たんぽぽ舎です。【TMM:No4725】
3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.たんぽぽ舎総会(第35回)5月20日(土)に開催
総会と記念講演 午後1時より5時まで
会場は東京学院大会議室−JR水道橋西口1分
たんぽぽ舎
★2.世界の4人に1人が洪水直面の危機
低中所得の国々ばかりではない、ドイツやフランスや英国でも被害
「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その484
島村英紀(地球物理学者)
★3.新聞より2つ
◆日本外交と政治の正体<480> 孫崎享
アメリカに牛耳られた日韓関係
(朝鮮人)徴用工の問題は日本側に解決の責任がある
(3月24日 日刊ゲンダイ5面より)
◆駅で文書手渡し 原子力規制庁 資源エネ庁
まるでスパイ映画!? 文書管理穴だらけ
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※3/25(土)山崎ゼミにご参加を!
「原発政策大転換をもたらすGX法『脱炭素社会の実現に
向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の
一部を改正する法律案』の正体は」
お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
日 時:3月25日(土)14時より17時
会 場:「スペースたんぽぽ」 参加費:800円
◇予約は必要ありません。
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※3/28(火)学習会『台湾有事と日米軍事同盟』
お 話:孫崎 享(東アジア共同体研究所理事)
◇予約の受け付けを終了させていただきます。
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※3/30(木)自主上映会にご参加を!
『ワタシタチハ ニンゲンダ!』
日 時:3月30日(木)19時より21時 18時30分開場
会 場:「スペースたんぽぽ」 参加費:1000円
◇予約受付中です。定員30名
たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール」
<tanpopo3238@yahoo.co.jp> で、氏名と電話番号を
お知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。
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※4/1(土)4回連続講座『敗戦後日本と在日朝鮮人 植民地主義を問う』
第3回「=意識=祖国を背負いつつ浮遊する民族」
お 話:高 演義さん(フランス文学者)
日 時:4月1日(土)14時より16時 13時30分開場
会 場:「スペースたんぽぽ」 参加費:800円
◇予約受付中 3/30と同じ方法です
第4回…5月6日(土)14時より16時
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※4/5(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
2つの行動=定例は第1水曜です。
1.第57回とめよう!東海第二原発20年運転延長反対
2024年9月の再稼働はゆるさない!
日本原電本店抗議行動 茨城県東海第二原発の再稼働工事を止めよ!
日 時:4月5日(水)17:00より18:00
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
※北ビルです!南ビルではありません!
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆第58回は、5月10日(水) です。
2.「第115回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!
東電は2200億円の原電支援するな! 東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:4月5日(水)18:45より19:45
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体
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┗■1.たんぽぽ舎総会(第35回)5月20日(土)に開催
| 総会と記念講演 午後1時より5時まで
| 会場は東京学院大会議室−JR水道橋西口1分
└──── たんぽぽ舎
第1部 第35回総会
第2部 記念講演
(1)東海第二原発事故で首都圏壊滅〜「令和の敗戦」へ〜
講師:上岡直見さん(環境経済研究所)
(2)茨城における東海第二原発をめぐる住民の運動
※第1部総会は、無料。 会員以外の方も傍聴できます。
第2部講演は、どなたも参加できます。 資料代800円
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┗■2.世界の4人に1人が洪水直面の危機
| 低中所得の国々ばかりではない、ドイツやフランスや英国でも被害
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その484
└──── 島村英紀(地球物理学者)
前の年2022年は洪水の年だった。
パキスタンで国土の3分の1が水に漬かった。死者は1500人を超えて
おり、全人口の15%に当たる3300万人以上が家を追われた。
パキスタンの洪水はモンスーンによる豪雨と、熱波に続く氷河の融解
の影響によって引き起こされたと言われている。
そのほか、インド北東部やバングラデシュでも歴史的な大洪水が起きて
1000万人単位の人々が被災した。パキスタンと同じ原因だと言われている。
洪水の危険性がある地域に住む人々の89%、つまり大半は南・東アジア
やアフリカといった低・中所得の国に集中している。
世界の海面は気候の温暖化による海水温の上昇と氷河の融解によって
上昇を続けている。アジア沿岸部にある巨大都市でも洪水の危険が高ま
っている。
しかもこの2月に発表された論文では、これに加え、エルニーニョ
現象などの自然変動による海面上昇が今まで過小評価されてきた可能性
を指摘している。
危険性が高いのはフィリピンの首都マニラのほか、タイの首都バンコ
ク、ベトナムの最大都市ホーチミン、ミャンマーの最大都市ヤンゴン、
インド南部チェンナイと東部コルカタのほか西太平洋やインド洋西部の
島だ。
海面上昇で影響を受ける住民はインドだけで3000万人近く、アジア
全体の巨大都市を合わせると5000万人を超える。
たとえばフィリピン・マニラの沿岸部で今後100年のうちに起きる洪水
の頻度は、今度新たに分かった気候変動の影響で18倍に増えると想定さ
れる。いままで言われていた変動に自然変動の影響を加えると、頻度は
最大で96倍にはね上がる計算になるという。
洪水は備えがあれば防げると、いままでは考えられて来た。
たとえば最大の洪水リスクにさらされている国はオランダで、人口の
60%が13センチ以上の洪水リスクのある地域で暮している。
オランダは、1000年に一度の洪水にも対応できる世界最高の洪水防止
システムが完備された国でもある。
一方、ベトナムのような国は、うまく洪水に適応するための手段が整備
されていない。国中に堤防が建設されているものの、それで対応できるの
は30年に1度クラスの洪水で、それ以上の洪水になれば大きな被害が出る
だろう。
しかし近年の洪水は低中所得の国々ばかりではない。ドイツやフランス
や英国でも大きな洪水が起きて被害を生んだし、米国南部で起きた洪水は
記憶に新しい。米国のような高所得国でも1億9300万人が洪水リスクに
直面しているのだ。
じつは世界の4人に1人が100年に1度、つまり人生に一度の洪水が起
きる地域に暮している。研究を行った188ヶ国のうち、洪水リスクにさら
されている人口の割合が1%未満なのはわずか9%の地域だけだ。
地球の温暖化によって海水が増え、温暖化で雨が増えることによって、
これからも洪水が増えるだろう。
世界的に洪水の危険が増す時代に入ったのである。
(島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より 3月17日の記事)
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┗■3.新聞より2つ
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◆日本外交と政治の正体<480> 孫崎享
アメリカに牛耳られた日韓関係
(朝鮮人)徴用工の問題は日本側に解決の責任がある
韓国の尹錫悦大統領が16日から2日間の日程で訪日した。
不思議な訪日である。ほとんどの日本人と韓国人はこの訪日を歓迎し
ていない。特に、韓国では、国民の強い反発を受けている。
訪日前、韓国政府は元徴用工問題の解決に基金を設けると発表したが、
韓国KBSテレビが10日に報じた世論調査では「評価する」は39.8%、
「評価しない」が53.1%である。日本の関係企業も、この基金に参加す
る姿勢をすぐには表明していない。
指摘しておかなければならないのは、徴用工の問題は日本側に解決の
責任があるということである。
確かに、1965年の請求権に関する協定で(1)請求権に関する問題が
完全かつ最終的に解決されたことを確認する(2)国及びその国民に対
するすべての請求権に関しては、いかなるも主張もすることができない
ものとする―という約束がある。
しかし、1966年に採択された国際人権規約では、締約国は「この規約
において認められる権利又は自由を侵害された者が、公的資格で行動す
る者によりその侵害が行われた場合にも、効果的な救済措置を受けるこ
とを確保すること」を約束している。
韓国政府は日本に請求することはできないが、韓国人(個人)は両国
政府に請求する権利があり、政府は誠実に対応する義務を負っている。
したがって日本側が基金をつくって解決を図る道があったが、それを
今回は韓国政府が実施した。
その延長線上に韓国大統領の訪日がある。韓国国内では当然、反発が
あり、韓国内部では日韓首脳会談を「亡国外交」と位置づけ、最大野党
「共に民主党」李代表は集会で「日本の機嫌さえ取れれば何でもやると
いう屈辱的な態度と糾弾した。
ではなぜ今、日韓の和平への動きが出たのか。
米国筋は「米国はいやがる日韓を誘導し、米国、日本、韓国が過去1
年間にさまざまなレベルで40以上の3カ国会議を開催した。これは過去
5年間を合わせたよりも多い」と述べている。
米国は今、対中包囲網を築くことを意図している。日韓が反目しては
有効な包囲網を築けない。日本側の「嫌韓ムード」は強く、それで韓国
側に圧力をかけた。これが徴用工問題解決、大統領訪日となった。この
訪日を契機に、米国は安全保障面での一段の米日韓協力を要請してくる。
(3月24日 日刊ゲンダイ5面より)
◆駅で文書手渡し 原子力規制庁 資源エネ庁
まるでスパイ映画!? 文書管理穴だらけ
岸田文雄首相がウクライナ入りした。占拠された原発についても耳を
傾けたようだが、日本の原発問題も忘れてもらっては困る。例えば原子力
規制委員会の事務局、原子力規制庁では「そんなことはせず」と否定して
いた話が起きていた。他省庁の官僚と面会する場所として、なぜか駅を選
び、内部文書を受け取っていた。慎重を期すべき規制当局の文書管理は、
こんな具合で大丈夫か。
22日午後、原子力規制委員会の定例会見。山中伸介委員長が時折、まゆ
をひそめる。言い淀むと「事務方から補足します」と黒川陽一郎総務課長。
会場は終始、微妙な空気だった。
事の発端は2月3日の報道官会見。フリーライターのまさのあつこさん
が「内部告発があった」と切り出し、「駅のホームなどで打ち合わせとか
資料のやりとりが行われているとの情報がある」とただした。その際、
黒川課長は「そんなことをしているとは思わない」と2度、完全否定した。
一転したのは今月10日の衆院環境委員会。立憲民主党の近藤昭一氏が
同様の質問をすると、規制庁の金子修一次長は「職員によく聞いてみる
と…」と語り始め、駅での資料の受け渡しを認めた。続けて「資料にメモ
書きした職員がおり、きれいなコピーをもらいたいということで…オフィ
スに来るのも大変なので駅で渡していただいて…」と話すと、近藤氏は
「にわかには信じ難い」と唖然とした。
くだんの資料は、経済産業省資源エネルギー庁の職員から受け取った
という。 (後略)
※詳細(全文)は
https://www.tokyo-np.co.jp/article/239644?rct=tokuhou
WEBの題は、 なぜか駅で、原子力規制庁職員がエネ庁職員
から内部文書を受け取ってた
相反する立場「面談記録避けるため?」
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※【動画アップの紹介】
☆YOUTUBE「なにぬねノンちゃんねる」野口昌泰さん
20230311日本原電本店抗議 12年目の3.11
東海第二原発をうごかすな!
https://www.youtube.com/watch?v=OjvtkYRwzo8
2023.03.113.11事故から12年 追悼と東電抗議
返さない!柏崎刈羽原発再稼働するな!汚染水止めろ!
「第114回東電本店合同抗議」
☆三輪祐児さんのユープランより
・20230317 UPLAN原発政策の大転換・運転期間延長を許すな!院内集会
https://www.youtube.com/watch?v=r2OpzIRA3ko
・20230301 UPLAN 岸田内閣の退陣を求める〜やめろ軍拡!
とめろ原発! 3.1官邸前アクション
https://www.youtube.com/watch?v=0KIPQmXWj4Y
・20230209 UPLAN 天笠啓祐『「みどりの食料システム
戦略(農林水産省)」の概要と問題点』
https://www.youtube.com/watch?v=094n9Ww7uYE
・20230201 UPLAN 第55回とめよう!東海第二原発
第113回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=NBWzyCmC_H0
・20230130 UPLAN 樫田秀樹「リニア新幹線は実現可能か?」
https://www.youtube.com/watch?v=vVLRrdkhSeI
・20230121 UPLAN 山崎久隆「岸田政権の原発政策大転換の闇を
照らす〜40年超えの老朽原発の危険−どこが?なんで?」
https://www.youtube.com/watch?v=llWvIXy-dc4
・20221215 UPLAN 田中一郎「日本における電力自由化と電力システム改革」未来へ向けたあるべき改革の具体像
https://www.youtube.com/watch?v=NZhEf0W410Y
・20221130 UPLAN 安田節子最終回「有機農業が拓く世界」
https://www.youtube.com/watch?v=3MjZZhSy0Qk
・20221127 UPLAN「11.27廃炉デー集会」
絶対に再稼働させない 東海第二原発
https://www.youtube.com/watch?v=7csuDOzVn98
・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる
宇宙線が、地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく
変化させている」なんていう突拍子もない話を信じられますか。
『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。
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故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
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