たんぽぽ舎です。【TMM:No3517】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3517】

2018年11月24日(土)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.毎週、黄色い核廃棄物のドラム缶型リュックを背負って

   横断まく「20年運転延長を許さない とめよう!東海第二原発」や

   のぼり旗をかかげ日本原電本店前でチラシ配布と肉声の呼びかけ

   【ハロー原電】10回目(11/22実施)の報告

                 小熊ひとみ(西東京市在住)

★2.伊方3号炉再稼働から2週間

  原発のある町の「日常としての抗議活動」…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★3.私たち日本人はどうしたら良いかを考えさせる

   −映画「華氏119」(マイケル・ムーア監督)−を見る

               山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

★4.“高等生物”がいるかもしれない太陽系外惑星

   恒星「バーナード星」の惑星(光の速度で6年の距離)

   警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その275

   島村英紀(地球物理学者)

★5.新聞より2つ

  ◆日本原電和智信隆副社長、同意対象の6市村に謝罪

   東海第二の再稼働巡る発言で

               (11月24日、日本経済新聞より)

  ◆製品不良隠し こっそり交換 スマートメーター発火 東電公表せず

   突然異音 基板焼損「ほっとけば火事に」

   「混乱避けるため」「建物火災にいたらない」東電釈明

   安全軽視 薄い危機意識「顧客安心のため主体的に発信すべきだ」

       (11月21日東京新聞朝刊24-25面「こちら特報部」より抜粋)

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※来週の火曜日です!

 11/27[火]アクション 日本原電を3波の抗議で攻める!

 東海第二原発の「20年運転延長」は超危険です

 40年運転したオンボロ、被災した傷だらけの原発を動かすな!

 日本原電は署名を受け取れ!

 日 時:11月27日(火)

 1.15:00より15:45 日本原電本店へ署名提出

    (4万筆以上の署名未受理に抗議)

 2.16:00より16:45 デモ(神田児童公園→原電前→新御茶ノ水駅

              神田児童公園まで約2km)

 3.17:30より18:30 日本原電本店包囲(ヒューマンチェーン)

 主催:とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

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※12/3(月)学習会にご参加を!

「東電刑事裁判−東電有罪の可能性と展望」

 講 師:海渡雄一さん (弁護士)

 日 時:12月3日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 共 催:東電の刑事責任を追及する会/たんぽぽ舎

 参加費:800円

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※12/5(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 日時:12月5日(水)17:00より17:45

 場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

  とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

2.「第63回東電本店合同抗議」東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:12月5日(水)18:30より19:30

 場 所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

   「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか132団体

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※12/8(土)山崎ゼミにご参加を!「先月・今月・来月の原発問題」

 「東海第二原発問題を中心に…最新情報」

 お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

 日 時:12月8日(土)14時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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┗■1.毎週、黄色い核廃棄物のドラム缶型リュックを背負って

 |  横断まく「20年運転延長を許さない とめよう!東海第二原発」や

 |  のぼり旗をかかげ日本原電本店前でチラシ配布と肉声の呼びかけ

 |  【ハロー原電】10回目(11/22実施)の報告

 └──── 小熊ひとみ(西東京市在住)

◎ 11月22日(木)の日本原電本店前チラシ撒き=第10回目の【ハロー原電】

は、12時より13時、5名の参加で行いました。

 警備員さんとも顔なじみとなり、あいさつをしてからチラシ撒き開始。

 最初は小雨がパラパラと降ったりやんだりでしたが、途中でやみました。

 全員が黄色い核廃棄物のドラム缶型リュックを背負いましたので、私たち

の意図も通り過ぎる方たちに伝わっていたように思います。

◎ 遠くから見ていた背広の二人連れが、「なんだ、あれ?」「原発らしい

ぞ」と話しながら、チラシをもらいに寄ってきました。

 年輩の男性にも、読んでくださいとチラシを差し出すと、受け取ってくだ

さる方が何人か。

 今月に入ってからの「東海第二原発運転延長認可」のニュースで、とりあ

えずはチラシを受け取って読んでみよう、といった感じの方が増えているよ

うに感じました。

 この日は、「11.27アクション」のお知らせも折りこみ、110セットのチラ

シを配布することができました。

◎ 8月末から始めた【ハロー原電】は、最初、40年の運転期限の11月27日

までやってみるということでした。

 そこで、3ヶ月、10回目の今回でいったん終了とします。

 毎週参加してくださったたんぽぽ舎の皆さんほか、ご協力いただいた延べ

100名近い皆さん、ありがとうございました。

◎ 毎週毎週、黄色い核廃棄物のドラム缶型リュックを背負って現れる私た

ちは、日本原電には、それなりの圧力になっていたのではないかと思い

ます。

 日本原電へのこのような形での地道な抗議は、東海第二原発の息の根を止

めるまで継続したい活動です。

 11月27日という節目を迎え、新たなステップに踏み出す今、皆さんと共に

息永く続けるにはどのような形がよいか、「とめよう!東海第二原発首都圏

連絡会」で、やり方や頻度も含めて今後の進め方を討議し、再開したいと考

えています。

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┗■2.伊方3号炉再稼働から2週間

 | 原発のある町の「日常としての抗議活動」…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.伊方3号炉再稼働から2週間

  原発のある町の「日常としての抗議活動」

  11/23(金)15:40配信「HARBOR BUSINESS Online」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181123-00179483-hbolz-soci

2.小泉純一郎元首相「近い将来、原発ゼロに」

  11/22(木)16:08配信「産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181122-00000561-san-pol

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┗■3.私たち日本人はどうしたら良いかを考えさせる

 |  −映画「華氏119」(マイケル・ムーア監督)−を見る

 └──── 山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

 マイケル・ムーア監督の「華氏119」は是非とも見てほしい映画だ。

 誰もが初の女性大統領ヒラリー・クリントンの出現を信じて疑わなかった

なかで、マイケル・ムーアだけがトランプ大統領の勝利を予言した。一体何

でこんなことが起こったのか。

 政治経験ゼロのタレント実業家。差別発言を連発するレイシスト。テレビ

局は視聴率稼ぎのネタとして彼の暴言を流し続けた。マイケルは早くから

「トランプ勝利」の危険性を指摘していた。

 トランプは失業と貧困に苦しむ人々に「忘れられたあなたたちを私が

救う」と約束した。

民主党の政策が共和党と大差なくなって久しい。ヒラリーが金融業界から

多額の献金を受けていたように。

 グローバル資本や富裕層の利益だけを代弁し、革新的なサンダースを退け

民主党に愛想をつかした多くの市民は大統領選挙に背を向けた。

マイケルは「独裁者が成功するのは民衆がうんざりし、諦めた時だけだ」

ヒットラーの出現映像とダブらせた。

安倍政権下の日本と酷似することが多大にある。

 しかし、映画では、アメリカ市民の底力も見せつける。若者たちを先頭に

大勢の群衆が権力に敢然と抗議する姿をも映し出す。

 「私たち日本人はどう対処したら良いか」を考えさせるドキュメンタリー

映画だ。

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┗■4.“高等生物”がいるかもしれない太陽系外惑星

 |  恒星「バーナード星」の惑星(光の速度で6年の距離)

 |  警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その275

 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 10月の末に、NASAケプラー探査機が役目を終えた。10年近く観測し

てきたが燃料が尽きたのだ。

 この探査機は太陽系外の惑星探査で多くの業績をあげてきた。なかでも、

太陽系の外にある恒星の多くは、その周囲を回る惑星があること、そのうち

約5分の1が地球に似た大きさや軌道をもつことが分かった。

つまり惑星は恒星が作られたときのよくある産物だということを、ケプ

ラー探査機のおかげで分かったのだ。

 なぜ「太陽系外惑星」が研究の焦点になっているのだろう。それは私たち

人類のような高度の生物が太陽の一惑星、地球だけにたまたま生まれたのだ

ろうかという根元的な疑問に答えるためだ。

 かつては地球上の生命は特別な偶然が揃ってはじめて出来たと思われて

いた。

 しかし現在では、水があり、温度も地球のようなところでは生物が生まれ

ることが分かってきている。つまり、地球上の生物は、生まれるべくして生

まれたものだということになった。

 だとすれば、この広い宇宙に地球のような惑星があって地球とは別に生命

が生まれたとしても不思議ではない。はじめは原始的な生物でも、時間がた

てば進化して高等生物が生まれる可能性も否定できないのだ。

 ケプラー探査機の寿命は尽きたが、太陽系外惑星の研究が終わったわけで

はない。地球上からの観測は大気に邪魔されて不可能だが、探査機や人工衛

星を使った研究は続けられている。

 米国・カーネギー研究所などの研究チームはこの11月、地球から6光年の

位置に、生命があるかも知れない地球型惑星を発見したと発表した。太陽に

近い恒星「バーナード星」を周回しているという。

 これまでに見つかった太陽系外惑星の中では、恒星「プロキシマ・ケンタ

ウリ」を周回する惑星の4.2光年に次ぎ、2番目に地球に近い。

 その後、プロキシマ・ケンタウリが2017年に巨大な爆発を起こしてフレア

を出したことが観測された。太陽で起きた最大のフレアよりも10倍も大きな

ものだ。

 フレアとは星の磁場が急激に変化して電子を加速することで起きる。電子

はプラズマガスと衝突し、エックス線から電波までの広い波長域にわたって

爆発を起こすのだ。

 プロキシマ・ケンタウリは、出来てから今回観測されたようなフレアが

何度も起きたと考えられるようになった。恒星のフレアによって、惑星に

大気や海があったとしても蒸発してしまった可能性が大きい。

 このため、今回のバーナード星の惑星が、生命が存在する可能性がある、

もっとも近い太陽系外惑星になったわけだ。

 6光年といっても、光の速度で6年分だ。現在の宇宙船技術では到達する

のに約5万年かかる。だが宇宙物理学者の故ホーキング博士らは、光速の5

分の1の速さで飛行し、この恒星系に30年程度で到達できる超小型探査機を

開発する計画を発表した。

 「近い未来」に私たちが見たこともない高等生物に遭遇することになるの

だろうか。

島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/

島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より11月23日の記事)

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┗■5.新聞より2つ

 └──── 

 ◆日本原電和智信隆副社長、同意対象の6市村に謝罪

  東海第二の再稼働巡る発言で

 日本原子力発電の和智信隆副社長は24日、東海第二原子力発電所がある茨

城県東海村水戸市など周辺5市の首長に対し、同原発の再稼働を巡る自身

の発言を撤回して謝罪した。

 和智氏は7日、6市村と3月に結んだ安全協定について「拒否権という言

葉はない」と発言。6市村が撤回と謝罪を求めていた。

 24日に6市村が開いた会合に出席した和智氏は「不用意な発言で地域の

皆様方に大変不愉快な思いをさせてしまった」と謝罪した。

 東海村の山田修村長は会合後、記者団に対して「(6市村と原電との)信頼

関係は崩れている。会社としてきちんと受け止めてもらい、今後どんな対応

をするか注目していく」と話した。 (11月24日、日本経済新聞より)

 ◆製品不良隠し こっそり交換 スマートメーター発火 東電公表せず

  突然異音 基板焼損「ほっとけば火事に」

  「混乱避けるため」「建物火災にいたらない」東電釈明

  安全軽視 薄い危機意識「顧客安心のため、主体的に発信すべきだ」

 電気使用量を測るメーター内部が燃える。そんな火災が2016年以降、相次

いでいる。焼けたのは、次世代型電力量計「スマートメーター」。

 東京電力は管内の一般住宅などに計24000台を設置し、交換を進めている。

 問題は、対象者に製品不良の情報を知らせていないこと。知らぬまま火災

に遭い、危うい行動をした人もいる。

 東電の「隠蔽(いんぺい)」には問題が多い。(中略)

 企業による危機管理や広報のコンサルティング会社を経営する江良俊郎

氏は「公表して注意喚起するのが大原則。人の安全に関わり、被害が拡大す

る恐れもあるからだ」と指摘。「公表しなかったのは企業の社会的責任を果

たしていない」と語る。

 企業コンプライアンス(法令順守)に詳しい青山学院大名誉教授の八田進二

氏(職業倫理)は、「大したことないと不具合の情報を開示しないのは、作り

手側の発想で、利用者の目線に立っていない。企業として危機意識が薄く、

鈍感だ」。

 (後略)  (11月21日東京新聞朝刊24-25面「こちら特報部」より抜粋)

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