たんぽぽ舎です。【TMM:No3463】地震と原発事故情報−8つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3463】

2018年9月18日(火)地震原発事故情報−

               8つの情報をお知らせします

               転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.「原発は生命を破壊するものです」、

   「生存権にかかわる問題なのだと気づいた」…立地住民の言葉

  「韓・日反核(原発)ツアー報告、現地より後編

         青山晴江(たんぽぽ舎ボランティア・

          再稼働阻止ネット全国ネットワーク)

★2.東海第二原発で大量の放射能放出事故が起きた場合、

   茨城県内・首都圏でどのような人的被害が発生するか推定

   上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

★3.発電なしでも7年間9千億円の売上高・日本原電に迫る「11月Xデー」

  ビジネス誌「ZAITEN10月号」記事の紹介

   浜島高次(神奈川県在住)

★4.原発避難への賠償の在り方は 横浜でシンポ…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

★5.「なくそテ原発2018柏崎大集会」

  原発再稼働反対訴え−県内外団体、柏崎で集会…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

               金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★6.本土市民の思いを沖縄に

   沖縄県知事選は単なる地方首長選ではない

          清水 寛(脱原発市民グループ「なの花の会」世話人

★7.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆10/14(日)第16回「福島とチェルノブイリ」連続シンポジウム

    白石 草さん「原発事故を終わらせる『復興五輪』」

    黒田節子さん「福島の現実と実態」

★8.新聞より4つ

  ◆「地震の国に原発いらない」 渋谷で全国集会

       (9月18日東京新聞朝刊1面より抜粋)

  ◆原子力尊厳死      鎌田 慧(ルポライター

         (9月18日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)

  ◎北海道地震、SNSでデマ拡散 専門家「発信元確認を」

                  :9/11日本経済新聞

  ◎特集ワイド:関東大震災から95年 虐殺された朝鮮人の遺族来日

   否定の動き、ヘイトスピーチ続く中…伝える努力に希望

  9/12毎日新聞東京夕刊

━━━━━━━ 

※9/22(土)講演・上映会にご参加を!

 「沖縄と基地」講演とDVD[誰も知らない基地の話]上映会

日 時:9月22日(土)14:00より17:00

講 演(予定):山城博治さん (沖縄平和運動センター議長)

講 演:井筒高雄さん (元陸上自衛隊レンジャー隊員)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:1000円

【予約優先】です。たんぽぽ舎あて電話かメールでお申し込み下さい。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.「原発は生命を破壊するものです」、

 |  「生存権にかかわる問題なのだと気づいた」…立地住民の言葉

|  「韓・日反核(原発)ツアー報告、現地より後編

 └──── 青山晴江(たんぽぽ舎ボランティア・

          再稼働阻止ネット全国ネットワーク)

◎ 韓・日反核(原発)ツアー3日目の9月15日、朝鮮半島南西端の木浦近くにあ

るヨングァン(ハンビッ)原発ゲート前で、地域住民と合流。もらったしおりには

原発は、超法規的権力集団(核マフィア)の利益共同体を肥らせる巨大な欲望の

「打ち出の小槌」]とある。

 1986年に稼働したヨングァン原発1号機は丸い鉄兜のようで、コンクリート

古びた色だ。5・6号機の5000個を超える偽造部品や4号機の手抜き工事が発覚。

 近隣の農産物の売れ行きが落ちているそうだ。使用済み燃料プールが満杯にな

り、敷地内に乾式中間施設を作ろうとしている。

◎ 「一つ作れば永久に置かれる。政府はそれで安心して稼働し続けるだろう。

お金で住民を懐柔しようとしているが、そうはさせない。」「日本は3・11後、原

発が一時期止まって国民の意識もあるだろうが、韓国はずっと運転している。多

くの国民はふつうに電気を使っていて、ゴミは原発立地においておけばいい、現

地住民はこれまでと同様に原発を抱えて生きていけばいいと思っているのだろ

う。」現地の人の話は、原発を強要された地の、国を越えた共通な問題だと思え

た。ue

懇談会は山中でエコロジカルな暮らしをしている「生命と平和の村」で行われ

た。ムクゲの花が咲き、鳥たちが鳴き交わす窓辺で住民の方が話された「原発

生命を破壊するものです。」の言葉が心に響いた。

◎ 内陸部の星州へ移動して、2017年米軍の迎撃ミサイル、サードが配備された

ソソン里を訪ね、抗議活動を続けているハルモニ(おばあさん)たちと懇談会をし

た。ue

 マスクをして語られていた村の女性会長のハルモニは、警察の暴力で歯を折ら

れ指を潰されたそうだ。「この村に嫁に来て47年、平和がどんなものか知らずに

過ごしていた。サードがきて、はじめは逃げればいいと思ったけど、いろいろ見

聞して、この小さな村だけの問題じゃない、アジア全体の平和の問題だと気づき、

子や孫世代に戦争させてはいけないと頑張ることに決意した。」「若いお母さん

たちが、抗議行動の時、歌って元気を出そうと言って[たんぽぽ合唱団]という

のを作って座り込みの時一緒に歌っている。」「サードが配備される前の静かな

村に戻してほしい。」

◎ 話を聞いているうちに里は夕闇につつまれ、降り出した雨のなか、老若男女

の村人たちや支援者が150人程集まり、土曜のロウソク集会が始まった。

 若者たちのポップな歌・詩の朗読・演奏・スピーチ、ロウソクかざしてのシュ

プレヒコールなど活気のある大天幕下の集会。

 私達日本からの13名も紹介されて舞台に上がり、歓迎連帯の拍手を受けた。過

酷な抗議活動の現場で、訪れた人を逆に励ましてくれるような熱い温かいハルモ

ニ達の姿だった。

◎ 9月16日最終日。慶州ナア里ウォルソン原発へ。海辺から見えた4つの原発

は古びていて、近くの公園では家族連れがキャンプをしたり釣りをしていた。

 もっとも古い原発の一つで、放射能廃棄物保管所もある。

 住民の人体からトリチウムが検出され甲状腺ガンも発生、フクシマ(東電福島第

原発)事故で原発現地の危険さと日常的な放射能汚染に気づき、危機感を募らせ

た現地住民30所帯ほどで「移住対策委員会」を立ち上げ移住の自由と支援を求め

原発PR館の前のテントで日々抗議をして4年になる。

 放射能汚染と危険性で不動産価値が無くなった家や田畑が売れず、移住したく

ても抜け出せない。副委員長と事務局長の女性2人が現地で暮らすことの不安を

訴えた。政府アンケートでも71%が移住の自由の保障が妥当と答えているそうだ。

◎ 事務局長の女性はまだ若いお母さんで、子どものことを心配されていた。

放射能の事を聞いたこともなかった。フクシマ(東電福島第一原発)事故で初め

てここから出て行かなくてはと思った。そして原発というものの真実を知ること

になった。私の身体もすでに放射能に汚染されているかもしれない。これは、た

だ逃げ出せばいい、という問題じゃない。生存権にかかわる問題なのだと気づい

た。」

◎ 放射能は国境を越えていくのだから、私達も国境を越え情報を共有して、そ

れぞれの頑張りがお互いを励ます形につなげていけたらと話しあった。

ごくふつうに暮らしていた人々が、巨大な利権集団にひるむことなく対峙して

向かっている、その姿に感銘を受けた韓・日反原発ツアーでした。

┏┓ 

┗■2.東海第二原発で大量の放射能放出事故が起きた場合、

 |  茨城県内・首都圏でどのような人的被害が発生するか推定

 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

 東海第二原発の再稼働に向けた動きが進展しているが、東海第二原発で大量の

放射能放出事故が起きた場合、茨城県内・首都圏でどのような人的被害が発生す

るかを推定した。計算モデルは2007年の『これから起こる原発事故』で解説され

ている試算と同じ方法であるが、地理データを更新し500mメッシュごとの被害人

数を推定している。

http://sustran-japan.eco.coocan.jp/datafile/higai_20180917.pdf

         (PDFデータがダウンロードできます)

 結果は事故の進展シナリオ、気象条件、避難までの時間などにより大きく影響

される。しかし2007年時点と比べて原子炉の安全性は何も本質的に改善しておら

ず、「紙の上」での避難計画が変わったていどでしかないから計算モデルは今も

有効であろう。

 ただし現在は「原子力災害対策指針」で5km圏内は一応放射性物質の放出前に

退避となっているのでその区域は除いた。

 ある条件の時に起こりうる被害として原発から15km程度の東海村ひたちなか

市・水戸市で急性死者が4万2600人、その他の茨城県内と首都圏で晩発死者が

71万7千人と推定される。

 5km圏内の放射性物質の放出前の退避は(実際にできればの話だが)いいとして、

事故の進展によってはその圏外で大きな被害が出ることが予想される。

┏┓ 

┗■3.発電なしでも7年間9千億円の売上高・日本原電に迫る「11月Xデー」

 | ビジネス誌「ZAITEN10月号」記事の紹介

 └──── 浜島高次(神奈川県在住)

 日本原電は、毎年ほぼ同じように、大手電力会社から「基本料金」として、東

京電力465億円、関西電力341億円、中部電力307億円、北陸電力213億円、東北電

力117億円を受け取っている。

 東京電力の数土文夫前会長はこれに異議を唱え、村松衛企画担当常務に、「経

営の道筋をつけろ、そうでないと(原電への)」支払いを認めない」と指示して

派遣した。

 数土文夫会長の原電への強行姿勢が更迭要因になり、原発マフィアが暗躍した

という記事である。後に村松衛氏は社長に昇格したが、音無しである。

┏┓ 

┗■4.原発避難への賠償の在り方は 横浜でシンポ…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.原発避難への賠償の在り方は 横浜でシンポ

  9/17(月)13:03配信「カナロコby神奈川新聞」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180917-00029504-kana-l14

2.除染54事業者に「法令違反」 福島労働局発表、廃炉42事業者

  9/16(日)11:01配信「福島民友新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180916-00010012-minyu-l07

┏┓ 

┗■5.「なくそテ原発2018柏崎大集会」

 | 原発再稼働反対訴え−県内外団体、柏崎で集会…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆「なくそテ原発2018柏崎大集会」

  原発再稼働反対訴え−県内外団体、柏崎で集会

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20180917419830.html

┏┓ 

┗■6.本土市民の思いを沖縄に

 |  沖縄県知事選は単なる地方首長選ではない

 └──── 清水 寛(脱原発市民グループ「なの花の会」世話人

 沖縄県知事選が9月13日告示、30日投票で始まりました。

 この知事選は単なる地方の首長選ではないです。

  ・新潟県知事選の時と同じく、今後の国政の行方を占う選挙です。

  ・改憲原発の動向にも影響を与える選挙です。

 翁長知事の遺志を継いで辺野古の海を埋め立てさせない「オール沖縄

 《本土の「市民の思い」を「オール沖縄」に届けましょう》

参考:(連絡先)

   ひやみかち うまんちゅの会 会長 呉屋守將

 〒902-0061 沖縄県那覇市古島2-6-5古島テラス

(詳しくは、「ひやみかち うまんちゅの会」の

 ホームページ https://hiyamikachiumanchu.com/ をご覧になってください)

┏┓ 

┗■7.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆10/14(日)第16回「福島とチェルノブイリ」連続シンポジウム

 日 時:10月14日(日)13:30より

 場 所:「スペースたんぽぽ」(JR水道橋駅西口下車5分)

 講演タイトル・講師:

    「原発事故を終わらせる『復興五輪』」

        白石 草さん(OurPlanetTV代表、ジャーナリスト)

    「福島の現実と実態」

        黒田節子さん(原発いらない福島の女たち)

主 催:福島原発事故緊急会議

問い合わせ:Tel 090-1705-1297(国富)

 E-mail 2011shinsai.office@gmail.com

資料代:500円

┏┓ 

┗■8.新聞より4つ

 └──── 

 ◆「地震の国に原発いらない」 渋谷で全国集会

 脱原発などを呼びかける「さようなら原発全国集会」が17日、東京都渋谷区の

代々木公園であった。敬老の日と重なったが、シルバー世代の参加も目立ち、市

民ら約8000人(主催者発表)が集まった。残暑に負けず「地震の国に原発いらな

い!」と声を上げた。(中略)

 ルポライター鎌田慧さん(80)は「事故を起こそうが人の生活が破綻しようが死

のうが、もうかればいいという不道徳な原発は絶対に認められない」と強調した。

 (後略) (9月18日東京新聞朝刊1面より抜粋)

 ◆原子力尊厳死      鎌田 慧(ルポライター

 内橋克人大江健三郎落合恵子坂本龍一澤地久枝瀬戸内寂聴さんらと

はじめた「さようなら原発」運動は、7年たったいま、会場に脱原発を訴えてT

シャツやDVDを販売するブースが、20軒ほどたち並ぶようになってにぎやかだ。

 17日、代々木公園で行われた大集会では、青森県下北半島の先端、大間原発

建設に反対して土地を売らなかった熊谷あさ子さんの長女の厚子さん、奈々さん

親子も、昆布やわかめ、ひじきなど津軽海峡の海の幸を携えいつものように、元

気な笑顔をみせた。

 大間は本マグロで有名だ。国際海峡であって外の船が自由往来する、その鼻先

に最も危険な、プルトニウムを燃料にするフルMOX原発をつくるなど国際問題

だ。集会では40年を過ぎた東海第二原発再稼働批判やフクシマ事故避難者の生活

困難などの報告があった。

 私たちがが若い世代に原発稼働は30年といわれていた。東海第二原発は11月で

40年。それなのにあと20年もやるという。首都圏にある最も危険なポンコツ原発

だ。それを許してきたのは私たちの力不足だ。

下北半島東海村につぐ核センターをうたっていたが原子力船「むつ」は廃船、

六ヶ所村の再処理工場は死に体。東通村の東電・東北電力原発は見通し困難。た

そがれの原子力行政。カネとメンツだけの延命策はやめろ。

       (9月18日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)

 ◆以下の2つは、メールマガジン読者からの提供です。

◎北海道地震、SNSでデマ拡散 専門家「発信元確認を」:

 9/11日本経済新聞

<https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35227790R10C18A9CC1000/?n_cid=NMAIL007>

◎特集ワイド:関東大震災から95年 虐殺された朝鮮人の遺族来日 否定の動き、

 ヘイトスピーチ続く中…伝える努力に希望

 9/12毎日新聞東京夕刊

有料 <https://mainichi.jp/articles/20180912/dde/012/040/006000c?fm=mnm>

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿(「川柳

・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、自然、政

治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも2行又

は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ書きで

「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・グルー

プも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など必要事項を400

文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ

  ります。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

       新HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856

たんぽぽ舎です。【TMM:No3462】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3462】

2018年9月15日(土)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

               転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.未来も大切だけど私は今も大事

   だから原発をなくしたい…韓国の女子中学生

  核と戦争のない世界のための日韓民衆の連帯活動の一環

  「韓・日反核(原発)ツアー」参加報告、現地より

         青山晴江(たんぽぽ舎ボランティア・

              再稼働阻止全国ネットワーク)

★2.東海第二原発再稼働は日本原電存続のための時間稼ぎ

   9/7東海第二原発再稼働問題を訴える記者会見に参加

  原子力規制委の延長OKが出ても即再稼働ではない

           渡辺寿子 (原発いらない!ちば)  (その1)

★3.国際社会は日本による「放射能垂れ流し」をいつまでも放置しない

  事故処理対応の先送りの口実となっている

  東京五輪批判が国際的に高まる  村田光平(元駐スイス大使)

★4.<福島第一原発>防潮堤増設へ 千島海溝地震対策…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.メルマガ読者からのイベント案内

      (お問い合わせは主催者へ)

  ◆9/30(日)講演会「原発の本当のコスト」を考える

   −福島原発事故以降のエネルギー政策をめぐって−

   講師:大島堅一さん  会場:町田市民フォーラム

━━━━━━━ 

※9/17(月・休日)代々木公園にご参加を!

 「いのちをつなぎ くらしを守れ フクシマと共に

   9.17さようなら原発全国集会」

 日 時:9月17日(月・休日)11時ブース開店

        12:30野外ステージ開会 15:10デモ出発2コース

 場 所:代々木公園

 主 催:「さようなら原発」一千万署名市民の会

  ◇たんぽぽ舎も参加し、ブースも出します。

   一緒に渋谷の街をデモしましょう!

━━━━━━━ 

※9/22(土)講演・上映会にご参加を!

 「沖縄と基地」講演とDVD[誰も知らない基地の話]上映会

日 時:9月22日(土)14:00より17:00

講 演(予定):山城博治さん (沖縄平和運動センター議長)

講 演:井筒高雄さん (元陸上自衛隊レンジャー隊員)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:1000円

【予約優先】です。たんぽぽ舎あて電話かメールでお申し込み下さい。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.未来も大切だけど私は今も大事

 |  だから原発をなくしたい…韓国の女子中学生

|  核と戦争のない世界のための日韓民衆の連帯活動の一環

 | 「韓・日反核(原発)ツアー」参加報告、現地より

 └──── 青山晴江(たんぽぽ舎ボランティア・

            再稼働阻止全国ネットワーク)

◎ 核と戦争のない世界のための、日韓民衆の連帯活動の一環としてのツアー、

(韓国語では「巡礼」13日〜17日)に参加しています。

 韓国の反核(原発)運動地域を回りながら、韓国と日本の現況を交流・討論して

います。

日本からは13名、関西からの参加者には、台風災害の影響で関空が使えず船と

バスの長旅でソウルに到着された方も。

◎ 13日夜、若狭の原発を考える会の木原壯林さんの「日本の原発問題の現況と

原発運動」の通訳付き講演がありました。

 参加者からは「日本の六ヶ所の核廃棄物処理の仕方は?」「日本は他国に原発

を売る時、核廃棄物を引き取ると言ってるが、自国で処理できていないのにどう

するんですか?」など意識の高い質問が出ました。

◎ 14日は、早朝から内陸部の大田市に。ここには韓国核マフィアの総本山・原

子力研究院があり、小型原子炉での実験で放射能を撒き散らし、使用済み燃料を

多量に保管、火事や爆発などもあったうえ、再処理実験もやりたいようで市民た

ちは危機感をつのらせている。

午前は木原壯林さんの講演第2回。カメラが入り全国に放映されるとか。ここ

でも 「韓国で話の出ている乾式再処理はどうか?」「2600人住んでいる大田で原

子力の実験所があるのをどう思われるか」など熱心な質問がたくさん出た。

 木原壯林さんは、茨城県東海村老朽原発が30キロ圏内に人口95万人を抱える地

であり、かつては原子力産業を市民が誇りに思っていた所であり、再稼働が迫り

大変危険な原発であることを例にして答えられた。

◎ 14日午後は、その原子力研究院前で抗議集会、記者会見。3台の大型バス、

あちこちから100人ほどが集まり、若い人たちも多く参加していた。黄色のミニド

ラム缶、並ぶと「再処理反対」の文字になるハングル文字の看板、平和の舞もあ

った。

原子力研究院の前には当局側の大横断幕が何枚も張ってあって、そのハングル

は「民主主義と共に歩んできた原子力」「原子力は韓国存立の根源である」など

という内容なのだそうだ。

◎ どの人も、原発はもういらない、その思いで年齢をこえ、国を越えて集まっ

ている。

 韓国の原発から30キロ圏内の女子中学生が、夕方の教会集会で話していた。

「未来も大切だけど、私は今も大事。だから原発をなくしたい」。

 はにかんだ笑顔が心に温かかった。

┏┓ 

┗■2.東海第二原発再稼働は日本原電存続のための時間稼ぎ

 |  9/7東海第二原発再稼働問題を訴える記者会見に参加

 | 原子力規制委の延長OKが出ても即再稼働ではない

 └──── 渡辺寿子 (原発いらない!ちば)  (その1)

1.東海第二原発再稼働は日本原電存続のための時間稼ぎ

◎ 9月7日「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」の主催で東海第二原発

稼働問題を訴えるための記者会見が衆院第二議員会館でありました。

 東海第二原発再稼働・20年運転延長問題の重大性をマスコミの記者たちにアピー

ルし、新聞、テレビなどで取り上げてくれるよう要請しました。

 前述のようにこの間の反対運動の進展、地方議会への働きかけの成果なども報

告。

◎ 記者会見の最後に、聴衆から日本原電には東海第二原発を再稼働する意思、

能力があるのかという質問が出ました。

 それに対し山崎久隆さんは、「日本原電が、むつの中間貯蔵施設の権利を一部

所有していることから日本原電には関西電力を引き込むことなど電力再編に絡ん

だ様々な思惑がありそうだとしました。

 その上で、現在、日本原電が東海第二原発の再稼働に固執する一番の理由は、

東海第二原発が再稼働できるかもしれないという状態を維持し続けるためであろ

うと述べました。

 日本原電が持っている4基の原発のうち日本で初めて商業運転した東海第一原

発は老朽化で廃炉作業中。福井県敦賀一号も廃炉が決定。敦賀二号も建屋下に

活断層が走っている可能性が指摘され、再稼働は見通せません。

 稼働できる可能性があるのは東海第二原発だけとなり、これが稼働できないと

なったら日本原電は会社を維持できなくなります。

 日本原電にとって会社の存亡を賭け、東海第二原発が再稼働できるかもしれな

い状態を維持し続けることが重要なのです。」と述べました。

2.原子力規制委の延長OKが出ても即再稼働ではない

◎ 9月13日原子力規制委員会は東海第二原発の再稼働・運転延長に関する審査

をほぼ終了したとする報道が流れました。

 それによると規制委は早ければ9月下旬にも再稼働の審査で正式合格とするか

判断する見通しで、正式合格となれば工事計画と運転延長の審査でも認可すると

みられるということです。

 このような報道が流れても私たちとしては原子力規制委が11月27日までに20年

運転延長のOKを出すのを何としても阻止するのが第一目標です。

 しかし、万一原子力規制委が11月27日の40年運転終了期限までに運転延長の認

可を出したとしても実際の再稼働までにはまだまだ高いハードルがあります。

 安全対策工事の終了予定は2021年3月でそれまでは再稼働できません。

◎ 新規制基準で20年延長が認められた3基の原発、美浜3号、高浜1、2号は、

様々な工事や審査が行われていて、再稼働までにはまだまだハードルがあり、す

ぐに再稼働できる状況ではありません。関電の発表でも美浜3号は2020年3月ま

で、高浜1、2号は2021年6月までは動くことはないとされています。

 また東海第二原発の再稼働には自治体の事前了解という壁が立ちはだかってい

ます。今年3月原電は立地自治体の東海村だけでなく、周辺の5市にも再稼働を認

めるかどうかの判断に加われるとする全国ではじめての協定を結びました。協定

に加わっている1村5市のうちのひとつでも再稼働に反対すれば再稼働はできま

せん。

◎ 9月1日の水戸集会の主催者挨拶で小川仙月さんは、再稼動する際の事前了

解権が拡大された「茨城方式」の新協定を私たち市民が本当に力あるものにしな

ければならないと呼びかけました。この言葉の重みが実感されます。反対の世論

を盛り上げてやすやすと再稼働などさせないようにすることが大事です。

 9月7日の院内記者会見で40年廃炉を決めた当時の首相だった菅直人さんは、

20年稼働延長は例外中の例外であって、基本はあくまでも40年廃炉であるときっ

ぱり明言しました。 (その2)に続く

    (原発いらない!ちばニュース9月号より了承を得て抜粋)

┏┓ 

┗■3.国際社会は日本による「放射能垂れ流し」をいつまでも放置しない

 | 事故処理対応の先送りの口実となっている

 | 東京五輪批判が国際的に高まる

 └──── 村田光平(元駐スイス大使)

 皆様

 「天災超大国」の姿をさらけ出した日本の脱原発は国際社会の重大関心事にな

ったと思われます。

 「放射能垂れ流し」が批判される日本におけるさらなる過酷事故は、地球環境

に壊滅的影響を及ぼすこととなり、断じて許されないからです。

 緊急事態宣言が解除されていない日本の放射能への対応はついに最近は国際的

にも問題にされだしております。

 ご報告したIPPNWドイツ支部が推進中の「2020放射能東京五輪」キャンペー

ン、国連人権委員会理事会による福島第一の作業員の被ばく問題の釈明要請など

今後このような動きは確実に活発化するものと思われます。

 別添のウクライナ政府と日本政府の対応の比較表は放置できない事態の深刻さ

を浮き彫りにしております。

 8000ベクレル/kg 以下の汚染土を全国の公共事業で利用出来るのです。

 日本が世界中の放射性廃棄物の最終処分所となる可能性すら指摘されておりま

す。

 国際社会は日本による「放射能垂れ流し」をいつまでも放置するとは考えられ

ません。

 最大限の事故処理対応の先送りの口実となっている東京五輪批判が国際的に高

まることは不可避と思われます。

 皆様のご理解と御支援をお願い申し上げます。

┏┓ 

┗■4.<福島第一原発>防潮堤増設へ 千島海溝地震対策…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.<福島第一原発>防潮堤増設へ 千島海溝地震対策

  9/14(金)20:06配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180914-00000071-mai-sctch

2.宮城・南三陸町“汚染廃棄物”の「すき込み」断念

  9/14(金)19:15配信「TBC東北放送

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180914-00000006-tbcv-l04

┏┓ 

┗■5.メルマガ読者からのイベント案内

 |     (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆9/30(日)講演会「原発の本当のコスト」を考える

  −福島原発事故以降のエネルギー政策をめぐって−

 講 師:大島堅一さん(原子力市民委員会座長 龍谷大学教授 環境経済学

  日 時:9月30日(日)14:00より16:35

 会 場:町田市民フォーラム3階ホール 町田駅徒歩7分

 参加費:前売・予約700円、当日800円(学生無料 要予約)

 主 催:原発事故を考える町田市民の会

 連絡先:042-729-2296(事務局) 090-8115-6294(せお)

 経産省のサイトでは今も相変わらず「原発のコストが一番安い」と強調されて

いるが、「原発の本当のコスト」を解明されておられる大島さんの見解は全く異

なります。

 もしこれ以上経産省の思い通りにこの国が運営されていくとしたら、たとえ原

発事故が起こらなくとも、日本は早晩経済の面で破綻してしまう。

 最新の正確な知識を身に着けることこそが、現在の流れを変えていく力になる

と思います。講演会へのご参加、よろしくお願いします。

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿(「川柳

・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、自然、政

治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも2行又

は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ書きで

「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・グルー

プも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など必要事項を400

文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ

  ります。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

       新HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856

たんぽぽ舎です。【TMM:No3461】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3461】

2018年9月14日(金)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

               転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.トリチウム等汚染水の海洋投棄は、してはならない!

   自然界に生きるすべての生命に新たな放射能汚染を強い許されないもの

  トリチウム放出量日本一の原発が、玄海原発

  トリチウム水を除去する新技術の実用化こそ

  早急に取り組むべきことだ!

        工藤逸男(戦争と原発のない社会をめざす福岡市民の会)

★2.【参考データ】

   現在稼働している原発は7基    山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

★3.多くの人たちと共に〈原発なき社会〉を求めて (下)

   『NO NUKES voice』vol.17 発売中     鹿砦社

★4.泊原発再稼働なら「北海道大停電」は防げたか

  稼働していなかったことが深刻な事故を防いだという可能性も

  読売新聞社説の思考回路は安易ではないだろうか…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)

                黒木和也 (宮崎県在住)

★5.メルマガ読者からのイベント案内

           (お問い合わせは主催者へ)

  ◆警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法 住民訴訟『第9回口頭弁論』

   9月26日(水)11時30分開廷 東京地裁103号法廷

  ◆9/29(土)学習会「東海第二原発」再稼働ストップ!問われる市民力

   −炉から100キロ圏の市川市、ヤバイ!−

   お話:柳田 真さん  場所:市川市文化会館

★6.新聞より1つ

  ◆北海道地震 泊原発外部電源喪失 4町村、住民に周知せず

   「いざの時逃げ遅れる」住民、情報伝わらず不安

             (9月14日東京新聞朝刊1、25面より抜粋)

━━━━━━━ 

※明日です!ご参加下さい!

 山崎ゼミ「核燃料サイクル問題を中心に最新情報」

 お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

 日 時:9月15日(土)14:00から17:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円 資料も充実

━━━━━━━ 

※9/17(月・休日)代々木公園にご参加を!

 「いのちをつなぎ くらしを守れ フクシマと共に

   9.17さようなら原発全国集会」

 日 時:9月17日(月・休日)11時ブース開店

        12:30野外ステージ開会 15:10デモ出発2コース

 場 所:代々木公園

 主 催:「さようなら原発」一千万署名市民の会

  ◇たんぽぽ舎も参加し、ブースも出します。一緒にデモしましょう!

━━━━━━━ 

※9/22(土)講演・上映会にご参加を!

 「沖縄と基地」講演とDVD[誰も知らない基地の話]上映会

日 時:9月22日(土)14:00より17:00

講 演(予定):山城博治さん (沖縄平和運動センター議長)

講 演:井筒高雄さん (元陸上自衛隊レンジャー隊員)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:1000円

【予約優先】です。たんぽぽ舎あて電話かメールでお申し込み下さい。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.トリチウム等汚染水の海洋投棄は、してはならない!

 |  自然界に生きるすべての生命に新たな放射能汚染を強い許されないもの

|  トリチウム放出量日本一の原発が、玄海原発

 | トリチウム水を除去する新技術の実用化こそ

 | 早急に取り組むべきことだ!

 └──── 工藤逸男(戦争と原発のない社会をめざす福岡市民の会)

◎ 福島第一原発のタンクに貯蔵されている処理水には、トリチウムのほかに、

ヨウ素129(1Lあたり最大62.2Bq)やルテニウム106(同前92.5Bq)、テクネチ

ウム99(同前59.0Bq)などの放射性物質が含まれていることが明らかになってき

た。ue

 トリチウム等汚染水を海洋に投棄するなど、とんでもないことだ。

 汚染水の海洋投棄は、人間はもとより自然界に生きるすべての生命に新たな放

射能汚染を強い、許されないものだということを、原子力規制委・更田豊志委員

長や経産省、東電に思い知らさなければならない。

◎ 現在は原子力規制委員会に統合されている「原子力安全基盤機構」という独

行政法人が出していた『原子力施設運転管理年報』という文書には、国内の各

原発が毎年度環境中に放出した放射性物質の記録がある。

 そこには、玄海原発が2002年度から2012年度の11年間に、汚染水として826兆ベ

クレルものトリチウムを放出したことが記されている。

 トリチウム放出量日本一の原発が、玄海原発だ。玄海原発周辺では、白血病

健康被害が多発し、それが原発との関係で疑われ、新聞に報道されたこともあ

った。

◎ その問題を正面から取り上げ研究し、発表したのが、医学博士で元・純真短

期大学講師の森永徹氏だった(『玄海原発白血病の関連の検討』第56回日本社

会医学会総会=2015/07/25〜26久留米大学玄海原発白血病の 関連の検討)。

 森永氏によると、玄海原発(1号機1975年)稼働後、玄海町住民の白血病死亡

率は1983年から増加し、1985年からは高止まりしているという。

 稼働前と比較すると4倍以上の増加率となっている。玄海町白血病死亡率を

全国と比べると、約3〜6倍で推移しているという死亡率の高さだ。

 玄海原発に4.1km近づく毎に10万人当たり1人、白血病死亡率が増加するという

ことも報告されている。

◎ 森永氏の結論はこうだ。「玄海町における白血病死亡率の上昇は、高齢化や

ATL(成人T細胞白血病)の影響だけでは説明できない。

 玄海原発が全国一トリチウムの放出量が多いこと、トリチウム原発周辺の海

水、大気、水産物を汚染すること、動物実験ではトリチウム白血病を誘発する

傾向があること、同じく動物実験ではトリチウムの単回被曝より持続的被曝の方

がより白血病を誘発すること、同じ原発立地自治体でもトリチウム高放出と低放

原発立地自治体の住民の間には白血病死亡率に統計学的有意差があることなど

から、玄海町における白血病死亡率の上昇は玄海原発から放出されるトリチウム

の関与が強く示唆される。」と。

 トリチウム等汚染水の海洋投棄など、絶対にしてはならないのだ。

◎ では、どうするのか。今、トリチウム水を除去する新技術の開発が注目され

ている(以下、読売新聞2018/06/06より)。近畿大工学部の井原辰彦教授と、ア

ルミ箔製造会社「東洋アルミニウム」(本社・大阪市)などの共同研究チームが、

アルミ粉末を材料に、直径5ナノ・メートル(ナノは10億分の1)以下の小さな

穴が無数にあるフィルターを開発した。そのフィルターにトリチウム水の混ざっ

た水を温めて蒸気に変え通すと、高率でトリチウム水を除去できたというのだ。

 こうした新技術の開発にお金と人を投資して支援し、早急にその技術の実用化

を図ることこそが福島第一原発の事故を教訓とした汚染水処理のための道筋だ。

┏┓ 

┗■2.【参考データ】

 |  現在稼働している原発は7基

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

関西電力

高浜原発3号 再稼働  18/08/03定検中  ×

高浜原発4号 再稼働  18/05/18定検中 調整運転中  ●

大飯原発3号 再稼働  ●

大飯原発4号 再稼働  ●

四国電力

伊方原発3号 再稼働  17/10/03定検中  ×

九州電力

川内原発1号 再稼働  ●

川内原発2号 再稼働  18/08/30定検中 調整運転中  ●

玄海原発3号 再稼働  ●

玄海原発4号 再稼働  ●

×→停止中  ●→運転

ということで、9月12日現在、現在稼働している原発は7基です。

◎ なお、「定期検査中、調整運転中」がセットになっているのは「定期検査中

で調整運転中」です。

 定期検査の最終段階で原子炉を起動し、調整運転と称して電力を供給しながら

検査を行うシーンがありますので、原子炉としては動いているけれど法的には定

期検査中であるという期間が存在します。

◎ 伊方3号は司法が止めている原発ですが、仮処分の差止期間が9月30日まで

なので、来月に稼働してしまう可能性があります。

 高浜3号は40日ほど止まると仮定すれば10月までは動かないと思います。

◎ 審査「合格」は、このほかに美浜3、高浜1、2、柏崎刈羽6、7がありま

すが、いずれも工事認可手続き等が終わっていないなどで動かせる状態ではあり

ません。

 審査中は泊1、2、3、東通1、女川2、東海第二、浜岡3、4、志賀2、島

根2、3、敦賀2、大間の13基です。

※「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」のMLより転載

┏┓ 

┗■3.多くの人たちと共に〈原発なき社会〉を求めて (下)

 |  『NO NUKES voice』vol.17 発売中

 └──── 鹿砦社

 『NO NUKES voice』vol.17が発売となりました。

今号もたんぽぽ舎さんをはじめ、多くの人たちと共に〈原発なき社会〉を

総力で求める雑誌となりました。

         定価680円(本体630円+税)A5判 132頁

[報告]再稼働阻止全国ネットワーク

    首都圏の原発=東海第二原発の再稼働を止めよう!

《首都圏》柳田 真さん(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

    原発事故 次も日本(福島のお寺の張り紙)

    二度目の原発大惨事を防ぐ・東海第二を止めるチャンス

《福島》春木正美さん(原発いらない福島の女たち)

    モニタリングポスト撤去について・第二弾

《原電》久保清隆さん(再稼働阻止全国ネットワーク)

    日本原電は、社会的倫理の欠落した最低の会社だ!

《規制委》木村雅英さん(再稼働阻止全国ネットワーク)

    核分裂「湯沸し装置」をやめよう〜とうとう東海第二設置許可を

    認可する規制委、第五次「エネ計」で原発推進する経産省

地方自治》けしば誠一さん(反原発自治体議員・市民連盟事務局次長、

              杉並区議会議員)

    全国自治体議員・市民の連携で安倍政権の原発推進に歯止めを!

《福井》木原壯林さん(「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」)

    原発の現状と将来に関わる公開質問状を

    高浜町長、おおい町長、美浜町長に提出

《島根》芦原康江さん(さよなら島根原発ネットワーク)

    島根原発3号機の適合性審査申請に対する了解回答は撤回すべきだ!

《伊方》秦 左子さん(伊方から原発をなくす会)

    2018年9月原発のない未来へ 伊方原発再稼働反対全国集会

玄海吉田恵子さん(原発放射能を考える唐津会)

    原発は止め、放射性廃棄物は人から離し測定して監視し

    地下に埋めても修復できる体制を

《読書案内》天野惠一さん(再稼働阻止全国ネットワーク)

    『言論の飛礫(つぶて)−不屈のコラム』(鎌田慧・同時代社)

※詳細情報はデジタル鹿砦社通信(下記URL)を参照お願いいたします。

◎震災列島の安心は〈原発なき社会〉から始まる

http://www.rokusaisha.com/wp/?p=27494

◎サン・チャイルドに罪はない!

http://www.rokusaisha.com/wp/?p=27409

 ※たんぽぽ舎でも扱っています。

  1冊の送料100円、5冊以上の場合はご相談下さい。

┏┓ 

┗■4.泊原発再稼働なら「北海道大停電」は防げたか

 | 稼働していなかったことが深刻な事故を防いだという可能性も

 | 読売新聞社説の思考回路は安易ではないだろうか…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.泊原発再稼働なら「北海道大停電」は防げたか

  稼働していなかったことが深刻な事故を防いだという可能性も考えられる

  読売新聞社説の思考回路は安易ではないだろうか

  9/13(木)15:15配信「プレジデントオンライン」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180913-00026191-president-soci

2.全道停電まで緊迫の18分間 泊原発への電力供給維持に手を尽くす?

  9/13(木)19:31配「北海道新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180913-00010003-doshin-hok

3.道内停電で注目も…経産省太陽光発電の買い取り「半額」に

  自然エネルギーの普及を抑え原発を再稼働させたいのが本音

9/13(木)15:00配信「日刊ゲンダイDIGITAL」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180913-00000026-nkgendai-life

4.原子力行政を問い直す宗教者の会 伊方3号機廃炉を県に要請

  9/13(木)8:00配信「愛媛新聞ONLINE」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180913-13000801-ehime-l38

┏┓ 

┗■5.メルマガ読者からのイベント案内

 |     (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法 住民訴訟『第9回口頭弁論』

  9月26日(水)11時30分開廷 東京地裁103号法廷

警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法 住民訴訟『第9回口頭弁論』

日時:9月26日(水)11時30分開廷

場所:東京地裁103号法廷

   ※当日は10時30分から地裁前アピール、

    12時頃から弁護士会館で報告会の予定。

主催:警視庁機動隊の沖縄への派遣中止を求める住民監査請求実行委員会

E-mail:juminkansaseikyu@gmail.com

Facebook:「警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法 住民訴訟

ブログ:https://juminkansaseikyu.wordpress.com

 2016年7月、米軍北部訓練場のヘリパッド工事を強行するために、警視庁の警

察官が沖縄に派遣されたことに対し、都税の不正支出であるとして、住民監査請

求を経て住民訴訟を提訴しました。原告側で請求している7名の証人の陳述書が

提出され、裁判は大きな山場を迎えています。ぜひ皆さんの傍聴をお願いします。

 ◆9/29(土)学習会「東海第二原発」再稼働ストップ!問われる市民力

  −炉から100キロ圏の市川市、ヤバイ!−

お 話:柳田 真さん 約90分

    (たんぽぽ舎共同代表、止めよう!東海第二原発首都圏連絡会世話人

日 時:9月29日(土)13:30より16:30

場 所:市川市文化会館第5会議室(3F)

    JR本八幡駅南口下車徒歩約10分 駅コンコースに付近地図あり

報 告:県内市町村議会における<「東海第二原発>再稼働反対の

    陳情・請願提出及び意見書提出済の状況

主 催:戦争はいやだ!市川市民の会

    連絡先 菊池嘉久 090・6948・8998

資料代:500円

みなさんの参加による助言・意見・励ましを、お待ちしています。

┏┓ 

┗■6.新聞より1つ

 └──── 

 ◆北海道地震 泊原発外部電源喪失 4町村、住民に周知せず

  「いざの時逃げ遅れる」住民、情報伝わらず不安

 北海道の地震による停電の影響で、北海道電力泊原発(泊村)の外部電源が一

時喪失した事実について、同村など地元の4町村が、防災無線などで住民に周知

していなかったことが分かった。

 北海道電と結ぶ安全協定では、4町村が今回のケースを住民に周知する義務は

なく、道は「問題はなかった」と説明する。

 だが、停電の解消後にニュースで事実を知った住民からは不満や懸念の声が上

がっている。(後略) (9月14日東京新聞朝刊1、25面より抜粋)

こちらは1面の記事が見られます。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201809/CK2018091402000151.html

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿(「川柳

・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、自然、政

治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも2行又

は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ書きで

「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・グルー

プも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など必要事項を400

文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ

  ります。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

       新HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856

たんぽぽ舎です。【TMM:No3460】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3460】

2018年9月13日(木)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

               転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.9/15(土)今月の山崎ゼミにご参加を!

   核燃料サイクル問題を中心に最新情報をお届けします

   豪雨、猛烈な台風、地震、大停電、

   「被害は想定外」なんてとんでもない

   問題点をしっかりとらえて、がっちり学習しましょう

                  坂東喜久恵(たんぽぽ舎)

★2.北海道胆振東部地震泊原発が動いていれば停電はなかった」論は

   なぜ「完全に間違い」なのか

  止まっていてむしろ幸いだった泊発電所

  動いていてもブラックアウトは起きていた

               牧田 寛(著述家・工学博士)

★3.9月6日未明に北海道で最大震度7地震発生

   泊原発の外部電源喪失、非常用ディーゼル発電機で

  使用済み核燃料プールの冷却という綱渡り

   2年前の福島沖地震福島第二原発3号機の冷却ポンプが

  一時停止した教訓もくみ取り、福島第二と同様、泊原発廃炉

                  今井孝司(地震がよくわかる会)

★4.「経産省前テントひろば」は脱原発を実現するまで闘い続けます

   動画紹介 9.11脱原発テントひろば記念集会

  福島は終ってない!原発は終わりだ!

             木村雅英(経産省前テントひろば)

★5.経産省前「脱原発テント」強制撤去から2年 座りこみは現在も

  原発推進の安倍政権が最も恐れるのは草の根の市民運動の連携…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

               黒木和也 (宮崎県在住)

★6.新聞より1つ

  ◆東海第二 水戸市有識者会議の岡本教授 原電から研究費722万円

               (9月11日東京新聞「茨城」より)

━━━━━━━ 

※9/22(土)講演・上映会にご参加を!

 「沖縄と基地」講演とDVD[誰も知らない基地の話]上映会

日 時:9月22日(土)14:00より17:00

講 演(予定):山城博治さん (沖縄平和運動センター議長)

講 演:井筒高雄さん (元陸上自衛隊レンジャー隊員)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:1000円

【予約優先】です。電話かメールでお申し込み下さい。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.9/15(土)今月の山崎ゼミにご参加を!

 |  核燃料サイクル問題を中心に最新情報をお届けします

 |  豪雨、猛烈な台風、地震、大停電、

 |  「被害は想定外」なんてとんでもない

 |  問題点をしっかりとらえて、がっちり学習しましょう

 └──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)

   山崎ゼミ「核燃料サイクル問題を中心に最新情報」

お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

日 時:9月15日(土)14:00から17:00

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円 資料も充実

 今、首都圏で、緊急な課題「東海第二原発20年延長反対」、そして柏崎刈羽

発再稼働反対を最近のテーマとして学習してきましたが、聞けば聞くほど問題だ

らけ。

 原発推進側が原発再稼働に「ゴーサイン」なんか出せる状況ではないのは明ら

かです。

 今回はもう一つの重要課題「核燃料サイクル」の現在と問題点、なぜ「核燃料

サイクル」をやめると政策転換しないのか等々、を中心に原発を取り巻く最新情

報を学習しましょう。

 ちなみに、山崎久隆さんは先日青森に行ってきたばかり、13日は東電株主代表

訴訟もあり、話題は山積みです。北海道の大停電についてももちろん話します。

☆お知らせ「9・30東海村JCO臨界事故 追悼と抗議集会」

 1999年9月30日、東海村にあるJCOの工場で臨界事故が発生しました。

今年で19年。

日 時:9月30日(日)10時から11時

場 所:経済産業省別館前

┏┓ 

┗■2.北海道胆振東部地震泊原発が動いていれば停電はなかった」論は

 |  なぜ「完全に間違い」なのか

|  止まっていてむしろ幸いだった泊発電所

 | 動いていてもブラックアウトは起きていた

 └──── 牧田 寛(著述家・工学博士)

※《事故情報編集部》より

 この牧田 寛氏の論文は、すでに9/11発信【TMM:No3458】の★3.黒木和也氏の

原発等情報でタイトルのみ紹介済みです。

 しかし、重要な指摘をされていますので本文を大巾に抜粋して掲載します。

 すでに本文を参照済みの方は、この項を読み飛ばして下さい。

  (9/10(月)8:40配信HARBOR BUSINESS Online)より

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180910-00174509-hbolz-soci

 去る9月6日3時8分、北海道胆振(いぶり)地方の深さ37kmを震源とするM

6.7の地震が発生しました。最大震度は震度7(激震)で、これは北海道では記録上

最大の揺れとなりました。 

 この地震により直後から北海道全道で電力供給が止まり、執筆中の9月8日6

時現在で2万戸が停電しています。

 また、電力供給能力が下がっており、需要家への節電が呼びかけられており、

計画停電の可能性も報じられています。電力供給能力の完全復旧までには地震

生から1週間以上かかると見込まれています。

 この地震により北海道電力は、離島を除く管内全域で停電を起こし長期間運転

休止中の泊発電所では、外部電源喪失という原子力発電所としては極めて深刻な

インシデントを生じました。

 そして、例によってこの地震発生直後から、「泊発電所は大丈夫か、福島核災

害の再来とならないか。」「泊発電所を運転していれば停電は起こらなかった。

今からでもすぐに運転しろ。」という2つの声がSNSで飛び交っています。

 特に後者はそれぞれ一部の工学系研究者、科学技術系ライター、起業家、急進

右派政治家と、ネット右翼(ネトウヨ)によりオルゴール様言論と化しています。

 さて、この地震では北海道電力に何が起きたのでしょうか?

 そして、これら2つの言論は意味のあるものなのでしょうか。

 本稿ではこれらを検証します。

1.日本では起きないとされていた「ブラックアウト」(冒頭 略)

 ところが、地震発生直後から17分以内に北海道全域で電力供給が止まり、短時

間での復旧が不可能となりました。この状態をブラックアウトと呼び日本では起

こりえないとされてきた極めて深刻な電力事故でした。(中略)

このブラックアウトによって泊発電所が外部電力喪失となり、非常用ディーゼ

ル発電機(DG)によって所内電力を供給することになりました。

 2011年の福島核災害(Fukushima Nuclear Disaster)は、地震により夜の森27号

鉄塔が倒壊したことによる外部電源喪失が引き金になって起こっていますので、

多くの市民がまた核災害が起きるのではと恐怖を感じ、一時騒然となりました。

 幸い、泊発発電所では非常用DG起動に成功し、その日のうちに外部電源も回

復しましたので事無きを得ています。

 このブラックアウトがもしも厳冬期に起きれば、確実に数多くの凍死者がでて

いました。また不幸な条件が重なり、泊発電所で大規模核災害が生じた場合、福

島核災害と異なり、発電所の東側に広大な居住地が広がる為にきわめて深刻な被

害を生じていました。

 今回、この2つの最悪の想定に比してきわめて軽微な損害で終息しつつありま

すが、それでも人的、物的、経済的被害は大きなものとなります。

2.止まっていてむしろ幸いだった泊発電所

 震災当時、泊発電所は福島核災害後の再審査に手間取っており、運転認可があ

りませんでした。結果、泊発電所の全原子炉は停止後6年を経て冷温停止状態で

した。そもそも、核燃料は原子炉の中になく、すべて使用済み核燃料プール(SF

P)で冷却中でした。

 核燃料は、原子炉での連鎖核反応が終わったあとも核分裂性物質(FP)の崩壊

によって熱を発生させます。これを崩壊熱と呼びますが、原子炉停止直後には原

子炉熱出力の10%の崩壊熱を持ち、冷却が途絶すると数時間で炉心溶融が生じま

す。す。

 この崩壊熱は1年後に0.2%となり、5年後には1万分の1程度になります。こ

の為、SFPの中の核燃料の崩壊熱によってプールの水が沸騰するまでには電源

喪失後1週間以上の時間的余裕があると予想されます。(中略)

原子力は、多重防護によって、安全対策を多段化し、確実性を高めています。

具体的には多重防護は、安全の5つの段階(例)からなります。

(1)異常発生の防止(設計、点検、品質保証、運転)

(2)異常の拡大の防止(止める、固有安全性)

(3)事故時の影響の緩和(冷やす、閉じこめる)

(4)シビアアクシデント対応(ベントなど、緊急時対応)

(5)サイト外の緊急時対応(原子力防災)

 きわめて重要なことですが、多重防護は、「前段否定の論理」(※各レベルの

十分な対策を前提にして、あえてその効果が十分でなかった場合に備えて安全対

策を多層にすること)であって、相互に完全に独立していなければ意味がありま

せん。

 具体的には、「冷やすから、止まらなくてよい」「閉じ込めるから、冷やさな

くてよい」ではないのです。

 今回の場合、「非常用DGがあるから、外部電源喪失しても良い」という考え

は絶対に認められません。

 多重防護はかつては第3層まででしたが、5層への増層が1979年にフランスで

導入されその後欧州では90年代に一般化し、合衆国でも第4層を除いて導入され

ました。

 しかし、9.11同時多発テロにより、合衆国でも第4層の導入が迅速になされ、

5層の多重防護は旧西側世界での標準となっています。

 ところが、日本では2011年3月11日まで多重防護は3層までしかありませんで

した。 (中略)

 しかし、諸外国では起きても日本では起こり得ないとしてきたブラックアウト

が現実に発生し、その送電網に接続されている原子炉に重大インシデントである

長時間の外部電源全喪失が発生したことはたいへんに深刻なことです。

 しかも実際には北海道電力の送電網はブラックアウトに対して脆弱性があるこ

とが以前から分かっていたとのことで、ここに日本の宿痾である「安全神話」が

存在します。

 安全神話は、発見次第潰さねば多重防護に大きな穴を開けます。今回のインシ

デントは大きな教訓を残しています。

3.「泊発電所が稼働していれば大停電はなかった」論の愚 (中略)

4.そもそも「不適格」状態だった泊原発

 まず、泊発電所は、原子力規制委員会による審査に合格することが出来ずに稼

働できていません。したがって、大前提として泊発電所は商用原子力発電所とし

て法的に稼働できません。したがって、「泊が動いていれば」という仮定自体が

全く無意味です。 (中略)

5.泊発電所が動いていてもブラックアウトは起きていた (中略)

6.北海道電力は今回のブラックアウトを糧にせよ (後略)

┏┓ 

┗■3.9月6日未明に北海道で最大震度7地震発生

 |  泊原発の外部電源喪失、非常用ディーゼル発電機で

 | 使用済み核燃料プールの冷却という綱渡り

 |  2年前の福島沖地震福島第二原発3号機の冷却ポンプが

 | 一時停止した教訓もくみ取り、福島第二と同様、泊原発廃炉

 └──── 今井孝司(地震がよくわかる会)

○ 9月6日未明に北海道で起きた地震(「平成30年北海道胆振東部地震」)で、

亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。この地震から、少しでも教訓を得、

その後に生かしていくという形で、微力ながら、亡くなられた方の無念の思いに

答えていければと思います。

 今回の地震の記事等(59件)を集めた記事一覧(時系列)を当会HPにアップ

しました。トップページ( http://jishinga.com )から、特集コーナーの「平成

30年北海道胆振東部地震」のボタンをクリックするか、以下のアドレスから直接

たどりつけますので、よろしかったらご覧ください。

 http://jishinga.com/tokushuu/IBURI/main.html

 あと、上記記事一覧をKEYWORD毎の記事一覧に再構成したものを特集コーナーの

胆振東部地震(KEYWORD)」に用意しましたので、そちらも併せて、ご活用下さい。

○ 今回の地震では、泊原発において、外部電源喪失、非常用ディーゼル発電機

起動で核燃料プールの冷却が行われるという、綱渡りのようなトラブルが発生し

てしまいました。

 発表された記事等の中に、2年前に起きた福島沖地震(M7.4)で、福島第二原

発3号機の使用済み核燃料プールの冷却が1時間半にわたって停止したことに言

及しているものは有りませんでした。

 筆者は、今回の泊原発のトラブルはこの2年前の福島第二原発3号機の冷却停

止トラブルと関連が深いと考えます。

 このトラブルは、その後の福島第二原発廃炉の大きな要因となりました。

 以前当会HPにアップした記事一覧ではありますが、上記の福島沖地震につい

て、2件の記事一覧(特集コーナーの「福島2-3地震により冷却ポンプ停止」と

「福島沖地震」)が有りますので、そちらも参考になさってください。

┏┓ 

┗■4.「経産省前テントひろば」は脱原発を実現するまで闘い続けます

 |  動画紹介 9.11脱原発テントひろば記念集会

 | 福島は終ってない!原発は終わりだ!

 └──── 木村雅英(経産省前テントひろば)

 9月11日は私たちの集会にご参加いただきご発言いただき、大変ありがとうご

ざいました。お蔭さまで320人以上の参加を得て、経産省に強く脱原発を訴えるこ

とができました。心より御礼申し上げます。

 多くの参加者が皆さまの力強いご発言に元気づけられたと、好意的感想が沢山

寄せられています。

 なお、UPLANさんとIWJさんがそれぞれ動画をアップしてくださいまし

た。よろしければご覧願います。

UPLAN

○20180911 UPLAN【前半】9.11脱原発テントひろば記念集会〜福島は終ってない!

原発は終りだ!〜

https://www.youtube.com/watch?v=kv39Bln_k-Q

○20180911 UPLAN【後半】

https://www.youtube.com/watch?v=YFxaY7T_8ko

IWJ

○2018.09.11 9.11脱原発テントひろば記念集会 〜福島は終ってない!

原発は終りだ!〜

https://www.youtube.com/watch?v=nFVkSGZNkr4

○9.11脱原発テントひろば記念集会/渕上太郎スピーチ

https://www.youtube.com/watch?v=vu0jB_O0MJM

┏┓ 

┗■5.経産省前「脱原発テント」強制撤去から2年 座りこみは現在も

 | 原発推進の安倍政権が最も恐れるのは草の根の市民運動の連携…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.経産省前「脱原発テント」強制撤去から2年 座りこみは現在も

  原発推進の安倍政権が最も恐れるのは「草の根の市民運動」の連携

  9/12(水)10:37配信「週刊金曜日

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180912-00010000-kinyobi-soci

2.<北海道地震>発生1週間 応援送電、需給一時平衡 謎残る全面停電

  9/12(水)22:20配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180912-00000127-mai-soci

3.<高浜原発>3号機、作業員が計画線量超す被ばく

  9/12(水)21:25配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180912-00000112-mai-soci

┏┓ 

┗■6.新聞より1つ

 └──── 

 ◆東海第二 水戸市有識者会議の岡本教授 原電から研究費722万円

 日本原子力発電(原電)東海第二原発東海村)の再稼働の是非を判断するた

め、安全性などを検討するのに水戸市が独自に設置する有識者会議を巡り、市議

会定例会で中庭次男市議(共産)が10日、会議メンバーの岡本孝司東京大大学院

教授(原子炉工学)が過去に原電から約722万円を受け取っていたことを明らかに

し、「再稼働ありきの人選だ」と批判した。(山下葉月)

 中庭市議が代表質問で、高橋靖市長にただした。

 県によると、岡本教授は2010、2011両年度、共同研究費として原電から計721万

8000円を受け取った。原発メーカーの三菱重工業からは、寄付と共同研究で計約

951万円を受け取っていた。

 中庭市議は「安全点検の対象となる原電と一体となって原発を進める専門家に、

安全性のチェックができるのか」と指摘した。

  (9月11日東京新聞「茨城」より)

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

【編集部より】

 メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。

  ※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。

   掲載については編集部の判断とさせて下さい。

1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する

 ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを

 400文字以内でお送り下さい。

  件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出

 し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して

 下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

 なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙

 面の都合上すべてを掲載できない場合があります。

  たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり

 ます。予めご了承ください。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

  違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信の削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ

  ります。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

       新HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856

たんぽぽ舎です。【TMM:No3459】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3459】

2018年9月12日(水)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.日刊メールマガジンへの寄稿・投稿歓迎

   原稿を寄せていただける方はこの案内をお読み下さい

★2.北海道電力の電力不足は本当か?検証する

   北海道電力発表のデータからみて発電能力が過小評価だ

  電力不足を「演出している」のか、北海道電力が電力不足を

  解消するのに「やる気がない」かのどちらか

        渡辺悦司 (市民と科学者の内部被曝問題研究会会員)

★3.北海道胆振(いぶり)東部地震とブラックアウト

   同じレベルの地震泊原発近辺に起きたらどうなるのか

  今回の地震によるブラックアウトを機とした原発再稼働の策動を許すな!

          佐藤英行(後志・原発とエネルギーを考える会)

★4.関空孤立も北海道停電も、前から「指摘されていた弱点」だった…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.新聞より2つ

  ◆震源特定できない原因 首都圏も危ない“隠れ活断層”の脅威

   日本中のどこを探しても、原発を置ける場所はない

        (9月11日9:26配信「日刊ゲンダイDIGITAL」より抜粋)

  ◆「生産性」と「人間性」 鎌田 慧(ルポライター

          (9月11日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)

━━━━━━━ 

※明日です!9/13(木)東電株主代表訴訟第42回口頭弁論

 日 時:9月13日(木)10:30開廷

 場 所:東京地裁103法廷

     12:30より報告会 映画上映「わたしの終わらない旅」と

     坂田雅子監督のトークなど

 会 場:衆議院第二議員会館多目的会議室

 連絡先:東電株主代表訴訟 nonukes0311@yahoo.co.jp

━━━━━━━ 

※明日です!9/13(木)福島原発被ばく労災あらかぶさん裁判

 第9回口頭弁論と報告集会

 日時:9月13日(木)13:00より東京地裁前アピール行動

          14:00より口頭弁論(103号大法廷)

 場所:東京地裁  終了後、報告集会の会場へ

          15:00より報告集会(14:30より通行証配布)

       会場:衆議院第二議員会館第1会議室(地下1階)

       ・弁護団からの報告と学習企画あり

━━━━━━━ 

※9/15(土)山崎ゼミにご参加を!

 「東海第二原発20年延長運転の問題点」、最新情報など

 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)

 日 時:9月15日(土)14:00より17:00

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.日刊メールマガジンへの寄稿・投稿歓迎

 |  原稿を寄せていただける方はこの案内をお読み下さい

|  (従来の案内に補強しました)

 └──── 【事故情報編集部】

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿(「川柳

・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、自然、政

治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも2行又

は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ書きで

「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・グルー

プも平等に掲載する基本方針です。そのため日時、会場、タイトル及び内容、主

催者、主催者の連絡先など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)及び本

文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

┏┓ 

┗■2.北海道電力の電力不足は本当か?検証する

 |  北海道電力発表のデータからみて発電能力が過小評価だ

 | 電力不足を「演出している」のか、北海道電力が電力不足を

 | 解消するのに「やる気がない」かのどちらか

 └──── 渡辺悦司 (市民と科学者の内部被曝問題研究会会員)

 世耕経産相を先頭として、政府と北海道電力は、地震により苫東厚真火力発電

所が被害を受けたことを理由として、北海道民に対し2割の節電を大々的に呼び

かけています。

 また、節電がうまく行かない場合「計画停電」を実施すると、恫喝しています。

◎ だが、このような節電キャンペーンは、

(1)ブラックアウトを引き起こした北海道電力と政府の電力政策の失敗を隠し、

(2)来たるべき泊原発の再稼働に向けて世論を誘導するという人為的印象操作

の疑いが払拭されないものなのです。

 北海道電力の公表している電源設備データそのものが、このことを如実に示し

ています。以下を見て下さい。

http://www.hepco.co.jp/corporate/company/ele_power.html

◎ 北電の総発電設備能力は、約781万キロワットですが、停止している苫東厚真

火電(165万キロワット)と泊原発(207万キロワット)を除くと、北電の現存発

電設備能力は、409万キロワットです。

 9月12日の読売新聞の報道によれば、9月11日現在の北電の想定発電能力は

240万キロワットに過ぎません(政府・北電想定は350万キロワットですが、その

なかから、企業の自家発電50万キロワット、本州からの融通60万キロワットを除

いた数字です)。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20180911-OYT1T50125.html

 さらに、9月14日時点での想定は、水力が40万キロワット再稼働されるため、

280万キロワットとなると考えられます。

 しかし、これらは、現存する409万キロワットの発電能力からは、利用率68%で

すので、まだ余力があり、どう比較しても、「2割」の節電を経産大臣自らが音

頭を取って呼びかけるというのは、人為的に能力を過小評価して電力不足を「演

出している」のか、北電が電力不足を解消するのに「やる気がない」かのどちら

かであろうと言われても仕方がありません。

 冬期の需要ピーク525万キロワット(日経新聞9月12日)についても同じことが

言えます。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO3522712011092018EA1000/

 北電の現存能力409万キロワットと自家発電・本土からの送電能力の合計およそ

110万キロワット(現状のままと仮定)、9月末以降に再稼働予定の苫東厚真1号

機35万キロワットを加えれば、554万キロワットとなり、対応可能なレベルにあり

ます。

 10月中旬以降に再稼働予定の同2号機60万キロワットが加われば、614万キロワ

ットと、本格的な冬までに十分に供給可能となるでしょう。

◎ つまり、北海道の電力不足は、政府・北電によって人為的に「つくられ」

「煽られている」キャンペーンであるかもしれないという疑惑があるのです。

 北電のデータ自身がその可能性を示しています。

 大手マスコミがこのような簡単に分かるデータを検証することなく、節電のキ

ャンペーンに荷担していることは許しがたいことです。

 決してだまされてはなりません。

┏┓ 

┗■3.北海道胆振(いぶり)東部地震とブラックアウト

 |  同じレベルの地震泊原発近辺に起きたらどうなるのか

 | 今回の地震によるブラックアウトを機とした原発再稼働の策動を許すな!

 └──── 佐藤英行(後志・原発とエネルギーを考える会)

◎ 9月6日午前3時8分、突如襲った胆振(いぶり)東部地震。それに続く北海

道全域295万戸の停電。初めて経験するブラックアウト。

 この地方に、石狩低地東縁断層帯の主部と南部があり、南部が今回の震源地近

くとなっているが、今回の地震はこの活断層との関係はないと結論付けている。

深さ37kmにある活断層震源によるものと考えられている。

 石狩低地東縁断層帯何布活断層の長さは45km以上でこの断層による30年以内

地震の発生確率は0.2%以下とされておりやや高いグループに位置する。

◎ ブラックアウトの直接的な原因は厚真火力発電所3基165万kwが地震により

停止したことである。この発電所は北海道の電力の約半分を供給していた。

 需要と供給がバランスを取って電力を供給していたが、厚真火発がストップし

たので残りの発電所では賄いきれず、このまま稼働を続ければ発電所そのものが

が破壊されてしまうことになる。そしてすべての発電所が停止した。

 この地震で多くの自然災害が起き、ブラックアウトで日常生活に大きな影響を

もたらした。信号停止により公共交通機関のストップ。給油所がストップ。自家

発電で営業しているところには長い行列。

 当初、厚真火力の復旧は1週間程度としていたものが、全面復旧が11月以降と

なった。

◎ 「泊原発が運転していればブラックアウトはなかった。十分な電力供給はで

きていた」いう輩があちこちで現れてきた。

 そして、当初、厚真火力の復旧は1週間程度としていたものが、全面復旧が

11月以降と政府発表。ここに泊原発再稼働をもくろむ作為があると指摘する者も

いる。

◎ 目を泊原発に移してみると、泊原発のある積丹半島西岸には海底活断層70k

mの存在が指摘されている、原発敷地内には北電が活断層ではないことを証明で

きていない11本の断層があり、福島第一原発事故後に作られた6.5mの高さの防潮

堤は盛土でありその下は崖を崩して作られた敷地なので規制委員会から液状化

象による影響を指摘されている。

 9月6日3時8分ごろおきた胆振東部地震泊原発に3系統から来ていた外部

電源が3時25分喪失した。

 1〜3号機の各プールには1527体使用済み核燃料や新核燃料が貯蔵されており、

これらを冷却するために非常用発電機6台が起動し冷却を始めた。

 9時間半後、優先的に1系統からの電源が確保された。

 これが運転中だったらと思うとブラックアウトによる最悪の事故が起きうる原

発の恐怖を感じた。

 同じレベルの地震泊原発近辺に起きたらどうなるのだろう。

 海底活断層70km、11本の泊原発構内の断層群、脆弱な防潮堤。

 ただ壊れるだけではなく、電源の喪失、破壊されたことによる放射能の外部放

出。冷却不能によってのメルトダウン。発生した水素による水素爆発。環境に出

される大量の放射性物質。これらが無謀な夢想ではなく現実に起こりうるのだ。

 避難しようにも燃料はなく、避難バスは動かず来ない。食料も流通しなく日常

生活は破壊される。

◎ 福島第一原発事故で私たちはその苦しみ、悲しみ、悔しさを学習したはずで

ある。地震による自然災害に対して英知を集めた対策は考えられるが、原発が破

壊された原発災害については原発を止めることが前提である。

 しかしながらすでに始末に負えない核燃料、使用済み核燃料をかかえている。

今回のブラックアウトを教訓として、発電所を集中させるのではなく分散される

ことの教訓を得たが、多様な発電方法も考慮すべきであるが、そこに原発を入れ

てはならない。

 これも今回の地震によるブラックアウトが示した。

 今回の地震によるブラックアウトを機とした原発再稼働の策動を許すな!!

┏┓ 

┗■4.関空孤立も北海道停電も、前から「指摘されていた弱点」だった…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.関空孤立も北海道停電も、前から「指摘されていた弱点」だった

  9/11(火)8:00配信「現代ビジネス」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180911-00057462-gendaibiz-bus_all

2.原発、世界で役割縮小の見通し IAEA「30年に容量10%超減少も」

  9/11(火)12:47配信「AFP=時事」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180911-00000020-jij_afp-int

3.(世界発2018)「原発ゼロ」へ台湾本腰 風力投資、3.5兆円想定

  再生エネ割合、20%に

  9/11(火)16:00配信 有料「朝日新聞デジタル

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180911-00000013-asahik-int

┏┓ 

┗■5.新聞より2つ

 └──── 

 ◆震源特定できない原因 首都圏も危ない“隠れ活断層”の脅威

  日本中のどこを探しても、原発を置ける場所はない

 最大震度7の強烈な北海道胆振東部地震震源は、いまだに特定されていない。

地震調査委員会は、発生現場近くの「石狩低地東縁断層帯」ではないと言ったき

り。??

 6月の大阪府北部地震(最大震度6弱)も、周辺の有馬−高槻断層帯や生駒断

層帯が動いた証拠はなく、震源の特定は迷宮入りの様相だ。

 どうやら、2つの大きな直下型地震は、名前も付けられていない“隠れ活断層

”の仕業であることが濃厚だ。(中略)

 隠れ活断層がある以上、直下型地震はいつ、どこで起こってもおかしくない。

 とすると、原子力規制委の新規制基準は滑稽に見える。

 基準では「活断層」の真上に原発の重要施設の建設を禁じているが、あまたの

隠れ活断層は視野の外だ。

 2つの地震は、隠れ活断層の脅威を見せつけた。もはや、日本中のどこを探し

ても、原発を置ける場所はないんじゃないか。

       (9月11日9:26配信「日刊ゲンダイDIGITAL」より抜粋)

詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180911-00000014-nkgendai-life

 ◆「生産性」と「人間性」 鎌田 慧(ルポライター

 10代、20代の同期生で亡くなった人は多い。70歳すぎになって、フクシマの大

事故直後から「さようなら原発」運動を始めたので、いまは70代、80代の友人が

増えた。たいがい病気を抱えた人たちだが、運動の主力?である。

 いまパリに来ているのは、30代で知り合っていたアンドレ神父の追悼会をやる、

社会学者フランソワ・サブレさん(72)から連絡があったからだ。アンドレ神父

川崎市カトリック教会で労働司祭として23年ほど働いて帰国。先日、83歳で

世を去った。

 9日、パリ7区の神父宿泊所に在仏の日本人も含めて50人ほどが集まった。や

はり川崎にいたマキシム・ドビョンヌ神父もやってきた。彼は指紋押捺を拒否し

て日本の拘置所に、何日か入れられていた。

 わたしはキリスト者ではないが、生産性や利益を追求しない神父たちを尊敬し

ている。何10年間か、日本で暮らしても信者がさほど増えたわけではない。人び

との苦しみを受けて寄り添い、生きる力になりたい、という欲得抜きの生き方だ。

 それはなにも宗教者ばかりではない。事故があったら取り返しがつかないとい

う不安から脱原発運動が始まった。

 他人ばかりか、自分や子孫が犠牲になっても、原発で儲けを追求するのは浅ま

しい、非人間的な生き方だと考える人が増えている。

      (9月11日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

【編集部より】

 メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。

  ※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。

   掲載については編集部の判断とさせて下さい。

1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する

 ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを

 400文字以内でお送り下さい。

  件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出

 し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して

 下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

 なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙

 面の都合上すべてを掲載できない場合があります。

  たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり

 ます。予めご了承ください。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

  違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信の削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ

  ります。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

       新HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856

たんぽぽ舎です。【TMM:No3458】地震と原発事故情報−7つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3458】

2018年9月11日(火)地震原発事故情報−

               7つの情報をお知らせします

               転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.原発やめよう 東海第二原発動かすな

   日本国をほろぼすとしたら原発事故か戦争のどちらかだ

                  柳田 真(たんぽぽ舎)

★2.多くの人たちと共に〈原発なき社会〉を求めて (上)

   本日発売『NO NUKES voice』vol.17     鹿砦社

★3.北海道胆振東部地震泊原発が動いていれば停電はなかった」論は

  なぜ「完全に間違い」なのか…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★4.柏崎原発・三つの検証再開−知事「避難計画早急に」…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

                 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★5.好漁場「大和堆」めぐる運命のいたずら

   EEZを地球物理学者から見ると…

  警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その264

                   島村英紀(地球物理学者)

★6.メルマガ読者からのイベント案内

         (お問い合わせは主催者へ)

  ◆9/15(土)「日本と再生」上映会&河合監督トーク

場所:秦野市文化会館

  主催:「日本と再生」秦野上映実行委員会

  ◆9/15(土)<ヒロシマ連続講座> 第57回

   「3,000通の手紙から考える第五福竜丸事件」

   講師:市田 真理さん [第五福竜丸展示館学芸員]

★7.新聞より1つ

  ◆震源域「ひずみ」蓄積しやすく…関東地方にも

           (9月8日15:17配信「読売新聞」より抜粋)

━━━━━━━ 

※9/13(木)東電株主代表訴訟第42回口頭弁論

 日 時:9月13日(木)10:30開廷

 場 所:東京地裁103法廷

     12:30より報告会 映画上映「わたしの終わらない旅」と

     坂田雅子監督のトークなど

 会 場:衆議院第二議員会館多目的会議室

 連絡先:東電株主代表訴訟 nonukes0311@yahoo.co.jp

━━━━━━━ 

※9/13(木)福島原発被ばく労災あらかぶさん裁判

 第9回口頭弁論と報告集会

 日時:9月13日(木)13:00より東京地裁前アピール行動

          14:00より口頭弁論(103号大法廷)

 場所:東京地裁  終了後、報告集会の会場へ

          15:00より報告集会(14:30より通行証配布)

       会場:衆議院第二議員会館第1会議室(地下1階)

       ・弁護団からの報告と学習企画あり

━━━━━━━ 

※9/15(土)山崎ゼミにご参加を!

 「東海第二原発20年延長運転の問題点」、最新情報など

 講師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)

 日時:9月15日(土)14:00より17:00

会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.原発やめよう 東海第二原発動かすな

 |  日本国をほろぼすとしたら原発事故か戦争のどちらかだ

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

 戦争と原発事故が重なれば最悪になる。

 7年半前の東電福島第一原発事故大惨事で日本人は原発の過酷事故のひどさに

いったんは気が付いたが、忘れっぽい国民性ゆえか、安倍内閣原発再稼働政策

のゆえか、今は「原発なくせ」の声がいまいちである。

 そんな中で、私は、今年は東海第二原発を動かすな=20年運転延長(60年運転)

反対に全力を注いでいる。最後のライフワークだ。

 理由の第一は、茨城県東海村原発は東京圏に一番近い原発だから。東京駅で

110km、私が住んでいる千葉では80から90kmだ。福島級の事故がおきれば、東

京圏は放射能だらけになる。

 第二は、東海第二原発は40年経っていて老朽で、かつ7年半前の東日本大地震

津波で被災した原発だ。内部はボロボロ傷だらけで、安全経費も削っているから

大事故必至の原発だ。

 子や孫のためにも東海第二原発を止めたい。一緒に協力して!

┏┓ 

┗■2.多くの人たちと共に〈原発なき社会〉を求めて (上)

 |  本日発売『NO NUKES voice』vol.17

 └──── 鹿砦社

 『NO NUKES voice』vol.17が本日発売となりました。今号もたんぽぽ舎さんを

はじめ、多くの人たちと共に〈原発なき社会〉を総力で求める雑誌となりました。

          定価680円(本体630円+税)A5判 132頁。

主な内容を2回に分けて掲載します。

《総力特集》被曝・復興・事故収束 安倍五輪政権と〈福島〉の真実

[グラビア]福島「サン・チャイルド」像が呼び起こす〈原発・震災〉

      記憶と戸惑い/

      浪江町長選「希望の牧場」吉沢正巳さん抗いの軌跡

                   (写真=鈴木博喜さん)

[特別寄稿]吉原 毅さん(原自連会長)広瀬さん、それは誤解です!

[特別寄稿]木村 結さん(原自連事務局次長)

      原自連は原発ゼロのために闘います

[追悼]編集部 志の人・納谷正基さんを悼む 

[報告]高野 孟さん(インサイダー編集長/ザ・ジャーナル主幹)

  安倍政権はいつ終わるのか?なぜ終わらないのか?

[講演]蓮池 透さん(元東京電力社員/元拉致被害者「家族会」事務局長)

    東京電力原発を運転する資格も余力もない

[講演]菊地洋一さん(元GE技術者)

    伝説の原発プラント技術者が語る「私が原発に反対する理由」

[報告]本間 龍さん(著述家)原発プロパガンダとはなにか〈14〉

    東京五輪は二一世紀のインパール作戦である〈2〉

[講演]井戸川克隆さん(元双葉町町長)

   西日本の首長は福島から何を学んだか

[報告]鈴木博喜さん(ジャーナリスト/『民の声新聞』発行人)

    希望の牧場・希望の政治 吉沢正巳さんが浪江町長選で問うたこと

[報告]佐藤幸子さん(福島診療所建設委員会代表)

    広島・長崎で考えた〈福島のいのち〉

[報告]伊達信夫さん(原発事故広域避難者団体役員)

    《徹底検証》「東電原発事故避難」これまでと現在〈1〉その始まり

[書評]黒田節子さん(原発いらない福島の女たち)

    『原発被ばく労災 拡がる健康被害と労災補償』(三一書房

[報告]山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

    首都圏でチェルノブイリ型事故が起きかねない

    東海第二原発再稼働が危険な理由

[報告]三上 治さん(「経産省前テントひろば」スタッフ)

    セミの命も短くて……

[報告]山田悦子さん(甲山事件冤罪被害者)山田悦子が語る世界〈1〉

    赤ちゃんの未来は、人間の未来─国家無答貴とフクシマ

[報告]横山茂彦さん(著述業・雑誌編集者)

    われわれは三年前に3・11原発事故を「警告」していた!

    環境保全を訴える自転車ツーリング【東京―札幌間】波瀾万丈の顛末

[報告]板坂 剛さん(作家・舞踊家)『不・正論』9月号を糺す!

[報告]佐藤雅彦さん(翻訳家)

    政府がそんなに強行したけりゃ 民族自滅の祭典・

    2020東京国際ウランピックをゼネストで歓迎しようぜ!

  (下)に続く

 ※たんぽぽ舎でも扱っています。

  1冊の送料100円、5冊以上の場合はご相談下さい。

┏┓ 

┗■3.北海道胆振東部地震泊原発が動いていれば停電はなかった」論は

 | なぜ「完全に間違い」なのか…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.北海道胆振東部地震泊原発が動いていれば停電はなかった」論は

  なぜ「完全に間違い」なのか

  停止中の原子炉と運転中の原子炉とでは安全余裕に雲泥の差があります。

  運転中の原子炉も停止中の原子炉も安全性に違いがないから運転していた

  ほうが良いと言う無根拠の意見は根本的かつ完全に誤っている

  9/10(月)8:40配信「HARBOR BUSINESS Online」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180910-00174509-hbolz-soci

2.<東日本大震災7年半>避難者数なお5万8000人

  9/10(月)22:37配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180910-00000090-mai-soci

┏┓ 

┗■4.柏崎原発・三つの検証再開−知事「避難計画早急に」…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆柏崎原発・三つの検証再開−知事「避難計画早急に」

 米山前知事の辞職に伴い中断していた東京電力柏崎刈羽原発の安全性を巡る県

独自の「三つの検証」が10日、避難委員会を皮切りに再開した。6月に就任した

花角知事が初めて出席。原発事故が発生した際の東電から県、市町村などへの情

報伝達の流れや、放射性モニタリング体制について議論を深めた。

 避難委では重大事故時の安全な避難の在り方を探る。東電福島第一原発事故

原因と原発事故が健康と生活に及ぼす影響を検証する委員会も、順次再開する。

 県庁で開かれた会合の冒頭、花角知事は「県としても避難計画を早急に取りま

とめ、(年度内に)避難訓練を行う。訓練で明らかになる課題をキャッチボール

しながら、実効性ある避難計画を作れるよう確かめたい」と挨拶した。

 東電は原発事故が起きた際の情報伝達に関して説明。福島第一原発事故時の情

報発信の混乱を踏まえ、新たな指揮システムの導入により、対外的な対応の権限

が現場の統括者に委譲されたことで「より迅速な通報連絡の発信ができるように

なった」と強調した。

 これに対し、委員からは「新たなシステムを導入したから大丈夫ということに

はならない。どう改善したのかが問題だ」「初期の事故情報が早く出ないと避難

できない」と厳しい指摘が相次いだ。(中略)

 避難委は年度内に3回程度議論する。

(9月11日「新潟日報」より抜粋。紙面のみでネット上に掲載なし)

┏┓ 

┗■5.好漁場「大和堆」めぐる運命のいたずら

 |  EEZを地球物理学者から見ると…

 | 警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その264

 └──── 島村英紀(地球物理学者)

◎ 能登半島のはるか沖に排他的経済水域EEZ)の境がある。この漁場「大

和堆(やまとたい)」周辺海域で海上保安庁は、5月から8月までに北朝鮮の漁

船1000隻以上へ退去警告し、360隻あまりに強力な放水を行った。

 魚は平らな深海ではなく、浅くてゴツゴツしたところに集まる習性がある。対

馬暖流や湧昇流に乗ってエサになるプランクトンや小魚が集まってきたり、天敵

から身体を隠す場所があるからだ。

◎ 日本海は最深部が3700メートルもある深海で、中央部にある浅所が大和堆だ。

いちばん浅いところは200メートルあまりしかない。深海底から富士山のようにそ

びえている。それゆえ、魚やイカが集まって、好漁場になっている。

 地球物理学から言えば、大和堆は、日本列島が大陸から別れたときの大陸の

「端切れ」だ。大和堆は日本列島とともに大陸の東の端だったのである。

 約2000万年前にユーラシア大陸の東の端にひび割れが走り、幅が狭い日本海

生まれた。このことによって日本列島が誕生し、その後、日本海がどんどん大き

くなっていまの日本列島の位置と形になった。

◎ 2000万年というと随分古いようだが、地球の歴史を1日にたとえれば、わず

か6分前に生まれたことになる。ほやほやの歴史しかないのが日本なのである。

 その後、日本列島に人が住み着いて、さらにその後、排他的経済水域が設定さ

れた。

 こうして、日本海の中央部だが日本から200海里(370キロ)以内だった大和堆

が日本のものになったものだ。もし、この端切れが遠ければ、日本の排他的経済

水域にはならなかっただろう。

◎ ここは日本からも北朝鮮からも300キロ以上も離れている。そこにやってきて

いる北朝鮮の漁船は長さ5〜10メートルほどの小型の木造船だ。船室や船橋もな

いボートなみの船さえ多い。しかも老朽化している。

 この前の冬に遭難して日本の各地の沿岸に打ち上げられた北朝鮮の多くの木造

船もこの仲間だ。日本海の中部で遭難して漂流してきたに違いない。

 大和堆に集まる小さな木造船に冷蔵設備はない。イカが腐らないように現場で

スルメ(干しイカ)にしている。そこに放水することでスルメを台無しにしてし

まう。海上保安庁のヘリコプターに気付いた北朝鮮の漁民が手を合わせ、「海域

を離れる」といった可哀想な仕草をしたのも見受けられたという。

◎ そもそも日本海でのイカの漁獲量は年々減っている。この10年で最も多かっ

た2011年と比べると2017年は4分の1になってしまった。日本海には限らない。

道南の太平洋や函館沖のイカも水揚げが記録的不漁だった昨年をさらに下回って

いる。ただでさえ減っているので、日本の漁民は外国の漁船にピリピリしている

のだ。

◎ 日本と北朝鮮の間のトラブルには限らない。地球物理学者から見れば、たま

たまの運命のいたずらの結果、世界各地の海で排他的経済水域をめぐる悲劇が起

きているのだ。

 地球はなかなかの罪作りなのである。

島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/

 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より9月7日の記事)

┏┓ 

┗■6.メルマガ読者からのイベント案内

 |        (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆9/15(土)「日本と再生」上映会&河合監督トーク

 日 時:9月15日(土)開場12:45 上映13:30より15:10(100分)

           河合監督トーク15:10より16:00

 場 所:秦野市文化会館

 主 催:「日本と再生」秦野上映実行委員会

 後 援:秦野市 秦野市教育委員会

 連絡先:鵜飼 0463-78-1754,中村 090-6340-5840

 入場券:前売り800円 当日1000円

 ◆9/15(土)<ヒロシマ連続講座> 第57回

  「3,000通の手紙から考える第五福竜丸事件」

 日 時:9月15日(土)13:00より16:00

 講 師:市田 真理さん [第五福竜丸展示館学芸員]

 会 場:愛恵ビル3F(公益財団法人 愛恵福祉支援財団)

        〒114-0015東京都北区中里2-6-1

         →JR山手線駒込駅(東口)から徒歩2分・

          または地下鉄南北線駒込駅から徒歩7分

 企画・申込先;竹内良男

     電話=090-2166-8611 アドレス qq2g2vdd@vanilla.ocn.ne.jp

 会場と資料準備の関係で必ず事前に申し込みをお願いします。

 資料代;1,000円(当日会場で集めます)

 太平洋のビキニ環礁の水爆実験に遭遇した第五福竜丸の乗組員たちは、焼津港

に帰って来た後、都内の病院に入院します。

その時、全国から3,000通を越す見舞いの手紙が届きます。大人や子どもたち、そ

れぞれがその手紙にどんな思いを込めて書き綴ったのか?

 分析を続けている第五福竜丸展示館の学芸員市田真理さんが読み解きます。

┏┓ 

┗■7.新聞より1つ

 └──── 

 ◆震源域「ひずみ」蓄積しやすく…関東地方にも

 北海道胆振(いぶり)地方で最大震度7を観測したマグニチュード(M)6・

7の地震震源域周辺は、地震を引き起こす「ひずみ」が蓄積しやすく、過去に

もM5〜6級の地震が発生している。

 こうした地域は東北や北陸、関東地方などにもあり、専門家は「住民は地震

の備えが特に必要」としている。(後略)

         (9月8日15:17配信「読売新聞」より抜粋)

詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00050066-yom-sci

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

【編集部より】

 メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。

  ※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。

   掲載については編集部の判断とさせて下さい。

1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する

 ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを

 400文字以内でお送り下さい。

  件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出

 し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して

 下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

 なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙

 面の都合上すべてを掲載できない場合があります。

  たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり

 ます。予めご了承ください。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

  違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信の削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ

  ります。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

       新HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856

たんぽぽ舎です。【TMM:No3457】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3457】

2018年9月10日(月)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

               転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.東海第二原発廃炉に向けて、いかに避難計画に取り組めるのか?

   住民に訴えるには、どんな方法がいいのか?

  自治体に無視させない状況をいかに作れるか?

   メディアにアピールする有効な手段は?

               平坂謙次(原発と足立を考える会)

★2.東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

   柏崎刈羽原発の再稼働認めない!規制委員会おかしいぞ!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!原発事故避難者の住居を奪うな!

  放射能汚染水止めろ!トリチウム汚染水を海へ捨てるな!

  9/5第60回東電本店合同抗議の報告

               渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.港区は東海第二原発からは116,8km

   現在も芝公園、お台場地区の2箇所で空間放射線量を測定中

  「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」記者会見に参加して

   宮口高枝 (東京都港区在住)

★4.北海道全停電 一極集中のもろさ露呈

  電源の分散、連携強化が急がれるのは北海道だけではなかろう…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★5.メルマガ読者からのイベント案内

      (お問い合わせは主催者へ)

  ◆9/22(土)「ビキニ被爆64年久保山愛吉忌−対談と映像の集い」

       映像「大石又七さんが語る核と被爆

      対談「なぜ今マグロ塚なのか」

★6.雑誌より1つ

  ◆「どこでも直下型地震は起こりうる」

   首都圏ブラックアウトの恐怖を専門家が警告

         (9月9日11:11配信「AERA dot.」より抜粋)

━━━━━━━ 

※明日です!ご参加を!

 9.11脱原発テントひろば記念集会〜福島は終ってない!

 原発は終りだ!

 日 時:9月11日(火)18:30より20:30

 場 所:経産省本館前

 主 催:経産省前テントひろば 070-6473-1947

━━━━━━━ 

※9/13(木)東電株主代表訴訟第42回口頭弁論

 日 時:9月13日(木)10:30開廷

 場 所:東京地裁103法廷

     12:30より報告会 映画上映「わたしの終わらない旅」と

     坂田雅子監督のトークなど

 会 場:衆議院第二議員会館多目的会議室

 連絡先:東電株主代表訴訟 nonukes0311@yahoo.co.jp

━━━━━━━ 

※9/13(木)福島原発被ばく労災あらかぶさん裁判

 第9回口頭弁論と報告集会

 日時:9月13日(木)13:00より東京地裁前アピール行動

          14:00より口頭弁論(103号大法廷)

 場所:東京地裁  終了後、報告集会の会場へ

          15:00より報告集会(14:30より通行証配布)

       会場:衆議院第二議員会館第1会議室(地下1階)

       ・弁護団からの報告と学習企画あり

━━━━━━━ 

※訂正1つあります。

 9/8発信【TMM:No3456】★6.メルマガ読者からのイベント案内

 ◆原発と核のゴミを考えるつどい-核のゴミ、どうするの?(10月6日)

  正:13:00より15:30

  誤:13:00 ? 15:30

 文字化け「?」したメールが配信されました。

 おわびして訂正させていただきます。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.東海第二原発廃炉に向けて、いかに避難計画に取り組めるのか?

 |  住民に訴えるには、どんな方法がいいのか?

 | 自治体に無視させない状況をいかに作れるか?

 |  メディアにアピールする有効な手段は?

 └──── 平坂謙次(原発と足立を考える会)

◎ 9月1日に水戸でおこなわれた「東海第二原発再稼働STOP!!茨城県

集会」は、立ち見が出る参加者で、内容もとても良かったと思います。

 桜井元南相馬市長の発言は、ふるさと地域を守ってきた保守政治家の自負と、

原発事故の責任を取らない政治権力と電力会社への怒りが、ひしひしと伝わる胸

を打つ内容でした。

◎ そして、私が強く共感できたのが、社会福祉法人理事長の伏屋さんの発言で

した。

 伏屋さんは、東海村で複数の医療会議施設を運営されている方だそうで、具体

的な問題提起をされていました。『入院患者の中には、寝たきりの方や、機械に

つながれた状態で生活されている方もいる、万が一の時には避難などできない。

その旨の同意書を、当事者や家族からもらっている。また、万が一の時には、職

員にはすべて帰ってもらう。』とおっしゃっていました。

◎ 東海第二原発の再稼働を止める取り組みの中で、周辺住民の避難計画が、大

きな焦点となることは、間違いないと思います。

 福島第一原発事故の教訓を考えるなら、過酷な避難行動に、生命が耐えられな

い方については、避難することなく屋内退避の選択が主になると思います。

 そして、避難しない旨の同意書による確認は、医療施設の責任として必要と考

えます。

 また、その医療従事者をはじめ、自治体・消防・警察・自衛隊・さらには事業

者関係者の服務義務の問題も避けられない問題だと思います。

◎ 東海村原子力防災計画にも、5キロ圏内の住民の自家用車による避難が原

則として書かれていますが、積雪時、冠水時など非日常であっても、充分に想定

される事態に対しては、対策を検討させるべきです。

 個別的でも、より具体的な問題を焦点化して、行政・住民・メディアにアピー

ルすることが必要と考えます。

◎ 更なる問題として、福島第一原発事故の後、原発再稼働が強行された事実で

す。川内・玄海・伊方・高浜・大飯の反対運動の中で、避難にかかわる具体的な

問題は指摘されてきました。

 しかし結果として、避難計画への取り組みで、再稼働を止めることは、出来な

かったことになります。

 住民に訴えるには、どんな方法がいいのか?

 メディアにアピールする有効な手段は?

 自治体に無視させない状況をいかに作れるか?

各地の実践に学び、検証する作業が必要と考えます。

┏┓ 

┗■2.東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

 |  柏崎刈羽原発の再稼働認めない!規制委員会おかしいぞ!

|  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!原発事故避難者の住居を奪うな!

 | 放射能汚染水止めろ!トリチウム汚染水を海へ捨てるな!

 | 9/5第60回東電本店合同抗議の報告

 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

◎本抗議の様子は、たんぽぽ舎新HPでご覧下さい。

新HP http://www.tanpoposya.com/ サブメニュー「東電本店合同抗議」

〇台風一過の時々強風が吹く中、9月5日(水)17時から17時45分まで、「とめよ

う!東海第二原発20年運転延長・再稼働ゆるすな!日本原電本店抗議行動」(都営

新宿線「小川町」駅B6出口より2分)が、「とめよう!東海第二原発首都圏連絡

会」と「再稼働阻止全国ネットワーク)の共催で行われた。参加者は約60人。

〇引き続き、「東海第二原発20年運転延長反対・再稼働反対の署名」を、日本原

電(東海第二原発)が、今回も“受け取り拒否”の情報が流れる中、東京電力本店

前で「日本原電(東海第二原発)の債務保証をするな!東電は福島第一原発事故

責任をとれ!柏崎刈羽原発再稼働するな!原発事故避難者の住居を奪うな!」の

コールが鳴り響いた。

 多数のノボリ旗と横断幕が、多くの人の協力で、東電に向けて掲げられた。

呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、131の賛同団

体と共に、第60回東電本店合同抗議行動が行われた。参加者は約90人。

〇初めに、脱被ばく実現ネットの女性から、国内3か所で行われた「トリチウム

水処分の公聴会」に関して抗議のスピーチがあった。

 トリチウム汚染水の「海洋放出」に前のめりな国・東電は、この公聴会をアリ

バイ作りとするものであり、国民の意見を聞く姿勢ではない。

 トリチウム以外の放射性核種も含まれていることの問題を隠したことは、「議

論の前提が崩れている」と、不信感を露わにした。

 次に、日本音楽協議会による音楽での抗議と、メンバーから「トリチウム水処

分の公聴会」の問題点を訴えるスピーチがあった。

 続いて、「民間規制委員会・東京」による東電本店申し入れ行動が行われた。

 そして、情勢報告として柳田さん(たんぽぽ舎共同代表)から、東電に関する3

点の紹介があった。

 まず、トリチウム汚染水は、海洋放出ではなく、巨大タンク(10基、費用300億

円)を作り、100年間保管(トリチウム半減期は12.3年)すれば、無害化できる。

 次に、東電柏崎刈羽原発廃炉に関する報道について、東電は事業計画で、7

基の内、少なくとも4基は再稼働の予定である。情報に惑わされずに、柏崎刈羽

原発の再稼働に反対して行こう。

 最後に、国が54%の株式を持っている借金の会社(東京電力)が、日本原電の

借金の保証をするのは、極めておかしい。東電による日本原電への債務保証に反

対しよう。

 なお、「東電海第二原発20年運転延長反対・再稼働反対の署名」(6042筆)を経

産省、原子力規制委員会東京電力本店の3団体は受け取ったが、本日も日本原

電本店だけがかたくなに受け取りを拒否したことは、企業倫理の欠如であり、原

発を運転する資格がないことを明確に示している。抗議は、19時40分に終了。

カンパ活動を行い、21,915円が寄せられました。ご協力、ありがとうございます。

◎「東電は責任をとれ」連続講座第30回のご案内

タイトル:「市民運動」を勝利させるために革命ではなく、多数派になる

講 師:木村 結さん (脱原発・東電株主運動世話人)

日 時:9月27日(木)19:00より21:00(開場18:30)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

主 催:東電本店合同抗議

参加費:800円(学生400円、避難者400円)

◎次回、第61回の東京電力本店合同抗議は (毎月第1水曜日が定例です)

日 時:10月3日(水)18:30より19:45

場 所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)

         JR・地下鉄「新橋」駅徒歩5分、

         地下鉄三田線「内幸町」駅徒歩3分

呼びかけ:「経産省前テントひろば」、「たんぽぽ舎」

引き続き賛同団体を募集中!

◎この日は、17時から17時45分まで、「とめよう!東海第二原発20年運転延長・

再稼働ゆるすな!日本原電本店抗議行動」が、「とめよう!東海第二原発首都圏

連絡会」と「再稼働阻止全国ネットワーク)の共催で行われます。

 日 時:10月3日(水)17時から17時45分

場 所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

こちらにもぜひご参加下さい。

┏┓ 

┗■3.港区は東海第二原発からは116,8km

 |  現在も芝公園、お台場地区の2箇所で空間放射線量を測定中

 | 「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」記者会見に参加して

 └──── 宮口高枝 (東京都港区在住)

◎ 9月7日(金)、なんとしても東海第二原発の再稼働をさせてはいけない!

と各地で請願・陳情行動に関わる人達が、衆議院第二議員会館で開催された記者

会見に臨んだ。

 私も港区議会に意見書提出・請願署名の準備中にて、記者会見で、港区の経過

を述べさせていただいた。

◎ 港区では、福島第一原発爆発事故後、砂場の汚染等が心配された事から、地

域で放射線量の計測、講演会など開催し、被災瓦礫の焼却措置が全国で始まった

のを受けて、被ばくの恐れがある瓦礫を燃やすなとチラシ配付をしてきた経過が

ある。

 事故後、港区放射性物質除染実施ガイドライン策定され、117箇所の保育園や小

中学校、公園などの砂場の土を交換し、現在も年1回のチェック体制が続いてい

る。(毎時0,23マイクロシーベルト(地表5cm)年間1ミリシーベルト以下)

◎ 東海第二原発再稼働のニュースを聞き、各地で反対する請願の動きを知り、

港区でも請願の取組みをしようと有志で集まり、9月議会に意見書の採択を求め

る請願署名を開始した。

 港区は東海第二原発からは116,8キロメートル。現在も芝公園、お台場地区の2

箇所で空間放射線量を測定中、10分毎に更新されており、現在数値は毎時約0,

04から0,06μシーベルトが計測されている。

 9月11日に港区9月議会が開始される。記者会見で、我孫子市議会の議員要請

行動で、公明党議員が紹介議員になったとの報告があった。公明党原発稼働年

数の容認は40年の立場を取っている事がポイントだという。

 港区でも紹介議員要請で各会派を回る時、特に公明党議員への働きかけを強め

ようと力をもらった。

┏┓ 

┗■4.北海道全停電 一極集中のもろさ露呈

 | 電源の分散、連携強化が急がれるのは北海道だけではなかろう…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.北海道全停電 一極集中のもろさ露呈

  電源の分散、連携強化が急がれるのは北海道だけではなかろう

  9/8(土)11:42配信「京都新聞社説」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00000017-kyt-l26

2.茨城町長が再稼働反対 東海第二 30キロ圏14首長で3人目

東京新聞【茨城】2018年9月8日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201809/CK2018090802000151.html

┏┓ 

┗■5.メルマガ読者からのイベント案内

 |     (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆9/22(土)「ビキニ被爆64年久保山愛吉忌−対談と映像の集い」のご案内

日 時:9月22日(土)13時30分より15時30分頃

会 場:江東区夢の島マリーナ(2階会議室)

    (東京メトロ有楽町線・JR埼京線

     りんかい線「新木場」駅から徒歩15分)

     駅前からマイクロバスもあり

内 容:映像「大石又七さんが語る核と被爆」(25分)

   対談「なぜ今マグロ塚なのか」(40分)

      大石又七(第五福竜丸元乗組員)

      市田真理(第五福竜丸展示館学芸員

質疑応答(30分)

これからの方向(「築地にマグロ塚を作る会」からの提案)

主 催:築地にマグロ塚を作る会

問合せ:高橋090(4385)7973 ta-yo@hyper.ocn.ne.jp

参加費:500円

┏┓ 

┗■6.雑誌より1つ

 └──── 

 ◆「どこでも直下型地震は起こりうる」

  首都圏ブラックアウトの恐怖を専門家が警告

 北海道で最大震度7の内陸直下型地震が6日に発生した。一斉に広域停電する

「ブラックアウト(全系崩壊)」が起きて、都市機能がマヒし大混乱に陥った。

 直下型地震は全国どこでも起こりうる。他人事(ひとごと)ではない。(中略)

 北海道電力の真弓明彦社長は6日の記者会見で「極めてレアなケース。すべて

の電源が落ちるリスクは低いとみていた」と釈明した。

 だが、地震学者の島村英紀武蔵野学院大学特任教授が批判する。

 「北海道電力で最大の火力発電所が、止まってしまった。一つの発電所で北海

道の約半分の電力をまかなっていたことが、問題でした。地震への備えが不十分

だとの批判は、免れないと思います」(中略)

 島村氏がこう警告する。

 「いままでにわかっていない活断層が起こした直下型地震だったわけです。

 活断層は全国で6千カ所くらいあると見られていますが、現在わかっているの

は2千カ所だけ。

 上に堆積(たいせき)物などがかぶって見えない活断層が4千カ所もあり、首

都圏の真下にも存在する可能性は十分あります」(後略)

           (9月9日11:11配信「AERA dot.」より抜粋)

詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180909-00000012-sasahi-soci

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

【編集部より】

 メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。

  ※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。

   掲載については編集部の判断とさせて下さい。

1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する

 ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを

 400文字以内でお送り下さい。

  件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出

 し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して

 下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

 なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙

 面の都合上すべてを掲載できない場合があります。

  たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり

 ます。予めご了承ください。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

  違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信の削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ

  ります。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

       新HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856