たんぽぽ舎です。【TMM:No5013】地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5013】

2024年4月22日(月)地震原発事故情報-

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

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★1.再生エネルギー58万世帯分 出力制御でムダに

  (本年度見通し) 電力システム「原発有利なルール」

  「電力システムを再エネ中心に構築し直すことが必要」大島教授

             (4月22日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

★2.たんぽぽ舎35周年「名刺意見広告集」を作ります

  原発をなくしたいと願うみなさんのつながりを強めるために

  ご協力をお願いいたします

★3.6.17最高裁判決は再度の原発事故が繰り返されることを

  容認しかねない

  国民、住民の万が一の被害回避に寄り添う判断をする司法であるべき

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その3) (4回の連載)

          福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★4.TV・新聞より3つ

  ◆地震原発事故が同時に発生…

   新潟県独自の「3つの検証」元委員が避難方法を疑問視

  (4月21日18:42「TBS」NEWS DIGより)

  ◆「新潟県民の不安解消されない限り、花角英世知事は再稼働を

   容認しない」 柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填について

   磯田達伸・長岡市長「再稼働とは別問題」

  (4月18日「新潟日報デジタルプラスより)

  ◆【近事片々】より

   ・イランでの爆発に世界が身構える。イスラエルの限定的な攻撃と

    伝えられるが、影響も「限定的」で済むのか。

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※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

 第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

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※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

  「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

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※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

  連休のため、1週遅らせて開催します。

  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」  

  ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45  

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体  

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

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※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

     そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:岡口基一元裁判官

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル

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※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOウクライナ「戦争」

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

 福田村事件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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┗■1.再生エネルギー58万世帯分 出力制御でムダに

 | (本年度見通し) 電力システム「原発有利なルール」

 | 「電力システムを再エネ中心に構築し直すことが必要」大島教授

 └──── (4月22日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

◎ 太陽光や風力などの発電事業者に対し、一時的な発電停止を求める

「出力制御」が増えている。

 本年度もゴールデンウイークなど電気の消費量が減る春や秋を中心に、

東京電力エリアを除く全国での実施を見込み、年間約58万世帯分の電気

が無駄になる計算だ。

 このまま出力制御が広がると、再エネ普及の足かせになりかねない。

                         (砂本紅年)

◎ 電気は、刻々と変わる需要(消費量)と供給(発電量)のバランス

を一致させなければ、最悪の場合、大規模停電に至る恐れがある。

 需要の低下で電気が余りそうな場合、再エネなどの発電設備を制御し

供給を減らすのが出力制御だ。

 送配電会社でつくる送配電網協議会によると、太陽光を中心に急増す

る再エネの導入は、2023年3月末時点で全国で計9300万キロワットに

達した。

 これに対し、2023年のゴールデンウイーク期間中の電力需要は7300万

キロワットにとどまった。工場などが停止し、家庭でも冷暖房をあまり

使わないために消費量が少ない上、好天が続いて太陽光の発電量が増え

るために出力制御が行われやすい。(中略)

◎  一方で出力制御が困難とされる原発は、政府が「最大限活用」する

方針を掲げている。

 今後、原発の新設や再稼働で発電量が底上げされれば、その代わりに

再エネの出力制御が増える可能性はさらに高まりそうだ。

 発電量に占める再エネの比率は、2022年度に21.7%だったのを20

30年度に36~38%に引き上げる目標を掲げており、出力制御が障害

になりかねない。

 龍谷大の大島堅一教授(環境経済学)は「今の電力システムは原発に有

利なルールになっている」と指摘。

 「出力制御など再エネの普及を制約するルールを改め、電力システム

を再エネ中心に構築し直すことが必要だ」と話している。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/322674

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┗■2.たんぽぽ舎35周年「名刺意見広告集」を作ります

 | 原発をなくしたいと願うみなさんのつながりを強めるために

 | ご協力をお願いいたします

 └──── たんぽぽ舎

発 行:5月18日(土)13:30から「第36回たんぽぽ舎総会」

                 東京学院2F会議室

募 集:1コマ 名刺サイズ(85×50mm)縦型、横型どちらでも可

    オリジナルデザイン歓迎 オリジナルデザインは

    そのまま掲載します。メッセージ・連絡先など入れると

    アピール度一層アップ!

 ※できるだけ完成原稿でお願いします。

  原稿は、メール<tanpopo3238@yahoo.co.jp>か郵送して下さい。

募集〆切り:5月6日(月)まで

掲載料金:団体1コマ 4000円  個人1コマ 2000円

     郵便振込は 加入者名 たんぽぽ舎

       口座番号 00180-1-403856

※申し込み・お問い合わせはたんぽぽ舎まで

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┗■3.6.17最高裁判決は再度の原発事故が繰り返されることを

 | 容認しかねない

 | 国民、住民の万が一の被害回避に寄り添う判断をする司法であるべき

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その3) (4回の連載)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

4.時間経過に伴う被害の深刻化、拡大

◎ この間、2013年4月に全域が帰還困難区域とされた津島地区は、2017

年12月にその一部、僅か1.6%が特定復興再生拠点区域(復興拠点)に指

定されて、5年間の整備を経て2023年3月に規制が解除されました。

 しかし、残り98.4%は依然として帰還困難区域のままに残され、本

年に入って「特定帰還居住区域」整備計画が認可され、住民が希望すれ

ば家などを中心に除染が進められますがあくまで限定的なもので、依然

として地区全体に係る計画は示されていません。

◎ 事故後既に13年が経過し、管理が行き届かない家や庭は藪と樹木に

埋もれ、田畑はうっそうと茂る林、森と化してしまいました。

 家屋は極度に傷み、害獣に侵入されて足の踏み場もない状況のため、

拠点区域内や、両側20mの範囲で際除染が進められる地区内の主要な7

つの道路沿いの、多くの家屋が解体撤去されました。

◎ 住民は、何代も続いた思い出の詰まった家、一家団欒の何よりも大

切な家を、迷い、悩みながら、断腸の思いで解体撤去を決断しているの

です。

 私の家は規制が解除された復興拠点内にあります。

 除染されたとはいえ放射線量は事故以前と同様の1msv/年以下に

は至らず、地域社会の将来が見通せない、インフラ整備も役場支所以外

はないに等しい現状にある中で、解体撤去すべきか否か迷い続けて

います。

 私で4代目となる家は、私につながる一族の、地域社会の人びととの

交流の記憶が染みついています。

◎ 今年喜寿を迎える私に残された時間は長くはありません。残せば、

いずれ子どもや孫に負担を強いることとなります。

 夜、目覚めそのことを考えると、再び眠り就くまで思い悩みます。夢

も見ます。翌日起きてから、ふるさとのあれこれや家のことを見た夢が

断片的に蘇り、焦燥感に駆られます。

 解体撤去の申込期限はこの4月1日です。それ以降は自己負担での

対応を強いられます。原発事故はこのような理不尽を強いるのです。

5.国・東電の責任追及

◎ 一昨年6月17日に最高裁は先行する4件の生業訴訟などの上告審で、

国の責任はないと判決を下しました。

 原発事故により人生を奪われ苦しんでいる被害者を顧みようとせず

に、仮に対策を施しても事故は防げない可能性があった、だから国に

責任はないとの判断です。

◎ 私たち国民が期待する最後の砦としての司法の責務を放棄した、内

容のない薄っぺらな判決に落胆し、こんなものが、最高裁判決と言える

のか?と率直に思いました。

 原発事故が起これば過酷な被害が発生することは予め想定されていま

した。

◎ 万が一にも事故が起きないよう万全の対策を講ずるのが原発政策を

推進する国に課された責務であり、その万が一への対策を施さない国を

いとも簡単に想定外だから責任はないと免罪してしまいました。到底納

得できるものではありません。

◎ 6.17最高裁判決の、事故を防げなかった可能性があったとする判

断は、反面から言えば、防げた可能性があったとも言えるのです。完全

に防げないまでも、事故発生状況の過酷さを減じた可能性は残るのでは

ないでしょうか。

◎ 6.17最高裁判決は、再度の原発事故が繰り返されることを容認し

かねない判断です。未曽有の原発事故に苦しむ私たちには、耐え難く、

到底許せません。

 権力側に組し加害の構造の中に自らを位置付けてしまうのではなく、

国民、住民の、万が一の被害回避に寄り添う判断をする司法、であるべ

きではないでしょうか。(その4)へ続く

  (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

  No143より了承を得て転載)

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┗■4.TV・新聞より3つ

 └──── 

 ◆地震原発事故が同時に発生…

  新潟県独自の「3つの検証」元委員が避難方法を疑問視

 原発を巡る新潟県独自の「3つの検証」の元委員によるシンポジウム

が開かれ、原発事故における避難方法の実効性などを疑問視しました。

 新潟市で開かれたシンポジウムは福島第一原発の事故をめぐる県独自

の「3つの検証」の元委員らで構成される「市民検証委員会」が開きま

した。

 この中で3人の元委員が登壇し、原子力災害時の安全な避難方法を検

証した避難委員会の上岡直見元委員は、能登半島地震中越地震では多

くの道路が通行止めになったとし、地震原発事故が同時に起きる複合

災害では安全な避難は難しいと語りました。

 「自動車はどこか1か所でも通れない所があると、そこでおしまい」

 また県が試算した避難時間も現実的ではないと指摘しました。

 「食事、水そういうところを考えられていない。まだまだ机の上だけ

の検討にとどまっている」

 このほか、柏崎刈羽原発の近くには多数の活断層があり、危険性があ

るとの意見も出ました。

 市民検証委員会は今後、これらの点について市民と議論を深めるとし

ています。     (4月21日18:42「TBS」NEWS DIGより)

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1127660?display=1

 ◆「新潟県民の不安解消されない限り、花角英世知事は再稼働を

  容認しない」 柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填について

  磯田達伸・長岡市長「再稼働とは別問題」

 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で原子炉へ

の核燃料装填(そうてん)が始まったことについて、新潟県長岡市の磯

田達伸市長は4月17日の記者会見で「東電がどのような形で準備を進め

ても、県民の不安が解消されない限り、花角英世知事は再稼働を容認し

ないと考えている」と述べ、今回の動きが再稼働に直接結び付くもので

はないとの認識を示した。

 燃料装填は、東電が原子力規制委員会から出されていた運転禁止命令

の解除を受けた一つの取り組みだとし、「再稼働を容認するかは別の問

題。冷静に受け止めている」と語った。

 その上で、長岡市を含む柏崎刈羽原発から半径5から30キロ圏の避難

準備区域(UPZ)の住民が「安心できる状況になるまでは、再稼働の議

論はするべきではない」とこれまでの主張を繰り返した。

 長岡市は大半がUPZに含まれている。

  (4月18日「新潟日報デジタルプラスより)

https://www.47news.jp/10806646.html

 ◆【近事片々】より

 ・イランでの爆発に世界が身構える。イスラエルの限定的な攻撃と

  伝えられるが、影響も「限定的」で済むのか。

 ・ガザの人道危機に加え、中東情勢は核を巡る緊張も。

  報復の連鎖を止める国際社会の行動が急務。

              (4月20日毎日新聞」夕刊1面より)

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※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景~台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走~

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に~

 地震津波は止められないが原発は止められる~今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての-

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp >へお送り下さい。

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

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一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜~土曜13:00~20:00オープン、

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たんぽぽ舎です。【TMM:No5012】地震と原発事故情報−3つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5012】

2024年4月20日(土)地震原発事故情報−

             3つの情報をお知らせします

                   転載・転送歓迎

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★1.半島の原発 避難可能か 愛媛震度6弱 リスク再燃

  孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

  不安 司法に届かず

  想定リスク 南海トラフ断層帯中央構造線

  避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

  東京新聞こちら特報部」を紹介

★2.借り上げ住宅(みなし仮設住宅)に入居して約5年(4ヵ所目)

  今、5か所目の避難先である県・中通り大玉村に妻と2人

ふるさとの原状回復を求め、覚悟して決断し提訴に

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その2) (4回の連載)

      福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★3.配信・新聞より2つ

  ◆核ごみ調査請願、審議継続 原発立地の佐賀・玄海町

(4月17日「共同通信」より)

◆ 東電・再稼働を問う

柏崎刈羽原発 新潟県知事経験者に聞く 上 米山隆一

      (4月18日東京新聞朝刊2面より)

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※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分  

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

  定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

  第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

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※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」   

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

   「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

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※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!  

  連休のため、1週遅らせて開催します。 

  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」  

  ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45  

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947 

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体  

 

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

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※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

      そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:岡口基一元裁判官

 日 時:5月11日(土)14時より16時 

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 

  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル

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※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOウクライナ「戦争」

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん(日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円 

  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇 福田村事

件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円(資料代含む) 

 ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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┗■1.半島の原発 避難可能か 愛媛震度6弱 リスク再燃

 | 孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

 | 不安 司法に届かず

 | 想定リスク 南海トラフ断層帯中央構造線

| 避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

 | 東京新聞こちら特報部」を紹介

 └──── 

四国の震度6弱地震に対し、能登半島地震を受けて東京新聞

こちら特報部」が伊方原発についてを特集しています。

半島の原発を大地震が直撃したら、と伊方原発に反対する方たちが

心配しています。

なんで東京?愛媛新聞がやるべきですね。との現地の方の声も

東京新聞4月19日朝刊18−19面「こちら特報部」を抜粋してお届け

します。

※ 詳細はWebで

 タイトルは:半島の原発を大地震が直撃したら… 四国の震度6弱

 避難リスク再燃 「逃げ場がなくなる」能登と同じ構図

   https://www.tokyo-np.co.jp/article/322130

◆ 半島の原発 避難可能か 愛媛震度6弱 リスク再燃

   孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

四国で初めて震度6弱を記録した17日深夜の地震愛媛県四国電力

伊方原発は運転を続けているが、発電機の出力が2%低下した。典型的

な半島部の原発で、能登半島地震で浮上した避難リスクが再燃。想定震

源域に入る南海トラフ巨大地震以外にも、多くの地震の危険を抱える。

地震が直撃したら、本当に逃げられるのか。地元住民や周辺の関係者

はどう受け止めているのか。(曽田晋太郎、山田祐一郎)

「すごい横揺れで、今までの地震で一番怖かった。同時に原発は大丈夫

だろうかと不安になった」

 伊方原発の東約10キロの愛媛県八幡浜市に暮らす「伊方から原発

なくす会」代表の近藤亨子さん(69)が地震発生時を振り返る。同市の

震度は5弱。自宅の団地のエレベーターは止まり、2014年に同県西予市

で震度5強を記録した地震よりも大きな揺れを感じたという。

 1月の能登半島地震で浮き彫りになった半島部の原発避難リスク。佐田

岬半島にある伊方原発では、避難計画が必要な30キロ圏に約11万人が居住。

県などの自治体は事故の際、陸路のほか、港から船で大分県などへの避難

も想定する。

 だが、近藤さんは「この周りは山あいの地域。西日本豪雨の時も土砂

崩れが起きて道路が通行止めになった。もっと大きい地震が来れば道路

が寸断されて逃げ場がなくなる」と不安を口にする。原発事故を想定し

避難訓練では、強風の影響でヘリコプターの着陸や船の着岸ができな

いこともあったという。「津波が来ることを考えれば、船での避難は

現実的ではない。道路も少ないので皆が一斉に逃げようとすれば大渋滞

が起きて混乱する」

 八幡浜市原発から約6キロの瀬戸内海に面する集落で漁業を営む鎌田

建一郎さん(76)も「近くに避難する道は1本しかない。土砂崩れで道路

がふさがり、津波で海が荒れたら船で逃げることもできない。避難計画

通りにうまくいくとは思わない」と語る。 (中略)

 それでも鎌田さんは「震度4でも影響が出るなら、震度7地震が起き

たらどうなるのか。津波も来れば、考えられない被害が起こるはず」と

不安を吐露。(中略)

 ◆ 不安 司法に届かず

  想定リスク 南海トラフ断層帯中央構造線

避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

歴史的に見れば、この地域では巨大地震が起きている。江戸時代末期

1854年マグニチュード(M)8.4の安政南海地震が発生。2日後には、

今回の震源に近い佐田岬半島でM7.4の地震が発生した。

 リスクは南海トラフ巨大地震以外も。原発の北側には、東日本から九州

まで続く断層帯中央構造線」が走る。地元だけでなく、大分や広島、

山口でも原発訴訟が相次いできた。 (中略)

訴訟で地震や火山に対する四電のリスク評価が不十分と訴えたが、

大分地裁は今年3月の判決で「具体的な危険はない」と退けた。今回の

地震を受け「佐田岬半島の住民がフェリーで大分に避難する計画がある

が、絶対に無理だ」と話す。

 17年には、広島高裁が伊方原発から130キロ離れた阿蘇カルデラにつ

いて四国電力の想定は過少だとして、3号機の運転差し止めを決定。火山

の活動可能性が「十分に小さいと判断できない」と指摘し、過去の噴火で

火砕流原発敷地まで到達した可能性が小さいと言えず「立地は不適」

としたが、四国電力の異議申し立てで18年に覆った。

 20年にも同高裁が断層調査が不十分として差し止めを決定したが、異議

を受けて取り消しに。現在、広島地裁で原爆被爆者約20人を含む350人が

運転差し止めを求める訴訟が続く。(中略)

改めて問題視される半島からの避難。龍谷大の大島堅一教授(環境

経済学)は「原発が立地するのは半島やへき地が多い。政府が指針で

立地周辺が低人口地帯であることを求めたからだ。エネルギー政策で、

インフラが不十分で逃げにくい場所を選び、差別的にリスクを押し付

けてきた」と原子力政策の構造的な問題を指摘し、こう強調する。

 「能登半島地震の実態を見ると、避難計画は『絵に描いた餅』でし

かない。他も同様で、伊方も現状では安全とは言えない。人口減少が

進む中でますます安全な避難は難しくなっている。一度、原発を止め、

実効性ある避難ができるのか検証しなければならない」

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┗■2.借り上げ住宅(みなし仮設住宅)に入居して約5年(4ヵ所目)

 | 今、5か所目の避難先である県・中通り大玉村に妻と2人

| ふるさとの原状回復を求め、覚悟して決断し提訴に

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その2) (4回の連載)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

2.避難等経緯

 文字通り、津島地区住民は県内外に離散してしまいました。誰が何処

に避難したか皆目わかりませんでしたが、私自身もその一員である地区の

区長会が中心となって、5〜6月頃には全世帯の避難先が確認できました。

大雑把に言って2割前後が県外、残り8割は県内各方面にばらけ、親せき

や友人同士の交流もままならない状況に追いやられ、避難先では原発事故

の被災地域から避難して来たと言えないような、孤立し、孤独な生活を

余儀なくされました。

 私自身は、避難直後の3月一杯は妻の実家で、更に就職した娘が入居

したアパートで2箇所を過ごしました。しかし、何時までも就職し独立

した娘の生活の邪魔はできないと思い、県内各方部を巡って家を探し、

漸く県・中通り本宮市白沢地区に空き家を見つけ、借り上げ住宅(みな

仮設住宅)としてその年の12月に入居して約5年を過ごしました。

当然ながら、地域の事情には不案内で近傍に見知った人はいません。

避難後は、本来なら生き甲斐を感じてやることが沢山ある家や地域の

仕事、行事をすることもできず、やり場のない怒り、憤りを抱えて何

も手につかない不安な毎日を送るしかありませんでした。

 白沢地区に避難して1週間ほどした頃、隣組長から集まってほしい

と声がけがあって何事かと畏れ不安な思いで妻と一緒に参集すると、

隣組の皆さんが「大変でしたね。どうぞ一緒に頑張って暮らしましよ

う」と、テーブル一杯に料理を持ち寄って歓迎会を開いて労ってくれ

ました。温かな人情に胸が熱くなって、涙が溢れました。以後、地域の

皆さんに出来るだけ溶け込んで日々を送り、どれ程心慰められたか言い

尽くせません。しかし一方では、残してきたふるさと、そこにある家、

地域の人びとの絆は片時も心から離れることはありませんでした。今後

どうなるのか、将来が見えない中、不安でいたたまれない気持ちを抱え

生活するのは本当に辛いことでした。

 私は2016年12月から、5か所目の避難先である県・中通り大玉村

自宅を新築して妻と2人で暮らしています。この地で暮らす以上は、出来

るだけ地域に溶け込もうと町内会、地区の老人クラブに加入しました。

しかし、見知らぬ土地、住民にそう簡単に馴染むことは出来ません。

地区の行事などに参加するたびに、ふるさと津島での生きがいに満ちた

生活を思い出してしまうのです。

3.ふるさと復興・再生への思い

 ふるさとを追われた地域の人びとが抱える思いも皆同じです。自分の

家や庭、田畑、地域の人びととの絆に思いが至ると、どうしようもな

く胸が熱くなり、目頭が潤みます。童謡「ふるさと」を歌おうとすると

、胸が詰まりいまだに歌えない人が大勢います。私も、その一人です。

 こうした、ふるさと津島への痛切な思いから、この惨状をどうすれば

いいのか、ふるさとの復興・再生のためにとにかく集まって話し合おうと、

2014年11月に「津島地区原発事故の完全賠償を求める会」が地区住民の

半数を超える人びとの賛同で設立され、これを母体に2015年5月「福島

原発事故津島被害者原告団」を結成して、同年9月に提訴しました。

 度々指摘された安全対策を講じようとせず、想定外の事態だから責任

がないとする国の言い訳は、無責任極まりない悪質なものです。東電も

自ら引き起こしたこの過酷な事故に苦しむ被害者に対し過払いするほど

十分な賠償を支払ったとして、地区住民の痛切な思いを顧みずに責任を

逃れようとしています。

 私たち住民は裁判などには無縁な暮らしで、提訴するかどうかそれ

ぞれが真剣に悩みました。しかし、地域社会を丸ごと奪われ避難生活を

強いられる理不尽な事態を招いた国、東電の責任を質し、ふるさとの

原状回復を求めるのは当然なことと、覚悟して決断し提訴に踏み切っ

たのです。請求の趣旨は、何よりも大切なふるさとの「(1)原状回復請求」

を真正面から掲げるとともに、(2)事故による避難に係る「損害賠償請求」

(避難慰謝料、健康被害慰謝料、(1)の予備的請求としてふるさと喪失

慰謝料)を掲げました。

 2021年7月に下された福島地裁郡山支部の1審判決は、国・東電の事故

に係る法的責任を断罪し、ふるさと津島地区の自然、歴史、人と人の

つながり、自然との共生などふるさと津島とその暮らし、及び原発事故

による被害について具体的かつ詳細に事実を認定しました。しかし、

私たち住民の最大の願いである原状回復請求が却下され、損害賠償も

十分な額とは言えないために、控訴して闘い続けています。

(その3)へ続く

  (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

  No143より了承を得て転載)

┏┓ 

┗■3.新聞より2つ

 └──── 

 ◆核ごみ調査請願、審議継続 原発立地の佐賀・玄海町

 佐賀県玄海町議会は17日、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)

の最終処分場選定に向けた文献調査の受け入れを求める請願書が提出さ

れたのを受け、原子力対策特別委員会を開いた。

 調査に応募するかどうかの審議が事実上始まったが、請願の扱いは話し

合わず、約1週間後の再開催を確認した。

 複数の議会関係者は次回の特別委は25日で、採決まで行われるとの

見通しを示した。現時点では調査推進派が全町議10人の過半数を占めて

いるという。

 原発がある市町村で核のごみ調査に関する請願が出たのは全国で初めて。

 核のごみの議論が全国的な広がりを欠く中、九州電力玄海原発が立地

する町の判断が注目を集めている。

     (4月17日「共同通信」より)

   https://www.47news.jp/10803865.html

◆東電・再稼働を問う

柏崎刈羽原発 新潟県知事経験者に聞く 上 米山隆一

 東京電力柏崎刈羽原発新潟県)の再稼働を巡り、政府は立地自治体の

新潟県に同意を要請しており、花角英世知事の対応が焦点となっている。

一連の動きをどう見るか。原発と向き合ってきた新潟県知事経験者の衆院

議員2人のうち、まずは米山隆一氏(立憲民主党新潟5区)に聞いた。

(宮尾幹成)

◇事故時の避難コスト 東電が払う合意必要

県民に死闘なら知事選でなく住民投票

 −県が再稼働同意の可否を判断する機は熟しているのか。

 判断の材料を県も国も示していない。事故時の避難経路は相当程度に

渋滞して、一定期間被ばくするのはほぼ確実。だから、そのシミュレー

ションを基にした避難計画をちゃんと作った上で、東京電力はそのコスト

を払うという合意があってしかるべきだ。それをうやむやにしている。

 −花角知事は、県民の意思確認について「信を問う」と、出直し知事選

も示唆している。望ましい意思確認の方法は。

 住民投票でやるべきだ。出直し選挙は党派性や人格などが混じってし

まい、実は原発再稼働を問うていないというようなことが起こる。今、

出直し選挙をやったら再稼働反対派の野党系が勝つ確率が5、6割あるの

で、何ならやってもらってもいいが、原理原則では住民投票だ。

 −国からの同意要請については、県議会の自民党からも「時期尚早だ」

との声が上がっている。

 政局的なうがった見方をするなら、自民党が花角知事に知事選に打って

出てほしくなくて、けん制する意味もあるのではないか。

 −原発事故について県独自の「三つの検証」を総括する有識者会議が

花角知事と対立し、事実上休止した。県が報告書を取りまとめる事態と

なった。

 例えば避難道路の整備について、ただ道路を造るような話になって

いる。みんなが一斉に逃げた時に渋滞しない道路なんて無理なわけで、

むしろ何時間か渋滞することを前提に考えないといけないのに、県の志

が低い。再稼働という結論に向かって、都合のいい情報だけ示している。

 −超党派の地方議員グループに、再稼働の同意の対象を立地自治体だけ

でなく、避難計画の策定が義務づけられている30キロ圏の自治体まで広

げるよう求める動きがある。

 実務的にちょっと難しいのではないか。今の行政の枠組みでは、広域

自治体は県という形になっている。30キロ圏の人の声はちゃんと県が集約

するという代表の仕方しかないと思う。

 −そもそも、柏崎刈羽の再稼働は必要なのか。

 選択の問題で、全否定するつもりはない。エネルギーコストを考えて

再稼働を取るという選択はできるが、同時に大きなリスクと、リスクに

対処するためのコストも伴う。それをきちんと示して選ぶべきだ。

(4月18日東京新聞朝刊2面より)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/321822?rct=genpatsu

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※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に〜

 地震津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

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たんぽぽ舎です。【TMM:No5012】地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5012】

2024年4月20日(土)地震原発事故情報-

             3つの情報をお知らせします

                   転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.半島の原発 避難可能か 愛媛震度6弱 リスク再燃

  孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

  不安 司法に届かず

  想定リスク 南海トラフ断層帯中央構造線

  避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

  東京新聞こちら特報部」を紹介

★2.借り上げ住宅(みなし仮設住宅)に入居して約5年(4ヵ所目)

  今、5か所目の避難先である県・中通り大玉村に妻と2人

ふるさとの原状回復を求め、覚悟して決断し提訴に

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その2) (4回の連載)

      福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★3.配信・新聞より2つ

  ◆核ごみ調査請願、審議継続 原発立地の佐賀・玄海町

(4月17日「共同通信」より)

◆ 東電・再稼働を問う

柏崎刈羽原発 新潟県知事経験者に聞く 上 米山隆一

      (4月18日東京新聞朝刊2面より)

━━━━━━━ 

※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分  

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

  定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

  第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」   

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

   「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!  

  連休のため、1週遅らせて開催します。 

  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」  

  ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45  

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947 

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体  

 

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

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※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

      そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:岡口基一元裁判官

 日 時:5月11日(土)14時より16時 

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 

  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル

━━━━━━━ 

※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOウクライナ「戦争」

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん(日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円 

  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇 福田村事

件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円(資料代含む) 

 ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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┏┓ 

┗■1.半島の原発 避難可能か 愛媛震度6弱 リスク再燃

 | 孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

 | 不安 司法に届かず

 | 想定リスク 南海トラフ断層帯中央構造線

| 避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

 | 東京新聞こちら特報部」を紹介

 └──── 

四国の震度6弱地震に対し、能登半島地震を受けて東京新聞

こちら特報部」が伊方原発についてを特集しています。

半島の原発を大地震が直撃したら、と伊方原発に反対する方たちが

心配しています。

なんで東京?愛媛新聞がやるべきですね。との現地の方の声も

東京新聞4月19日朝刊18-19面「こちら特報部」を抜粋してお届け

します。

※ 詳細はWebで

 タイトルは:半島の原発を大地震が直撃したら… 四国の震度6弱

 避難リスク再燃 「逃げ場がなくなる」能登と同じ構図

   https://www.tokyo-np.co.jp/article/322130

◆ 半島の原発 避難可能か 愛媛震度6弱 リスク再燃

   孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

四国で初めて震度6弱を記録した17日深夜の地震愛媛県四国電力

伊方原発は運転を続けているが、発電機の出力が2%低下した。典型的

な半島部の原発で、能登半島地震で浮上した避難リスクが再燃。想定震

源域に入る南海トラフ巨大地震以外にも、多くの地震の危険を抱える。

地震が直撃したら、本当に逃げられるのか。地元住民や周辺の関係者

はどう受け止めているのか。(曽田晋太郎、山田祐一郎)

「すごい横揺れで、今までの地震で一番怖かった。同時に原発は大丈夫

だろうかと不安になった」

 伊方原発の東約10キロの愛媛県八幡浜市に暮らす「伊方から原発

なくす会」代表の近藤亨子さん(69)が地震発生時を振り返る。同市の

震度は5弱。自宅の団地のエレベーターは止まり、2014年に同県西予市

で震度5強を記録した地震よりも大きな揺れを感じたという。

 1月の能登半島地震で浮き彫りになった半島部の原発避難リスク。佐田

岬半島にある伊方原発では、避難計画が必要な30キロ圏に約11万人が居住。

県などの自治体は事故の際、陸路のほか、港から船で大分県などへの避難

も想定する。

 だが、近藤さんは「この周りは山あいの地域。西日本豪雨の時も土砂

崩れが起きて道路が通行止めになった。もっと大きい地震が来れば道路

が寸断されて逃げ場がなくなる」と不安を口にする。原発事故を想定し

避難訓練では、強風の影響でヘリコプターの着陸や船の着岸ができな

いこともあったという。「津波が来ることを考えれば、船での避難は

現実的ではない。道路も少ないので皆が一斉に逃げようとすれば大渋滞

が起きて混乱する」

 八幡浜市原発から約6キロの瀬戸内海に面する集落で漁業を営む鎌田

建一郎さん(76)も「近くに避難する道は1本しかない。土砂崩れで道路

がふさがり、津波で海が荒れたら船で逃げることもできない。避難計画

通りにうまくいくとは思わない」と語る。 (中略)

 それでも鎌田さんは「震度4でも影響が出るなら、震度7地震が起き

たらどうなるのか。津波も来れば、考えられない被害が起こるはず」と

不安を吐露。(中略)

 ◆ 不安 司法に届かず

  想定リスク 南海トラフ断層帯中央構造線

避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

歴史的に見れば、この地域では巨大地震が起きている。江戸時代末期

1854年マグニチュード(M)8.4の安政南海地震が発生。2日後には、

今回の震源に近い佐田岬半島でM7.4の地震が発生した。

 リスクは南海トラフ巨大地震以外も。原発の北側には、東日本から九州

まで続く断層帯中央構造線」が走る。地元だけでなく、大分や広島、

山口でも原発訴訟が相次いできた。 (中略)

訴訟で地震や火山に対する四電のリスク評価が不十分と訴えたが、

大分地裁は今年3月の判決で「具体的な危険はない」と退けた。今回の

地震を受け「佐田岬半島の住民がフェリーで大分に避難する計画がある

が、絶対に無理だ」と話す。

 17年には、広島高裁が伊方原発から130キロ離れた阿蘇カルデラにつ

いて四国電力の想定は過少だとして、3号機の運転差し止めを決定。火山

の活動可能性が「十分に小さいと判断できない」と指摘し、過去の噴火で

火砕流原発敷地まで到達した可能性が小さいと言えず「立地は不適」

としたが、四国電力の異議申し立てで18年に覆った。

 20年にも同高裁が断層調査が不十分として差し止めを決定したが、異議

を受けて取り消しに。現在、広島地裁で原爆被爆者約20人を含む350人が

運転差し止めを求める訴訟が続く。(中略)

改めて問題視される半島からの避難。龍谷大の大島堅一教授(環境

経済学)は「原発が立地するのは半島やへき地が多い。政府が指針で

立地周辺が低人口地帯であることを求めたからだ。エネルギー政策で、

インフラが不十分で逃げにくい場所を選び、差別的にリスクを押し付

けてきた」と原子力政策の構造的な問題を指摘し、こう強調する。

 「能登半島地震の実態を見ると、避難計画は『絵に描いた餅』でし

かない。他も同様で、伊方も現状では安全とは言えない。人口減少が

進む中でますます安全な避難は難しくなっている。一度、原発を止め、

実効性ある避難ができるのか検証しなければならない」

┏┓ 

┗■2.借り上げ住宅(みなし仮設住宅)に入居して約5年(4ヵ所目)

 | 今、5か所目の避難先である県・中通り大玉村に妻と2人

| ふるさとの原状回復を求め、覚悟して決断し提訴に

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その2) (4回の連載)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

2.避難等経緯

 文字通り、津島地区住民は県内外に離散してしまいました。誰が何処

に避難したか皆目わかりませんでしたが、私自身もその一員である地区の

区長会が中心となって、5~6月頃には全世帯の避難先が確認できました。

大雑把に言って2割前後が県外、残り8割は県内各方面にばらけ、親せき

や友人同士の交流もままならない状況に追いやられ、避難先では原発事故

の被災地域から避難して来たと言えないような、孤立し、孤独な生活を

余儀なくされました。

 私自身は、避難直後の3月一杯は妻の実家で、更に就職した娘が入居

したアパートで2箇所を過ごしました。しかし、何時までも就職し独立

した娘の生活の邪魔はできないと思い、県内各方部を巡って家を探し、

漸く県・中通り本宮市白沢地区に空き家を見つけ、借り上げ住宅(みな

仮設住宅)としてその年の12月に入居して約5年を過ごしました。

当然ながら、地域の事情には不案内で近傍に見知った人はいません。

避難後は、本来なら生き甲斐を感じてやることが沢山ある家や地域の

仕事、行事をすることもできず、やり場のない怒り、憤りを抱えて何

も手につかない不安な毎日を送るしかありませんでした。

 白沢地区に避難して1週間ほどした頃、隣組長から集まってほしい

と声がけがあって何事かと畏れ不安な思いで妻と一緒に参集すると、

隣組の皆さんが「大変でしたね。どうぞ一緒に頑張って暮らしましよ

う」と、テーブル一杯に料理を持ち寄って歓迎会を開いて労ってくれ

ました。温かな人情に胸が熱くなって、涙が溢れました。以後、地域の

皆さんに出来るだけ溶け込んで日々を送り、どれ程心慰められたか言い

尽くせません。しかし一方では、残してきたふるさと、そこにある家、

地域の人びとの絆は片時も心から離れることはありませんでした。今後

どうなるのか、将来が見えない中、不安でいたたまれない気持ちを抱え

生活するのは本当に辛いことでした。

 私は2016年12月から、5か所目の避難先である県・中通り大玉村

自宅を新築して妻と2人で暮らしています。この地で暮らす以上は、出来

るだけ地域に溶け込もうと町内会、地区の老人クラブに加入しました。

しかし、見知らぬ土地、住民にそう簡単に馴染むことは出来ません。

地区の行事などに参加するたびに、ふるさと津島での生きがいに満ちた

生活を思い出してしまうのです。

3.ふるさと復興・再生への思い

 ふるさとを追われた地域の人びとが抱える思いも皆同じです。自分の

家や庭、田畑、地域の人びととの絆に思いが至ると、どうしようもな

く胸が熱くなり、目頭が潤みます。童謡「ふるさと」を歌おうとすると

、胸が詰まりいまだに歌えない人が大勢います。私も、その一人です。

 こうした、ふるさと津島への痛切な思いから、この惨状をどうすれば

いいのか、ふるさとの復興・再生のためにとにかく集まって話し合おうと、

2014年11月に「津島地区原発事故の完全賠償を求める会」が地区住民の

半数を超える人びとの賛同で設立され、これを母体に2015年5月「福島

原発事故津島被害者原告団」を結成して、同年9月に提訴しました。

 度々指摘された安全対策を講じようとせず、想定外の事態だから責任

がないとする国の言い訳は、無責任極まりない悪質なものです。東電も

自ら引き起こしたこの過酷な事故に苦しむ被害者に対し過払いするほど

十分な賠償を支払ったとして、地区住民の痛切な思いを顧みずに責任を

逃れようとしています。

 私たち住民は裁判などには無縁な暮らしで、提訴するかどうかそれ

ぞれが真剣に悩みました。しかし、地域社会を丸ごと奪われ避難生活を

強いられる理不尽な事態を招いた国、東電の責任を質し、ふるさとの

原状回復を求めるのは当然なことと、覚悟して決断し提訴に踏み切っ

たのです。請求の趣旨は、何よりも大切なふるさとの「(1)原状回復請求」

を真正面から掲げるとともに、(2)事故による避難に係る「損害賠償請求」

(避難慰謝料、健康被害慰謝料、(1)の予備的請求としてふるさと喪失

慰謝料)を掲げました。

 2021年7月に下された福島地裁郡山支部の1審判決は、国・東電の事故

に係る法的責任を断罪し、ふるさと津島地区の自然、歴史、人と人の

つながり、自然との共生などふるさと津島とその暮らし、及び原発事故

による被害について具体的かつ詳細に事実を認定しました。しかし、

私たち住民の最大の願いである原状回復請求が却下され、損害賠償も

十分な額とは言えないために、控訴して闘い続けています。

(その3)へ続く

  (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

  No143より了承を得て転載)

┏┓ 

┗■3.新聞より2つ

 └──── 

 ◆核ごみ調査請願、審議継続 原発立地の佐賀・玄海町

 佐賀県玄海町議会は17日、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)

の最終処分場選定に向けた文献調査の受け入れを求める請願書が提出さ

れたのを受け、原子力対策特別委員会を開いた。

 調査に応募するかどうかの審議が事実上始まったが、請願の扱いは話し

合わず、約1週間後の再開催を確認した。

 複数の議会関係者は次回の特別委は25日で、採決まで行われるとの

見通しを示した。現時点では調査推進派が全町議10人の過半数を占めて

いるという。

 原発がある市町村で核のごみ調査に関する請願が出たのは全国で初めて。

 核のごみの議論が全国的な広がりを欠く中、九州電力玄海原発が立地

する町の判断が注目を集めている。

     (4月17日「共同通信」より)

   https://www.47news.jp/10803865.html

◆東電・再稼働を問う

柏崎刈羽原発 新潟県知事経験者に聞く 上 米山隆一

 東京電力柏崎刈羽原発新潟県)の再稼働を巡り、政府は立地自治体の

新潟県に同意を要請しており、花角英世知事の対応が焦点となっている。

一連の動きをどう見るか。原発と向き合ってきた新潟県知事経験者の衆院

議員2人のうち、まずは米山隆一氏(立憲民主党新潟5区)に聞いた。

(宮尾幹成)

◇事故時の避難コスト 東電が払う合意必要

県民に死闘なら知事選でなく住民投票

 —県が再稼働同意の可否を判断する機は熟しているのか。

 判断の材料を県も国も示していない。事故時の避難経路は相当程度に

渋滞して、一定期間被ばくするのはほぼ確実。だから、そのシミュレー

ションを基にした避難計画をちゃんと作った上で、東京電力はそのコスト

を払うという合意があってしかるべきだ。それをうやむやにしている。

 —花角知事は、県民の意思確認について「信を問う」と、出直し知事選

も示唆している。望ましい意思確認の方法は。

 住民投票でやるべきだ。出直し選挙は党派性や人格などが混じってし

まい、実は原発再稼働を問うていないというようなことが起こる。今、

出直し選挙をやったら再稼働反対派の野党系が勝つ確率が5、6割あるの

で、何ならやってもらってもいいが、原理原則では住民投票だ。

 —国からの同意要請については、県議会の自民党からも「時期尚早だ」

との声が上がっている。

 政局的なうがった見方をするなら、自民党が花角知事に知事選に打って

出てほしくなくて、けん制する意味もあるのではないか。

 —原発事故について県独自の「三つの検証」を総括する有識者会議が

花角知事と対立し、事実上休止した。県が報告書を取りまとめる事態と

なった。

 例えば避難道路の整備について、ただ道路を造るような話になって

いる。みんなが一斉に逃げた時に渋滞しない道路なんて無理なわけで、

むしろ何時間か渋滞することを前提に考えないといけないのに、県の志

が低い。再稼働という結論に向かって、都合のいい情報だけ示している。

 —超党派の地方議員グループに、再稼働の同意の対象を立地自治体だけ

でなく、避難計画の策定が義務づけられている30キロ圏の自治体まで広

げるよう求める動きがある。

 実務的にちょっと難しいのではないか。今の行政の枠組みでは、広域

自治体は県という形になっている。30キロ圏の人の声はちゃんと県が集約

するという代表の仕方しかないと思う。

 —そもそも、柏崎刈羽の再稼働は必要なのか。

 選択の問題で、全否定するつもりはない。エネルギーコストを考えて

再稼働を取るという選択はできるが、同時に大きなリスクと、リスクに

対処するためのコストも伴う。それをきちんと示して選ぶべきだ。

(4月18日東京新聞朝刊2面より)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/321822?rct=genpatsu

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景~台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走~

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に~

 地震津波は止められないが原発は止められる~今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての-

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

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☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

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たんぽぽ舎です。【TMM:No5011】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5011】

2024年4月19日(金)地震原発事故情報−

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.「愛するふるさと津島(第一原発から30km)を返せ」

  生活の糧となる山、川が汚染され全集落が強制避難

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その1) (4回の連載)

        福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★2.韓国総選挙 野党「共に民主党」が圧勝

  更に「祖国革新党」が12議席獲得し尹政権に大打撃を与えた

  この「祖国革新党」を率いたのが尹錫悦検察総長(当時)によって

  潰され日本で「たまねぎ男」と揶揄されたチョグク氏だ

               渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆4/26(金)第2回憲法改悪を許さない東京東部大集会

   お話:田中優子さん(前法政大学総長)

   会場:亀戸文化センター・カメリアホール

★4.配信・新聞より3つ

  ◆東電に二審(東京高裁)も賠償命令 国の責任認めず、新潟訴訟

              (4月19日「共同通信」より)

  ◆「再稼働後、最大の揺れ」(4月18日未明)

   (4/17深夜、豊後水道で、M6.6の地震

   震度6弱地震愛媛県四国電力伊方原発について会見

        (4月18日03:03「愛媛新聞ONLINE」より抜粋)

  ◆原発事故対策 避難計画は不要なのか

            (4月12日「東京新聞」朝刊5面・社説より)

━━━━━━━ 

※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

  定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので

   1週後ろに変更)

  第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

 「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会

     「白を黒にしてしまう大きな力。

      そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:岡口基一元裁判官

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、大阪高裁・東京地裁

仙台高裁判事。

2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル

━━━━━━━ 

※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』

     NATOウクライナ「戦争」

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

      福田村事件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.「愛するふるさと津島(第一原発から30km)を返せ」

 | 生活の糧となる山、川が汚染され全集落が強制避難

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その1) (4回の連載)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

 2024年3月11日、仙台高裁第8回津島裁判期日が開催されました。

 この日は、福島第一原発事故から13年の当日でもあり、前日から東日

本大震災の報道一色でありました。

 ふる里へ帰りたいが帰れない。家族がいまだにバラバラになったま

ま、避難者はまだ2万人以上。ふる里へ戻れず避難した地域へやむなく

家を建てて住めば、住民登録はふる里のままでも避難者と認められない。

 「復興」「除染したから安全」というが、それならなぜ放射能が検出

されるのだ。放射能は無毒化にはできないことは誰でも知っている。

 それでも「安全」と嘘をつく、津島原発訴訟団は阿武隈山間の集落の

皆さん、お互いが助け合い絆の深い地域で、第一原発から30kmも離れ

たところですが、風の流れと共に放射性物質がまともに降り落ち、生活

の糧となる山、川が汚染され全集落が強制避難となりました。

 今だに回復できなく、「愛するふるさと津島を返せ」と訴えています。

 今回の意見陳述では団長の今野さんが訴えました。

7つの見出しを紹介します。

1.津島地区及び事故後の状況    (その1)に掲載

2.避難等経緯

3.ふるさと復興・再生への思い   (その2)に掲載

4.時間経過に伴う被害の深刻化、拡大

5.国・東電の責任追及       (その3)に掲載

6.改めて、ふるさとへの思い

7.事故責任の問い無くして真摯な復興・再生はない

                  (その4)に掲載

1.津島地区及び事故後の状況

◎ 私たちのふるさと津島地区は、戦後開拓に入った多くの人びとも含

め約450世帯・1400人の住民が暮らす中山間地域です。

 互いに顔見知りの住民は、自然あふれる環境の中で助け合い、多様・

多彩な年中行事に楽しみ、喜びを見出し、生き甲斐を感じて平穏に暮ら

していました。

 しかし、2011年3月、東日本大震災、それに伴う東電第一原発事故に

よる高濃度の放射能汚染により避難を余儀なくされました。

◎ 3/11地震発生当時、激しい揺れに住民は不安に戦きましたが、地

震そのものによる被害はさほど大きくはなくほっと安堵して、散乱した

家具調度などの後片付けに追われました。

 しかし、翌日になると原発が危機的な状況に陥り、避難圏域の拡大に

伴って原発近傍の町中心部や沿岸部から約1万人近くの人びとが、原発

から20〜30km離れている津島地区に避難してきました。

 8つある地区の集会所、学校施設、公民館など足の踏み場もないほど

避難者で溢れました。親せきや見知らぬ人まで受け入れて30人を超える

避難者を世話した民家もありました。

◎ 津島地区は停電せず、地下水や山からの引き水が確保され、民家に

はコメや野菜など食料の備蓄もあるため、住民は炊き出しなど地区を挙

げて避難者を支援しました。そうは言っても、テレビでは津波の悲惨な状

況や次々と爆発する原発の映像が流れ、果たして津島地区は安全と言え

るのか不安な気持ちで過ごしました。

 町役場は3月12日に本所機能を津島支所に移転していましたが、その

支所で3月15日に町災害対策本部会議が開かれました。

◎ 国からも東電からも放射能に関する情報の連絡は一切ないが、諸般

の情勢に鑑みてこれ以上地区内に留まれないと町長が決断し、その日の

うちに町を挙げて町外に避難することが決定され、一転して私たち津島

地区住民も避難する立場に追いやられました。

 突然のことに戸惑いながらも、私たち住民は、2〜3日、長くても1

週間もすれば元通りの平穏な生活に戻れるだろうと、取るものも取りあ

えず町当局が指示した二本松市方面に行く当てもなく避難しました。

 それが、いつ帰れるのか見通しもつかないままに、10年を超えて強い

られ続ける過酷な避難になるとは思いもしませんでした。

◎ 避難に際して、友人や親戚などを頼る人もいましたが、住民の大半

は避難先の公民館や集会所、学校の体育館などで、募る寒さに震えなが

ら不安に苛まれて過ごしました。

 その後、旅館やホテル、ペンションなどへの2次避難、更には逐次整

備された仮設住宅や借り上げ住宅への3次避難など転々と避難生活を強

いられました。まるで悪夢です。夢であってほしいと思うことが幾度

あったことか。

 特に悲惨なのは、子供たちでした。本来なら新学期を迎え、家族とと

もに希望に満ちた学校生活を送れるはずなのに、見知らぬ避難先で区域

外就学しなければならず、放射能汚染地域から避難したことが分かれば

いじめに遭って辛い思いをし、不登校になって心の傷を今に至るも引き

ずっている人も多くいます。    (その2)へ続く

  (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

  No143より了承を得て転載)

┏┓ 

┗■2.韓国総選挙 野党「共に民主党」が圧勝

 | 更に「祖国革新党」が12議席獲得し尹政権に大打撃を与えた

 | この「祖国革新党」を率いたのが尹錫悦検察総長(当時)によって

 | 潰され日本で「たまねぎ男」と揶揄されたチョグク氏だ

 └──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

〇 保守政権下の韓国検察は「できないことがない」「第四の権力」と

いわれ、既得権益ブロックの重要な要となってきた。

 文大統領の悲願はこの政権と検察の癒着にメスを入れる「検察改

革」、そのための切り札として検察総長に任命したのが尹錫悦氏(現大統

領)だった。

 だが、検察総長としての尹の行動はいわば「検察至上主義」であり、

外部からの圧力に左右されない気骨はあっても、検察の力を削ぐ改革に

は事実上、反発や非協力を貫いている。

 保守言論や国会議員へのリークによる世論捜査、「選択的正義」とし

て非難される標的捜査や手抜き捜査、身内の庇護など、それまでの韓国

検察の体質はそのまま引き継がれた。

〇 検察改革のもう一つの切り札としてチョグク氏を法務部長官に指名

すると検察の組織防衛のためのチョグク潰しが本格化。

 既に任命される前後からチョグク氏とその家族についての、検察から

のリークによるものと思しき不正蓄財や不正入試にまつわるおびただし

い数の疑惑報道が溢れ始めた。

 そして、わずか1カ月余りの在任で辞意を表明せざるを得なかった。

 しかし裁判でそれらの容疑を裏付ける確証を検察が示しうるのかも覚

束ない状況が明らかになっている。

 チョグク一家の起訴内容や公判の過程でむしろ検察の強引な標的捜査

や検・言癒着(検察と保守言論との癒着)が問題として浮上した。

 ☆「文在寅時代の韓国」文京沫著 岩波新書(149頁〜152頁より抜粋)

 そのチョグク氏が今年3月に立ち上げたのが「祖国革新党」だ。

 スローガンは「3年は長すぎる!」(註:韓国の大統領の任期は5年)

 中道、無党派層を結集させ12議席を獲得したのだ。

 ☆今年3月16日、たんぽぽ舎で「尹錫悦退陣!」を掲げる韓国・民主

  労総の映像を上映。

  尹政権の基本路線は財閥優遇、労組弾圧、反北、「国家保安法」の

  名のもとの拘束、逮捕。「共に民主党」の李在明代表に対して何と

  276回にわたる押収捜査が行われている。

  軍事独裁時代の「公安統治」だとして立ち上がった民主労総の闘い

  を描いたものだ。

〇 元徴用工問題と安倍首相

 2018年に韓国大法院(最高裁)が日本企業に元徴用工(強制動員被害者)

に賠償を命じた。

 被告企業は韓国に行き、その正当性を主張してきた、その結果がこの

判決だ。

 被害者が加害者に謝罪と賠償を求めるのは当然のこと、判決に従うの

が普通だろう。

 ところがこの元徴用工と日本企業の民事裁判に安倍政権が介入してき

たために国と国との争いになってしまった。

 「日韓請求権協定」で解決済みとして対韓輸出規制などの報復措置を

行い、韓国も対抗措置をとるなどして日韓関係は「最悪」となる。

 しかし、最悪にしたのはどちらだろう?

〇 尹錫悦政権誕生

 尹政権は韓国政府傘下の「日帝強制動員被害者支援財団」が判決の確

定した被害者に賠償金相当額を「日本企業の代わりに肩代わりして支払

う第三者弁済」という「解決策」を提示し、日本政府は「日韓関係を健

全な関係に戻すものとして評価」し、受け入れた。

 被告企業は被害者に謝罪もしなければ償いのための金を1円も出さず

に済むということだ。

 被害者の人権より、安全保障、日米韓同盟関係を優先。

 日韓・シャトル外交も再開。

〇 バイデン氏、大喜び

 これまで、日米、韓米関係は良好だったが、日韓関係が問題だった。

 日・米・韓の安保協力の体制を確立するため両国の修復を強く望んで

いたバイデン政権。

 尹大統領となり、日・米・韓の3か国の同盟的状況が実現。

 この日・米・韓の関係は⇒米の主導、日韓追従。

 特に突出しているのが軍事的関係だ。

〇 4月14日「朝日新聞」社説

 米国は抑止力の構成要素に「同盟国の活用」を組み込む。

 バイデン政権の国家安全保障戦略では、同盟重視の意義を「敵が我々

の大陸に到達する前に脅威を打ち砕く」と記述している。

 自国の被害を最小化し、国益確保のために同盟国をいかに使うか」と

考えるのは自然だろう。

┏┓ 

┗■3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆4/26(金)いのちを守ろう!9条を守ろう!

  第2回憲法改悪を許さない東京東部大集会

 お 話:田中優子さん(前法政大学総長)

 日 時:4月26日(金)18時30分開始

 会 場:「亀戸文化センター カメリアホール」

         江東区亀戸2-19-1カメリアプラザ3F

主 催:憲法改悪を許さない東京東部大集会実行委員会

 問い合わせ:070-5010-9533(小松)

 資料代:500円 先着400名 手話通訳あり

 「新たな戦前」にストップをかけるために。

 市民が手をつなぎ、憲法改悪を許さず「戦争をさせない」ための大き

 なうねりを作り出していきましょう

┏┓ 

┗■4.配信・新聞より3つ

 └──── 

 ◆東電に二審(東京高裁)も賠償命令 国の責任認めず、新潟訴訟

 東京電力福島第一原発事故福島県から新潟県に避難した住民ら634人

が、東電と国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は19日、

一審新潟地裁判決に続き、国の責任は認めず、東電のみに賠償を命じた。

 木納敏和裁判長は事故により「平穏に生活する環境が損なわれ、避難

を余儀なくされた」と指摘。東電の賠償責任を認める一方、国が東電に

対し、事故を防ぐための規制権限を行使しても「事故が起きなかったと

は認められない」と判断した。

 当初の原告数は約800人で、2021年6月の一審新潟地裁判決は東電に対

し、うち636人に計約1億8400万円の賠償を命じた。

 一方で「津波は予見できたが、事故を回避するのは困難だった」とし

て国の責任は認めなかった。

 控訴審で、原告のうち155人が今年1月に和解。和解額は非公表だが、

東電による謝罪などが和解条項に盛り込まれた。

 634人は控訴審で、一審で認められた賠償額に加え、1人当たり300万円

上積みして支払うよう求めていた。  (4月19日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10812339.html

 ◆「再稼働後、最大の揺れ」(4月18日未明)

  (4/17深夜、豊後水道で、M6.6の地震

  震度6弱地震愛媛県四国電力伊方原発について会見

 愛南町震度6弱などを観測した17日の地震を受け、愛媛県と四国電

力は18日未明から伊方原発(伊方町)の状況などに関して会見を開いた。

【県原子力安全対策推進監】

 昨日23時14分に発生した地震伊方原子力発電所の影響について、今

現状で分かっていることを申し上げます。

 まず、昨日23時14分の地震で、四国電力から23時34分に県の方へ連絡

がございました。

 地震でございますけれども、最大で2号機で、38ガル。これは水平で

すけど、観測しております。運転している方は3号機でございます。

こちらの方は最大で33ガルを観測しております。

 伊方発電所3号機については、運転は継続中でございます。なお、念

のため、設備の設定、巡視点検を実施しております。この地震による環

境への放射能の影響はございません。

 その後、四国電力の方から設備の点検の中で、一部運転に関する部分

がございました。

 その後のところからでございますけれども、伊方発電所3号機の湿分

分離加熱器の第2段ドレンタンクの水位制御弁の制御が不調となり、発

電機出力が約2%低下してございます。ですが、基本的に運転には影響

がございません。

 現在、設備の巡視点検を引き続き実施しているところでございます。

県といたしましては、原子力センター職員が伊方発電所に立ち入り、現

場の状況を確認している状況でございます。また、環境放射線テレメー

ター装置による周辺環境放射線等については異常がないことを確認して

おります。

【記者】四国電力に対して、いまどういう呼びかけを行っているのか。

【推進監】基本的に設備の異常等があるかということについて、引き続

き確認をお願いしているところでございます。

【記者】湿分分離加熱器の異常は、地震によるものと考えていいのか。

四国電力】今はそう考えていますけど、実際、何が原因だったのか

は、これからの調査になると思います。

【記者】加熱器は原発の運転にどのような役目を果たしているのか。

四国電力】簡単に言いますと、これは2次系、いわゆる炉の方じゃな

くて、タービン側の方で、発電機に直結しているタービン側の施設です。

 タービンは4段ぐらい繋がってるんですけれども、最初のところに高

圧っていうところが入って、その後、低圧、低圧。その間に入れて、高

圧で1回使った蒸気を湿分、湿った分を落とすんですね。

 それで蒸気は乾いている方が力が出ますので、湿気を落として次の

タービンに送る設備になります。

 それを落とした水が下にたまるのがドレンタンクというイメージです。

 基本的には本来、落とした水も 少し温かいので再利用できるんです

が、水位制御弁の不調で(再利用する水の量が減り)出力が落ちて

しまった。全体的に出力が2%下がった状態。(後略)

          (4月18日03:03「愛媛新聞ONLINE」より抜粋)

https://www.ehime-np.co.jp/article/news202404180061

 ◆原発事故対策 避難計画は不要なのか

 原発は、どれほど対策を講じても事故の可能性をゼロにはできない。

 万が一の際、周辺住民の安全確保を左右するのが避難計画だ。

 それを、まさか裁判所がこうも軽んじるとは驚きを禁じ得ない。

 住民が関西電力美浜原発3号機と同高浜原発1〜4号機の運転差し止

めを求めた仮処分申請。このうち美浜3号機と高浜1、2号機は営業運

転開始から40年を超えて再稼働した「老朽原発」で、3、4号機も来年

40年になるが、福井地裁は3月末、訴えを退けた。(中略)

 一層の不安をかきたてたのが能登半島地震だ。

 北陸電力志賀原発が立地する石川県志賀町震度7を観測し、原発

さまざまなトラブルが発生した。

 現地で多数の建物倒壊や道路寸断が起きたことを受け、住民側は「地

震による原発事故が起きた場合、屋内退避も避難もできず、被曝(ひば

く)を強いられることになる」とあらためて書面を出して訴えた。

 これに対し、地裁は「原子力規制委員会において新規制基準への適合

が認められ、その審査基準において不合理な点はない」と断じたが、そ

もそも規制委は、原子炉の状態が国の規制基準に適合しているかを審査

するだけで「安全」を保証するものではない。

 しかも福井地裁は「避難が必要になるような事態が起きる危険性は立

証されておらず、避難計画の不備については判断するまでもない」と住

民の訴えを一蹴した。

 しかし「避難が必要になるような事態が起きない安全性が立証されて

いる」という事実がない以上、判断を避ける理由にはなるまい。

 規制委の「適合」を根拠に、深刻な事故は起きないと決め付けている

だけではないか。原告側が上訴したのも当然だ。

 国は原発から30キロ圏内の自治体に避難計画の策定を義務付けている

が、規制委は避難計画を評価の対象外としており、避難計画に不備があ

るかを判断するのは、まさに司法の役割であろう。

 避難計画は事故の際、住民を放射能被曝から守る「命綱」とも言うべ

きものだ。それを軽んじるような司法の姿勢には、強い違和感を覚える。

            (4月12日「東京新聞」朝刊5面・社説より)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/320784?rct=editorial

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に〜

 地震津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

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 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

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たんぽぽ舎です。【TMM:No5011】地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5011】

2024年4月19日(金)地震原発事故情報-

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.「愛するふるさと津島(第一原発から30km)を返せ」

  生活の糧となる山、川が汚染され全集落が強制避難

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その1) (4回の連載)

        福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★2.韓国総選挙 野党「共に民主党」が圧勝

  更に「祖国革新党」が12議席獲得し尹政権に大打撃を与えた

  この「祖国革新党」を率いたのが尹錫悦検察総長(当時)によって

  潰され日本で「たまねぎ男」と揶揄されたチョグク氏だ

               渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆4/26(金)第2回憲法改悪を許さない東京東部大集会

   お話:田中優子さん(前法政大学総長)

   会場:亀戸文化センター・カメリアホール

★4.配信・新聞より3つ

  ◆東電に二審(東京高裁)も賠償命令 国の責任認めず、新潟訴訟

              (4月19日「共同通信」より)

  ◆「再稼働後、最大の揺れ」(4月18日未明)

   (4/17深夜、豊後水道で、M6.6の地震

   震度6弱地震愛媛県四国電力伊方原発について会見

        (4月18日03:03「愛媛新聞ONLINE」より抜粋)

  ◆原発事故対策 避難計画は不要なのか

            (4月12日「東京新聞」朝刊5面・社説より)

━━━━━━━ 

※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

  定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので

   1週後ろに変更)

  第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

 「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会

     「白を黒にしてしまう大きな力。

      そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:岡口基一元裁判官

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、大阪高裁・東京地裁

仙台高裁判事。

2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル

━━━━━━━ 

※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』

     NATOウクライナ「戦争」

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

      福田村事件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む) ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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┗■1.「愛するふるさと津島(第一原発から30km)を返せ」

 | 生活の糧となる山、川が汚染され全集落が強制避難

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その1) (4回の連載)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

 2024年3月11日、仙台高裁第8回津島裁判期日が開催されました。

 この日は、福島第一原発事故から13年の当日でもあり、前日から東日

本大震災の報道一色でありました。

 ふる里へ帰りたいが帰れない。家族がいまだにバラバラになったま

ま、避難者はまだ2万人以上。ふる里へ戻れず避難した地域へやむなく

家を建てて住めば、住民登録はふる里のままでも避難者と認められない。

 「復興」「除染したから安全」というが、それならなぜ放射能が検出

されるのだ。放射能は無毒化にはできないことは誰でも知っている。

 それでも「安全」と嘘をつく、津島原発訴訟団は阿武隈山間の集落の

皆さん、お互いが助け合い絆の深い地域で、第一原発から30kmも離れ

たところですが、風の流れと共に放射性物質がまともに降り落ち、生活

の糧となる山、川が汚染され全集落が強制避難となりました。

 今だに回復できなく、「愛するふるさと津島を返せ」と訴えています。

 今回の意見陳述では団長の今野さんが訴えました。

7つの見出しを紹介します。

1.津島地区及び事故後の状況    (その1)に掲載

2.避難等経緯

3.ふるさと復興・再生への思い   (その2)に掲載

4.時間経過に伴う被害の深刻化、拡大

5.国・東電の責任追及       (その3)に掲載

6.改めて、ふるさとへの思い

7.事故責任の問い無くして真摯な復興・再生はない

                  (その4)に掲載

1.津島地区及び事故後の状況

◎ 私たちのふるさと津島地区は、戦後開拓に入った多くの人びとも含

め約450世帯・1400人の住民が暮らす中山間地域です。

 互いに顔見知りの住民は、自然あふれる環境の中で助け合い、多様・

多彩な年中行事に楽しみ、喜びを見出し、生き甲斐を感じて平穏に暮ら

していました。

 しかし、2011年3月、東日本大震災、それに伴う東電第一原発事故に

よる高濃度の放射能汚染により避難を余儀なくされました。

◎ 3/11地震発生当時、激しい揺れに住民は不安に戦きましたが、地

震そのものによる被害はさほど大きくはなくほっと安堵して、散乱した

家具調度などの後片付けに追われました。

 しかし、翌日になると原発が危機的な状況に陥り、避難圏域の拡大に

伴って原発近傍の町中心部や沿岸部から約1万人近くの人びとが、原発

から20~30km離れている津島地区に避難してきました。

 8つある地区の集会所、学校施設、公民館など足の踏み場もないほど

避難者で溢れました。親せきや見知らぬ人まで受け入れて30人を超える

避難者を世話した民家もありました。

◎ 津島地区は停電せず、地下水や山からの引き水が確保され、民家に

はコメや野菜など食料の備蓄もあるため、住民は炊き出しなど地区を挙

げて避難者を支援しました。そうは言っても、テレビでは津波の悲惨な状

況や次々と爆発する原発の映像が流れ、果たして津島地区は安全と言え

るのか不安な気持ちで過ごしました。

 町役場は3月12日に本所機能を津島支所に移転していましたが、その

支所で3月15日に町災害対策本部会議が開かれました。

◎ 国からも東電からも放射能に関する情報の連絡は一切ないが、諸般

の情勢に鑑みてこれ以上地区内に留まれないと町長が決断し、その日の

うちに町を挙げて町外に避難することが決定され、一転して私たち津島

地区住民も避難する立場に追いやられました。

 突然のことに戸惑いながらも、私たち住民は、2~3日、長くても1

週間もすれば元通りの平穏な生活に戻れるだろうと、取るものも取りあ

えず町当局が指示した二本松市方面に行く当てもなく避難しました。

 それが、いつ帰れるのか見通しもつかないままに、10年を超えて強い

られ続ける過酷な避難になるとは思いもしませんでした。

◎ 避難に際して、友人や親戚などを頼る人もいましたが、住民の大半

は避難先の公民館や集会所、学校の体育館などで、募る寒さに震えなが

ら不安に苛まれて過ごしました。

 その後、旅館やホテル、ペンションなどへの2次避難、更には逐次整

備された仮設住宅や借り上げ住宅への3次避難など転々と避難生活を強

いられました。まるで悪夢です。夢であってほしいと思うことが幾度

あったことか。

 特に悲惨なのは、子供たちでした。本来なら新学期を迎え、家族とと

もに希望に満ちた学校生活を送れるはずなのに、見知らぬ避難先で区域

外就学しなければならず、放射能汚染地域から避難したことが分かれば

いじめに遭って辛い思いをし、不登校になって心の傷を今に至るも引き

ずっている人も多くいます。    (その2)へ続く

  (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

  No143より了承を得て転載)

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┗■2.韓国総選挙 野党「共に民主党」が圧勝

 | 更に「祖国革新党」が12議席獲得し尹政権に大打撃を与えた

 | この「祖国革新党」を率いたのが尹錫悦検察総長(当時)によって

 | 潰され日本で「たまねぎ男」と揶揄されたチョグク氏だ

 └──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

〇 保守政権下の韓国検察は「できないことがない」「第四の権力」と

いわれ、既得権益ブロックの重要な要となってきた。

 文大統領の悲願はこの政権と検察の癒着にメスを入れる「検察改

革」、そのための切り札として検察総長に任命したのが尹錫悦氏(現大統

領)だった。

 だが、検察総長としての尹の行動はいわば「検察至上主義」であり、

外部からの圧力に左右されない気骨はあっても、検察の力を削ぐ改革に

は事実上、反発や非協力を貫いている。

 保守言論や国会議員へのリークによる世論捜査、「選択的正義」とし

て非難される標的捜査や手抜き捜査、身内の庇護など、それまでの韓国

検察の体質はそのまま引き継がれた。

〇 検察改革のもう一つの切り札としてチョグク氏を法務部長官に指名

すると検察の組織防衛のためのチョグク潰しが本格化。

 既に任命される前後からチョグク氏とその家族についての、検察から

のリークによるものと思しき不正蓄財や不正入試にまつわるおびただし

い数の疑惑報道が溢れ始めた。

 そして、わずか1カ月余りの在任で辞意を表明せざるを得なかった。

 しかし裁判でそれらの容疑を裏付ける確証を検察が示しうるのかも覚

束ない状況が明らかになっている。

 チョグク一家の起訴内容や公判の過程でむしろ検察の強引な標的捜査

や検・言癒着(検察と保守言論との癒着)が問題として浮上した。

 ☆「文在寅時代の韓国」文京沫著 岩波新書(149頁~152頁より抜粋)

 そのチョグク氏が今年3月に立ち上げたのが「祖国革新党」だ。

 スローガンは「3年は長すぎる!」(註:韓国の大統領の任期は5年)

 中道、無党派層を結集させ12議席を獲得したのだ。

 ☆今年3月16日、たんぽぽ舎で「尹錫悦退陣!」を掲げる韓国・民主

  労総の映像を上映。

  尹政権の基本路線は財閥優遇、労組弾圧、反北、「国家保安法」の

  名のもとの拘束、逮捕。「共に民主党」の李在明代表に対して何と

  276回にわたる押収捜査が行われている。

  軍事独裁時代の「公安統治」だとして立ち上がった民主労総の闘い

  を描いたものだ。

〇 元徴用工問題と安倍首相

 2018年に韓国大法院(最高裁)が日本企業に元徴用工(強制動員被害者)

に賠償を命じた。

 被告企業は韓国に行き、その正当性を主張してきた、その結果がこの

判決だ。

 被害者が加害者に謝罪と賠償を求めるのは当然のこと、判決に従うの

が普通だろう。

 ところがこの元徴用工と日本企業の民事裁判に安倍政権が介入してき

たために国と国との争いになってしまった。

 「日韓請求権協定」で解決済みとして対韓輸出規制などの報復措置を

行い、韓国も対抗措置をとるなどして日韓関係は「最悪」となる。

 しかし、最悪にしたのはどちらだろう?

〇 尹錫悦政権誕生

 尹政権は韓国政府傘下の「日帝強制動員被害者支援財団」が判決の確

定した被害者に賠償金相当額を「日本企業の代わりに肩代わりして支払

う第三者弁済」という「解決策」を提示し、日本政府は「日韓関係を健

全な関係に戻すものとして評価」し、受け入れた。

 被告企業は被害者に謝罪もしなければ償いのための金を1円も出さず

に済むということだ。

 被害者の人権より、安全保障、日米韓同盟関係を優先。

 日韓・シャトル外交も再開。

〇 バイデン氏、大喜び

 これまで、日米、韓米関係は良好だったが、日韓関係が問題だった。

 日・米・韓の安保協力の体制を確立するため両国の修復を強く望んで

いたバイデン政権。

 尹大統領となり、日・米・韓の3か国の同盟的状況が実現。

 この日・米・韓の関係は⇒米の主導、日韓追従。

 特に突出しているのが軍事的関係だ。

〇 4月14日「朝日新聞」社説

 米国は抑止力の構成要素に「同盟国の活用」を組み込む。

 バイデン政権の国家安全保障戦略では、同盟重視の意義を「敵が我々

の大陸に到達する前に脅威を打ち砕く」と記述している。

 自国の被害を最小化し、国益確保のために同盟国をいかに使うか」と

考えるのは自然だろう。

┏┓ 

┗■3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆4/26(金)いのちを守ろう!9条を守ろう!

  第2回憲法改悪を許さない東京東部大集会

 お 話:田中優子さん(前法政大学総長)

 日 時:4月26日(金)18時30分開始

 会 場:「亀戸文化センター カメリアホール」

         江東区亀戸2-19-1カメリアプラザ3F

主 催:憲法改悪を許さない東京東部大集会実行委員会

 問い合わせ:070-5010-9533(小松)

 資料代:500円 先着400名 手話通訳あり

 「新たな戦前」にストップをかけるために。

 市民が手をつなぎ、憲法改悪を許さず「戦争をさせない」ための大き

 なうねりを作り出していきましょう

┏┓ 

┗■4.配信・新聞より3つ

 └──── 

 ◆東電に二審(東京高裁)も賠償命令 国の責任認めず、新潟訴訟

 東京電力福島第一原発事故福島県から新潟県に避難した住民ら634人

が、東電と国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は19日、

一審新潟地裁判決に続き、国の責任は認めず、東電のみに賠償を命じた。

 木納敏和裁判長は事故により「平穏に生活する環境が損なわれ、避難

を余儀なくされた」と指摘。東電の賠償責任を認める一方、国が東電に

対し、事故を防ぐための規制権限を行使しても「事故が起きなかったと

は認められない」と判断した。

 当初の原告数は約800人で、2021年6月の一審新潟地裁判決は東電に対

し、うち636人に計約1億8400万円の賠償を命じた。

 一方で「津波は予見できたが、事故を回避するのは困難だった」とし

て国の責任は認めなかった。

 控訴審で、原告のうち155人が今年1月に和解。和解額は非公表だが、

東電による謝罪などが和解条項に盛り込まれた。

 634人は控訴審で、一審で認められた賠償額に加え、1人当たり300万円

上積みして支払うよう求めていた。  (4月19日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10812339.html

 ◆「再稼働後、最大の揺れ」(4月18日未明)

  (4/17深夜、豊後水道で、M6.6の地震

  震度6弱地震愛媛県四国電力伊方原発について会見

 愛南町震度6弱などを観測した17日の地震を受け、愛媛県と四国電

力は18日未明から伊方原発(伊方町)の状況などに関して会見を開いた。

【県原子力安全対策推進監】

 昨日23時14分に発生した地震伊方原子力発電所の影響について、今

現状で分かっていることを申し上げます。

 まず、昨日23時14分の地震で、四国電力から23時34分に県の方へ連絡

がございました。

 地震でございますけれども、最大で2号機で、38ガル。これは水平で

すけど、観測しております。運転している方は3号機でございます。

こちらの方は最大で33ガルを観測しております。

 伊方発電所3号機については、運転は継続中でございます。なお、念

のため、設備の設定、巡視点検を実施しております。この地震による環

境への放射能の影響はございません。

 その後、四国電力の方から設備の点検の中で、一部運転に関する部分

がございました。

 その後のところからでございますけれども、伊方発電所3号機の湿分

分離加熱器の第2段ドレンタンクの水位制御弁の制御が不調となり、発

電機出力が約2%低下してございます。ですが、基本的に運転には影響

がございません。

 現在、設備の巡視点検を引き続き実施しているところでございます。

県といたしましては、原子力センター職員が伊方発電所に立ち入り、現

場の状況を確認している状況でございます。また、環境放射線テレメー

ター装置による周辺環境放射線等については異常がないことを確認して

おります。

【記者】四国電力に対して、いまどういう呼びかけを行っているのか。

【推進監】基本的に設備の異常等があるかということについて、引き続

き確認をお願いしているところでございます。

【記者】湿分分離加熱器の異常は、地震によるものと考えていいのか。

四国電力】今はそう考えていますけど、実際、何が原因だったのか

は、これからの調査になると思います。

【記者】加熱器は原発の運転にどのような役目を果たしているのか。

四国電力】簡単に言いますと、これは2次系、いわゆる炉の方じゃな

くて、タービン側の方で、発電機に直結しているタービン側の施設です。

 タービンは4段ぐらい繋がってるんですけれども、最初のところに高

圧っていうところが入って、その後、低圧、低圧。その間に入れて、高

圧で1回使った蒸気を湿分、湿った分を落とすんですね。

 それで蒸気は乾いている方が力が出ますので、湿気を落として次の

タービンに送る設備になります。

 それを落とした水が下にたまるのがドレンタンクというイメージです。

 基本的には本来、落とした水も 少し温かいので再利用できるんです

が、水位制御弁の不調で(再利用する水の量が減り)出力が落ちて

しまった。全体的に出力が2%下がった状態。(後略)

          (4月18日03:03「愛媛新聞ONLINE」より抜粋)

https://www.ehime-np.co.jp/article/news202404180061

 ◆原発事故対策 避難計画は不要なのか

 原発は、どれほど対策を講じても事故の可能性をゼロにはできない。

 万が一の際、周辺住民の安全確保を左右するのが避難計画だ。

 それを、まさか裁判所がこうも軽んじるとは驚きを禁じ得ない。

 住民が関西電力美浜原発3号機と同高浜原発1~4号機の運転差し止

めを求めた仮処分申請。このうち美浜3号機と高浜1、2号機は営業運

転開始から40年を超えて再稼働した「老朽原発」で、3、4号機も来年

40年になるが、福井地裁は3月末、訴えを退けた。(中略)

 一層の不安をかきたてたのが能登半島地震だ。

 北陸電力志賀原発が立地する石川県志賀町震度7を観測し、原発

さまざまなトラブルが発生した。

 現地で多数の建物倒壊や道路寸断が起きたことを受け、住民側は「地

震による原発事故が起きた場合、屋内退避も避難もできず、被曝(ひば

く)を強いられることになる」とあらためて書面を出して訴えた。

 これに対し、地裁は「原子力規制委員会において新規制基準への適合

が認められ、その審査基準において不合理な点はない」と断じたが、そ

もそも規制委は、原子炉の状態が国の規制基準に適合しているかを審査

するだけで「安全」を保証するものではない。

 しかも福井地裁は「避難が必要になるような事態が起きる危険性は立

証されておらず、避難計画の不備については判断するまでもない」と住

民の訴えを一蹴した。

 しかし「避難が必要になるような事態が起きない安全性が立証されて

いる」という事実がない以上、判断を避ける理由にはなるまい。

 規制委の「適合」を根拠に、深刻な事故は起きないと決め付けている

だけではないか。原告側が上訴したのも当然だ。

 国は原発から30キロ圏内の自治体に避難計画の策定を義務付けている

が、規制委は避難計画を評価の対象外としており、避難計画に不備があ

るかを判断するのは、まさに司法の役割であろう。

 避難計画は事故の際、住民を放射能被曝から守る「命綱」とも言うべ

きものだ。それを軽んじるような司法の姿勢には、強い違和感を覚える。

            (4月12日「東京新聞」朝刊5面・社説より)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/320784?rct=editorial

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景~台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走~

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に~

 地震津波は止められないが原発は止められる~今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての-

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

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  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

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たんぽぽ舎です。【TMM:No5010】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5010】

2024年4月17日(水)地震原発事故情報−

              5つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.住民を危険に曝す東電柏崎刈羽原発7号機への

  核燃料装填を中止せよ

  住民の不安を無視して再稼働に突っ走る東電を決して許さない

  花角新潟県知事も桜井柏崎市長も福島第一原発事故後に

  自らおこなった反省をもう一度思い返すべきだ

            菅井益郎(柏崎巻原発に反対する在京者の会)

★2.地元同意ないまま異例 柏崎刈羽原発核燃料装填を開始

  再稼働へ既成事実化    4月16日「東京新聞」朝刊1面より抜粋

★3.対中侵略戦争・日米会談の大本営発表報道

  宗主国大統領専用車で自撮りして御満悦

  血税使った「国賓」訪米で浮かれる無能3世

  米国から岸田氏を生出演させたテレビの自壊

  「メディア改革」連載第149回

             浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆2024年5月1日多摩地域メーデーのご案内

   場所:府中公園石畳

   殺すな!ともに生きよう!資本主義をぶっ飛ばせ!

★5.新聞より2つ

  ◆柏崎刈羽原発の安全性について「報告書の策定を検討」

   新潟県技術委員会の小原徹座長が意向示す

           (4月17日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

  ◆原告から被告にされた男       鎌田 慧(ルポライター

    (4月16日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」)

━━━━━━━ 

※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

  定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので

   1週後ろに変更)

  第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※4/27(土)浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

 大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

 「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※6/1(土)<浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座>

     「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇・

     福田村虐殺事件」(3/2当時のタイトル)

 3/2(土)に予定した講座は、辻野弥生さんの急病のため、延期とさせて

 いただきましたが、順調にご快復とのことです。改めて予定致しました

 ので、ご参加のほどお願いいたします。

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

     ◇案内ビラができましたら予約の受付を始めます。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.住民を危険に曝す東電柏崎刈羽原発7号機への

 | 核燃料装填を中止せよ

 | 住民の不安を無視して再稼働に突っ走る東電を決して許さない

 | 花角新潟県知事も桜井柏崎市長も福島第一原発事故後に

 | 自らおこなった反省をもう一度思い返すべきだ

 └──── 菅井益郎(柏崎巻原発に反対する在京者の会)

◎ 東電は住民との対話を打ち切り、4月15日から柏崎刈羽原発7号機へ

の核燃料装填を開始したという。

 住民の同意を得ぬまま再稼働に突っ走る東電を決して許すことはでき

ない。

 口を開けば地元の皆さんの理解と協力を得ながら事業を進めるとして

きた東電は、柏崎・刈羽の商工業者や議会多数派による「早期再稼働要

請請願」の決議を唯一のよりどころにして再稼働に突き進んでいる。

◎ 柏崎刈羽の住民だけでなく、大方の県民は一昨年12月のような大雪の

時に原発事故が起きれば避難はまったく困難であると思ってきたが、さ

らに今年1月の能登半島地震では道路が寸断され、港も鉄道も空港も使用

不能になったことを考えれば現実に避難はできないと感じている。

◎ 新潟県第二の長岡市の大部分は避難準備区域のUPZ−30キロ圏に

ある。

 磯田達伸市長は事故時には避難の責任は負うが、原発再稼働にたいする

発言権がないことを批判している。

 磯田市長は県内全30市町村の首長のまとめ役であり、柏崎刈羽の2市村

を除く県内全首長も「再稼働は時期尚早」であると発言している。

◎ だから花角新潟県知事は慎重な態度をとり、県民の意見を問う方法

についてもはっきり言わない。

 ましてや花角氏は一期目の知事選立候補時は「脱原発の社会をめざ

す」と宣言していたのである。

◎ そうした状況の中で桜井柏崎市長は再稼働への道筋をつけるために

初代原子力規制委員長の田中俊一氏の講演会を行った。

 驚くことに田中氏は「原子力複合災害時には、避難せず屋内退避をしな

さい、福島第一原発事故の時には無理やり避難させたために多くの関連

死が発生した。家が壊れたら放射能防護施設に避難せよ」というのだ。

 しかしこうした施設はわずかしかなく、収容人数もきわめて少ない。

 住民は放射能を浴びながら待てというに等しい。

 規制委員会は過酷事故が起きても住民避難には責任はないと公言する

始末である。

◎ 核燃料の装填作業を中止させ、再稼働を止めよう!

 核燃料装填は再稼働への一歩手前のステップで各種試験を行うもので

ある。

 既成事実を積み重ねれば再稼働に納得していない住民や県民も諦めて

したがうだろうという東電の仕掛けである。

 何とも住民をなめた態度である。それは必ずや手痛いしっぺ返しを

食うであろう。

◎ 東電が核燃料を装填し始めた7号機は1997年に運転開始したABW

R(改良型=コスト削減仕様の沸騰水型)で、出力135万6千kWの大

原発で、9×9燃料集合体872体、燃料棒およそ6.5万本が直径7

メートルほどの圧力容器に2−3ミリの間隔でぎっしり詰め込まれている。

 通常のBWRと異なるのは10台の再循環ポンプが圧力容器の底に直付

けされ、いわばぶら下がった状態にある。

 地震時に直付けされたポンプ複数台が同時に壊れる可能性があり、

重大な冷却水喪失事故になる。

◎ 槌田敦さんと一緒に日立製作所で実物大の模型を見たことがある

が、下部に支持工作物はなく、地震時には揺れて溶接部が壊れるのではな

いかと思った。2007年の中越沖地震時には危うかったのではないかと推

測している。

◎ 核燃料の装填は再稼働のための一連の重要なプロセスであり、これを

やめさせることはきわめて重要である。

 東電は起動ではないというが、制御棒が抜け落ちる事故が発生しない

とも限らない。

 石川の志賀原発では一部制御棒抜け落ち事故を起こしたが隠し続けて

いた。

 核燃料の装填は住民の同意を得ていないことであり、東電と政府は、前

のめりの作業を中止しなければならない。

 少しでも連鎖反応が起こればせっかく静まっていた原子炉には新たな

放射性物質が発生してしまう。

◎ 福島第一原発事故の教訓は地震大国日本では原発は動かすなという

ことである。

 花角県知事も桜井柏崎市長も福島第一原発事故後に自ら行った反省を

もう一度思い返すべきである。

 とくに桜井市長は原発推進活動を反省し、今後は政治活動まで辞めると

言っていたではないか。

 あの反省文は私も持っているし、多くの市民も忘れてはいない。

┏┓ 

┗■2.地元同意ないまま異例 柏崎刈羽原発核燃料装填を開始

 | 再稼働へ既成事実化

 └──── 4月16日「東京新聞」朝刊1面より抜粋

 東京電力は15日、2011年3月の福島第一原発事故後、同社として初の

再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機(新潟県)の原子炉内に核燃料を入

れる装填作業を始めたと発表した。再稼働時期は「未定」としている。

 立地県や自治体から再稼働の同意が得られていない中での核燃料装填

は異例。

 能登半島地震で避難計画の実効性に不安が高まる中、再稼働への既成

事実化が進むことに、周辺自治体からは疑問の声が上がる。

               (荒井六貴、渡辺聖子) (後略)

 東電 本当に資格はあるのか

<解説>13年前に福島第一原発で世界最悪レベルの事故を起こした東京

電力が、再び原発の運転に踏み出そうとしている。

 東電にその資格はあるのか。

 原子力規制委員会は「資格あり」と認め、再稼働に前のめりな岸田政

権は立地自治体に理解を求め、早期のゴーサインを迫っている。

 だが、東京電力は福島(第一原発)事故の責任を果たしていない。

 故郷を追われた避難者はいまだに2万6000人以上、放射線量が高く人

が住めない区域が残る。

 事故収束作業では汚染水の発生を止められず、原子炉内に溶け落ちた

核燃料(デブリ)は取り出せるかさえ見通せない。

 能登半島地震では、原発事故時の避難計画の不備が鮮明となった。

 課題を積み残す中、再び深刻な事故が起きたら…。

 東京電力が新潟で責任を負えると、どんな根拠を持って言えるのか。

 東京電力原発を運転する資格はあるのか。

 何度でも問う。本紙はこの問いから逃げない。

               (原発取材班キャップ・荒井六貴)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/321409

┏┓ 

┗■3.対中侵略戦争・日米会談の大本営発表報道

 | 宗主国大統領専用車で自撮りして御満悦

 | 血税使った「国賓」訪米で浮かれる無能3世

 | 米国から岸田氏を生出演させたテレビの自壊

 | 「メディア改革」連載第149回

└──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

◎ 岸田文雄首相が4月11日(日本時間12日)、米連邦議会の上下両院

合同会議で行った演説の冒頭、議場から拍手が起きたのを受けて「日本

の国会では、こんなにすてきな拍手を受けることは、まずありません」

と発言したのを生中継で見た。

 裏金疑獄で自民党が壊滅状態にある中、湯水のように税金を使っての

訪米で、いい気になり、ニカッと笑いながらの受け狙いだった。

 SNSでは「よくこれをネタにできるね。『党が集団で裏金つくって

脱税し国民に批判されてるので拍手がない』って本当のこと言ったら笑

いどころじゃないよ」など、厳しいコメントが相次いだ。

◎ 首相として安倍晋三氏以来9年ぶりに国賓待遇で米国を訪れた岸田

氏は、移動中に「ビースト」と呼ばれるリムジンの中でバイデン大統領

と自撮りしたツーショットを「X」に投稿した。公式晩餐会では、日米

の著名人が招待された。米国ツアー中の音楽ユニット「YOASOBI」

やスポーツ選手に囲まれる中、妻の話を持ち出し、くだらないジョーク

を飛ばして上機嫌だった。自分の立ち位置が分かっていない愚かな世襲

3代目である。

 岸田氏は税金を使っての外遊から14日午後帰国した。政府専用機に箱

乗りして同行した内閣記者会(常勤幹事社19社)の社員記者たちは、今

回の訪米が、対中戦争、第二次朝鮮戦争に備えた侵略戦争作戦会議で、

危険な日米軍事同盟の強化の場だった本質を伝えず、岸田氏のジョーク

が好評だったなどと報じた。まさに、大本営発表報道だ。

◎ 朝日新聞は4月16日の総合面で「軍事協力 漂うリスク」と題して、

日本が米国の対中抑止戦略に組み込まれる側面も否定できない」という

曖昧な分析をした。

 13日の東京新聞も「中国の軍事的台頭など東アジアの情勢緊迫に、日

米が協力して対処することは重要」と書いている。中国の脅威は差し

迫っているが、軍事的増強での対応だけではだめだという論旨だ。

◎ バイデン氏は昨年6月20日カリフォルニア州で開いた支持者集会

で、「日本は長期にわたり軍事費を増やしてこなかったが、私は日本の

指導者に3回会い、彼を説得した。彼もそうすべきだと確信し、日本は

急激に軍事費を増やした」とアピールした。バイデン氏は後に、「岸田

氏は既に軍事費増を決めていた」と訂正したが、米軍の軍事占領が戦後

78年8カ月も続く日本が米政府の「拡大抑止戦略」に基づいてぐ軍拡を

進めていることは真実だ。

 岸田氏には、上川陽子外相、盛山正仁文部科学相らが随行したほか、

岸田氏の“影の総理”と呼ばれ、身内の刑事事件で捜査妨害をした疑い

のある木原誠二自民党幹事長代理(元官房長官代理)も同行した。党役

員の首相外遊同行は極めて異例だ。

◎ 岸田氏は12日、FNNの単独インタビューに応じ、「法の支配に基

づく国際秩序の維持を、同盟国などとともに、中国に直接伝える」と強

調した。岸田氏は、ウクライナ戦争については言及したが、イスラエル

が米国の支援を受けてガザでジェノサイドを続けていることには沈黙

した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f63029c361ffe12c5da1bb7385ca248369e01629

 岸田氏は13日、ノースカロライナ州にあるトヨタ自動車の工場などを

視察した後、NNNの単独インタビューにも応じた。また、13日には、

NNN系の情報番組『ウェークアップ』(読売テレビ)に現地から生出

演し、大阪・関西万博開催を支援すると述べた。

◎ テレビ、新聞ではリベラル系とされるコメンテーターも「中・朝・

ロ」の軍事的脅威は否定しない。TBSの「サンデーモーニング」(14

日)で、寺島実郎氏は「対中で、日米の防衛協力は欠かせない」と断じ

た。青木理・松原耕二両氏も「米・韓・日の防衛協力は必要」と口を揃

える。立憲民主党の幹部も「防衛費増は賛成」と常に言う。

そこが間違っている。

 日本に対中戦争の準備をさせる米国は、岸田氏の訪米直前の5日か

ら、イエレン財務長官を北京に4日間派遣。16日には1年半ぶりの米中国

防相の電話会談を行った。米国は中国との経済・外交関係の維持に努力

を欠かさない。

◎ 日中関係を考える時、「ノーモア沖縄戦えひめの会」が作成した

リーフレット「本当に中国は攻撃して来るのだろうか」が参考になる。

一部10円で、200部以上は送料無料。

私は300部購入して、友人に配っている。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100009127237326

https://www.facebook.com/groups/667214014346635/about

◎ 自民党政治資金疑獄に関わる衆院3選挙区の補欠選挙が16日に告示

された。TBS「Nスタ」の井上貴博キャスターは「自民党政権はひど

いが、野党にも代わる首相候補がいない」と連日コメントしている。

 そうだろうか。自民党の議員より、リーダーにふさわしい政治家はい

くらでもいる。

 私は、山本太郎参院議員に5年間ぐらい首相を務めてもらってはどう

かと考える。

┏┓ 

┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆2024年5月1日多摩地域メーデーのご案内

日 時:5月1日(水)18時集合・18時半デモ出発(解散、府中公園)

場 所:府中公園石畳(京王線府中駅北口徒歩6分)

連絡先: taigyaku@gmail.com (黒岩)

殺すな!ともに生きよう!資本主義をぶっ飛ばせ!

大幅賃上げを勝ち取ろう!

イスラエルは、ガサ・ジェノサイドをやめろ!

パレスチナから直ちに出ていけ!

プーチンは、ウクライナ侵略をやめろ!戦争反対!

改憲反対!軍拡反対!沖縄・南西諸島の基地建設反対!

あらゆる差別・排外主義を許さないぞ!

生活保護費・年金削減を許さないぞ!増税反対!

貧困は自己責任じゃないぞ!生きる権利を勝ち取ろう!

┏┓ 

┗■5.新聞より2つ

 └──── 

 ◆柏崎刈羽原発の安全性について「報告書の策定を検討」

  新潟県技術委員会の小原徹座長が意向示す

 東京電力柏崎刈羽原発の安全対策を確認する新潟県技術委員会(座長・

小原徹東京工業大教授)は4月16日、新潟市中央区で会合を開き、原子

力規制委員会事務局の原子力規制庁から説明を受けた。

 委員からは能登半島地震の教訓を柏崎刈羽原発の安全対策に生かすべ

きなどの意見が出た。終了後、小原座長は国への確認が終わった後、柏

刈羽原発の安全性について「何らかの報告書を作るフェーズになる」

との意向を明らかにした。 (後略)

          (4月17日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

https://www.47news.jp/10801938.html

 ◆原告から被告にされた男

                    鎌田 慧(ルポライター

 東京電力柏崎刈羽原発の燃料装填、さらには東北電力女川原発

再稼働の準備が進められている。

 岸田政権の財界追随の「原発回帰」政策だが、あまりにも現実無視、

無責任にすぎる。

 来週22日、東京地裁606号法廷で「避難住宅追い出し訴訟」の公判

がある。

 被告は福島県いわき市からの避難者で、国と東電を訴えた訴訟で原告

団長を務める鴨下祐也さん(55)である。

 いわき市福島原発から40キロ離れていて避難地域にされなかった。

国立工業高専の教員だったが、学生の時、放射性物質を扱っていた鴨下

さんは、危険を察知して親子4人で東京に自主避難、100世帯以上の人た

ちと「ひなん生活をまもる会」を結成して、補償のない白主避難者とし

て、避難住宅に入居していた。

 ところが2022年3月になって、東京都から一方的に立ち退きを要求さ

れ、代表の鴨下さん一人が裁判に訴えられた。

 突然、避難を命じられた強制避難者も自主避難者も汚染と被曝の恐怖

を背負って生活してきた。

 「自宅を去って、避難住宅から追い出されるというのは心身を破壊さ

れます。まして裁判に訴えられるなど恐怖です」。

 原告から被告にされた鴨下さんの苦悩である。

 原発から30キロ以上の人びとの不安を切り捨て、補償の埒外(らちが

い)におく政策ひとつを見ても、原発は人間社会には無理なのだ。

   (4月16日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」)

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に〜

 地震津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

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  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

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   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

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たんぽぽ舎です。【TMM:No5010】地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5010】

2024年4月17日(水)地震原発事故情報-

              5つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.住民を危険に曝す東電柏崎刈羽原発7号機への

  核燃料装填を中止せよ

  住民の不安を無視して再稼働に突っ走る東電を決して許さない

  花角新潟県知事も桜井柏崎市長も福島第一原発事故後に

  自らおこなった反省をもう一度思い返すべきだ

           菅井益郎(柏崎巻原発に反対する在京者の会)

★2.地元同意ないまま異例 柏崎刈羽原発核燃料装填を開始

  再稼働へ既成事実化   4月16日「東京新聞」朝刊1面より抜粋

★3.対中侵略戦争・日米会談の大本営発表報道

  宗主国大統領専用車で自撮りして御満悦

  血税使った「国賓」訪米で浮かれる無能3世

  米国から岸田氏を生出演させたテレビの自壊

  「メディア改革」連載第149回

            浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆2024年5月1日多摩地域メーデーのご案内

   場所:府中公園石畳

   殺すな!ともに生きよう!資本主義をぶっ飛ばせ!

★5.新聞より2つ

  ◆柏崎刈羽原発の安全性について「報告書の策定を検討」

   新潟県技術委員会の小原徹座長が意向示す

          (4月17日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

  ◆原告から被告にされた男       鎌田 慧(ルポライター

   (4月16日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」)

━━━━━━━ 

※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

  定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので

   1週後ろに変更)

  第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※4/27(土)浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

 大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

 「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※6/1(土)<浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座>

     「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇・

     福田村虐殺事件」(3/2当時のタイトル)

 3/2(土)に予定した講座は、辻野弥生さんの急病のため、延期とさせて

 いただきましたが、順調にご快復とのことです。改めて予定致しました

 ので、ご参加のほどお願いいたします。

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

     ◇案内ビラができましたら予約の受付を始めます。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.住民を危険に曝す東電柏崎刈羽原発7号機への

 | 核燃料装填を中止せよ

 | 住民の不安を無視して再稼働に突っ走る東電を決して許さない

 | 花角新潟県知事も桜井柏崎市長も福島第一原発事故後に

 | 自らおこなった反省をもう一度思い返すべきだ

 └──── 菅井益郎(柏崎巻原発に反対する在京者の会)

◎ 東電は住民との対話を打ち切り、4月15日から柏崎刈羽原発7号機へ

の核燃料装填を開始したという。

 住民の同意を得ぬまま再稼働に突っ走る東電を決して許すことはでき

ない。

 口を開けば地元の皆さんの理解と協力を得ながら事業を進めるとして

きた東電は、柏崎・刈羽の商工業者や議会多数派による「早期再稼働要

請請願」の決議を唯一のよりどころにして再稼働に突き進んでいる。

◎ 柏崎刈羽の住民だけでなく、大方の県民は一昨年12月のような大雪の

時に原発事故が起きれば避難はまったく困難であると思ってきたが、さ

らに今年1月の能登半島地震では道路が寸断され、港も鉄道も空港も使用

不能になったことを考えれば現実に避難はできないと感じている。

◎ 新潟県第二の長岡市の大部分は避難準備区域のUPZ-30キロ圏に

ある。

 磯田達伸市長は事故時には避難の責任は負うが、原発再稼働にたいする

発言権がないことを批判している。

 磯田市長は県内全30市町村の首長のまとめ役であり、柏崎刈羽の2市村

を除く県内全首長も「再稼働は時期尚早」であると発言している。

◎ だから花角新潟県知事は慎重な態度をとり、県民の意見を問う方法

についてもはっきり言わない。

 ましてや花角氏は一期目の知事選立候補時は「脱原発の社会をめざ

す」と宣言していたのである。

◎ そうした状況の中で桜井柏崎市長は再稼働への道筋をつけるために

初代原子力規制委員長の田中俊一氏の講演会を行った。

 驚くことに田中氏は「原子力複合災害時には、避難せず屋内退避をしな

さい、福島第一原発事故の時には無理やり避難させたために多くの関連

死が発生した。家が壊れたら放射能防護施設に避難せよ」というのだ。

 しかしこうした施設はわずかしかなく、収容人数もきわめて少ない。

 住民は放射能を浴びながら待てというに等しい。

 規制委員会は過酷事故が起きても住民避難には責任はないと公言する

始末である。

◎ 核燃料の装填作業を中止させ、再稼働を止めよう!

 核燃料装填は再稼働への一歩手前のステップで各種試験を行うもので

ある。

 既成事実を積み重ねれば再稼働に納得していない住民や県民も諦めて

したがうだろうという東電の仕掛けである。

 何とも住民をなめた態度である。それは必ずや手痛いしっぺ返しを

食うであろう。

◎ 東電が核燃料を装填し始めた7号機は1997年に運転開始したABW

R(改良型=コスト削減仕様の沸騰水型)で、出力135万6千kWの大

原発で、9×9燃料集合体872体、燃料棒およそ6.5万本が直径7

メートルほどの圧力容器に2−3ミリの間隔でぎっしり詰め込まれている。

 通常のBWRと異なるのは10台の再循環ポンプが圧力容器の底に直付

けされ、いわばぶら下がった状態にある。

 地震時に直付けされたポンプ複数台が同時に壊れる可能性があり、

重大な冷却水喪失事故になる。

◎ 槌田敦さんと一緒に日立製作所で実物大の模型を見たことがある

が、下部に支持工作物はなく、地震時には揺れて溶接部が壊れるのではな

いかと思った。2007年の中越沖地震時には危うかったのではないかと推

測している。

◎ 核燃料の装填は再稼働のための一連の重要なプロセスであり、これを

やめさせることはきわめて重要である。

 東電は起動ではないというが、制御棒が抜け落ちる事故が発生しない

とも限らない。

 石川の志賀原発では一部制御棒抜け落ち事故を起こしたが隠し続けて

いた。

 核燃料の装填は住民の同意を得ていないことであり、東電と政府は、前

のめりの作業を中止しなければならない。

 少しでも連鎖反応が起こればせっかく静まっていた原子炉には新たな

放射性物質が発生してしまう。

◎ 福島第一原発事故の教訓は地震大国日本では原発は動かすなという

ことである。

 花角県知事も桜井柏崎市長も福島第一原発事故後に自ら行った反省を

もう一度思い返すべきである。

 とくに桜井市長は原発推進活動を反省し、今後は政治活動まで辞めると

言っていたではないか。

 あの反省文は私も持っているし、多くの市民も忘れてはいない。

┏┓ 

┗■2.地元同意ないまま異例 柏崎刈羽原発核燃料装填を開始

 | 再稼働へ既成事実化

 └──── 4月16日「東京新聞」朝刊1面より抜粋

 東京電力は15日、2011年3月の福島第一原発事故後、同社として初の

再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機(新潟県)の原子炉内に核燃料を入

れる装填作業を始めたと発表した。再稼働時期は「未定」としている。

 立地県や自治体から再稼働の同意が得られていない中での核燃料装填

は異例。

 能登半島地震で避難計画の実効性に不安が高まる中、再稼働への既成

事実化が進むことに、周辺自治体からは疑問の声が上がる。

               (荒井六貴、渡辺聖子) (後略)

 東電 本当に資格はあるのか

<解説>13年前に福島第一原発で世界最悪レベルの事故を起こした東京

電力が、再び原発の運転に踏み出そうとしている。

 東電にその資格はあるのか。

 原子力規制委員会は「資格あり」と認め、再稼働に前のめりな岸田政

権は立地自治体に理解を求め、早期のゴーサインを迫っている。

 だが、東京電力は福島(第一原発)事故の責任を果たしていない。

 故郷を追われた避難者はいまだに2万6000人以上、放射線量が高く人

が住めない区域が残る。

 事故収束作業では汚染水の発生を止められず、原子炉内に溶け落ちた

核燃料(デブリ)は取り出せるかさえ見通せない。

 能登半島地震では、原発事故時の避難計画の不備が鮮明となった。

 課題を積み残す中、再び深刻な事故が起きたら…。

 東京電力が新潟で責任を負えると、どんな根拠を持って言えるのか。

 東京電力原発を運転する資格はあるのか。

 何度でも問う。本紙はこの問いから逃げない。

               (原発取材班キャップ・荒井六貴)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/321409

┏┓ 

┗■3.対中侵略戦争・日米会談の大本営発表報道

 | 宗主国大統領専用車で自撮りして御満悦

 | 血税使った「国賓」訪米で浮かれる無能3世

 | 米国から岸田氏を生出演させたテレビの自壊

 | 「メディア改革」連載第149回

└──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

◎ 岸田文雄首相が4月11日(日本時間12日)、米連邦議会の上下両院

合同会議で行った演説の冒頭、議場から拍手が起きたのを受けて「日本

の国会では、こんなにすてきな拍手を受けることは、まずありません」

と発言したのを生中継で見た。

 裏金疑獄で自民党が壊滅状態にある中、湯水のように税金を使っての

訪米で、いい気になり、ニカッと笑いながらの受け狙いだった。

 SNSでは「よくこれをネタにできるね。『党が集団で裏金つくって

脱税し国民に批判されてるので拍手がない』って本当のこと言ったら笑

いどころじゃないよ」など、厳しいコメントが相次いだ。

◎ 首相として安倍晋三氏以来9年ぶりに国賓待遇で米国を訪れた岸田

氏は、移動中に「ビースト」と呼ばれるリムジンの中でバイデン大統領

と自撮りしたツーショットを「X」に投稿した。公式晩餐会では、日米

の著名人が招待された。米国ツアー中の音楽ユニット「YOASOBI」

やスポーツ選手に囲まれる中、妻の話を持ち出し、くだらないジョーク

を飛ばして上機嫌だった。自分の立ち位置が分かっていない愚かな世襲

3代目である。

 岸田氏は税金を使っての外遊から14日午後帰国した。政府専用機に箱

乗りして同行した内閣記者会(常勤幹事社19社)の社員記者たちは、今

回の訪米が、対中戦争、第二次朝鮮戦争に備えた侵略戦争作戦会議で、

危険な日米軍事同盟の強化の場だった本質を伝えず、岸田氏のジョーク

が好評だったなどと報じた。まさに、大本営発表報道だ。

◎ 朝日新聞は4月16日の総合面で「軍事協力 漂うリスク」と題して、

日本が米国の対中抑止戦略に組み込まれる側面も否定できない」という

曖昧な分析をした。

 13日の東京新聞も「中国の軍事的台頭など東アジアの情勢緊迫に、日

米が協力して対処することは重要」と書いている。中国の脅威は差し

迫っているが、軍事的増強での対応だけではだめだという論旨だ。

◎ バイデン氏は昨年6月20日カリフォルニア州で開いた支持者集会

で、「日本は長期にわたり軍事費を増やしてこなかったが、私は日本の

指導者に3回会い、彼を説得した。彼もそうすべきだと確信し、日本は

急激に軍事費を増やした」とアピールした。バイデン氏は後に、「岸田

氏は既に軍事費増を決めていた」と訂正したが、米軍の軍事占領が戦後

78年8カ月も続く日本が米政府の「拡大抑止戦略」に基づいてぐ軍拡を

進めていることは真実だ。

 岸田氏には、上川陽子外相、盛山正仁文部科学相らが随行したほか、

岸田氏の“影の総理”と呼ばれ、身内の刑事事件で捜査妨害をした疑い

のある木原誠二自民党幹事長代理(元官房長官代理)も同行した。党役

員の首相外遊同行は極めて異例だ。

◎ 岸田氏は12日、FNNの単独インタビューに応じ、「法の支配に基

づく国際秩序の維持を、同盟国などとともに、中国に直接伝える」と強

調した。岸田氏は、ウクライナ戦争については言及したが、イスラエル

が米国の支援を受けてガザでジェノサイドを続けていることには沈黙

した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f63029c361ffe12c5da1bb7385ca248369e01629

 岸田氏は13日、ノースカロライナ州にあるトヨタ自動車の工場などを

視察した後、NNNの単独インタビューにも応じた。また、13日には、

NNN系の情報番組『ウェークアップ』(読売テレビ)に現地から生出

演し、大阪・関西万博開催を支援すると述べた。

◎ テレビ、新聞ではリベラル系とされるコメンテーターも「中・朝・

ロ」の軍事的脅威は否定しない。TBSの「サンデーモーニング」(14

日)で、寺島実郎氏は「対中で、日米の防衛協力は欠かせない」と断じ

た。青木理・松原耕二両氏も「米・韓・日の防衛協力は必要」と口を揃

える。立憲民主党の幹部も「防衛費増は賛成」と常に言う。

そこが間違っている。

 日本に対中戦争の準備をさせる米国は、岸田氏の訪米直前の5日か

ら、イエレン財務長官を北京に4日間派遣。16日には1年半ぶりの米中国

防相の電話会談を行った。米国は中国との経済・外交関係の維持に努力

を欠かさない。

◎ 日中関係を考える時、「ノーモア沖縄戦えひめの会」が作成した

リーフレット「本当に中国は攻撃して来るのだろうか」が参考になる。

一部10円で、200部以上は送料無料。

私は300部購入して、友人に配っている。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100009127237326

https://www.facebook.com/groups/667214014346635/about

◎ 自民党政治資金疑獄に関わる衆院3選挙区の補欠選挙が16日に告示

された。TBS「Nスタ」の井上貴博キャスターは「自民党政権はひど

いが、野党にも代わる首相候補がいない」と連日コメントしている。

 そうだろうか。自民党の議員より、リーダーにふさわしい政治家はい

くらでもいる。

 私は、山本太郎参院議員に5年間ぐらい首相を務めてもらってはどう

かと考える。

┏┓ 

┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆2024年5月1日多摩地域メーデーのご案内

日 時:5月1日(水)18時集合・18時半デモ出発(解散、府中公園)

場 所:府中公園石畳(京王線府中駅北口徒歩6分)

連絡先: taigyaku@gmail.com (黒岩)

殺すな!ともに生きよう!資本主義をぶっ飛ばせ!

大幅賃上げを勝ち取ろう!

イスラエルは、ガサ・ジェノサイドをやめろ!

パレスチナから直ちに出ていけ!

プーチンは、ウクライナ侵略をやめろ!戦争反対!

改憲反対!軍拡反対!沖縄・南西諸島の基地建設反対!

あらゆる差別・排外主義を許さないぞ!

生活保護費・年金削減を許さないぞ!増税反対!

貧困は自己責任じゃないぞ!生きる権利を勝ち取ろう!

┏┓ 

┗■5.新聞より2つ

 └──── 

 ◆柏崎刈羽原発の安全性について「報告書の策定を検討」

  新潟県技術委員会の小原徹座長が意向示す

 東京電力柏崎刈羽原発の安全対策を確認する新潟県技術委員会(座長・

小原徹東京工業大教授)は4月16日、新潟市中央区で会合を開き、原子

力規制委員会事務局の原子力規制庁から説明を受けた。

 委員からは能登半島地震の教訓を柏崎刈羽原発の安全対策に生かすべ

きなどの意見が出た。終了後、小原座長は国への確認が終わった後、柏

刈羽原発の安全性について「何らかの報告書を作るフェーズになる」

との意向を明らかにした。 (後略)

          (4月17日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

https://www.47news.jp/10801938.html

 ◆原告から被告にされた男

                    鎌田 慧(ルポライター

 東京電力柏崎刈羽原発の燃料装填、さらには東北電力女川原発

再稼働の準備が進められている。

 岸田政権の財界追随の「原発回帰」政策だが、あまりにも現実無視、

無責任にすぎる。

 来週22日、東京地裁606号法廷で「避難住宅追い出し訴訟」の公判

がある。

 被告は福島県いわき市からの避難者で、国と東電を訴えた訴訟で原告

団長を務める鴨下祐也さん(55)である。

 いわき市福島原発から40キロ離れていて避難地域にされなかった。

国立工業高専の教員だったが、学生の時、放射性物質を扱っていた鴨下

さんは、危険を察知して親子4人で東京に自主避難、100世帯以上の人た

ちと「ひなん生活をまもる会」を結成して、補償のない白主避難者とし

て、避難住宅に入居していた。

 ところが2022年3月になって、東京都から一方的に立ち退きを要求さ

れ、代表の鴨下さん一人が裁判に訴えられた。

 突然、避難を命じられた強制避難者も自主避難者も汚染と被曝の恐怖

を背負って生活してきた。

 「自宅を去って、避難住宅から追い出されるというのは心身を破壊さ

れます。まして裁判に訴えられるなど恐怖です」。

 原告から被告にされた鴨下さんの苦悩である。

 原発から30キロ以上の人びとの不安を切り捨て、補償の埒外(らちが

い)におく政策ひとつを見ても、原発は人間社会には無理なのだ。

   (4月16日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」)

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※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景~台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走~

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に~

 地震津波は止められないが原発は止められる~今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての-

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

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