たんぽぽ舎です。【TMM:No5149】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5149】

2025年2月10日(月)地震原発事故情報−

              5つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

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★1.放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!

  柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

  2025年3月11日(火)18:45〜20:00

  第138回東電本店合同抗議行動へご参加を!

                  東電本店合同抗議実行委員会

★2.政府は「能動的サイバー防御」を導入するための関連法案を

  閣議決定した

  一般人は監視対象にならないとされているが警戒は必要

  「能動的サイバー防御」は軍事と深く関連している

  アドレスは保管されるので誰が誰と通信しているかも把握される

  「国家安全保障」を名目とすれば何でもありになる

   市民運動でも警戒は必要   上岡直見(環境経済研究所代表)

★3.“閉鎖的”社長会見の主催はキシャクラブだった

  1.17フジテレビ会見の主催は放送記者会と判明

  2.27会見での筆者質問で記者会幹事社は東京新聞と判明

  報道各社とスポンサーが批判すべきはキシャクラブだ

  「メディア改革」連載第168回

             浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆2/15京都訴訟控訴審判決の解説〜これからの闘いのために〜

   講師:田辺保雄先生(原発賠償京都訴訟弁護団事務局長)

   主催:原発賠償関西訴訟 KANSAIサポーターズ

★5.新聞より3つ

  ◆廃炉作業員、放射線不安最も高く 2023年の廃液浴びた事故が一因

                  (2月8日「共同通信」より)

  ◆朝鮮学校生の苦しみは続く

   民族教育は在日コリアンの子どもの権利

     前川喜平(現代教育行政研究会代表)

(2月9日「東京新聞」朝刊17面「本音のコラム」より)

  ◆混迷の中東情勢解説 鎌ケ谷で本社元主筆

   (トランプ発言は)イスラエル寄りだと

   宣言したと同じで決定的な誤り

              (2月9日「毎日新聞」千葉版より抜粋)

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※2024年11月23日(土)、たんぽぽ舎は新事務所に引っ越し致しました。

 徐々に、段ボール箱の山が減っています。

 学習会スペース(暫定)(イスのみで約30名可能)を確保しました。

 室内のレイアウト確定(間仕切り)もこれからです。

 引っ越しに際し、皆様のご協力に深く感謝致します。

 多数の方から、200万円余の「引っ越しカンパ」(1/31現在)を

 いただきました。

 大変ありがとうございます。引き続き、受付中です。

 新住所は、以下の通りです。電話番号・FAX番号も変更ありません。

 お近くにおいでの時は、ぜひお立ち寄り下さい。

 JR水道橋駅西口より約4分、神保町駅A2出口から9分くらいです。

 一般社団法人 たんぽぽ舎  月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

               日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-3-1 TKiビル3F

             TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

                HP http://www.tanpoposya.com/

(HPの地図はまだ更新されていません、努力中です、お時間を下さい)

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※たんぽぽ舎公開3回講座

 東電福島第一原発事故から14年目、私たちは3.11を忘れない!!

 「新たな舞台(公害等調整委員会)」で健康被害の立証を!

 福島原発事故健康被害の因果関係論を世に問う!

☆【第1回】2月15日(土)14時〜16時30分(開場13時30分)

 講 師:藤原寿和(福島原発事故被害放射能毒・化学毒原因裁定を

          求める会共同代表&事務局長)

 会 場:たんぽぽ舎会議室

 参加費(資料代含む):900円(学生500円)

予約必要(定員30名)

 たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール

  <tanpopo3238@yahoo.co.jp> あてに、ご氏名と電話番号を

  お知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

☆【第2回】3月15日(土)14時〜16時30分(開場13時30分)

 講 師:山田國廣(京都精華大学名誉教授、環境学

 会 場:たんぽぽ舎会議室  予約必要(定員30名)

 参加費(資料代含む):900円(学生500円)

☆【第3回】4月19日(土)14時〜16時30分(開場13時30分)

 講 師:藤原寿和&山田國廣対談

 会 場:たんぽぽ舎会議室  予約必要(定員30名)

 参加費(資料代含む):1000円(学生500円)

※【第2回】、【第3回】も予約方法は同じです。

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※2月20日(木)《シリーズ戦後改革 7回連続講座》山田 朗さん

第3回「GHQの経済民主化政策」…定員のため、予約受付を終了

させていただきます。

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※2月21日(金)第45回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:2月21日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 定 例:毎月第3金曜日

 次回の第46回は、3月21日(金)18時30分より19時45分です。

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┗■1.放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!

 | 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

 | 東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 | 2025年3月11日(火)18:45〜20:00

 | 第138回東電本店合同抗議行動へご参加を!

 └──── 東電本店合同抗議実行委員会

   第138回東電本店合同抗議行動

 日 時:2025年3月11日(火)18:45より20:00

 場 所:東京電力本店前 (千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 主 催:東電本店合同抗議行動実行委員会

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

◎ 2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故以来、まる14年が

経過する。

 しかし原発事故被害者への補償・賠償は値切られ続けている。

 事故収束の見通しは立たず、増え続ける放射能汚染水は海洋投棄され

ている。

 4,000人を超える作業員が被ばくしながら、現場を支えている。

 子供の甲状腺がんは350人以上発見された。

◎ 今、石破茂政権と経済産業省は14年前の東電福島第一原発事故など

なかったかのように第7次エネルギー基本計画をまとめた。

 そこで「原子力発電所の依存度を可能な限り低減する」とするとして

いた文言を削除し、「原子力などエネルギー安全保障に寄与し、脱炭素

効果の高い電源を最大限活用する」ことを明確化した。

 そのうえ、「次世代革新炉の開発・設置に取り組む」方針も盛り

込んだ。

 このような「原発暴走政策」など許されません。

 地震大国日本のどこにも原発を建設出来る所などないのです。

◎ 昨年1月1日の能登半島地震においては、震源域であった珠洲市

住民の力で原発を建てさせなかった、という貴重な教訓を忘れてはなり

ません。

 私たちはいま、改めて福島第一原発のことを強く思い返さなければな

りません。

 私たちは「福島」をいつまでも忘れないし、福島第一原発事故の惨状

を許しません。

 東京電力本店前に集まり、抗議の声をあげよう! 福島と連帯しよう!

※「3・11」2つの抗議行動

 第80回日本原電本店抗議行動(16:30より17:50)、

 第138回東電本店合同抗議(18:45より20:00)のカラー案内ビラ

 (5000枚)が本日、たんぽぽ舎に届きました。

 配布にご協力いただけると大変助かります。

 ご連絡をお待ちしています。

※3月5日(水)(第一水曜)の抗議行動は行いません。

 この集会にご参加ください。

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┗■2.政府は「能動的サイバー防御」を導入するための関連法案を

 | 閣議決定した

 | 一般人は監視対象にならないとされているが警戒は必要

 | 「能動的サイバー防御」は軍事と深く関連している

 | アドレスは保管されるので誰が誰と通信しているかも把握される

 | 「国家安全保障」を名目とすれば何でもありになる

 |  市民運動でも警戒は必要

 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

◎ 政府は2025年2月7日に「能動的サイバー防御」を導入するための

関連法案を閣議決定した。

 これは電気や鉄道など重要インフラへのサイバー攻撃を未然に防ぐ目

的とされている。(※1)

 実際にここ2〜3年でも航空会社、鉄道会社、金融機関、通信会社、

自治体などを標的にしたサイバー攻撃でシステムが長時間停止するなど

の被害が発生している。

◎ こうした犯罪に対する対策は必要だが、一方で「能動的サイバー防

御」は軍事と深く関連している。

 今回の閣議決定では一見すると民間インフラを対象としているように

書かれているが、政府の「国家安全保障会議」ではすでに2022年から取

り上げられており、国家安全保障上の懸念を生じるおそれのあるサイ

バー攻撃を対象としている。

◎ 米国の情報機関に勤務していたエドワード・スノーデンが多くの機

密情報を暴露したことで知られているが、SFの世界だけでなく国際的

な情報監視網が2000年代初めから稼働している。

 いくつかのシステムが稼働していると考えられるが、あるシステムで

は、全通信が数か所の中継点を通るように組まれていて、そこで情報を

抽出している。(※2)

 ここで使われている「前方制御」というのは「能動的」と同じ意味

である。

◎ 『東京新聞』の研究者のコメントによると、今回の法案により、犯

罪の嫌疑がなくても、政府が情報を収集・分析することが可能となる。

一般人の通信やメールは監視対象にならないとされているが、その

データは海外のサーバー等に保存されることもあり、また中身を見なく

てもアドレスは保管されるので、誰が誰と通信しているかも把握される。

◎ 一方で福島第一原発事故後の2013年9月ころから、原発関連で活動

する市民団体のアドレスに対して、メール機能を利用して短時間に大量

のメールを送りつけるサイバー攻撃が行われた。(※3)

 こうした活動は人員・資金が豊富な何らかの組織によって行われてい

ると考えられる。

 当時に比較すると現在はさらに技術が進歩しAIも投入されるように

なるであろう。

◎ 「国家安全保障」を名目とすれば何でもありになる。

 市民運動でも警戒は必要だろう。

(※1)『東京新聞』2025年2月8日

(※2)『軍事研究』

     「サイバーセキュリティは前方制御へ」2024年3月号

(※3)『朝日新聞』「脱原発団体にサイバー攻撃 33団体標的

     一斉メール253万通」2013年11月10日

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┗■3.“閉鎖的”社長会見の主催はキシャクラブだった

 | 1.17フジテレビ会見の主催は放送記者会と判明

 | 2.27会見での筆者質問で記者会幹事社は東京新聞と判明

 | 報道各社とスポンサーが批判すべきはキシャクラブだ

 | 「メディア改革」連載第168回

└──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

◎ 元タレントの中居正広氏の性加害疑惑で、フジテレビ(東京港区台

場)が被害に遭った社員を守らず、中居氏を出演させ続けたことや1月

17日に開催した記者会見が閉鎖的だったことなどから、日本生命保険

トヨタ自動車が同月18日から、同局で放映しているCMを当面差し止め

ると決定。その後、75社が追随し、233億円の減収となっている。

 「女性セブン」(小学館)が昨年12月19日、中居氏が「女性との間に

重大トラブル、巨額の解決金を支払う」とスクープ。続いて、「週刊文

春」が同月26日、中居氏が2023年6月初め、「女性トラブルで9千万円

の解決金を支払った」と報じた。

 文春はまた、フジテレビの幹部(IWJ=岩上安身代表=は中嶋優一

プロデューサーと顕名で報道)が事件に繋がった食事会の設定に

関わったと指摘し、会社ぐるみで女性アナウンサーらに性行為を強いる

接待が常習化しているという疑惑を報道した。フジ側は「社員は会の設

定を含め一切関与していない」と否定する声明を出した。

◎ フジは1月23日、「やり直し記者会見」を開くと発表。ネットの同

局HPにある問い合わせサイトから、参加申請をしたところ、24日に申

請手続きの通知メールが来た。私は失声しているため、助手の大学院生

と二人で参加を要請し、承認された。

 1月27日午後4時から始まった「フルオープン会見」には、港浩一

長、嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、金光修フジ・メディア・ホール

ディングズ(HD)社長の四人が出席。会見の進行は、同局の上野陽一

広報局長が務めた。既存メディア、フリー記者、海外メディア、ユー

チューバーら191媒体の437人が参加した。

 会見の冒頭、嘉納会長と港社長が辞任するという発表があった。

 また、同HDの清水賢治専務取締役が1月28日付で社長に就任する

と公表し、清水氏も会見に加わった。

 フジテレビが17日に開いた会見では、参加者が放送記者会の記者に限

定され、動画の撮影も禁止されたため、強い批判を浴びた。中居氏は23

日、芸能界を引退すると公式サイトで表明した。

◎ フジテレビの二度目の記者会見の開始から約3時間経った午後7時

過ぎ、フリー記者が社長会見の在り方を質問した後、7時9分ごろ私が

指名された。まず、電気式人工喉頭で自己紹介し、助手が私の質問事項

を読み上げた。

 「港社長は17日の会見について、会見は記者クラブ向けの定例会見の

前倒しとして実施し、会見の主催者は記者会だったと説明した。会見に

問題があったとすれば記者クラブ(19社で構成)も責任がある。当時の

放送記者会の幹事社はどこか。会見の実施方法について、幹事社との間

でどんな調整をしたのか」

 「前回の会見を批判している報道各社は記者会を構成する報道機関と

重なる。当事者でもある彼らが前回会見を他人事のように論評してい

る。日本にしかない記者クラブを廃止し、海外のどこにもあり、日本で

鎌倉市役所・長野県庁にある広報センターを設置するべきではないか」。

◎ 上野局長がこう答えた。「幹事社は東京新聞だった。まず オープン

な会見をという問い合わせを受けたが、当方で総合的に判断し、今まで

どおり、(放送記者会)プラス、民放クラブとNHK記者会の方をオブ

ザーバー参加ということで答えたところ、多分ご不満はあったと思うが、

最終的に了解をいただいた。ただ、あのやり方がベストだと思っていな

いので、今後の社長会見を改善したい」

 10時間に及ぶ会見はFNNプライムオンラインが動画を掲載して

いる。私の質問の動画は以下のリンクを開けば視聴できる。

https://youtu.be/_KS8KeZlxmk?t=11363

◎ 報道各社が猛攻撃するフジの一回目の会見は、キシャクラブの主催

だったことがわかった。

 ところが、新聞・通信社は28日、フジテレビ記者会見を報じる中で、

私の質疑応答を黙殺した。放送記者会の幹事社と分った当事者の東京新

聞(中日新聞)も、読者に伝えなかった。

 キシャクラブ制度の実態を人民には知らせないという談合が数十年前

からある。大企業は会見問題などでフジへのCMを打ち切ったが、会見

の主催者の放送記者会加盟の19社への広告掲載も中止すべきではないか。

 文春は会見の翌日、昨年末の初報で、「中居氏とトラブルになった食

事会に、被害女性は編成幹部に誘われて行った」の報道を「中居氏に誘

われていた」と訂正した。

 27日の会見では、多数の記者が文春記事を根拠に、「編成幹部」の責

任を追及した。清水氏は30日、文春の訂正が会見の翌日だったことに疑

問を呈した。

 フジテレビだけを糾弾するメディアに強い違和感を持つ。

 報道界全体に、女性の記者やアナウンサーを権力者、当局者から情報

をとるための道具として利用してきたかの総点検が必要だ。

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆2/15京都訴訟控訴審判決の解説〜これからの闘いのために〜

講 師:田辺保雄先生(原発賠償京都訴訟弁護団事務局長)

日 時:2月15日(土)14時〜15時30分

    ※この後、関西訴訟原告・弁護士・支援者による

     情報交流会があります。学習会だけのご参加も歓迎です。

主 催:原発賠償関西訴訟 KANSAIサポーターズ

協 力:原発賠償関西訴訟 原告団弁護団

Zoom参加ご希望の方 kansaisapo@gmail.com のアドレス宛に、

件名:◆2月15日訴訟学習会参加希望◆

メールアドレス、氏名、所属団体等(あれば)をご記入の上、

お申込みください。

折り返し、ZoomミーティングID,パスコードをお知らせします。

 今回は京都訴訟弁護団事務局長の田辺保雄先生に判決について解説し

ていだだき、課題の克服について皆さんと一緒に考えていきたいと

思います。

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┗■5.新聞より3つ

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 ◆廃炉作業員、放射線不安最も高く 2023年の廃液浴びた事故が一因

 東京電力が昨年、福島第一原発の作業員約6千人に労働環境を尋ねた

アンケートで、回答した4割が放射線への不安があると答えたことが分

かった。

 質問を始めた2016年以降、最も高い。東電は経験の浅い作業員が不安

を抱く傾向にあると分析。2023年に作業員が放射性物質を含む廃液を浴

びた事故が影響したとみている。

 アンケートは2024年9〜10月、廃炉作業を受注するゼネコンや下請け

企業など、東電社員を除く全作業員を対象に実施した。5498人が回答し、

回収率は94.5%だった。

 東電によると、放射線への不安の有無を尋ねた質問に「ある」「多少

ある」と回答した作業員は計40%で、2023年の前回から26ポイント上昇

した。具体的な不安を選択式で尋ねたところ「身体汚染」(52%)が最

も高く、「過剰被ばく」(29%)が続いた。

 第一原発では2023年10月、多核種除去設備(ALPS)の配管洗浄中

に作業員2人が廃液を浴び、被ばくする事故が発生。

 2024年2月には建屋から汚染水約1.5トンが漏れるトラブルも

起きた。              (2月8日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/12145962.html

 ◆朝鮮学校生の苦しみは続く

  民族教育は在日コリアンの子どもの権利

前川喜平(現代教育行政研究会代表)

 4日、立憲民主党国会議員有志による「朝鮮学校に対する公的助成の

実現を目指す勉強会」が開かれ、23人の議員と約10人の秘書が集まった。

 僕は講師として招かれ、民族教育は在日コリアンの子どもの権利であ

り、国の教育無償化・修学支援からの排除や自治体の補助金停止は「官

製ヘイト」だという話をした。

 民主党政権による高校無償化の実施から15年。自公政権が設けた所得

制限の撤廃や私学生徒への増額が自公維間で協議されているが、朝鮮高

校生は依然として置き去りにされたまま、その苦しみは今なお続いて

いる。

 同じ日、僕は東京都新宿区の高麗博物館で、在日朝鮮学生美術展覧

(GAKUBI)の選抜展を見せてもらった。

 画面いっぱいに「テマリカタヒバ」が描かれた絵。「復活草」とも呼

ばれるこの植物に、作者は関東大震災で虐殺の犠牲になった人々の心も

復活してほしいという思いを込めたという。

 「とても、とても強い人」と題された立体作品は、血にまみれた角を

何本も突き出した人間の頭部だ。添えられた作者の言葉に「誰にも苦し

みを理解されない」とあった。

 前期の展示は3月16日まで、後期は展示を入れ替えて4月27日まで

開催。開館時間は正午から午後5時で月・火は休館。

 出展した生徒や美術教師・雀誠圭氏によるトークも開催予定だ。

(2月9日「東京新聞」朝刊17面「本音のコラム」より)

※在日朝鮮学生美術展覧(GAKUBI)は、

 1月29日発信【TMM:No5142】にて紹介済み。

 ◆混迷の中東情勢解説 鎌ケ谷で本社元主筆

  (トランプ発言は)イスラエル寄りだと宣言したと同じで決定的な誤り

 鎌ケ谷市国際交流協会主催の「中東情勢を理解する講演会」が8日、

同市生涯学習推進センターで開かれた。

 毎日新聞主筆で、カイロ特派員として1980年代の中東を取材した経

験がある伊藤芳明さん(74)が、混迷深まるパレスチナ問題を解説した。

   (中略)

 80年代当時のハマスイスラム教義に基づく福祉団体だったとし、

「壊滅させられても復活するだろうと感じた」と回顧。(中略)

 さらに、パレスチナ側の代表がおらず、イスラエルパレスチナの両

者を納得させる仲介者がいないことが課題だとし、「(トランプ発言は)

イスラエル寄りだと宣言したと同じで、決定的な誤り」と指摘した。

                        【柴田智弘】

              (2月9日「毎日新聞」千葉版より抜粋)

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※【動画アップの紹介】

☆maruo yukifumiさんのツイキャス

・20250205第79回日本原電本店抗議1

  https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810486327

・20250205第79回日本原電本店抗議2

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810488553

・20250205第137回東電本店合同抗議1

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810491322

・20250205第137回東電本店合同抗議2

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/810493209

 20250108第136回東電本店合同抗議行動

 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/808835379

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

  https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20250121 UPLAN【政府交渉】東京電力原発を動かす資格があるのか?

 −柏崎刈羽原発の再稼働問題を考える−

 https://www.youtube.com/watch?v=MxPHlgNIvME

・20250121 UPLAN【院内集会】東京電力原発を動かす資格があるのか?

柏崎刈羽原発の再稼働問題を考える−

 https://www.youtube.com/watch?v=t0Mqqg-NO9w

・20250119記録映像:阿部悦子・染裕之

奄美大島からの辺野古土砂調達、「南西諸島」から全国に広がる

自衛隊配備を問う』

 https://www.youtube.com/watch?v=6mMzbE1aMgQ

・20250116 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第2回】

 「日本国憲法で日本はどう変わったか」

 https://www.youtube.com/watch?v=n6nt_Ahlp9g

・20250112 UPLAN 浜田寿美男「何もやっていない人がなぜ自白する?

 日本の刑事司法の現状:無理が通れば、道理が引っ込む」

 https://www.youtube.com/watch?v=_w5H1bgCUcw

・20241218 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第1回】

 「敗戦と占領・民主化指令」

 https://www.youtube.com/watch?v=VQ9bf3qkCdw

・20241204 UPLAN 第77回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議

 行動・核汚染水海洋投棄を中止せよ!東電は原発事故の責任をとれ

 第135回東電本店合同抗議!

 https://www.youtube.com/watch?v=Ue97RXLybtI

・20241130 UPLAN 東海第二原発を今こそ廃炉へ!

 https://www.youtube.com/watch?v=WeHNY0_QfoI

☆広瀬 隆…私のYouTube「ロックフェラー財閥シリーズ第26話」で

 5月5日、「チェルノブイリ原発事故と放射能の基礎知識」を掲載。

 https://youtu.be/rRg2bq8B-Dk

ソ連の“ウラルの核惨事”と“キューバ・ミサイル危機”大事件に

 ついては「ロックフェラー財閥シリーズ第25話」

 https://youtu.be/6g2-jh1J9JU

・“スリーマイル島原発事故”の被害とイギリスの“ウィンズケール

 再処理工場”による海の汚染は「ロックフェラー財閥シリーズ第24話」

 https://youtu.be/4XFzySIQi10  ぜひ、ご覧下さい。

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

5.【読者からのつぶやき】(仮)

 ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、

  タイトルも付けて下さい。

 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、

  ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、

  武器輸出問題、パンデミック条約…等々

 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで

  在住県名を入れて下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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