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┗■3.核廃棄物処分場の設置−佐渡市の拒否宣言求める
| 「佐渡に核のゴミはいらない市民の会」が請願…
| メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
└──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)
◆核廃棄物処分場の設置−佐渡市の拒否宣言求める
「佐渡に核のゴミはいらない市民の会」が請願
佐渡市の市民団体「佐渡に核のゴミはいらない市民の会」のメンバー
が25日、同市に核廃棄物処分場の設置を拒否する宣言を要請するよう、
請願書を約3千筆の署名と共に、同市議会へ提出した。請願は12月
定例会で審査される。
請願は、核廃棄物処分場を受け入れないという宣言を自治体として
するよう、同市に求める議会決議を市議会に求めるもの。
2017年に経産省が放射性廃棄物の地層処分に適すると公表した
地域に、同市が含まれていたことから、自治体として方針を宣言する
よう求めた。
署名は、メンバーらが街頭やイベント会場などで今春から集めた。
永田治人・事務局長は「多くの賛同を得られた。農業や漁業、観光の
島には処分場はふさわしくない」と訴えた。
(11月28日「新潟日報」15面より、紙面のみでネット上に掲載なし)
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| 福島第一原発の現場はトラブル続きで悲鳴
└──── 浜島高治(神奈川県在住)
経産省は、国有化した東電改革を主導するために、2015年にトヨタの
元常務・内川晋氏を東電に送り込み、「トヨタ式カイゼン」の実行を
迫りました。
初めの火力発電では、コンビナートの自家発電実践社のダイセル化学
に学んで事なきを得たようですが、次の送配電部門の東電PG(パワー
グリッド)では人員削減をやり過ぎた為に、9月の千葉は停電が長引き
大混乱しました(東京電力は首都圏を「保守」できない−経産省こそ
大停電の「A級戦犯」;選択19年/10月号)。
そして福島第一原発です。11月25日の日経新聞朝刊8面:「福島第一
廃炉、東電は人手不足?募る規制委の懸念」。
東電の現地所長は「カイゼン」で人を減らされ、トラブル続きで
悲鳴を上げています。
経産省担当者はまず現地で一緒に汗をかくことです。
受験勉強延長画面だけ見ていては本当のことは分かりません。
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┗■5.新聞より2つ
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◆東北電、負担重く 女川原発「合格」も費用膨張
東北電力の女川原子力発電所2号機の再稼働に向けた安全審査で27日
に原子力規制委員会が事実上の合格を出した。
再稼働できれば東北電は発電コスト抑制による収益改善効果が
見込める。ただ、安全対策費は当初の想定を大きく上回り、その負担が
重くのしかかる。
東北電は女川2号機が再稼働すれば、年350億円の燃料コストを低減
できると試算する。火力発電所の燃料費を抑えられるためで、再稼働は
東北電の収益改善策の柱ともいえる。一方で再稼働に向けた安全対策費
は膨らむ。
東北電は当初、女川2号機と東通原発(青森県東通村)で計3千数
百億円としていたが、女川2号機のみで約3400億円かかる見通しだ。
(中略)
今後はテロ対策(特重)施設の整備も必要で、収益の先行きに
不透明な面もある。 (11月28日、日本経済新聞朝刊より抜粋)
◆宙に浮く民意集約 再稼働議論も進まず 東海第二延長認可1年
日本原子力発電(原電)東海第二原発(東海村白方)が28日、運転開始
から42年目に入った。2011年3月11日の東日本大震災で被災し、定期
点検に入ったまま停止。
今月7日には最長20年の運転延長認可から1年を迎え、原電による
本格的な安全対策工事の準備は着々と進む。
一方、周辺自治体の首長が再稼働是非の判断で重視する「民意」の
集約は宙に浮いたままで、議論も進んでいない。(後略)
(11月28日茨城新聞朝刊1面より抜粋)
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