たんぽぽ舎です。【TMM:No4703】
3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「思い起こせ3・11産地は訴える-原発政策の大転換をめぐって」
この国は滅びるね 非常識極まりない再稼働(東海第二原発)
マイナーでも農業が大事
村上達也前東海村長に聞く (下)(了)
★2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆「脱原発パレード」で歩いた女性たちが「イマジン盆踊り部」を結成
ドキュメンタリー映画『発酵する民』(3月、4月)
東京、神奈川、大阪、沖縄など各地で上映
★3.新聞・配信より4つ
◆原子力規制委の役割は 武雄恭二(千葉県神崎町)
(2月23日「東京新聞」朝刊5面「発言・読者とともに」より)
◆原発「古い設計」評価焦点 規制要求 追加も検討
規制委、60年超運転で議論開始
(2月23日「日本経済新聞」朝刊5面より抜粋)
岸田政権の「原発推進政策」に赤信号
(2月21日(火)18:20配信「FRIDAY」DIGITALより抜粋)
◆素粒子より1つ
・G7の「歓迎」より、地元の「納得」が大事なのは明らか。
原発「処理水」
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※2/26(日)脱原発青空川柳句会
日 時:2月26日(日)12時より15時
場 所:経済産業省前
選 :乱 鬼龍 呈賞あり
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加害を捏造したマスコミ>
浅野健一の「人権とメディア」連続講座の再開第4回
渥美陽子・松永成高両弁護士(あつみ法律事務所、
佐々木さん訴訟代理人)
日 時:2月28日(火)18時より20時
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 定員40名 ◇予約受付中 たんぽぽ舎あて
電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp>
で、氏名と電話番号をお知らせ下さい。
受付番号をお伝えいたします。
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※3/4(土)連続講座『敗戦後日本と在日朝鮮人 植民地主義を問う』
第2回「居住国の圧倒的権力のもとでの生を強いられた異民族」
お 話:高 演義さん(フランス文学者)
日 時:3月4日(土)14時より16時
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 ◇予約受付中 2/24と同じ方法です。
第3回…4月1日(土)14時より16時
第4回…5月6日(土)14時より16時
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※3/4(土)『季節』読者会開催
日 時:3月4日(土)18時から20時
会 場:「スペースたんぽぽ」
世話人:平田明良(たんぽぽ舎ボランティア)
会場代:300円
小島卓『季節』編集長も参加されます。
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※3/5(日)東海第二原発いらない!第7波一斉行動
たんぽぽ舎は、いつものようにJRお茶の水駅3ヵ所でおこないます
日 時:3月5日(日)14時より15時15分
場 所:JRお茶の水駅の3ヵ所
・お茶の水橋口、・聖橋口、・地下鉄千代田線乗り換え口
集合場所:お茶の水橋口改札前
内 容:マイクアピール(リレートーク)、ビラ配布、署名、はがきなど
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※3/11(土)2つの抗議行動 福島第一原発大惨事から12年
2つの行動=定例は第1水曜です。
1.「第114回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
発 言:落合恵子さん、鎌田 慧さん、山崎久隆さん、
菅井益郎さん、鴨下全生さん…ほか
日 時:3月11日(水)13:30より15:00
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体
※3月11日は東電福島第一原発事故の発生の日です。(12年目)
ぜひ皆さんのご参加を。(2022年3/11の参加者は650名でした)
☆第115回は、4月5日(土)18:45より19:45です。
(定例は毎月第1水曜)
2.第56回日本原電本店抗議行動
とめよう!東海第二原発 20年運転延長反対
2024年9月の再稼働はゆるさない!
発 言:地元茨城から・野口 修さん、茨城の議会から・玉造順一さん、
市民から・中井はるみさん…ほか
日 時:3月11日(水)16:00より17:30
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
※北ビルです!南ビルではありません!
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆第57回は、4月5日(水)17:00より18:00です。
(定例は毎月第1水曜)
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┗■1.「思い起こせ3・11産地は訴える-原発政策の大転換をめぐって」
| この国は滅びるね 非常識極まりない再稼働(東海第二原発)
| マイナーでも農業が大事
| 村上達也前東海村長に聞く (下)(了)
- 3・11の時は、東海第二原発は大丈夫でした。
村上:奇跡的だね。あとでわかったんだけれども、日本原電は一週間前
に防潮壁を120cm高くし、津波より50cm高かったので助かった。
- 3・11の時、村長は陣頭指揮をしたが、一番困ったのはどういう
ことでしたか。
村上:電気は来ない。水道も久慈川の取水口や配管が壊れ、止まっ
ちゃった。道路もズタズタで車が走れない。ガソリンも買えない。
皆毎日の生活に困っていた。
- 村上さんは後で出た本の中で、「生かされなかったJCO事故の
教訓」と書いています。
具体的にはどういうことを指しているのでしょぅか。
村上:日本の原子力政策の根本が狂っている。推進機関しかなくて、
規制機関がないことだ。
「ブレーキのない機関車を走らせている」と国と国会に文句を言った。
当時アメリカは原子力規制委員会があり、三千人のスタッフを揃えて
いました。
- 原子力は「国策」だと言われてきました。
村上:権力で「国策」と言って、批判を圧殺してしまう。その上、「日
本は科学技術大国」だと言い続けてきた。こういうのは「夜郎自大」。
自分がうぬぼれているだけで、科学精神のない国で原子力を推進してい
く恐ろしさ。これは日本人の特性だと思っている。
- 東海村は2000年に村の総合計画「とうかい21世紀プラン」を作りま
した。この計画は村民参加で作られましたが、その四本の柱は環境、福
祉、教育、農業でした。環境を柱に据えたのは熊本県水俣市で開かれた
環境自治体会議に参加したことがきっかけでしたね。
村上:水俣に行って、吉井正澄市長や水俣病患者らに直接会い、まちづ
くりの基本に環境を据えなきゃならないと目覚めました。
- 東海村で農業はマイナーな産業だが、それを柱の一つに入れたのは。
村上:農業は生命の根源だし、農業をやっているという精神、農業を
育てていく精神があれば、東海村も健全であり、万全であると思ったね。
- その延長としてファーマーズマーケット「虹のなか」を作った。今
では6億円近い売り上げになっています。
村上:観光客目当ての道の駅ではなく、そこに住んでいるじいちゃんも
ばあちゃんも自分の作ったものを売れる。買う人も近くの人。それが
ねらいだった。
- 日本原電の東海第二発電所の再稼働についてはどう考えていますか。
村上:再稼働させるなんてめちゃくちゃだと思っているんだけどね。
会社はもう11年以上電気をまったく売っていない。それなのに会社
は残っている。
民間だったらとっくに倒産している。それを他の電力会社が年に1000
億円も支援し、存続させている。10年以上も運転していない原発を動か
すとなると、これは怖いね。会社の中がカチカチになっている。車の
ハンドルでもそうだけれど、遊びがないと事故を起こす。
さらに、周辺に100万人もの人が住んでいる。地震大国でもある。それ
を動かそうとするのは非常識極まりないことです。
避難計画づくりも同じ。バカげたことを、カネと時間と労力をかけて
やっているなんて。避難計画なんか要らない。即刻廃炉にすれば済む
ことです。
- 最後に、岸田政権の原子力政策の転換についてお考えを聞かせて
ください。
村上:私は岸田さんに、まず東日本大震災の時の原発事故についてどう
考えているのかを聞きたいね。
地震列島で、しかも人口が稠密なところで原発を動かすことについて
はどうなのか、そういうものを何にも示さないで原発立国みたいなこと
を言うというのは、私は世界の笑い物だと思うな。
国民の議論がなく、ウクライナ戦争に紛れ、目先のエネルギー問題の
ために原発を推進するというのは、自分のため、経産省の役人のためだ。
岸田には常識がない。原発については気がおかしいのじゃないかとす
ら思っているよ。
これだけ国民がなめられているのに、世論が猛烈に反発していないの
も問題。この国は滅びるね。
- ありがとうございました。
(『農業協同組合新聞』1月25日号より了承を得て転載)
※(上)は、2/18【TMM:No4699】に掲載
※筆者の先崎(マッサキ)さんの「サキ」のつくりは(立)です。
メールの制限のため、変更しています。
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┗■2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
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◆「脱原発パレード」で歩いた女性たちが「イマジン盆踊り部」を結成
ドキュメンタリー映画『発酵する民』(3月、4月)
東京、神奈川、大阪、沖縄など各地で上映
【東京】Morc 阿佐ヶ谷 3/10より3/30
【横浜】シネマリン 3/11より3/24
【大阪】シアターセブン(特集上映「3.11を改めて考える」)3/18
【佐賀】シアター・シエマ 3/10より3/16
【新潟】相円寺 (新発田市) 3/5、6
【沖縄】わたしとちきゅうフェス 4/15、 16
【富山】黒部市 3/11
映画『発酵する民』内容
海と山に囲まれた古都・鎌倉。
2011年、このまちを「脱原発パレード」で歩いた女性たちが「イマジン
盆踊り部」を結成した。
彼女たちは、日々の生活の中で浮かび上がってくる思いを唄にして踊り
始める。
お酒や味噌、パンづくりから生まれた「発酵盆唄」。
海水を汲み、薪で火を炊いて塩をつくる「塩炊きまつり」。
やがて、風変わりな唄と踊りが人びとをつなげ「平和」の輪を描いてゆく。
問い合わせ・詳細はこちらを
公式サイト https://fermentfilm.com
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┗■3.新聞・配信より4つ
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◆原子力規制委の役割は 武雄恭二(千葉県神崎町)
石渡原子力規制委員を支持する。
原発の運転期間は政策判断で規制委が口を出すことではないとの見解
に、疑問を呈すのは当然だ。運転期間は安全性に関係し、政府や電力会
社が規制委より適切に判断できるとは考えられない。
各原発の定められた時期に安全性を確認すれば運転期間が長くなろう
と関知せずというのでは、規制委は役割を果たせるのか。
まして70歳の原発に「あんたは入院期間が10年あるから、60歳ってこ
とで。検診に通ればもっと働いて大丈夫」などと言うとしたら?
原則40年、最長60年の現行ルールの変更は石渡委員の言う通り安全性
への新たな科学的知見が得られた場合に限られるはず。
自らの判断を放棄し、示された政策を追認するような機関に安全を託
せば、また国民は後悔する。
(2月23日「東京新聞」朝刊5面「発言・読者とともに」より)
◆原発「古い設計」評価焦点 規制要求 追加も検討
規制委、60年超運転で議論開始
原子力規制委員会は22日、運転開始から60年を超える原子力発電所の
運転を認める法改正でどんな規制が必要になるか詳細の議論を始めた。
設計自体が古い原発をどう評価するか、安全性を高めるために新たな
規制要求が必要になるか、委員間で議論を深める方針だ。
同日午後、杉山智之委員が主査を務める検討チームの初会合を開い
た。法改正に反対した石渡明委員も出席し「規制が悪い方向にいかない
ように見定めていく」と述べた。(後略)
(2月23日「日本経済新聞」朝刊5面より抜粋)
岸田政権の「原発推進政策」に赤信号
2月21日午前10時30分頃、茨城県東海村の「東海第二原子力発電所」
で、非常用電源が停止、電源を喪失した。
16時の時点で、外部電源が確保されており、にわかに危険な状態では
ないと思われる。
日本原子力発電株式会社は、原子力規制委員会、茨城県に対して「緊
急事案」として通報をした。複数の関係者が、こう明かした。(後略)
(2/21(火)18:20配信「FRIDAY」DIGITALより抜粋)
詳しくはこちらを
◆素粒子より1つ
・G7の「歓迎」より、地元の「納得」が大事なのは明らか。
原発「処理水」の放出。
(2月22日「朝日新聞」夕刊1面より)
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※動画アップの紹介
☆三輪祐児さんのユープランより
・20230209 UPLAN 天笠啓祐
『「みどりの食料システム戦略(農林水産省)」の概要と問題点』
https://www.youtube.com/watch?v=094n9Ww7uYE
・20230201 UPLAN 第55回とめよう!東海第二原発
第113回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=NBWzyCmC_H0
・20230130 UPLAN 樫田秀樹「リニア新幹線は実現可能か?」
https://www.youtube.com/watch?v=vVLRrdkhSeI
・20230121 UPLAN 山崎久隆「岸田政権の原発政策大転換の闇を
照らす~40年超えの老朽原発の危険-どこが?なんで?」
https://www.youtube.com/watch?v=llWvIXy-dc4
・20221215 UPLAN 田中一郎「日本における電力自由化と
電力システム改革」未来へ向けたあるべき改革の具体像
https://www.youtube.com/watch?v=NZhEf0W410Y
・20221130 UPLAN 安田節子最終回「有機農業が拓く世界」
https://www.youtube.com/watch?v=3MjZZhSy0Qk
・20221127 UPLAN「11.27廃炉デー集会」絶対に再稼働させない
東海第二原発
https://www.youtube.com/watch?v=7csuDOzVn98
・広瀬 隆…みなさん、「遠い宇宙の彼方から地球にやってくる宇宙線
が、地球上に雲をつくり、それが地球の気温を大きく変化させてい
る」なんていう突拍子もない話を信じられますか。
『気候変動の宇宙物理学』「第1話」を見て下さい。
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
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例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
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そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
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日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
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なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も
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