たんぽぽ舎です。【TMM:No3654】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3654】

2019年5月23日(木)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.「特重施設5年猶予」問題を追及しよう

   原発をとめる運動をもり上げるチャンス

   来年3月川内原発1号が停まる、5月に川内原発2号、

   8月高浜原発3号が停まる

   東海第二原発の「特重施設」は未だ申請以前

   期限の2023年10月17日までにできないだろう やめるチャンスだ

        柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

★2.メールマガジンへのカンパ要請に対して多くの

   ご協力ありがとうございます (その19)

   今回、22名の方より10万2千円が寄せられました

★3.伊方原発テロ対策施設(特重施設)

  安全対策の徹底を(愛媛県)…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

★4.柏崎原発6,7号機−浸水防止設備など「適合」、

  規制委が判断…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

                金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★5.メルマガ読者からのイベント案内

           (お問い合わせは主催者へ)

  ◆現在公開中!映画「ニッポニアニッポン〜フクシマ狂詩曲」

   ユジク阿佐ヶ谷にて 製作:ラピュタ映画制作部

  ◆6/8(土)原発と核のゴミを考える市民向け講演会

   「核のゴミどうするの?」 会場:ウエスタ川越

   提起:関根一昭、末永和幸

★6.配信・新聞より3つ

  ◆東電、廃炉の外国人受け入れ凍結 福島第一原発厚労省要請受け

              (5月22日17:32配信「共同通信」より)

  ◆東電スマートメーター 新たに施工ミス4件 抜き取り調査

   5.4万台年内修理

        (5月23日東京新聞朝刊3面より抜粋)

  ◆温暖化対策戦略 原発依存が強まらないか

   温暖化対策が原発政策推進の口実とされてはならない

              (5月20日西日本新聞社説」より抜粋)

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※5/30(木)鎌倉孝夫さん講演会にご参加を!

 「朝米首脳会談〈合意ならず〉の背景と今後〜

  朝鮮半島の平和に向けて」

 お 話:鎌倉孝夫さん(経済学者・埼玉大学名誉教授)

 日 時:5月30日(木)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※6/3(月)学習会にご参加を!

 「電力容量市場と容量メカニズム」〜

  老朽化原発・石炭火力の経済的延命策か!?

 講 師:松久保 肇さん(原子力資料情報室事務局長、研究員)

日 時:6月3日(月)18時より21時 新ちょぼゼミ第28回

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円(学生400円)

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┗■1.「特重施設5年猶予」問題を追及しよう

 |  原発をとめる運動をもり上げるチャンス

 |  来年3月川内原発1号が停まる、5月に川内原発2号、

 |  8月高浜原発3号が停まる

 |  東海第二原発の「特重施設」は未だ申請以前

 |  期限の2023年10月17日までにできないだろう やめるチャンスだ

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

◎5月18日(土)から19日(日)、関西で原発再稼働阻止全国相談会(第23回)

が開かれた。(全国から47名の参加)

 全国相談会では「老朽原発」をどうとめるかと共に、「特重施設5年

猶予」問題をテコに、原発をとめる運動をもり上げよう。

 全国で、第1波、2波、3波の全国行動をやろうと事務局からの提起

がされた。(近日中に具体案が出る予定)

◎「特重施設」の目的は原発過酷事故対策

 「特定重大事故等対処施設」(「特重施設」)の目的は「テロ対策」で

はない。

 2011年3月の東電福島第一原発の過酷事故対策から生まれたものだ。

「テロ対策のため」という報道は片よりすぎていて、ちがう。そのことは

原発賛成の読売新聞ですら、5月19日(日)読売新聞「サイエンス

Report」でその旨を述べている。

      (5月22日発信【TMM:No3653】で紹介)

◎「政権の方針」だと理解する 規制委員会だけの判断ではない

 「特重施設が5年猶予内にできない原発は停止する」という方針は

「現政権の方針」だと私は理解する。何人かの友人と話し合った結論だ。

その根拠は、規制委員会がその発表をした日にすぐ菅(すが)官房長官

「規制委の方針を支持する」と述べたこと。

 「政権の方針」だと思える。

 規制委員会の発言がこの問題では「強ごし」である点(つまり、バック

の支持があるから)。

 従来の規制委員会の「弱ごし」、電力会社に譲歩・妥協する体質から、

規制委員会の「決定」を疑う意見も聞くが、今回は総合的にみて「政権

の方針」として理解する。

◎学習・討論会を開こう「原発とめよう全国行動」を各地で実行しよう

「特重施設」の建設は全部の原発でおくれている。これをチャンス

として原発をとめる運動をもり上げよう。

 来年3月川内原発1号、5月川内原発2号、8月高浜原発3号をとめ

よう。

 とめた原発を再稼働させない方向へつなげよう。

原発が動かなくても、電気は足りる。自然エネルギーは余っている

(特に九州)位だから。学習・討論会を開こう。

原発とめよう全国行動」を全国各地で実行しよう。

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┗■2.メールマガジンへのカンパ要請に対して多くの

 |  ご協力ありがとうございます (その19)

 |  今回、22名の方より10万2千円が寄せられました

 └──── たんぽぽ舎

 2013年4月26日に「日刊メールマガジン」へのカンパを初めてお願い

しました。 以来、たんぽぽ舎に皆様からの善意が届いております。

 今回、2018年12月19日から2019年5月7日までの約5ヵ月の間に22名の

方々から10万2千円が寄せられました。

 なお、振込用紙に「メルマガ・情報・ニュース」などの文字が明記され

ているカンパに限定して集計をしております。

 たんぽぽ舎に寄せられたたくさんの一般カンパにも「メルマガカンパ」

の意味が込められているものがありますが、明記されていないものは集計

から除外しております。

 北海道1名、茨城県2名、東京都6名、千葉県10名、神奈川県1名、

愛知県1名、大阪府1名、です。

 ひきつづいて「日刊メールマガジン」=「地震原発事故情報」への

カンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

メールマガジンカンパの送り先

 郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎  番号 00180-1-403856

        (「メルマガカンパ」と明記して下さると幸いです。)

 今後もカンパのまとめ(報告)を予定しています。

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┗■3.伊方原発テロ対策施設(特重施設)

 | 安全対策の徹底を(愛媛県)…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.伊方原発テロ対策施設(特重施設) 安全対策の徹底を(愛媛県)

  5/22(水)17:04配信「南海放送

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190522-00000296-rnb-l38

2.「日本政府を代弁」市民団体の非難に韓国原子力学会が謝罪

  5/22(水)16:22配信「聯合ニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190522-00000041-yonh-kr

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┗■4.柏崎原発6,7号機−浸水防止設備など「適合」、

 | 規制委が判断…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆柏崎原発6,7号機−浸水防止設備など「適合」、規制委が判断

 原子力規制委員会は22日、東京電力が申請していた柏崎刈羽原発6,

7号機の浸水防止設備などの原子炉設置変更許可について審査結果を取り

まとめ、新規制基準などに適合していると判断した。

 今後、原子力委員会経産相に意見聴取し、申請を許可する見通し。

 東電は2018年12月の申請で、地震津波による浸水防止設備に関し、

建屋内の壁の範囲を広げる強化策や浸水量を低減させる計画などを盛り

込んだ。規制委はいずれも妥当と判断した。科学的・技術的観点からの

意見公募(パブリックコメント)については、「新たな知見がない」など

として行わないこととした。

(5月23日「新潟日報」より、紙面のみでネット上に掲載なし)

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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内

 |          (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆現在公開中!

  映画「ニッポニアニッポン〜フクシマ狂詩曲」のご案内

 3.11から8年。会津若松市役所勤務の定年間近の主人公穀平は、

ゲンパツ至近の町“楢穂町”へと出向を命じられ、事故の状況を

目の当たりにしてゆく…。

  出演:隆大介/寺田農桜井浩子柳澤愼一宝田明

  原案・脚本・監督:才谷遼(「セシウムと少女」2015)

  公式サイト<https://nipponiamovie.com/>

映画館:ユジク阿佐ヶ谷

    杉並区阿佐ヶ谷北2-12-19-B1F 電話:03-5327-3725

入場料:一般1,800円 学生1,300円 シニア1,100円

    上映時間は、お問い合わせ下さい。

製作・配給:ラピュタ映画制作部

      東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-19 TEL:03-5373-5780

 事故は未だ収束せず、数多くの問題を残しているのにも関わらず、

再稼働に東京五輪と事故や汚染が忘れ去られようとしている。

 そんな状況をどうにかしたいという思いで映画をつくりました。

みなさまどうぞ宜しくお願い致します。

 ◆6/8(土)原発と核のゴミを考える市民向け講演会

  「核のゴミどうするの?」

原発と核のゴミ問題の行き先は・・・

  関根一昭(地学団体研究会会員・元県立高校地学教師)

福島第一原発の汚染水はコントロールされているのか

   末永和幸(地学団体研究会会員・地下水を中心とした

   地質コンサルタント

 日 時:6月8日(土)14時より16時

 会 場:ウエスタ川越1階 多目的ホール

   JR、東武東上線川越駅西口徒歩5分

 主 催:地学団体研究会埼玉支部

 連絡先:久津間(090-4241-5064)

 参加費は無料

 高レベル放射性廃棄物「核のゴミ」は原発が稼働する限り発生し続け、

安全に保管する場所も見つかっていない。福島第一原発の汚染水問題は

解決の見通しが立たず、それでも再稼働が進められている。

 経産省は高レベル放射性廃棄物の処分場選定のための「科学的特性

マップ」を公表した。

 このマップの非科学性について地質学の専門家として学習を進め

てきた。これらの問題を一緒に考えていきませんか。

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┗■6.配信・新聞より3つ

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 ◆東電、廃炉の外国人受け入れ凍結 福島第一原発厚労省要請受け

 東京電力は22日、福島第一原発廃炉作業で、新たな在留資格「特定

技能」の外国人労働者の受け入れを、安全を確保できる管理体制の検討が

終わるまでは当面凍結すると発表した。厚生労働省が21日、東電に慎重な

検討を要請する通達を出していた。

 放射線の知識が必要な特殊な状況下での作業があることから、東電は

言葉の問題を含め、同じ業務に従事する日本人と同等以上の安全衛生

水準が保てるかどうかを慎重に検討する。ただ、厚労省の通達は、事実

上の受け入れ断念につながるとの見方も出ている。

            (5月22日17:32配信「共同通信」より)

 ◆東電スマートメーター 新たに施工ミス4件 抜き取り調査

  5.4万台年内修理

 東京電力が家庭などに設置している次世代型電力計「スマートメー

ター」の火災が相次いでいる問題で、東電は22日、抜き取り(抽出)

調査の結果を発表した。新たに施工ミスが4件発見された。施工ミス

原因だった火災も1都5県で合計9件に上った。東電はねじが緩いと

発熱の恐れがあるため、ミスをした合計9人の作業員が設置したすべて

スマートメーター約5万4千台のねじを年内に締め直す。

               (5月23日東京新聞朝刊3面より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201905/CK2019052302000147.html

 ◆温暖化対策戦略 原発依存が強まらないか

  温暖化対策が原発政策推進の口実とされてはならない

 国際社会が協力して地球温暖化対策に取り組むパリ協定の適用が始まる

2020年に向け、政府が長期戦略案をまとめた。

 協定は長期戦略の策定を各国に求めている。政府案は今世紀後半に温室

効果ガスの排出を実質ゼロにする「脱炭素社会」の実現を目標に掲げた。

 産業革命前と比べた気温上昇をできれば1.5度に抑えるという協定の目標

の実現に向けて、貢献していくことも明記された。

 協定の理念を形にすることに、もちろん異存はない。だが、実現への

道筋はあいまいで、実効性には不安がある。(中略)

 原発依存度の低減にかける政府の意欲が、どこまで本気なのか疑われ

ても仕方あるまい。

 確かに火力発電など電力部門で排出されるCO2量は全体の4割に

上る。

 とはいえ、温暖化対策が原発政策推進の口実とされてはならない。

 あくまで再生可能エネルギーの開発と普及を軸に「脱炭素」を急ぐ

べきだ。   (5月20日西日本新聞社説」より抜粋)

  詳しくはこちらを

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/511522/

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

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